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[死にかけた村は夜の中、陽気舞う季節とは思えぬほどの薄ら寒さを宿していた。 天に浮かぶ月は凍えるようで、村の中に色濃く影を作っている。 静寂―― 男と女の足音が響く。 古い教会の扉を開くと、分厚い木戸が重々しい音を立てた]
――
[微かに燃える燭台。 小さな村には火種は貴重だ。暗く、淀んだ空気の中に一片の柔らかな光。 男はランタンの灯りを物思う。
聖像の元、硬質な温度の床の上に――彼女が、いた]
(+9) 2010/07/07(Wed) 03時半頃
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でも、さ。 此れでみんな、一緒だよ。
["リンダ"へ振り返り、笑った。 酒場の主は笑ってくれるだろうか。 笑ってくれると、良い。]
ちゃんと飲みすぎたら、注意してあげて? おじさんも、もういい歳なんだから。
[わざわざそんな軽口を叩く。 自身が死するのは何時になるか解らない。 けれど、そのとき、此処にはもう人が一杯で "居場所"なんて無いかもしれない。 既に、危ない状態に、見えたから。]
―――、寂しく、ないよね
[笑う女は、せめてそう在って欲しい、と*願う*]
(46) 2010/07/07(Wed) 03時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/07(Wed) 03時半頃
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多分ね、うん、そういうものなの。
[また、こくこく、と頷いて、二人を思っては目を細める。誤解だが。]
まだ村には女性が何人もいるもの。 だから私が独り占めしたりしないわ。 女性は皆、綺麗になりたいものだしね。……最後だから、こそ。
[最後の言葉はぽつ、と呟く様に紡いだ。 そんな、最後、を振り払う様に、グラスに口をつけ]
……本当。美味しい。
[ゆっくり味わって、嚥下する。ふわりと優しい味がした。 一寸遠慮がちな酒精の味が、今は有難い。]
私からもゴドウィンさんにお礼を言わなきゃ。
(47) 2010/07/07(Wed) 03時半頃
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[>>43 馬を連れてくるために、駆け出した彼女を見送る。]
私、その間に……。 彼の好きだったお酒を……準備しておくわね。
[先程ペラジーが注いだ>>12のボトルと同じ銘柄のお酒を準備して、彼女が戻って来るまで、ゴドウィンの遺体を見守り続ける。
彼女が馬を連れて戻ってくれば、荷台に馬を繋ぐ作業を手伝ってから、墓場へと向かった――**]
(48) 2010/07/07(Wed) 03時半頃
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[口元に手をあて数インチ、男の膝が落ちた]
――メアリー……
[まったく予想をしていないでも、なかった。 けれど、彼女には。
"花の中で静かに眠る"ことこそが相応しい
どこかで、想っていたのだ。
男は衝撃を受けた様子で彼女を見やる。 だって。 だってあまりじゃないか。
こんな、
こんな
"世界で最も冷たく突き放された場所で最期を迎えなければならないなんて"]
(+10) 2010/07/07(Wed) 03時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/07(Wed) 03時半頃
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へー…そうなんだ、知らなかった。
[兄妹みたいなもんだからかな?その割にはヴェスとセシ兄にてないけどなぁ、などと内心思いながら頷くソフィを見てこちらも誤解は解けず。
独り占めしたりしない、と言われるとにっこり笑って]
うん、ソフィの思ったようにしてくれれば良いよ。 ソフィなら悪いようにしないって思ってるし。
[そう言いながらワインを飲み進め。 ソフィからも美味しいと言われると自分が褒められたように嬉しそうな顔をしたの、だが。]
─…っ… え?
[ぶつん。と。
自分の心の中、繋がっていた何かが途切れるような感覚が走った。]
(49) 2010/07/07(Wed) 03時半頃
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『奪ってでも、強引にでもいいから。 一緒になってあげれば、よかったのに。
あなたの事をね。彼女は、愛していたのよ。 その死の瞬間、まで――…』
[瞳を見開いて、男は女を見た。 女は激情に走り、男の胸ぐらを掴んで何度か揺さぶった。 なぜ彼女に添うてやらなかったのか。 女はそう訴えていた。 感じた心のままに、悲しみを男にぶつけていた]
……お前に何が分かる。
[深く、奥の底から。影底の、夜の国の声。いつもの硬質な言葉ではなく、粘ついた泥臭い声が、男の喉を通った]
(+11) 2010/07/07(Wed) 03時半頃
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───…… ヴェ、ス ?
[がたん、と立ち上がると、この場には居ないその名を呼んで。
青褪めた顔でソフィを見ると、─ごめん。と謝った]
ごめ、ん。ソフィ…
私、ちょっと。 ワイン、後、あげる。
[説明すらも出来なくて、とにかくこのイヤな感覚が誤解であって欲しいと確認したくて、短くソフィに告げるとそのまま雑貨屋を飛び出した。]
(50) 2010/07/07(Wed) 03時半頃
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うん。
[笑んでくれるミッシェルには、再度頷いて]
有難う。好きにさせて貰うわ。
――…?
[不意に彼女の様子が変わったように見えた。 彼女が呟く名は、脈絡の無いものだった。]
……ミッシェル。
[心配そうに彼女を見上げるけれど、その表情を見たら、止めることは出来そうに、なかった。]
…うん。――ありがと。
[ワインを呉れるという言の葉に対しての礼を告げるも、矢張り心配そうに、ミッシェルを見送った。]
(51) 2010/07/07(Wed) 03時半頃
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彼女が、最期まで……! 最期まで祈りを捧げなければならなかったことこそが!! 世の理不尽ではないのか!?
(+12) 2010/07/07(Wed) 03時半頃
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どれほど祈り称えても届かぬ想いを!
(+13) 2010/07/07(Wed) 03時半頃
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貴方は無碍に手折ったのだッ!!
(+14) 2010/07/07(Wed) 04時頃
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[女への激情は、いつの間にか至高への呪いへと摺り変わり]
妖は子でないとでもいうのか! 貴方はすべてを創り賜うたというのに! 子の祈りは些事だというのかッ!! そんな――ッ
[銀光。
煌きが音を奪う。
男は目の前の女を漸く視界に移し
すぐに興味を失った]
(+15) 2010/07/07(Wed) 04時頃
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…やだ、ヴェス、ど、して…
どう、して、返事…くれないの…!
[何度も心の中でヴェスに呼びかけるが、返ってくるはずの声が聞こえなくて。 ヴェスの元へと向かう間にどんどん悪い想像が浮かんで、いつしか涙ぐみながら走っていて。
彼の気配を最後に感じた場所に辿り着いた時には、既に泣いていた。]
─…ヴェス? 居るの?
[教会の戸を、ぎぃ…と押し開け、中を見て。
呼吸が一瞬、止まった。]
(52) 2010/07/07(Wed) 04時頃
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[――メアリー。
ごぼりと塊が溢れ出る。男の生命が零れていく。 言葉は音にならなかった。
一片の慈悲もなく
一片の愛もない。
光を奪い取った女に、飛沫がかかった。 だからなんだというのだろう。
身体から離れた赤色に意味はなく。 男は愛しさを求めた]
――、――
(+16) 2010/07/07(Wed) 04時頃
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[ああ、ああ。
彼女は最期に何を祈っていたのだろう。
男の温もりを? 光ある未来を? それとも――?
最期に彼女に添うてやるこそが、救いであったのだろうか。 この村を襲った悲劇こそが 未来ない二人に最期の時間を与えられた慈悲だというのか]
(+17) 2010/07/07(Wed) 04時頃
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ヴェ、ス。
─…メア、リ?
[教会の床に、折り重なるように倒れている二人の姿。
呆然としながらその傍まで近寄って、ヴェスの首が裂かれていることに気付いて血の気が引いた。]
なん、で。
[頑張ると、言っていたのに。 出来る限りをすると、言っていて。 私のことも、いつも彼なりの言葉で励ましてくれたのに。]
どうして。
[病ではない何かが、彼の命を奪ったのだと示している現状が、理解できなくて。]
ねぇ、ヴェス。メアリ。おきて。
(53) 2010/07/07(Wed) 04時頃
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[重なった二つの身体、にぶい柔毛。 けれど、彼女は男には冷たくて。
だってもう
あの娘は、逝ってしまったのだ]
――、――。
[それでも男は、最期の力で彼女に触れた。
花に触れるように、そっと]
(+18) 2010/07/07(Wed) 04時頃
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"――それだけじゃ ダメだったね"
(+19) 2010/07/07(Wed) 04時頃
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[二人の声が、二人の身体が、重なる。
――あなたがいて、幸せでした。
幻燈機。
灯りの中をふわりと踊っていく]
(+20) 2010/07/07(Wed) 04時頃
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[あの光景は、どこへいってしまったのだろう――?**]
(+21) 2010/07/07(Wed) 04時頃
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[血で汚れるのも構わずに二人を揺すっても、その手から伝わるのは冷たく硬い感触だけで。
流れる涙はそのままに、もう動かぬ二人に向けて言葉を続けて。]
ねぇ、やだよ、こんなの。
生きてる限り、頑張るって、言ったじゃない。 どうして、こんなことに、なったの。
ヴェスがいなく、なったら。 セシ兄が、泣いちゃうよ。
ねぇ、ヴェス、ねぇ…ねぇ。 やだよ、…私を、セシ兄を、置いてかないで。
ねぇ、ヴェス─…!!
[泣きながらヴェスの名を呼んで、思い浮かぶのは、大好きな人の悲しむ姿。 今ある現実と近い未来の現実、そのどちらも悲しくて、苦しくて。 骸となった二人に縋るように伏せて*泣き崩れた。*]
(54) 2010/07/07(Wed) 04時頃
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― 教会 ―
[薄暗い灯りの中、倒れた男女を女が揺らしている。 すぐ傍にはうっすらとした女性。
『――彼女は亡くなったのではなかったか?
――あれは、誰?
あれは――……』
あの娘は眠っている。涙を流して眠っている。 そして男は、上からそれを見ているだけなのだ――**]
(+22) 2010/07/07(Wed) 04時頃
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ヴェス……か。
[ミッシェルの言い残した名を反芻しながら、ワインを揺らす]
…―――
[彼が死んだことは、"識っていた"。 ミッシェルの青褪めた表情を見れば その後の彼女の行動、目の当たりにするものも明らかで]
――…残酷ね。
(55) 2010/07/07(Wed) 04時半頃
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慈悲、無慈悲、慈悲、無慈悲。
[花占いのように交互に呟いて]
残るのは何なのかしら…――
[ふ、と息を吐いた後、ころころと笑った。 酒精の上戸の所為もあるのだろう。 一人、ころころ、ころころと、わらいつづける**]
(56) 2010/07/07(Wed) 04時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/07(Wed) 04時半頃
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[気がつけばまた、あの夢のなか。 ぐるりと並んだ扉は15。 二つは開いて、二つは壊され、ひとつは静かに錆び付いて朽ち果てる。
くたくたの古いぬいぐるみをギュッと胸に抱いて、不安そうにあたりを見回した。]
(57) 2010/07/07(Wed) 09時半頃
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[暫く迷って選んだのは、微かにオルガンの音色が漏れ聞こえる扉。 その向こうの様子を伺うように、そっと扉を薄く開けて、あいだから中を覗き込む。]
…ぁ。
[ヘタリとその場に座り込み、ぎゅうとぬいぐるみを抱きしめた。]
……だめ。見ちゃだめ、聞いちゃだめ…。 見つかってしまったら…… [オルガンを弾く手が止まる。 ゆっくりと静かに床に広がる赤。
怖くて怖くて、ぎゅっと眼を閉じてぬいぐるみにすがりついた。]
(58) 2010/07/07(Wed) 10時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/07(Wed) 11時頃
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― 墓地 ―
……ん
[やがて眠る者を待つ場所の準備が整い、 其れを見下ろしながら小さく頷いた。 傍には未だ名が刻まれていない墓標がある。]
誰か、文字、書けるかな
[ぽつり呟いた。 女は字の読み書きなんて出来なかった。 誰も出来ぬのなら"彼"の衣服の切れ端でも結べば良いか、と。]
[ペラジーやコリーンが"彼"を運んで来るのなら 此方だと、合図する心算で墓前にて待つ。]
(59) 2010/07/07(Wed) 11時半頃
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――酒屋→墓場――
[ペラジーが先導する馬が曳く荷台に横たわるゴドウィンの遺体を労わり、もう片方の手には男の好きだったお酒をもって、墓場へと進む。
墓場に着く頃にはすっかり黄昏ていていたけど、ぼんやりと名の無い墓標の傍で佇むピッパの姿が見えた。
ペラジーが彼女の方に向かうのを見れば、そのままその後に従って。どうやら、彼女はゴドウィンのための準備をしてくれていたようで、その事に感謝を述べつつ。]
ごめん、なさい。 私も、文字は書けないわ。
[街には住んで居たけど、裏路地での最低な生活。そんな教養を身につける環境ではなかった。
衣服の切れ端でもとのピッパの言葉を聞けば、彼の左手の手袋が眼に留まった、だろう――…。]
(60) 2010/07/07(Wed) 12時半頃
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そう。
[ペラジーは?と問いたげな視線を向けたりもして。 誰も書けぬのであればコリーンの視線を追い]
その手袋。
[それにしようか、とコリーンへ微笑み掛けた。 墓標の準備が出来たのなら、]
ちょっと待っててね 小屋に棺があるか、見てくるから。
[一度、墓地の小屋の中へ。 やがて棺を一つ、引きながら戻るだろう。]
(61) 2010/07/07(Wed) 12時半頃
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