21 潮騒人狼伝説
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御者 バーナバスは、飾り職 ミッシェルに、へいへいと相槌を返して手を振った。
2010/07/18(Sun) 02時頃
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[ミッシェルの打った球をぼんやりと見詰めて]
あうとー。
[力の抜けるような声を出すと、 一年コンビの方の指を一本立てた]
(169) 2010/07/18(Sun) 02時頃
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御者 バーナバスは、聖歌隊員 レティーシャの顔つきが変われば、ほう…と、面白そうに目を細めた。
2010/07/18(Sun) 02時半頃
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[椅子の背もたれに顎を乗せた侭、 それぞれの動きに視線を走らせている。
勝負に決着がつけば、妥当なところかと呟いて]
先輩の面目を保ったな。 おめでとさん。
[数回手を合わせた]
(176) 2010/07/18(Sun) 03時頃
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[暫し皆が卓球を愉しむのを見物した後、 ふらりと椅子から立ち上がり、玄関の方へ。
外へ出ると後ろ手で戸を閉め、 シャツの胸ポケットから煙草を取りだして火を着ける]
…………ふぅ。
[煙を灰いっぱいに吸い込み、天を仰ぎながら。 ゆっくりと吐きだした]
(177) 2010/07/18(Sun) 03時頃
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[掌を翳す様に屋根の外に出し、 蒼穹を隠す緞帳の様な雲を見上げる]
この分じゃ……今晩は荒れそうだな。
[昨日の夢と、メールの事を思い出し、 眉根に皺を刻みながら]
悪戯だと思いたいが……。
[煙草の灰を落とし、煙を吐き出して]
――――…ああ。 面倒くせえ。
[がりっと頭を掻いた後、短くなった煙草を捨てて。 まるで夢に出てきた異形の瞳の色の様な赤い火種を、 靴の底で踏み消した]
(178) 2010/07/18(Sun) 03時頃
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―回想・玄関―
[煙草を踏み消した所で、声を掛けられ>>183]
ん? ああ、たぬきか。 なんでもねえよ。 それに良い男は水に濡れるもんだって、昔から言ってなあ。
[にやり、と笑った。 それ以降はまたぼんやりと煙草をふかして。 戻っていく背中を見送っただろう*]
(213) 2010/07/18(Sun) 13時半頃
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―ロビー―
[暫し空の様子を見た後、旅館内へと戻る。 卓球台を片付ける面々の横をすり抜け、 どうしたもんかねえと呟きながら]
……昼間っから酒盛りっつーのも、 指導上よくねえからなあ。
[がりがりと頭を掻きながら]
おい、そこのケツが軽いのと重いコンビ。
[部長コンビに声を掛けて]
みんな退屈してるようだし、二人でなんざ余興でもやらんか?
(215) 2010/07/18(Sun) 14時頃
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いつもの漫才でも何でも構わん。 そう云うの、得意だろう?
[時計の方をちらりと見やって]
晩飯までまだ大分時間もあるし、 漫才でも階段でも、それこそ猥談でもなんでもいいから、 みんなにしてやってくれんか。
(217) 2010/07/18(Sun) 14時頃
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[ハリセンを握りしめようとする様に、 呆れた様な笑みを貼り付けながら。
耳元へひそひそと囁いて]
いくら旅館とはいえ、 良い年した遊び盛りが外にも行けずに閉じ込められれば、 いい加減鬱屈もたまる。
そういうのを率先して解消してやるのも、 お前らの役目だろう?
[顔を離し、ケツが軽い方をじっと見て]
あれには期待できそうにないが。
(218) 2010/07/18(Sun) 14時頃
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心配ごと、ねえ……。
[言葉を濁すと顎髭を撫ぜて]
そう謂えば、似た様な事を誰かが訊いて来たな。 ……世良だった、か。
[記憶を探る様に、視線を宙へと彷徨わせる。 部長とコーチがと言う言葉には笑って見せて]
ケツの軽いあれならともかく、 俺の話はお前らにはちと荷が重かろう? 聞きたいなら、話してやらん事もないが。
[くつくつ、と。低く笑った]
(221) 2010/07/18(Sun) 14時半頃
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御者 バーナバスは、記者 イアンを殴った。それはもう、力いっぱい。渾身の一撃で。
2010/07/18(Sun) 14時半頃
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ああ、それはいいな。 なにか退屈を紛らわせるようなことでもやってくれ。
[がりっと頭を一掻きし]
なんせ俺とお前らじゃ世代が違い過ぎて、 その辺が良く判らん。
たぬきに任せておけば、後は大丈夫だな。 年寄りはのんびり、若者のやる事を見ているとしよう。
[阿呆を見る目をイアンに向けて]
こいつじゃそう云うのは期待できんと、 今もって証明されたからな。
(228) 2010/07/18(Sun) 14時半頃
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[レティの僅々した声>>225を聞き、ベネットの方へ]
ほら、ご主人様とやらがお前らの漫才をご所望だとよ。
[他人事の顔をして、しれっとそんな事を謂ってみる。 さすがに写真に撮ろうとするのは、 カメラが穢れると謂って止めようとするが]
悪巧みとは心外だなあ。
[ミッシェルに振り返ると、軽く肩を竦めた]
これからどうするか、話してた所だよ。 お前さんたちも退屈で仕方なかろう?
(233) 2010/07/18(Sun) 14時半頃
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御者 バーナバスは、俺も、こいつ――イアンと一緒にするのは勘弁して貰いたいねえ。
2010/07/18(Sun) 14時半頃
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[ミッシェルに指差されれば憮然とした顔で]
……勘弁してくれ。
(235) 2010/07/18(Sun) 15時頃
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ストリップは俺も勘弁してほしいね。 何が悲しくて男の素っ裸をみにゃならんのか。
[げっそりとした顔で溜息を一つ漏らし]
俺がか? ……それこそ勘弁してくれ。
テニス以外の運動は苦手なんだ。
[とんとん、と。壊した膝を擦り、 そう云うのは美女がやるもんだろう?と、 ミッシェルをじっと見詰めた]
(241) 2010/07/18(Sun) 15時頃
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[口を尖らせるレティの肩にぽんと手を置き]
あー気持ちは判らんでもないが、 夢を壊さない程度の写真にしてやれ。……な。
[苦笑しつつそう続けて。 ミッシェルの恨みがましい視線には、緩く首を傾げて]
興味のあるなしは別として、 お前さんも十分美女の範疇だろう?
[塚の前で逢った時の様に、 柔らかそうな金糸を撫ぜようと指先を伸ばした]
(245) 2010/07/18(Sun) 15時頃
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[くしゃりと撫ぜた後、眉根を寄せるのを見て苦笑し]
なんだ。 撫でられるの、嫌いか?
俺はお前の髪、好きだがな。 ……懐かしい気持ちになるよ。
[太陽を思わせる金糸に、瞳を細めて。 子供の話には曖昧に言葉を濁し]
さあ、な。 いたかもしれんし、いないかもしれん。
[と、何処か遠い目をし、瞳を伏せた]
(249) 2010/07/18(Sun) 15時半頃
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[ヤニ臭いと謂われて微かに笑い]
ははは。そりゃすまんかった。
[もう一度くしゃりと撫ぜた後、指を戻した]
さて。 年寄りは一旦休むとするかね。
[ごきっと肩を鳴らすと、ぽんぽんと叩きながら。 頭を下げるミッシェルに「気にするな」と一言告げて、 階段を*登っていく*]
(254) 2010/07/18(Sun) 15時半頃
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