人狼議事


227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE

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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ナナコロが無残な姿で発見された。


噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。

非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。


現在の生存者は、ミツボシ、エフ、サイラス、リー、カルヴィン、ミーム、ラルフ、ディーン、ヤニク、キルロイ、ルーカスの11名


広場のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2015/06/22(Mon) 07時半頃


機巧忍軍 ミツボシは、メモを貼った。

2015/06/22(Mon) 07時半頃


地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/06/22(Mon) 08時頃


【人】 地下軌道 エフ

……嗚呼、黒い風≪ブラック・フール≫が泣いている。

[黒い煉瓦の塀の上≪ソビエタッカーイ≫で仰向けで
和紙之本≪ウス=異本≫をぶつくさと読んでいた。
その傍には1匹の素速い生物≪バンダースナッチ≫。
それはケケケッと笑って城外を見据える。

>>1:406>>1:413一番距離が近いのであろう
殺意≪チュウニビョウ≫に内なる黒の力≪ショウユ≫が過敏に
反応するものだから気持ちは良くないが、有難い。
…ヘクターは塀の上≪タカイタカーイ≫に仁王立ちすると
周囲の様に即時対応出来るようにと意識を集中す。]

──ぐるるるぅるるる…

大丈夫だ化物≪ジャバウォック≫。
お前の舞台もあるだろうよ、安心せい。

[事の様はどの様に展開するものなのか。]

(0) 2015/06/22(Mon) 08時頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/06/22(Mon) 08時半頃


【人】 小僧 カルヴィン


 うるさい。聞こえてるよ。

[聞こえた言葉>>1:407にピシャリと一言。]
    
 その名や存在は知っていたが…
 てっきり二人だと思っていたからね。
 少し、変に思っただけだ。

 アリスはわざわざ二人用意しておいて
 トゥイードルの双子は一纏め、なんて
 基準が分からない…
 きっと、深い意味は無さそうだけど。

[ナイトメアは劇なんかよりも殺伐とした殺し合いをお好みらしいから。]

(1) 2015/06/22(Mon) 09時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[ひとつ 声が上がれば
チラリとそちらを一瞥。]

 危なっかしい奴だな… 手元をよく見ろ。 

 ティーコジーはどこ?
 ほら、蓋をしたらすぐ被せて。
 蒸らし終えたら一度お湯を入れ、
 カップを温めてから注ぐんだ。

[チラリと視線を投げながら、指示をとばす。

何となく器用そうな印象を抱いていたのだが、余りにも不慣れな手つきを晒されれば、自ら近寄って実施指導をするだろう。
その際には「全く…世話が焼けるな」なんて、余計な一言を忘れずに添えるつもり。]

(2) 2015/06/22(Mon) 09時頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2015/06/22(Mon) 09時頃


地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/06/22(Mon) 09時頃


記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2015/06/22(Mon) 09時半頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/22(Mon) 09時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/22(Mon) 10時頃


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2015/06/22(Mon) 10時半頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/06/22(Mon) 10時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

(アラブ圏か……?)

 本物のお嬢様にこんなこと言うわけねえじゃん。
 おおげさだなあ、お嬢ちゃん。

[「鏡の国のアリス」。
「知らない」ワードに、"チェシャ猫"の
尻尾がひくりと震える。
ラルフは向けられる警戒心にもスラングにも
涼しい顔。

"味方"がこの夢にいるとは期待していない。
白金の髪のお嬢ちゃんが
自分を敵と認識した瞬間の体の動きで
既にこちらにも向こうが敵だと知れている。
(男だというのもちゃんとわかっている)]

(3) 2015/06/22(Mon) 11時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

"晩"餐会があるなら"朝"だろう…なーんつって。

 そ。踊りにきたの。あんたは踊らないの?

[ウードを警戒に満ちた目で見てから、
そっと手を差し伸べ、エスコートする男のマネ。
警戒心に満ち満ちたサファイアブルーに
にっこりと人のよさそうな笑みを向けて]

 武闘会?何を言ってんのかわかんねえけど、
 名前だけしか知らん悪魔ぶん殴るより──

 目の前のコと踊る方がよっぽど楽しそーだし
 "現実的"だとは思わねえ?

[夢の中で現実的っていうのも
おかしな話だけどさあ、とからりと笑ってから、

青い睫毛を伏せ、それから柔らかな笑みを
皮肉げな笑みに塗り替えた]

(4) 2015/06/22(Mon) 11時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 ま。
 ……どっかの誰かが
 悪夢から目覚めなくなってもさァ。

 そんなのは夢と変わらない。
 あくまでお話。他人事さ。
 そうでしょ?
 気楽にいこーよ。

(5) 2015/06/22(Mon) 11時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[楽しんだ方が勝ちっすよ。
といわんばかりに微笑んで、
彼を踊りに誘いながら──

左腕に絡まる縄鏢の、
縄の部分を持って、ぐるんと二周、三周。

ウードを抱えて無防備になった胸部を狙い
"風切り音を奏でて"鏢を飛ばした。*]

(6) 2015/06/22(Mon) 11時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2015/06/22(Mon) 11時頃


【人】 掃除夫 ラルフ


 ──。
 あの澄んだエメラルドの双眸を
 ここで見る事がなければ、それだけでいいと
 刹那の思考は掻き消えて**]

(7) 2015/06/22(Mon) 11時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

服に名前もなにも。
両方を刺繍すれば良いのか?右がディーで左がダム。
おかげさまで一人で両方、三人分の脳内会議。

[どうにかしてくれと椅子から立ち上がる気ない様子で憂鬱そうに。
とりあえず現状ですぐに戦端は開かれないだろうと]

結局の所五十歩百歩、二つで一つでも問題ないと思う物もいるかも知れないが、
元々の自分の思考も混ざるからもうどれがどれやらめちゃくちゃのあべこべ。
鏡が割れる前からある意味悪夢状態。

ああはじめまして。

[どーも、と挨拶されれば>>403手をひらひらと降って挨拶し返す。
多分初めまして。
ディーダムと兎がであったことはなかったと思う、多分]

(8) 2015/06/22(Mon) 12時頃

【人】 トレーサー キルロイ

白ウサギは鏡の側にはこちら側には居なかったと記憶してる。
もう一方の方に居るのか、それも人のカタチしてるのか?

あれだ、ぴらぴらした色っぽい衣装着てるのにその身長と容姿でこれっぽっちも色っぽくないアリス。

[本人が聞いたら怒りそうだが事実そうとしか表現がしようがない。
金髪のきれーなの、と一応褒め言葉も付け足した]

嫌ってたかどうかはわからないが、会わない方が良いとは言われた。
理由聞く前にここに墜ちてきたけどな。

(9) 2015/06/22(Mon) 12時頃

【人】 トレーサー キルロイ

ようこそ小さい女王様?

[名前を反復するように呼んだ赤の女王>>401に片手上げてクッキーをまた一つ。
片付けられてしまう前にと口に放り込んだ]

そう、ディーとダム。双子の筈が何故か一人。
ハートの女王様がそっちの赤毛のツインテール。

[と、シュゼットの方を指さしたなら、訝しげな声が漏れるのになんでだろうと。
男であることが不思議だろうか。もうそんな事こだわるのも必要ないと考える辺り、自分の脳みそはかなり毒されている]

そう、おとこ。
胸はぺったんこだしパンツは赤いが、男。

女王様が二人とも男、アリスも男。
この国には女性が居なくなったらしい。

[まさか他のキャストも全部男である、なんてことは知らない。
ただ、自分がであった範囲、女性が一人もいないというのは事実。
赤毛の女王は見た目どうあれ男であると、念押す様に]

(10) 2015/06/22(Mon) 12時頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/22(Mon) 12時頃


【人】 ろくでなし リー


  女王様はみみまで良くていらっしゃるー。

[ぴしゃりと刺さった一言>>1も、棒読みめいた戯言で
のらりくらりとかわして]

  アリスはまぁ、主人公だからでしょうなぁ。
  2つの世界をごっちゃ混ぜにするには
  2つの世界が「分かれて」なくっちゃ混ざらねえ。

  ディーダムは「ひとつ」の世界の「2人」だった、
  だから分ける必要が無かった…んでしょーかねえ。
  そんなら…兎も別に居てくれりゃーいーのに。

[めんどくせえ、と、ため息をひとつ。
先刻からハートの女王をやたらと怖がる三月兎と、茶のいれかたなんてしらねーと騒ぐヘイヤを腹に抱えながら、ポットを弄る僕の身にもなってみろってーの。
ちなみに僕自身は、茶はヤカンでしか入れた事がない。]

(11) 2015/06/22(Mon) 12時半頃

【人】 ろくでなし リー

  ……てーこじー?

[きーたこともねぇ、とハテナをいっぱい頭の上に乗せて。
ちびの手が指す先を点線でも結ぶように指でたどって]

  あー、この帽子みてーなやつか。
 (そういやポットにかぶさってたな)

[あんまりにも僕が紅茶の作法に明るくないさまに、女王が重くて小さな腰を上げて振るうゴシドーゴベンタツをありがたーく受け取って。
手本がありゃあ(ぼーっとしてなきゃあ)それなりに器用ではあるはずなので、可愛い文句>>2を受け取りつつも
「ほう、」なんて感嘆符と一緒に、細かい所作を覚える。]

  おおーー、茶が入ったー!

[もはやどちらが振る舞う側なのか、ポットから流れでた見事な紅にきらっきらした目を向けて。
せめて満たされたティーカップを配ることくらいは
兎の手で果たそうか。

「おとなしく」茶を待つ面々の前にはきっと
ゴールデンリングを携えた、ウバが放つ鮮やかなバラの香りが届くことだろう。*]

(12) 2015/06/22(Mon) 12時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 なら言うなっての、バカ猫めが。

[>>3まったく小憎たらしい口を聞きやがる!
 これっぽっちも揺らがねえ口調に、
 涼しげな顔に持つのは、やっぱり気に食わなさ。

 ああ、やっぱ‟鏡の国”はマシだったかもしんねえ。
 (とは言え双子以外の配役は、しらねーまんま。) ]

 わりーがよ、
 こちとら他人様の舞台で躍る趣味はねーんだがな。
  御膳立てされた胸糞悪い劇なんかで、
   『現実』も『現実的』も、クソ喰らえ!

[‟作られた”人のよさそーな笑みは、
 ありゃ信用なんかならねえ って。

   叫んでるのは獣じみた本能か、
  (地を這いつくばってきた経験か)
 >>4蒼が臥せっても、虎は逆毛を立てっぱなしで。]

(13) 2015/06/22(Mon) 13時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 …… あいにく、他人事も
 一旦関わったんなら『俺の事』とおんなじでね。

  
 ―― どこかの誰かさんが目を醒まさねーなら
 俺にゃあ御伽噺でもなんでも無い『現実』なんだよ。

   お気楽ヤローはテメーだけでじゅーぶんだ。

 

(14) 2015/06/22(Mon) 13時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 まー躍る趣味がねーが、
   そんなに躍りてーってなら
 ちょっとだけなら付き合ってやるからよ。

 [いざって時に後ろから刺されても困るからな!]

 ―― こんな「悪夢」よりずっと良い夢、
    テメーに見させてやるよ。

[差しのべられた、エスコートの手。

 そもそもその風習さえわからねーが、
 伸ばされた腕にゃ見向きもしない。

   ( 他人に手を伸ばしても、
     他人の手を掴むのは絶対しねえ。 )]

 ただし、ポケットから大事なモン盗まれても
     … 文句は受け付けねーからな!

(15) 2015/06/22(Mon) 13時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 
[ 無理矢理余裕を作るよーに、

 碧の剣は研がれたまんまで 
 けども 口端から にい っと
     笑みを吐き捨てりゃあ

  腹立つ猫をぎゃふんと言わせるための
  きっかり一曲分くらいだけは、

  ―――  仕方ねーから、
       舞でもダンスでもやってやる。  ]
 

(16) 2015/06/22(Mon) 13時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[一見 ‟無防備”とは言え、
 素直に抉られる程ヤワじゃないもんだ。
 
 風を引っ掻き回すみてーに 
  一周 二周 三周 >>6

 ぐるんぐるん、縄は廻って巡り、
 奏でられた切る音 ――― 、

 その空鳴らす弦を、 撓ませるよーに
  ピン と 左の親指で一番端の弦を
      思いっきり弾きあげりゃあ、 ]

     [ しゃん っ 、 ]

(17) 2015/06/22(Mon) 13時頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/06/22(Mon) 13時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

   ‟انتشاره.(広がれ)”!

[空を振るう か細い高温が、
 厚みを帯びた重い音へ‟増幅”されて
 蒼海を波打つ紋のよーに‟広がってく”。

 ついでにワルツよりゃ華麗でねーが
  甲高い耳障りな奏を ‟合図”とばかり、
 
 白いアンクレットが躍って、
  もひとつ斜め後ろへステップ、飛び退く。]

 [弾けた音波は しなる風を震わせて
  矢のよーでいて唸る軌道を飛ぶ、

  縄の勢いを弛ませりゃあ
  鏢の向きを上方へと逸らさせた。 ]

          [ が。 ]

(18) 2015/06/22(Mon) 13時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

   …… あ ? 、 

[いつもならもっと勢いを放つ波は
    不調なのか、それとも別の要因なのか、

( ―― 滲み出そうな‟負の力”のせいとは知らず、
  それでも『今はまだ』八割くらい保てちゃいたが )

 白金をふわり 圧で浮かせりゃあ、
  まだ鋭さをぎらつかせた蠍の尾みてーな
  その鏢が肩口を掠め、緋を滲ませ 抉ってく。]

      [ ちり 、と 焼ける痛みは。
       ‟久方ぶり”の戦の時と一緒だ。 ]


 …… ッ、

        [ ぞわり、 ]

(19) 2015/06/22(Mon) 13時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ 張り詰めた空気と、痛みに震えた背筋は、
   「鏡」に映った‟殺意”を投影するように
    澄んだ色を濁しかけたが ―― 。 ]

   …… 負けねーよ
 
  [ そう零したのは、どこへやら。

    (目の前の「猫」にか、
       ――「鏡」越しの存在にか。 ]

      [ぱちり]

 [瞑るひとみは眉根を寄せつつも耐えこんで、
  刮目と同時 ウードを構える手を‟変える”。

  ‟蠍”の刹那の思考の奥なんて知る由や無いが
  その眼差しは、ただ まっすぐに。 *  ]

(20) 2015/06/22(Mon) 13時頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/06/22(Mon) 13時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/22(Mon) 13時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/22(Mon) 13時半頃


【人】 薬屋 サイラス

 大丈夫さ。俺はただの帽子屋だからね
 ふむ、お互い丸腰なら警戒する必要も無い

[くすくすと笑って歩み寄れば不躾にも耳を見て
耳を入れれば身長はある程度高くなるのだろうか。それから、昔は自分もこんなのを付けられたな、なんて思い出して更にクスリと笑ってしまう]


 失礼、時計ウサギ。昔を思い出してね
 いや、言うほど昔でないのかもしれないが


[夢の中で付けてもらった耳を思い出して。今は彼女が被っていた帽子なのか。と思うと面白い偶然だ
尤も彼はそんな事知った事ではないのだろうが]

(21) 2015/06/22(Mon) 13時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 茶会の準備は順調さ
 あとは人を呼ぶだけだよ


[それが壊されているかはさて置き、懐から一枚の便箋を取り出して。綺麗な装飾に時計の絵。それに蝋に押された帽子の印
それを彼に差し出せばニコリ笑って]


 茶会への招待状だ。受け取ってくれるね?


[彼は受け取ってくれただろうか。受け取らないのならば残念、と言って招待状を破り捨てるだろう
受取人の居ない招待状などゴミに等しい。

彼から敵か味方かなんて質問を受ければふむ、と考え込むようにして]


 敵でもないし味方でもない
 味方でもあるし敵でもない
 つまりはそういう事だよ、時計ウサギ

(22) 2015/06/22(Mon) 13時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[どちらに染まる事もなくただ招待状を配るだけ。その為にする争いなんて関係無いし、する必要も無い]


 けれど危なければ助けよう。いや、助けられないかもしれないが
 キミは大事な客人だからね


[なんて、冗談半分に言ってみれば相手の反応を伺う**]

(23) 2015/06/22(Mon) 13時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

― 森の中 ―

[それから、どれくらいの距離を歩いただろう。暫く歩いて立ち止まったのなら、森の中の大きな木に背を預け、ゆっくりとした息を繰り返し。
軽く目を伏せてじっとしていたのなら、血の滲む程に握り締めた拳が緩むくらいには、落ち着いてくれはしただろうか。

そうして、漸く深く、長い息を吐き。
チキチキと爪を鳴らしながら、うんざりとしたように爪の先を解き、本日二度目の言葉をぼやく。]


 ……珈琲が、飲みたい。


[左手の親指と、人差し指と、中指と。その間に糸を伸ばして一つ一つ編み込んで行き、小さな小さな巣を作り。
さて、此処から如何したものか、と。男の思考は、何時だって自分が中心だ――当然だろう、この場に身内の一人もいれば対応は変わっただろうけれど、今迄に会った者達は皆男にとっては"赤の他人"なのだから。]

(24) 2015/06/22(Mon) 14時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[ひらり、……ひらり。
そんな時に男の近くへと寄ってきたのは、一羽の美しい白い蝶。
羽を揺らして不規則に飛ぶその小さな命に目を細め、指先に作った巣を軽く掲げてやれば……嗚呼、可哀想に。
其処にあるのは先程のように蜜を求めて飛び回る、可憐な蝶では既になく。
いとも簡単に巣にかかり、もがき苦しむ唯の"餌"の姿。

そうなってしまっては、もう男の興味は蝶には向かない。そうなってまでも興味が向くのは、この世でただの一羽の"蝶"だけだ。
指にかかった巣を、蝶の羽ごと指先で丸め。無残にも地面に放られた餌には二度と、視線を向ける事は無く。]

(25) 2015/06/22(Mon) 14時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 ……俺は、"不思議の国のアリス"。
 このゲームが、"不思議"と"鏡"で別れているなら……此方側は、"時計ウサギ"と"チェシャ猫"か。
 帽子屋と三月兎は、よく分からん。

 しかしあの少年が"赤の女王"なら、此方側にも"ハートの女王"は居るのかな。


[先程見えた、白い長い兎の耳。そして未だ瞼に残る、あの特徴的な"チェシャ猫の笑み"。
恐らくこの二人は、一応は味方と思っても良いのだろうと。心から信用する訳では無いが、取り敢えずの位置付けを頭の中へと作って行く。

そうして思い返すのは、あの山羊の言葉。

 "その為の武器はくれてやる。願え。
  その為の能力もくれてやる。選べ。"

耳に残るその声に眉を寄せつつも、この言葉の意味を考えつつ。
"願い選べば勝手に与えられるとでも?"と半ば馬鹿にしたような心境で、それでも暇潰しがてら何かの武器でも思い浮かべてみようか。

――とは言っても、自分が扱った事のある武器なんて拳銃くらいだ。しかも、そう回数がある訳じゃあないから自信があるかと言われれば、はっきり言おう。無い。欠片も無い。
他には、メス位だが……果たしてそれは、武器と言えるのかどうか。]

(26) 2015/06/22(Mon) 14時頃

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