人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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【人】 道案内 ノックス

 フィリップに呼ばれて、3人で何か話していただろう?
 彼は何も言わなかったけど、何かしたのは――確かで。

[涙の理由はそれかと思っていたものだから、唇が告げる3文字に、ノックスの目にも涙が溢れた。]


 ニコラ…… そぅ、ニコラ  が。
 トレイルを悲しませてるの、か。

[涙を見せないよう、布に目を押し当てる。]

(246) 2014/11/18(Tue) 03時頃

【人】 道案内 ノックス

[居間に長く居られないだろう。
 階段を上がって、それからを想像しかけて首を振った。淡雪の幸福を思い出して。]

 ………本当に?

[首を振るトレイルを伺う。
 そうして、音のないままの唇に……触れた。
 唇の動きを捉えたくて。]

(248) 2014/11/18(Tue) 03時半頃

【人】 道案内 ノックス

―エバーグリーン/椅子を背負っていた頃の話―

[すやすやと眠るニコラの髪に口付けを落とす。額に頬にと滑り、小さな下唇を吸うだけで後は我慢をした。

 外に出て冷えた空気を吸う。
 月明かりを受けたビスケット色の髪は夜気に目立つ。気の向くまま歩き出した。材料になるものが落ちていたらと淡い期待と共に。
 
 ゴミ捨て場に少年が倒れているのを見付けた。誰かに食われたのかと眉を顰めた。こんな目立つ場所に棄てるだなんて。
 微かに上下する胸、白く細く吐き出される吐息。まだ――生きていた。]

(259) 2014/11/18(Tue) 09時半頃

【人】 道案内 ノックス

 っ!
 君、しっかり! しっかりして!

[頬を叩いて起こす。生きているのなら流石に見捨ててはおけない。
 開いた瞳の色はシノワズリ。何か声を出そうとしているのか、けれど音はなく。

 姉は何と呼ばれたか。あぁ、そうだ。『ゴミ溜まりに棄てられたピアノ』。]

 ……可哀想に。おいで?

[腕の中に抱え上げた。エバーグリーン。愛しい子。もう僕を、退屈にはさせないで。>>0:740**]

(260) 2014/11/18(Tue) 09時半頃

【人】 道案内 ノックス

―ビスケット/貯蔵庫―

[唇に触れても、布に包まっていても、冷たさしかなかった。>>249>>250
 いつ、捨てるのか。

 命を拾い上げた日を思い返し、息を飲んだ。]

 ……困ったな、トレイル。
 僕が君を? そんな日が、来るわけないじゃないか。

[今すぐ抱き締めてやりたいのに。それではトレイルの顔が見えない。頬の涙を拭ってやるばかり。]

(261) 2014/11/18(Tue) 10時頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/18(Tue) 10時頃


【人】 道案内 ノックス

 むしろ、僕は――… 僕の方が 怖いのに。

 僕を 

[――捨てないで。
 白い吐息に混ざり、音は消える。]

(265) 2014/11/18(Tue) 10時半頃

【人】 道案内 ノックス

[そんな風に下がる眉が、ニコラを思い出させる。
 手を掴んで、困ったと半面を向けた彼の。

 もう、そんな表情はさせたくないのに。]

 ……トレイルにもそんな顔をさせて、僕はいけないお兄ちゃんだ、ね。

[目の端を指の腹で拭ってやる。涙が止まった事を確かめ。離した手はトレイルの手を取る。
 交わす視線。]

 ……君がまだ、そうやって僕を見てくれるのが、嬉しいね。

(267) 2014/11/18(Tue) 11時頃

【人】 道案内 ノックス

[ことトレイルに関しては、慎重に希望と絶望を繰り返し持たせた。次のお医者様ならきっと、と。
 あの夜。黒地を白と赤で飾りながらも、強く睨みあげてきた瞳。何を言おうとしているのか、想像して――心の内で嗤った。


 捨てないで。離れていかないで。
 懇願は言葉にせず。彼の指先に口付け、残した赤の痕で以て示した。]

(269) 2014/11/18(Tue) 11時半頃

【人】 道案内 ノックス

[もう一方の手が、ノックスのビスケット色に触れる。
 地肌に触れた冷たい手。手の内で、少しずつ暖かくなっていく手。]

 ん、ありがとう。
 いいお兄ちゃんで、いなければ ね。

[驚かせたことに気付かない、振りをして。
 トレイルを抱えあげようと体勢を変えた。]

(274) 2014/11/18(Tue) 12時頃

【人】 道案内 ノックス

[ノックスにとって、トレイルがどれ程の価値を持っているのか。日頃のキスや触れ合いで、伝わっているものだと思っていた。]

 あぁ、もうそれは あの人にとって要らないものだと 思うよ。

[指差したものに視線を落とす。残りの少ないインク。何を書いたのか、もう読めない真っ黒い紙。]

 大丈夫。一緒に謝ろう? そうしたら許してくれるさ。

 ……温泉のところで良いかな。一番手っ取り早い。

(276) 2014/11/18(Tue) 12時半頃

【人】 道案内 ノックス

 ……トレイル。違う。ちがう。
 あれは君じゃない……。

 それに、僕はあんな風に君を……捨てない。

[インク瓶から視線を引き剥がすように、トレイルを抱えて貯蔵庫を出た。冷たい場所から、温かい場所へ。]

(279) 2014/11/18(Tue) 13時頃

【人】 道案内 ノックス

―ミルキーホワイト/温泉―

[開けた扉から白の湯気と匂いが漏れ出していた。
 話し声は しない。

 水の跳ねる音が聴こえ。]

 おーい。

[ノックスはトレイルを抱いたまま、足を踏み入れた。]

(280) 2014/11/18(Tue) 13時頃

【人】 道案内 ノックス

[捨てるつもりなどないから、捨てないと言葉にした。
 けれど。本当に捨ててしまったら?
 行かないでと、助けを求めてくれるだろうか。

 ずっとずっと、ひた隠しにしてきた衝動をぶつけたら。また、罵しりの目で、見てくるのだろうか。]

 ……な

[腕の重みにふと思う。
 様子を見ているだけかと思ったから、トレイルを連れてきたのに。

 湯の濁りは幸いか、不幸か。]

(284) 2014/11/18(Tue) 13時半頃

【人】 道案内 ノックス

 ……あぁ、トレイルが凍えそうだったから。

[温泉に入れさせるつもりで居た、けれど。]

 いや、まだ入ったばかりだろう?
 もっと温まって行くと良い。

(285) 2014/11/18(Tue) 13時半頃

【人】 道案内 ノックス

[トレイルが首を振っても、ノックスは彼の求めるようには体を降ろさなかった。

 フィリップの表情の固さ。その理由は分かる。
 けれど。

 ラルフまで、あの明るい人懐っこい、昔と変わらぬ笑顔を向けてくれないのは――寂しいと感じた。]

 ……ラルフ。

[こっちを向いてと、名を 呼んだ。]

(305) 2014/11/18(Tue) 14時半頃

【人】 道案内 ノックス

[湯気があるとはいえ、肢体から極力目を逸らす様に努める。
 フィリップとトレイルの間に、ノックスに言えない何かがあると知っていて。どうしてこの子の肌を晒せようか。]

 ……いや。早くフランシスの所に戻ると良いよ。
 僕も、君とは顔を合わせないようにする。

[名を呼んで向かせたくせに。]

(309) 2014/11/18(Tue) 15時頃

【人】 道案内 ノックス

 ―――トレイル!!

[急な血の香に腕の中を見下ろす。
 喉の傷みと共に悲鳴が上がった。>>308

 何をっ

[爪を立てる手を制止させるために、その手を掴んだ。
 バランスを崩すのに耐え、片膝を着く。]

(311) 2014/11/18(Tue) 15時頃

【人】 道案内 ノックス

[何故、そんな泣きそうな顔をするのか。>>268
 遠くにある血臭には気付けない。

 突然の自傷行為。
 血に濡れた手は二人に伸ばされ。

 まるでノックスから逃れるように、動くから。]

 やめて、くれ!

[ラルフが出ていく。フィリップも行ってくれ。
 動かないなら、また貯蔵庫にでもトレイルを抱えて戻るだけ。]

(318) 2014/11/18(Tue) 15時半頃

【人】 道案内 ノックス

[湯本から、入り口から遠ざかろうと、壁際にトレイルを下ろし、見上げる額に口付けてから腕の中に閉じ込める。

 何に突き動かされて居たのか、耳許で名を呼ぶ声はメッザ・ヴォーチェ。エレジーアコ。]

 トレイル……。

 やめて、くれ。あんな風に、自分を傷付けて……
 どうかしたのかい?

 君は――… 

[傷口を抑えた指の隙間から、血が流れる。]

(321) 2014/11/18(Tue) 16時頃

【人】 道案内 ノックス

[顔を首元に寄せた。甘い香りが近くなる。

 唇開き、指輪に噛み付いた。
 チェーンを引きちぎろうと、強く引く。

 いつまでもいつまでも、目障りだったもの。
 ぷ、と湯の中に吐いて棄てた。]

 あの2人に、どうして欲しかった、の?

[シノワズリを覗き込み、髪を撫でる。
 トレイルの透明な声を待ってから、傷口に唇を落とし――鮮血をすすった。

 月の色に似た髪が、赤に染まる。**]

(324) 2014/11/18(Tue) 16時半頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/18(Tue) 16時半頃


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/18(Tue) 23時半頃


【人】 道案内 ノックス

―ピンクホワイト/温泉―

[トレイルが気にしたのは『ラルフ』の方だった。>>326

 ……僕が気安く接してしまったから、彼を困らせてしまったんだ。
 だから、もう合わないようにするんだよ。

[正論。表の理由。
 フィリップが聞いていたら、物言いたげに睨まれるかも知れない。

 遠ざかってくれて良かった。>>336
 トレイルの身から流れる赤を、見せたくなかった。]

(398) 2014/11/18(Tue) 23時半頃

【人】 道案内 ノックス

[指環は湯の中で黒に染まるだろう。過去との繋がりを断ち切った唇は、愛し子の名を呼ぶ。>>327

 ……トレイルの家族は、僕達だろう?
 そんなに昔が恋しいかい。
 歌を忘れられないのかい?

[夢想の中で。悲鳴を上げて暴れる少年も、従順に口を開ける少年も。

 終いには『僕を食べて』と――…口にした。それは痛みから逃れる為に強制された言葉であり、懇願の言葉であり。

 本能に従いながらも死の喪失を伴わない、至福の時間。]

(400) 2014/11/18(Tue) 23時半頃

【人】 道案内 ノックス

[聴こえるようにわざと音を立て、舌が柔らかな桃色の肉をなぞる。溢れる血が咥内を満たす。臓腑に落ちた甘露はノックスの衝動を容易く呼び起こし。
 裂いた肉片は首輪の存在を主張した。]

 ……とれい、る。


 痛くない、かい?

[上衣の中に滑り込ませた手が、止まった。*]

(407) 2014/11/19(Wed) 00時頃

ノックスは、トレイルの『痛み』に口端を持ち上げた。笑う。嗤って――…

2014/11/19(Wed) 00時頃


【人】 道案内 ノックス

 ――っ

[肩から離した赤い唇を、彼の唇に押し当てた。
 抉じ開けて流し込む血を飲み込むまで。

 軟らかな舌を噛みきってしまわないよう。
 その分、腰を抱く腕に力が籠った。]

(421) 2014/11/19(Wed) 00時半頃

【人】 道案内 ノックス

[全人の血が甘露になる訳ではない。
 感じる味は正直だ。

 喉の鳴る音、両肩に指が触れる感覚。]

 ………は、
 ぅ  ん……

[離した唇の、息が上がるのは熱のせいだけではない。]

 食べられるって、痛いんだ、よ。
 ねぇ、トレイル。箱の話は……

(434) 2014/11/19(Wed) 00時半頃

【人】 道案内 ノックス

 うん……。いい子だね。

[頷き返し、栗色とビスケット色を触れ合わせた。]

 僕がトレイルを食べたら……僕だけが、残される。
 それで 良いの? それでも、良い?

 僕を置いて、僕を棄てて――…。



 もっともっと、痛くなるのに。

 それでも、君は――

[食べてと、言うの?]  

(448) 2014/11/19(Wed) 01時頃

【人】 道案内 ノックス

[鮮やかで歪んでいる欲望を、衝動と共に奥へ奥へと押しやる。

 眼底が疼く。あの男とは違うのだ。
 じっと瞳を見詰め。
 その奥の、意志の光を捉えようとして。]

 ……そう、か。良かった。


  よか、  た。

[首を振ったトレイルに頬を寄せる。
 彼の望む音が、あるとは知らず。

 願いを  知らず。]

(470) 2014/11/19(Wed) 01時半頃

【人】 道案内 ノックス

 ――けれど、ねぇ。トレイル。
 僕は、君が  誰かに食べられるだなんて、

  嫌、なんだよ。

[この髪も、この肌も。
 僕が居なければ、君は生きていけないだろうに。]

 『僕を食べて』だなんて……


 どうか、僕以外には 言ってはいけないよ?

[1枚の板で隔たれた向こう側で。
 食われた身のあることを知らず。

 止めていた手を動かし、トレイルの背を撫でた。]

 誰にも。だれにも……。
 そぅ、フィリップにも―――ね。

(481) 2014/11/19(Wed) 02時頃

【人】 道案内 ノックス

[傾げた首に答える。]

 一気に食べてしまわないように、
 君が死んでしまわないように、それぐらいは――…ね。

[試した事はないけれど。きっと今のように抑えられると過信する。

 わざとフィリップの名を出した。
 浮かんだ困り顔に、苛として。]

 ……トレイル?

[傷口から血が溢れているから。
 彼の手を取り、赤に染まった指先を口に含み、綺麗に舐め取った。十指を全て。]

(493) 2014/11/19(Wed) 02時頃

【人】 道案内 ノックス

ん? あぁ……そうだね。

[じっと見上げる瞳は永遠の色。>>486
 揺らぐ湯面の下、落ちた指環。


 そう。新しい家族の証が必要だ。

 服に隠れる胸元へ、1輪の華を添えようと。
 ニコラにもと考えて、胸が……傷んだ。]

 ……外に、出たい?

[止血の為に布を押し付ける。
 他に、綺麗にしておくものはあるか。上から下まで眺めやる。]

(496) 2014/11/19(Wed) 02時半頃

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