人狼議事


30 ─今夜、薔薇の木の下で。

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【人】 掃除夫 ラルフ

─ 医務室 ─

[持っていた担架にセシルを乗せてフィルップと二人で医務室へ運ぶ。
 その行程は、ディーンとサイラスを運んだ時よりも危うげなものになる。医務室の中は起きているラルフには静寂に満ちた世界に感じられ、夢の中で繋がっている者たちの声を聴く事は無い。]

──……
ユーリィ、サイラス、セシル。
彼等はどんな夢の中に居るんだろう。

[あれほどユーリィを探していたトニーがすでにあちら側に行ってしまった事も。蒼薔薇の新しい芽が、ドナルドからロビンに移った事はまだ知らず**。]

(17) 2010/09/09(Thu) 06時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 06時半頃


【人】 執事見習い ロビン

―非常階段―
[茨に囚われ昏々と眠る赤毛を抱きかかえて号泣するベネット。
それを上の踊り場から見下ろすほっそりとした影がひとつ。
陽光を背負い、表情は影となって見えない――眼鏡のレンズが光を反射してその奥の瞳を隠している。

喉元まできっちりとボタンを留めたワイシャツ、乱れもなく締められたネクタイ。
着衣は既に整えて、常と変わらぬ端然とした姿。
良く見れば――胸元点々と、濡れ痕と微かな赤錆色が散る。]

(18) 2010/09/09(Thu) 06時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 06時半頃


【人】 執事見習い ロビン

―非常階段―
[その下、茨は白い胸を、未だ血の乾き切らぬ掻き傷とともに鮮赤(あか)く彩る。
ついさっきまで赤毛の獣が含んでいた薄紅に色付いた尖りを囲み、心臓へと喰い込むように。
――芽吹いたばかりの新芽を、その血で養うように。]

(19) 2010/09/09(Thu) 06時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―非常階段―
[全身から濃密な薔薇の香りを漂わせ、少年はベネットを見下ろし佇んでいる……**]

(20) 2010/09/09(Thu) 07時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

─ 四阿 ─

呪いにかかっているのは、自分だけじゃない、確か先輩、そう言ってたな。

[ならば、他にも誰か具合の悪くなっている者が出ているのではないのだろうか。]

[ユーリーの事は出来るだけ伏せる、そうトニーと約束していたのだが、その約束を破るぎりぎりのところまでは、誰かと話をしなければならなくなるかもしれない。]

まあともかく、先輩と寮まで戻ってからの話だろう、な。

[建物の方を見て、ため息を一つ*ついた*。]

(21) 2010/09/09(Thu) 07時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 07時半頃


【人】 本屋 ベネット

― 非常階段 ―

[幾ら名前を呼んでも昏々と眠り続けるドナルドを胸に抱き、涙を零す。
 どうにか彼を医務室へ連れて行こうにも、自分より大きな彼を運ぶのは、常の状態でも難しく。
 ほとんど腰の立たない今の自分には無理だった]

 ……ドナルド、起きて。どなる、ど……。
 言ったじゃないか、好きだって。愛してるって……。

[だから、起きて…と。ドナルドの頬をはらはらと濡らしていると、
 ドナルドのものではない濃厚な、薔薇の香りがして]

 そこに、いるのは……誰?

[泣き濡れた眸で、踊り場を見上げる]

(22) 2010/09/09(Thu) 08時頃

【人】 本屋 ベネット

[日光の影になって、表情こそ見えなかったけれど。
 酷く冷たい空気を纏うその影に、涙が止まる。

 自分より小柄で華奢な身体。
 きっちりと第一釦まで閉じられ、タイを締める下級生を、少年は一人しか知らない]

 ……ロビン。

[掠れた声が名前を呼ぶ。
 彼から香る薔薇の呪いに、堕ちてしまいそうになる自分を律しながら]

(23) 2010/09/09(Thu) 08時頃

【人】 執事見習い ロビン

―非常階段―>>23
[自分が薔薇の呪いを宿す者になって初めて分かる。他者が施された薔薇の洗礼。
ベネットが赤い獣に抱かれたことを。]

……あいしてる、か。
ドナルドはよっぽどあなたを大事にしてくれたみたいだね?

[揶揄う調子の語り掛け、とん、とひとつ段を降りる。]

(24) 2010/09/09(Thu) 08時半頃

【人】 執事見習い ロビン

彼、どんなふうにあなたを抱いたの?
優しくしてくれた?


――ああ。神様の教えに背いて、男と寝る罪を犯したのはどんな気分?

[近付いたことで明らかになった顔は、嗜虐の悦びに歪んだ冷笑を浮かべていた。]

(25) 2010/09/09(Thu) 08時半頃

【人】 本屋 ベネット

 どうしたの、ロビン……。
 なんだか様子が、変…だよ……?

[揶揄う色を宿す声に、僅かの警戒を込める。
 表情は未だに影となって見えないけれど、目の前の少年が常とは随分と変わってしまった事だけは判ったから。
 かたかたと震えそうになる身体を、ドナルドをぎゅっと抱きしめることで押さえて…]

(26) 2010/09/09(Thu) 08時半頃

【人】 本屋 ベネット

[その少女めいた顔に嗜虐に歪む笑みを見る]

 ……罪、じゃないよ。
 彼を愛する事は、罪じゃない。

[ドナルド…と、赤い髪を優しく撫でた後、
 きっと見上げて]

 主がそれを罪だと断罪するのなら、
 僕は地獄の業火に焼かれたって、構わない。

 それぐらい、僕はドナルドを……愛してるから。

(27) 2010/09/09(Thu) 08時半頃

ロビンは、くすくすと嗤い――きつい薔薇の香気を撒き散らす。

2010/09/09(Thu) 08時半頃


【人】 本屋 ベネット

[しばしの沈黙の後、
 薔薇の香気を身に纏う少年に、翠を細めたまま]

 ―――君は、誰だ?

(28) 2010/09/09(Thu) 08時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[とん、とんと階段を降りて、遂には眠るドナルドをお守りのように抱きかかえるベネットの目前に。]

ふぅん?
前とは凄い変わりようだね?
神様に背くくらいなら死んだほうがまし、ってくらいにお綺麗で、すました顔をしてたのに。

[誰だと問われて、くすりと無邪気な笑みを返す。]

僕は僕だよ。
あなたの下級生、ロバート・アシュレイ・ハーグリーヴス。
見て分からない?

(29) 2010/09/09(Thu) 08時半頃

ロビンは、身体を折り曲げ、ベネットに視線を合わせる。

2010/09/09(Thu) 08時半頃


【人】 本屋 ベネット

 そんな事ないよ。
 そう見えるように振る舞っていただけで、本当の僕は、何時だって……。

[強く香る薔薇の香りに、すました顔の下で何時も抱いていた欲を吐露してしまいそうになって、慌てて口を噤む。

 無邪気な笑みを返す相手に、ふるりと首を振って]

 ……ちがう。ロビンからはこんな馨、していなかった。
 むしろその香りを纏っていたのは……。

[ちらりと腕の中のドナルドを見詰めて]

 彼に、なにをしたの…?

(30) 2010/09/09(Thu) 08時半頃

ベネットは、視線から逃れる様に、眸を反らす。

2010/09/09(Thu) 08時半頃


【人】 執事見習い ロビン

[両掌を膝に当てて身を屈め、ベネットに顔を近付けた。
たとえ目を背けても、逃れることは許さないと言うように。]

……何も。
僕は何もしてない。

[悪びれず答える。]

されたのは僕のほう。
彼にね……

(31) 2010/09/09(Thu) 09時頃

【人】 執事見習い ロビン

[そこで一度言葉を切り、ベネットの反応を窺う。
決定的な打撃を与えるために。]

(32) 2010/09/09(Thu) 09時頃

【人】 本屋 ベネット

[眼前までに近づくロビンに、ぎゅっと眸を閉じる。
 続く言葉には、はっとなったように見詰めて]

 ……うそ。
 うそだよ。だって、ぼくのことすきだって……いってくれた、もの。

[ロビンの言葉を信じたくなくて、子供の様にいやいやを繰り返す。
 その先を言わないでと言う様に]

(33) 2010/09/09(Thu) 09時頃

【人】 執事見習い ロビン

犯されたんだ。

[晴れやかな微笑。]

サイラスと一緒になって、僕を犯して……
泣いても止めてくれなくて…・・・
凄く、愉しそうだったよ?

[それは真実ではなく誇張された事実。
薔薇の馨りに酔わされていたとは言え、誰よりもそれを望んだのはロビン本人だったから。]

(34) 2010/09/09(Thu) 09時頃

【人】 本屋 ベネット

[犯されたんだ。
 笑みすら浮かべてそう語るロビンに、強張る貌]

 うそ……うそだよ。
 だって、いつもドナルドは苦しそうにしてて……
 それは僕のせいで…だから…、なのに……。

[凄く愉しそうだったと訊けば、ぽとりと頬を涙の雨が伝う]

 僕をすきだって。
 あいしてるっていってくれたのは、うそだったの……?

 だれでも、よかった…だけ、なの?

[大き過ぎるショックに、虚ろな眸がぽつりと呟いた]

(35) 2010/09/09(Thu) 09時頃

【人】 執事見習い ロビン

ああ、勘違いしないで欲しいんだけど、僕はとても感謝してるんだ。

僕が新しく生まれ直すきっかけを与えてくれたんだもの。

[何でもないことのように、嬉しそうに語った。
その時の圧倒的な快楽を思い出したためか、声に艶が滲み出て、薔薇が一段と濃艶に香った。]

(36) 2010/09/09(Thu) 09時頃

【人】 執事見習い ロビン

[薔薇はベネットを絡めとろうと香りの触手を伸ばす。
虚ろな瞳で涙を流すベネットの頬に、ロビンは労わるように片手を当てて、

吐息のかかる距離まで顔を寄せて、囁いた。]

(37) 2010/09/09(Thu) 09時頃

【人】 本屋 ベネット

 感謝って……なぜ?
 生まれ直すって、どういうこと?

[判らない、判らないよ…と、首を振って。
 嬉しそうなその顔から、眸を反らす。

 ロビンが紡ぐ言葉から滲みでる強い芳香にくらりと酔いそうになり、
 それに耐えるかのようにきゅっと唇を噛んだ]

(38) 2010/09/09(Thu) 09時半頃

ベネットは、伸ばされる手から逃れるすべを知らず。薔薇の吐息に絡み取られるまま、瞬き一つ出来ずにいて。

2010/09/09(Thu) 09時半頃


【人】 執事見習い ロビン

苦しいの?

愛なんて信じるから、そんなに胸が痛くなるんだよ。

現に彼は、最後に僕を選んだじゃない?

[優しい声音、事実の上に嘘を塗り固めて、ベネットの前に差し出した。]

(39) 2010/09/09(Thu) 09時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[泣き濡れた頬を小さな掌で包み、細い指で涙を拭って。
耐えるかのようにきつく結ばれたベネットの唇に、自らのそれを重ねようと――]

(40) 2010/09/09(Thu) 09時半頃

【人】 本屋 ベネット

 僕じゃなく、君を……選ん、だ……。

[ドナルドを抱きしめていた腕から力が抜ける。
 泣き顔はくしゃりと歪んで、泣き笑いのそれへ]

 …………は、あはは…っ。

[まるで壊れた人形のように、狂ったように笑った]

(41) 2010/09/09(Thu) 09時半頃

【人】 本屋 ベネット

[涙を拭う指を厭う事もせず、目は見開いたままだったけれど、深い翠は何も映す事はなく。
 硝子球の様に光を返すだけ。

 唇を寄せられればそのまま、ロビンの思うままに。
 笑う声も、呼吸すらも奪い取られるのだろう]

(42) 2010/09/09(Thu) 09時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 四阿 ―

 ――……っ、拙いな。

[紫が鎖されていたのは、そう長い間ではなかった。
ふっと覚醒すると、ぼそりと呟いて身を起こす。

少しだけ身が軽くなったのは、蒼薔薇の精が封じられたからか。
けれど、身に巣食った種は根を張ったままで、それ故に新たに芽が芽吹いたことを識り、飛び起きた。今まで儚くも思えた気配は、今は爛々と輝く恒星のように強く感じる。]

 ルーカス、付き添ってくれていたのか。
 すまない、急用ができた。

[傍らにあったルーカスに聲をかけると、彼がついてこようがこまいが、構わぬ――というよりは、構ってられないといった態で、長椅子から立ち上がると、向かう先は……―――。]

(43) 2010/09/09(Thu) 09時半頃

ディーンは、薫りに、根《呪い》の繋がりに導かれるよう、迷わず非常階段の方へ。

2010/09/09(Thu) 09時半頃


【人】 会計士 ディーン

― 非常階段 ―

 お前達、何をしている

[辿り着いた場所で繰り広げられていた光景に、薔薇の根《呪い》に身を巣食われながら、常と変わらぬ調子で聲を張る。ただ常と違うのは、異相となってしまった眼。その左右異なる色彩の紫を持って、接吻けを交わすロビンとベネットを見詰めた。]

(44) 2010/09/09(Thu) 09時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 09時半頃


【人】 本屋 ベネット

[ぎぎぃっと首を軋ませて、異相の色彩へと虚ろな翠を向ける]

 でぃーん……

[ぽろりと翠から零れ落ちる雫]

 なにも考えたくない……。
 たすけて……。

(45) 2010/09/09(Thu) 09時半頃

【人】 執事見習い ロビン

>>42
[歪曲された事実を知ったベネットが狂ったように笑い出した。
その脱力して抗うことさえ思いつかなくなった彼に、いとおしむように深く口接ける。
そうして、濃厚な薔薇のエッセンスを――自分がセシル=蒼薔薇にされたように――注ぎ込んだ。]

(46) 2010/09/09(Thu) 10時頃

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ヨーランダ
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サイラス
20回 (3d) 注目
セシル
49回 (4d) 注目
ドナルド
12回 (4d) 注目

処刑者 (3人)

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ロビン
29回 (5d) 注目
ディーン
21回 (6d) 注目

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