204 Rosey Snow-蟹薔薇村
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
―翌日― [よすぎる耳がもたらす弊害は、昔より多い。 声が出なくなった分、他の音をよく拾うようになって、トレイルはその夜も夢を見ていた。 ぐるぐると回るのは、日の変わる前の出来事
――なら、いい。 ――で、よかった 雪がやんだ後の話 説得を 食べたくない
昨日実際に聞いていない音までも 頭の中にあふれている。 止めて、止めて、やめろ――――!!
叫び、跳ね起きたつもりだった。 相変わらずトレイルに声は無い]
(5) 2014/11/19(Wed) 12時頃
|
|
[トレイルの一日は、絶望から始まる]
(7) 2014/11/19(Wed) 12時頃
|
|
[浴室の出来事 あれは 衝動をすり替えた肉欲だったのかと 今更知った。
違った――――
無知故に遅れて気付いた情報は 酷くトレイルを傷つけた
食べられずとも、聞ける音 食べられる際には、聞けぬ音 シメオンはきっと、あの音を聞いていない 喰われた彼の様子を思い出す。
あれは、嫌だ なんて、醜い]
(8) 2014/11/19(Wed) 12時半頃
|
|
[己の悲鳴の醜さに、 声を失ったトレイルには 耐えがたい姿
あれが食われた結果 ノックスが見せて 望んだだろう通り
トレイルの身には今 衝動の欠片も残っていない]
(9) 2014/11/19(Wed) 12時半頃
|
|
[それに ――――僕は、
劣等感と嫌悪感、 焦燥は消え 今はただ、諦めが トレイルの心を支配している]
(10) 2014/11/19(Wed) 12時半頃
|
|
[ため息も出ない。
トレイルは、半身起こしたまま 近くをたどる指を掴んで、導いた。 撫ぜてくれる髪でなく、頬へ。
此処にいる、と 伝えるように]
(12) 2014/11/19(Wed) 12時半頃
|
|
[繰り返される 呪いのようだ。
ちゅ、とたてられた音を 聞きながら微笑んで 周囲を見渡し、ニコラがいないことに眉を下げる。
首を傾いで 肩口から鎖骨の傷をふさぐようにまいた生成り色に触れた。 ゆっくりと首を僅かに振る。 どれが痛みなのか、もうわからない あげていた熱は、冷めた]
(20) 2014/11/19(Wed) 13時頃
|
|
[彼の手は触れられるままにして トレイルはビスケット色に、右の手を伸ばす 手遊びしている間、穏やかな表情で]
……
[食べ物。 流石に何か口にしないと、動けなくなる。 頷いた。 とても、従順に]
(25) 2014/11/19(Wed) 13時半頃
|
|
[いつも通りの、黒の衣服。 全てを塗りつぶす、絶望のいろ。
大きく開いた首回り いつも下げていたチェーンは無い。 そこから覗く生成り色 ゆっくりさすりながら、ノックスに続く。 扉を閉じる音が後ろに
廊下。 久しぶりに見る姿だ。
赤黒く 汚い
ノックスの名を呼ぶニコラ ぼんやりと、彼の音の意味を考える]
(34) 2014/11/19(Wed) 14時頃
|
トレイルは、ノックスを見上げ、それからニコラへ視線を移した。
2014/11/19(Wed) 14時頃
トレイルは、ニコラスとシメオンの姿が重なって見えた。無表情に彼を見つめ続ける。
2014/11/19(Wed) 14時頃
|
―3F廊下― [汚れたニコラに近づけない。 トレイルは、視線を逸らされて瞳を細めた。 遠くを見つめるまなざしの先に、二人の姿。
立ち尽くしたまま 両手を胸元まで持ち上げて 箱の形を作る。 それから、卵型にまるく。
ニコラの唇から毀れる ストリンジェンドに近い 羅列
きっと、彼はノックスと同じことをした。 箱の話を、忘れた彼に 思い出させるための仕草は
見えなければ伝わらない]
(44) 2014/11/19(Wed) 14時半頃
|
|
[トレイルは、ニコラが食べたモノを知らない。 ディーンとプリシラと、ニコラ 最後に見た居間の様子
汚い色 綺麗にしないと
ニコラから視線を外すと トレイルは 促されるまま、階下へ向かう]
(49) 2014/11/19(Wed) 15時頃
|
|
[二階の居間へ向かっていたから ノックスとニコラの声が傍にあったから 三階の、扉を隔てた先で どれほど調子はずれの音が流れようと 幸いにもトレイルが気付く事はなかった。
ディーンを食べたのか
シノワズリがちらとニコラを映した 呆れたようにも見える顔で。 血で汚れた彼 台所、湯を沸かせる場所
ニコラは衝動の制御も出来ない大きな子供だ ノックスに学べばいい きっと、彼と同じになる。
――――疎外感。 同じ衝動を、トレイルは感じたことがない]
(53) 2014/11/19(Wed) 15時半頃
|
|
―居間―
[たべられたい 浮かんだ言葉を、笑みで消した。 あの音は、食事の音じゃない。 これは衝動じゃない。
ソファを動かす様子を見て、首を傾ぐ。 火を起こすノックスから、告げられるまま トレイルにも出来る、湯を沸かす作業にうつる。
沸騰するのが待ちきれないから ぬるま湯を深鍋に汲んでペチカの傍へ。
昨日作ったのだろう食事を見つけたが 手はつけなかった]
(60) 2014/11/19(Wed) 16時頃
|
|
[ノックスとニコラの傍にきて、ぺたりと座り 包帯をなぞりながら、首を傾ぐ。
なりたい? 誰かにじゃない 昔の僕になりたい。 声を 音を 取り戻したい
未だ、恋しい、感情を知らない。 執着は、見つけた気がしたけれど。
故に彼の問いかけはわけがわからない]
(62) 2014/11/19(Wed) 16時頃
|
トレイルは、ニコラスが何と答えるのだろうと、ぼんやり見つめた。
2014/11/19(Wed) 16時頃
|
―居間― [>>64綺麗だと繰り返すニコラの手の中を トレイルは覗き込んだ。
いびつな丸い、固まりは やがてニコラの手の中で、 透明感を失い、朽ちていくんだろう
瞳を細めて、微笑む。
汲んできた湯は真っ赤になった 彼を拭う布も。 ノックスの声>>66 そう、声は戻らない 昨日も、今日も、きっと明日も。 絶望はいつも傍にあるから
トレイルはあきらめる事が随分上手くなった。 癇癪を起す頻度も、昔よりは減った]
(70) 2014/11/19(Wed) 16時半頃
|
トレイルは、ノックスがお茶を、というから、そっと腹を抑える仕草。
2014/11/19(Wed) 16時半頃
|
[飛んできた毛布を受け取る事に失敗し 頭から被ったトレイルの表情は 幸いにも、ニコラには見えなかったろう。
低く震える音。 そんな声を向けられたのは随分久しぶりだ。
驚いたような悲痛に歪んだ顔は すぐに諦めを浮かべて、微笑み
ゆっくりと息を吐く。 毛布を引きずり、体に巻きなおして ペチカの火が部屋を暖めてくれるのを待った。
腹をさする。 喉も渇いた]
(74) 2014/11/19(Wed) 17時頃
|
トレイルは、マグカップの中身は、まだ減らない
2014/11/19(Wed) 17時半頃
|
[手の中のマグカップ 中身が揺れるのを、見て また顔を上げる。
暖かい 喉が、いたい
――好きの結晶? その、固まりが。
ディーンを、すき?
どうして。 だって、会ったばかりだ]
(83) 2014/11/19(Wed) 18時頃
|
|
[ノックスの言葉と、ニコラの様子と トレイルは、ぼんやりと >>77ペチカの上でことことと音を立て始めた鍋を見る。
ノックスは直ぐに戻ると言ったのに。
ちらとニコラを見て、瞬いて 不思議そうな顔をして 真呼吸をしていた彼に向き合い 唇から透明な音をこぼす。
好きって、何?
ノックスの話す、箱の話と違う答えが聞けるかどうか]
(85) 2014/11/19(Wed) 18時頃
|
トレイルは、ニコラスの心中知らず、問う。
2014/11/19(Wed) 18時頃
|
[珍しく、ニコルのことばは音として聞き取りやすい。 相変わらず、わかりにくいけれど。
何でも出来る 無敵
それは、ノックスのようにひとときの事だろう? 今は?
そう、視線で問うて 首を傾げる。 マグカップの中で、茶がゆれる]
(89) 2014/11/19(Wed) 18時半頃
|
|
[子供っぽい? 問いにはわからないと首を振った。 それから]
[ぽかんとした顔をしていただろう。 ごとん、と音を立てて マグカップは床に落ちた。
落とした当人より、器用に まっすぐ、その中身を零さぬまま。
誰かにとられるまえに]
(93) 2014/11/19(Wed) 19時頃
|
|
[見透かすように貫く色は、グレー
黒でなく 白でなく
諦める、選択肢は 無かったの?
トレイルにはわからない。 絶望と諦めを繰り返してきたトレイルには 彼の言葉は 意外な]
(94) 2014/11/19(Wed) 19時頃
|
|
[指されたマグカップを目線で追う。 手元へ戻ってきたそれを両手で受け取った トレイルは、瞬きを繰り返した。
――――どうして
透明な音は、ゆっくりと。 彼に聞こえるように、一音一音を紡ぐ。
諦めれば 楽なのに。
ことことと、ポトフの鍋が音を立て始めた。 同時に、>>87ノックスの足音]
(100) 2014/11/19(Wed) 20時頃
|
|
―居間、ペチカ傍― [音がする。 骨の擦れる音。 トレイルの生き方を否定する音と。
>>42 なにもなかった、んだろう?
誰かに取られる前に食べる。 その時は無敵になれる。 でも、魔法はとけて 子供に戻る。
トレイルは聞いた話を頭の中でまとめて頷いた。 再び手渡されたカップの中の茶は、少し冷めかけている]
(104) 2014/11/19(Wed) 20時頃
|
|
[すり寄るぬくもりは、ニコラのものだ]
……
[ポトフの、鍋の、ことことと鳴る 音が大きくなってきた]
……――――
[すり寄る彼の肩に頭を預けた。 誰にもあげたくない なら 食べればいいのか。
でも ごくりと喉を鳴らした]
(113) 2014/11/19(Wed) 20時半頃
|
トレイルは、足音が増えて、止まった。ちらと視線が一度入口を見た。
2014/11/19(Wed) 20時半頃
|
―ペチカ傍― [>>124ニコラに頭を撫でられるのが、久しぶりで 忘れられたわけではなかったのかと、瞳を細める。 満たされないのは、この先もずっと。 望みを見つけて、希望を見つけて でも 求めるものは手に入らないから 絶望して、諦めて、生きる。
その予定だ。
ノックスが>>123帰ってきて 毛布ごと二人で抱きしめられて ああ、もういいか と、息を吐いた。
ごとごとと、鍋が不穏な音に変わっている]
(129) 2014/11/19(Wed) 21時頃
|
|
―ペチカ傍― [慌てたノックスが立ち上がる姿。 潰れた悲鳴。 滅多に聞かない音に驚いて、 両手で耳を押さえてすくみ上って
避けるのを忘れた。 熱せられた蓋が 二人の方へ転がってくる]
(134) 2014/11/19(Wed) 21時半頃
|
|
―ペチカの傍― [気付いたのは、別の音で。 びくりとまた、身を竦めて 今度はニコラを見た]
……!
[火にかけ続けた鍋の蓋 火傷は、冷やさないと、と ラルフの問いに首を傾いでいる ニコラの手に、 随分冷えたマグカップの中身をぶちまけた]
(146) 2014/11/19(Wed) 21時半頃
|
トレイルは、茶が鍋にもかかったようで、じゅっと派手な音をたてたのを聞いた。
2014/11/19(Wed) 21時半頃
|
[ラルフの後からフランシス。 思わず眉を寄せる。
騒音をまき散らしにきたのか。 ノックスへ、理不尽な苛立ち。
落ち着こうと、傷口をいじる。 状況を素早く理解してくれたラルフ>>148に 頷いて]
(150) 2014/11/19(Wed) 22時頃
|
|
[身を起こすノックスには、 トレイルの方は無事である旨を伝えるため
首を傾いで微笑む。
ああ、喉が渇いた ああ、おなかがすいた
満たされない]
(152) 2014/11/19(Wed) 22時頃
|
|
―ペチカ傍― [フランシスの姿は直ぐに消える。 鳥の声が聞こえて、眉を顰めた。
ラルフの提案>>155 なるほど、と思いながら]
――――
[ちらりとニコラ>>156を見る。 そこまで大きな火傷ではなさそうだ。 息を吐く。 安堵と、もう一つ]
(161) 2014/11/19(Wed) 22時頃
|
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る