54 CERが降り続く戦場
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― 学園屋上 少し前 ― [>>412 漢字を書かれ、僅かに首を傾げた。]
見慣れない文字だが、これは"ゆうこ"と読むのか。
[興味深そうにアリスの瞳を覗き込む。]
プルウィウス・アルクスが居なくなったのは おそらく、このセカイに混沌が満ちる事を予期してのことだろう。 或いは、平和になれば、戻ってくるかもしれん。
[それから 保健室に行くという彼女を見送って、僅かに眉を寄せた*]
(70) 2011/06/03(Fri) 13時頃
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― 学園屋上 ― 勿論だ。 この惑星を破壊されれば、セカイの均衡が損なわれるだろう。 新たな礎を探すという、俺の任務にも差し障る。
[>>0:411 陽の言葉に頷く。 >>0:406 詰め寄られても涼しい表情を崩さない。]
数学? 聞かなければわからないなら 今から授業を受けに行けばよかろう。
[僅かに呆れたように云った。]
(71) 2011/06/03(Fri) 13時頃
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[そして、>>68 彼の申し出に頷いて。] 情報交換か。いいだろう。 では、俺はアキラに同行させて貰うとしよう。 その"伝承"とやらに興味もある。
[差し出された右手を、握り返した。 黒い衣装の中で、手袋だけが鮮やかに白い。]
(72) 2011/06/03(Fri) 13時頃
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しかし、ここから出るのは少々厄介だな。 この建物内から異形の気配がする。 それから、何やら建物を囲むような気配もある。 なにより――
[天からかかる、梯子を見上げた。>>67 手袋をした掌を 何かを掬い上げるように空に差し出して]
(75) 2011/06/03(Fri) 13時頃
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《 雨 》が、降りそうだ。
[掌で受け止めたものは 天から降る、細い糸のようにも見えた**]
(76) 2011/06/03(Fri) 13時頃
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ああ、わかった。
[言われるまま陽に付き従い、校門前まで出てきたが。 >>86 軍人に取り囲まれて悩む陽を見かねて前へ進む。]
―― アキラ。 ここは俺に話させてもらえるか。 こう見えても《Rebirth》では軍を指揮する立場に立つこともあるのでな。
[そう言って軍のリーダーと思しき人物の前に歩み出、 咳払いを一つして、陽を掌で指し示し 至極真剣な表情で言い切った。]
(87) 2011/06/03(Fri) 14時半頃
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The HERO is him だ。
これで納得してもらえるか?**
(88) 2011/06/03(Fri) 14時半頃
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どうだ。通じただろう。
[得意げな表情で陽を振り返ったが、 >>91 彼が難色を示しているのを見て、不思議そうに首を傾げた。]
……この声は。
[インカムから聴こえたのは、先程の演説と同じ声。 その、ノイズ混じりの大声を耳にして、眉間の皺を深めた**]
(99) 2011/06/03(Fri) 15時頃
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― 学園正門付近 少し前 ―
[>>110 強く肩を叩かれ、眉を寄せた。]
そうだな…俺の知っている事を話そう。 何度か言うが――俺がこちら側に来たのは、主に調査の為だ。 そもそも本来、《Rebirth》の人間が《Front》に来る事はできない。 それだけで、世界構造のバランスを崩してしまうからな。
しかし、近年になって、異変が起きた。 裏世界と表世界の境界が曖昧になっているのだ。
セカイの礎となる真理の鍵《クラーウィス・ウェリターティス》が何者かによって盗まれたせいで均衡が崩れ 長い時間をかけて境界が綻びていった――というのが、《Rebirth》の見解だ。
(285) 2011/06/03(Fri) 22時半頃
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そして、それが原因なのか、 『遍く降りたる混沌にして淀みの驟雨』が原因なのかは不明だが、 時を同じくして、《栄光》の力が衰え始めた。
世界を支える《栄光》の力を失えば、このセカイは――表と裏が無秩序に混じる、混沌の世となるだろう。
表裏一体のこのセカイだけでない。 氷結氷河《コキュートス》の封印が解かれれば、 魔界の都、冥獄摩天楼《ハディスタルタロス》の異形もこちらのセカイにやってくる。 一匹、二匹ではない。大量にな。
それを阻止するために 礎である鍵と、《栄光》の代わりとなる"神"を探す。
―― これが、俺の任務だ。
(286) 2011/06/03(Fri) 22時半頃
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[説明している間に、正門前に人が集まってきた。 その中に赤毛の軍人の姿を見かけると>>175 ――不機嫌に表情が歪む。]
あいつは……何故、こんなところに。
(290) 2011/06/03(Fri) 22時半頃
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[皆が曇天(そら)を舞い降りる少女へと意識を奪われていた頃。
『小さな扉』を襲う悪魔の他にも、周囲にいくつかの黒い気配を感じ、正門前を離れる。 それに気づいた者がいたかは、わからない。]
―― 悪魔の雑魚か。 出てくるには、まだ早い。
[懐から取り出すのは、水晶でできた3つの立方体《ダイス》 それを空中に投げ、叫ぶ。]
(364) 2011/06/03(Fri) 23時半頃
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解法せよ《ReleaseCode》!!
[ダイスの示す数字《コード》は224。 カチリ、とどこからともなく音が響き――
一瞬にして、悪魔の気配が炎に包まれた。]
(366) 2011/06/03(Fri) 23時半頃
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……まだ、200番台の《法》しか開けないか。
[暫くの後。 消炭の中からダイスを拾って懐にしまい直し正門近くに戻れば 突如出現した、見慣れない要塞に絶句する。]
―― なんだ、これは。
[驚きに、思わず声が上ずる。 状況を知る人間はいないかと周囲を見渡して―― >>343 ドナルドと、目が合った。]
(370) 2011/06/03(Fri) 23時半頃
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――――…なんで、お前が此処に?
[>>382 同じ台詞を見事に重ね、ますます不機嫌そうに眉間に皺が寄る。]
俺は、任務で《Rebirth》に来ている。 お前のようにふらふらと《Front》に紛れ込む人間がいる原因を探る為にな。
[そう短く言うと、彼の理由を無言で促した。]
(391) 2011/06/04(Sat) 00時頃
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ディーンは、テッドが首をかしげているのを見て、彼を睨んだ。
2011/06/04(Sat) 00時頃
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非番だからと言って《Front》をうろうろする理由はなかろう。しかも軍服のままで。 だいたいお前は昔から――いや、小言は帰ってからでもよかろう。
[>>409 呆れたように目を眇め、しかしそれ以上の追求は無駄と考え溜息を吐いた。]
――収穫は、あった。 神の資質…「永劫にして絶対たる唯一の権威《ザ・マジェスティ》」を受け継ぐらしい者に会い、情報交換をする約束を取り付けた。
[一瞬、陽の姿に視線を向け]
しかし、超上位種《エルダーロード》が関与している。 この惑星を破壊する、と言っていたが。
(429) 2011/06/04(Sat) 00時頃
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残念ながら、大統領閣下。
[>>427 インカムから聞こえる大統領の声に、悔しげな表情を浮かべる。]
裏世界《Rebirth》には セカイの反転《Rebirth》を望む者も、いるのです。
(442) 2011/06/04(Sat) 00時半頃
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ディーンは、アルフレッドに近づいたのはそのような輩だろうと呟いた。
2011/06/04(Sat) 00時半頃
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お前が逃げるから余計に煩く言うんだろうが。 そっちこそいい加減学習したらどうだ。
[不毛な言い争いになりかけ、話を本題に戻す。]
俺も信じ難いが……先ほどの共鳴や、天《ソラ》の"伝承"を聞くに、可能性は高いと言える。 もっとも、その力は未知数だが。
……超上位種《エルダーロード》がお伽話、か。 だったら良かったんだがな。
そんな噂をしていると本人がやってきそうだ。 いつまでもここで立ち話をしているワケにもいかないだろう。 あの要塞……いつの間にできたのかわからんが……に人が集まっているようだ。そちらへ移動しよう。
[素っ頓狂な声をあげるドナルドを一瞥し、さっさと要塞へ入っていく。]
(453) 2011/06/04(Sat) 00時半頃
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ディーンは、ドナルドの舌打ちを聞いてますます眉間の皺が深まった。
2011/06/04(Sat) 00時半頃
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― 要塞内部 ― [要塞の内部は、見知らぬ顔も多かったが。 その中にポーチュラカの姿を見留めて息を飲んだ。]
……貴女は。 何故ここに。
[彼女がドナルドの拾い"者"だということには気づく由もなかったが。]
(471) 2011/06/04(Sat) 01時頃
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[>>483 蒼い瞳に、自分の姿が映った。]
《貴女》が あなたを必要とした。
それはつまり やはり、セカイの秩序は……崩れ始めている。 《貴女》の望みは、崩壊する秩序を《過去》のように戻す事、か?
[少女の瞳を覗き込み、真摯な眼差しで問う。]
それから――
[次の質問――それは尤も聞きたいこと、であった。 24時間後に来ると言った、超上位種《エルダーロード》に対抗する為に。
しかしその質問をする前に、声が、した。>>474]
(562) 2011/06/04(Sat) 05時頃
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!!! もう、来てしまったか!
[声の方を向き、それから名を呼ばれた陽へと視線を向けた。]
あれは……魔女、か? 《Rebirth》からの来訪者が、多いな。
[同じように陽の方へ視線を向けた魔女に気づいて眉を寄せた。 相手が、一介の法術師――《法》をつかさどるもの――である自分を知っているかは定かではないが。]
(563) 2011/06/04(Sat) 05時半頃
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セカイの律法《ルール》、か。
[>>566 少年の言葉に目を眇め、懐に手を入れる。 手袋をした指先に触れるのは、律法を操る事のできる、水晶の立方体《ダイス》。
鉄パイプを手に要塞を出る槍真の背を見送って、視線は再び陽へ。 もし戦闘が始まる事があれば、陽に合わせて動くつもりだった**]
(577) 2011/06/04(Sat) 06時頃
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エルダーロードは、その名の通り『超上位種』――そもそも、『この次元の神』を超えた存在。
[ロビーとポーチュラカのやりとりを耳にし、ぽつりと呟いた。]
この次元の神を超えた“神に為る”か、或いはお伽噺の魔王でもいれば、対抗もできようが。
[今のところ、その可能性が認識できたのは陽だけだが…ここに集った面々の顔を見て難しい顔をした**]
(594) 2011/06/04(Sat) 07時半頃
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― 要塞の外 ― [>>625 先に要塞を飛び出した陽の後を追って外に飛び出した。 黒衣に、ぽつり、ぽつりと紅の雨粒が滲みる。
眉を寄せ、天を仰いだ。]
《救って》、か。
(695) 2011/06/04(Sat) 15時半頃
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― 要塞を出る直前 ― [>>597 ――《救って》。 その声は、確かに聴こえた。]
……《救って》……? 何から、何を――
[口にしかけた時に、 >>613 ドナルドが先に同じような問いを発した為 それに対する彼女の答えを待ち、聞いた。>>622 >>624]
(696) 2011/06/04(Sat) 15時半頃
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― 要塞の前 ― [フィリッパと対峙する陽の背後に佇んで、二人の会話を聞いていたが。 >>682 彼女の言葉に溜息をついた。]
……交渉は、決裂か?
[放たれた熱波に目を細めると、マントを翻す。 高度な術式を織り込んだ漆黒のマントによって熱波は遮られた。]
強行手段に出るつもりか!?
[続くフィリッパの行動(アクション)に、懐のダイスを投げる。]
(714) 2011/06/04(Sat) 16時頃
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解法せよ《ReleaseCode》!!
[立方体《ダイス》が律法を"開く"。 >>699 降り注ぐ無数の細剣は、自分と周囲にいる者に刺さる前に、その構造を破壊されて霧散した。
視界の端に、槍真と、タイツ姿の男がフィリッパに殴りかかろうとする姿が映った。
必要であれば、防護の《法》を開いて彼らを援護する。]
(715) 2011/06/04(Sat) 16時頃
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足止めか。一度に攻撃すれば、あるいは?
[>>822 陽の言葉に頷いてダイスを投げた。]
解法せよ《ReleaseCode》!!
[三つの立方体《ダイス》が開き、無数の水晶の礫となって戦乙女を襲う。 大した攻撃力ではないが、量が多い。 目眩ましを狙ったつもりだった。
誰かがフィリッパの近くにいれば、とばっちりを食らうこともあるかもしれないが。]
(845) 2011/06/04(Sat) 19時半頃
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―― フィリッパ。
[戦乙女と陽たちの戦いがまだ続くようであれば 頃合いを見計らって、声を上げる。 彼女に届くように。]
貴殿は『この惑星を破壊しても、遍く降りたる混沌にして淀みの驟雨の根絶はできない』と言った。>>227 逆に言えば、この惑星を破壊しても問題を先送りするだけ。
しかも、この惑星の破壊によって、今も不安定なセカイの境界が乱れ 表裏のセカイだけでなく、天界や魔界をも巻き込んで 更に混沌が拡大する可能性がある…とは考えられないか?
(852) 2011/06/04(Sat) 19時半頃
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そうなれば、この宇宙を管轄する貴殿の責任を《評議会》に問われることになるのでは?
ここで争うより、惑星を消滅させない方法を考えるのがよいのではないか? 俺は、ここに集った人間ならば、遍く降りたる混沌にして淀みの驟雨を退けることも可能ではないかと思うのだが。
[高次元に存在する者との戦闘に決着はつかないだろうと判断し、 フィリッパに呼びかけた**]
(853) 2011/06/04(Sat) 19時半頃
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