247 満天星躑躅の宵闇祭り
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[亀吉の返答と、灯里にむけた言葉には、僅かに笑んだ。そうして、一曲を奏で終えてから、ごく小さく呟きが漏れる]
......呼ばれるのが、誰ぞ喰らって鎮めろなんて理由じゃなきゃいいけどねえ......
(それもまた、面白いがの)
[瞳の奥に、ちらり炎の色が覗いた]
(125) fuka 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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わぁ、っ。
[>>114>>116胡蝶が舞、ヒョコが動く。 それを驚いた様子で見る。 その動きはぎこちなかったかもしれない。 それでも、アキはこの一時を目一杯楽しんでいた。]
いいぞ、斎!
[そんな囃子声をかけつつも。 彼の演劇は幕を下ろした。]
(126) moumoureena 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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―演芸が終わり― [斎に呼び止められ、 アキは目をぱちくりとする。 どうしたんだろうと続く言葉を待っていると。]
これ、貰って良いの?
[朱色の紙人形を受け取り、 その瞬間、アキは目を輝かせた。]
……ありがとう!斎! 斎も、本当にお疲れ様!!
[このお礼は、ここでは出来ないけれど。 必ずや果たそう。そう心に決めた、アキだった。]
(127) moumoureena 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[顔を輝かせ見事だと言う灯里>>122に、青年は照れたように笑う]
ありがとな。 ホントはちょっと失敗したし、まだ動きもぎこちなかったんだけど。 そう言ってもらえて嬉しいよ。
[灯里の言葉が世辞だとは思わなかった。 ここで出逢ったばかりの短い間の付き合いではあるが、彼女は世辞を言う性質ではないだろうことは知れた。 言葉、声の中に興奮もいくらか含まれていることからもそれが明らかだ。 青年は謙遜することもせず、素直に受け取って感謝を彼女へと伝える]
(128) rokoa 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[差し出した紙人形に対し、問う声>>123が返ったが、良いんだ、と一言添える]
あぁ、大事にしてくれるならそれで良い。 灯里の下にこいつの兄弟達が居る。 その事実があれば十分だ。
[ヒョコを見れば思い出すことが出来る。 忘れることは無い、と。 そんな想いを籠めて笑い返した*]
(129) rokoa 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[アキの囃子声>>126は勿論届いていた。 それが青年の励みになったのは言うまでもない]
アキの屋敷に飾るにはちょっと貧相だろうけど。
[紙人形を渡した時>>127にはそんなことを言っておどけて見せたりもして。 感謝と労いを向けられれば青年もまた笑んで頷いた]
あぁ、ありがとな。
[戻ってしまえばアキとは直接会うことは出来ないだろうから。 いつか、この紙人形を通じて縁者と出逢えたら良い。 そんな想いがそこには在る*]
(130) rokoa 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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―やがて― [亀吉から祭りの終わりを聞かされたのだろうか。 ともかく、アキは何かしらの方法で、祭りの終わりが近い事を知る。
斎と灯里にも、別れを告げる。 本当に、戻っても出会えないというのが残念だけど。]
うん、本当にありがとう。 みんな、ありがとうね。
[そんな感謝の言葉を繰り返す、アキ。 狭間の神社には、また来られる事はあるのだろうか。 例えその機会はなくとも、此処での出会いは忘れはしない。]
(131) moumoureena 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[……そして、賑わいから離れてしばらくした時。]
『にゃー、ちょっと、そこの君』
[自分を呼ぶ声に気がついた。 不思議に思って振り返ると、そこには、先刻助けた猫又の少女>>2:41と、その親……にみえる大きな猫又がいた。]
は、はい。
[なんだろう、と恐る恐る尋ねてみる。 すると、猫又の二人は頭をぺこり、と下げて、]
『先程は、お世話になりましたにゃ』
[と、お礼を返す。]
(132) moumoureena 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[どうやら、その猫又も親子のようで。 少しだけ、話をした。 そして、親猫又は……誠に気がついて、目を見張る。]
『おみゃーさん、それ、何処で……』
何処って……家から持って来たけれど。
『にゃ、にゃんだってー!!』
[その台詞を聞いて、親猫又は愕然とした表情に成る。 その様子を見て、首を傾げる、アキ。]
(133) moumoureena 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[そして、アキは全てを親猫又から聞いた。 >>17 >>18 >>19 >>20 >>21 >>22 >>23 >>24 >>25 むかしむかしの、おはなしを。 話でしか聞いた事の無い、先祖の話を。]
『……そういうことかにゃ。 あの男とはまだ会えてないのかにゃ?』
う、うん。
『そうか……大切にしておけよにゃ。 いつか来る、その日のために。』
[アキもまた、驚いていた。 知らなかった、誠にこんな経緯があったなんて。]
(134) moumoureena 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[それから、一つ二つ会話をしただろうか。 その後に、アキは本当に変える事となる。 帰り道を歩いて。
歩いて。
歩き続けて――。
気がついたら、アキは、絡繰り人形屋敷の土蔵にいた。*]
(135) moumoureena 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[斎の手妻は、少し離れた場所で眺め、観客に混じってぱちぱちと拍手などしていた。灯里やアキにヒョコを渡す姿に目を細め]
ふふ、縁は異なものってやつだねえ。
狸の御先祖にも似てるんじゃないかい?あの兄さんの人の良さ。
[ぼそり、と、呟いた独り言のような声に、しゃらん、と小さく腰に提げた鈴がゆれ、その隣の狐も揺れた]
(...狸は苦労性だからの)
[笑み含んだ声は、外には聞こえぬものだった*]
(136) fuka 2016/06/02(Thu) 00時頃
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……ん。
[己が向けた言葉に対する少女の答え>>120に、浮かべたのは微かな笑み。 言うべきは言ったから、それ以上言葉を重ねる事はなく。
境内から祭りの賑わいへ、集まった者たちが移動していくのを見送る]
おー、賑やかやなあ。
[風に乗って届く、手妻見物客たちの声に目を細めつつ。 青年は最初に座っていた満天星躑躅の下にまた腰を下ろし]
(137) tasuku 2016/06/02(Thu) 00時頃
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……いっでっ!?
[不意に、後頭部を襲った衝撃に、思わず声を上げていた]
ったぁ……いきなり、何しますのん、躑躅様。
[恨みがましい声で言いつつ、見やった先で白がふわりと揺れる。 そこに立つのは真白の髪と薄緑の瞳をした、水干姿の少女]
『おや、説明は不要と思うたが。 ……殴られる理由、身に覚えはあろう?』
えーえー、そりゃあない、とは言いませんけどねぇ。
(138) tasuku 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[はあ、と一つ息を吐き、影の中から四弦の楽琵琶を引っ張り出す。 一切の反論をしないのは、どうやっても勝てぬ相手とわかっているから]
……祭り、盛り上がっとりますよ。 行かんでええんですか?
『行かずとも、空気は伝わるからの。 それより……』
[言いながら、少女は袖の中に手を入れる。 何事か、と思い見やれば、出てきた手がこちらに差し伸べられた。 その手の上には、布で作ったお手玉が一つ]
(139) tasuku 2016/06/02(Thu) 00時頃
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……それ……。
『木霊が持ち歩いていたが、飽きたらしゅうて押し付けていった。 お主、確かこれを使った芸が得意と言うておったよな?』
[やって見せろ、と。 言葉にこそされていないものの、少女の瞳ははっきりとそう物語っていて。 また、ため息がもれた]
……ホント、人使い荒いんやから……。
[ぼやくように言いながら、袖にいれた9個のお手玉を取り出して]
久しくやっとらんのだから、失敗しても文句言いないなぁ?
[そんな釘刺しをした後、ひょいひょい、と投げ上げ始める]
(140) tasuku 2016/06/02(Thu) 00時頃
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……まったく。
ホント、人使いとゆーか、星使いが荒いとゆーか。
[文句は言えど、逆らう事はできない。
考えていない、というのもあるが、何より]
『……何か言ったか、紫苑?』
[今は誰も呼ぶ事のない真名を知る相手には逆らえない。
そんな思いも、そこにはあるし]
いえいえ、なーんにも?
[ここが一番、自分にとって居心地がいいのも、わかり切った事だから。**]
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―境内―
[少女は荷物を纏め、来た時と同じ出で立ちになっていた。 お土産に買ったのは瑠璃製の花瓶。 斎に貰ったヒョコと共に、大切にスクールバッグの中に収められている。]
本当にありがとう。 最初はどうなる事かと思ったが、とても勉強になったし、楽しかった。
――どうか、元気で。
[出会った人達と別れの挨拶を済ませると、少女は元の世界へと戻るべく歩を進める。
決して振り返らずに。*]
(141) 蒼生 2016/06/02(Thu) 00時頃
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―神社―
ん…。
[界を渡った先にはある程度時間は経っているようだが、見慣れた光景があり。 軽く視線を巡らせたが、周囲に人はおらず。 何もない場所から突然現れるという、不可思議な現象は誰の目にも収められなかったようだ。]
――帰るか。
[家に。 帰るべき場所に。
少女はゆっくりと神社の階段を下りていく。 元の世界に戻って来た事を確かめるように。]
(142) 蒼生 2016/06/02(Thu) 00時頃
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「おじょおー。何処ですかァ、もう夕飯時ですよー。」
……。
[階段を下りる途中から聞こえてきたのは、兄弟子の声。 今は大学生生活を満喫中の筈だが。]
…柳さん?
[赤毛をざっくばらんに切った後ろ姿が目に入り、少女は目を瞬かせる。
半貫柳之助。 道場で共に稽古をつけて貰った事もある、闇星を宿した若き退魔師である。 彼は腰が低く、4つも年下の少女相手にも敬語を使うのだが、彼の少女を呼ぶ名はお嬢、には聞こえなかった。 これはこれ、として受け入れてしまっているが。]
(143) 蒼生 2016/06/02(Thu) 00時頃
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「あー、そんなところにいたンですか? 久々にお邪魔したら、おじょおがいないってンで、心配したんですよォ。」
[ころころと大袈裟に表情を変える兄弟子の顔からは、安堵が窺える。 少女は肩を竦めてみせながら言った。]
…また賭け事で‘すった’のか?それでうちにご飯をたかりに来たんだろう?
「うえ。…いやァ、そのォ。」
[図星を付かれた兄弟子は目を逸らして苦笑いする。
この男は賭け事が好きなくせに運がなかった。 奨学金を貰って大学に通ってはいるものの、バイト代をつぎ込んでは方々に泣きついていた。 それでも悪い道に手を染めないだけ、マシとは言えるが。]
(144) 蒼生 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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―絡繰り人形屋敷の土蔵― [……誘われた宵闇祭りから、戻ってくる。 雨が屋根を叩く音が、聞こえる。 もしかしたら、今までの事が全て、夢だったのではないか。 そう錯覚する程に。]
……でも、楽しかったね。誠。 ……誠?
[気がつかなかった。 誠が、一寸も動かないと言う事に。 そして、アキも誠の意思を感じ取る事が出来なくなってしまった。]
……そっか。 此処じゃ、只の絡繰り人形になっちゃうんだね。
[それを、物寂しい瞳で見る、アキだった。]
(145) moumoureena 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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[そして、後の日の事。 とある男―誠を背負った男が、絡繰り屋敷を訪れてきた。
『絡繰り人形を扱う屋敷』を求めてやってきたと言う。。
アキは、一発でその男だと感じ取った。 そして、その男と誠はであう。 勿論、その男が会いたかった男は、既に亡くなっている事も。
誠を背負った男は、涙を流しながら、ありがとう、と零した。
――そして。]
(146) moumoureena 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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―遠い未来・絡繰り人形屋敷―
ふぁ、おはよう。 え?そんなにのんびりしてて言いのって……。 もー、母さん、言ったじゃん。テニス部は今日は休みだって。
[アキの絡繰り屋敷は、変わらずそこにいた。 明治に入り、『屋敷』の苗字を与えられた。 そこに住む少年――屋敷明(やしき あきら)。16歳の高校2年生。 相変わらず生活スペースは狭いけれども。 それでも、明は何時もの通りすごしていた。
そして、明の家の絡繰り人形は、200を超えていた。 アキもまた、人形職人として名を馳せたようで。 その中には、誠、そして。 斎と呼ばれる、とある手妻師をモチーフした人形、傍には朱色のヒョコ。 灯里と呼ばれる、明らかにセーラー服を着た人形も、あった。]
(147) moumoureena 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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「…徹マンで少々。いや、でも結構いい線いってたンですよ?」
それはもう聞き飽きた。
「これも付き合いなンですって。お願いしますよー。今晩だけですからァ。」
[両手を合わせて拝む兄弟子に少女は溜め息を付いた。 これではどちらが目上だか分からない。]
――全く、仕方のない兄貴分だ。
「あれ、ご飯の取り分減って怒ったりしないンです?」
[冗談半分に首をこて、と傾げる兄弟子を少女はじろりと睨んだ。 それでへそを曲げる程、器は狭くない。 気分も悪くはないのだけれど腹は減っていた。――とても。]
(148) 蒼生 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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[明は、それがどういう意味なのかは分からなかったが。 明の先祖が、大切にした代物だと言う事が、よくわかった。 もしかしたら、何れ来るかも知れない、再開の時を待ち。 3体の人形と、ヒョコは待っているのかもしれない。
そして、明は何も知らなかった。 宵闇祭りの存在も、 明の先祖が大事にした、2人の人間の事も。**]
(149) moumoureena 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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…お望み通り、締め出そうか。
「あ。いやァ、何でもないでーす! いやぁ、おじょおが優しくって感謝感激雨あられーってね。」
[兄弟子の言葉遣いが古臭いのは、幼い頃に一緒に同じ番組を見ていた事に起因する。 兄妹のように育った彼らの間に垣根はなかった。]
はいはい、分かった。
「えー。ちょっと、おじょおー?」
[少女はくるりと踵を返すと家路に向かう。 その後ろを、影法師のようにひょろりとした体格の男が追いかけた。*]
(150) 蒼生 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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─ 帰還の時 ─
[やがて時は流れ、帰り道が開く段となる]
ここでお別れかぁ…寂しいけど、仕方ないよな。 皆、元気でな!
[偶然踏み入れた地での出逢い。 またここに揃わなければ会うことも出来ないだろう者達も多い。 だが、皆、いつまでもここに留まっているわけにも行かないのだ。 青年もまた、戻る道へと歩みを向ける]
(151) rokoa 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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『途中まではついてったるわ』
あぁ。 琥珀も、ありがとな。
『ええねん。 わいはお前の先祖やで? 正しく導くんはわいの役目や』
[琥珀は最後まで青年の頭の上]
[やがて狭間から現世へと戻る頃、頭上の人形は動かなくなっていた**]
(152) rokoa 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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[いつかの時、ひゅうるり、と風を呼ぶ笛の音が、どこかで響く。
その笛が、どこぞの刀鍛冶が手遊びで作ったものだと、知る者は少ないけれど**]
(153) fuka 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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