人狼議事


289 【ペア】風邪引いたあの子ん家に行く村

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【人】 測量士 ティソ

[背で泣いていた子供が、だいすきなヒーローの強がりを見た日
その時抱いた感情は、時間を掛けて形になった。]

 とうま、あのさ
 おれ、とうまのお母さんに料理を習うんだ。

[最初は大きかったランドセルが、
使い込まれて小さく感じるようになった頃。
学校から帰る途中の打ち明け話に
きっと彼は驚いたことだろう。]

 変だって思うかもしれないけど……
 おいしくできたら、食べてね!

[唐突な内容に、呼び方と一人称が変わったことに。

それが最初の一歩だった。]

(22) 2018/11/30(Fri) 13時半頃

【人】 測量士 ティソ

[料理は徐々に確実に上達していって
掃除や洗濯も、ちゃんと出来るようになった。

彼がこちらのせいで喧嘩をしなくていいように、
そして自分自身の為に、皆に合わせるのも上手くなった筈だ。
ついていけないと思うことはいつでもあるけれど、
友達だって沢山出来て、もう泣いたりはしない。

それでも幼馴染が一番なままなのは当たり前だ。
意地悪をされて拗ねたり、それでもすぐ仲直りしたり
素のままで触れ合えるのは、彼一人なことはずっと変わらなかった。
朝起こしに行ったり、弁当を作ったり
確かに頼られる側になったこともあったと思う。]

(23) 2018/11/30(Fri) 13時半頃

ティソは、ナユタの世話を焼くことが好きだった。

2018/11/30(Fri) 13時半頃


ティソは、ナユタが喜んでくれたら、それだけで幸せだった。

2018/11/30(Fri) 13時半頃


【人】 測量士 ティソ

[どんなに頑張ったって、ヒーローは一人だけだ。
情けないなり損ないの男では、
可愛らしいヒロインのように彼の隣には立てない。

それは、拒まれる想像よりも辛い現実。

容姿の良い女子に興味があっても、愛や恋なんてよく分からない
ただずっと、柊真の傍にいたかった。

普通の幼馴染は、きっとこんなに想いはしないだろう。
この気持ちは多分、おれが子供のままだから。
望んだ彼を支えられる対等の存在に、なれなかった証拠。]

(24) 2018/11/30(Fri) 13時半頃

【人】 測量士 ティソ

[何も知りやしない。
あの時彼に見られていたことも、
翌日聞いた先に帰った理由が嘘だとも。

怪我の心配をしながらも、
どこか避けられているような違和感に気を取られ
原因は喧嘩だと信じて疑わなかった。

そして、似た苦しみを抱いていることだって、
先に置いていったのは自分だということも当然。

強がりの全てを暴くには、臆病過ぎた。]

(25) 2018/11/30(Fri) 13時半頃

【人】 測量士 ティソ

[未だ横たわったまま、呑気な頭で思ったのは
忠告に従う前に眠気に負けたせいで。>>1:110
ちょっと背中が痛い、ということ。]**

(26) 2018/11/30(Fri) 13時半頃

測量士 ティソは、メモを貼った。

2018/11/30(Fri) 15時頃


【人】 測量士 ティソ

[あの日、小さい身体を寄り添わせ眠ったベッドが
成人した男二人の重みを受け止め、軋む音を立てる。]

(65) 2018/12/01(Sat) 00時頃

測量士 ティソは、メモを貼った。

2018/12/01(Sat) 04時頃


【人】 測量士 ティソ

[弱った身体を労るように、その背を撫で摩って。
何度も、何度でも。その動きを続ける。
もし嫌がられたとしても、止めることはせずに。

何より大切なものに、
漸くちゃんと触れることが出来た気がした。]

(94) 2018/12/01(Sat) 14時半頃

【人】 測量士 ティソ

[おれが鳴海家に来ることを望んだのは、星夏さん。
その結果、数年間隠し通した柊真の秘密が露呈した。

血は繋がらず、今はまだ家族とは言えない相手でも
幼馴染の母親もまた、昔から大事な人の一人。
彼女は自分の息子がその幼馴染に何をしているか、
知る由もなく遠い場所にいる。

────ごめんなさいと、届かない言葉が心の内に落ちる。
その謝罪が意味するものは、
押さえ付けられてもいないのに、
未だ抵抗一つ見せずベッドに身体を沈めている理由は、

ここにいるのは加害者と被害者などではないということ。]

(95) 2018/12/01(Sat) 14時半頃

【人】 測量士 ティソ




 ねえ、柊真……────

[その続きは、囁きとなってその耳元に]

(96) 2018/12/01(Sat) 14時半頃

【人】 測量士 ティソ

[なんて恥知らずな言葉なのだろうか。

床で冷えていた筈の身体が、じわじわと温度を上げてゆく
まるでこちらまで風邪を引いたみたいだった。]*

(97) 2018/12/01(Sat) 14時半頃

測量士 ティソは、メモを貼った。

2018/12/01(Sat) 14時半頃


【人】 測量士 ティソ


[あるべき形を言い聞かせるように、幾度も
頭の中で繰り返した拒絶の言葉たちは


もう、浮かんでこなかった。]

(125) 2018/12/01(Sat) 20時半頃

測量士 ティソは、メモを貼った。

2018/12/01(Sat) 21時頃


【人】 測量士 ティソ

[ちょっとした男としての複雑な心持ちも、長くは持たない。
声が、感触が、欲の絡まない思考を霧散させてゆく。

ずっと守ってくれていた、幼馴染の手によって。]

(129) 2018/12/01(Sat) 23時半頃

測量士 ティソは、メモを貼った。

2018/12/02(Sun) 02時半頃


【人】 測量士 ティソ


[どうしようもなく恥ずかしくて、幼馴染は意地が悪くて

けれど、逃げたいとはやっぱり思えなかった。]**

(154) 2018/12/02(Sun) 02時半頃

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