70 領土を守る果て
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[ゼルダちゃん、という言葉に耳をぴくりと動かすが、顔は平静そのもので動じる様子はない。]
アーサー…あぁ、あの酒屋かい。 酒屋がこんなことをする道理はないから、大方その前にやられたんだろうよ。 [と、そこで言葉を切り、頬を膨らませて吹き出す寸前といった様子のプリシラの尻を、持っている杖でピシャリと叩く。]
まぁなんにせよ、事件が起こったってわけだね。 アンゼルバイヤではもう何年も、こんなきな臭い事件が起こったことはなかったはずだよ。 最近耳にする噂も、これで一気に信憑性が増したようにアタシには思えるねぇ。戦争を嗅ぎつけて、柄の悪い輩が流れ込んで来てるのかもしれないってね。
おぉ、くわばらくわばら…。
[テーブル席へと移動しながら、思いついたように兵士に向かって声を掛ける。]
ちょいと、犯人はきっちり捕まえとくれよ! こんなことをする凶悪犯がうろついてるとあっちゃ、市民は枕を高くして眠れないよ。
(249) 2011/11/05(Sat) 00時半頃
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風邪薬かー、持ってきたら喜んでくれるかもね。 なんか、お茶いれてくれたり、いい人みたいだし。
[…はちらりとヴェスパタインの方を見る。先ほど首の後ろにちりっと刺すような殺気を彼の方から感じた気がしたけれど、一瞬であまりにも呆気なく消えてしまったそれは、快く見知らぬ自分を招き入れてくれた人から発せられたものとは到底思えず、ただ自分の勘が鈍っているのだろう、と首を小さく振った]
サイラスのお父さんも薬屋さん?なんで王宮にそんなに用事があるんだろうね? 風邪が大流行してるのか、けが人が大量にでている、とか?
(250) 2011/11/05(Sat) 00時半頃
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ゴドウィンは、王に一礼すると、無言で謁見室へ向かった。
2011/11/05(Sat) 00時半頃
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あぁ、そうだサイラス。このうさぎの名前、君が決めてくれない? なんかなついちゃったのか、離れてくれないんだよね。
1:キング 2:ピーター 3:ラビ 4:うさ吉 5:又三郎(またさぶろう)
(251) 2011/11/05(Sat) 00時半頃
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ヤニクは、当初の目的をすっかり忘れてお茶しているが、本当は酒場にも行きたい
2011/11/05(Sat) 00時半頃
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クッ……ごほっ、ごほっ…はぁ…はぁ……。
[急激な運動の為か、隣国の兵士の殺気に毒されたのか。 来客中の二人を心配させぬようにそのばにしゃがみ込み苦しげに口元を押さえて咳き込み息を整える。 銀の長髪が無造作に乱れ、病的なまでに蒼白い肌をより白く見せた。 その弱った姿には傭兵時代の面影はなく、もしかつての知人がいたとしても容易に彼だとは見抜けないだろう。 咳の発作が治まったのか、呼吸を整え二人に紅茶を運ぶ]
……すまない、茶を淹れるのに手間取ってしまった……。 なにせ来客など久しぶりなものでな……。
[いつもの調子で無表情に淡々と呟き、机の上に紅茶を置く。 紅茶は淹れ方にこだわりがないのか、煮え立った湯に茶葉を大量に放り込んで煮出しただけのもの。 飲めばとても苦くて渋く濃い味がしただろう]
(252) 2011/11/05(Sat) 00時半頃
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[酒を飲み干してしまったプリシラ>>242に笑みを浮かべつつ、>>246>>249の言葉を聞いてしばらく考えた後。]
あぁ…アーサーか。
[聞こえないようにぽつりと呟くだろう。深く息を吸い込み深呼吸を始めた。]
俺は嘘をつくのが嫌いでね。 単刀直入に言おう。 この国は隣国に狙われている。 一緒にいるのは国境を偵察したラルフだ。 王はどう思ってるか知らねぇけどこのままでは全国民が危ねぇ。
[変装しているカルヴィンに>>223目をやるも、おかまいなしに淡々と話した。 兵士である...に王一族の変装だと通じるわけもなかった。]
(253) 2011/11/05(Sat) 00時半頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2011/11/05(Sat) 00時半頃
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―街の裏路地―
[大量の雑事を休憩して裏路地に入る。その辺で見つけた猫じゃらしを手に持ち、今ばかりはゆっくりと周囲を見回しつつ歩く。]
さーて、にゃんにゃんはどこッスかねぇ… 今回は秘密兵器もありやすし楽しむッスよ…! そういえばメアリー呼んであげた方が良かったッスかね? …!いたッス!
[...は塀の上を歩くトラ猫を発見し目を輝かせた。ゆっくりと猫に迫る...の背後に怪しい影が迫る。]
きゃっ! な、なに?いやっ! やめてっ!
[急に背後から捕らえられ悲鳴をあげかける。しかしその口はすぐに塞がれ、目の前にはナイフを突き付けられた。無力な...は何者かに問われるまま返答するしかなかった。]
(254) 2011/11/05(Sat) 01時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/11/05(Sat) 01時頃
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ああもう、ガキの見るもんじゃねぇよ。 ほら、水。
[静止が間に合わず、黒衣の男の亡骸を覗き込んだオスカー>>@18へ、冷たい水を差し出す。]
あの人の良さそうなおっちゃんがこんなことする筈ねぇよ。
[ややぐったりした口調で、酒屋の仕業ではないと言うゼルダ>>249に同意する。元々あった傷…にしては妙な気もしたが、敢えて口にはださず。]
(255) 2011/11/05(Sat) 01時頃
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[表が騒がしい。なにがあったのかと思って顔を出せばゴドウィンが隠密の一人を処理していたところだった。眉をひそめて状況をうかがう、出て行けば面倒なことになりそうだと思った。なにより、死者が出るバーというものは売り上げに響く。どうしたものかと思って店内からは見えない奥との境目にいれば見間違うことのない最愛の王子がひょっこりと現れた]
でっ・・・・・・ [殿下、と叫びそうになるのを気合で飲み込む。なぜ、こんな時間のこんな場所にあの王子様が現れる。とにかく、保護しなければと、思い、表にでようとすれば銃兵隊のイアンの姿が見えたので風を切るほどの速さで元の奥へとひっこむ]
(256) 2011/11/05(Sat) 01時頃
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[オスカーが覗いて遺体を見ればそのまま気分が悪くなった。 その一部始終を見て、>>@18]
おいおい坊主。 坊主にはコイツはまだ早いだろ?
…ほら見ろ言わんこっちゃねぇ。 ちーっとコイツは店の隅にでも置かせていただくな。
[抱えていた遺体を店の隅へ。 上半身は持ってきていた布で覆い隠し、ラルフはその遺体の胸にメアリーから受け取った花をそっと置いた。]
(257) 2011/11/05(Sat) 01時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/11/05(Sat) 01時頃
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[薬屋を背にして、来た道を見つめた。 明かりで照らされていたが、ローズマリーにとっては困難に等しい。]
この夜道をまた戻るのも至難の業ですね。 ……どうしましょう。
[しばらくその場で立ち尽くした。 道の中央には一つの噴水があった。ひとまずそこまでは、と歩いて行くのだったが、叫び声を耳にすれば>>254]
なんですか!?
[その異変とも聞こえる叫び声に声のする方へと向かっていった。]
(258) 2011/11/05(Sat) 01時頃
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プリシラは、カルヴィンいたのか……。酒飲ましてやるからなんかしゃべれ←
2011/11/05(Sat) 01時頃
大地主 ゼルダは、メモを貼った。
2011/11/05(Sat) 01時頃
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声の聞こえた方は裏路地でしたね。
[壁を伝って声のする方へ進んでいく。 暗い暗い夜道はローズマリーの視界では闇に近かった。 この暗闇は怖い。恐怖でしかなかったが、聞こえた声は確かで見捨ててはいられなかった。]
…念のため。
[近場に落ちていた空き瓶を拾った。 それが役に立つかはわからないけれど。]
誰かいるんですか?
[瓶を片手に声をあげる。 声を上げた人の口が塞がれているとも知らずに。]
(259) 2011/11/05(Sat) 01時頃
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[と、思わず隠れてしまったが、一介の兵士ごときが私の存在を知るわけもないだろう。こちらが一方的にイアンの存在を知っているだけで向こうはこちらの顔も見たことあるまい。王子捕獲のため、表へと顔をだす]
あらあら いったいなんの騒ぎだっていうの。
[騒動を説明してくれる人がいればうなずいて状況を理解しようとするだろう。そしてイアンに向き合い、死体の処理を早急に頼む]
早く、この店から死体を移送してくれません? お酒がまずくなってしまうわ
(260) 2011/11/05(Sat) 01時頃
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[そして、やさしく、それでいてしっかりと王子の腕をつかむ]
ギターを持っているということはこの店のアーティスト希望の人かしら。なら奥で面接しましょうね こっちにきてくださいます?
[笑顔を顔に貼り付けたまま有無を言わさずカルヴィンを引き寄せる]
(261) 2011/11/05(Sat) 01時頃
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コリーンは、ヤニク私は5だな
2011/11/05(Sat) 01時頃
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[静かな裏路地に低い声が響く。「動くな。命が惜しければ首を動かして質問に答えろ。」コクコク 「お前はこの街の人間か?」コクリ 「この国にいる王族は王と王子の二名だけか?」コクリ 矢継ぎ早に飛ばされる質問に涙目になりながら答えていく。
しばらくしてこれ以上情報を引き出せないと悟ったか何者かはナイフを...に突き立てようとする。 その瞬間――
誰かいるんですか?
シンとした路地に響く女性のものらしき声。 何者かは目撃者が現れるリスクを嫌ったかすぐに立ち去って行った。]
スン…クスン…
[...は腰が抜けてその場にへたり込み、噛まされた猿轡を外す気力もないまま泣き出してしまった。]
(262) 2011/11/05(Sat) 01時頃
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[>>249お尻を押さえて跳ね上がる]
いてぇっ! なにすんだこのォ! くそっ……。
[また叩かれないように口をつむぐ。(歳をとると妖怪になるっていうけどよぉ、このバーサン、なんで俺の考えてることがわかったんだぁ?)、ひとまずメアリーの隣まで退散することにした]
(263) 2011/11/05(Sat) 01時頃
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ワットは、ヤニク、わしなら4じゃな・・・
2011/11/05(Sat) 01時頃
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はぁ?何だよ、それ。
[突拍子も無いイアンの言葉>>253。俄には信じられずに声をあげる。]
意味わかんねぇし。 …あんたが嘘が嫌いってのは知ってっけどさ。
[エイプリルフールは今日だったか、と首を捻る。遺体処理の話が出ると、仕事ができたことを思い出して]
…とにかく、準備はしとくから。
[それだけ伝えると、酒場を後にする。いつもの店、知ってる顔。日常に舞い込んだ黒衣の男の亡骸は異変を示していたが、…はその異変にまだ気づかない。]
(264) 2011/11/05(Sat) 01時頃
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[静けさだけの裏路地。 音は恐る恐る進む自分の足音だけ。 そして何処かで猫の鳴き声が聞こえ、暗い裏路地に反響した。]
…怖い。
[思っていたことが口に出た。 握った瓶に力を加え、竦む足を無理矢理進ませ、やがて猫の鳴き声は女性の泣き声へと替わっていった。]
大丈夫ですか?!
[へたり込んだソフィアを見つけると、瓶を捨て顔を覗き込んだ。 よくは見えなかったが口には猿轡をはめているようで話すことも困難そうだった。猿轡を丁寧に外し、泣いている彼女の背中を落ち着かせるようにそっとさするのだった。]
(265) 2011/11/05(Sat) 01時半頃
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ピーター……いや、なんでもない……。
[ヤニクが抱いている兎を見つめ、ぽつりと呟いた。 そして、自分が出かける途中だった事を思い出す]
……すまない、家に招いて早々なんだが…… 先程までランタンの材料を街に買い出しに行く途中だったんだ……。 君が俺を訪ねに来た目的を聞いていないが、依頼主が来るまでにランタンを完成させたいのでね、少し急いでいる……。 ……話はまた今度、ゆっくり聞こう……。
[まだヤニクの名前を知らなかったので、ヤニクを「君」と呼んだ。 そしてそのまま出掛ける為に身支度を始めている。 今から調達しなければいけないランタン素材の量と重さを考えると気が重くなり誰にともなく呟く]
……しかし、ランタン10個分の材料か……。 俺一人で運ぶのは骨が折れそうだな……。
(266) 2011/11/05(Sat) 01時半頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2011/11/05(Sat) 01時半頃
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[ゴドウィンが立ち去るのを見届けるとロビンへ向き直り]
ロビン、君に頼みたい事がある。 実は王子を町へ使いに出しておるんだ。 多分ローレライというバーにおるから、これを渡してほしい。
[そういって、伝書鳩をロビンへ預けた]
王子は身分を隠しておるだろう。 そこは臨機応変に頼んだよ・・・ 渡したら報告にくるように。
[そう伝えると謁見室へと向かった]
(267) 2011/11/05(Sat) 01時半頃
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ゴドウィンは、ヤニクとやら、私は2を推そう。
2011/11/05(Sat) 01時半頃
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[周囲の反応は想像していた通りであって、だたの兵士である...が言っても信じる者は少なかった。]
まぁ突然言っても無駄だろうな。 もっと詳しく話してやりてぇんだけどこの店の主がご立腹だ。
["「天国と地獄"その異名を持つ者がこの国の何処かにいるとは聞いていたが、それがコリーンだとは...は知らない。]
そろそろ行くぞ。
[冷たく横たわる遺体を抱きかかえ、ラルフに合図を送ると店を彼は店を出て行った。]
プリシラは今度ゆっくり飲もうぜ。
[店を出て行く前に...はプリシラに笑みを浮かべて一言添えた。]
(268) 2011/11/05(Sat) 01時半頃
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ちょっと待てよ。 俺はいつまでもコイツと一緒なんてまっぴらごめんだね。
[ヨーランダが店を後にすればそれについて行き>>264、墓地へと向かうだろう。]
(269) 2011/11/05(Sat) 01時半頃
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ー王宮(謁見室)ー
[ゴドウィンの待つ謁見室のドアの前で心の準備をする。ゴドウィンとはい言い争いになることが多く少々体力が必要。ゴドウィンの優秀さは認めており、自分に足りない物を持っている彼を信頼しているしこの国に必要な人材であると思っている。一呼吸おいて家臣にドアを開けさせる]
ゴドウィン、待たせて済まない。 君の用件はなんとなく分かっておる・・・
アウスト共和国の事だろう?
[ゴドウィンが話始めるのを真剣な眼差しで見つめる]
(270) 2011/11/05(Sat) 01時半頃
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─夜・自宅─
[この日は家業の本屋を早々に閉店し、自宅の今に家族三人揃って母の誕生日祝いを行った]
母さん、誕生日おめでとう。 はい、これ…お祝い。
[帰宅する前に広場で購入した白いバラの花束を差し出すと、母親は心から嬉しそうに笑った。 父親から贈られたのは、街中の老舗の飾り職人が仕立てた指輪だ。 行方不明になった父親の代わりに、その娘が手がけたものだが、なかなか良い装飾だった]
(271) 2011/11/05(Sat) 01時半頃
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[宴もたけなわ、用意した手料理の皿が空になっていく代わりに父親の酒は進む]
父さん、飲み過ぎるなよ。…──ああ、ほら、…もう空だ。
[空いてしまった瓶を振る。どうやら興に乗って普段よりも杯が進んだようだ。 だが、両親の楽しげな様子を見ると、咎める気もおきない。 やがて、眠ってしまった父親を優しく介抱しだす母親に、苦笑を向ける]
これじゃあ、いつもと同じだね。 …僕、ちょっと出かけてくるよ。少し飲み足りなくてね。父さんが僕の分まで飲んでしまったから。
うん、そんなに遅くならない。…──じゃあ、行ってくる。
[母親に言い置いて自宅を後にする]
(272) 2011/11/05(Sat) 01時半頃
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─路地裏─
[道は僅かな街灯が足元を照らすだけで暗い、そして静かだ。 だが、平和なこの国は女性が一人で出歩いていても危険はない…──と、言われていたが]
……?
[この街の一番人気の酒場、ローレライに向かう途中で、前方にうずくまる人の姿を見つけて足を留める。 その場で一旦、注意深く様子を伺ってから、少しずつ足を運んで前へと進む]
…誰、だれかいるの…?
[うずくまってすすり泣きのような声を上げている女性と、側に屈んで介抱している様子も女性、…だろうか? ソフィアとローズマリーの方へと警戒しながら近づいていく]
(273) 2011/11/05(Sat) 01時半頃
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[...は安堵や恐怖、その他様々な感情が渦巻いてしばし泣き続けた。 それでも傍らに自分をいたわってくれる人がいるという事実が...に少し落ち着きを取り戻す。]
わた…あっしは…ソフィアって名前で… 万屋のお手伝いみたいな仕事してて… さっき仕事が一区切りついたから猫と遊ぼうと思って…
[...はたどたどしく自分の身に起きたことについて話し始めた。 話し終えると同時ふと握り締めたままの猫じゃらしが視界に入り、そっと拳を開く。ぱさりと猫じゃらしが路地に落ちると、...は緊張の糸が切れたのか意識を半分手放した。**]
(274) 2011/11/05(Sat) 01時半頃
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百姓 ワットは、メモを貼った。
2011/11/05(Sat) 01時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/11/05(Sat) 01時半頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/11/05(Sat) 01時半頃
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−王宮・謁見室−
[悠然と座に着いたワット王に、拝礼しつつ詰め寄る。]
左様でございます、陛下。 我が配下の一隊が、アンゼルバイヤ−アウスト国境付近にて、所属不明の武装集団より攻撃を受け、壊滅いたしました。 唯一の生存者からの報告によれば、その集団は…アウストの暴民どもに相違ない、との事でございます。 尋常ならざる事態でございますぞ、陛下!
(275) 2011/11/05(Sat) 01時半頃
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[聞き覚えのある声が近場から聞こえた。>>273 恐る恐るその声のする方へか細い声で尋ねた。]
その声はベネットですか?
[周囲はまだ暗闇で人の姿は見えないが、緊張した声で相手に聞いた。僅かに声も震えているだろう。]
(276) 2011/11/05(Sat) 02時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/11/05(Sat) 02時頃
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[この場で起こっていることが現実のものと受け止めきれず、うつつのままイアンの言葉を聞いている>>253]
信じられない……。
……ちょっと自宅に戻ります……。
[ぼそりとつぶやくと、フラフラと店を出て行った**]
(277) 2011/11/05(Sat) 02時頃
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[背中をさする彼女は震えていた。よっぽど怖い思いをしたのだろう。 落ち着かせようと背中をさする行為は辞めなかったが、一通り話した所で彼女の猫じゃらしが静かに落ちた。]
危ない…。
[咄嗟に彼女を抱きかかえ、合流したであろうベネットを見つめたのだった。]
(278) 2011/11/05(Sat) 02時頃
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