227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE
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カルヴィンに1人が投票した。
ルーカスに6人が投票した。
ルーカスは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
カルヴィンが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ミツボシ、ミーム、ディーン、ヤニク、キルロイの5名。
[小さな森のテーブルに、新たに置かれるは
アールグレイの紅茶に、
おそらくは文句を言われぬであろう美味い珈琲。
演者もまばらになったこの舞台。
――……終幕は近い。]*
(#0) 2015/06/27(Sat) 01時頃
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[李からの問い>>4:+45に、大仰に顔を顰めてみせた。 アルヤスが気に入っただって? とんでもない!]
は。なんでそーいうことになるんですかね。 いいっすか、うさちゃん。 俺は! あーいうやつが! いっとう嫌いなの! 誰かを救うだとか……反吐が出るわ。
[ハン、と鼻をならしてそっぽを向く。 頭の中では、血に塗れた漆のような髪と、 炯炯と月光が灯る眼を思い出している。
さっき背負い投げされて打ちつけた頭を撫でながら]
目覚めらんねえなら。仕方ねえなって思う。 だけど、そうなら。 あいつも目覚められなくなりゃーいいんすよ。
[そこまでいうと、珈琲をいれるために席を立つ。>>4:+43*]
(+0) 2015/06/27(Sat) 01時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/06/27(Sat) 01時半頃
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[ 聞こえねえ。 なにが とか ほんとに とか そういう…>>4:+40
( 今 お前さんが思ったこと まるごと抱えて 月の裏まで飛んでいけ。 安心しろ、僕は兎だ。月は案内し慣れてる。)
春日組きっての強面あんちゃん直伝の投げは 僕の全力をもってして 猫を重力から攫っていって 体の上に落ちる時、さり気なくエルボーも入れといた。]
…………くたばっちまえ! 淫蕩的貓!!!
[ っはあ、っはあ、と息切れするのは、 体力のせいじゃなくて 恥辱と焦りと怒りのせい。
( あーもー …クソ。 ) 還ったら、”諸悪の根源”も一発くらいは殴っておこうか。]
(+1) 2015/06/27(Sat) 01時半頃
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[ 草の上にノビた紫色のベスト>>4:+41を見下ろして 僕は肩で息をする。 幻覚を見ているふうな言動に、 「いい夢見ろよ」 とブラックジョーク。]
はあぁぁぁぁ……………全くもーー!
……なに。 なに見てんの。
[ 此方を見つめる卵が居れば、じっとりとした目で威嚇し あーもーヤダヤダ! と叫びながら 椅子のひとつに腰掛けて。 起きたら猫がぜーんぶ忘れてる事を祈ることにした。
― 了 ―**]
(+2) 2015/06/27(Sat) 01時半頃
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[それから、どれ程の間"眠って"いただろう。二度と目覚めぬ筈の眠りは、幸か或いは不幸なのか。 聞き覚えのある声>>+0に、どうやら邪魔をされてしまったようで。]
………、死んだ、筈なんだが。 此処が"あの世"というやつか?
[事切れた筈の時と同じ姿勢で、木の幹へともたれかかったまま。目だけを開ければ、そこに見えたのは血塗れの自分の服ではなく――真新しい、白のズボン。 それも酷く奇妙ではあったけれど、血が拭われ新品同然になった服に驚くよりも先に、右手に乗る小さな重みに意識を奪われる。
霞む意識の中、暗転する視界の中。せめて"お前"と、と捕らえた白い一匹の蝶の姿は、そこには無く。 代わりにあるのは、一つの時計。"お前"があの日土産にくれた、小さな小さなあの時計。 その姿を認めれば、びくりと一つ肩を震わせ。心から安堵したような溜息を漏らし、手にした時計を握り締めた拳を額へと押し当てる。]
(+3) 2015/06/27(Sat) 05時頃
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………良かった。 やっと見つかったよ……は。もう少し早く見つかって欲しかったが。
[小さく呟きながら、大きな溜息をもうひとつ。押し当てた手のひらから溢れた鎖の冷たさに顔には自然と笑みが浮かび。 その時計を通して、あの日に。"お前"に想いを馳せれば。もう二度と夢から覚められぬという無念はほんの一時だけは忘れられた――寂しさは、余計に募りはしたけれど。]*
(+4) 2015/06/27(Sat) 05時頃
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[そうして、ふと。 鼻に届いた香り>>#0に、落としていた顔を上げ。そうすればそこに見えたのは、小さなテーブルと幾つかのカップに……そして、見知った顔がまた幾つか。 尻尾を揺らすチェシャ猫>>+0と、椅子に腰掛け耳を揺らす三月兎>>+2。そして少し離れた所で何やら咳き込んでいるあの忌々しい皮蛋野郎>>4:+38。]
……久しいね、"チェシャ猫"に"三月兎"。 あの"卵"が居るという事は、地獄には間違いないんだろうが……、何というか、想像していた所と違うな。
[立ち上がり、手にした時計を大切そうに胸のポケットへとしまい。 帽子屋も此処に居る事はまだ知らないまま、テーブルの側へと歩いて行く。
……それにしても。あの世と言うものは、もう少し殺伐とした所だと思っていたけれど。 まるで森の中のお茶会会場のようなその空間に、男は戸惑いつつもテーブルの上の珈琲をみやった。]
(+5) 2015/06/27(Sat) 05時頃
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――……これは。頂いてもいいのかな。
[チェシャ猫か三月兎が此方に気付いたのなら、軽く手を上げて挨拶くらいはしてみせて。 そうして机の上の珈琲を眺めつつ、誰にとも無くそう呟く。
その声に、果たして誰かしらの返答はあったろうか。 あったとしても、無かったとしても。貰っても別に構わないだろう、とその珈琲へと手を伸ばしただろうが――生きている時からずっと、珈琲が飲みたかったんだ。]**
(+6) 2015/06/27(Sat) 05時頃
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―お茶会会場にて―
っ は 、 上等
[>>4:62 最期の最後まで、マセたガキ。 容赦なく、鈍い音を立てて彼の身体を抉る鉄球に血は飛ばない。 グロいのも何も見えない。 ぜーんぶトランプ兵で覆い隠しちまってるからな。
じわ、と兵の身体に滲む赤は綺麗とは到底呼べなかった]
赤の女王っぽく、なったんじゃね
[か細く掠れた声には皮肉を。 ああ、まだ笑えんのか。ドエムかよ。 琥珀は命が尽きるまで、その生をしっかりと見届け
最期の言葉に にぃ と歯を見せつけて笑った。 だって相手も笑ってんだから、]
(0) 2015/06/27(Sat) 06時頃
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残念、俺は"死なない"
[勝って悪魔を殴るまでは意地でも"死んでやらない"。 死ぬつもりもない。 瞼を閉じるガキの耳には届いてると良い]*
(1) 2015/06/27(Sat) 06時頃
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──────
[鉄球をトランプ兵とガキの上から自分の手元へ。 ぺら〜 ぺら〜 と元に戻るトランプ兵達は俺についてくる。 血まみれのトランプ… 割にホラーだ。
死体から背を向け、早速勝利の褒美というか、 彼の武器、フランベルジュを取りに行き──たかった ]
── ぅ が…っ
[しかし身体は限界のよう。 血が ぼたぼた 、と口から零れ落ち、 支えのない身体は糸が切れたように地に倒れる]
きっつ…
[相当内のダメージがキツい。 立ち上がるのも面倒になって、 倒れた俺にあわあわするトランプ兵に告げる]
(2) 2015/06/27(Sat) 06時頃
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おい、誰か人呼んでこい。今すぐ
[そう、誰でも良いから俺を少しでも手当してくれる人物。 仲間がまだ生き残ってれば良いんだが。
トランプ兵が慌ただしく去ったら、俺も一度睫毛を伏せる。 暫しの、ほんの暫しの休息 ────]**
(3) 2015/06/27(Sat) 06時頃
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ーー少し前のことーー
[>>+4:37>>+4:41ああ、なんという事か。 怒りに任せて投げ飛ばされるリー、 そして盛大に投げ飛ばされたラルフ。 そんな二人を見て笑う他術がなく、 手を口元に抑えながら肩を震わせて声に出さない様 何とか耐えようと(少し声漏れてる)。]
く、…っおい、ラルフ…だい、じょっ… けほっごほっ!!
[あ。駄目、辛い…]
(+7) 2015/06/27(Sat) 07時頃
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ーー閑話休題ーー
……ずっとこのまま… どう見ても此処にいるの男だらけだが、 誰か女見てないのか
[>>+4:42ずっと同性を見てるのも目に毒だ。 そう考えての発言だったが此処にいる全員が 夢の参加者に対し男しか見てないと答えるだろう。 返答を聞けばため息を吐いて、]
手を出してはいけないもの…と言われると 少し気に食わないが、間違ってない。 常人が読むものではないしな。
…………………魔法使い…?
[>>4:43『魔法使い』と言われてもピンとしない顔。 近いような、遠いような、微妙そうに。]
(+8) 2015/06/27(Sat) 07時頃
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乙の世界では調味料使い、だな…。 魔法使いに似てるといえば似てるが。
…まあ、それが分かりやすいなら そう思って貰えれば良いと乙は思うがな?
[これまた謎めいた発言が漏れたろう。]
(+9) 2015/06/27(Sat) 07時頃
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へえ、そーゆーもんですかい。
[猫のちょー嫌そーな顔と、畳み掛けるような説明>>+0に、 一応理解はしつつ(でも納得はあんましてない)的に 頬杖の上に乗せた口元を尖らせる。]
俺ァ死んでまで嫌いなやつの顔は見とうねーけどなぁ。
[席を立ち、猫の背中でふんわり揺れる尻尾を見送って。
卵が魔法使いと言われりゃあ、ひと笑いして「魔法少女につきもののマスコットにしちゃー、あの竜はいただけねーな」と揶揄のひとつも投げただろう。
俺のホージ茶3点セットとおんなしよーに現れた珈琲豆>>4:+43を、躊躇なく淹れる姿にゃ ”用意しただろう人物”について話してやろーかと思ったが。
チェシャの笑みすら抜けた”ラルフ”の横顔に、 僕は黙って伸ばした右手を元に戻すしか なかった。]
(+10) 2015/06/27(Sat) 07時半頃
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あぁ アリス。 残念ながら、満員だ。
………なあんてなあ。もー兎もヘイヤもこりごり。
[アリスが茶会の席につくのを拒むのは、三月兎の役目だと思っていたけど、いま彼の来訪を”喜んでいない”のは僕自身で
( あんたの顔は、それこそ最期に見たかった。)
”ひとりめ”が現れたことに、心臓はきゅうっと鳴って 無理に作った表情が、煎餅みたいにひび割れる。]
なんだか地獄に行く奴が多すぎるみてーでさあ どーやら「御一行様」が出来上がるまで 待合室で茶をドーゾ。 って事らしい。
[ポケットの中に何かを仕舞った男>>+5へ、 そんな軽口まがいの説明をして。 彼がコーヒーについて確認>>+6をしたのなら]
(+11) 2015/06/27(Sat) 07時半頃
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ワインは如何?
[ そう、言いながら 彼へと
猫が淹れてたコーヒー>>4:+43に比べたら、 だいぶ美味そうなそれ>>#0を 差し出した。**]
(+12) 2015/06/27(Sat) 07時半頃
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[>>4:45>>0アルヤスと言う名前を聞いてヘクターは首を傾げた。話から聞いて恐らく自分側の迷子≪アリス≫だろうか。思い出すのは青いダンス衣装の男≪ジャスミン≫。]
アルヤスとはラルフと対峙していた奴か? 正直乙も苦手なのだが…
[殺されそうだったし、と目線を横≪スライド≫に。 そういえば情け無用に追撃をしたのは紛れも無いヘクターである。
……そしてその先に>>+3例の彼≪スパイダー≫を見て「ああ、やはり死んだか」とぼやくように。]
地獄≪ヘル≫であるのは間違いないな。 互いに死んだ者同士、今は楽しめば良かろう。 …あー、飲んで良いと思うぞ。
[>>5同様に考えていた事が同じだったので苦笑。先の出来事≪背負い投げ≫の事は語るつもりは無かった。]
おい、ラルフ。乙にもコーヒーをくれんか。 …マヨネーズそのまま飲むのも……飽きた。
[喉が流石に、渇いた。]*
(+13) 2015/06/27(Sat) 07時半頃
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[アリスにゃアリスのコーヒーがあって 猫と卵は”おかわり”をどーやら用意するらしい?>>+13
テーブルにはもうひとつ、誰かを迎える紅茶。
コーヒー党ばかりの圧倒的劣勢をものともせずに 爽やかに香りを咲かせるベルガモットは、 文句をたれつつ紅茶の基本を教えてくれた ちびっこ女王を彷彿とさせる。
それに ふ、 と小さく口元だけで笑って
僕は倒れたまんまの 僕の茶筒 に手を伸ばす。 ( コトリ ) 立てるだけ 立てて
ひとつのことを 腹に決める。 ( 僕のおしまいが決まったら、お茶を淹れよう。)
他でもない、あのひとへの懺悔を込めて。**]
(+14) 2015/06/27(Sat) 08時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/06/27(Sat) 08時頃
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["アリス"の"猫"という言葉>>4:53に、薄く息を吐く。 それは仲間が一人やられたと、そういう意味を孕んでいて。 酷く心が揺すぶられたものの、それでもそれが表情に出る事は無い。
耳障りな嗤い声に、ぎりと奥歯を噛み締め。 空を震わせる低い声に、きつくきつく眼前の"敵"を睨み付ける。
――彼は、こんな奴だったろうか? 否、ディーンが会った時の彼は、こんな風じゃあなかった筈だ。 彼に一体何があったのか、そんなのは分かりはしないが……敵対するのには、成程此方の方がやりやすい。
無邪気でいて傲慢な軽口>>4:55は、酷く耳障りだ]
……出来る事なら、あんたの居ない場所に、
[行きたいんだが、と。 舌なめずりと共に投げられた言葉>>4:56に、精一杯の虚勢で返す。 近付く距離。揺れる瞳は、"アリス"の足元で固定される。 笑みに歪んだその顔など、見たくはないから]
(4) 2015/06/27(Sat) 11時半頃
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[死が救いだなんて、そんなわけがないだろう。 悪夢から開放された所で、待っているのが無であれば、それは何の意味も持たない。
声音が、以前に会った時の彼のものと重なるのが、また苛立たしくって。 狂気に侵され、嗤い、救うなどと傲慢を振りかざす彼の、
嗚呼、なんて――]
……気持ち悪い、
[気持ち悪い、事]
(5) 2015/06/27(Sat) 11時半頃
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[詰められる距離に、追い詰められる様に此方からも後退る。 並び立てられる言葉の群れは、もう既に聞くつもりなど無い。 言葉を重ねる事も、また、する事は無い。 だって、どうせ何を言ったって無駄なんだろう。
チェス盤で出会った彼は、もう居ないのだろうと。 やさしく触れてきた手は、もう……無いのだろうと]
悪なら悪らしく……最期に散る覚悟も、あるんだろうな。
[引き攣る喉で、言葉遊びを重ね。 悪に対峙する正義なんて、似合いやしないのにと、胸中でだけ苦笑を洩らす。
いいや、"正義"は、今隣に並び立つ彼なのだろうか。 それならば、自分はきっとただの脇役。 何処かで"脱落"する事が決まっている、哀れな脇役なのだろう。 だが、だからといって……素直に殺されてやるつもりなど、あるわけも無く]
(6) 2015/06/27(Sat) 11時半頃
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――……ッ、!
[現れる炎>>4:60にまた一歩退き。 けれど向かう視線は、それとはまた別の方向へ]
……シュゼット……?
[此方に向かってくる、血塗れのトランプ兵の姿>>3に、まさかまさか、彼に何事かあったのではないかと。もしかして……、敗れてしまったのではないか、と。 背筋を凍らせる嫌な想像に、ただ目を見開いて。
そんなわけがないと、それを否定する為にたんっと足を鳴らす。 そうして、"時計ウサギ"が次に現れるのは、城の屋根の上。 "逃げる"事に、躊躇いなど無い。 そもそもがそういう役割なのだから]
あんた等と遊んでる場合じゃあ、無くなったものでな! 仲間割れでも何でも、好きにしてろ!
[下に居る彼等に聞こえるかなど分からないが、屋根の上から声を張り上げて。 踏み鳴らした足で、再び扉の中へと消えていく*]
(7) 2015/06/27(Sat) 11時半頃
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[現れたのは、"ディーとダム"に出会ったその場所。 確か彼は、女王達は"あっち"で争っていたと言っただろうか]
シュゼット!おい……何処だ!
[他に敵が居るかも分からないのに、精一杯の声を張り上げて。 足早にお茶会会場の方向へと駆けていく。
這い寄る絶望に足元が掬われそうになりながら、それでも。 一度、二度。そうして三度。仕えるべき"女王様"の名前を呼んで。
――その呼び掛けに、返事はあったかどうか。 どちらにせよ、お茶会会場に辿り着いたディーンは、程無くして地に倒れる彼の姿>>3を見付ける事が出来た。
ぼろぼろで、血を零すその姿。 近い距離にもう一人の女王の姿もあったかもしれないが……そんなの、目に入るわけないだろう]
(8) 2015/06/27(Sat) 11時半頃
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シュゼット……!!
[叫ぶ様に声をあげて、彼の元へと駆け寄りその身体を抱き起こす。 傷を負った彼は痛がるだろうか。だけれど、気にしている余裕も無く。 けれどその身体に触れて、彼が生きていると確かに分かったのであれば、掠れた息を吐き出して]
よか ……、た。 ああいや……、だめだ。……どうしよう、
[安堵と同時、無力な己に気付けば悲痛な声音で落とす。
自分が此処に来た所で、彼に出来る事など何も無い。 治癒の能力も持っていなければ、その道具も無いのだから。 一体どうすれば良いのかと、混乱する頭で考えても、中々形にはなってくれない]
……シュゼット、 しなないで、くれ……。
[白い手袋で、女王の口元を汚す赤を拭い。 縋る様な言葉は、助けに来た側のものではないのかもしれないけれど]
(9) 2015/06/27(Sat) 11時半頃
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[生い茂る木々の中、あの最初の世界で成し得なかったお茶会だとでも言うように、お茶の広げられたテーブルを覗き。 聞こえた"卵"のぼやき>>+13には眉を持ち上げつつ、少しだけ拗ねたように眉を持ち上げてみせた。]
傷だらけの私に向けて、塩の槍を降らした奴の言う事か? 塩が傷に染みて、染みて、染みて。…あの痛みは忘れてない。
[憎々しげにそう言ったのなら、眉と唇を下げて肩を竦め。 それでも席を勧められれば片手を挙げて、"どうも"、と椅子を引こうと手を掛ける。
しかし"三月兎"が男が席に着くのを拒もうとした>>+11のなら、"席なら沢山あるじゃあないか"と答えつつ。 それでも直ぐ後に続いた言葉には、肩を竦めて同意を示す――全くだ、いつまでこの服を着ていなければならないのやら。
あの広場で会った時以来だろうか、此処にいると言う事は、きっと彼も男と同じく"死んだ"のだろう。 小さく崩れた表情にはちらりと視線を寄越しはするものの、それだけだ。彼の胸中を推し量れる程、男は彼を知りはしない。]
(+15) 2015/06/27(Sat) 13時頃
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