250 クレイジーサイキックスクール
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[１００mの記録は僕の中では上々のものだった。
だが他の愚民どもが散々なので、もっと真面目にやれよと
先生に怒られた気がしたが、僕はいつも真面目です。]
はぁ……いつもこれ位走れたら……でも、前提があれは嫌だ。
[新記録の原動力が柊子ちゃんの前での黒歴史なんて
そのうち若くして髪がストレートになる前に
バイバイしてしまう。]
(23) pannda 2016/06/20(Mon) 22時半頃
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僕に恥を掻かせるなんていい度胸ですね。
必ず見付けだして……あ、露巡くん。
[ふつふつと天誅を誓う僕の視界に、花壇に寄り掛かる
不届き者の姿>>17があった。
しかも何か叫びながら飛び跳ねている>>19
そんなことしたら花壇が荒れるだろ！！
あれか。
遠回しに僕にせんせんふこくを仕掛けて来ているのだな。
受けて立つ。]
(24) pannda 2016/06/20(Mon) 22時半頃
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（露巡 椎太！！横分けかと思いきや後頭部から9:1分けになれ！）
(26) pannda 2016/06/20(Mon) 22時半頃
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[説明しよう！
普段は横分けにしかならない僕の能力だが、
集中力が極端に高まるか、三万（誤字にあらず）になるか、
怒りが頂点に達すると、前髪が寂しい人が後ろから
無理矢理持って来るあんな感じにする事が出来るのだ。
別名『ス○オヘア』
これを炸裂させたのである。]
(27) pannda 2016/06/20(Mon) 22時半頃
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[またしても力を使い過ぎた気がするけれど、
斬新な悲鳴>>31に、僕の胸の中は達成感で満たされ、
涼しげな風が吹き抜けていった気がする。]
これで悪は滅びた。
[いつの間にか悪に昇格した露巡くんも
きっと心を入れ替えて明日から真面目くんになるだろう。
他の皆もきっと真面目になると信じる僕の明日は明るい。]
(32) pannda 2016/06/21(Tue) 00時頃
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スネヲヘアかオールバックのどちらかで苦しむがいい。
[ちょっと正義の味方とは程遠い黒い笑みが零れてしまったけど
仕方ない。
汗拭きシートで全身を拭いたら、園芸部の僕へと変身するのだ**]
(33) pannda 2016/06/21(Tue) 00時頃
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− 園芸部 −
[激しい戦いの後、心を癒す一時も戦士には必要で。
僕にとってはそれは土を弄りながら青々と育つ花や野菜を
見ることでもある。
園芸部にはこの部の為にいると言える『緑の指』の
能力を持った女子がいる。
彼女のお陰で葉は青々として、野菜も花も成長が早く
どれもこれも瑞々しい。
緑化で学校を涼しくとか言う計画の一環で、
校舎を見事なゴーヤの蔓と葉っぱが覆っている。]
(35) pannda 2016/06/21(Tue) 22時半頃
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これ当分寮のご飯、ゴーヤ尽くしだ……。
[見上げる校舎に立派なゴーヤ。
苦いから嫌いとは言いたくないお年頃。
寮母さんに美味しくしてねと頼みこまないと。
でもまだ収穫は先。
今日はいっぱい採れたプチトマトをビニール袋いっぱいに
詰めてお土産だ。
さつま芋にトウモロコシも季節を無視して実らせる
我が園芸部のお陰で寮の食事は結構豪華なのだと思って欲しい。]
(36) pannda 2016/06/21(Tue) 22時半頃
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[自転車の籠に鞄とプチトマトを山積みして、
寮への足取りは軽くなかった。
太腿がぱっつんぱっつんで痛い。
１００m走頑張りすぎたみたいです。
でもいつもアレ位は走りたいと願望込めて
よろよろしつつ自転車を漕いでいく。]
……露巡くんに、自転車を乗りこなす方法聞いた方がいいかな。
[自分だけだと安全第一でどうにも一歩進めない。
上手い人に教えてもらえば多少スマートに漕げる気がする。
彼に教えを請う日が来るか判らないけど、
まぁ彼の心から悪は去ったはずだから快く引き受けてくれるだろう。
そう決めつけると、今度はペダルが随分軽くなった気がした。]
(37) pannda 2016/06/21(Tue) 22時半頃
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ー 寮へ −
[自転車を乱暴に扱う不届き者は帰りにはいなかった。
その事に安心しながら寮へ戻った僕は
ビニール袋を寮母さんへ差し出した。]
ただいまー！！
これ園芸部で作ったトマトです。
是非使って下さいね！
[礼儀正しく挨拶して、トマトを手放したらまず宿題を
済ませる為に部屋へダッシュ*]
(38) pannda 2016/06/21(Tue) 22時半頃
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− 寮 −
[大量のプチトマトを寮母さんに渡したけれど、
結局どんな料理になるか気になって台所に来てしまった。]
何か手伝う事ありますか？
[僕の頭なら宿題なんてちょちょいのちょい。
折角作ったプチトマトを最後まで手を掛けたいと思うなんて
僕はなんて優しいんだろう。
そんな1人感動をしていると寮母さんは遠慮無く
手伝う様にと招き入れてくれてしまった。]
(47) pannda 2016/06/22(Wed) 22時半頃
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トマトカレー！ ここのカレー美味しいから大好きです。
[おばさん達に受けの良い笑顔を浮かべながら
プチトマトを半分に切る手伝い開始。
カレーにはサラダが似合う。
卵もいっぱい茹でなくてはいけないと、
用意された卵の山の向こうに誰か同級生の姿が見えたら
僕は寮母さんの真似をして手招きする。]
(48) pannda 2016/06/22(Wed) 22時半頃
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今日の夕飯カレーだって！！
ジャガイモとか人参切ったりとか、茹で卵作ったりとか
忙しいから手伝ってよ。
[言ってはみたけど、皆部活の後とかで忙しいし
疲れているだろうから手伝ってくれたのは誰かいただろうか。]
手伝ってくれたらおばちゃんが茹で卵2つにしてくれるって。
[放り投げた釣針の餌に誰か飛びついただろうか*]
(49) pannda 2016/06/22(Wed) 22時半頃
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[次々と帰って来た皆の中で取り分け佐美太郎くんの
表情は疲れ切っていた>>51
いつもより3時間位遅くなってる気がして、
一応心配して声をかけてみよう。]
ザビエルくん、かなり疲れてるけど大丈夫？
カレーだと胃がもたれない？
[中学生男子の胃は頑丈だけど、お粥でも作って貰う？と
確認してみようか。
そういや佐美太郎くん、なんか今日色々泡立って気がする。]
(67) pannda 2016/06/23(Thu) 21時半頃
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寝るんだ。
おやすみー。
でも残るかな。
[男子達の食欲舐めるな！とあくまで心の中で声を掛けて
見送ってあげました。
あんまり遅いと冷蔵庫で
冷え冷えになったカレーと出会えるかも知れない。
それどころかこんにゃくたっぷりカレーになってるかも。]
(68) pannda 2016/06/23(Thu) 21時半頃
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[働かざる者食うべからず。当然僕はおばちゃんに許された。
僕だけ茹で卵2個、塩と砂糖でご満悦で食べていると
物凄い声を上げて山波くんが登場した>>52]
カレー美味しいですよねー。
それよりいつも決めてる筈の前髪どうしたんですか？
[誰より早くカレーをもぐもぐしながら、
我ながら素敵な髪型だなと山波くんの前髪を指摘したけど、
返って来たのは風呂でリセットを掛けると言う
極悪非道な答え。
ち、明日の朝もびっちり分けてやろう。
そんな考えも無かったとは言えないけれど、
カレーと茹で卵が美味いから許してやろう。
それより早く食べ終えて風呂に入らないと、これまた戦争。]
(69) pannda 2016/06/23(Thu) 21時半頃
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ご馳走様でした。
[品行方正な僕はちゃんと綺麗に食器を片付けて、
おばちゃんにお礼を言ってお風呂！]
蓮川くん、何してんの？
[今日は走ったし、泡立つお茶を被ったから
早く身体を洗ってしまおう。
着替えを持っていそいそと風呂に向かうと妙なお願いが
聞こえてきた>>60
めっちゃ不審そうに扉の隙間から彼を覗いて問い掛ける。
ほんと、何してんですか*]
(70) pannda 2016/06/23(Thu) 21時半頃
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……君はお風呂に入るのに何の用意もせずに入るのかい？
[天の助けと思われたらしいが>>71、あまりにも無計画過ぎて
呆れた僕は呆れた表情を包み隠さず彼に晒す。
全裸で家の中を歩き回るのは気持ち良いかもしれないけど、
大体怒られるし、お勧めはしないよと付け足した。]
シャリシャリ君かぁ。
[呆れはしたけど、困っているなら助けるのも正義の味方の仕事？
悪逆非道な行為になりそうなので助けて欲しいと言われれば
助けてあげようと、蓮川くんの股間をじっと見つめて呟いた。]
(73) pannda 2016/06/23(Thu) 22時頃
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そうだよね。
誰かに見られたら君が可哀想だものね。
[そんな優しい言葉で引き受けたけど。]
あ、でも僕シャリシャリくんより『白黒猫』の方が好きなんだ。
[説明しよう！
『白黒猫』とは地方限定のアイスでかき氷+練乳+色鮮やかなフルーツで飾られたちょっとお高い奴（250円）だ。]
じゃあ持って来るね♪
[後は彼の判断に任せるとばかりに、商品名を告げると
さっさと蓮川くんの部屋にタオルと着替えを取りにダッシュするのであった。]
これでいい？
[１００m走よりも真面目に走って戻ってきた
蓮川君に着替えを渡す僕はきっととっても笑顔だ*]
(74) pannda 2016/06/23(Thu) 22時頃
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あー。それは大変だったね。
[髪型に付いては僕が下した天誅なのだから
君が悪いんだよと、彼の責任にしておいたけど。
他のは何だか物凄く覚えのある事件だ。
つまり彼は炭酸と抜け毛の犯人ではないと言う事だ。
ふむ、じゃあ誰だ。
そんな事を考えながら股間を凝視していたら
隠れてしまった>>75
別にやっぱり僕の方が身長と共に勝ってるよねなんて思ってない。]
(81) pannda 2016/06/23(Thu) 22時半頃
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当たり前でしょ。
ここで白黒猫なんて冷蔵庫に入れてたら
妖怪一口くれに襲われちゃうよ。
[慄く蓮川くん>>76に、無いのは知ってると付け足して
手渡した黒い着替え。
忍者みたいでカッコよくない？なんて、寮を抜け出すなんて
不良みたいな事を僕が勧めるわけないでしょ。]
もっと暑くなったら夏休みにでも奢って。
[忘れてても良い位、先まで持ち越しと話せば
お礼を求めてない事は判るかな。]
(82) pannda 2016/06/23(Thu) 22時半頃
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僕もお風呂入りたいから扉開けてよ。
[僕もお茶の炭酸と言う妙なものを被ったし、柊子ちゃんの
前で恥も掻いたし、色々洗い流したい。]
それに早くご飯食べないとカレー無くなるよ。
[食堂で彼を見なかったから、注意を促して
僕はお風呂に専念する事にしたのだった*]
(83) pannda 2016/06/23(Thu) 22時半頃
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[犯罪を促すつもりは無かった事は判ってくれたようだ>>85
夏まで覚えているか忘れているかはその時次第。
恩に着る程のものじゃないし、とカレーを求めて
飛び出す背に手を振る僕、やっぱりカッコ良い。]
余ってると良いねー。
[この分だと佐美太郎くんの分は無さそうだ>>84
無かったら怒るかも知れないけど、
ご飯の時間は守らないといけないと思うだろう。
色々考えた末、僕は良い事をしたと思う事にした。]
(95) pannda 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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よし、腫れてないな。
[お風呂で学校で強打した足の小指を見たけれど
どうやら腫れ上がるほどじゃなさそうだ。
良かった良かった。
後は何かやたら抜けた髪の毛の為に、頭を丁寧に洗ってから。]
(96) pannda 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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（僕の髪よ！ 素敵に9:1な髪型になれ！！！）
(97) pannda 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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[今日の最後の僕の力を使えば、簡単楽ちんセット完了。
鏡の前の僕は今日も正義の味方で真面目だ。
明日反省文が待っているとは知らずに、僕は1人
鏡の前でポーズを付けてたりして。
明日も僕は学校と寮の秩序の為に戦うのだ！**]
(98) pannda 2016/06/23(Thu) 23時半頃
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