233 逢魔時の喫茶店
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――― 夜の戸張から ―――
[おれは、寝ても醒めても走らないから 何時も、公園を駆け抜け去っていたリツ>>3:+119と 歩き、流れる景色を、今は二人で、過ぎた。]
リツに、その心算がないから。
……… ないから、おれの勝手。
[それは、彼の所為にしたくない我が儘でもあった。 眉尻の角度も、唇の角度も、今は笑っている。 それで良い――― と、思う。]
(+1) 2015/08/09(Sun) 02時頃
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――― 部屋 ―――
[大丈夫>>3:120
そう言いながらも一度目を瞑るので 獏の身としては、 ……寝るのか、寝るのか? そんな面で、横顔を眺めてしまったけれど。
足取りはゆるやかでも留まることはなくて 見慣れない集合住宅、人間なら見慣れた景色。 角部屋に案内を受けた。]
………
[青が目に安らぐ、視界。 きょろ、きょろ、視線を揺らすのは、許せ。]
(+2) 2015/08/09(Sun) 02時頃
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[人間は、寝る前に歯を磨く。 人間は、寝る前に、着替える。
リツは、如何か、窺い、動くのならば、手を離す。 なにもしないなら――― ベッドか布団か、攫うのだ。 大の大人、おれみたいな図体が伴うサイズとして 如何なのだろうと言う感慨は、持たない。 狭くとも広くとも獏は約束を果たすので。]
リツ。
[寝る前に、呼ぶ。 此処まで来ると、ねむい、また、おれは、ねむい。 獏の添い寝に誘って、夢の約束に、誘って。]
(+3) 2015/08/09(Sun) 02時頃
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[夢まで伴えば――――…
此処に居るのは、獏だ。 全身を黒く染めた、やたら図体のでかい、獏。 でかい尻を地べたに付けて、細長い尾を揺らして 夢だろうと、ふわあ、欠伸を漏らす**]
(+4) 2015/08/09(Sun) 02時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/08/09(Sun) 02時半頃
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/08/09(Sun) 13時頃
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――― 寝る前 ―――
[喫茶店に人間を招いたことも初めてだが 人間の部屋に、きちんと玄関から訪れたのも初めてだ。 鍵の掛かっていない夢の扉を開くこととも、違う。
ぼんやり、眺めていたら、促す声>>+14 獏は素直なので、うん、と、頷く。]
天井、届きそうだな。 …… 届いた。
[背の丈と、腕の長さで、言った矢先。 伸ばした指が天井に触れて、笑った。 それから、ベッドの隅に腰掛け、リツが来るのを じい、と、躾けなく、眺め待っていたのである。]
(+25) 2015/08/09(Sun) 13時半頃
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[解いた指先は、両手を組み、腕は膝の辺りに。 すこし気を抜いた姿勢で 如何するか、と、リツ>>+15に対して、首を傾ぐ。
明らかに、何を指されているのか理解していない顔。 だから、なにが、と、言おうと、口を開いたのに 視線の先がそそくさと逃げてしまったので、瞬く。]
………… …………
[おれは素直なので 座って、と言われたベッドから リツが戻って来るまで離れなかった。 物言いたげな面くらいは、していた。]
(+26) 2015/08/09(Sun) 13時半頃
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――― 夢 ―――
[獏の添い寝に 腕で攫って、呼ぶ名前を子守唄に、目蓋を降ろした。
その次の視界、目を開けば、黄昏の街並み。 夕陽に向かって男女が仲睦まじく歩く、光景。 その陽を受けて、おれの影が長く広く伸びていた。]
うん。
[ぱたん、細長い尾が地面を叩く。 どちらが先に見付けたか、僅差でリツ>>+17だな。]
おはよう。 腕が短いのは、難だねえ、 今まで考えたことがなかった。
[両腕を揺らした。人間の半分だ、この長さは。]
(+27) 2015/08/09(Sun) 13時半頃
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[でかいだろう、と、黒い生き物は、黒い目を眇める。
短い足で器用に尻餅を付いていて 視線の先>>+19に、知らない二人組、改めて映す。]
あんたの夢を覗いてから
ずっと、この夢は何なんだって、考えてた。 悪夢なのか、大切な夢なのか。 結局、後者……… だったのか?
(+28) 2015/08/09(Sun) 13時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/08/09(Sun) 13時半頃
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[ぱたん、ぱたん、左右に揺れる尾は おれの意思と関係なく揺れるので、始末に悪い。
夕陽が落とす影の下。 立ち上がるのが億劫なわけではない――― が 起き上がらず、のったり 5M近い高さからリツ>>+29を見下ろす。]
うん………
[よいしょ、まあるく腰を折り曲げる。 短い足の裏を、ぽふん、リツの頭にタッチ。]
届いた。
[しかし、バランスが取り辛い、全体的に震えている。]
(+31) 2015/08/09(Sun) 14時頃
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[夕陽に向かって歩く二人の影は 遠いのに、距離は開くはずなのに、消えない。 此処は夢のなかだから。
しあわせそうな様子は、背中を見ても、分かる。]
遠くに行ってしまうから、? それとも、一緒に居られないからか。 …… ああいう、風に。
[どちらが、その大切な背中なのか。 確かめるように、黒い目は、まるまる、眺めて。]
うん。
でも、大切な悪夢なら、あの日に食わなくて良かった。
(+32) 2015/08/09(Sun) 14時頃
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[掌、と呼ぶより、前足と呼んだ方が良い。 重心を傾けるのも難しくて ぽん、ぽん、二度リツ>>+33に触れて、離れた。
身体を起こすとそのまま引っ繰り返りそうだ。]
………
[転びそうなので返事をしない、素直なおれなので。 撫でる指が心地よくて バランスも取れなくて、前後にゆらゆら揺れる。
――― それから、身体に比べれば小さな耳を ぴくぴく揺らして、彼のはなしに耳を傾けた。]
うん。 …… 何時のはなしから、繰り返し、見てる?
あんたは、寂しくてああいう顔をしていたのか。
(+34) 2015/08/09(Sun) 15時頃
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[前後する身体を腕に支えられて 巨体のくせに、体重を、感じさせない、夢だから。
何処か首だか分からない首を傾ぎ リツ>>+35に目を落とす。辛そうにも見える、仕草。 眇めた視界に見えるのは、主に頭上だ。]
そういう感覚は、おれも、分かる。 寂しい……… ような気持ちだな。 うん。
[頷き、]
半年。 …… も、ずっと、見てたのか、あんたは。
[人間の半年は短くもない、と、分かるので すこしおれまで寂しくなって、表情を歪めた。 分かり辛い。]
(+37) 2015/08/09(Sun) 15時半頃
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してた。
[隠れていたから、背中ばかり見ていたが。 夢に生きる以上、なんとなく、理解る。 ――― そういうもんだ。]
いまも、苦しい?
[尋ねる声は、囁くくらいの、温度。 鼻先を額の辺り、狙って、押し付ける。 泣きそうな気がして、撫でるんだか、そんな、ぐりぐり。]
これは、リツの夢だから、なあ。 あんたが辛いままだったら 食っても、…… 夢を見たことを忘れる、だけだな。
おれは、あんたが辛くなくなれば良いと、おもう。
(+38) 2015/08/09(Sun) 16時頃
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[人間の感覚と差異があれど 理解は出来る、と言う感覚は、伝わったか。
短いいらえに安堵を覚えて ゆら、ゆら、揺れて、リツ>>+39に支えられる獏。 瞬きは、ゆるい、未知ではない感覚よりも 彼が辛そうにしている方が、苦く、感じて。]
過ぎたことでも、それも、大切だったんだろ。 あんた、悪夢でも、大切だったって、言ったな。 その、……… 友達のこと。
忘れたら、あんたじゃなくなる、と、思う。
(+43) 2015/08/09(Sun) 16時半頃
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だから、覚えていれば、良い。 ……… どっちにしろ、おれにそれは、食えない。
[黄昏の向こう側に進んでいく背中。 相変わらず消えない背中を 隠すみたく、ずんぐり、姿勢を、傾けた。
影が、深く、長く、伸びる。]
その上で、
[視界で、涙が零れた。 夢でも、確かにそれは、黄昏色を映して きらきら光るその筋に、鼻先を押し付ける。 拭う、溢した苦笑いごと。]
(+45) 2015/08/09(Sun) 16時半頃
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おれの方、見てろ。
[喫茶店で、そう、口にしたのはトレイルだったか。 ことばの矛先もまるで違うけれど 此処で借りるのは、ズルじゃあないと、良い。
うれしい>>+42 そう告げるリツに、重ねるかたち。]
うん。
[正直なことばが、羞恥心か、何か 消えそうになるまで、小さな耳で、聞いて。]
(+46) 2015/08/09(Sun) 16時半頃
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そりゃあ
嬉しいが増える方が、良いねえ。
[ふ、は、洩れる、笑み声、獏から。 苦くした表情が緩むのを、感じた。]
おれも、あんたと居ると、楽しい。 辛そうに見えるのは、辛い。
……… だから、おれの方を見ていれば、良いな。
[そう、ことばを重ねて、しかし 獏の身体は矢張り、腕が短くで、リツの顔>>+44を 上げさせるには、至らないのだった。]
(+47) 2015/08/09(Sun) 16時半頃
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[獏は、身体を擡げて、リツの身体に身を寄せた。
腕は届かないが、―――口も、ことばも届くから 良いか、と、うれしく、笑い声を溢して。 起きるまで、起きても、このままで居る心算で**]
(+48) 2015/08/09(Sun) 17時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/08/09(Sun) 17時頃
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/08/09(Sun) 22時頃
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――― 夢 ―――
[触れるリツ>>+54の指に 眠たくはない――― 眠たくはないが 自然と、目蓋を降ろして、人間態と似た、半目。
擡げた鼻先には、面差しが触れて 濡れた感触を得て、それを拭う、押し付ける。 泣いていると理解しても 顔が近過ぎて、その泣き顔を見ることは叶わず。 たが、涙の感触だけを、拭い続けた。]
はは。 ……… いま泣かせたのはどっち、だろうねえ。
[過去の大切なものか、それとも、違うのか、と。]
(+64) 2015/08/09(Sun) 22時頃
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[獏の身体は、重たくはない。 獏の身体は、体温があった。 何時までも落ち切らない黄昏の温度と、同じ。
腕を回すことは出来ない、短い腕で 傍目から見れば、これはこれで、事案だ。 拭っても拭っても溢れる涙>>+55に 地味に慌てるのも、おれの方。]
うん。
[今は、そのことばは、飲み込んだ。 その代わりに。]
あんたが生きてる限りの、責任は取る。
(+65) 2015/08/09(Sun) 22時半頃
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ああ、 ……… うん?
[すこし、間抜けたおと>>+56で。 あんたも、おれも、と、彼が言うから。 抱き締められた鼻先を揺らして、目を瞬かせて。]
見てた。 見てる。 また、探すさ。
[とろりと崩れる、夢の終わりに。 確かに、そう、答えたんだ*]
(+66) 2015/08/09(Sun) 22時半頃
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――― 部屋で ―――
[目覚めたのは、変わらず、リツの部屋。
気付けば、朝陽が差し込んでいて。 現実でも泣いた跡>>+57の残る頬を 拭っていなければ、今度こそ、指で拭いたがる。]
おはよう。
[食わなかった夢は、彼の記憶に残っている筈だが いつものように、そう告げて、笑った。 部屋を出て行くのは、完全に陽が昇ってから。
――― 数日後には、また、喫茶店に誘うのだ。 公園で待ち構えて、と言うよりも、寝こけて。 まさかその時間が、客と店員に変化を齎しているとは 思いも寄らない、のだった。]
(+67) 2015/08/09(Sun) 22時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/08/09(Sun) 22時半頃
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――― 部屋では、 ―――
[夢と現、違うのはおれの様相。 なにも――― 夢を口に運ばなかったので 寝起き風情から一発、欠伸が漏れた。]
ふわあ、 …… どんな顔だ、それ。
[夢とは異なる、リツ>>+69の狼狽えように 眠気まなこのおれでも、指摘する。
涙を拭った指には、濡れた跡が残っていて そういえば、涙を糧にする人外の存在も 思い出した。美味いのか、舐めてみる、素面で。]
………
[しょっぱかった、と言う顔を、した。眼鏡の裏。]
(+72) 2015/08/09(Sun) 23時頃
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[そして、差し出される水に、パン>>+70
好んで口にすることのない 人間の食べ物に、まじまじ、興味を示す獏だった。 見て、一口食べて、糧にはならないが リツが差し出す物なら取り敢えず食べる、素直さで。]
死神。
死神に追われてる夢、なら 食べて良い夢だねえ。
[分かり易い、悪夢。 悪夢も見分けが付けやすいものばかりではないから ぼんやり説明しながら、その日は過ごした。 見付ければ、きっと、夢に、食べに来る*]
(+73) 2015/08/09(Sun) 23時半頃
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――― あくる日>>+71 ―――
[その後も、昼間は寝て、夕方は寝る、日々。 元々昼間の喫茶店に顔を出すのも 連日とは言えない頻度で、夜の方が多かった。
寝転ぶベンチは、先日蛇が座っていた、特等席。 仰向けにうたた寝。 眼鏡の掛けたままで、ちょっと、角度がずれている。
今日は金髪のこどもに邪魔されることなく その為に、起きるまで、時間が、かかった。 何せ、そっと、静かにされたものだから。]
(+77) 2015/08/09(Sun) 23時半頃
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[―――… ぱち。
いくらか時間をかけて、目を開く。]
リツ。
[既に、逢魔が時に近い、時刻。 寝起きの口が、おはよう、より先に名前を呼んだ。 それから、両手を伸ばす、起こしてくれ。]
(+81) 2015/08/09(Sun) 23時半頃
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[リツ>>+82の表情は、くるくる、回る。 公園で見掛けた際は もっと、前だけ見て、表情は少なかった気がした。
理由を、もっと、理解しなければならないのだが 『あんたの所為』 なんて言われてしまえば、尋ねるよりも はは、と、抜けるみたく、笑う方が先に出て。]
三勝二敗…… 四勝二敗だったか。
[小突かれて、後頭部、ベンチに逆戻り。 夢の分も数えて 指折る獏は、ぼんやりと、意趣を叩きこまれた。]
(+87) 2015/08/10(Mon) 00時頃
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[今日、今、触れたのは、額ではなくて、後頭部。 別に、痛みはない――― あの日とは違う。
あの日は、半分、寝ていたし。]
あんた、負けず嫌い?
[それでも、デジャヴする視界に、笑う。 伸ばした指はあの日と同じように甘えて また、起こされる、立ち上がる。
そのまま指を離したがらないのがおれで 起こされたくせに、引き寄せて、先を歩く。 陽が落ちる、黄昏の夢と違う、じき星が出る。 ぽつ、ぽつ、街燈が点って、世界から取り残される。]
(+88) 2015/08/10(Mon) 00時頃
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[ベンチから眺める間は、視線は、上。 起こされれば、背丈の所為で、下。
笑うな、と、リツ>>+92が言うから 10秒ほど表情を引き締めて、―――緩んだ。 おれの口は馬鹿になったらしい。]
無理だねえ。
[素直に。]
あんたが追い越したら ……好きなものじゃあなくて、欲しいものなら。
[あるか、と、ズルを厭った彼に、尋ねた。 見付けたいと言う欲と 見付けられたいと言う欲が、半分。 如何にも制御に行き詰り せめて、繋いだ指に力を籠めた。]
(+96) 2015/08/10(Mon) 01時頃
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そういうところ、好きだな。
[負けず嫌いを覗かせるところ。
彼の負けず嫌いは、正統派だ。 それを好ましく、横顔を眺めて、黄昏時を歩く。 足音は、車の音は徐々に遠退いて ぽつりと浮かぶ喫茶店の"BAR"の文字。]
(+98) 2015/08/10(Mon) 01時頃
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