73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2011/12/27(Tue) 00時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/12/27(Tue) 00時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/12/27(Tue) 00時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/12/27(Tue) 00時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/12/27(Tue) 00時半頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2011/12/27(Tue) 00時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/12/27(Tue) 01時頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2011/12/27(Tue) 01時頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2011/12/27(Tue) 01時頃
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[意識だけが、はなれる。 それは、薔薇の精との事が終わった後。
医務室に運ばれた身体が見える]
――何、してんだ。俺。
[解放された意識は、漂うだけ。 同じ医務室のベッドには他にジェフやノックスの姿も見えたか。
不思議な並びに苦笑を一つ、零した**]
(+0) 2011/12/27(Tue) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/12/27(Tue) 01時頃
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――夢のどこか――
[ベッドで、ロバートと会話をしていた筈だった。 ふっと意識が途切れて次に気がついたときには知らない場所。
辺りを見回しても、ここがどこだかわからない。 何が起きているのかも解らない。
一人でいるのは、恐ろしい。
ゆるく首を傾げて、歩き出した**]
(+1) 2011/12/27(Tue) 01時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2011/12/27(Tue) 01時半頃
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― 回想 ―
[ズブズブと夢に落ちる感覚は、蓑や繭にくるまるに きっとよく似ている。]
ああ、ごめんねー……―――。 重いよねー……―――。
[意識を何かから防御する間に、 己の身体が小さな下級生に運ばれていく。 夢現で呟いた声は、きっと届かない。 触れる温もり。それだけで満足できる時に還りたい。
だから、カルヴィンに謝っても意識が戻ることはなく。 否、もう戻せることが出来なかった。]
(+2) 2011/12/27(Tue) 10時頃
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[そして医務室のベッドの1つに横たえられる身体。 きっと日頃とは違い、真っ直ぐに整えられているのだろう。 その代わりに、ノックスの精神は、いつも以上に蓑虫の形。 繭の中に丸まり、外を見ようとしない。
――……男同士の恋愛なんてありえない。 付き合うならスタイルも性格も良い女の子がいい。 ――……いつか愛されて産まれた子を、両親に見せてあげたい。
それがきっと普通の感覚だと。 そこまで意識を戻す為に。 繭から一度放たれた焔を、逆再生するかのように繭に収まる。 自分の焔で、自分自身を傷つけない為に。
でも、そうすると、とてもとても寒いから。 歩きだすジェフとは対照的に 余計、身を固くして繭の中に閉じこもってしまう。 何かに折り合いがつくまでは、きっとそのまま*]
(+3) 2011/12/27(Tue) 10時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2011/12/27(Tue) 10時半頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2011/12/27(Tue) 10時半頃
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[ふわりと漂いながら、人のいない廊下を行く。 見える、けれど向こうは自分には気づかない。
自分の体に見えたのは茨の痕。 今もこの姿でもそれは映る。
廊下を行けば、見知った金髪が見えた。 焦がれた姿。今は――]
ジェフも倒れたんだ……? あんな状態であんな事してるからだよ。
……俺もだけど。
[かける言葉にはどこか棘が残る]
(+4) 2011/12/27(Tue) 13時頃
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[エリアスの体を抱いた記憶は、残っている。 途中からあやふやになってしまったそれは、最後まで行ってしまったのかどうかわからず、けれど残るのは後悔、と]
せっかくだから少し話さない? ここなら、ジェフの大事な弟も、同室の彼も、いないしさ。
[いないというより、向こうから関知されないのだが。 こちらの声が届かないのであれば、同じ事だった。
ジェフェリーの方へと一歩一歩近付いていく。 すぐ側まで行けば、少し見上げる形]
……俺さ、知ってるんだ、ジェフが秘密倶楽部にいたことも、そこで何をしてたかも。 ジェフが誰を見ているのかも。 どうしてだと思う?
[問いかける口調はいつものもの。 棘が入り込んだせいか、視線には艶すら感じられて。
ジェフェリーの髪に、手を伸ばした**]
(+5) 2011/12/27(Tue) 13時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/12/27(Tue) 13時頃
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[どこかの廊下を歩いている。 自分はどうしたのか、それもわからない。
後ろから知った声がかかる、振り返るとベネットの姿。 独りでないことに、まずほっとした。]
あんなこと?倒れた?私が?
[しらばっくれようとして、しかし続く言葉に無駄だと知る。 それなりの距離感を保てる良い友だと思っていた。
考えがまとまらない。見られていた、知られていた。何故だ。 ベネットだけでない、カルヴィンも、ノックスも、皆に知ってしまった、もしかしたらロバートも。他にも秘密を知るものは居る。 自分はどうしたらいい。]
どうしてだ。私は…… ベネットは何故。
[伸びてきた手からは逃れないから、指先に金が絡む。 艶の籠もる瞳を見ているとまた、ろくでもない自分が動き出しそうで、目を閉じてそのまま受け入れる。**]
(+6) 2011/12/27(Tue) 14時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2011/12/27(Tue) 14時半頃
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どうしてって、わからない? 残念だな、ずっと見てたのに。
この学校で初めて会ってからずっとさ、俺はジェフに憧れてたよ。 ジェフがそういう事してるんだと知った時も、最初は驚いたけどね。
でも、同時に寂しかった。
俺じゃあ、大事な弟の代わりになれないから。
[髪を優しく撫でながら、口にする]
隠す必要がないとまでは言わないけど、ジェフはそのままでいいんじゃないかな? そのプライドを持ったまま卒業して、その後で言ってみたら? 誰よりも大事なんだって。
俺はさ、ジェフのことが好きだったんだ。
(+7) 2011/12/27(Tue) 15時半頃
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[すんなりと出た言葉は過去形。薔薇の悪戯で表に出てきたのは、無意識下で抱えていた思い。 自分が倒れていなければ、看病くらいは友人としてするつもりでいたけれど]
でも、今まで気づかなくて、良かった。 もっと早く気づいてたら、俺は今でも、ジェフを好きなままだったから。
[髪からするりと指を抜いて、頬に触れる。触れたかったものが、今はこんな近くにあるのにそれほど欲さない]
――さてと。俺は素直になったから、ジェフだって素直になればいいんだ。 誰が好きなのかはっきりしないと、誰も手に入らなくなるよ?
[そういって、にこりと微笑んだ**]
(+8) 2011/12/27(Tue) 15時半頃
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[繭の中で丸まっていた魂は、 音と香りに反応し小さく身じろいだ。
部屋で起こされた時、そうするように 蓑虫がちょこっと顔を覗かせる様に 見聴きするのは……。]
もう、やだなぁ……―――。
[もにゅもにゅと零す言葉は、何に対してか。]
薔薇ちゃん、あんまりオスカー虐めないでね?
[それでも、雪うさぎを共に作れなかった 後ろめたさも手伝って願う音は 薔薇の音には成りきらない。
それでも、傷が疼くように彼らの声だけは聴こえて。]
(+9) 2011/12/27(Tue) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/12/27(Tue) 22時半頃
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[入り込んだ棘はもう落ちてしまった。 けれど、棘があった、という事実が薔薇の精の声を耳に届ける。 棘に侵されたもう一人の声も]
ま、素直にって言ってもここからじゃ声は届かないか。
[そういう口調はどこか楽しそうに]
見てるだけなのは、切ないよな。 手が届かなくて、こちらを見ない相手を見続けるだけ、なんて。 って言っても、ジェフは今までもそうだっけ。 弟には、中々手を出せないし。
[自分でも意地が悪い言葉だと思う。それでも、止められないのは湧く事のなかった嫉妬心の欠片かもしれない]
(+10) 2011/12/27(Tue) 22時半頃
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[オスカーを虐めないでと、願ったけれど。 その彼が、ベネットに触れるのを見れば、 アイスブルーは眼を逸らした。
――……自分は何も見ていない。
思いこんで思いこんで。 思いこんだと信じて、けれどその場には居られない。]
やっぱり……。
[逃げ出すように、歩んだ先。 見えるのは2つの影。 聴こえる声は、ベネットのもの。 ジェフの秘密を知っていて、尚、彼は……―――。
唇が歪んだ。顔を覆う。 醜いと思うものよりも、己が酷い顔をしていると判るから。]
(+11) 2011/12/27(Tue) 23時半頃
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[顔を覆ったまま、彼らに見つからぬうちに……と。 聴こえるヴァイオリンの音に誘われるように、 その場を離れた。]
(+12) 2011/12/27(Tue) 23時半頃
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[言葉を切って、ふと感じた気配に振り向く]
……ノックス?
[ジェフェリーがいるのだから彼がいてもおかしくはない。 そして彼が今この場面を見れば、どう思うのかは明白で]
ごめん、ジェフ。 行って来る。
[その傍を離れて、遠くに見えた背中を追った]
(+13) 2011/12/27(Tue) 23時半頃
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[そして、辿り着くのは音の降る場所。 フィリップの近くで、星に願う音を聴く。]
うん、やっぱり、いい音……――。
[顔を覆っていた手を落とし、呟く。 少し今まで2回聴いたそれと違う気がしたけれど。 それでも根幹は、きっと同じ。
大気圏に触れて燃えて消え堕ちる流れ星のように、 一度燃え盛った焔は穏やかに落ちついた。 このまま、どす黒い何かも消えてしまえばいい。]
(+14) 2011/12/28(Wed) 00時頃
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[そして音が止んだ。 酷く穏やかな気持ちになったけれど、 セシルの唇から落ちる言の葉に、唯心配そうな顔をした。]
願いを叶えたって顔じゃないけどなぁ。
[けれど、その声は、もう彼には届かない。 きっと、何をしてあげることもできない。 出来たとしても、それが彼の為になるかは
――……薔薇の声でのあれこれを思い出して 苦く微笑むしかない。
それでも、願うことは許されるだろうか。 部屋を貸してくれると言ってくれた彼の為に。]
セシルにも、良いことがありますように。
(+15) 2011/12/28(Wed) 00時頃
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[音の鳴り響く廊下。そこに、その背中を見つけた。 言えば、聞いてくれるだろうか、と思う。
彼を傷つけたのは自分で、恐らく誤解もされていて。 音がやむ]
――ノックス。
[声をかける。彼は、自分の言葉を聞いてくれるだろうかと]
(+16) 2011/12/28(Wed) 00時頃
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[純粋に誰かの幸せを祈る背に、かかる声。 ぴくっと肩が一度震え、止まる。 振り返った顔は、いつもの微笑。]
――……ベネット先輩。
[感情を凍らせたようなアイスブルーが 同室の先輩の姿を映す。]
なんで、此処にいるんです?
[そう言えば、そもそも何故という部分が抜け落ちていた。 これも薔薇ちゃんのお節介かな……とは、思ったけれど。 それプラス、先程彼が誰の前にいたか、知っているから。 何故、自分の前に立つの……と。]
(+17) 2011/12/28(Wed) 00時半頃
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なんでって、……なんでだろ。 薔薇に魅入られたから、かな。
[ノックスの前、ではなく、同じ空間にいる理由を告げる。 薔薇の精と何をしたのか、言えない]
ちゃんと、謝ろうと思って。 俺の態度が曖昧で、俺の言葉がノックスを傷つけたのなら、謝りたい。 でも、俺はジェフの代わりだなんて、思ったことはないよ。 俺は、確かにジェフの事が好きだったけど。 もうそれはいいんだ。どんなに考えても、過去形にしかならない。
[首を振って、ノックスを見る。 あれから、事あるごとに思い出すのはジェフではなく、彼のことで。 どう言えば伝わるのだろうともがく]
(+18) 2011/12/28(Wed) 01時頃
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[撫でられる。 その手はとても優しくて、閉じたままの瞼が震えた。]
すまない。
[最初の謝罪は、驚かせたことと悲しませた事に。]
……ありがとう。
[次の感謝は、背を押してくれる言葉と、気づけなかった好意へ。]
私みたいな、どうしようもない男でも。 ベネットのように好いていてくれる人が居ると知れた。
[頬にその手が触れると、ゆるりと瞼を開いて見下ろす。 美しい笑みに、感情に気づけなかった。 本当に自分は酷い男だ。]
(+19) 2011/12/28(Wed) 01時頃
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素直に。 しかし、私が素直になったところで。 好きなのは。
[背をしゅんと縮めて、情けない顔になった。 とっさに、最愛の弟の名が出なかった。おかしい。 記憶が途切れる前に見た金色は。]
ん。ああ。本当に有難う。 出来ればこれからも良い友人としていて欲しいと、欲張りな私は思ってしまうが。
[去る背中を見送る。その向こうの淡い金色に、ああと反対側に歩き出す。
私が好きなのは、誰だ。]
(+20) 2011/12/28(Wed) 01時頃
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薔薇に?そっか……―――
[相手の言葉に、淡い色合いの睫毛が伏せられ 頬に濃い影をつくる。]
俺が、謝られるようなことってあったっけ?
[唇が、戦慄きながら弧を描く。 もう、それ以上、聴かせないでと拒否するように。 けれど、それは叶わずに。 先程まで優しかった世界に満ちる音は、 残酷にノックスの鼓膜を叩く。]
――……過去でも、実の弟を性の対象にするような人 貴方は好きだったんだろう?
[だから、あっさりと繭は燃えた。]
(+21) 2011/12/28(Wed) 01時頃
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そんな、趣味の悪い貴方に、俺が好かれるなんてことない。 ――……わかってるよ。
[だって自分は常識人だと、壊れた笑みで告げる。 こんな言葉、吐く自分が、誰よりも醜いと]
わかってるよ。
[2度告げる言葉は、自分を貶めるだけのもの*]
(+22) 2011/12/28(Wed) 01時頃
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―少し前―
……ジェフそんなに酷い? そりゃ身代わりで抱いてたらそう思うんだろうけど。 抱かれる方も承知の上だろ?
ジェフは、理想が高いからそう思うんだよ。
ん、言ったろ、俺も倒れてなければ、友人として看病するくらいには思ってたって。 それに、それくらいは欲張りでも、なんでもない。
[去り際、笑ってその願いに頷いた**]
(+23) 2011/12/28(Wed) 01時頃
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は、趣味が悪いって、言ってくれるなぁ。 仕方ないだろ、好きなんて気付かなかったんだから。
気付いてても、変わらなかっただろうけど。
ノックス、できれば逃げないで欲しいんだけど。
[そう言って、ノックスのほうへと近づいていく。 壊れた笑みは、自分のせいだとわかる]
今の俺は薔薇の影響下にない。 香りもしないし、意識だってまともだ。
でも、ノックスにキスしたいっていったら、だめかな。
[触れたい。誰よりも、彼に。失いたくない温かさを、知ってる]
(+24) 2011/12/28(Wed) 01時頃
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――――独りだ。
色々と考えるのには良いのかもしれないが。
(+25) 2011/12/28(Wed) 01時半頃
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わかってないよ。 俺が、誰を好きになるかは俺が決める事だし。 鈍感だから中々気付かないし。 でも、素直になるとさ、俺がしたいことは一つなんだ。
ノックスに、触れたい。 ……部屋に、戻ってきて。
[そう口にして、ノックスの顔を覗き込んだ**]
(+26) 2011/12/28(Wed) 01時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2011/12/28(Wed) 01時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/12/28(Wed) 01時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/12/28(Wed) 01時半頃
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趣味が悪いことは、否定しないんだ?
[近づく人を、今はもう感情を隠せないアイスブルーが 鏡のように映し、紡がれる言の葉にひくっと頬が引き攣った。]
判ってないよ……先輩は何も判ってない。
だって、そうでしょう? 本当に好きだったら、大切だったら、簡単に触れるなんて。 男同士で、兄弟で?此処から出たら異端なんだよ。 相手の幸せを願うなら、辛くても触れない。 嫌われたって、おかしいって言ってあげるのが本当だよっ
そうじゃない関係なんて、好きっていう言葉を免罪符に 慾に溺れているだけじゃないか。
[だから、嫌悪したのだ。ジェフとその周囲を。 けれど、そう思って尚、止められない感情というのを 今まさに体験していて―――苦しい。]
(+27) 2011/12/28(Wed) 08時半頃
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だから、そう思ったから、俺は……
[逃げ回っていたのに……と。]
なのに先輩は、俺を酷い人にしようとする……。
[覗きこまれる顔を、両手が覆った。まるで泣くように。 けれど、涙は、まるで裡から溢れる焔で 蒸発させられたのか、まったく零れなくて。 ゆるく落とす両手の下、現れる眸は、ぞっとするほどの 情念に焦がれている。]
本当に、趣味が悪いよ……―――
[それでも、ベネットがノックスに触れるなら。 この裡に荒れ狂う焔で、彼を焦がしてしまうのだろう*]
(+28) 2011/12/28(Wed) 09時頃
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そうだな、異端だと思うよ。 だから、俺は気づかなかった。 好きなことに気づかないまま蓋をして、そして結局失ったんだ。
もう、失いたくないから素直になるって決めた。 ノックスがいなくなって、傷つけたと思って、それからずっと、ノックスのことばかり考えて。 いつもみたいに抱きしめられるだけでもいいから、傍にいたい。 っていうのは、好きって事だと思うんだけど。
[両手で覆われた顔を見ようと、手を添える]
(+29) 2011/12/28(Wed) 13時頃
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