人狼議事


60 ─昨夜、薔薇の木の下で。

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さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

sen-jyu 2011/08/12(Fri) 00時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[燃える火に急いて、その身を宙に躍らせようとして
 感じたのは一瞬の風、恐怖と心地よさと水の中のような静けさ。
 ―――足は、動かなかった。
 その瞬間にも、薔薇が焔に包まれていく]

 ……だめだ、やめて!! 

[乗り越えた柵を戻る、あの火を消さなければ薔薇が燃えてしまう。
 あの花がまた失われてしまう、また]

[急いて駆けようとするのだけれど、体は徐々に力を失っていく。
 纏う芳香も薄れて行って――]

(2) sen-jyu 2011/08/12(Fri) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[夜の中、焔に包まれて白い花弁が焔の紅色に染まる。]

 ……――ああ、

[軋む体を引きずりながら、
 滲んだ眼差しで、燃え落ちたその花に手を伸ばす。
 茨の文様も、その腕から薄れて行く、失われて行く]

 また、……

[間に合わなかった]

[呟く言葉は音にならないまま、倒れ伏した**]

(5) sen-jyu 2011/08/12(Fri) 00時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

sen-jyu 2011/08/12(Fri) 00時半頃


ヤニクは、へクターΣ そんなひどくないよ!よしよしなかないで(←博愛

sen-jyu 2011/08/12(Fri) 03時半頃


ヤニクは、Σ っちg、なんt 

sen-jyu 2011/08/12(Fri) 03時半頃


ヤニクは、(*ノノ

sen-jyu 2011/08/12(Fri) 10時頃


ヤニクは、影でこっそり自己処理した、とかも想定するとリアルな数字かm

sen-jyu 2011/08/12(Fri) 11時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

―中庭ー
[草いきれ、セミの声、湿った土の夏の匂い。
 ひらりと影が過ぎるのは、水を求めた瑠璃の筋持つ黒アゲハ。
 白く目を焼く日差しとの、コントラストに目が眩む]

 あ……、

[柔らかな草の上に横たわる体、逃げて行く蝶。
 ゆっくりと身を起こせば、頬を一筋生ぬるく伝っていく、
 溢れたものがすぐに何なのかわかった、涙だ。
 夢を見て、泣きながら目が覚めるなんて良くあること]

 ―――ここは、

[緑濃い夏の庭、薔薇の木陰。その薔薇は燃えてなどいなかった。
 燃えていないことに安堵して、夢の記憶が曖昧になる。

 泥に汚れた手足を流す、水の冷たさは心地いい。
 あの日から何も変わらない、変える気のなかった夏の一日]

(17) sen-jyu 2011/08/12(Fri) 12時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[濡れた手足のまま、自室に戻る。
 人気のない休暇中の寮内は、いつもの夏と同じ静けさ。
 体は軋んだように、どこか痛む。否、痛んでいるのは背中の傷か。]

 ――……、

[扉を開く、一瞬の躊躇い。
 室内には誰かいるのだろうか、部屋を満たす香は――]


[その時に、何があっただろう。
 夕刻、部屋の茉莉花が花開き出す頃、ペンを手にした。
 なんの変哲もないメモに、それを書こうと思ったのは夢の残滓。
 今までも幾度か、しようと思って出来なかったこと、
 何をどう書いていいかわからなくて、もう随分と時間が経ってしまった]

(18) sen-jyu 2011/08/12(Fri) 12時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[彼らの部屋の扉の下に、
 紙切れがそっと押し挟まれていたのは、夜。
 幾度の夏を経て、告げられた言葉はたった一言]




  ――――約束を守れなくて、ごめんなさい。



  
[その手紙からは薔薇ではない花の香が匂った*]

(19) sen-jyu 2011/08/12(Fri) 12時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

sen-jyu 2011/08/12(Fri) 12時頃


ヤニクは、多分、ねこだと判断する。かわいいねこですね(博愛微笑

sen-jyu 2011/08/12(Fri) 15時半頃


ヤニクは、鳩から見えない…!帰ったら舐めるように!

sen-jyu 2011/08/12(Fri) 16時頃


ヤニクは、のぞくだろう。しかたない。

sen-jyu 2011/08/12(Fri) 17時頃


ヤニクは、妖精さんにてをふった、ぱたぱた。

sen-jyu 2011/08/12(Fri) 18時頃


ヤニクは、少し……少し、か。

sen-jyu 2011/08/12(Fri) 19時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

―自室―
[部屋の扉を開けた時、そこに香るのは薔薇ではなく茉莉花。
 人の気配に瞬いて、それからこちらを見たその姿に足を止める。
 薔薇の残り香が、鼻先を掠めた気がした]

 ――……、

[おぼろげな夢の記憶、夢は夢でしか有り得ない、なのに。
 手首の軋むような痛みも、内を穿たれた熱さも、
 望まず追いたてられていくあの甘苦しい快楽も、
 何もかも酷く生々しくて、体が震えたのは、何を懼れてのことだったか]

 ……どうしたんだ?

[夢は夢だ、と、そう思おうとして。
 俯く下級生に出来るだけ普段どうりの声音で声をかけ、
 ふと何か既視感を感じて眉根を寄せたのは――それがどこか、昔の自分のように見えた、から]

(23) sen-jyu 2011/08/12(Fri) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

>>24
[返る言葉は、それが夢ではなくて現実であるかのよう。
 曖昧になった境界線に戸惑う、眩暈のような感覚が、また]

 いや、あれは……、

[イアンの震えた声に、ざわりとざわつくものがある。
 自分自身を抱くように、胸の前で組んだ腕を握った。
 夢の中で、夢だと思った夢、生々しいその感覚。信じがたいけれど]

 あれは夢だ。
 夢の中の出来事なんて、そんな、気にすることは。
 ……お前の意思じゃ、なかったんだろうし。

[傷口に触れぬように、何事もなかったように。
 それが自身の変わらぬやりかた――あの夏から変わらない]

(25) sen-jyu 2011/08/12(Fri) 21時半頃

ヤニクは、ちょっとぱたぱたちう

sen-jyu 2011/08/12(Fri) 22時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

>>27
[自身の意思だと、告げる言葉に唇を噛んだ。
 苦いものが湧き上がりそれを認めたくなかったのだ、と知る。
 戸口へと――こちらへと近づくイアンに目を向ける。

 それは、無邪気だと信じていたものに裏切られた、そんな感覚に似て。けれどそんなものは自分の思い込みに過ぎないのだと気づいている。]

 ――……、

[もう一度はっきりと、思い知らせるように告げられて、
 きつく睨む眼差しは、けれどそうしていないと、何かが崩れそうだから。

 無邪気に好意を告げた表情が、自嘲に歪むのを見つめている。
 好意ゆえに侵される過ちというものを、自分は良く知っていた。

 そして告げた言葉の数々、関わろうとしなかった全て、
 それらはただ――自身の平穏を求めていただけなのではないか、と。
 一度睨んだ眼差しは、昏く沈んでいく]

(34) sen-jyu 2011/08/12(Fri) 23時頃

【人】 さすらい人 ヤニク



 ……お前をそんな風にしたのは、俺か。


[聴こえる蝉の声が遠い、
 差し込む日差しも花の香も、夏を示すなにもかもが、遠くて。
 そのまま戸口で立ちすくんでいた]

(35) sen-jyu 2011/08/12(Fri) 23時頃

ヤニクは、ノックスの回線に精を与えている。はぁはぁ。

sen-jyu 2011/08/13(Sat) 01時半頃


ヤニクは、回線にも博愛を与えます。花に水、人に愛。

sen-jyu 2011/08/13(Sat) 01時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

sen-jyu 2011/08/13(Sat) 03時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[聞こえて来るのは、ただ容赦なく責める言葉。
 それはずっと犯した過ちに望んでいたこと。
 力なく沈んでゆく双眸は、突きつけられる責を受け止める。]

 ……すまなかった。
 
[無垢で柔らかで清らかだったもの。
 それを失わせ、壊した記憶。
 取り返しのつかない昨夜の罪]

 ―――……、

[今、失われた水彩のような輝きも、取り戻せない昨夜の罪。
 俯けば髪が零れて顔を隠す、持ち上げた手で覆われる目元。
 息が苦しい、この苦しさを知っている]

[また、あの夏が繰り返されている]

(59) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 10時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ノブにかけられたイアンの手に、手を伸ばす。
 苦しさは失意に満ちた瞳を滲ませる、喘ぐように笑った。
 目頭も、喉の奥も、熱くて――]

 どうすれば、償える……?

[歪み滲んだ笑みのまま、
 どこか縋るにも似た響きは震える声音。
 膿んだままの傷の上から、同じ傷が刻まれてゆく]

 ……イアン、

[眩暈のような熱に襲われて、眩む。
 その腕をつかめたなら、触れた手もきっと熱くて]

(60) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 10時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク



[与えられる罰を望んでいる*]

(61) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 10時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

sen-jyu 2011/08/13(Sat) 10時半頃


ヤニクは、もだもだしつつ、離れ気味だった

sen-jyu 2011/08/13(Sat) 10時半頃


ヤニクは、は、えんちょうだ。延長ありがとう。

sen-jyu 2011/08/13(Sat) 16時半頃


ヤニクは、海老プレイの認知度があがっている…

sen-jyu 2011/08/13(Sat) 17時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[眩暈に揺らいだ体が、次の瞬間には腕の中にあった。
 無理やりに己を抉じ開けた腕がきつく抱き込む、
 支える気も起きない体だ、今更]

 ……どうなっても構わない。
 好きにすればいい。

[求める言葉に、好意を伝える言葉に、
 返す言葉は、けれど投げやりな響きではなくて、
 本当にわからなかった。

 どうすればいいのか、わからなくて。
 心が知りたい、と求められて尚、首を振る]


 ――……わからない。


[何とも向き合わずにいたのだと、求められて気づく]

(77) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 18時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[繰り返すあの夏でずっと時間は止まっている、
 薔薇の見せた夢から解き放たれても、時計の針は動かぬまま]

 昔……、好きな人に、酷いことをしたんだ。
 取り返しのつかない、酷いことを。

 償うことも、出来ない。

[俯いたまま、罪の告白は多くは語られない。
 あの夏の薔薇の木の下ので記憶は、いまだ昨夜の記憶のよう]

 人に好かれる価値もない。
 まして、誰かを好きになるなんて……、

[許されるはずがない。]
[抑えた手の下では、きっと溢れるものがあった。
 それを隠したまま、途切れた言葉の続きは語られることはなく]

(78) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 18時半頃

ヤニクは、ノックスつんつんつついた。時間足りないな…!

sen-jyu 2011/08/13(Sat) 19時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[ふるりと首を振った、
 拭われた目蓋の下には溢れた跡があるけれど、零れるものを見せることはなく]

 ――……、

  受け入れられなかったんだ。

[その人が今でも好きなのか、と]

[どこまでも抉ろうとするイアンの言葉に、力なく返す。
 薔薇の木の下までたどり着いて、助けられなかったのは、
 仄かな想いがもたらした幻想を砕かれたから]

[拒絶した自分自身への幻滅が、今の自分を作り上げている]

(83) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 20時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[横たえられようとする身を起こす、
 かけられたまっすぐな言葉は――暗がりの影を、より濃くする。
 明るく差し込む日差しのようで]

 ……あの人には謝るよ。

[仄かな想いを通わせた人、
 そして――自らの幻想の犠牲にした人]

 でも、……もういい。
 救われようなんて、思ってない。
 お前も俺になんて、謝る必要はない。

[髪に伸ばされようとする手は、拒絶することなく受け入れる。
 そこに自らの意思があるのかどうなのか、
 そんなことさえ、わからなくなってしまった]

(84) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 20時頃

【人】 さすらい人 ヤニク



 お前が俺に何かをくれるつもりなら、


 ……罰を与えてくれないか。


[それすらも自己満足に過ぎず、
 また間違えようとしているのかもしれないけれど。
 許されるには、救われるには、記憶は昨夜のように鮮やか過ぎて]

(85) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 20時頃

【人】 さすらい人 ヤニク



[きっと、贖われぬ罪の対価がまだ必要だった]

(86) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 20時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[終わらぬ夏の中にいる。

 求めた罰は贖われぬ罪に対して、
 罰を望んだのは同じ罪を犯した――無垢なものを壊した相手に。

 望んだ言葉が、取り返しのつかない過ちを繰り返す。
 壊れゆくのが、今この瞬間であることに気づかない。

 否、笑う声の空虚さにはきっと気づいた、けれど]

(92) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[受け入れることを償いとしながら、
 自らの意思でその救いを拒んだのは、もしかしたら、
 いまだ苦しめている人があると知りながら、
 穏やかなものを望む心があったからなのかもしれない。

 その手で――彼によって救われてしまう未来が、垣間見えたからなのかもしれない。
 けれどそれはもしもの話、時はいまだ止まったまま、未来はここに訪れない。

 見上げた先、伸ばした手が触れる。
 心通ってのことならば、きっとそれは罰にはならない]


 ――…昨夜の夢を、現実にでもするか?


[寝台の上、甦る薔薇の香は拭えぬ罪の匂い。
 繰り返された夏の記憶に、また新たな罪の匂いを重ねて行く]

(93) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[そして昨夜が繰り返される。
 夢ではない現実の中で、確かな痛みを伴いながら、
 再び体がねじ伏せられ、抉じ開けられていく。

 沈黙にきっと彼の悲しみは見出せた。
 一度制止しようとして、けれどそれはもう遅い。]

 ――……、 ッ あ……

[見出したものに湧き上がるのは、胸の苦しさで、
 けれどどんなに苦しくても、体は快楽を感じている。感じてしまう。
 多分、きっとこれからも。

 繰り返される昨日よりも、尚酷く扱われて。
 それでも嬌声を上げる自分自身にひどく嫌悪する。

 与えられる嘲笑は追い討ちをかけて、膿んだ傷の上からまた新たな傷を刻み込んで行く。
 どこもかしこも痛んで、痛まない箇所などなくて――どこにも見出せない救いにどこか安堵する]

(102) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 23時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[また嘲笑う声が聴こえる。
 びくびくと震える体の感覚がもう、あまりよく認識できない。
 繋がった箇所だけが、焼け付くような熱を持って意識を繋ぎ止める]

 ………、 、

[乾いたくちびる、かすかに動いた。
 それは名を呼んだつもりだったのだけれど、声は何も音にならない。己の罪に巻き込んだのだと、気づいた時には手遅れで。

 かけられる言葉も聞こえない。
 遠く聴こえる蝉の声も、何も聞こえなくなって。

 白い光だけが視界の中で揺らめいて、
 意識が途切れるその感覚は水の中に沈んで行くのに似ていた。


 ―――繰り返す、昨夜の夏はまだ終わることはない*]

(103) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 23時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

sen-jyu 2011/08/13(Sat) 23時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

sen-jyu 2011/08/13(Sat) 23時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[薔薇の香など、この部屋の中にはない。
 紛れもない現実が、花の香と共に満ちている。

 茫洋とする痛みの中でメモはしたためられ、
 迷いのうちにその部屋へと届けられた。

 少しだけ涼しくなった夜の空気の中、
 痛む体を引きずって向かったのは―――あの薔薇の木の下]

(109) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[風になびくその髪の色は、
 月明かりの下では今も変わらぬ銀色に見えた。
 眩しげに目が細められて、足はそのまま止まった]

 ……ヴェス先輩、

[邂逅に戸惑うような声は、
 けれどやはりこの場所の予感はあったのだ。]

 あなたに……謝ることを、許してもらえますか。

[風にまぎれそうな言葉は、ぽつりと零れ落ちた]

(111) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[嵐の夜に折れた薔薇の木陰、
 風になびく銀の髪は月明かりの下の幻、
 自分が変えてしまったはずその人にまだ幻想を見ているようで、苦い笑みが浮かぶ。

 けれど、向けられた笑みの、
 言葉の懐かしさに、大人ぶった苦笑は抜け落ちた、
 向けた表情は無邪気な憧憬を砕かれたあの頃のまま]

 ……あの時、本当は、
 あなたを連れて逃げるつもりだったんです。
 でも出来なかった。

 それからずっと、あの夜のことには触れられずにいて。

 謝ることも、出来なかった。
 取り返しがつかないことを謝っても、
 あなたの負担になると思っていたけれど……、
 
[それも過ちだったのだろう、と。その人を前に思う]

(122) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 結局、俺はあなたの痛みを何もわかってなかった。
 
[語られる言葉に唇を噛む、
 自分が時をうつろに過ごしていたように、
 彼もまたあの時からどこへも進めなかったことを知る。]

 ……俺は、あなたを支えるべきだった のに。

[語られぬ胸のうちをしらぬまま、
 悔恨の言葉は零れ出て、そして彼が近づけば、
 ――紛れも無くその髪の色は、色褪せたのだと知らされる]

(123) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[煌めくはさみに瞬いて、目を見開いたのは一瞬。
 輝く色に目を奪われて何が起こったのか、わからない]

  ――……、

[けれど一歩も動かなかったのは、
 きっとその刃に裂かれるのは、どこでもいいと思ったから]

  あ……、

[ひとふさ切り落とされた白金に、唖然としたの束の間、
 泣きそうに瞳を歪めて、確かに変わったその人を見つめた]

(124) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[もう1度新しく生まれ変わる、
 言葉の眩しさに、仰ぎ見る。

 この人はこんなに強い人だったのだろうか。
 それとも強くなったのだろうか。]

 ……すみません。
 今の言葉全部、忘れてください。

 きっとあなたには、もう必要ない。

[それを告げるのが必要だったのは、きっと自分自身]

(127) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[向けられた笑顔は、取り戻して欲しかったあの頃の笑顔に似て。
 撫でられた前髪に、どうしても滲んできてしまう]

 あなたが、それを望むなら。
 ……努力、します。

[新たに重ねた過ちが、胸を過ぎる。
 止まった時の中で、自分よりも傷ついたはずの人が、
 進むべき方向を見出そうとしているのに、自分は同じことを繰り返しただけで。]

 全てを葬れるかはわからない、けれど……

[そして躊躇い頷いてながらも、銀の鋏に手を伸ばす。
 月の下で触れたかった髪、その髪を一度そっと撫でた。

 言葉は口にしない。
 言う必要の無い言葉だから。

 ただ髪を撫でるその所作で、あの日伝えたかった言葉はきっと伝わるだろう。]

(134) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 02時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[実らなかった恋、絶たれた望み、殺し続けた想い。
 それらは身に馴染みすぎて――葬ることもまた痛みを伴う。]


 ……綺麗な髪なのに、勿体無いな。


[色褪せたその髪に触れながらそう呟けば、
 惜しむ気持ちを断ち切って、鋏を入れた。]

(137) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 03時頃

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