204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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― 三階/個室 ―
[バタンとドアが閉まる音を気にすることなく、壁にもたれてずるすると座り込む。
苦しげに眉をひそめて、唇をかみ締めた。 ぷつり、赤がにじむほどに]
……っ
[手を、握るぐらいならまだ、大丈夫だった。
傷口も、アレ以上見ていないから、まだ、耐えられた。
けれど、それらが重なった上で抱きしめられれば――]
――ぁあ、……
[口にしてしまわぬよう、右手人差し指をかみ締めた]
(2) 2014/11/17(Mon) 09時半頃
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[部屋に入る前にフィリップ>>1:526と視線があったけれど。 それを考えることも、、空腹を満たすもの>>1:525をとりにいく余裕も、ない。
かみ締めた指から血の味を感じる。 でも、これではない、と思ってしまうから、 ぎゅっと瞳を閉じて、やり過ごそうと、している*]
(3) 2014/11/17(Mon) 09時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 09時半頃
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― 三階/個室 ―
[まだ大丈夫、と繰り返し、心の中でつぶやく。 落ち着かなければ、いけないとはわかっていても。
それでも――まだしばらくはかかりそうで。
廊下で起こっていることにも、気づく余裕はなかった]
(12) 2014/11/17(Mon) 12時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 12時半頃
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― 三階/個室 ―
[ようよう、落ち着き始めて、小さく吐息をこぼす。
噛み付いた人差し指から、流れ出た血を舐めながら、へたり込んでいた場所から立ち上がり]
……これ、どうやって隠そう……
[かみ締めた唇も、人差し指も、どうにも隠しにくい場所だった。
荷物の傍へとちかより、中身を探って――
目に付いたオルゴールに、少し、動きを止めた]
(20) 2014/11/17(Mon) 14時頃
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――フランシス……
[隠す前に、入ってきた人>>19に、ぎくり、と肩がゆれる。 視線をそらして、とっさに右手を後ろへと隠した。]
(21) 2014/11/17(Mon) 14時頃
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[温かなポトフの匂いがする。
ことりとおかれる音、近寄ってくるフランシスの足音に、視線を向けられないまま]
――ええっと……
[言いにくそうに、口ごもる。 何もない、とはいえない現状に、どういえばいいのかと迷うように]
すこし、……衝動を、かんじただけ、で。
[誰に、とかは言わぬまま。 いまは大丈夫と笑って見せる]
(23) 2014/11/17(Mon) 14時半頃
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[肩をつかまれて、ゆれる緑の瞳>>27を見返す。 心配をかけてしまったことに眉を寄せて]
――なんとか、抑えられたし。 たぶん、大丈夫。
[安心させるように、笑みを見せたけれど。 どこか失敗したゆがんだものになった]
――うん、わかってる。 ちゃんと、するから……
[言葉を重ねながらも、不安が渦巻く。 ――次は、耐えられるかわからないと、そう思っている]
心配、かけてごめん……
(28) 2014/11/17(Mon) 15時頃
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[フランシスがドナルドの傷を舐めたことなどは知らず。
後ろ手に隠した傷もまだ見せない。
フランシスの両手の温かさや、近い距離にある肌を見ても、そこまでざわつかない]
……ポトフ、もってきてくれて、ありがとう。
[話を摩り替えるように、つぶやく。 誰に衝動を覚えたのかは言わないまま。
少し話をしたか、ポトフを食べた後は、疲れたように眠りについた**]
(29) 2014/11/17(Mon) 15時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 15時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 19時半頃
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― 眠る前のこと ―
[やはり心配させてしまったと、眉をさげる。 続くフランシスの説明>>36に小さくうなずきを返した。
別の欲への、すり替え。 それがあるのは知っているけれど。
――そう簡単に行えることでも、ないから]
う、ん……それは、知ってる、けど。
でも、そんなの……相手、いないし……
[衝動を飼いならす方法すらまだ見つからず。 衝動を強く覚えたのも、今回がはじめてなら。
そんな発散方法を試すはずもない。 満月のときには、心配性の保護者がいつも街に近寄らなかったから]
(53) 2014/11/17(Mon) 20時頃
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[ポトフを食べるときに、右手の怪我に気づかれればばつが悪そうな顔をして。 痛みで誤魔化したのだとはすぐにわかっただろうから、手当てされるままに神妙にしている。
そして眠りに落ちる。 どこか、夢うつつで歌を、聞いた気がした――]
(54) 2014/11/17(Mon) 20時頃
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― 眠る前のこと>>68 ―
フランシス……
[告げられたことに、ゆるりと琥珀を瞬かせる。 過保護すぎるとは思う。
そういった接触を行うタイプでないのはいままでずっと傍にいたから知っている]
――フランシスに、負担をかけたくない、よ。
[ふる、と首を振った。 ――――フランシス相手に、そんなことをしたら。
後悔しそうだと、思ったから]
……まだ、だいじょうぶだから……
[耐えられる、と笑った]
(73) 2014/11/17(Mon) 20時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 21時頃
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― 三階/個室 ―
[ふ、と瞳を開く。 衝動をこらえるのに、気力を使い切ったように眠ってしまったけれど。 それほど、長い時間眠ることなく目が覚めた。
寝台から起き上がったときには、祈るような姿で椅子に座るフランシス>>69が見える]
……俺だって、フランシスが大事、だよ。 だから、そういうこと、したくない……
[恥じ入ったような姿>>77を見て、いえなかったことをぽつりとつぶやく。
大事な保護者だ。 そういう目で、みたこともない。
――いまでさえ、そういった想像が、できないのだ]
(80) 2014/11/17(Mon) 21時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 21時頃
ラルフは、ベネットが眠っているか、確認するように顔を覗き込む。
2014/11/17(Mon) 21時頃
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― 三階/個室 ―
[フランシスの眉間に寄った皺をみて、そっと肩に触れる]
フランシス。
――そんなところで寝たら、体、痛めるし。
[静かに声をかけた。 居間で心配しているかもしれないドナルドを思い。 フランシスを置いて一人で戻って、またドナルドが様子を見に来るのなら。
二人で戻ったほうがいいかもしれないと思った]
(83) 2014/11/17(Mon) 21時頃
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― 三階/個室 ―
うん。
[髪を撫でる手>>87の動きに、くすぐったそうに笑みを返す]
大丈夫、寝たから、……いまは、感じないし。
フランシスも、疲れてるんだよ。 今日、休むときは、寝台で寝て?
[立ち上がるフランシスは、ほんの少しだけラルフより背が高い。 かみ締めた後が残る人差し指、それには包帯を巻いて手当てを済ませてある。
その手はポケットに突っ込んだまま]
ドナルドが、心配してるとおもうから。
[下に、というのにはこくりとうなずいた]
(88) 2014/11/17(Mon) 21時半頃
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― 三階/個室 ―
うん。
[安心したようなフランシス>>91に、少し申し訳なさそうな顔をした。 冗談めかした言葉に小さく笑って]
俺も、気をつけるし。
……ありがとう。
[心配してきてくれたことにぽつりともう一度だけつぶやき。 部屋をでて、二階へと降りていく]
(95) 2014/11/17(Mon) 21時半頃
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― 三階/廊下 ―
[二階へと降りるために、フランシス>>103の後ろについて歩く。 シメオンがいるのが見えて、ゆるりと瞬き]
――
[ノックスと話していたときに、通り過ぎた様子が気になって、フランシスの後ろからじっと見つめていた]
(106) 2014/11/17(Mon) 22時頃
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― 三階/個室 ―
[衝動を覚えてしまったからか、 一人で先に行く気にはなれない。
守るように前に立つフランシスの後ろから、シメオンを見ていた]
一緒に行くのはいいけど。
大丈夫?
[体調が悪いというのに、少し、心配そうな視線を向けた]
(119) 2014/11/17(Mon) 22時半頃
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[フランシス>>118がシメオンへと手を差し伸べるのを見た。 それを邪魔するほど子供ではなく、二人の後ろから、居間へと戻る]
(122) 2014/11/17(Mon) 22時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 22時半頃
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――うん。
[心配したのは本当だから、階段を下りるのがあぶなっかしいシメオン>>123に小さくうなずく。 フランシスが手を貸して、彼らが降りる後からついていき。
居間へと入って、真っ先に探したのは――]
(125) 2014/11/17(Mon) 22時半頃
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ラルフは、ノックスを探すように、室内をみた。
2014/11/17(Mon) 22時半頃
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― 二階/居間 ―
[居間の雰囲気にも気づかず。 見つけたノックス>>126の様子に、ゆるりと瞬く。
フランシス>>129に背をたたかれて、はっとしたように、視線を戻した]
あ、うん……いってらっしゃい。
[炊事場へと向かう背をみて、またノックスのほうへと視線を戻す]
(130) 2014/11/17(Mon) 23時頃
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え、あ、シメオン?
[ソファにいるニコラと、ディーンのことはきちんと見てもいなかった。 だからシメオンがいきなり踵を返したのに驚いて名前を呼び]
えっと、せめて、食べてからでも……
[そう声をかけるけれど。 引き止められなければそのまま見送るだろう]
(134) 2014/11/17(Mon) 23時頃
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― 二階/居間 ―
[視線を向けても、ノックスはこちらをみない。
ニコラを呼び、手を掴む様子を、ただじっと見やり。
――ポケットの中、手を握り締めれば、かみ締めた後が痛む]
―― ?
[何かが、落ちる音>>140が聞こえた気がした。 見ていられなくて、視線をそらして。
体調が悪いといったシメオンが倒れたかもしれないと、廊下へと足を向けた]
(146) 2014/11/17(Mon) 23時半頃
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― 二階/廊下 ―
[三階への階段では、シメオンの姿はなかった。
一階へと降りる階段から、話し声が聞こえて。
それはせっぱつまったものではなさそうだから、シメオンが倒れたわけではないのだろうと思う。
もう一度、居間に入るかどうか。 廊下に立ち止まって、悩んでいる]
(151) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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ラルフは、フィリップと視線があって、ゆるりと瞬く。
2014/11/18(Tue) 00時頃
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― 階段 ―
[一階へと下りる階段の上。 シメオンがフィリップと話しているのが見える。
上を見たフィリップと視線が合って。 ――三階で、目が合ったときのことを思い出した]
――ここは、冷えるね。
[シメオンのくしゃみに、小さく声をかける。 温かさをもたらすものは何ももっていないから、震える肩をみて、なにかとってくるかと、思案した]
(167) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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― 一階への階段 ―
[シメオンへと、防寒具を貸す姿に、大丈夫そうかな、と琥珀が瞬く。 一段、二段、階段を下りて、二人へと近づいた]
だいじょぶなら、いいけど。
[体調が悪いといったシメオンをみて、 フィリップへと視線を戻して、ゆるりと首をかしぐ]
(178) 2014/11/18(Tue) 00時半頃
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シメオン、様子変だったし。 なんか、音がして――倒れてるんじゃないかと……
[心配した、と言外に告げながら。
座ったままのシメオン>>175に小さく笑いかけた]
(181) 2014/11/18(Tue) 00時半頃
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― 一階への階段 ―
そう? なら、いいけど……
[笑みを浮かべる様子>>186に首をかしげ。 それでも、無理に居間に引っ張っていくつもりも、体調を確認するつもりもなくて。
くしゃみをするシメオンに、苦笑を浮かべる]
階段はもうひとつあるし、いいんじゃないかな。
[ちらりと、反対側にある階段へと視線をむけた]
(188) 2014/11/18(Tue) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/18(Tue) 01時頃
ラルフは、ノックス>>183の姿が視界に入れば、琥珀の瞳を細めて見つめた。
2014/11/18(Tue) 01時頃
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[フィリップと、同じことを口にしたのがおかしくて、小さく微笑んだ。
けれど、その笑みも。
ノックス>>195を見つけて、視線があった気がしたのに。 そらされて、琥珀色が翳る]
……
[逃げたことで、衝動を覚えたのはばれているだろうし。 顔を背けられて、かける言葉も思い浮かばず。
ただ、その背を見ていた]
(197) 2014/11/18(Tue) 01時頃
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[そらされた視線が、瞳があうことに、ほっとしたように肩から力が抜ける。
ノックス>>203が肩をたたくのに、小さく笑みを返し。 シメオンと話がある様子なのをみて、ゆるりと瞬く。
トレイルを探していた様子とは違って、 保護者としての姿なのだろうかと思う]
……
[それはきいてもいいものか迷い。 フィリップの警戒を見て、そわり、おちつかなげに瞳を伏せた]
(206) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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――俺、温泉、見てくる。
[どうしても、落ち着かなくて。 二人の会話も、聞いていたいような、聞くのが怖いような。
そんな気持ちに突き動かされて。
階段から離れる言い訳を口にして、一階奥へと向かう]
(211) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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