22 共犯者
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[繰り返される浅い呼吸。 苦しげなピッパ>>+28の寝顔を見詰め困ったような顔]
――…好くない夢を見ているの?
[小さく紡ぎピッパの艶やかな髪に手を伸ばす。 悪夢に魘される幼子をあやすように 彼女の髪を梳き撫でて――]
……大丈夫。 それは、夢よ。
[優しい響きで繰り返し紡いでみせた**]
(+30) 2010/08/08(Sun) 22時頃
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……だって、でも、ホリーは、姉さんは……
[涙は止まっていたが、ときおりひっくと声が漏れた。 だけど、嬉しかった。もう二度とホリーの声を聞く事は出来ないと思っていたのに。 それだけで、よかった。
額に唇が落とされれば、はにかむような笑みを浮かべる]
今だから、分かる。 ホリーは……僕の傍に、ずっと居てくれたんだね。
(+31) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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―断片的な記憶―
[あの後。 ヘクターを取り逃がした後。 何とかテッドの言葉に答えながら、彼に肩を貸されて共に森を出た]
ごめん。 そうだね。傷を……何とかして。あの傷なら、そう遠くには行けてないだろうし……
[しかしどこかで確信があった。 あの傷では、いくら化け物とはいえど生きてはいけまい。 自分の手で、とどめを刺す事が出来なかった。それがとても悔しかった。
祭は終わるだろう。 望んだ事なのに、心から望んだ事なのに、何故こんなにも悔しい――]
(+32) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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>>+31
ぅ…!
[ずっと傍にいた。 オスカーのその言葉は間違ってはいない。 しかし、ソレで思い出されるのは、先日泉でのこと。 危うく、彼の唇を奪いそうになったときのこと。 そのことを思い出し、微かに顔を赤くする。 その様子にオスカーが気づいたにせよなんにせよ、ごまかすように咳払いをひとつして]
…うん。 傍にいて、オスカーががんばってるのを見てたよ。
(+33) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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[家に帰って、そしてイアンの話を聞いて。 大声を上げて、気がついたら森に居た。
彼が家を出た時、そこにヘクターの遺体がある事はまだ誰も知らなかった。 だが、彼はヘクターに止めを刺そうとして森に向かった訳ではなかった。イアンの口ぶりから、既に彼は確信していたのだ。ヘクターは死んだのだと。自分の手の届かない所で、死んでしまった。
祭は終わる。 ミツカイサマは去った。 明日から、また、日常が始まる。片割れの居ない日常が。
森に捧げられた片割れへの別れを告げようとしたのか。 それとも、夜の底に死を望みに行ったのか。
それは、本人にすら分からないまま]
(+34) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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……のぞ、み?
[『それ』が現れた時。 『それ』の言葉を聞いた時。
青年の瞳を彩ったのは、単なる驚愕だった。――驚愕以外に、浮かびようがなかったのだ。まさかミツカイサマがまだ居るなんて思っていなくて、そしてその影が、声が、どう見ても『あの人』だったなんて――]
……え、
[地面に引き倒されて、囁きを聞かされる。 同じように。……同じように?では、彼女を殺したのは、まさか。
覚えているのは、そこまでだった。 思いだす事を拒否しているのか、そこで死んでしまったのかは分からないが。 その先に何があったのか、自身に問いかけても、答えは未だ帰らず――]
(+35) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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>>+33
……あれ?
[何かちょっと様子がおかしいなと思った。 ごまかすような咳払いを、首を傾げて見ていたが]
とにかく、ありがとう。 ごめん。ちょっと、酷い事も言っちゃったからさ。
[地下書庫でのやりとりとか。そんな事をちょっと思いだした。 徐々に死ぬまでの記憶が戻ってくれば、ふと思案するような表情になり]
……結局、お祭はまだ終わってないんだよね。 僕がここにこうして居るって事は……
(+36) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 23時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 23時頃
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―巡礼四夜目の明け方・アレクサンデル家屋外―
ん―――。
[一筋の煙。異国の香り。 次に視界に入ったのは星空。]
どこだっけ…。 ああ、俺、あの記者の所へ行って…。
[手にしたままの煙草に気が付く。]
コイツまで付いてくるとはね。
(+37) 2010/08/08(Sun) 23時半頃
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風―――。 少しだけ懐かしい空気を感じた。
先代様?いや、違うな…。
なんだか良く知ってる匂い……。 誰だっけ。
[状況をよく把握しないまま、 奇妙な月が照らす村中を歩き出すだろう。]
(+38) 2010/08/08(Sun) 23時半頃
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[何時までも消えない煙草を手に、 宛ても無く村を彷徨い歩く。 行き先も、目的も、今は何も無い。]
(+39) 2010/08/09(Mon) 00時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 00時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 00時頃
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ん…――――
[髪を梳く感覚がある・・・気がする そっと目を開くと、そこには瞼を閉じる前と同じ 赤い月と、闇深い森と、友人の姿があったんだ]
そっか 大丈夫なんだ
[呟いた言葉の意味は、夢の水が手の平から零れ落ちると共に 頭の中から、だんだんと消えていくけれど 目を覚ました瞬間に、私が感じた安心感は 理由がわからずとも、記憶に残るから]
おはよ、マーゴ
[私が最初に浮かべる表情も、出来る事なら笑顔にしよう]
(+40) 2010/08/09(Mon) 00時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 00時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 00時頃
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>>+36
な、なんでもないよ!?
[こちらの様子にオスカーが首を傾げれば、慌てて首を横に振る。 それから祭に関してのオスカーの言葉には、少しだけ表情を暗くして]
…そう…だね。
[あの時、自分はあの場にいた。 しかし]
…ごめんねオスカー…。 私…あの時傍にいたのに…ミツカイサマが誰だか、見られなかったの。 あの時…オスカーと感覚がリンクしてたのかも知れない。オスカーが膝を着いたあたりで、私の意識も朦朧としちゃって…。
(+41) 2010/08/09(Mon) 00時頃
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>>+39 [村の中を彷徨い歩くが、今は誰も居ない。 もしくは彼が認知できないだけなのかもしれない。
しかし、突然彼の「体」に激痛に等しい感覚が走る。 あの時>>5:205の感覚に似た痛み。 両腕を掴み、暫くその場に蹲る。
男は何かを思い出したのだろうか。 それとも無意識だろうか。 自然と足は、森の方へ向かった―――。]
(+42) 2010/08/09(Mon) 00時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 00時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 00時頃
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>>+41
あ……ううん、別に、別に全然良いんだよ。 ほら、あんまり思いだすようなものでもないじゃん。ね。
誰だったんだっけな。 えっと……ヘクターじゃ、なかったとは、思うんだよね……
[ミツカイサマが残っているなら……もう、自分は残る人々に対して何もできないから]
でも……ずっと一緒に居てくれたんだ。 本当にありがとう。 気がついてなかったけど、だから……僕は、戦えたのかもしれない。
そうだ。 ホリー以外の人も、こっちに来てるのかな?
(+43) 2010/08/09(Mon) 00時頃
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[ピッパの声>>+40に撫でていた手がゆっくりと離れる。 声が届いていたらしい事に安堵の色が滲んだ]
おはよう、ピッパ。
[目覚めた彼女が笑顔を浮かべて呉れるなら 娘もまた釣られるように笑顔となる。 夢の内容は聞かなかった。 しあわせな夢ではなさそうだったから 聞かないほうが良いのだと思っていた]
――…何だか私も時間の感覚が無くなってきたみたい。 あれから、どれだけ時間が経ったんだろう。
[空を見上げても赤い月が見えて あの時――そう、魂だけとなってから どれだけ時間が経ったのかもよくわからない]
(+44) 2010/08/09(Mon) 00時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 00時半頃
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時間、わかんないよな
[ああ、彼女の手が私から離れる その事を寂しく想う私は、やはりおかしいのだろうか 深い孤独の中にいた者が、一度明るい世界に出たら もう一度孤独に落ちた時、それにたえられるのかな だめだ、必要以上に甘えちゃ]
何か、気になる事があるのか? 時間を気にするなんて
[そんな事、言わなきゃいいのに]
(+45) 2010/08/09(Mon) 00時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 00時半頃
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ピッパにも分からないのね。
[彼女の表情が寂しげにみえた気がして 僅かに首を傾いで彼女を見詰める。 人付き合いが余り得意とはいえなかった娘は 何処まで踏み込んで良いか分からず 結局、言葉にして問う事はしないまま]
気になる事はあるけれど……
[儀式のこと。 守ってくれた彼女のこと。 幼友達のこと。 遺してきた人々の顔が浮かんで―― 鮮明に思い出すのは最期に見た男の貌]
如何してこんなに苦しいのかな。
[彼女と居る事で忘れられた痛みが 再び胸のあたりに生じて娘を苛み始めた]
(+46) 2010/08/09(Mon) 00時半頃
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>>+42 [ふと、歌声が聞こえた気がした。 はっきりとはわからないが、 どこか懐かしい旋律と音色の声。
「消えない煙草」を吹かしながら、 歌声を辿って、森の中を進む。
やがて人影を見つけるが、 それが誰なのか、顔を認識すると、 痛みと共に咄嗟に身を隠すだろう。]
(+47) 2010/08/09(Mon) 00時半頃
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双生児 オスカーは、首を傾げて空を見た。月が赤い。**
2010/08/09(Mon) 00時半頃
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ん・・・と
[彼女は、苦しいらしい 何が苦しいのか、どうして苦しいのか、私は彼女に問いたい もし問う事が出来るなら、どんなに楽な事だろう
ただ人は、そんなにわかりやすくない もし彼女に問うたら、彼女が更に苦しくなる事を 私は、本能的に知っているから]
何処かが痛いのは、傷があるからだろう 苦しいのにだって、きっと理由がある
もしその理由が、わからないのだとしたら 次は私が、子守唄を歌うよ マーゴの苦しさがなくなるよう、心をこめて
涙はちゃんと拭いてやる 愚痴ならいくらでも聞いてやる 失敗したら手伝ってやる だから、想った通りにやるといい
(+48) 2010/08/09(Mon) 01時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 01時頃
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苦しい、理由……
[想いを込めて紡いできた言葉が 伝えたい相手に伝わらなかった、から。 その相手にとって自分は必要でなかったから。 ぐるぐるとそんな考えがまわっている。 それは本で読んだ恋煩いのようだけれど 感じるのは甘さの伴わぬ鈍い痛み]
――…ピッパは優しいね。 その優しさが今の私には救い……。
此処に来るまでにいっぱい泣いたから もう泣かないよ……。 泣いたら……、私の苦しいのが…… ピッパに移ってしまいそうで、心配だもの。
[胸に手を宛がい其処を庇いながら ありがとう、とピッパに微笑んでみせる]
(+49) 2010/08/09(Mon) 01時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 01時頃
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[木陰からくゆる紫煙>>+47が漆黒の眸に映る]
………此処、火事になったりしない、よね。
[匂いまでは感じ取れなかったから 煙から連想してしまうのは山火事。 微かに柳眉を寄せて煙の方を見据え それからピッパへと視線を向ける]
……だれか、いる、の?
[おず、と声を掛ける]
(+50) 2010/08/09(Mon) 01時半頃
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>>+50 [突然聞こえた声に、 ゆっくりと立ち上がり姿を見せる。 しかし正面を向く事は出来なかった。
…ああ、彼女だったのか。 感じる気配は、嘗て刹那の安らぎを覚えた相手。 続くはずだったものを絶ってしまった相手。 此処に彼女が来て居る原因は―――。]
…俺は、アンタと話す資格なんて、ねえよ…。
[ずき、と失った筈の身体が痛む。]
(+51) 2010/08/09(Mon) 01時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 01時半頃
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[姿を現したのはヘクターで。 一瞬幻でも見ているのかときょとんとする]
……そ、っか。 ヘクターも此処に来たんだ。
[『御使い』様として彼は生きていくのだと思ったから こんなにも早く会えた事が意外で どんな顔をしていいかも分からない。 辛うじて浮かべていた笑みも彼の言葉を聞けば薄れて]
資格、なんて、私にはわからないけど。 ――…後悔、してるの?
[不安で揺らぐ漆黒の眸。 胸の痛みは消える事なくある]
(+52) 2010/08/09(Mon) 01時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 02時頃
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>>+52 後悔…か。
[どこからどこまで? こうなる事を回避出来たか?]
否。俺がやらなくても彼女は生贄になる予定だった。 あの時もっと抵抗していれば? …違う。
俺は、同胞の命を選んだ。 その筈だったのに……。
(+53) 2010/08/09(Mon) 02時頃
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>>+53 俺には護りたいものがあった。 ラトルの力が無ければ? 違う。二人とも、大事だった…。
…いや、何を言っても虚しい言い訳に過ぎんよな。
[マーゴに問われ、咄嗟に答えが出てこない。 ぽつ、ぽつと断片的に言葉を口にするが、 自分でも何を言っているか解らない。 自分でも解らない、この感情が何なのか。
俺は彼女に何を言っている? 本当は彼女の顔をしっかりと見たい。 今すぐにでも抱きしめたい。 しかし現在の感情と痛みが其れを決して許さない。]
(+54) 2010/08/09(Mon) 02時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 02時頃
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――…ん。
[ヘクターの言葉を聞いていれば痛みは増すばかり]
私は選ばれなかっただけ。 ……それだけの、こと。
[ラトルの血脈を識る力は『御使い』様と交わらぬ為にある。 弱い力を次代に繋いでゆくには強い力を避けねばならない。 消してしまわぬ為の、識る力、だったけれど。 娘は其れを捨ててヘクターを選ぼうとした。 共に歩く為の覚悟は独りよがりでしかなかった]
二人とも大事だった、なんて……
[ゆるゆると首を振る。 彼の本心かそれとも優しさなのか判断がつかない]
(+55) 2010/08/09(Mon) 02時頃
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>>+55 違う!そうじゃなくて…!
[彼女の悲しげな声が心を痛める。 同胞達とのいわば家族のような絆、 それに反して、この村に来て、新しく覚えた感情。
彼は完全なヒトでは無い。 この時代のヒトからは怪物と分類されてもおかしくない。 しかし、それでもヒトの感情は確かに混じっていて―――]
マーゴ…。 マーゴは違ったんだよ。 喪ってからやっと気が付いた…。
(+56) 2010/08/09(Mon) 02時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 02時半頃
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そんな慰めが欲しかったんじゃないの。 あなたには別に大事な人が居た。 それなら、教えて呉れれば、よかったのに……
[言われても諦めきれたかは分からないけれど それでも、そうなのだという覚悟は出来たはずで]
好きになったことは後悔してないけど 哀しくて苦しくて………
[痛みを耐えるように胸の前でぎゅっと手を握り締める。 初めて感じる痛みに余裕がないのか ヘクターの感情と痛みに気づけずにいた]
(+57) 2010/08/09(Mon) 02時半頃
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[違う、と言われても如何違うのかが分からない。 涙を堪えているからか柳眉がきつく寄せられて]
……なにが、違うの。 私は、ただの、人、で…… 喪ってから気づいた、なんて…… そんな事、言われたら、また、勘違い、する。
[ヘクターへと向けた視線は次第に伏せられて 痛みに途惑いまでもが混じり酷く動揺する]
(+58) 2010/08/09(Mon) 02時半頃
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長老の孫 マーゴは、未だヘクターに心囚われた儘――**
2010/08/09(Mon) 03時頃
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>>+57>>+58 マーゴっ!!
[瞬間、何かの感情が何かを凌駕したか。 男は振り返ると、彼女の名を叫び、 彼女の身体をしっかりと抱きしめた。]
会いたかった… 会って抱きしめたかった。
もう、嘘は無い。 もう、マーゴを、失いたくない。
[顔は悲痛さと涙と決意が入り混じっていただろうか。 最も優しい抱擁で―――。]
(+59) 2010/08/09(Mon) 03時頃
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