193 古参がゆるゆるRPする村
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パティに4人が投票した。
ヤニクに2人が投票した。
コリーンに8人が投票した。
コリーンは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ヤニクが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ミルフィ、パティ、サイラス、ドナルド、メアリー、グロリア、アイリス、スティーブン、ノックス、ローズマリー、オスカー、ガストンの12名。
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――サナトリウム・外の森――
[サイラスの通信を受け、夜の森を必死で探し回った。 ナース服のあちこちの泥がついて、 木々や草が引っかかっているけれど 泥沼で、彼女の躯体に手を伸ばす。]
コリーンさん――
[死ぬことはない。 この世界で死ぬことなどできない。 それが理。
ここに集った人間で、死があるのならそれは 何か意味がある。]
(0) 2014/09/10(Wed) 06時頃
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コリーンさんは死んじゃだめだよ。 あの子みたいに死んじゃだめ。
悲しむ人がいるよ、きっと。
[病院に電話する。 救命隊員がやってきて、それに引き渡すまで 気を失った彼女の体温を残すように、分け与えるように抱え この場でじっとしていた。]
(1) 2014/09/10(Wed) 06時頃
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――数時間後――
[泥だらけになった服で、コリーンの身柄を引き渡す。 彼女はサナトリウムの親元の病院に連れて行かれるだろうが その先は彼女次第。]
―――それでも生きたいと希え。
[彼女を乗せた救急車は、 霞のように消えていった。]
(2) 2014/09/10(Wed) 06時半頃
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――サナトリウム傍の職員寮――
[ナースステーションで聞いたのは ヤニクの病状回復による退院の件。 人が減っていく。 それは看護師として単純に喜ばしいことなのだけど。 彼の様子を――スマホに残された文字を見れば 何処かしら、不思議な感覚を抱かざるを得なかった。
寮でナース服を脱ぎ、シャワーを浴びて 一晩中探し続けた疲れがどっと出て ベッドで泥のように、*ねむる、ねむる*]
(3) 2014/09/10(Wed) 06時半頃
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―昨晩― [逃げたと言ってもどこへやら。森の方はかなりの人が探しに行っているようだし、と海岸を探していた。 結局、保護したと連絡があったのは、森の側で。骨折り損かもしれないが、見つかったならよかったと、疲れの割にすんなり眠れなかったもののそのまま休んだ]
ヤニク…ってどいつだっけ。
[記憶の中、それらしい顔を思い浮かべる]
多分あってるけど…人の名前覚えなきゃなあ。退院か。 そもそも、何で入院してたのかな。 …何で入院してんのかな。
まあ、いいや。
(4) 2014/09/10(Wed) 07時頃
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―森―
[想像以上にコリーンの足は早かった。 "青い花"の近辺をあちこち探っていたが、無駄足だったようだ。 途中スマホを開き、院中にこの件を知れ渡らせてしまった事を知る。
アイリスの返事を見て、戻ったと続報がないか探したが、見当たらなかった。 今まで探さなかった場所を駆けずり回った。
やがてミルフィからの一報が入ると、その場にへたり込んだ]
(5) 2014/09/10(Wed) 08時頃
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[スマホには詫び文を一通流した。 病院に戻ると会う人ごとに頭を下げて回る事になる*]
(6) 2014/09/10(Wed) 08時頃
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[救急車が消えるのを見送ると、ミルフィの肩をぽん、と叩いた]
また、借りができたよ。 すっかり面倒かけた。
[この通りだ、と頭を下げる]
なぁ。 夢から覚めずにいるのって、幸せかな。
[いつか自分にしたのと同じ問いをする]
……まぁ、帰るか。 疲れたろ。ありがとう。
[ミルフィの返事は待たず、草を踏み踏み病院に帰る*]
(7) 2014/09/10(Wed) 08時半頃
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―カフェテリア―
[カフェテリアに現れたのは、指導医にこってり絞られた後。 いつにも増してヨレた姿でアイリスに近づく]
ごめん、お騒がせしました。 ありがとう。
[頭を下げる]
(8) 2014/09/10(Wed) 08時半頃
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これ、さんきゅ。 うまかった。
[返し忘れていた紅茶のセットを返す]
にしても疲れたわ。 まただよ、また俺実質2時間しか寝てねぇよ。 ……自業自得なんだけど。
[コーヒーでも飲もうかと、メニューを指でなぞる。 が、ふらふらと指はアルコールの欄へ]
……ビールにするかな。
[自主的にアルコールを頼むのは初めてだ]
(9) 2014/09/10(Wed) 08時半頃
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[震えたスマホを確認し、力が抜けた。 苦笑いを浮かべながら返信をうつ]
(10) 2014/09/10(Wed) 08時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/09/10(Wed) 09時頃
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―そのあと― そオだな。
[やる気然程なくガストンに答えた。]
海岸じゃねエなら、森か
[ 当て推量で、海岸と逆を口にする。 森の中は常春のように花が咲き乱れている。 コリーンが花を摘んでいた場所とは、知る由もないが]
――、ッ
[花園。楽園めいた。あざやかな。 ずきん、と大きな痛みが走って身を竦ませた。 恐怖ではない。 畏怖でもない。 ただ、痛みが、加速した。 抉られた眼ではなく、全身に違う力が掛かるような。]
(11) 2014/09/10(Wed) 09時頃
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ッ――ァ、うぐ、……!
[ よろめいて、花畑から視界を逃がす。 大きく舌打ちして、 「戻る」と忌々しそうに告げると 常春の花園に背を向ける。荒く乱れた息を、噛み殺して ]
(12) 2014/09/10(Wed) 09時頃
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[ そのあと、何かする気力も起きはしない。 傷は――“ 見当たらない ” のだから、 ここでどうにかできるでもない。
手負いの獣めいて ベッドの上に倒れこむ。 隣接する、ヤニクのベッドはいつの間にか綺麗に片付いていて――
患者2人の顛末を知るのは 少し、後になる。]
(13) 2014/09/10(Wed) 09時頃
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[ ――ノイズ。ノイズ。ノイズ。 焔の記憶。
朧げに瞼に蘇る。 オマエじゃないやつに――される、のは、 いくら闘いが楽しかろうと、 正直、不本意だった、のに。
――――、眠りに似た意識の断絶、それから浮上]
――、……ぁ?
[ 息まじり。首だけ動かして つい先ほど震えた液晶を、見た ]
(14) 2014/09/10(Wed) 09時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/09/10(Wed) 09時半頃
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大丈夫か? …その方が良い。
[ドナルドは戻ると告げた。 体調があまり良くなさそうに見える。 発作的な何かだろうか、ともあれ見送る。]
(15) 2014/09/10(Wed) 10時頃
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[森の入り口につく頃に職員がやってきて合流した。 森の歩き方は熟知していても、初めて入る自分を一人で入れるわけにはいかないと、同行という形になった。
夕方頃に建物に戻ってきた。 まだ見つかってないようだが、あとは職員がやるということか。 迷子が増えても困るのだろう。
収穫と言えば、森のなかのマッピングが出来たことか。
それから汗を流したあと、寝る前に発見の連絡があってそれを見て直ぐに眠りについた。]**
(16) 2014/09/10(Wed) 10時頃
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ドナルドは、仰向けに寝転がって、天井を――眺める。
2014/09/10(Wed) 12時頃
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― カフェテリア ―
[スティーブンには、自分は大丈夫だから コリーンという人を探しに行っていいと伝えたが、 実際彼がどう行動したかは解らない。
彼が少年の容態を、カフェスタッフの女性に 簡潔に伝えてくれたおかげで、何もしない内に てきぱきと消化のよい軽食が用意された。
会釈をして、IDを通す。]
(17) 2014/09/10(Wed) 12時頃
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[やがて、ここでする事がなくなって日も傾くと 少年は部屋に戻された。 車輪を手で押すことくらいはできる。
後の報告を端末で見るのは明けて後だろう]
(18) 2014/09/10(Wed) 12時半頃
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ーカフェテリアー
[苺のタルトと共にメアリーの帰りを待つ。 途中、見慣れぬ医師と、車椅子に乗った少年が来た。 会話の糸口も無いまま、椅子に座る。会釈くらいしたろうか。 少年は、去って行った。
また、医師が来た。アイリスと会話して、ビールを頼んでいる。 視線が合えば挨拶するだろう。
メアリーを待っている。 大切な物を奪った相手と言うヤニクと会っているだろう、彼女を待っている。 苺のタルトと共に…]
(19) 2014/09/10(Wed) 13時頃
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― 回想・サナトリウム一室 ― >>2:405>>2:407>>2:408>>2:409
どうせろくな事じゃ…ないんでしょ。
[つんとした声を扉側から送る。]
やっぱりそうなんだ。
…骨までいってたはずの傷なのに こうやって歩けるまですぐに回復したから変だと思ってたわ。
[幽霊カフェで幽霊が見えたのも、きっとそう言う事なんだろうと。 そう考えれば、ここは本当に不思議な所だと思う。
ヤニクの思考が読めないまま、彼がベッドから降りればぎょっとする。]
(20) 2014/09/10(Wed) 13時半頃
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なに。
[こっちへ来るなと威嚇は相変わらず視線だけ。 一歩、また一歩、詰め寄られる距離。 どん、と背に扉があたる。
近くなる。 縮まる。 近い。]
…それ、誉めてるの?
[執念深いが、らしい、と言われても嬉しくはない。]
(21) 2014/09/10(Wed) 14時頃
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ヤニクを放し飼いにしたら、またきっと 誰かの大事が奪われて…、誰かが悲しむわ。
…、ヤニクを気にしてた わけじゃ、ない。
[僅かに混じる嘘。近い距離は嘘がつきにくい。]
いっそ、ころせたら どんなに楽だったんだろ… けど、そうしたら きっと
[どうしてころさなかったの。 だって、その答えは、 あの時から変わらない。]
(22) 2014/09/10(Wed) 14時頃
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悲しむから。
[主語のない、ことば。浮かぶのは藍色の瞳。]
(23) 2014/09/10(Wed) 14時頃
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んなっ、
[伸びてきた手に、きっ、と鋭く睨みあげる。]
汚い手で…触らないでッ。
[見上げて、背筋が凍る。 見慣れた常の笑みとは違う、顔だ。]
(24) 2014/09/10(Wed) 14時頃
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>>2:409
……やっぱり私、絶対に ヤニクとなんか暮らしてないわ。
[大嫌い。大嫌い。と心の中で単純な言葉が反復する。]
…今更、そんな告白したってヤニクの彼女になんてならないわ。
消えるなら、 消えるんなら、1人で消えなさいよ!
って、―――――
[長く伸びたままの髪が、ひとふさ、彼の口に触れる。 ぞわっと全身の血が逆流した気分になって、 口よりも先に手がヤニクの頬を思いっきり叩く。]
(25) 2014/09/10(Wed) 14時頃
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>>2:411
……っつ〜…
[この痛みを知っている。 人を叩いたら、その手も 痛いんだと。]
…なによ
[名前を呼ばれれば、上目でヤニクを睨む。 続く言葉に、は?と口がぽかりとあく。 きっとすごく間抜けな顔をしてる。]
(26) 2014/09/10(Wed) 14時頃
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