204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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……ジャムも探す。 フィリップ、甘いの好きなのか?
[取りこぼしたそれを告げるフィリップに首を傾げた。 バーナバスへの反応>>222にはゆると頷く。]
あァ、そうだな。 けど、邪魔しねぇなら――… ちぃとばかし足止めするだけでもいいかと思う。
[ぽつ、と考えを零す。 これまでの事と関係性を考えれば警戒を解ききれぬ風。]
(229) 2014/11/26(Wed) 00時半頃
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『……離した、よ』
[ほぅら。と、手をひらり。>>226 「あ」の形に口を開け、何故か逃げ去る赤毛。]
……
『嫌われたかなぁ。とうとうプリシラにまで。』
[膝を抱えて、うずくまってしまいたい。]
(230) 2014/11/26(Wed) 00時半頃
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プリシラ?
[身を翻すように駆けていくその背中を追う。
置いていかないでと縋った声が、この手からすり抜けていくのを想像して血の気が引いた。
動きの鈍い体に、追いつくまでの時間は如何ほどのものだったか。]
(231) 2014/11/26(Wed) 00時半頃
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ーー……冬は 甘いの貴重
[夏ならば果物で食べられるから ここまで執着しなかったが いまは冬 それも吹雪の中]
…………脚 射抜く?
[後ろ斜めに背負った荷入れ そこに入れてある 弓を出すべきかと 背に手を回しながら
発想が物騒だった]
(232) 2014/11/26(Wed) 00時半頃
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[フランシスがついてくと言えば>>223小さく頷く。 袖を引かれてゆると首を傾けた。]
……プリシラ、か。 うん、それは、分かる気がする。 場合によっては、――…、そう、だな。
[思案げに眉を寄せる。 フランシスの感じる危うさはその時ばかりは抜け落ちて。]
(233) 2014/11/26(Wed) 00時半頃
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…………
『また、明日。』
[昔は、トレイルもあんな風にちらっと見ては駆け出していったなぁと思い出しながら、バーナバスの居た空間に言葉を送った。>>231]
(234) 2014/11/26(Wed) 00時半頃
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[>>+66僅かな血の味に、舌を食まれてニコラの唾液の味が混ざり込む。 それが感じられなくなる前に、口の中に収めて、嚥下した。
ニコラの手が、左手を浚っていく。 ニコラはいつでも、望むものを与えてくれる。 彼の開いた唇の奥に光る牙を見、それが待ち構える空洞に薬指が飲み込まれていく様子に、ディーンはぞくぞくと背中を震わせた。]
……っあ、 ぅ、
[肉の少ない、硬い部分に歯を立てられるのは、腹の肉を破かれるのとも眼球の抉られるのとも、痛みの質が異なっている。 骨を揺らし、神経が削られるような感覚にディーンは熱のこもった吐息を漏らした。 痛みと熱は、一度きりの食まれる喜びを思い出させる。 消えて、生まれ変わって、また彼と出会うとして、この性分は変わらないままなのだろうか。 ふと、そんなことを思った。]
(+68) 2014/11/26(Wed) 00時半頃
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――…………は、ぁ
[ぬるついた感触と共に解放された指からは、薄い肉がすっかり削がれていた。 唾液で薄まり、淡いピンク色にも見える血液が滴り落ちていく。 自分の右手が汚れるのも構わず、ディーンは遺された証を掌で包み込む。 それから、ふ、と小さく笑うかのような息を吐いて。]
……ニコラ、君は案外、ロマンチストなんだな。
[ゆっくりと口角を持ち上げて、淡く、微笑んだ。**]
(+69) 2014/11/26(Wed) 00時半頃
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―3F―
……――ぁ、改まって謂われると、 なんだか、恥ずかしいな……
[>>224 視線を逸らした後、ちゃんと見なくてはと戻して。]
あり、がとう。 ……ドナルドならしっかりとした、 立派な大人に……なれるさ。
[頭を撫でるよりも控えめに、軽く髪に触れてから離した]
(235) 2014/11/26(Wed) 01時頃
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ああ。 フィリップも、何かあったらすぐ呼べよ。
[フィリップに似た言葉>>227を向ける。 冬は、との前置き>>232にきょととする。 野性味あふれる生活をしてきた彼の思考がなかなかピンとこない。]
そういうもんか? 甘いの、なら、砂糖とか蜂蜜とか。 山下りたら、菓子なんかもあるだろうし。
[物騒な言が聞こえ悩ましげに眉を寄せる。]
ああ、具体的には考えてなかった、けど 噛み千切るよりはまだ治りがいいか。
[空腹を覚える現状、つい更に物騒な言が漏れる。]
(236) 2014/11/26(Wed) 01時頃
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―3F― フィリップくんは、こない?
[>>227 尋ねるものの、はたと思い当たり むりに引っ張ってくるようなことはしない。]
甘いものは、元気が出るからね。……あぁ、そうか、貴重なのもある。シロップ漬けなんかも、おいしいよ
[フィリップの隣、ラルフが居ればどんなにか ――とは、思うけれど。]
待った。射抜かないで。ストップ。
[慌てて止めた。]
(237) 2014/11/26(Wed) 01時頃
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……ふたりとも、……お腹すいてるのかい……?
[倣う思考回路。 ――ひとのにくのほうがいいんだろうか。]
(238) 2014/11/26(Wed) 01時頃
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[視線それるは照れ隠しと思うから こちらから見詰めるのみでいたけれど フランシスの視線>>235が戻り ドナルドの表情がふっと緩む。]
ありがとうはこっちの台詞だって。 でも、――ああ、受け取ってもらえたなら嬉しい。 立派な、なんて、難しそうだけど。 ン、フランシスに並べるような大人に、なるよ。
[なりたい、と思うから願いを込めて綴る。]
(239) 2014/11/26(Wed) 01時頃
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―リラ/居間―
[恋しさが募った。 だから、トレイルの唇にそっとキスをして、足許に屈む。足の指を口に含め、爪と肉の間に舌先を入る。擽ったくなる場所だけれど、反応は当然のようにない。
爪を噛んで上に向けて爪を剥がす。どろりと血が溢れ。10本の指を同様に、骨までしゃぶりついた。]
……
[ニコラはといえば。眼窟に匙を入れて脳を掬いだし、スープのように啜る。彼の頭のなかを見てみたいと、言動に翻弄されることがあったが、今はどうだ。結局分からない。分かるのは美味いという感覚だけ。
バーナバスのおまじないもある。 なにも考えず、早く寝てしまおうと。愛し子たちの間で目を瞑った。**]
(240) 2014/11/26(Wed) 01時頃
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えっとーーー今 あの周囲にある匂い ちょっと俺 無理ーーー
[こく とドナルドの呼べに頷き フランシスの問いには 申し訳なさそうに それでも やはりあの吐き気がする臭いは嫌で]
[野性味溢れる生活は 蜂蜜は命がけの産物 砂糖や菓子も縁がなく]
…………どれも 作れない ーーーシロップ漬け
[あげられる甘そうで美味しそうなは ちょっと現実味遠いほどの 貴重に同意する フランシスに頷き返し シロップ漬けに至っては それもあるのか と貯蔵庫を漁らなかったことを後悔し始める でも それでも 貯蔵庫のあたりは行きたくなかった]
(241) 2014/11/26(Wed) 01時頃
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[さらに物騒と言うか 獣になりそうな ドナルドの言葉と まだ その方がいいという 旨の発言と フランシスのストップ 全く違う意見に 背中に回した手は 弓を掴みながら 引っ張りさせないまま]
えっとーーー殺さない よ?
(242) 2014/11/26(Wed) 01時頃
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――…え。 だってさ、ポトフ食べたきりだし。 フランシスも腹減るだろ?
[尋ね>>238に首を傾げる。 確かに空腹につられて物騒な思考になってはいるが 今はチーズが食べたい、なんて思っていた。]
(243) 2014/11/26(Wed) 01時頃
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……………… …………ーーーー
甘いものは食べたい
[フランシスの問いに 背中に手を回したまま しばらく考えて ルーツを一度みて ぽつと そうこぼす]
(244) 2014/11/26(Wed) 01時頃
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[名を呼ぶ声が聞こえたが>>231、立ち止まることなく逃げる。 どこに逃げれば良いのだろう。
迷っている内に追いつかれてしまった。]
(245) 2014/11/26(Wed) 01時頃
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[>>239 緩む表情に、あぁ、 こういうところもずるいかもしれない、と思う。 ]
受け取るよ、もちろん。 ……たのしみに してるからな。
[そう、祈るように。]
(246) 2014/11/26(Wed) 01時半頃
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フィリップは、二人の仲睦まじい様子をみながら部屋を出る
2014/11/26(Wed) 01時半頃
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[買うものというイメージ懐く蜂蜜を よもや命がけでとるものとは思わず。 そんな違いも話すうちに知っていくのだろう。]
――…ジャムと、 蜂蜜あたりもさがしてみる。
[フィリップが部屋出る前にそれだけ言って、 それからフランシスを見遣り「行こうか」と促して]
(247) 2014/11/26(Wed) 01時半頃
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ーーー…………?
[そのまま すぐ近くの ラルフがねている部屋に 行くつもりだった
が 何かが動き回る音ーーー走っている?気配に ゆるく首を傾げる 一体なんだろうと
弓まで出すほどではないだろうと思い ふらりと 足音の方へ]
(248) 2014/11/26(Wed) 01時半頃
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……匂いがむりなら、しょうがない。 鼻がいいんだな……。
[勘違いをしたまま、分かったと了承する。]
――んん、貯蔵庫に在るかどうかまではわからないけどね。 なかったなら、雪がやんでから街で探そう。
[フィリップの生活環境を思えば 街に出たら驚いて隠れてしまうのではと思う。 >>242さて、弓を構えたことについては]
足、怪我したら動けないし、たいへんだろう?
[まだ何もおきてない、なにも。]
(249) 2014/11/26(Wed) 01時半頃
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[どうにか追いついたプリシラを腕の中に閉じ込め、深く息を吐く。]
お前、まともに歩けてないだろ。
[そんな状態で何故逃げたのかと問うよりも先、眠っている間に男が部屋を抜け出していたのが原因かと予想できた。]
起きて俺がいなかったから、探してたのか?
[答えを待つよりも、服の上から着こんだ外套が何よりも雄弁な答えの気がした。]
悪かった。お前が起きる前に戻るつもりだったんだよ。
[宥めすかしながら、行為の影響で上手く動かない体を抱きしめた。]
(250) 2014/11/26(Wed) 01時半頃
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……まあ、 ……謂われてみれば すいてる
[>>243 指摘されて自分の腹の辺りに手を当てた。 先ほど袖を引いて首を傾げられたので >>247 声をかけられたときは、そのままついていった。]
(251) 2014/11/26(Wed) 01時半頃
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[ 「……ジャムも蜂蜜もーーー楽しみ」 と ドナルドに告げつつ
フランシスの誤解に 説明も難しく 頷いたけれど……続いた言葉 街ーーーにうっ と怯む 甘いものは気になる けれど街 葛藤は表情にもありありと]
味方されたら厄介だと思って
[彼自身 トレイルを殺しただけに 思考は自然物騒な方に流れつつ フラフラっと歩きだす]
(252) 2014/11/26(Wed) 01時半頃
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あまいもの、探してくるからね。
[小さく手を振って、階下へと向かう。]
(253) 2014/11/26(Wed) 01時半頃
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[近づけば話し声聞こえる ーーー先ほどの来訪者……バーナバス の声 表情が硬くなり 肩のルーツを防寒着の胸元に入れる 何時もの狩のスタイルーーーー
先ほど フランシスには止められた ドナルドには噛み付くよりましと 言われた 弓をそっと荷から引き摺り出して 矢も一本引っ張り出し 静かに死角を探し移動する]
(254) 2014/11/26(Wed) 01時半頃
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フィリップは、ベネットことフランシスに来たい込めて頷き手を振った表情とは全く別の
2014/11/26(Wed) 01時半頃
ベネットは、ドナルドの後ろ、ついて行きながら。
2014/11/26(Wed) 02時頃
ベネットは、フィリップが別の足音の傍に向かっているとは気づきもしないで。
2014/11/26(Wed) 02時頃
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[たのしみにしていると言われれば>>246 フランシスに「ああ」と大きく頷いてみせた。 街で探そうという言葉>>249には思い出したように]
フランシス、 街に出たら、さ、フィリップの服も。 足りなくなったらしいから。
[フィリップは自分で賄う心算のようだったが ひそりとフランシスに其れを告げて願う。 平らな腹を擦る様子>>251みれば小さく笑い]
――…だろ?
(255) 2014/11/26(Wed) 02時頃
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[落ち着かないプリシラを抱きしめ、抱えた誤解が分かれば何度も言い聞かせて宥める。
大事にしたいのも、大切にしたいのも、一人だけ。
一番懸念していたノックスの様子に荒れ果てたものが見いだせなかったから。 他への警戒は薄い。
意識のほぼ全て、腕の中の養い子にだけ向けられている。**]
(256) 2014/11/26(Wed) 02時頃
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