36 森の中の小さな村【言い換え無し】
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[ 急所を狙うナイフの出現に思わず動きを止めた。 しかし熱は広がり足元から迫ってくる。 ナイフをつかむ腕を両手で掴んで力を込めれば、男と女の力の違いは歴然。もたつきながらでもナイフを少し遠ざけることは出来る ]
……君も、おかしくなってしまったのかい? 僕が、人狼だっていう証拠は、一体どこに、あるんっ…だ!?
[ 腕を捻ってナイフを落とさせようと試みる ]
(38) 2010/11/23(Tue) 00時半頃
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誰かの性が見えるのだ。否応無しに。 私やサイラスならともかく、重荷に思う者は居るだろう。
[透徹な瞳の光を湛えて、サイラスの横顔を眺める]
そうか? なら薦めに従い植えるとしようか。 また聖書を持つには、生憎と指が足りないからな。 ホリー………。そしてノーリーン。
[静かな諧謔に逃げると、死せる者の名前を呼ぶ。 道を進めば、サイラスが見たのと同じ光景を眼にする]
(39) 2010/11/23(Tue) 00時半頃
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まさか、こんなに減った人数で、火事か?
[顔を見合わせると、駆け出すように促して。 自らは傷を負っている肩を庇いながら、 やがて診療所のドアに取り付くだろう]
開けるぞ。
[覚悟を確かめるように、サイラスを見つめた]
(40) 2010/11/23(Tue) 00時半頃
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[残ってた躊躇が邪魔をして、殺すことは叶わぬままにナイフが手から零れ落ちる]
証明? 簡単ですよ。このまま朝まで二人で居ればいいんです。 私が襲われれば先生が、サイラスさんが襲われればチャールズさんが人狼です。 でも、そういうことではありませんよね。
[震える声でそう言って、羽交い絞めにしたスティーブンの足元を払った]
(41) 2010/11/23(Tue) 00時半頃
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パピヨンは、物音にドアを見やり、「助けて!」と声を荒げる。
2010/11/23(Tue) 00時半頃
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そうだろうなぁ… 前の事件のときも、そんなことを誰か言っていた気がする。
[昔を思い返して。 植える、というのにはそれがいいなんて軽く返す。
促されて頷いて、チャールズと共に診療所の扉へと。 怪我はだいぶ癒えていても、司祭の様子を少し気遣って。 開ける、というのには、あぁと頷いて。]
火がまわってこなきゃいいけど。
[と、中から助けを求める声――。 はっとして、早く開けようと、手をのばし]
(42) 2010/11/23(Tue) 01時頃
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[ 視界が少しずつ赤くなっていく中、床に落ちたナイフの重い音がする ]
何を言ってるんだ!? 火をつけておいてこのまま朝までなんて、蒸し焼きで二つの遺体が出来上がるのが落ちだろう! 僕は死にたくないよ!君のような狂信者と一緒にしないでくれ!
[ 床に落ちたナイフを蹴りつけようとして間に合わず足を払われ、姿勢を崩して尻餅をつく ]
(43) 2010/11/23(Tue) 01時頃
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スティーブンは、ハッと扉を見た。眼鏡を落としてしまってよくわからない
2010/11/23(Tue) 01時頃
検死の知識もない人間に、僕のことがわかるはずがない!
やっぱりお前が
お 前 が !
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[パピヨンの悲鳴が聞こえた。 はっと手を伸ばすサイラスと共に、ドアを開け放つ]
…………!?
[鼻をつく異臭と熱気に肌を炙られて。 僅かな煙の幕の向こう側、瞳に飛び込んできた光景は、 スティーブンがパピヨンに羽交い絞めにされている姿だった]
(44) 2010/11/23(Tue) 01時頃
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サイラスは、煙の向こうに、思わず、ぽかん、としてしまった。
2010/11/23(Tue) 01時頃
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[けほけほと咳き込む目元には涙がにじむ。 サイラスとチャールズを見やって、笑みを浮かべた]
私が火を放ったわ。 加勢する? それとも、私を殺す? お好きになさって。
(45) 2010/11/23(Tue) 01時頃
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[思わず動きが止まってしまったが、ちりちりと床の燃える音に我を取り戻す。]
何やってるんだ! 二人とも焼け死ぬ――
[焦ったような声は、そこで止まった。 しかし首を振って、あたりを見回す。水場は近くにあるだろうか、と]
(46) 2010/11/23(Tue) 01時頃
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パピヨンは、床に転がるナイフを一瞥したが、手は届きそうにない**
2010/11/23(Tue) 01時頃
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たす、助けてくれ! パピヨンが僕のことを、証拠もなく人狼だと言い放って火をつけて…っ
[ 既に倒れた辺りも火に飲まれようとしていて、眼鏡を探すことは諦めパピヨンのしがらみを解こうと腕を掴んでもがく ]
僕は何もしていない!
(47) 2010/11/23(Tue) 01時頃
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待て。サイラス。
[大気が熱で微かに歪み、 室内でそよぐ気流に短髪を弄られながら、呟く。 パピヨンの言葉に頷くと、ちらりと微笑み返した]
なるほど。ハンカチは要るかな? 涙を拭かないと。
[転がるナイフに眼を止めると、ゆっくりと拾い上げ 揺れる炎の光で輝く刃を、右へ左へと傾けて眺めた]
予期せぬ事態だな。幸い膠着状態。 私たち以外の二人がだ。サイラス。 きっと、どちらかが人狼だぞ。どうする?
(48) 2010/11/23(Tue) 01時半頃
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眼鏡の無い君の素顔を見るのは初めてだ。 スティーブン。
本当に、何もしていないのかね?
[表情の無いまましゃがみ込むと、 医師とゆっくり視線を合わせた]
それは、罪悪では無いだろうか。
(49) 2010/11/23(Tue) 01時半頃
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ここで決めようと、私たち二人でここまで来たな。 どうせ全員人殺し。
そうじゃない人間は生き残れない。 そうだな?
[頬の産毛に優しく滑らせるように、 スティーブンにナイフをゆるゆる近づける]
何もしていないのに、どうして君は生きている?
[思い出すのは、人狼に食われた少女の姿。 ナイフの柄を握った指に、微かに力が入った]
(50) 2010/11/23(Tue) 01時半頃
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[スティーブンの助けを求める声。 浮かんだ考えを消すようにして視線を向けていたが、チャールズの言葉に、その動きが止まった。 ――このままにしておけば、二人とも死ぬ。 そう、考えなかったわけもない。 ナイフを持つチャールズを見て、それから、二人を見て。]
もしチャールズ司祭、あんたが人狼なら、あんたが生き残って俺はジ・エンド。 ってこともありえるけどな。 そうなったら、わかったときには俺は死んでるんだな。
……もし二人のどちらかを助けても、それが人狼だったら同じことか。
(51) 2010/11/23(Tue) 01時半頃
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[ 熱が肌を燻る。思考がますます追いつかなくなる ]
なに、を!?言ってるんだ、チャールズまで! 僕は人狼じゃない!それに今は言葉遊びをしてる場合じゃないだろう!?
っは、早くこの女を、何とかしてくれ…っ! サイラス!君はまだマトモなんだろう!? もう消火はムリだ、話をするならここを出てからでも出来るじゃないかあっ!
[ 全身に絡みつく藻のようなパピヨンの腕を必死になって剥がそうと全力を *込める* ]
(52) 2010/11/23(Tue) 01時半頃
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パピヨンは、サイラスに話の続きを促した。
2010/11/23(Tue) 01時半頃
パピヨンは、サイラスに話の続きを促した。
2010/11/23(Tue) 01時半頃
スティーブンは、チャールズに話の続きを促した。
2010/11/23(Tue) 01時半頃
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よし、ならばこうしようか。
[三者三様の様子を冷たく眺めていたが、 やがてスティーブンからナイフを離し、立ち上がる]
サイラス、安全な選択肢など無い。 どれを選んでも、間違っていれば私たちは死ぬ。
[炎を反射させて、煌めく軌跡を描きながら、 サイラスに向かってナイフをゆっくり投げ渡す]
このまま焼け死ぬのは本意ではないし。 拘束されていない私は、この場からも逃げられる。 どちらを信じるか、今、君が決めると良い。 だが、人殺し同士、私とは仲良くしよう。するだろ?
(53) 2010/11/23(Tue) 01時半頃
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ホリーの、両親を殺したのは君だったよな? ノーリーンを殺したのは、私だ。
[自嘲交じりの笑みをサイラスに向けて、医師から離れる]
すまない、スティーブン。信用できない。 だが、君には忠告の恩があったな。 そうだ、これが現実的な選択じゃないか?
[私が決めるのでは無いのだから。炎が迫るのを感じる]
スティーブンの言うとおり、 早く決めないと、どちらも助からないぞ。
(54) 2010/11/23(Tue) 02時頃
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[まとも、と言われて、ゆるく瞬いた。自分がまともと思われているなんてまったく思っていなかったというような顔。]
昨日も言った気がするけどな。 俺は、――多分壊れてるんだよ、先生。
一番最初に思ったのは、放っておいたら、チャールズ司祭が人狼でもなんとかなるんじゃないかってことだったんだから。
[熱が強くなってくるのに、近づくことはない。]
(55) 2010/11/23(Tue) 02時頃
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サイラスは、二人ともが焼け死ねば、と。小さく呟いて。
2010/11/23(Tue) 02時頃
チャールズは、勢いが強まってきた炎に炙られて、二、三歩下がった。
2010/11/23(Tue) 02時頃
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[投げられたナイフを、両手で受け止める。 わずかに皮を切り裂いて、血が落ちてゆく。 ひりつく痛みに顔を顰めはしたものの、手のうちに入った凶器に安堵する。]
どちらを信じるか、ね。 二人とも見捨てるは、無しなのか。
[少し意外そうな声音になった。 二人の反応はどうだっただろうか、しっかり見る余裕はなく]
――信じられる人を探すと言っていたパピヨンさんも、後手に回るしかないと言っていたチャールズ先生も、どっちも信じたいと、昔は思ってたんだろうなぁ。
(56) 2010/11/23(Tue) 02時頃
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サイラスは、ホリーの両親を、というのには、頷いて。
2010/11/23(Tue) 02時頃
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人殺し同士仲良く、ってのもなんか笑えねえなぁ。
[言いつつも、少しだけ笑んだ。 それから、少しの間、強くなってきた火を見る。]
ぶっちゃければ、俺はどっちも信じられない。 多分、あんたも含めてだ。チャールズ司祭。 でもな。 ――助けるんなら、後で人狼がいたときのために、殺しやすいほうを助けたほうがいい。
(57) 2010/11/23(Tue) 02時頃
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チャールズ司祭は何もしないでも、普通に動けるわけだしな。
――でも正直なところ。 どっちも死ぬのが一番、楽だ。
(58) 2010/11/23(Tue) 02時頃
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サイラスは、一つ息を吐いて。
2010/11/23(Tue) 02時半頃
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あんたはもう、どうしようもないし信じよう。チャールズ司祭。
パピヨンさんと先生のどちらを信じるかといわれたら、どちらかを信じなければならないなら、パピヨンさんだ。 今日、死ななかったんだからな。あと、――俺に、ヴェスパタインが死ぬと言っていたから。
……助けるのか?
(59) 2010/11/23(Tue) 02時半頃
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女中、少女、寡婦、医師。 残ったのはろくでもない司祭と、薬屋か。
[繊月のように細い笑みを貼り付けて、頷く]
悪い冗談だ。 やはり神は、私と共には居てくれないらしい。 君の意思を尊重するよ。信じてくれたお礼もある。
[繊月のように細い笑みを貼り付けて、頷いた]
ではパピヨンを連れて行こう。 その前に、人狼を処刑しておかなければな。
(60) 2010/11/23(Tue) 02時半頃
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[スティーブンを見やる。 サイラスが手を下すのを待つつもりで。 彼が躊躇を見せれば、ナイフを預かり手を下すだろう]
(61) 2010/11/23(Tue) 02時半頃
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[熱で軋む診療所のドアを、内から開けた。 炎は直ぐにでも室内を舐め尽すだろう。 ひやりと流れ込む冷気が、炙られた肌に心地よい]
スティーブンの魂に安らぎがあらんことを。 出ようか。
[サイラスと、自由になったパピヨンが出れば]
今日も、生き延びた。 なに、明日になれば、全てがわかるさ。
[炎で崩れ落ちる診療所を眺めながら、静かに*十字を切った*]
(62) 2010/11/23(Tue) 02時半頃
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ろくでもないから生きられているのかもな。 そうでもなきゃ、普通の奴らは無理だと―― ああ、スティーブン先生は、普通なんだろうなぁ。
[溜息まじりだった。おそらく、一番人間らしい、性格のまともな人だろう。そうわかってはいる。 それでも――人狼の可能性のある人間。 連れて行くというのには、チャールズへと視線を向けて、それから頷いた。]
わかった。
(63) 2010/11/23(Tue) 02時半頃
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信じると言った俺が人狼とは、あんたは考えないのかよ。
[軽くチャールズへと文句を口にして。 そのまま、炎のそばへと足を寄せた。自分の掌の傷も、気にせずにナイフをしっかりと握る。 スティーブンの反応はどうだっただろう。 どちらにせよ、サイラスに躊躇はない。一人を殺すも、二人を殺すも、三人を殺すも。何も変わらない。]
もしあんたが人狼じゃなかったら、俺は多分すぐに地獄に行くことになるさ。 それでも生きたいから、死んでくれよ。なぁ、先生。
[柄には血が染み、口許には笑みを浮かべた。 謝罪の言葉はない。ただ、首をナイフで切りつける。血を、浴びる。それはおさえつけていたパピヨンにもかかったかもしれないけれど。]
(64) 2010/11/23(Tue) 03時頃
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[一度で死ななければ何度か繰り返した後、使ったナイフはその場に棄てて、だんだんと炎を強くしていく診療所から外へと出た。]
安らぎなんて――あぁ。あるかもしれないか。 明日も続くんなら、それこそもう、終わりだな。
……どちらにせよ、今必要なのは火傷の手当てか。 明日がなけりゃ、薬の無駄だけどな。
[自分が手を下した人に、祈ることはない。ただ崩れてゆく診療所を一瞥すると、仕事場に向かって*歩き始めた*]
(65) 2010/11/23(Tue) 03時頃
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[二人とも見捨てる、サイラスがそう言ったときには目を見開いたが、それでも医師の抗いに負けんと震える腕に力を入れ続けた]
……私があなたの何を信じようとしたのか、考えてはくれないのね。
[叫び声に目を強く閉じると、やがて血のかかる感覚。 そこからどうやって逃げ出したのかは記憶が薄い。 ただ、頭が酷く痛んだことは*覚えている*]
(66) 2010/11/23(Tue) 06時半頃
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