人狼議事


189 とある結社の手記:8

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【人】 掃除夫 ラルフ

 ―集会所 広間―

[キャロライナの指さした先を一瞥して、視線は床に戻る。
その先に告がれた言葉>>+64に、幽霊は静かに目を見開いた]



…………………………………そうだね。
僕は「押しつけがましい」って思う。


……………………………でも、きっと。
……もしかしたら、「やさしい」とも。
言うのかもね。

[消えた彼女へ向けて、静かに静かにぽつりと零した。]

(0) bou 2014/08/20(Wed) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 ―回想: ワンダの部屋―

[希薄に透けた足が、ゆっくりとした重い足取りで
向かったのは、ワンダの部屋]

[部屋の扉は僅かに開け放たれていて。
大分前に清掃の仕事で来たときには無かった筈の、
何かで濡れた跡のような、黒い大きな染みが床に残っていた]

[既に運び出されたのだろう。部屋の主は何処にも居ない]

[彼女が亡骸になった自分の髪にしたように。
残った黒い染みを霧のように透けた指で撫でた。
感触は何も伝わってこない。冷たさも。何も。]


……………………、残念。

[静かな声がぽつりと零れる]
[またひとつ。 幽霊の姿がより希薄さを増した]

(57) bou 2014/08/22(Fri) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…………

[……自分勝手な理由で、彼女の死の可能性を上げたのは自分だ。それを差し置いて何を言ってるんだろうな、とぼんやりと思う。

自分が疑われれば、彼女を庇ったのだと狼に疑われて処刑される可能性もあった。
それでなくとも、「人間」だと言えば、下手に襲って
自分が疑われる可能性がある人を餌食にするよりも、
狼の餌食になりやすいかもしれない。

…だから彼女は、死んだんじゃないのか。]


[…もし、彼女が自分と同じような姿になったとしたら。
怒られても、詰られても、殴られても、仕方ない。]

(58) bou 2014/08/22(Fri) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ



………………………怒られるんだろうな

[何度もばかと言われてはいたのだから。少なくともきっと。

出た声は、淡々として。そこに諦観のような色が乗る。
なんだか、集会所に集められたあの時>>0:327のようだと思った。]


[結局は自業自得だと、吐いたため息が誰に聞こえる事も無く。
希薄な身体が暗い部屋に溶けて、幽霊はまた姿を消した**]

(59) bou 2014/08/22(Fri) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 ― 村長の家前 ―

[………それは、街の病院へとホリーが搬送される時だった。]

[苦しげな息も変わらぬまま村長の家を出て
この村を去るホリーの傍らに、希薄な幽霊は立っていた]

[最後にもう一度だけ透けた指を伸ばす。
……やはりその指が彼女に触れる事は無く。]


[やがて運ばれていく彼女とすれ違うその時に。
希薄な幽霊は、口を開いて ぼそりと小さく彼女に告げる]


[その言葉は―――………、**]

(92) bou 2014/08/23(Sat) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 ― 集会所 外 ―


[…時は少しだけ遡る。

それは 疑いを掛けられ集会所に集められた者達が、
もう誰かを処刑する事はないと告げられた日]


[気の抜けたように座り込む>>90ハナの横へ。
まるで霧が立つように。静かに静かに幽霊は姿を現した]

[座り込み、俯いて顔を擦る彼女はいつもよりずっと小さく見えた。
幽霊も静かに傍らで膝をつく。
俯いた彼女は、まるで泣いているように見えた。]

(93) bou 2014/08/23(Sat) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ



………………………………。 きれい。

[まるで泣いている彼女を慰めるように、彼女の頭へと透けた手を伸ばした。……やはり、その柔らかそうな髪が指に振れる事は無く。]


…………………………。

[またひとつ。 小さな落胆と諦観が心に積もる。
霧のように薄い指先が、いっそう薄くなって。
彼女の髪からゆっくりと離れていく]


[…暫く無言だった幽霊は、
やがて誰にも届かない声を、ぼそりと音にした。
…それは、ホリーが村を去る時にかけた言葉>>92と同じもの。]

(94) bou 2014/08/23(Sat) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ





………………………、「柱時計のなか」。

いつか 連れてってあげたいって思ってた。
 

(95) bou 2014/08/23(Sat) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[…夢はまだ見れると言っていた少女>>4:+64は、どうしているだろう。もう遠い所へ行ってしまっただろうか。それともまだ、牧場かどこかへ居たりするのだろうか。
…かつて自分に祈ってもらった時に言っていた、兎>>3:210には会えているだろうか。]


[………夢ならもう、見せてもらった。
だから、自分は満足だ。幸せだ。

あの「おしつけがましい」「やさしい」少女が言うように。
まだ、夢はみられるんだったら。

その夢の続きは、彼女達が見ればいいと思った]

(96) bou 2014/08/23(Sat) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ



………………。

…もし見つけられたら、きみにあげる。



…………さみしくなったら、使っていいよ。

[誰にも聞こえない言葉を残して。
まるで霧が晴れるように、幽霊は静かにハナの傍らから姿を消した。]

(97) bou 2014/08/23(Sat) 01時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 ―湖 湖畔―

[………湖にかかる桟橋。
そこに用意された処刑台>>3:+13はもう片付けられていた。
そこにはあの惨劇など無かったかのような、かつてと同じ静かな湖が広がっている]

[湖に、今日も音無く、霧が立つ。
そこで犠牲にしたものがあるという事実さえも、覆い隠すように。静かに白く、霧が霞む]

(98) bou 2014/08/23(Sat) 01時頃

【人】 掃除夫 ラルフ


――――………

『それからしばらく経ったあと。やっと目をさました狼は、
 のどがかわいて近くの泉に行きました。

 「ああ腹が重い。少し食べ過ぎたかな」

 狼は泉に着くと、水を飲もうとして身をかがめました。
 すると腹に入った重い石に引きずられるようにして
 どぼんと水の中へと落ち、…おぼれて、そのまま。
 泉の底へと沈んでしまいました。

 七匹のこやぎたちはそのようすを見ると、
 「いなくなった、狼がいなくなった」とさけんで、
 母やぎとともに、泉の周りを楽しくおどり回りました。』


………。 おしまい。
 

(100) bou 2014/08/23(Sat) 01時頃

【人】 掃除夫 ラルフ


[ぽつりと、物語る声を。
誰にも聞こえない静かな声を霧の中。]
 

(101) bou 2014/08/23(Sat) 01時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[またひとつ。落胆と諦観。…そして幸福感が心に積もる。
……「心残り」に結末がつく。]

[…幽霊の姿はもはや、
人の形と判別することも難しい程に希薄になった]

(102) bou 2014/08/23(Sat) 01時頃

【人】 掃除夫 ラルフ


[湖畔に立った霧のように透明な幽霊は、
やがて湖へと足を踏み入れて]

[視界の何もかもを鈍く白く、きれいに覆い尽くすような。
湖に掛かる霧と一緒になって。

……透明な姿は、見えなくなった。**]
 

(103) bou 2014/08/23(Sat) 01時頃

【人】 掃除夫 ラルフ



[―――世の中には、「知らない方が良かったこと」もある。]

 

(104) bou 2014/08/23(Sat) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ



 『………貸家ァ? とにかく安いとこォ?
  ………………あ。………あー、
  あるにはあるが… 古いし、…ちょっと、ねェ。』

 『いや…死んだんだよ、貸してた野郎が。
  貧乏で根暗な身寄りも無い野郎だったんだけどさァ…
  この前のホラ…あの騒ぎで殺されて』

 『いや、何が出るってわけじゃないんだけどね…
  それにしたってボロで古いし…』

 『資料だけでもォ…? 仕方ないねェ…
  アイリー! アイリーッ!
  あそこの…資料出してくんないか』
 

(105) bou 2014/08/23(Sat) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ


 『ほらよ。
  これが間取りで… ……ん?
  ………ああ、いや、なんでもないんだけど…

  この家、もうちょっと広くなかったっけ?』



 『………うるっさいね!!アイリー!!
  ボケ扱いすんなィ!!アタシゃまだまだ現役だよォ!!
  …ったく、貸家は別にこれだけじゃないんだ、
  いちいち覚えてらんないよ!!』
 

(106) bou 2014/08/23(Sat) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ




 『…ま、紙にこう書いてあんだからね
  アタシの思い過ごしさ  気にしないどくれ…』


 『…でも、アンタ。
  アタシゃこっちの家の方がいいと思うよ?
  そりゃこっちよりちィとばかし賃料は上がるけどさ。
  ほら、こことか…―――』

 

(107) bou 2014/08/23(Sat) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ





[…かつて、そう言った青年>>2:123はもう居ない。]

 

(108) bou 2014/08/23(Sat) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ



[………そこは、ひどく整頓された家だった。
家主が居た頃は掃除もきちんと行われていたのだろうが
今は違う。薄く埃が、全体に同じ程に積もっていた]

[元より家具もついた部屋だったが、
きれいに収納されているのも相まってか、殺風景にも見えるほどに物は少ない。古いキッチンに、テーブルと、椅子と、ベッドと、棚と。柱時計があるくらいだ]

(109) bou 2014/08/23(Sat) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ


[…ただ。 目聡い者なら、僅かに気付くだろうか。]

[それは煉瓦一個分程。天井が低く感じられるだろう。

それでも、「古くて安い家だから」と言われてしまえば
納得するかもしれない。そんな小さな小さな違和感だろう。]
 

(110) bou 2014/08/23(Sat) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ


[……それでも、ひどく用心深い者がいたならば。
年期の入った床材を剥げば、気付く事だろう。

わざわざ年期の入った床材の下に。
煉瓦が敷き詰められていて。床が嵩増しされている事に]


[煉瓦を退かした床。
…ちょうど柱時計があったあたり。


小さな床下倉庫の扉が、顔を出す]
 

(111) bou 2014/08/23(Sat) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ


[―――床下倉庫の中は、壁も床も天井も一面、
白地に塗られた小さな小さな部屋だった]

[家具は簡素な小さなベッドが一つと、
大きな白い棚しかない。]


[その棚の一番上の小さな棚には消毒された針と白い糸。

その次の段には、白い小さな箱が詰まっていた。]


[ひとつの箱の中には、きれいな純白の綿の中に。

―――――誰かのものの髪の毛が、数本。
大切そうに入っている]
 

(112) bou 2014/08/23(Sat) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ


[他の箱も同様だ。

長い黒髪。
少々ウェーブのかかった栗毛。
柔らかそうな金髪。
明るい白金の毛。

…さらに開ければ、何かに使った後と思われるただのゴミ。
子供のものだろうか、切られた小さな爪の欠片なども出てきた事だろう]

(113) bou 2014/08/23(Sat) 02時頃

【人】 掃除夫 ラルフ


[下の段には何も入っていない。
何か入れる予定があったのだろう。
棚に直接、きれいな白綿のみが敷き詰められている。

棚の大きさを見ると、

「子供程の大きさ」であれば
すっぽりと入れてしまう程の大きさだった]
 

(114) bou 2014/08/23(Sat) 02時頃

【人】 掃除夫 ラルフ


[……部屋の壁や床も。
よくみれば、ただ白の塗料を塗っただけのものでは
ないのが分かる。]


[…それは文字だった。
執拗なまでに書き連ねられた白の文字が重なって。
暗い色だった筈の床や壁を一面の白地にみせているだけ]


[まるで、お伽噺の狼が己の黒い手足を粉で白く染めたように]

[無数に書き重ねられている文字は、

叫びにも 呪いにも 祈りにも 近い言葉の羅列だ]
 

(115) bou 2014/08/23(Sat) 02時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[神様、僕を救ってください。この汚い奴らに塗れた僕を、御救い下さい。どうか。どうか。] [あの女は僕を裏切った。あんなにきれいだったのに。許さない。絶対許さない。豚みたいな悲鳴を上げながら犯されて、醜くごみのように捨てられればいい。それが報いだ] [自分は怠けて、人に集って。媚を売って。あんな汚い生活でどうしてのうのうと生きていけるのか。許されてたまるか。いつか罰が下ればいい。集った金で肥やした腑を捨てて血反吐を吐いて懺悔するべきだ。ああ、神様どうか、世の中の汚れをお清めください] [彼女と同じ血が流れているんだ。羨ましい。成り代われたらいい。話で聞かされたみたいに。御婆さんに化けた狼が、赤ずきんを食べたように。そうしたら一緒になれるのに] [ずうっと、あの頃のまま。ちいさいままで。とってもきれいだ。だから僕を裏切らないでほしい。あの女みたいに。とっても悲しい思いをしたんだ。もうあんな思いはごめんだ。あんな思いをするくらいなら、いっそ] [あなたはとても良くしてくれたけど。でももう既にあなたの身体は汚れているんだ。あなたもいつか僕を裏切るんでしょう。]

(116) bou 2014/08/23(Sat) 02時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[汚い汚い許さない罰を醜い汚い嫌だ腐ってる助けて汚い嫌だ
うるさい汚いはやく助けて嫌だ汚い僕を罰を神様どうか汚いだ
まれ醜い助けて汚い嫌だ裏切った救ってもう嫌だ汚い醜い罰を
ごみが救って僕を報いを汚い黙れ裁きをどうか汚いくそめ神様
はやく僕を汚い憎い独りに裏切るんだしないで汚い嫌だもうあ
んな思いはくそが汚い醜いもう嫌だ助けてどうか神様助けて誰
も僕を許さない汚い憎い許されてたまるか罰を助けて醜い今す
ぐ罰を裏切った醜い裁きを嫌だ汚い醜い罰を助けて五月蠅い何
もかも汚い報いを嫌だ許さない醜い早くどうか裁きを神様今す
ぐ早く助けて救ってここから誰か嫌だ汚い救いをお願い神様]

(117) bou 2014/08/23(Sat) 02時頃

【人】 掃除夫 ラルフ





 [この汚いものまみれの世界で]



 [きみだけが何一つ変わらないでいてくれる]


 [きみだけがきっと僕を理解してくれる]


 [それだけが、僕の救い]
 

(118) bou 2014/08/23(Sat) 02時頃

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