人狼議事


207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-

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【人】 奏者 セシル

>>17
 布?わ、わかった。
 これ?

[医務室に入れば、ミナカの指示に従い、その治療を手伝う。
 与えられた指示は着実にこなすだろう。]

 ジェレミー……何が、あったの?

[ミナカは治療をしているから聞けず、船長は、その後ギリーの傍にいただろうか。

 ともかく、ジェレミーに寄ると、そ尋ね、言いにくいようなら、部屋を出てからきこうと。]

(18) 2014/12/13(Sat) 02時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

―9号室―

[グレッグの体をベッドに寝かせ。
シーツを破って、細長い布とする。
首に布をぐるぐると巻きつけて、胴と頭を繋いだ。
無論、治そうと思ってのことではない。
だが、少しでも見栄えが良いようにしておきたかった。

にゃあにゃあと、キティがグレッグの頬を舐めている。
飛び散った血を清めるように。]

……ありがとなあ、キティ。

[男はようやく、声を取り戻し。
猫の頭を撫でてやった。ふわりとして暖かくて、まだ生きている。]

(19) 2014/12/13(Sat) 02時頃

【墓】 許婚 ニコラス

―厨房―

[酒樽に、僅かに残ったアルコール。
斜めにしてかき集め、赤色をスープ皿に貯めて飲み干す。
喉の焼ける感覚が些か薄い。
だから、もう一度、二度と口に運んで]

 ヒヒッ、

[しゃくりあげるような声で笑ったとき]

 ッ!!?

[>>+4けたたましい騒音に、弾かれたように振り返った。
即座にその場から離れ、斧に手が行く、条件反射。

それが見知った相手だと気が付けば、僅かに力は緩んだが。
警戒は完全には解けず、酔いで瞳孔の開いた目で彼を見つめる]

 ……なんだよお。

(+5) 2014/12/13(Sat) 02時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

―第二甲板―

[小突かれて笑い声を上げていたニコラスは厨房へと移動する。
その後ろ姿を何となしに眺めて、暫くは座ったまま。]

―――?

[セシルがオルガンを中断し、その場を去った頃だったろうか。
ふいにのこぎりを握るリーの姿が目に入る。>>8
その視線を追って、いつの間にかヴェラの姿が見えないのに気付いた。

そう、それが気になったのは只、何となく。勘だ。
立ち上がり、二人からやや遅れて厨房の方へと歩みを進めた**]

(20) 2014/12/13(Sat) 02時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[グレッグのバンダナを引っ張って取り上げると、金の髪が露わになった。その頭を、撫でてやる。

結局、子供扱いしないようにと肩ばかり叩いていて、頭を撫でてやったのは、多分これが初めてだった。

船に、乗せなければ。
或いは、どこかで船から下ろしておけば。

それをしなかったのは、多分、手放したくなかったからなんだろう。]

ごめんなあ、グレッグ……

(21) 2014/12/13(Sat) 02時頃

墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2014/12/13(Sat) 02時頃


【墓】 徒弟 グレッグ

……あ、え。

[眼下に自分の生首>>2:384が見えた。
生気のない瞳でこちらを見つめている。
自分の死体と目を合わせるという奇妙な光景に、混乱して]

どういう、こと。ッスか。

[ええと。自分は。ミナカを殺そうとして。
ギリアンに怪我をさせて。それで、それで――]

船長に殺されたんだ。俺は。

(+6) 2014/12/13(Sat) 02時頃

【墓】 徒弟 グレッグ

[ふわふわと自分の身体が浮かんでいることに、その時気付く。
たぶんこれが、幽霊というやつなのだろう]

……なんてこった。

[顔を手で覆った。最悪だった。
なんて自分は使えない“道具”なのだろうか]

(+7) 2014/12/13(Sat) 02時頃

【人】 紐 ジェレミー

[ギリアンをベッドに寝かせれば、後は門外漢だ。今はミナカに任せる他ない。
 他に言いつけがあれば聞くが、なければ自室に戻るつもりで一歩退き。
 そのところを、セシルに呼び止められた>>18。]

始終を見ていたわけではないから、知らん。
が、グレッグが、ミナカを、狙っていて。そこにギリアンはいた。
グレッグの武器は投げナイフだからな。狙いの場所以外も、傷つける。

[こう言葉にすると、グレッグを一人貶めているようだが。
 己は明確にグレッグを幇助する意思があったし、己の命令がなければギリアンが刃を握ることはなかった。その部分を開示しないのは、未だ確信にはなりきらない嫌疑を無闇に口にするつもりがない故に。]

(22) 2014/12/13(Sat) 02時頃

【人】 紐 ジェレミー

――船長。
私は、貴方を信じたい。

[その言葉は白々しく聞こえるやもしれないが、真実そう思っての言葉だった。
 今日の道化の行動には、腑に落ちないことが多すぎる。
 けれどはじめの怒りを聞いて、この男が殺しの下手人ではないとも思った。あのように怒る道化が、まさか欺きではないと。
 なれば今尚、可能な限りは疑惑から外していたいと考えては、いる。そうすれば、ミナカも再び疑わずに済むのだ。
 ――この男と殺り合いになれば確実に勝機はないだろうというのも、理由の一つではあったが。]

(23) 2014/12/13(Sat) 02時頃

【墓】 風来坊 ヴェラ

[料理人が振り向いたなら、鉤爪をつけていない筈の男の両手が、鉤爪よりずっと鋭い爪を有していることに気付くだろうか。

 感情薄い貌、しかし瞳は真紅に染まり、大きく裂けた口からは、牙が覗く。]


 ────……


[答える必要もない……とでも言うかのように、ひといきに距離を詰める。


 今まで募らせてきた苛立ちと、夥しい血臭に酔ったが為か。

 いつもの冷静さはそこにはなく。
 ただ、目前の男の、煩い声を漏らす喉笛を喰いちぎってしまうために**]

(+8) 2014/12/13(Sat) 02時頃

【墓】 徒弟 グレッグ

[眼下にいるホレーショー>>0を見つめる。
銅像のように。彼は、微動だにしなかった]

……兄貴。

[ふわりと、ホレーショーに近付く。
その肩に触れようとしたが、するりと身体を通り抜けた]

……あ。

[寂しげに、自分の手の平を見つめる。
自分は死人なのだ。改めて自覚する]

(+9) 2014/12/13(Sat) 02時頃

ジェレミーは、特に仕事がなければ、部屋に戻るかと。

2014/12/13(Sat) 02時頃


【墓】 徒弟 グレッグ

あ、兄貴。いいって。俺の死体なんて。別にいいんスよ。

[死体を引きずる>>11ホレーショーに、必死になって話しかける。
こんなホレーショーの姿を、グレッグは初めて見た。
兄貴にこんな顔をさせてしまったのは、自分なんだと。
心がちくちくと痛んで]

俺のことで、そんな顔をしないでください。
お願いッスから。

[使えない道具が壊れたとでも、思ってくれればいい。
だから。そんなに悲しまないで]

兄貴ぃ……。

[幽霊だというのに、涙がぽろぽろ流れた]

(+10) 2014/12/13(Sat) 02時頃

天のお告げ (村建て人)

[ニコラスが厨房へ消えた後、何者かが、人目を避け、音も無く厨房へ忍び込む。

 それから暫く後、「ガシャーーーーン」と、皿の割れる音が響いたろう。]

(#2) 2014/12/13(Sat) 02時頃


【人】 放蕩者 ホレーショー

……じゃ、ねえ。
謝るなんて、俺らしくもねえか。
……アレくらいちょいっと避けろよ、ばぁか。

[こみ上げてくる物を誤魔化すように、グレッグの鼻を弾いて。それから、剥ぎとったグレッグのバンダナを、口と右腕を使って、左の二の腕に巻きつけた。

それから、立ち上がって机を漁る。
毒がどうとか言っていたのを、男は耳に入れていた。
解毒剤を求められて荒らされる前にと、先に見ておくことにしたのだ。

そして、見つけた遺品は。>>2:268>>2:269

(24) 2014/12/13(Sat) 02時頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2014/12/13(Sat) 02時頃


【人】 奏者 セシル

>>22>>23

 グレッグが?!

[ミナカを狙った、ということは、
 グレッグはミナカを何かしらの形で疑っていたことになる。]

 そこにギリーが……。

[そして、ギリーに呼びかけるけれど、答えはない。
 むしろ、船長の様子に、その後ろしばらく眺めたが、ジェレミーが部屋を出ていくようなら一緒に出て。]

 今日だけですごく、死んだ。

[ジェレミーの服にも自分の服にも血しぶきは飛んで、そして、自分のは乾きかけているけれど。]

(25) 2014/12/13(Sat) 02時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[自分のやるべき事をやったとばかりに医務室を去る
ジェレミー>>22に掛ける声は無い。

ただセシルとの会話や、船長に掛ける声を静かに聞きながら、
用意された布>>18で淡々と治療を続ける。

左腕に感じた違和感に、僅かに眉を寄せた**]

(26) 2014/12/13(Sat) 02時頃

FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2014/12/13(Sat) 02時頃


【人】 放蕩者 ホレーショー

……ばぁか。人生なんて、まだ、これからだっただろうが。
短すぎんだろうが……

あーあー、きったねえ字だなぁ、おい。

[今度こそ耐え切れなくて、涙が落ちた。
ぐっと、袖で雫を拭って。手紙を懐に、小瓶をズボンのポケットに。自分の持っている物が毒か解毒剤かはわからないが、他にそれらしい物は見つけられなかった。

万一誤って触れた時などの為に、解毒剤も用意しているだろうとは思う。]

(27) 2014/12/13(Sat) 02時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[食事処でくすねておいたパンを引っ張りだして、グレッグの傍らに置く。取っておいたのに食いに来ないとはけしからん野郎だ。>>2:273

まあ、事情は……大体、わかったけどよ。

[理由は知れないが、グレッグはミナカを狼だと疑って、狙いに行って――理由も書いとけよ、と思わなくもなかった――ミナカと、恐らくギリアンとも争いになったのだろう。ギリアンが、積極的にグレッグを殺しにかかったのかどうかはわからないが。

だが。正直、今、人狼よりも殺したい奴は――**]

(28) 2014/12/13(Sat) 02時半頃

【人】 紐 ジェレミー

そうだな。

[医務室を出る。床に放った毛布と瓶とパンとを拾う。
 セシルのその言葉>>25で、船員名簿の修正という仕事を思い出した。
 先に思った通りに、生きている人間を探すほうがはやそう]

軽くなった船は、動きそうか?

[臨時舵取りとしても、船の行く末は気にかかり、この騒動から目を逸らさせようと、船の様子を問う。
 現状を皮肉るような言葉にしか、ならなかった。]

(29) 2014/12/13(Sat) 02時半頃

放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2014/12/13(Sat) 02時半頃


【墓】 許婚 ニコラス

[>>+8視界には、異形の姿は目に入っていた。
しかし、酔いで侵された頭は、なんだか面白いことになってる、程度にしかその姿を認識しない。

恐怖から逃れるために酒を飲み、酔いの膜に閉じ籠った気狂いの頭は、正常とは言い難く。
だからこそ、今まで戦場で生きてこれた。

今も、恐怖で足が竦み上がることはなく。
ひりつく殺気に、ふうっと動物のように唸って、警戒を解かない]


 ッ、わ


[だがその警戒も、もし相手が対応できるレベルのものであれば、の話。
元々の地力が違いすぎるうえに、獣の速さに対応できるはずもなく。

食いちぎる牙の軌道から、体を逸らしただけでも大健闘だった]

(+11) 2014/12/13(Sat) 02時半頃

【墓】 許婚 ニコラス

 ぐえええっ!!!

[わざとらしい悲鳴をあげて、浅く食われた首を押さえる。
床にのたうち、ぎゃあぎゃあと騒ぐ声は、さぞや彼には耳障りに聞こえただろう。

一撃で息の根を止めるに到らなかったとはいえ、常人ならば痛みと恐怖に行動を麻痺させるのに十分な傷。
床に倒れる気狂いはそれの手本のようだ。


もっとも、それだけのたうってるのに斧は手離してはいないところは、手本とは少し外れているし。
酔いにまみれた五感が、恐怖や痛みを感じるわけもないのだが。

手斧を手離さないまま、座った目でヴェラの動向を見つめる。
ヴェラほどの優秀な戦士ならば、冷静な本来ならば、その浅い企みにも気がつけただろう**]

(+12) 2014/12/13(Sat) 02時半頃

放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2014/12/13(Sat) 02時半頃


【人】 奏者 セシル

― 第三甲板 ―
[医務室を出たあと、ジェレミーの後ろを追う。
 そして、部屋に入る前に、そのシャツの裾をやっぱり掴んだ。]
>>29
 確かに、船が軽くなれば、負荷は……だけど。
 基本は風が吹かないと……。

[船に関して問われれば、俯いて、そう答えたが…。]

 ジェレミー……。
 ねえ、今日も一緒に、居て、くれないか?

[舵のこともあるし、なにより、この状況。
 さっきのグレッグの首も思い出されれば、おそらく、吹き上がっただろう血飛沫を想像し、自然と眉が寄る。]

 だって、いつ、死ぬか、わからない。

[それは、この惨劇だけでなく、幽霊船の航海日誌を読んだことにも影響していた。
 いつ、その命が絶たれるかわからない状態。きっとみな、同じく思い始めていると思う。
 だから、力になってくれるといってくれる彼に、素直に縋る。]

(30) 2014/12/13(Sat) 02時半頃

【人】 奏者 セシル





[いや、むしろ、そんな行動をとらせているのは、
 腰にある装飾銃に埋め込まれた、呪いの碧石の仕業かもしれないけれど、
 人の嘆きを糧とする女神の…。]

(31) 2014/12/13(Sat) 02時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2014/12/13(Sat) 02時半頃


セシルは、医務室そはさ

2014/12/13(Sat) 03時頃


【墓】 徒弟 グレッグ

― 9号室 ―

[にゃあ、にゃあ。
灰色猫が自分の死体の頬を舐めている>>19]

……キティ。ありがと。
もう兄貴を守れるのはお前しかいないんスよ。

[にゃーお。
灰色猫がこちらを向いて鳴いた、気がした。
視線が交差する]

まさか。見えてたり、するんスか……?

[グレッグの問いに灰色猫は答えず。
ホレーショーに黙って頭を撫でられていた。
自分はもう、触れることすらかなわない兄貴に]

……やっぱり、ライバルッスね。

(+13) 2014/12/13(Sat) 03時頃

【墓】 徒弟 グレッグ

『ごめんなあ、グレッグ……』>>21

[らしくない言葉に、グレッグは目を丸くして]

どうしたんスか、兄貴。なにか悪いもんでも食ったんスか。

『謝るなんて、俺らしくもねえか』>>24

そうそう。謝るなんて兄貴のキャラじゃないッス。

『……アレくらいちょいっと避けろよ、ばぁか』>>24

いやいや。無理ですって。あの船長の一撃ッスよ? 
兄貴だって俺の立場じゃあ、避けれないクセにぃ。きしし。

[勝手に独り言をいって。勝手に会話が成立した気になって。
悲しい遊びだな、と自分でも思う]

(+14) 2014/12/13(Sat) 03時頃

【墓】 徒弟 グレッグ

……あ。

[机の中の遺言を見て、ついに泣き出したホレーショーに>>27
グレッグは声をかけることができなくて。
なんとなく、自分は見ちゃいけない光景な気がして。
そっと目を逸らした]

兄貴でも。泣くこと、あるんスね。

[いつも頼りになって。格好良くて。豪快で。優しくて。
そんな自分の、自慢の兄貴。
弱みを見せる事なんて、絶対にないと勝手に思ってた。
その兄貴が、自分のせいで、泣いている]

ごめん、兄貴。

[何度目か分からない言葉を呟いた]

(+15) 2014/12/13(Sat) 03時頃

【墓】 徒弟 グレッグ

……パン、食べたかったッスねえ。
取っといてくれたんスか。

[死体の横に置かれたパン>>28を見て。
グレッグは泣き笑いのような表情を浮かべた。
お供えのつもりなのだろう]

申し訳ないッス。食べれなくって。

[――事情はわかった。
そう呟くホレーショーは、何かを決意したように見えて]

兄貴……?

[途端に不安にかられる]

お願いッスから。危ない事、しないでほしいッスよ。

[兄貴まで危ない目に遭ったら。俺は。俺は**]

(+16) 2014/12/13(Sat) 03時頃

徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2014/12/13(Sat) 03時頃


【墓】 風来坊 ヴェラ

[もしいつものように、鉤爪で急所を狙っていたのなら。
 もしあと少しでも冷静さが残っていたのなら。
 こんな事態には、ならなかったのかもしれない。

 けれど、少しずつ積み重なってきていたこの酒臭い料理人への苛立ちは、よりによって今日、限界を超えてしまった。
 くわえて、あの朱い月が。
 船内に立ち込めている芳醇な血の薫り、絶望の叫喚が、感覚を狂わせていた。

 それに自身で気付けなかった、完全な手落ち。]


   ─────!


[咆哮すら上げぬまま、振り向いた料理人の首元に牙をたてる。
 だが、若干浅かった。
 喰いちぎった肉は、即座に絶命させるには至らぬ程度。>>+11

(+17) 2014/12/13(Sat) 03時半頃

【墓】 風来坊 ヴェラ

 グル、ヴ……!

[耳障り極まりない悲鳴が、厨房に響く。>>+12
 この男らしからず、全身に返り血を浴び、不快感露わな唸りを漏らし、今度こそ……今度は、喉笛食い破る程度ではなく、その首を食いちぎり頭と胴を別れさせてやろうかと。

 ざわざわと毛を逆立てて、明らかに獣じみた両手……前脚を料理人の肩に掛け、人外な膂力を以って押し倒す。

   ───永遠に黙れ、酒狂い。


 大きく開けた紅い口で、血に染まった喉笛に迫る。
 ニコラスの手が、まだ手斧を握ったままであることにすら、気付けぬままに**]

(+18) 2014/12/13(Sat) 03時半頃

【墓】 風来坊 ヴェラ



[ヴェラーヴァルと同じ毛色を持つ、半人半獣の化け物は、血に塗れ、息絶える時まで、咆哮のひとつもあげぬまま。

 見開かれたままの瞳は紅く。

 それでもやはり凡そ表情らしいもののない貌は、逆に、絶望を体現しているかのようでもあり。


 ───絶望を喰らおうとしていた獣は、はからずも、畏れを欠く者に牙を剥いてしまったが為に。

 逆に、絶望の餌食となった**]

(+19) 2014/12/13(Sat) 04時頃

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