人狼議事


276 ─五月、薔薇の木の下で。

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【人】 渡し船 ユージン

 水差しにでもしなよ。
 何色に咲くかわからんけど。

 水差しなら、枯らさないでしょ?

[ からかうように、眩しく。
 ――――笑って。

 みっつ。 ]**

(324) anbito 2018/05/27(Sun) 22時半頃

【人】 花売り メアリー

[オスカーの姿が遠ざかってから、再び口を開く。
 きっと返事>>289というには、もうあまりにも遠すぎて届かないものだろう。]

 あなたに、そんな風に、羨まれていたなんて。
 ……思いもしていなかった。

[自分の中に、彼より優れているものがあるのだと。その実感は薄く、未だに、どうして、という気持ちが燻りもしていたけれど――。
 ふっといつかのモリス>>2:5の言葉も思い出されて、まさかな、なんて思いもした。
 まるでそれこそ、ひとつの取り得を教わってしまったようでもあって]

(325) sakanoka 2018/05/27(Sun) 22時半頃

【人】 花売り メアリー


 本当に、それで救われるっていうなら――、
 僕は僕のまま、素直に喜んでやりますよ。

[今ならあの言葉>>3:46も、己を塞ぐものにはならない。
 受けた仕打ちに対しての、器用な仕返しの一つもろくに思い浮かばないまま。
 今度は呆れでは無く、小さな笑みとともに呟いた。]

(326) sakanoka 2018/05/27(Sun) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ この場所に優等生なんて居ない。
  正しく笑うことも、出来ない。

  扉に手を掛けたまま、目の前の扉に跳ね返る声>>314に俯く。]

  …… 礼はいらないよ。

[ 分からなかった。
  相手は談話室でのやり取り>>3:121を見ている筈なのに。

  聞こえた言葉>>316には最早笑いすら込み上げる。]

  壊れそう、僕が。

(327) moro 2018/05/27(Sun) 22時半頃

【人】 花売り メアリー

[そこではっと、思い出した。]


  ……毛布。

[今日中にモリスから取り返さないと、フェルゼとの約束の時間は酷い物となってしまいかねない。
 まだ、夜には冷えが待っている季節なのだから。**]

(328) sakanoka 2018/05/27(Sun) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

  … 君が指摘しないから告白するよ。
  僕はマークに手を出した。
  君が助けになろうとしてくれる僕は、
  許されない事をしただろう?

[ 知っている癖に、と唇を噛み締めたのは一瞬。
  苛立ちの表情を隠さないまま、半身で相手へと振り返る。]

  こんな奴、許そうとしなくていいだろう。
  助けようとしなくていい。
  早く愛しい彼の元へ行って、慰めてやった方がいいんだ。

(329) moro 2018/05/27(Sun) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

  僕は君の吐き出したい事を受け止めるだけの都合の良い奴でいい。
  今更、取ってつけたように……

[ 心地の良い罪の共有>>1:226
  焦がれるように目を細めたのは一瞬。]*

  助けるだなんて、口にするな。

(330) moro 2018/05/27(Sun) 22時半頃

【人】 記者 イアン

[夜明け色の美しい瞳はいつまでも見つめていられそうで、
しかしこの身体に視線を注がれると>>294
湧き上がる羞恥からそれが叶わない。

確認の術が無くとも色付いていると分かるほど、
頬も、耳も、身体も、彼を前に全てが熱を上げている。

俺を見ないでくれ、あの夜そう何度思っただろう。
今も同じ言葉が浮かんで、けれど声にはならないまま。
動いた指先に過敏に反応する身体は、
離れることなど、独りになる倫理など到底望んではいない。]

(331) clade 2018/05/27(Sun) 22時半頃

【人】 記者 イアン



 ……君が、君だけが欲しい。
  君になら、そう言われたい。

[こんな俺を、綺麗だと言ういとしいひと>>295
あの時口にしようとした否定は、きっと言うことはない。

何処かにそう想ってもらえる部分があるのなら、
それすらも、過去の穢れも。
全てこの人に塗り潰されてしまえたら。

彼を捕まえた薔薇を嫌った男は、
そうして今度は自分が捕らえようとしている。
手を重ね、指を絡めて、互いが互いの檻になればいい。]

(332) clade 2018/05/27(Sun) 22時半頃

【人】 記者 イアン

[いつか呼びたいと想い、変わらない距離では出来ずにいた。
二つある名の、もう片方も口にすることが叶った今は
全てを手に入れられた心地になってしまう。

なんてことは、気が早い。
貪欲な人間は形が無いものだけでは満たされない。
撫でる手が戒めを解くのなら>>296
早る気持ちに指が惑いながらも、同じように動く。

確かな緊張がそこにはあるのに、
腕の中で熱が走るままにみだりがましく強請った記憶を
思い出した時は顔を覆いたい気持ちになったのに。

固い手に触れられた欲も、閉じているべき部分も
明らかな快楽を拾って、跳ね、震え、締め付けて。]

(333) clade 2018/05/27(Sun) 22時半頃

【人】 記者 イアン



 ……こわ、い 

[あてがわれた塊、加速する行為。
耐えようとしても押し殺せない喘ぎの合間
零れた短い言葉は、年と性の割には幼く響き
身体の反応と不似合いな内容。

久しく受け入れていない部分から苦痛を感じているわけでも
今更同性が、彼が嫌になったわけでもなく。]

(334) clade 2018/05/27(Sun) 22時半頃

【人】 記者 イアン

 

 嬉しくて、……こわい

[優しくされることが、あいされていることが。
怖くて怖くて、いとおしい。

繋がった幸福感と欲に浮かされ火照った身体が
その瞬間、口元を緩ませて。]

(335) clade 2018/05/27(Sun) 22時半頃

【人】 記者 イアン

 俺も、あいしてる……ゆう、じん。

[掠れ声は嬉しそうに────想いに応え

その後、脱力した身体で
もう一度、などと再びの愛を強請ったことは。

後日この部屋に入る度、顔を赤らめさせる記憶になるが。
それを超える程の幸福だった。]*

(336) clade 2018/05/27(Sun) 22時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[ 壊れそうだと口にする>>327
 彼はここにいるはずなのに酷く頼りなかった。
 その癖してその口は憎まれ口>>329を叩く。
 彼の言葉に確かに遣る瀬無い気持ちは浮かび上がった。
 なぜ?どうして?君がそんなことを?
 戸惑いは分かりやすく眼差しに現れる。

 だが、それよりも、何故。
 彼は自らが悪者だと主張するのだろう。
 何故彼はこんなに怒っているのだろう。 

 考えて、飲み込んで、黙り込んだ。
 ゆらりと浮かび上がる可能性。 ]

(337) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


  君は、俺に嫌われたいんだね。

[ やけに落ち着いた声色で決めつけた。 ]

  ねぇ、俺が君を嫌って跳ね除けることが
  君の救いになるのだとするなら、
  オスカー、やっぱり君の言葉はおかしいよ。

[ 凪いだ瞳が彼を直向きに覗く。 ]

(338) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


  だって、君の言葉は嘘ばっかりだ。

[ そう気付けたのはきっと、
 痛いことから逃げ出すなど背中を押してくれたせんぱいのおかげで、
 また、欲しいものに腕を伸ばすことを肯定してくれた、友人のおかげで、
 この気持ちを教えてくれた彼のおかげだった。 ]

(339) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[ だからきっと、気づいてしまったのだと思う。
 矛盾だらけの言動に、隠された彼の根っこの感情。 
 今からきっと彼にとって優しくないことを口にする。 ]

  オスカー。
  欲しいと思うのは、間違い?

[ 夜とは程遠い光が差す東屋の中で、
 彼に尋ねたのは、彼自身が口にしたセリフ>>1:268 ]

  俺は君を助けてあげないよ。
  君をこれから傷つけると思う。
  それでも君に聞こう。
  ねぇ、オスカー。

(340) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


  君は俺が好きなんだね。*
  

(341) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 新聞配達 モリス

――それから――

[イアンとはどう別れたのだったか、送ってもらったやもしれない。
 何にせよ無人の自室に戻り。それからデスクの歪な鳥を――残されたメモを見た>>267
 ちょうど教えるなんて話をしていたところだから、小さく笑う。]

終わってないよ。

[独り言ち、メモをたたむ。
 茶葉を確認して、茶器を揃える。
 ついでにナイフで木板に筋を入れて、使いやすいサイズに折り割った。
 いっそ茶会にしてしまえばいい。談話室の一角で、紅茶を淹れて言葉交わしながら、のんびりと作業をするのは悪くないじゃないか。
 私物を入れているバッグの中身を出して荷物を詰め替える。
 いつでも呼ばれていいように、だ。連休はまだ長い*]

(342) mmsk 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 記者 イアン

── 心優しき親友と ──


[その言葉に>>305首がどう振られるかなど言うまでもなく。
悪戯めく笑みには、嘘の欠片も浮かばない微笑が返った。

しかし厳しいところもあるのがこの後輩
ごもっともな返しに>>306こちらも同じ仕草をするも、
やはり自分を見てくれていた発言>>307
きっともう怖がることは無いだろうと思わせる前向きさに
陰ったりはするわけも無かった。

君がそんな風に他の名前を口にしたことが、
俺にとってどれだけ嬉しいものなのか。
相手を知りたいと思う反面、いつか知ってほしいと思う。]

(343) clade 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 記者 イアン



 いいよ、モリス。
 君にとって、意味を持つことなら。

[でも、今は
まだ弱い君を見ていよう。
そんなことを求めながら、広げない腕が>>308
いつか何も言わず誰かを抱き締め愛を囁くようになれば。
謝ることを望まないのなら、純粋にそう願おう。

優しく抱き締め、背を撫で続ける。
きつく感じても、相手から離れようとするまでは。
その表情も見ないように、今は素直に弱くいられるように。]

(344) clade 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

  ―  ―

[ 飽きもせずに花を見に行く。
 その目当てが近頃変わりつつあるのは内緒だが。
 視線をちらりと映しながらも栗毛を探し、
 それが見つからなければ中庭の花を見つめる辺り、
 現金な性格はしていた。 ]

  花は好きなんだよ。

[ ぽつりとこぼしながら視線は合わさない。
 避けているつもりではないがこれくらいの距離が心地良かった。
 それでも間引かれる一つ>>322に相変わらず
 良い気分はしない辺り複雑だっけれど。 ]

(345) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[ 今日は手折られかった一本に目を見開く。
 燦々と降り注ぐ日光が照らす明るい庭園で
 伏せていた眼差しが空の色を覗かせた。

 差し出された手は土いじりをしていたせいか、
 泥がついていたような気がしたけれど、
 彼が差し出す手に迷いなく腕を伸ばした。 ]

  水差しに水のあげすぎは関係ないよね。

[ ほんの少し、自信なさげに言葉にしながらも
 緑色のまだ未熟な薔薇の蕾に触れよう。
 口許にはやんわりと孤が描かれる。
 思った以上に満足のいく表情が浮かび上がった。 ]

(346) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


  あいで咲く花なんてロマンチックだな。
  せんぱいがそんなこと言うなんて、ちょっと意外だったけど。

  でも、そうだね。
  俺が咲かせてあげる。

[ 未だ覗かぬ花弁なれど、いつか
 誰もが見たことのない綺麗な花を。
 彼から受け取った命に触れながら ]

  綺麗な花になるように、あいすよ。

[ そっと未熟な蕾に口づけを。
 薔薇の香りはどこか甘くやさしい気がした。 ]*

(347) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[ その花が見事な花弁を覗かせた時。
 気障ったらしいような気がしたが、
 ピンク色のリボンを結んで飾ってしまった。

 なんというか今からしようとしていることは、
 相当小っ恥ずかしい自信があるので、
 どうか笑わないでいて欲しいと願う。

 向かったのは中庭の庭園。
 そこに主がいない瞬間を見計らって、
 足音を消してこっそりと歩み寄る。 ]

(348) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[ 伸ばした指は栗毛を梳く。
 いつもと同じように編むような動きで触れながらも、
 今日はいつもと違う悪戯を試してみようと思う。 ]

  …………怒るかな。泣かれたら流石に傷付くけど。
  出来たら喜んでる顔が見たい。

[ ぶつぶつと逃げ腰な呟きを落としながらも
 そよぐ風を浴びながら目を細めた。
 中庭の眠り姫はいなくとも、
 中庭で眠る恋しい人は変わらず此処に在って。
 彼に一輪の花を捧げながら
 午睡から目覚める彼の一番をもらおう。 ]

(349) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


  目を覚まして、マーク。

[ 祈るように屈んで。
 そっと唇を奪ってしまえば彼の左薬指に
 キラリと光る輪っかに満足そうに
 笑うのだろう。

 そして彼の胸に抱かせた花はあの時、
 芽吹いていなかった蕾>>329が綻んだ姿。 ]

(350) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ



  おはよう、俺の愛しい人。


[ どこまでも赤い薔薇の花言葉を囁きながら
 君がいて、俺たちがいた薔薇の木の下の近くで。 ]

(351) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[ 五月の連休が終わっても続いていく日常。
 その中で確かに起きた夢のような出来事。

 それらを胸に刻ませたまま、
 すんっと、鼻を鳴らした。

 何処かで紅茶の香り>>342が漂っているように感じられて
 また暫く、あの時を思い返すよう、
 瞼を閉じる。 ]

(352) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[ それはそう――五月、薔薇の木の下で ]*

(353) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 23時頃

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