283 突然キャラソンを歌い出す村2
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――墓地・首塚――
げほっ……ぅぇ、
[迫る風圧の中では呼吸も満足にできず、降ろされた瞬間咳いてえずいた。 ただ、その次には薄く口元に笑みを乗せて。]
……今の。 ほんの少し、響きました。
[道中は、馬の背に揺られるのの何倍もハードで、スリリングだった。 どこに行かされるかもわからずに連れ去られるより、自分の意志でしがみつくのは、悪くはない**]
(262) 2018/09/21(Fri) 11時頃
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― 墓地 ―
[匂いを追ってたどり着いた先は 先ほど寄った、自分の家がある場所…墓場だった。 墓場の前には、おもんの姿が先に見えた。 校門へ寄ったのが時間のロスだったのかもしれない。] おもん! …人の子、お前も来たのか?? っていうかそれなんだ、なんで持ってきてんだ?? 邪魔だろ!?!? [真一と後ろに引いた屋台に首を傾げるが… いや、それどころではなかった。]
[すん、と匂いをひとつ嗅ぐ。 ナツミの匂いは確かに近い。]
…なんだって、ナツミはこんなとこに?
(263) 2018/09/21(Fri) 11時頃
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― 墓地 ―
[墓地に到着し、まっすぐ魔女の臭いの濃いほうへ進む途中――明之進と合流する。]
オヤ。シシシ、なんでぇ追い付いたな? はァ? 大事な商売道具 いい加減なところにほっぽっておけるかぇ。
[何当たり前なこといってんだという顔で返すが、わりと明之進が正論なところは勿論ある。]
サテ。アタシはナツミでもねぇ、首無しサンでもねぇ 夕方言った雑味のほうを追ってきたンだが…… もしかすっと、居るのかもしンないね、魔女とやら。
[知りはしないが。 ちろちろと舌を出してにおいを辿る。 おもんはさすがに墓地の途中に屋台を停めて、においの濃い方へ歩きはじめた。]
(264) 2018/09/21(Fri) 11時半頃
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― 墓地/首塚 ―
[そうして視線の先に見つけたのが―― クラウザー剛志たちである。]
(265) 2018/09/21(Fri) 11時半頃
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いやいやいや 大事な商売道具なら なおさら持ってくる場所選べよ ずるずる持ってくるなよ優柔不断じゃあるまいし
[思わず突っ込んだが、 そう、今はそれどころではないのである。]
雑味…って、魔女か。 もしかしてあいつ、 魔女探しにナツミを使ってるのか?
[クラウザーは 自分にもナツミにも、そしておもんにも 魔女の存在について尋ねていた。 考える時間も無く、響く謎のブレーキ音>>256。 男は音のほうへ向かって駆け出した。]
(266) 2018/09/21(Fri) 11時半頃
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/* 久世くんお疲れ様…wwwwwww wwwwwwwwwwwwww
表も佳境ですわね。 ヤスリくん一般人枠素晴らしいですわ…取り憑かれる隙があるのもgood。 上手く使えば手駒に出来るので多角避けになりますものね。 墓地なら色々居そうですし。
先生応援していますのよ…沢山わけのわからない歌をぶつけられると思いますが、完走まであと少しですわ…!
(+65) 2018/09/21(Fri) 11時半頃
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― 墓地/首塚 ―
[ブレーキ音の先、集っていたのは伊吹とセイカたち。 ……そして、探していたナツミの姿。]
ナツミ!!
[焦燥感が少しだけ緩み、安堵するに小さなため息が出た …それも、すぐに気を引き締めることになる。 ナツミの横には、予想した通り『首無し』の姿があった。 肩に猫を乗せたまま、男はクラウザーへ眉根を寄せる。]
……、教師
前に言ってたナツミの力が必要って、 こういうことか? ナツミに何させようとしてる……!?
(267) 2018/09/21(Fri) 11時半頃
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しらねェのか。墓地で深夜屋台は儲かるぜェ?
[怪異のお客さん相手に。 凄まじいブレーキ音を明之進達と共に聞く。>>256]
さァてねェ。当人に聞いてみねぇと。 あり得ン話じゃないだろうネ。 なにせあの目は特別なんだろ? おやまァ。伊吹も居るじゃあねぇサ。 ……ン?
[『首無し』のほうはどういうわけか、隠し通すのを諦めてしまったのか、いつもの通りに顔を出している。 折角花咲心や向気真一相手にも何も言わずに誰とは言わずにおいたのだが、庇い立てしてやる必要はなかったかしらと首を傾げた。]
(268) 2018/09/21(Fri) 11時半頃
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[なんのかんのと明之進が真っ先に呼ぶ名はナツミの名。 軽く忍び笑いして、おもんはクラウザーのほうへ視線をやった。]
………せーんせ。何度も何度もよく合うねェ。 魔女は見つかりそうかェ。
[邪魔くさそうに墓地の外柵を跨いだ。]
(269) 2018/09/21(Fri) 11時半頃
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― 墓地/首塚 ―
とーぅ!!
[強烈なブレーキ音(>>256)。 それにより生じる慣性により前へ射出された。 くるりと華麗な回転をキメて、足から地面に着地。 しかし、霧に濡れた草に足を取られ、美しき英会話講師クラウザー剛志の眼の前でべちゃりと無様に尻もちをついた]
(270) 2018/09/21(Fri) 12時頃
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― 墓地 ―
[近づく気配を数えていたら、セイカの声が響いた。>>256 ゆっくりと彼女の方を振り返り、質問に答えてやる。]
……ダウジング、でしょうか。 魔女を探しています。
[ここほれワンワンと言ってもいい。 彼女が来ることを、望んでいなかったといえば嘘に なるのだろう。セイカは、嘘になるとしても "何もしない"と言ってくれた。 しかしこの状況は流石に想像などして いなかっただろうが。]
(271) 2018/09/21(Fri) 12時頃
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…ふふ、伊吹くん。 内緒にしてくれていたのにごめんなさい。 みんなにバレちゃいましたよ。
[そしてこちらへ近づく物音が更に増える。 手間取ったことが仇になったか、さっさと済ませて しまうつもりが。視界に訪れるのはこの数日でようく 見知った顔ぶれに、向気真一。 魔女が見つかりそうかというおもんの問い>>269には]
ええ。 彼女のおかげですね。
(272) 2018/09/21(Fri) 12時頃
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[暗く平坦な声でそう答え、ナツミの肩を抱く手に 力がこもる。不本意なのだ。巻き込むことなど。
おもんの力で解決ができるならそれがよかった。 ただ自分は、彼への協力を諦めた時点でその力を 頼る権利を失った。 ならば、無粋に自分の秘密を暴く人間たちにこそ 協力してもらおうと思うことは罪なのだろうか。]
……生徒たちの、伊吹くんの側にいてください。 もしもの時は任せましたよ。
[おもんからの問いへの答えに加えて、 期待できるのかわからない希望を伝えた。]
(273) 2018/09/21(Fri) 12時頃
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いたた……。
[地に伏したままで、ナツミと剣真の方へと目を向ける。 怪我などをしている様子 ― 剣真は少し疲弊しているようだが ― がないこと確認したならば、夜霧を纏い更にビューティっぷりを増した美しき英会話講師クラウザー剛志に手を挙げる]
先生……クラウザー先生は『魔女』を探しているんですよね? 『魔女』を見つけることができたら、二人を無事に開放してくれますか?
[それは駆け引きとか取引といった類のものではなく、授業後に教壇の近くでする質問の*ような*]
(274) 2018/09/21(Fri) 12時頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2018/09/21(Fri) 12時頃
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[>>274 まるで駆け引きでも取引でもない言い方に 男は後ろで目を瞬かせる。
思わずため息をついた…が、それをばかだとか、 そういう言葉で詰ることもしなかった。]
教師、もしもってなんだ? 魔女はお前の仲間じゃないのか?
[魔女を探しているのらしいのは知っているが、その魔女がクラウザーにとってどういうものかは未だ知らない。 肩に抱くナツミの様子を横目で見てから、教師へ視線を戻す。]
(275) 2018/09/21(Fri) 12時頃
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― 墓地 ―
[心の声は、まるでこの深夜の墓地が 教室になったかのような。>>274 そんな雰囲気そのままで、思わず少し口角が緩む。 きっと、このように生徒と接することができるのも 最後になる。そう思うとさみしさがじわりと湧いて しまうのは、無理からぬ事だ。]
ええ、良い質問ですね花咲くん。 …私も本当はこんなことはしたくありませんから できることならそうなってほしいですし、 私自身、そうするつもりでした。
(276) 2018/09/21(Fri) 12時半頃
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[ナツミ一人の協力があれば、それでよかった。 そして説得する必要も感じていなかった。 彼女を説き伏せることは簡単だっただろう。 けれど、その魔力が彼女自身に影響をきたし、 これからの生活が怪異と密接になっていくかもしれない ことは想像に難くない。 それは悪いことばかりではないかも知れないが、 彼女の身に危険をきたす可能性も、あの性格を思えば…。
ならば、自分は悪者扱いがちょうど良い。 見ようによっては真実その通りなのだから。 何もなければ御の字と彼女を解放するつもりだった。]
(277) 2018/09/21(Fri) 12時半頃
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― 墓地 ―
[アーサーの声がする。 その声は責めるようにこちらに向いて思えた。>>267]
はい、こういうことですよ。 魔女を探し当てるためにはこうするしかなかったんです。 君にも悪いことをしました。
[たくさん嫌がらせをしたこと、憂さ晴らしに構ったこと 怪異がそもそも生徒に取り入ろうというのが気に入らな かった。話す内にそれほど目の敵にするほどでもないと わかったが。
そして「魔女は仲間ではないのか」>>275という質問が続く これにはさすがに抗議の笑いが漏れる。]
(278) 2018/09/21(Fri) 12時半頃
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…はっ 勘弁してください。 アレと仲間だなんて、死んだほうがマシですよ。 ま、死ぬこともできなかったんですけど。 アレは…私を生み出した魔女。 私の首を刈った者ですよ。
[真実を告げる。 信じようが信じまいが構わない。ただその声は怨嗟に満ちていた。]
(279) 2018/09/21(Fri) 12時半頃
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[クラウザーの暗く平坦な声。>>273]
―――………。
[ジト目になって、その美しき貌の人を見た。 彼に不満があっての目ではない。 今、おもんは後悔をしていた。 バツが悪くてこんな顔をしている。 ――彼が切羽詰まっていることや、必死になっていることなんて、夕方の時点でよく分かっていたのに。
いつもスカした態度の彼であるが故。全然気が合わないが故。妬ましくて羨ましくて己が惨めで、素直に手伝ってやる気は起きなかった。
霧の効果の賜物ではあろうが、それさえあればこうして辿り着くことが出来たのだから――おそらくは、己の舌を信じて協力してやっていれば、よかったのだろう。
自分のやっかみと、『相手に劣ること』を事実として何度も何度も味わってきた積年の劣等感がが生んだ結果だ。愚かな嫉妬の蛇は眉根をよせる。――だから]
(280) 2018/09/21(Fri) 12時半頃
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言われるまでもねェや。 何がどうなる気でいるンだかは知らねェが。
[と、『伊吹の傍にいて』という言葉に、同意をしながら悪態をついた。>>273 魔女というものがクラウザーと対立していると聞いて、ここまで呑気でいたおもんも警戒心を強める。>>279]
(281) 2018/09/21(Fri) 12時半頃
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― 墓地 ―
あっ猫人間! そ、そりゃだって、 こころやナツミの名前出されたら…、…
[見えた姿>>263にそう返しつつ、 屋台については手伝ったのでノーコメントだ。]
やっぱナツミもここに居んのか…。 魔女?探してる?
[歩きはじめる二人についていく形で歩を進める。 事情はまったく解らないのでおうむ返しに疑問系。 尤も今が今だから、答えが返らなくても気にしない。]
(282) 2018/09/21(Fri) 12時半頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2018/09/21(Fri) 12時半頃
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― 墓地/首塚 ―
やっぱりこころか!って、セイカ…ケンマも!?
[見えた姿に驚いて、 でも無事(?)な姿にほっとして、…]
つーか…
[ナツミの肩に手を置いている、 さらった本人とやらの姿を視界に納めると、 どうして…、と言う顔になってしまった。
それでも声色>>273がどうにも優しく思えて。 利光の時とは違い、すぐには噛みつけない。]
(283) 2018/09/21(Fri) 12時半頃
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こうするしか…なかった…? なんで、…
つまり 悪いのはその魔女ってヤツ?
[という結論になって。 周囲の会話、雰囲気に、出かける時に引っ掴んできた、 エニシに返してない御守りが入っているポケットを 無意識化で押さえた*]
(284) 2018/09/21(Fri) 12時半頃
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[悪いことをした、というのには 少し不機嫌そうに目を細くするのみ。]
…つまり、お前を首無しにした 生みの親ってことか。
[怨嗟の篭った声に、小さく喉を鳴らす。怪異の身には、最高位の怪異、首無しの存在は恐怖そのものだ。]
(285) 2018/09/21(Fri) 13時頃
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/* これは、対立でなく魔女相手に共闘する流れ……? おお、おもしろい。 麗亜姫やレン君にリリックぶつけるなら今のうちかな?
(+66) 2018/09/21(Fri) 13時頃
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[頼まれるでもなく、交換条件でもなく。 ただ、己のしたことの落とし前をつけるため。 そのように納得することにして、この時ばかりは、おもんはクラウザーの先ほどの頼まれごとをきいてやることにきめた。 生徒達。花咲、ケンマ、真一、伊吹の顔を順にみる。 協調性があるんだかないんだか。]
教師ってな、面倒くさそな仕事だねェ。
[こればかりは、ぜ〜んぜん羨ましくなかった。 下駄を鳴らしてご要望の通りに伊吹の隣に立つ。]
(286) 2018/09/21(Fri) 13時頃
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/* エピで遊びにいけるなら、エピでゆっくりやろっと。 おもんさんとクラウザー先生の関係、いいなぁ。
(+67) 2018/09/21(Fri) 13時頃
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[――男は今、不機嫌だった。 そう、面白くない。 何をこいつは、こんな暗い顔をしているのだ。
最高位の怪異だと。 自分は恵まれた美貌を持ったものだと。 子供のような無邪気な様子>>2:40でもなんでも、 さんざしていたように笑えばいい。
夕方、おもんに詰め寄ったように。 あんな切羽詰った姿など、見てもさして面白くなかった。
堕ちても満たされないくらいなら。 せめて成功者として笑っていたほうが、 結果丸く収まるのなら。
――敗北者は、いつか抱いた思いと同じく>>2:193
その輝かしい背を嫉妬と、 同じくらいの尊敬の心で眺めていよう。]
(287) 2018/09/21(Fri) 13時頃
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[ふう、と深いため息をつく。 少しぶっきらぼうな声で、下を向く。]
……… 僕はお前に借りがある。
お前に借りたまま寝るのは、 それはそれで夢見が悪そうだな。
お前の顔が夢の中に出るとうるさいし。
[顔が。とそう言って、視線をクラウザーへと戻した。 機嫌は変わらず悪そうではあったが、 そこに敵意は無かった。]
(288) 2018/09/21(Fri) 13時頃
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