22 共犯者
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別に何もないよ。 もちろん、僕は居なくなるつもりなんて無い。 ホリーと一緒に、いつか村を変えていきたいって思う。
だけど……アルフレッドさんも、パピヨンさんも……だったから。
[それもまた現実なのだ。 自嘲の笑みを浮かべて、ホリーの頭を軽く撫でて]
行こう、ホリー。 君は絶対に還させない。君も、僕の友人達も、皆。
[脆い決意を口にして、 広場へと向かっただろう]
― →広場―
(280) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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さあなァ。 儀式でなくとも、友達や自分より若いのが何らかの事情で死んでいくのはある意味、年寄りどもには日常だし、慣れたヤツもいるだろう。
[ 言外にそうでない者もいるだろうという嘲りも含め ]
トニーは…あの幼さで全てを把握出来る方が不幸だろうな。 死体を見たショックは大きいだろうが、意味がわからないまま生きて忘れてくれることを祈るばかりだよ。
…うん? いや、何こっちの話だ。大したことはないよ。
[ 言って、テッドの様子をうかがう ]
(281) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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―― 森の中 入り口付近 ――
うん、ここなら森の入り口がちゃんと見える
[私は少し大きな樹に登り、辺りを見回す よし、ここにいたら大丈夫 森に入る人間は、皆確認出来る よほど注意深く頭上を見ない限り、夜に潜む私は見つからない
村長夫人の訃報は、聞いた ただ、ノックスの事は知らなかった 私にそういった情報を伝える人間は、いないのだから だから、確認しようと思ったんだ どいつが、どんな物を持ち、森に入るのか…―――]
(282) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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>>277 そお? 珍しく難しい顔して考え込んでるなって思ったんですけど。 またピッパにでもいじめられたの?
[テッドの印象はそんなものらしいです。]
儀式… は… 満月の夜… ってことになるのかな? それとも… 4人になった時…。
[歌からするとそんな感じに思えた。正確なところはミッシェル自身もわからないのだ。]
(283) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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肉屋 ニールは、ランタン職人 ヴェスパタインに手を挙げて挨拶した。仕事は順調かい。
2010/08/03(Tue) 22時頃
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>>278
こんばんは。 若しかして… 参加したんですか…?
[籤の会場にはいなかったはずだ。生贄のリストなど碌に確認していなかったし、他所者扱いを受けてる彼が参加することなどないと思っていた。]
(284) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 22時頃
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─広場─ 何の話をなさっているんですか?
[ 僅かに首を傾け、宵月色の瞳をミッシェルとニールの二人に眺めやる。]
やはり昨日のことですか?
(285) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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―広場―
[ミッシェルの姿がある。 二ールの姿がある。他にも、何人か。そしてヴェスパタイン。 ぺこりと礼をして、森の方を睨んだ]
(286) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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―夜の広場―
[こちらを伺うニールの視線に動揺を隠せず視線を逸らす。 ミッシェル>>283の言葉に一瞬目を見開いて]
ちょ、なんだよそれ、俺だってたまにはまじめな考え事ぐらいするっての!
[自分でたまには、と口に出している時点でだめなことに気づいていない。 ミッシェルにとってもあやふやらしい儀式の期限に、そうか、とひとつ頷き]
満月か4人になったとき……ほんとに、これ以上人が減るの、かな……
[脅しなら、ヴェスパタインが言ったような企みなら、今迄死んだ人たちで十分じゃないか、とも思う。 いつだって肝心な話のときにその場に居ない若者は友人が長老達に喧嘩を売ったこともしらないから、パピヨン以外に懐疑的なのがあまり浮かばなくて、ぽつり、と呟いた]
(287) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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>>285 [何の話かと問われて思わずニールの顔を見てから]
…昨日のことと言えばそうですね。 ノックスを見つけた時の話。
(288) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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そうだなァ。 これが普段ならもっと明るい話題で笑えてたんだろうが、流石に今はそうもいかんよ。
[ ヴェスパタインに苦笑を向ける ]
ところでお前さんはここに何か用かい。 こんなところに早々用があるとも思えんが。ボリスも見当たらないようだし…?
(289) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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─ 夕方・広場 ─
みんな来てるかなあ。
[昨夕と同様、あちこちに火が焚かれている広場には、人が集まり始めている。]
[何とはなしに、人の集まる方に足を向けた。]
みんな、ゆっくり休んだ?
(290) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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>>286 こんばんは。オスカー。 ホリーが挨拶回りって正装してたけど、あれって…?
[ホリーの話だと何処まで信用していいものかわからない。 確認してみようとは思ってたんです。]
(291) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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>>284 [ ミッシェルの質問で彼は、目に見えて顔が暗くなった。 目の辺りが何処か虚ろだ。]
……ええ。まあ。 別に参加したくてしたのではないですけど。
[ 渋々といった口調で答えた。]
(292) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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ん、マーゴとヘクターと……ピッパもいないんだ。 起こしに行ったりしなくていいのかなあ。
(293) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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>>287 あはは。ごめんなさい。 そういうの似合わない気がして。
[正直な感想なのですけどフォローにもなっていない気はする。]
・・・多分、まだ減ると思います。
[交渉の余地もないほど強行的に進める姿勢はきっと、此方の知らない事情がまだあるのだと思えるから。 そもそも歌を信じるなら所詮はまだ序盤に過ぎないのだ。]
(294) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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……テッド、お前さんなんかまたやましいことでもしたのか。 分かりやすいヤツだな。
そんなに俺に怯えることはないだろう。 さすがの俺も傷つくぞ。
[ 傷ついてるようには聞こえない声音で苦笑した ]
[ ふと見渡せば再び見送りの村人も、巡礼者も集まり始めている ]
(295) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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>>289 [ ボリスの名を出されると、びくりと目の縁が引き攣った。 だが、それでも敢えてボリスの名に言及する真似はしなかった。]
いや、用があるとかないとかではないんです……。
[ ぼそぼそぼそ、と語尾は口の中に消えた。]
(296) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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>>291
パピヨンさんが亡くなってしまったので、村役がアレクサンドルに継承されましたから、その件……だと思います。 長老連合の皆さんが、本当に許してくれたかどうかは分からないけど。
[言いながら、少し驚いた。 自分が広場で喧嘩を売っている間に、ホリーはそんなことをしてくれていたのだ]
(297) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 22時半頃
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>>292 そんなことって… ありなんですか…? ヴェスパタインさんには――
[―関係ないのに。そう続けようとして言葉を途切れさせる。]
(298) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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―夜の広場―
にあわないって、ひでぇ……
[トニーやオスカーがやってきたのも見えるけど、反応できるだけの余裕がない。 ミッシェル>>294に笑われてがくりと落ち込む――いつもどおりの反応をするだけで精一杯で]
まだ、減るのか……もう、十分減ったような気がするのに。
[深い吐息をこぼす。
ニール>>295の声にぎくり、と肩を揺らしておそるおそるそちらを見やり]
べつに、おびえたわけじゃ…… っていうかなんもやってねぇよ、こんかいはきっと!
[ヴェスパタインの工房でいろいろ口を滑らしたかもしれないが、どれが問題発言だったかもわかっておらず。 なにより二人っきりだったから言い張ればきっと大丈夫、と思いながら言葉を返す]
(299) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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[いつしか夜になり、広場に生贄たちが集まってきた。]
……今夜も、続いてしまうのね。 私にはもう、どうすることもできない。 何もできないまま、起きることを見届けるのが、私に与えられた罰なのかしら。
[ちらりと子犬を見やり。]
違う……のかもね。
(+13) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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[ ヴェスパタインの言葉に眉をひそめるが特に言葉はなく ]
[ 腕を組んでヴェスパタインの様子を伺いながら たまにちらりと年寄りやその補佐で働く若い者を見ている ]
[ 誰にも気づかれないくらい静かなため息を何度もついた ]
(300) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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[その場にいるメンバーをざっと見渡す。ちょっと思案気にむー、と唸ったあと、壮年の男の脇腹をつんつん、とつついた。]
ねえ、ニール? 「ミツカイサマ」とかこのお祭の神様って、おいらたちと同じ言葉を話してるのかなあ?
[悪戯ではなく、単にニールの注意をこちらに向けたかっただけのようだ。]
『「ミツカイサマ」や神様がおいらにもわかる言葉で喋ってくれていなかったら、お話が聞けないものなあ。』
(301) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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>>297 その話は本当なんですね…。
[何だか思っていたよりもずっと裏がこの「祭」にはあるんだろうか? 今年は本当に色々起こりすぎる… これから村はどうなるんだろう。]
(302) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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>>299 村の人にとってはね…。 でも、「ミツカイサマ」は満足してないんでしょう…。
[行動から考えれば殺すこと… 自らの手を下すことに意義を覚えているようにも思えなくはない。 彼らにとっても「祭」は神事であるのか―― 狂っているのかのどちらかだ。
どちらであっても終わる兆候も見えはしない。]
(303) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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不思議ね。 ずっと、ほんとうのこととは思っていなかったのに、私は今、「森に還って」いるのでしょうに。 あまり、そういう実感がないわ。 そこに自分の死体がある以外、何も変わったことはなくて。
風の音。 森の梢が鳴る音。 空が明るいのも。
[見上げると、月とは思えないほど明るい楕円の月が、煌々と赤く輝いていた。]
(+14) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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>>298>>300
ともかく。 行かなければならなくなったので行くんです。
[ 顔を伏せ、視線を地面の何処かに彷徨わせながら、二人に向けて、半ば自棄になったように説明にならない説明をした。]
(304) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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うん?
[ トニーから不意に話しかけられ 最初の方の言葉は耳に入らなかったが ]
うーん…俺たちの先祖が契約出来たってくらいだから、少なくとも俺たちの言葉はわかるし、あっちの言葉もわかるんだろうが…
トニー、お前さん何か知ってるのか? 俺にはお前さんが「何かを聞ける」と言ってるように聞こえるが、どういう意味だい。
[ しゃがんで目の高さをあわせ、優しくたずねた ]
(305) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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>>304
・・・ごめんなさい。 ヴェスパタインさんにそんなこと言ってみても仕方がないですよね。
[オスカーではないけど、村のあり方に疑問を覚えざるをえないところだ。]
(306) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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>>213 [柔らかいマーゴの温もりを感じる。 御使い様と契約をやり直す事ができないかと言う、彼女の心の底からの問いかけには]
そうだよな…。 無駄に人が死ぬのは……俺も見たくない。
[まだ、硝煙の香りがこびり付いているような気がする指先を、少し震わせた。]
けど、果たして怒っている相手と話など出来るだろうか? 少しずつ…怒りを解いていけば?
……いや、解らないな。 彼らの考えは、俺には解らない。
[だが、お互い尊重し合った形で話ができるのなら…或いは?]
(307) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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