54 CERが降り続く戦場
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〜 記憶の欠片と呼ぶにはあまりに遠く 〜 [”その男”との出会いは互いに明確には覚えていないだろう。 ”いつの間にかいる男”、それが赤と黒の男だった。 知り合ったばかりの一本気な性質の若い男は熱弁をする。 面倒くさがりながらも相槌を打つのが何時の間にか 酒場での赤と黒の男の役割となっていた。]
『真理の鍵《クラーウィス・ウェリターティス》? また随分と大層なもんを持ち出したそうとしてる。 世界の真理さえも変えうる力を手に入れて、 ”お前はその先に何を望むんだ?” 変革か、それとも混――…はあ?ちょっと借りて返す? …つまりお前が考えてるのはあれか。 栄光《グロリア》がいつでも抜け出せるような扉を作るとかか? …ガキの発想かよ。 世界中探したってそんなこと誰も思いつか――…や、 馬鹿にはしてない……結構有りだと思った。』
『それよりもいい加減名前覚えろ。俺の名前はアー… こら、聞け…!』
(22) 2011/06/11(Sat) 21時頃
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〜 口を割らせるのに酒は有効手段だとは誰が言ったか 〜 [聞き係だった赤と黒の男は口を開く。 その日は互いによく飲んでいた。]
『安定を保つというのは等分に保つという意味じゃない。 ―――…例えば光と闇。 多くの者は光ある生活を望む、だから光が多く求められる。 だが光だけでは眩しすぎる、だから闇が求められる。 どちらが悪しきかどちらが善しかじゃない。 強すぎる光は全ての者を灼ききってしまうだろうし 優しい闇は生ける者達へ優しい休息を与えるだろう。 必要なのは安定《バランス》だ。 どちらも世界の安定を齎す為必要なものであることに違いはない。
闇が悪しきって構図は過去に色々あったし まあ間違ってもいないんだが。馬鹿多いし。』
(23) 2011/06/11(Sat) 21時頃
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『これだけ広い世界で、溢れる光と闇があって、 その安定《秩序》を支えてるのがたった一人だ。 ―――…何年も。何十年も。何百年も…、 傍にあいつを支える者がいると言っても、
世界《秩序》を支えてるのは―――…あいつ一人だ。』
『それは果たして正しい世界だって言えるのか? ―――…あいつ一人の感情が殺され続ける世界は、 秩序《栄光》保たれし世界だと…本気で言えるのか…?』
『………あの日、俺は誓ったんだ。』
(24) 2011/06/11(Sat) 21時頃
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『他の全てを裏切ろうと、その涙だけは決して裏切らない。 そしてその為にはどんな手段をも厭わない…、 俺が俺でなくなっても…闇に堕ちても、生まれ変わっても。』
『……って、…なんだ、おい……寝てるのかよ……。』
(25) 2011/06/11(Sat) 21時頃
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〜 餞別という名の別れを託した日 〜
『りんごじゃない。 まあ、りんご代わりにばかすか食ってた奴はいたけど。 ”成長の果実”っていう。聞いたことくらいはあるだろ。 <生命力>の塊で…まあ一言で言えば凄まじい力がある。』
『ん…?親友《ダチ》がくれたんだよ。りんご代わりにしてた奴。 好きに使ってみるといい…なんでお前に渡したかって?』
[目の前の男がどう使うか想像したのか赤と黒の男は微かに笑み、 別れの言葉代わりに告げた一言―――…]
(26) 2011/06/11(Sat) 21時頃
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『―――…”似てる”と思ったからだよ。俺と、お前。』
[果実を受け取った男は、酷く不満そうな声を漏らしていた。*]
(27) 2011/06/11(Sat) 21時頃
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―廃都・アルト― [軍人からの問いに”風”は答える。 長い言葉だったが軍人がその間舌を打つことは一度もなく。]
……それがお前の望みか。
[”風”の話が区切られると軍人は振り返り、 漆黒の隻眼が”風”と呼ぶ男を捉えた。]
……それがお前の本当の望みか。
[そう言って、ぽりぽりと揺らめく焔の傍を掻く。 少しだけ釈然としないようなそんな表情だった。]
(51) 2011/06/11(Sat) 21時半頃
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…俺の頭が悪ぃだけかもしれねえがよ。 お前の言ってることと行動はこう…たまにずれてんだよな。
お前のその1000年《経験》ってのは想像しようにも 想像超えすぎててできねえしちょっとわかんのは ただ見てるだけってのがどんだけ苛立つかってことくれえだ。 でもよ。
”今はお前にも手を出すことができる身体が戻ったんだろ?”
それでも望むのは終焉《安息》ってのが俺にゃよくわかんねえ。 それは望みじゃなくて、諦めって言うんじゃねえか…?
―――…よくわかんねえがよ。
[そう言ってがりがりと頭を掻く。今度は軍人が質問される番だった。]
(53) 2011/06/11(Sat) 21時半頃
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……俺の望みは、
[そう紡いだ時、不思議と思い浮かんだのは泣く少女の姿。 『栄光《グロリア》の花弁《ティアーズ》』と、そう《獣》は言っていた。 《Rebirth》にはまだ栄光《グロリア》の名残が残っているのだろうか。 そしてそれを再生に求めている者がいるのなら…―――]
…死んでも世界《秩序》に縛られ続けんのか?、あいつは…。
[呟きは声になっていた。 隻眼が一度伏せられる。燃えるような赤い髪が揺れる。]
…最期まで助けを求めることすらできなかったやつがいる。 ―――…拾い主の義務…とかじゃねえがよ。 お前が言う安息とやらはそいつにだって与えられるべきだろ…。
[ゆっくりと目を閉じてから再び開く、其処に映るのは”風”の姿。]
(55) 2011/06/11(Sat) 21時半頃
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……ぶっ潰しときたいもんがある。…真理の鍵を使ってな。 …その為に表の鍵を手に入れる…力尽くでもだ。
――…あとは世界がこの先再生(はじ)まろうが、 終焉(おわ)りに向かおうが俺の知ったこっちゃねえ。
このまま虫けらのようにただ殺されるつもりもねえし、 好き勝手指図しやがる奴らはぶん殴るがよ。
[じゃり、地面を踏み締める。 軍人は―――…”英雄”とは程遠い顔で、哂った。]
……お前の望みに付き合うかはその後考える。 まずは―――…俺の用事に付き合え。 あの女《エルダーロード》を探すぞ。あいつの気はわかるか?
[その後、廃都・アルトに響いた地面を蹴りつける音。 《混沌》宿す男と、《光》より堕ちた男は その街から姿を消した。]
(58) 2011/06/11(Sat) 22時頃
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[その”詠唱”が唱えられた時、>>62 微かに…赤と黒の男の左目に宿る《混沌》に色が宿った。
揺らめくそれは《混沌》宿る男の髪の色にも似た”緋《ヒ》”。
軍人は――…その変化に己で気付くことなく表の鍵を探す。]
(86) 2011/06/11(Sat) 22時半頃
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チッ… 雨か…。
[其処へ降り立つと軍人は空を見上げ小さく舌打つ。 《嘆く》かのようなその雨は一人の少女の姿を思い出す。
―――…そういえばあいつ《ネル》も金髪だったな。
小さき扉とネルとの関係を知らぬまま、 少し被る二人の姿に隻眼が細められた。]
―――→ドゥオール山脈 綺羅虹の民の里
(91) 2011/06/11(Sat) 22時半頃
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― ドゥオール 綺羅虹の里 ― [赤と黒の男は暫し思案していた。 ぽりぽり、と微かに緋色宿す焔の傍を掻く。]
…あーーー、なんか団結してんな。
[小さく舌打ちする。 男の裡が告げている。”表の鍵”がここにあるのは間違いない。]
…どうすっか…。
[それは傍らにいる”風”に相談を仰ぐものではなかった。 軍人の出す答えは、簡単だ。]
(180) 2011/06/12(Sun) 00時頃
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「ガアアアァァアァン!!!!!」
[思い切り地面を蹴りつける音。 それと同時にフィリッパを中心とした床に 紅く仄る転移術式の穴が開いた。]
(182) 2011/06/12(Sun) 00時頃
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ドナルドは、転移術式の穴に落ちれば、外で待つ男の前に転移されるだろう。
2011/06/12(Sun) 00時頃
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チッ… 余計なのがついて来やがった。
[どうやらタイミングが悪かったようだ。 一人呼び出すはずが他にも現れた姿に舌打ちする。]
用事はこの女《エルダーロード》だけだ。 他は戻っていいぞ。
[あしらうように適当に手を振る。それから呼び出した女を見た。]
…また”俺”のわかんねえ言葉並べやがって…。 用件は簡単だ。”鍵”を出せ。 渡してくれりゃそれで終いだ…ん?おい”風”、 お前俺に鍵渡す前なんかごちゃごちゃ言ってなかったか? ”鍵”を取り出したらその持ち主はどうなるんだ…?…まあいいか。
(192) 2011/06/12(Sun) 00時頃
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ドナルドは、オスカーが此方を驚いた様子で見ていても、軍人が少年を見る様子は学園の時と何一つ変わらない。
2011/06/12(Sun) 00時頃
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[何か一瞬>>195見えた気がした。 これ《転移》は一方通行な筈なんだがな、そう呟いたが 奇跡でも働けば元の場所へと戻って行くのだろう。]
あん? 手前で鍵作れってか?無茶言うな。 俺が用事あんのは、この女が持ってる鍵だ。
[何時の間にか《Rebirth》まで詳しくなっている少年に 軍人はあっけらかんと答える。 その隻眼が槍真を見る色は、友人としてのものではない。]
(206) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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チッ、誰がアー… 面倒だからいいか。 必要のねえもん欲したりしないだろ。
[そう言って、フィリッパに向けて手を差し出す。]
何、ちょっと使うだけだ。 別に世界破壊しようとかそんな物騒なこと考えてねえよ。
(215) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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――…真理の鍵で、『栄光の花弁』をぶち壊すだけだ。
[それは今、『栄光の欠片』と名前を変えているのかもしれないが。 そんなの些細な違いだ、軍人は哂った。]
(219) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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はあ?何また訳わかんねえこと言ってやがる。 あんな常連客に情の欠片も見せやしねえ 無差別攻撃野郎《獣》の言いなりになってるように見えるってか?
――…冗談じゃねえ。あいつ《獣》も俺が殴る。
[レニェでの出来事を思い出すと小さく舌打ちをし、]
色々事情をすっ飛ばすと今は俺が裏の鍵の持ち主だ。
―――あん?娘…? 欠片が人間のものに…?
[フィリッパからの言葉に、軍人は暫し思案する。]
(229) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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”鍵”を使ってそいつごとぶっ潰しゃいい…ってことか。
[栄光の名のつくものがそう簡単に壊せるとも思わない。 やはり―――…表の鍵を手に入れることは、必要なのだ。]
(231) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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[少し苛立ったように舌打ちが零れる。 同時にゆらりと緋を微かに纏う焔が揺れた。]
…何度も言わせんな。 真理の鍵を得て『栄光の花弁』ってやつをぶっ壊す… 花弁だけじゃない、栄光の名が付くもの全てをぶっ壊す。
―――…《獣》の野郎は関係ねえ。
[隻眼がフィリッパの姿を見据える。 それは今にも攻撃を仕掛けかねない様子で。]
……俺はあんま気が長くねえんだよ。 だから…さっさと、鍵を渡せ。 ――…渡さねえなら、力尽くでも奪う。
(245) 2011/06/12(Sun) 01時頃
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[首を横に傾ける。コキリ、と小気味のよい音が鳴ったが]
――…言ってる意味が少しわかりかねるが…
…”《栄光(死んだ奴)》の力なんざ、この世界にゃもう不要”。
……そういうこった。
[鍵を渡す様子は皆無―――…そう知ると 小さな舌打ちにも満たぬ音が響いたが、 その後―――…軍人は、哂った。]
…平和的解決を目指したかったんだがよ、そうもいかねえか。
(261) 2011/06/12(Sun) 01時半頃
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てめぇ、さっき付き合うって了承してただろうが…! 微々たるじゃなく、全力で手伝え!!
[”風”へと怒鳴ってからフィリッパを見る。 >>253フィリッパが槍《鍵》を地へと突き刺す。 隻眼眇めて軍人はCode《詠唱》を発した。]
〔Code:@7+\&FTP\+/L3+W-9O#\?〕 〔Code:#6+Q^8^+U@!TMBUFMQQ\?K?+\D+K?+Q〕 〔Code:B+XG@P95+Q*2L3U\?+G#O#\9-STC8〕
〔Code:$$+TVNP+\F=T/+W-9O#〕 〔Code:#!$?PLC+QG\L4+X&7+\$1X〕
死して尚、栄光の名残が世界には必要…ってか? てめえらが再生しようが終焉に向かわせようが勝手だが、 何時まであいつ《栄光》の影に縋りやがる…。
やるんならてめえらだけの力だけでやりやがれってんだ。
(270) 2011/06/12(Sun) 02時頃
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【 捕 《arrest》 縛 】
[刹那、闇というにはあまりに緋を帯びた《混沌》が フィリッパの足元から沸きあがる。 彼女ではなく、その《槍》を捕らえようとするように。]
だから、俺はアーディアスじゃねえ。 …どうやら俺に似た奴も、 てめえらに断罪されちまうような奴だったらしいがよ。
――…俺の鍵を預かるだと…? …面白ぇ、やってみやがれ。 どうやって取り出すかもわかんねえけどよ…!
(273) 2011/06/12(Sun) 02時頃
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お前はあいつ《栄光》の本当の望みを知っていたのか?
[その言葉は、”軍人”が発したものではなかった。 軍人は…小さく舌打って右手で己の頭を抑える。 それは>>279《混沌》が裂かれたのと同じタイミング。 …今、言葉を発したのは誰だ。 何かを――…思い出しかけた、気がした、が。]
《混沌》宿す者はそれだけで悪しき、か…? ――…てめえもそんなくそったれ《秩序》を語るクチか。
……てめえらの秩序《ルール》なんざ、うんざりだ。
[ぶちん、と軍人の中で何かが切れたような音が鳴った。 左目の闇とも焔ともつかぬ《混沌》は一層緋を帯びて燃え盛る。]
(287) 2011/06/12(Sun) 02時半頃
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うるせえ、手加減する必要もねえ。
[先程のフィリッパの言葉があったからだろう。 ”風”へと呟く男の声もまた《混沌》を帯びていた。 目の前の女が>>290槍を振り下ろす。]
〔Code:/#8〕
[打ち消しの詠唱、それでどこまで防げたかはわからない。 周りの大地が抉られていく音がする。 軌道を逸らすことに成功したのか、それとも女の加減か。 軍人の左目より少し上には、縦の切り傷が刻まれていた。]
(296) 2011/06/12(Sun) 02時半頃
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俺の心配より鍵の心配かよ…!間違っちゃいねえがよ…。
[”風”へ少し噛み付いてからフィリッパに向き直る。 名前を呼ばれると僅かばかり眉が寄った。]
………”知らねえよ”。
[アーディアスではない赤と黒の男は、そう答える。]
栄光《グロリア》が何を求めてたのか、 それは俺《ドナルド》にゃわかんねえ…、 …似た俺《アーディアス》なら知ってるかもしれねえがよ。
[さっき、口をついたのは”誰”の記憶なのか。 過去を思い出せぬままでいる軍人は舌打ちし]
(298) 2011/06/12(Sun) 02時半頃
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……だが、あいつ《ポーチュラカ》は。 世界の為じゃなくてお前の望みはねえのか、 …そう訊いた時に泣きそうな顔して黙り込んだんだよ…!
〔Code:@@F?+IR+/7QD\S!Q+Z&7G〕 〔Code:LM+\RS+W-A+QLM+\Y!+/+Q=Z-SQ7+\〕 〔Code:#4Z?M!-ST!BP$P+VBGL3+Q〕 〔Code:L=$UX4?6V7L\-SQ9S+\!6Y\!+\Q+QV!-ST3L4〕 〔Code:Z3LY\!+I-S$17RB#&7+\06X〕
〔Code:&7G9C+TFL*7+GH\5+TFL!〕 〔Code:?B7QU/\4$3U3+T@5K\PLM+TFL!〕 〔Code:Z7X4@=+QU+Q3+V!X6PL4&7GZPRS+W-A206VL!〕
[再び軍人からCode《詠唱》が発せられる。 同時にぐるぐるとフィリッパの上に紅いとぐろが生まれ、 僅かな緋を纏う其れは燃え盛る太陽にも似た《混沌》…]
(300) 2011/06/12(Sun) 02時半頃
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るせえ、他に手があるんならとっくに使ってんだよ。
[それは男には《混沌》しかないと明かすようなものだが。]
――…其処まで知っててお前は栄光に何もしなかったのか。 ”装置”だって、わかっててよ……とんだ《秩序》だ。
[吐き捨てるように言う。 ”風”の結界も長くは続くものではないのだろう。 >>299焦り滲ませる声にやっぱりこいつは何処か矛盾してる。 そんなことを思ったりはしたが…
......... C h a o s M o d e O n - L i n e ......... 〔〔 悲 色 の 涙 発 動 〕〕
術式を発動させフィリッパへと混沌の太陽を落とそうとする前、 >>307フィリッパからの問いが聞こえれば]
(310) 2011/06/12(Sun) 03時頃
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なん…だと……、……
[術式《ChaosMode》は発動されぬまま、軍人は押し黙った。 >>309ぐらりと、揺れる―――…それは、呼び起こされる
古い記憶《アーディアス》**]
(311) 2011/06/12(Sun) 03時頃
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