236 【誰歓】 悪魔の月の嗤う夜 【特殊騒動】
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ヘクターに4人が投票した。
チャールズに1人が投票した。
ヘクターは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
メルヤが無残な姿で発見された。
亡霊
今夜、人狼に殺された人は人狼になる。また、襲撃を実行した人狼は命を落としてしまうだろう。人狼となった者は報復行動を行わない。ただし、命拾いをしたならば人狼にはならない。
一匹狼は亡霊を作らない。
現在の生存者は、オーレリア、トレイル、チャールズの3名。
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[昼間の間はちゃんと起きている。 夜の間、メルヤの体が何をしているのか、メルヤは知らず。
意識のないまま、死に至った]
(+0) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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[そうして意識が目覚めたとき。 己の体を足元に見る、という事態でもって。
ようやく。
その死を知る]
(+1) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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――そうか、悪魔か。
[すでに取り憑かれていたのだと、今更、知ったのだった**]
(+2) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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[窓硝子の割られた空き家、いつかの犠牲者>>0:94が住んでいた場所。 慣れた様子で忍び込み、我が物のように夜を過ごす男が一人。]
……はぁ
[腹部の傷を再び開き、血を流した青い顔で憂鬱そうに埃を被ったソファーに横たわる。 今夜も掴むことは、ならず。]
[悪魔憑きでない上に気に食わないその気配が既に死んだものだとは、まだ知らない*]
(0) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/08/27(Thu) 01時頃
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――……ので、私は、違うのですよ。 色々と、問題が……彼は黒魔術を、ええ、抵抗されたので。
[或いは、言い訳のように思われたかもしれない。 それでも、オーレリアには、好き好んで殺したわけではないとは、判ってもらいたかった。
他、その場には、同じように協力を頼んでいたメルヤもいたが――注意が偏ったのは、致し方ないだろうか]
(1) 2015/08/27(Thu) 01時半頃
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――路地――
教義に反する――黒魔術。 彼は、抵抗したのですか。したの、ですよね。
[そうでなければ殺さなかったのだろう。 肯定を求めて確認を重ねる。そうすれば、抵抗された、と返ってきた。 それを、よかったと思ってしまうのは悪手だが、今は悪魔でない男の死を、そう捉えて自分の中で揉み消す他、なかった。]
……彼は、どうするのですか。
[教会が対処をすると言っても、このままここに捨て置くわけにもいかないだろう。 隠すためにも運び出すというのなら、少し路地から出してもらえれば、力仕事の要ラスタバンが控えている。 力は必要かと、チャールズに目線で問うた。]
(2) 2015/08/27(Thu) 01時半頃
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……ああ、ええ。 大した傷ではありませんが――……、
[利き腕と、背中と。蛇に抉られた傷痕を、見せて]
……町外れの教会に連絡すれば、半刻もすれば。 それまでは、ここを維持する必要はありますが……、
……うん?
[オーレリアの視線に、少し、首を傾げて]
ああ、無論……諸々と早く片付けられるなら、越したことはないのですが。
(3) 2015/08/27(Thu) 01時半頃
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あちらに、ラスタバンを控えさせていますので。 後々換えを頂けるなら、荷にシーツも入れています。
[ひどく淡々と、話を運ぶ。 教会の名のもとに、犠牲者を弔う。正しいことをしている、正義の名のもとに行動している、そう自分に言い聞かせながら、他の思考を排除していた。 メルヤにその姿が、どう映ったのかまでは、わからない。]
――……、
[最期まで、名前を聞くことも出来なかった。 死する姿を間近にした今では、それが幸か不幸かすら、わからなくなりつつある。]
(4) 2015/08/27(Thu) 02時頃
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[翌朝訪れたのは黄金の林檎亭。朝食やら出発やらで混み合う一階を進む黒い姿。 包帯を替えずに使用しているせいで服まで血が汚していたが、それは外套の下だ。]
ヘクターさんはまだいらっしゃりますか?
[亭主に尋ねたのは嫌っている筈の男の所在、返った返答に目を見開き言葉を失った。 その姿を目に止めたものは、いただろうか?**]
(5) 2015/08/27(Thu) 02時頃
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[男の遺体の扱いについて、チャールズや他の教会関係者から指示があれば、機械人形のように請われるまま動いた。 メルヤはその間どうしていたか、少なくとも宿に帰るその時までは、側に。 傾ぎ始めた陽に、どれくらい広場で人探しをしていたのかを思い知らされる。 悪魔付きを探さなくては。こんな犠牲を、もう他に出す訳にはいかないのだ。]
金髪の、男の、目撃者、を。
[宿に帰る道すがら、行き先を竜に任せたまま、呪文のように口の中でぶつぶつと唱える。衝撃に揺らぐ心の拠り所だった。 もう、今夜にもその姿を探すのは、無意味になるとも知らぬまま。]
(6) 2015/08/27(Thu) 02時半頃
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――夜:厩で――
[夢を見ていた。 夢を見ていたのだと思う。 夢の中で、ラスタバンがぐるぐると唸る。午後に聞いた警戒の唸り声よりももっと低く、深く、より強い敵意を持った声だ。 その声に、何事かと目覚めて身体を起こす。 闇の中で金色の双眸が輝いた。
名前を呼ぶ、声がした。]
(7) 2015/08/27(Thu) 04時頃
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[ざらつくような声は、しかして聞き覚えのある女性の響き。 返事をひとつ、吸い込まれるような感覚でふらりと立ち上がり、一歩、一歩。 こんな夜更けにどうしたのかと問うより前に、両肩を掴まれる。 夜目が効かずに、彼女は苦しんでいるのだと、倒れそうな身体を押し留めて縋り付いているのだと思い込んだ。 抵抗どころか、非力ながらにぐいと抱き寄せ支えてやる。 彼女の――メルヤの力が、抜けていく。 安堵したのか、それとも気を失ったのか、ともかくもラスタバンの傍へ、と踏み出した瞬間。]
っ、
[喉が引きつった。 干し草と飼葉の上に崩れ落ちた身体。それぞれの傷口からじとりと赤黒いものが滲み至るところに巻かれた包帯を染める一連の流れが、段々と暗さに慣れてきた目に映る。]
(8) 2015/08/27(Thu) 04時頃
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[これは夢だ。 こんな風に突然人が亡くなるなんて、悪い夢にも程がある。 目を逸らし唇をきつくきつく噛み締める。 ――どくん、と、心臓が一度大きく跳ねた。]
(9) 2015/08/27(Thu) 04時頃
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――翌朝:厩――
[*絹を割く悲鳴*]
(10) 2015/08/27(Thu) 04時頃
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オーレリアは、ラスタバンの鎖を外すと、街中へ一目散駆ける*
2015/08/27(Thu) 04時頃
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[時の流れから絶たれた闇の中。 澱んだ微睡みのような、意識が落ちていたのは──“無”。 小さな舌打ちが、忌々しげに響く。]
……しくじりやがって。
[自嘲の呟きが落ちる。 そして、低い笑い声が漏れれば]
(+3) 2015/08/27(Thu) 08時頃
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──…… 滅べばいい。
[何もかも失って。 絶望は、きっと。諦めは、必ず。 優しく、身勝手に、全てを奪うはずだ──。]*
(+4) 2015/08/27(Thu) 08時頃
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戻っていない、って……
[それはどういうことなのか、分かっていても受け入れ難く、けれど此処にこれ以上いてもどうしようもなかった。 ふらふらと扉へ向かい、朝の冷えた空気を再び浴びた時、聞こえたのは>>10]
(11) 2015/08/27(Thu) 08時頃
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っ、……!
[駆け付けたのは厩、あれはオーレリアのものと思ったのだがそこに彼女もラスタバンもおらず 代わりにそこはあるべきじゃない色に染まり、そして>>8 一先ずは宿の人間に知らせる為、足は再び黄金の林檎亭の中へと戻ろうと動く**]
(12) 2015/08/27(Thu) 08時頃
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[男は、縛られる事を嫌った。 幼い頃から、それは変わらなかった。 良く言うなら奔放、ありきたりに言うならば身勝手。
それでも、欲深い男は欲しい物は欲しがった。 どんな思いをして手に入れた物でも、興味が無くなればあっさりと捨てた。 そうして、刹那的に生きる内に。 やがて、自分の手元に何もない事に気付いても構わなかった。
善悪の基準すら、気紛れに自ら決める。 愛するなら愛し、殺すのなら躊躇いなく。 ──それは、たとえ自らの命さえも。]
(+5) 2015/08/27(Thu) 18時半頃
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[微睡みから覚めた──、いや。 もう眠ることは無いのだろう。 聞こえてくる声を、せせら笑う。>>2:165]
悪魔を殺したとでも言やいいもんを、なぁ?神父様よ。
[届かぬとは知って。 怨念等、ありはしない。 生きていれば、そう毒を吐いて生真面目な聖職者を笑っただろう。]
(+6) 2015/08/27(Thu) 18時半頃
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[魂とだけなれば、それまでは感じとる事すら叶わなかった事を知る。]
……そうか。あんたも死んだのか。
[メルヤの命が果てた気配を知れば呟き。>>8 慌ただしく去る気配に向くと、嘆息し。>>12]
──……Pwosperite Dyab la <悪魔は栄える>
[そう、重い呟きを落とした後。]
──……Chape nan Si w ap viv
[呪いではなく。祈るような言葉は掠れて消える。]*
(+7) 2015/08/27(Thu) 19時頃
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[実のところ、自分でも何故逃げ出したのかよくわからない。 ラスタバンの駆け足は地を揺らす。どこにいるかを知らせるようなもので、逃げても意味は成さない。 それでも逃げたのは、何故だろう。 遺体と一晩過ごした事実から目を逸らしたかったのか。 とにかく遺体から離れたい一心だったのか。 夜中に悪魔と二人きり、悪魔付きだとなじられるのを恐れたのか。
そのどれでもないのかもしれないし、その全てかもしれない。]
ラスタバン……!
[竜の背の上、抱きつくようにぎゅうと身を寄せた。]
(13) 2015/08/27(Thu) 19時頃
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[街外れの墓地まで来て、その静けさに足を止める。 心臓がうるさい。緊張でも、恐怖でもなく、自分の意志の外側で、どくん、どくん、と鳴っていた。 まるで、心臓が自分の中にもう一つあるみたいに。
止まない、鼓動。それは衝動に似ている**]
(14) 2015/08/27(Thu) 19時半頃
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[命を散らす前の、チャールズがオーレリアに向けた言葉は聞こえていたけれどあまり理解はしていなかった。 信じていた相手が死んだということだけは理解して。 彼女と彼が動くのに口を挟まずにいただけだ。
そうして夜が来て。 悪魔に操られて、死んだ]
(+8) 2015/08/27(Thu) 20時半頃
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[思い出したことに僅かにため息を零し。 ふと自分以外の気配>>+7を感じてゆるく瞬く。
気配がした方へと向かえば、そこには先に死んだはずの男がいて]
ヘクター。
死んだはずなのに、会えるとは。 不思議だな……
[命がなくなれば意識もなくなるのだと思っていたけれど。 こうして意識が残っていることを不思議そうに呟く*]
(+9) 2015/08/27(Thu) 20時半頃
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―黄金の林檎亭―
……、眠りすぎましたかね。
[――昨日は、随分と楽しめた。が、消耗したのも確かだった。
真っ向からの命のやり取りは、精神と肉体を限界まで緊張させる。 メルヤとオーレリアを宿に帰し、教会の人間に死体の調査と始末を命じ、宿に戻ったときには夜も更ける頃だった。
衣服を改め、水差しに手を伸ばしたところで、それ>>10が響いた]
(15) 2015/08/27(Thu) 21時頃
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