人狼議事


298 終わらない僕らの夏休み!

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視点:


ヒナコ3人が投票した。
デリクソン1人が投票した。
ワタル3人が投票した。

ヒナコは村人の手により処刑された。


ワタル! 今日がお前の命日だ!


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ワタルが無残な姿で発見された。


現在の生存者は、レイ、マナ、オスカー、デリクソン、千早の5名


【人】 甲板員 デリクソン

[――――気がついたら、オレは自宅のベッドで寝ていたんだ。]

(0) 2019/09/08(Sun) 00時頃

【人】 甲板員 デリクソン

いや、いや、おかしくね?
オレはさっきまでプールサイドにいたんだが!!?

[いったい全体何が起こっているのかわからずに。
さっきまでプールサイドにいたはずなのだ。
オレは慌ててカレンダーを見る。]

(1) 2019/09/08(Sun) 00時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2019/09/08(Sun) 00時頃


/*
赤でアナウンスから…!

多分アタシが大丈夫なので、アタシは霊会話中身でしてもらってても大丈夫です。メモ連打でも平気なので自由に寛いでいってね


/*
あたしの変換が一定しないこと……気づいてた……?アタシは気づいてたよ……(いやだよ、間違いだよ…!) それじゃたのしんでネッ!(ログ書きに戻ります)


【人】 甲板員 デリクソン

― 5回目の9月1日・自宅 ―

[途方にくれるってのは、こういうことだ。
オレはまだ、『9月1日を生きている。』]

(2) 2019/09/08(Sun) 00時頃

/*
あ、俺も平気だよー。
のんびり楽しんでいってねー。


【人】 甲板員 デリクソン

[オレの悪い予感は、続く。
手始めに秋山にメッセージを送る。

返ってきたメッセージは]

(3) 2019/09/08(Sun) 00時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

『久しぶりだね。出口からメッセージとか、どうしたの?』
『ていうかプールって何?寝ぼけてるの?』

[すっかり『忘れてる』。
いや、マジ、『昨日』何が起きたんだ?
会堂は無事なのか?秋山は無事なのか?
他の連中は?
手当たり次第にメッセージを送る。]

(4) 2019/09/08(Sun) 00時半頃

師範棋士 千早は、メモを貼った。

2019/09/08(Sun) 00時半頃


【人】 甲板員 デリクソン

[鹿崎、既読がつかない。
根岸、既読ついたけどスルー。
秋山、あぁ、コイツはダメじゃねぇか。
明加、お前メッセージの返信音速で返すだろ、なんで返さねぇンだよ怒ってんのか!!?

スマホをいじる指が 震えて]

(5) 2019/09/08(Sun) 00時半頃

/*
ついでなのでC狂宛になんかあれば〜と言われていたので
颯成宛!

もし表ログであってもおもろいかな〜と思ったら宍井のことは表ログで告発して、「あいつが赤やで」とかやっても平気なので、もしいけそな場面あったら遠慮せずお願いします!

割とギミックシンプルなので、千早ちゃんさえいればまと……まとまりたいよね…!がんばってこー!ファイッ・オー!

<墓
よかった…!気づかれてなかった…!&
ひなこ杯wwwwあたしもひなこ灰で感謝しきりだから楽しみ!


甲板員 デリクソンは、メモを貼った。

2019/09/08(Sun) 00時半頃


甲板員 デリクソンは、メモを貼った。

2019/09/08(Sun) 00時半頃


/*
おっけーおっけー。
9月2日ダメゼッタイ、な俺のスタンス的に告発するかどうかわからないけど(あと2日かけての赤勝ちもありだと思ってるし)、面白くやれそうな場面があったら言うね!

どうしよっかな〜〜どうしよっかな〜〜〜。
どうやって言おうかな。


【人】 甲板員 デリクソン

[取りあえず他にも思い当たりのあるところを記憶の限りメッセージを送ろう。
岸、安住、宍井、颯成。あとは……

メッセージの内容は、『*会長が忘れちまったンだが*』]

(6) 2019/09/08(Sun) 00時半頃

CC レイは、メモを貼った。

2019/09/08(Sun) 00時半頃


/*
颯成のスタンス的にはないかもなので(なんて出来たC狂なんだ…!)、もしもの時に遠慮しない用なので、いいようにやっていきましょ〜!
あともし墓メモとかで表へ伝言よろ〜!系のやつは、狂人の颯成判断で進めちゃっていいです。全面的にお任せ!**


【人】 双生児 オスカー

――プールからループへ――

[水に浸かり続ける、ってのがどれくらい疲れるのか、プールの授業後の午後の授業のことを思えばわかるはずなのに、入ってる時は忘れるのはなんでだろう。
 昼くらいから、"昨日"秋山先輩が溺れた時間を超える夕方過ぎまでずっとプールにいた。

 上がるときにはくったくたで、帰りにコンビニで炭酸飲料を買って一息に飲んだ。]

(7) 2019/09/08(Sun) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

[ああ、でも、過去最高の9月1日を更新したかもしれない。
 仲間は少し、減ってしまったけど。
 『けんちゃん』は別に救急車では運ばれてなさそうだし、秋山先輩は無事だったし、みんなで日が暮れるまでひとしきり遊んだ。
 これで明日も9月1日で夏休みが終わらないなんて、なんて楽しいんだろう。

 いつの間にか、ううん、もしかしたら最初から。
 "明日"がこないことを、望んでいた。]

(8) 2019/09/08(Sun) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

[帰ったあとはもう死体同然だ。
 ぐらぐらに頭を揺らす眠気に負けて、夕飯を食べたんだかも覚えていない。
 泥のように眠るっていうのはこういうことなんだと思った。]

(9) 2019/09/08(Sun) 01時頃

[後は、レイ姉たちがしてることさえ、理解できれば――]


【人】 双生児 オスカー

――5回めの9月1日――

……ふぁ、

[すっかり今日が9月2日かも、なんて考えのなくなった、緊張感のない欠伸が出る。
 眠い目を擦りながら念の為見たスマホの画面にも、はっきり『9月1日』の文字があった。
 代わり映えのしない朝ごはんは本当に退屈だけど、TVはchを変えればしばらく楽しめることに気がついた。
 長期戦の構えは万全だ。]

(10) 2019/09/08(Sun) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

[さて今日は何をしよう、今日こそ図書館に行こうか。
 適当に着替えてのんびりしていたら、見覚えのないIDからメッセージの着信>>6
 あ、いやこれ、"昨日"の、出口先輩のやつだ。

 ――『会長が忘れた』?]

(11) 2019/09/08(Sun) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー

『何、どういうこと』
『忘れたって、9月1日のこと?』
『また、ひとり減ったの』
『ていうか会長って、生徒会長のワタル先輩のことだよね』

[頭の中に浮かんだ言葉を、矢継ぎ早口に出すみたいに、出口先輩には連続でメッセージが送信された。
 どうして。何がいけない?
 誰が、どういうきっかけで、奪われているんだろう。]

(12) 2019/09/08(Sun) 01時半頃

[それは、聞けばわかることなのかもしれない。
 奪うなと言ったら、止めてもらえることなのかもしれない。

 でも、なぜ"奪う"のか。
 まだ、それをわかっていない。]


― 9月1日5回目より。
     4回目の回想、プールで ―


[――なにを代わる?()()

あの人、つまり、燃える金属のように笑う人。燻る炭のように愁う人。或いは9月1日のあたしにとっての雛子先輩。彼女のしたいことを代わりにする。
最初はそう思った。雛子先輩を憐れに思って。気の毒に思って。大変そうだと思って。

簡単に代わってあげられそうだから。
そんな理由で。
けれど彼女自身から『だれでもいい』と言われている。

颯成の質問に、あたしは頷いていた。
明確に質問があった時、それに対するイエス・ノーくらいは、この耳が聞こえないあたしにもできるから。**]


【人】 CC レイ

― 9月1日5回目:昨日の回想、プールで ―




[あたしは昨日を思い出す。
これはあたしにとって、大事だったから。]

(13) 2019/09/08(Sun) 01時半頃

【人】 CC レイ

 




 そ、そうかな。 (>>3:287

[スタイルについては心配しなくてもいいらしい。でもあたしはなにせ、こんなだから次から次へと、下着の好みがばれるだの、日焼けが少し気になるだの考えている。けど、それを一旦仕舞う。]


 …………うん?うん。

[思ったより薄情?(>>3:287)(>>3:288)

それがどんな意味なのかまだわからずあたしは千早ちゃんの言葉を聞く。
臆病なあたしは、「もしもああなってしまったら」「もしもこうなってしまったら」と、次から次に悪い想像を思い浮かべていた。

みんな大丈夫『かもしれない』で待つことを、まるで『仕掛けを確かめる』みたいに『誰か死ぬまで放っておく』みたいに思えて、あたしはやたらと気にしていた。
秋山先輩が溺れたことが存外堪えていたらしい。]

(14) 2019/09/08(Sun) 01時半頃


[あたしだってあの時秋山先輩が川でおぼれた時
助けようと、手をのばした。]


【人】 CC レイ



 ……あたしは、さ。
 今日失敗しちゃいけないって、思ってて。


[この世には『取返しのつかない失敗』というものがたまにあって、人が死んだりするものは、だいたいそれに類するものだ。たとえ次の繰り返しで生き返ったとして、やっちゃいけない事に類するとあたしは、一応判断していた。
……けど、それを理由にまごまごと動けなくなっているんじゃ、元も子もないんだけど。]


 ……、明日に任せて、いいのかな。

[今日を楽しんで、いいのかな?(>>3:289)
千早ちゃんは勝気な笑みを浮かべて、大きく腕を広げた。
濡れた制服同士がくっついた、湿っぽいハグになった。]

(15) 2019/09/08(Sun) 01時半頃

【人】 CC レイ

[先輩なのに情けない。
……それだけは、後回しにしよう。
千早ちゃんの言葉を無下にしちゃいけない。]


 ……千早ちゃんは、あたしがそうしても
 許してくれる?


[あたしは一つだけ確認をとって、背中を押された。
千早ちゃんのハグと後押しは、あたしに力をくれた。]

(16) 2019/09/08(Sun) 01時半頃

[『あのね、
   きっといつか9月2日はやってくるから』

 『それまでは、いろんなこと試して』

 『9月1日の間に有効打を見つけて』    ]


[ ――― でも、あたしに『9月2日』は来ない。

 あたしの『願い』に、それは、含まれていない。

 あたしはとっくに死んでいて――


 『9月1日』でしか、最早思いは伝えられない。 ]


【人】 CC レイ

 
 秋山先輩、
 ……泳ぎ、教えにきました。


[あたしは秋山先輩の傍に行き、テレくさがりながら言った。
『大丈夫、みんな透けてる!』と千早ちゃんの後押しを思い浮かべる。

……てか、秋山先輩、さっき喜んでたけど。
どういうテンションでそうしてくれたんだろ。

秋山先輩の気持ちなんて、1から10までなにもわからない。
でも、今日は。勇気をもらったから、頑張ろう。**]

(17) 2019/09/08(Sun) 01時半頃

CC レイは、メモを貼った。

2019/09/08(Sun) 02時頃


【人】 双生児 オスカー

[>>6当然、出口先輩が『会長が忘れちまった』と認識するに至るまでの個別にやり取りされたメッセージを、読めはしない。
 けど、矢継ぎ早な質問の後に、『ワタル先輩はなんて言ってたの』って聞けば、教えてもらえたろうか。

 出口先輩のスマホに届いた1件のメッセージ――つまり、
 『久しぶり、出口。
 昨日は家にいたからプールには行ってないよ。
 もしかして誰かと間違えて送ってない?』
 3行きりのこの発言の、一部だけでも**]

(18) 2019/09/08(Sun) 03時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2019/09/08(Sun) 03時頃


【人】 師範棋士 千早


[ 4度目の9月1日は、THE青春って感じ。

 同い年の子はひとりもいなかったけど、
 制服のまんまプールではしゃぐなんて、
 きっとこれからの人生にも早々ない。

 ……これから。
 9月2日がやってきた場合の、未来。

 それはまあ置いておいて、
 昨日のプールでの出来事だ。

 澪先輩の言う>>15ことは、
 千早だってまっとうだと思う。
 だから、否定はしなかった。]
 

(19) 2019/09/08(Sun) 10時半頃

【人】 師範棋士 千早


[ けれど、この際ってふうに、
 自分の中に燻っていたものを吐き出す。]

 "今日"って、3度目の今日、
 秋山先輩に無事過ごしてもらう。
 ってことも含めてですよね、澪先輩。

 私、まだずっと迷ってるんです。
 放ってたら事故にあうはずの人の道筋を、
 結末を知ってる人間が勝手に変えていいのかなって。

 ……1度目のとき、溺れてないはずだったって、
 だから助けてもいいんだって、思うことにしてて。
 
 ……それが何ってわけじゃ、ないんですけど。

[ うまく言い表せないなあと、
 千早は困ったようにも笑ってみせた。]
 

(20) 2019/09/08(Sun) 10時半頃

【人】 師範棋士 千早


 ……気になるなら明日は、
 全員呼び出してどこかに閉じ込めておきましょうか。

 ……何の集まりだーって言われるかもしれないけど、
 根岸先輩、めちゃくちゃお願いしたら来てくれそう。
 鹿崎先輩は──、魔法の呪文で絶対来ると思いますし。

[ もちろん、明加先輩も来ますよ。という魔法だ。
 そんな話をしていて、ふと気づく。
 当たり前のように明日も9月1日だと思っていた。]

 ……私、楽しそうな澪先輩のほうが好きですよう。

[ 許す。なんて言葉>>16を使う気になれなくて、
 千早はそう言って背を押したんだった。

 そして、プールの隅っこに引っ込んで、
 ぶくぶくと鼻のあたりまで水に沈んでみる。]
 

(21) 2019/09/08(Sun) 10時半頃

【人】 師範棋士 千早


[ ゆらゆら揺れる水面と、
 その表面を滑るように輝く日射しを見ていた。*]
 

(22) 2019/09/08(Sun) 10時半頃

【人】 師範棋士 千早

──5度目の9月1日──

[ 昨日、宣言通り水着の上に濡れた制服を着て、
 帰宅するなり母のカミナリを食らったのに、
 やっぱり、今日も9月1日であった。

 明日から学校なのに何考えてるのっ! って、
 どうせ来ないんだからって聞き流してたせいで、
 さらに怒りを買ったっていうのに。ひどい。

 なんだか慣れてきちゃうな。と思いつつ、
 開いたスマートフォンには出口先輩からの連絡。

 内容>>6に目を通して、さっと返信する。

 『 グループチャットも動かしてみましょうか 』

 淡々とそう返しながら、やっぱり思う。
 誰かが忘れてくことにだって、慣れ始めてる。*]
 

(23) 2019/09/08(Sun) 10時半頃

【人】 師範棋士 千早


[ それから、何気ないふうにグループのほうへ。

 『 昨日はありがとうございました! 』
 『 今日はどうしましょうか 』

 なんて、相談を兼ねて送信してみる。

 取りまとめてくれていたはずの会長からも、
 マメな印象の明加先輩からも返事がない。

 ってことに気が付くのは、
 またもう少しあとの話になるだろう。**]
 

(24) 2019/09/08(Sun) 10時半頃

師範棋士 千早は、メモを貼った。

2019/09/08(Sun) 10時半頃


CC レイは、メモを貼った。

2019/09/08(Sun) 12時半頃


― 9月1日5回目:回想 ―

[9月1日、秋山先輩とお祭りに行ったのはあの人。

9月1日、二回目に秋山先輩が戻っていった先はあの人のいる三年生たちの輪。

9月1日、三回目に秋山先輩が溺れたことを知ったのもあの人。

9月1日、四回目に秋山先輩をプールに誘ったのもあの。]


[ずっと、羨ましいなと思っていた。
秋山先輩の友達のあの人を。

ずるい、と思っていた。
秋山先輩の友達のあの人を。

邪魔に思っていた。
秋山先輩の友達のあの人を。

とっくに難しいことなんてわからない。
町の構造なんてしらない。
欲しい永遠なんてない。
あたしには、あたしの願いだけ。
セミが鳴いている。セミが死んでいる。]


 


[ あたしの全て。

  これは、単純な嫉妬だ。 ]

 


[願い川と暗渠の関係を()()()あたしははっきりと知ってたわけじゃない。ただ、漠然と体感で町全体にひろがるなにかを感じていた。いまもそう。

まばらな血管のように広がる道路()の傍や裏側。
そこには願い川に続く暗渠という血管が流れている。

あたしはそこを行く真っ黒な血なのかもしれない。

おもえば、あの時も()()()
あたしは用水路のそばから
溶けるほどに焼かれているあの人の涙をみていた。]


[あたしは今も暗渠のうえに立つ。
そうして、生徒会長の姿をとらえた。

秋山先輩が無事『死ななかった』のを見届けた帰り道をいく姿をみている。
黒い水たまりのようなあたしは、或いは、願い川を流れる水は、彼に嫉妬している。

いなくなってしまえばいいのにと願った。
いなくなってしまえばいいのに倥▲縺溘?
い」縺ヲ縺励∪縺医?」縺ヲ縺励∪縺医?えばいいのにと願った。
いなくなってしまョ縺ォ縺ョ縺ォ縺にと願▲縺溘?


縺?↑縺上↑縺」縺ヲ縺励∪縺医?縺?>縺ョ縺ォ縺ィ鬘倥▲縺溘?
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縺?↑縺上↑縺」縺ヲ縺励∪縺医?縺?>縺ョ縺ォ縺ィ鬘倥▲縺溘?

鬘倥▲縺 鬘倥▲縺 鬘倥▲縺 鬘倥▲縺]


[願い川は聞き入れてくれた。
暗渠に立つあたしはずっと願っていた。

あの人がこの町の一部となって、繰り返していることなど忘れて、秋山先輩を率先して誘わないようになるまで長く長く願ってそして嫉妬して嫌っていた。]


[あたしの妬みのせいだろうか。
それとも叶い橋を通る時に『そう』だったからだろうか。


願いが叶ったその時。
この世が0時を迎える前、生徒会長はずいぶん激しい頭痛に苦しんだようだ。

さぞ、痛かったことだろう。
我慢と我慢と我慢を繰り返したけれど耐えられなかった、あたしの一番痛かった思い出だ。
『死んで しまった ほどに痛かった』頭痛。

バットで頭を殴られて衝撃で気絶するのとは違う。
激痛は続く。頭が壊れるまで繰り返す。

気持ちが悪くなって、視界が歪んで、頭がゆれていて、耳鳴りがしていて、耳が聞こえなくて、なにもかもわからなくなって、なにも考えられなくなるような痛み。

あたしは最期、吐いたもので溺れて死んでしまった。
生徒会長ももしかすると、そうだったのかもしれないな。]


[叶ったあとのあたしは、どこかで少しの幸福感を感じていたとおもう。

快楽なんてものも、脳に流れた電気信号が左右するのだろうから。まして、あたしは既に死んでいるのだから、大した事じゃないのだけれど。

あの溶けた目蓋をぽたぽた落として泣く誰かも、自分の死を誰かに重ねていた。
じゃあ、これで根岸とおんなじだね。


道端にセミが落ちている。
ひっくり返って、悲鳴をあげて、やがて死ぬ。**]


【人】 CC レイ

― 9月1日5回目 ―

[あたしの9月1日は、あたしを少し寝坊させる。
冷房が効きすぎていて、家は静かだ。

スマホがメッセージを受け取った。
着信音であたしは目覚めた。

今日も9月1日をスマホは示している。


4回目の秋山先輩は『無事溺れずに済んだ。』
あたしはすごくほっとしていた。
きちんと未来は変えられた。
だから今日も溺れずに済むようにしよう。

根岸と研人がその後、あぶない目にあった話もきいていない。少なくともあたしはそうだ。
4回目知ることができなかっただけっていう可能性も、あるかもしれないけど……。]

(25) 2019/09/08(Sun) 13時半頃

【人】 CC レイ

― 自宅 ―

[メッセージは、出口先輩からだった。
なんか……学校の有名人っていうか、努力して結果をだしてきた偉い人が、あたしなんかに連絡をくれているのが不思議な感じだ。ほんとなら有り得ない。
ただの9月1日なら、出口先輩はあたしに連絡なんて寄こすわけがない。

出口先輩はこのループする9月1日を覚えている。
そして、メッセージの内容は――

生徒会長は忘れてしまったという内容だった。]

(26) 2019/09/08(Sun) 14時頃

【人】 CC レイ

[あたしはどきっとした。

生徒会長は、根岸が繰り返しを忘れたかもしれないことをみんなに教えずにいた。
『怒ったかも』止まりだった。
(9月1日4回目のあたしは、彼がそのことについて、嘘までついていたことを知らない)

あたしは静かにそれにモヤモヤしていて。
根岸が誰かが何かを忘れてしまったことをあんなに怖がっていたことを思い出してしまって。

八つ当たりのように

『そんなにあっけらかんとしていられるなら。
誰か忘れるなら。
会長が忘れてしまえばよかったのに』

と確かに思ったからだった。]

(27) 2019/09/08(Sun) 14時頃

 
[9月1日のあたしと、暗渠に立つあたしは
今回に関しては、ずいぶん気が合ったみたいだ。]


師範棋士 千早は、メモを貼った。

2019/09/08(Sun) 14時半頃


【人】 CC レイ

[昨日「楽しそうな澪先輩のほうが好き」と千早ちゃんが言ってくれた。(>>21)
あたしは全然楽しくない澪先輩の思いが実現してしまったことをふがいなく思う。ひどいと思う。あんまりだと思う。
……昨日、千早ちゃんがかけてくれた沢山の言葉を無駄にしてしまってはいないだろうか。

出口先輩に返事をする。

 『 おはようございます。
   教えてくれてありがとうございます。 』
 『 昨日も忘れちゃってた人は、
   やっぱり今日も覚えてないみたいですか? 』

それからすぐにグループチャットも動きはじめた。
千早ちゃんだ。
……よかった。あの子は覚えていたんだ。

 『 おはようございます。昨日楽しかったです 』

秋山先輩も会長も忘れてしまってるなら、泳ぎの練習、意味なくなっちゃうんだろうな。]

(28) 2019/09/08(Sun) 14時半頃

【人】 CC レイ

[今日はどうしましょうか?
その問いについて、あたしは少し考える。
あたしのしたいことは、9月1日の一番目からその実同じみたいなところはある。
愛海先輩のやりたいことリストは残りは1コかな。

 『愛海先輩BBQどうしますか?』

忘れちゃってて、愛海先輩のやりたいことリストをしらないなら、水泳部関係の連絡にも見えるかも。]

(29) 2019/09/08(Sun) 15時頃

【人】 CC レイ

[あたしは千早ちゃんに個別でメッセージを入れる。

 『 愛海先輩の
   やりたいことリストっていうのがあって 』

 『 昨日のプールもそうだったんだ
   理由書かないで誘っちゃったから
   いきなりだったよね 』

 『 千早ちゃんは何か、
   やっておきたいことない? 』

と書いた。
あたしは出口先輩と千早ちゃんの『忘れ物の話』のことをしらずにいて、あまり深く考えてはいなかったんだけど。
ただ、相手が先輩ばかりだと自分のしたいことを言うのはちょっと憚られるかと思ったのだ。]

(30) 2019/09/08(Sun) 15時半頃

【人】 CC レイ

[あたしの制服は、濡れる前だから当然乾いている。

昨日の制服姿で入ったプールを思い出す。
出口先輩には「帰り知りませんよ」なんて言ったのに、あたし達のほうがそうなってしまった。

濡れて張り付く布が気持ち悪いのに、ばかをしたことそのものは、楽しかったな。あんなのしたことないし。

千早ちゃんの後押しで、あたしは秋山先輩との水泳の練習からは楽しく過ごそうとした。

一緒にいられてうれしかった。
話す内容があってうれしかった。
秋山先輩が無事で、うれしかった。

帰ってみんな制服どうしたんだろう。
ループするから大丈夫って適当にしたのかな?
あたしはというと、両親には別に怒られなかった。
いや、別に怒らない家というわけじゃなくて。
『見つからなかった』のだ。今日も家は静かだ。]

(31) 2019/09/08(Sun) 15時半頃

【人】 師範棋士 千早

──自宅──

[ 夏用の制服は、
 昨日慌てて干したとこじゃなく、
 部屋のハンガーにきちんとかかっていた。

 それに袖を通してから、
 メッセージの受信を告げるスマホを手に取る。]

 ば、バーベキューて。
 夏満喫欲張りセットみたいな。

[ 実際そうなのかもしれない。
 なんて、個人メッセージ>>30を見て思う。
 やりたいことリスト。なるほど。
 道理で突然プールだったわけだ。]
 

(32) 2019/09/08(Sun) 17時頃

【人】 師範棋士 千早


[ 結局、向かってみれば楽しくて忘れてたけど、
 何かヒントがそこにあるのかなんて、
 大真面目に考えた瞬間もあったのを思い出す。

 結局、ループを終わらせるために、
 何かを試したとかではなく、
 普通に楽しく1日を過ごして、

 溺れるはずだった人が、
 少しだけマシに泳げるようになるのを見守った。

 そんな、4度目の9月1日だった。]
 

(33) 2019/09/08(Sun) 17時頃

【人】 師範棋士 千早


[ やっておきたいこと。
 個人宛てに問いかけられた質問に、
 千早は少しの間考え込んでいた。

 それから、すこうし迷って、
 澪先輩にぽつぽつと返信を打ち出す。]

 『 私より、出口先輩のほうが 』
 『 そういうのあるのかもしれないです 』

 『 何か、やり残したこと──っていうか 』
 『 ”忘れモン”があるんじゃないかって 』
 『 前に言ってらっしゃったので 』

[ 実のところ、千早自身には、
 9月1日にやりたいことなんて、
 本当になんにも思いつかなかったのだ。]
 

(34) 2019/09/08(Sun) 17時頃

【人】 師範棋士 千早


[ この繰り返される9月1日の物語に、
 千早が一番そこにいてほしい人なんて、
 絶対登場してくれることはないし、

 いい結末が迎えられそうにないから、
 明日が来なければいいなんて願ったけど、

 明日が来ない限り千早は、
 エーエンに宙ぶらりんのまんまだ。]
 

(35) 2019/09/08(Sun) 17時頃

【人】 師範棋士 千早


[ そんなことを考えていた。

 それから、昨日の会話とか、
 澪先輩の複雑そうな表情とか、
 そういうものを思い出した。

 澪先輩になら。って思ったのは、
 あの人のこと相談しようって決めたのと、
 おんなじような感覚だった。

 あのですね、薄情かもしれませんが、]
 

(36) 2019/09/08(Sun) 17時頃

【人】 師範棋士 千早


 『 私は、今日やりたいことなんかないです 』
 『 それより、早く明日が来てほしい 』

[ どうしようもないのは分かり切ってて、

 例えば、突然ループが途切れちゃったら、
 秋山先輩みたいな人を助けられないかも。
 ってこともわかってて、千早は思う。]

 『 まあ、それがどうしようもないんですけど! 』
 『 なので、先輩たちのしたいことがあるなら、』
 『 便乗して楽しませてもらおうかなって 』

[ BBQ。やるとしたらどこかしら。
 そういう広場のある公園かしら。

 メッセージの返信をそんなふうに切り上げて、
 千早は今日も、制服姿で街に繰り出すことにする。**]
 

(37) 2019/09/08(Sun) 17時頃

師範棋士 千早は、メモを貼った。

2019/09/08(Sun) 17時頃


【人】 綿津見教会 マナ

― 回想/4度目の9月1日:奏生橋・日没前 ―

[プールの後、秋山くんを他の皆に任せて奏生橋へとやってきた。
目的は、万が一秋山くんがやってきたときに止めるため。
それともう一つ。
涼やかな水音を聞きながら、橋の真ん中、欄干に身を寄せる]

[川は沈みかけた夕日に照らされ赤く、空は夕暮れと夜の合間の紫に染まっている。
誰そ彼時を過ぎ、逢う魔が時に入る頃合いか。
見下ろしていたところで、吸い込まれるように飛び込みたくなんてならない。
ましてや、こっちにおいでと誘うような手など見えない。
怪談だからしょうがないが、ネット上の話は怖がらせる事に重きが置かれている。
伝承から見ると死に纏わる事が多くとも、この場所の本質はそうではない。
私はそう思う]

(38) 2019/09/08(Sun) 18時頃

【人】 綿津見教会 マナ

[この場所に願われるのは、安寧や救いだ。
時代や運命の犠牲になった人たちの事を悼む川。
せめてもの救いがあって欲しい、という祈りの場所。
たとえ、それが生きているものが身勝手に抱く感傷だとしても]

[だから、私はこの場所で彼女が安らかであれるように願う。
昼間、プールの中で感じた一瞬の肌を灼くような熱さ。
それに、彼女がこれ以上囚われることの無いように]

[半分に折った紙を切り取った、左右対称の人形。
その右側に、メイカ ヒナコとその名を書き込む。
左側に書き込んだのは、それは願いですらない言葉。
【私は忘れない】、と]

(39) 2019/09/08(Sun) 18時頃

【人】 綿津見教会 マナ

[手を伸ばして、紙を摘んでいた指を離す。
空気や風の影響を受けて、ひらりひらり舞うように落ちていき。
はらり、水の流れに乗る。
赤の中に落ちた、一滴の白は遠く遠くへと流されていく。
私はそれが見えなくなるまで……見えなくなっても、ずっと眺めていた]

(40) 2019/09/08(Sun) 18時頃

【人】 綿津見教会 マナ

― 回想/4度目の9月1日:自宅・夜 ―

[今日は受験の話をしよう。
ほら、最近勉強から少し離れているようだし]

[正直のところ、ここまで無理をしなくても入れる大学はある。
努力は必要だが、今ほど苦しむ必要はない大学。
なんなら、努力をさほど必要としない大学も。
じゃあ、なんでこの大学を選んだのかといえば、ある日朝起きた時に居間のテーブルの上に置いてあったからだ。
この大学向けの参考書や問題集が]

[それからは、必死になって勉強してきた。
表向きはだが、受験を理由に部活をやめたし。
友人との付き合いも最低限に。
それでも、成績は伸びることなくむしろ下がって来たようにも思える。
もちろんただ詰め込むだけでなく、効率的な学習法を参考にしているし、講習などにも通っている。
それでもダメなのは何か他に原因があるのではないか。
例えば、定期的に見ることになる模試の結果に書かれた、順位とか判定ランクとか]

(41) 2019/09/08(Sun) 18時頃

【人】 綿津見教会 マナ

[え?何?疲れてるからもういいって?
そりゃそうか。
おやすみ]

(42) 2019/09/08(Sun) 18時頃

【人】 綿津見教会 マナ

― 5度目の9月1日:自宅・朝 ―

[今日も今日とて、制服姿のままで居間に立つ。
制服に濡れた後はなく、完全に乾いている。
塩素の匂いもしない。
そして、もちろん予備の制服でもない。
だから、もしかしたら9月2日なのではという私の気持ちはスマートフォンに表示された日付に簡単に打ち破られる事となった]

(43) 2019/09/08(Sun) 18時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

[昨日、会堂くんから送られてきた(>>3:199)【誰かの「明日」を引き換えに、ループが発生する】というメッセージを思い起こす。
また、9月1日が訪れたということは誰かが【明日】を奪われたということだろうか。
既に届いているメッセージとグループチャットを確認する]

[まず、最初に届いていた(>>6)のは出口くんのIDから。
会堂くんが忘れてしまった、と書かれている。
会堂くんが……。
……今日のために引き換えにされたのは会堂くんの【明日】なのだろうか。

『会堂くんが
連絡ありがとうございます』

そう返して、それ以上はグループチャットの方で共有したほうがいいだろう]

(44) 2019/09/08(Sun) 18時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

[グループチャットに既にある書き込みは、岸さんと澪ちゃんのもの。
会堂くんは、憶えていない事が既に判明しているから既に外されているのだろう。
出口くんは先にメッセージの方をもらっているから、大丈夫。
颯成少年は……どうなのだろうか。
最初は秋山くん一人、次が二人、そうしたら今度は三人でもおかしくはない。
……まだ、反応をしていないだけかもしれない、決めつけるのは早計か。
そして、ヒナコさんのメッセージもない。
いつものあの子なら、もうBBQの話に食い付いて居ても良さそうだけど。
……だから、そういう事なのだろう。
いつも。
そんなふうに思ってしまうくらいには繰り返しているのだな、なんて思った]

(45) 2019/09/08(Sun) 18時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

[そんなふうに、物思いに耽っていてもしょうがない。
というか、さっさと反応せねば心配を掛けてしまう恐れもある。

『おはようございます。
今日もきっと暑いでしょうからお気をつけて。
BBQは、どうしましょうね。
私のやりたい事はこれまで叶えてもらいましたし、もう十分かと。
他に、この夏にやり残したことがあったりする人がいたらそちらを優先しましょう。
なければBBQでもいいかもしれません、忘れてしまった人を見守る名目になりますし』

9月1日が来たということは、まだ残りの9月1日同盟の中に9月1日が続く事を望んでいる人がいるかもしれないということ。
誰かの【明日】を引き換えにしても。
もし、9月2日を迎えるのが嫌でそうしているのであればそれを聞いても名乗り出てくれるかはわからない、でもそうでないのなら……もしかしたら、という気持ちでグループチャットへと*送信した*]

(46) 2019/09/08(Sun) 18時半頃

綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2019/09/08(Sun) 18時半頃


【人】 CC レイ

― 自宅 ―

[起き出して、歯磨きをしている間に千早ちゃんのメッセージに気付いた。(>>34)(>>35)(>>36)(>>37)
ぽつぽつと連続して送られてくるそれをじっとみている。

出口先輩のこと。
『やりのこし』のこと。
更に続けて、


やりたいことなんかなくて、

明日が来てほしいことが書かれてた。]

(47) 2019/09/08(Sun) 19時頃

[やり残し。その通りだ。

        ・・・・・・
あたしは、まさにそういうもの。]


【人】 CC レイ

[やり残し。

あたしはそれに何か、引っかかるような感覚があったのを、わからず後回しにする。……これについては、じゃあ、出口先輩に直接きいたほうがいっか。]


 『 そっか。じゃあ出口先輩に聞いてみるね 』
 『 千早ちゃんから聞いたって言っても平気? 』


[……やりたいことはないって、そうだよね。

なにせあたしたちには『何もわからない。』]

(48) 2019/09/08(Sun) 19時頃

【人】 CC レイ

[あたしが知ってるのは、愛海先輩に教えてもらった願い川と叶い橋に纏わる昔話くらい。

あの日は秋山先輩のことで完全にいっぱいっぱいだった。
もしかして千早ちゃんには共有されてないかも。

このまま9月1日を続けて、みんながわからなくなるだけ?
みんなが分からなくまるまでの、ロスタイム。
……いやな想像をしてしまった。

秋山先輩には死んでほしくないってことだけは、あたしのとりあえず一つやりたいことだけど……。

……2回目の時はやり直すチャンスとか思ってたのにな。]

(49) 2019/09/08(Sun) 19時頃

【人】 CC レイ

 『 そうだよね…
  出来ることもわからないし、
  やりたい事っていってもだよね 』

 『 明日、来るようにしたいね
  あとでまたお話しよ 』

[千早ちゃんに相談してもらったことを思う。

彼女は勇気を出して、覚悟をきめて、告白している。
そして、返事を待ってる。……]

(50) 2019/09/08(Sun) 19時頃

レイは、千早ちゃんに背を押してもらった感触を、振り返った。

2019/09/08(Sun) 19時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2019/09/08(Sun) 19時半頃


CC レイは、メモを貼った。

2019/09/08(Sun) 19時半頃


マナは、レイが昨日秋山くんと距離が近かったななどとふと思い起こしている。

2019/09/08(Sun) 19時半頃


【人】 双生児 オスカー

[どうして、一人ずつ減っていくんだろう。

 いや、一人ずつなんかじゃない。
 昨日は結局、ええと、根岸先輩?だっけ?あの彼氏候補の人も、来なかった。
 ときどき泳いでる途中に、連絡の有無を気にしている人がいたけど、何となくあの人も、忘れちゃったんじゃないかって思う。
 興味がないなら来なきゃいいのに、花火の時は一緒に来てくれてたし。
 たぶん、本当に『覚えてる』なら、何も言わずにプールにも来ない、なんてことしなさそうだと、勝手なイメージで思ってる。
 そしてまた、今度はワタル先輩が。]

(51) 2019/09/08(Sun) 20時頃

【人】 双生児 オスカー

[それが、いいことなのか悪いことなのかもわからない。
 すべてを忘れて9月1日を繰り返す周りの様子は、正直きもちわるい気がするけど。
 こうして記憶がある方が"異常"なら、何かのきっかけで"正常"に戻ったとも言えそうだ。

 こうなってくると、解かなきゃいけない謎が増えた気がする。
 1つは、もちろんループの原因。
 もう1つは、どうして記憶が消える人が出てくるのか、ってことだ。]

(52) 2019/09/08(Sun) 20時頃

【人】 双生児 オスカー

[なんて、足りない頭で悶々と考えていたら、グループチャットの方に着信>>24
 昨日はありがとうございました、の文字に、プールの中の光景を思い出して、一気に顔が熱くなった。
 やばいやばい。誰が見てるわけじゃないけど、ぱたぱたと手で仰ぐ。

 追いかけ、レイ姉から『BBQ』の文字>>29が送られてきた。]

『昨日は疲れたー』
『BBQ?やるの?どこで?やれるの?』
(犬が肉に喜んでいるスタンプ)

[昨日のことから今日のことに話題をさっさと切り替えようと、BBQに食いつく。
 下心なしでも、BBQはやってみたい!]

(53) 2019/09/08(Sun) 20時頃

【人】 双生児 オスカー

[と思ったら、安住さん――愛海先輩の方から、充分なんて返ってきた。
 何だ、つまんない。]

『俺は別に、何がやりたいってのはないよ』
『あえて言うなら、今聞いたBBQ!』

[やりのこしも、希望もない。
 強いて言えばこの夏休みのロスタイムを全身全霊楽しむことだ。
 ――明日を奪われる意味>>44を知っていれば、こんなに楽観的ではなかったかもしれないけど。
 無知は気楽に、この場を楽しもうとする。]

(54) 2019/09/08(Sun) 20時半頃

【人】 CC レイ

[グループチャットに愛海先輩の返信。
よかった。愛海先輩も覚えてるらしい。
もう十分とあるけど……
まあ、BBQてなると準備とかもしないと。

メッセージには
『他にこの夏やりのこしたことがあったりする人』
とある。

なら、出口先輩のやり残しについての考えも聞けるかも、とわざわざ聞いたりするのはやめておく。]

(55) 2019/09/08(Sun) 20時半頃

【人】 CC レイ

[……あたしは正直迷った。

あたしのは、やり残しっていうか。
なんていうか。

二年水泳部の友達とのグループチャットが動いている。
今日ってわけじゃないけど、あたしがぐずぐずしてるから、早く告れと応援してくれてた友達たちだ。

今年の夏休みはがんばろ、と応援してもらっている。
「そういえば、今年の夏休みの最後は神社の祭がやってるよ」……なんてわざわざ教えて貰っていて。

少なくともグループチャットに書くのは抵抗がある。]

(56) 2019/09/08(Sun) 20時半頃

【人】 CC レイ

[続けて、颯成からのメッセージ。
颯成はBBQ、やりたそうだ。
うんうん考えているうち、あたしはだんだん自分が逃げ腰になっていくのを感じている。

迷いながら、グループチャットにメッセージを打つ。

 『 颯成やってみたいの?ならそれもいいかも。 』

 『 どうするにしても、
   覚えてる人で一旦集まりませんか? 』

と提案した。]

(57) 2019/09/08(Sun) 20時半頃

【人】 双生児 オスカー

[やり残したこと、っていうか、ループの原因は知りたい。
 どうして忘れる人が出てくるのかも、知りたい。

 だってどうしてループしてるのかわからなければ、続け方も終わらせ方もわからないままだ。
 このまま忘れる人が増えるのも、嬉しくはない。
 こんな風に『昨日はありがとうございました』って言える相手がいなくなるってことだ。

 ――そんなの、繰り返す意味がないじゃないか*]

(58) 2019/09/08(Sun) 20時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

[一度部屋に戻り、机へ向かう。
託された情報を共有しなければ]

[情報をまとめ終えてスマートフォンを、開く。
ああ、チョコミントアイスが欲しい。
そういえば、最初の9月1日以降食べていない気がする。

『これまでに調べた情報を共有します。
事態解決の参考にするか、参考にしないかはそれぞれの判断におまかせします』

一度、そうグループチャットに送信してから、共有を始める。
まずは、3回めの時に図書館で調べた内容(>>2:269)を。
当時共有していなかったメンバーが大半になってしまった。
暗記力には自信がある。
一字一句とは言わないが、ほぼ違いはないだろう]

(59) 2019/09/08(Sun) 20時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

[次は、会堂くんからの情報(>>3:199)

『昨日、会堂くんから託されたメッセージです。
【誰かの「明日」を引き換えに、ループが発生するらしい】』

みんなと共有することを迷ったか、それとも伝聞・推量形であるから確信が持てなかったからか。
私宛に送られてきたのは、おそらくは会堂くんが忘れてしまった時の為だろう。
夢枕に亡くなられた弟さんが立っていた話は、無用な混乱を生んでしまうかもしれない。
今は共有を保留しておく]

(60) 2019/09/08(Sun) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ

[最後はヒナコさんがまとめてくれたレポート(>>3:276 >>3:277)。
なぜだか、これだけはリセットされることなく残っていたため画像で共有する。
『ここ 私が事故った場所』の部分はどうしようかとも思ったが、共有してほしいと言われたのだから手を加えずにそのままにしておく。
夜、ではなく朝になってしまったけれど。
少し能天気で丸っこい文字が彼女らしく可愛らしいな、と思った。
レポートの原本は大切に机の中にしまっておこう]

(61) 2019/09/08(Sun) 21時頃

【人】 綿津見教会 マナ

[澪ちゃんからの一旦集合の提案(>>57)。
それから少し考えて、

『集合ついでにみなさんへのお願いがあるのですが。
【9月1日が終わり、9月2日が訪れますように】という祈願をそれぞれ、紙に一筆したためていただけませんでしょうか』

そんなお願いを*送信した*]

(62) 2019/09/08(Sun) 21時頃

綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2019/09/08(Sun) 21時頃


甲板員 デリクソンは、メモを貼った。

2019/09/08(Sun) 22時頃


【人】 双生児 オスカー

う、なに。

[BBQって何がいるんだろ、どうしたら、ってネットを検索したりしてたら、グループチャットに少し毛色の違うメッセージが次々並んだ>>59
 根良井川と奏生橋の話。願いが叶うとか女子が言ってる迷信だと思ってたけど、思ったよりホラーでうさんくさい話だ。
 飛び降りで心中とか、そんな噂があるところに住んでんだな。

 それから、ループのこと。]

(63) 2019/09/08(Sun) 22時頃

【人】 双生児 オスカー

誰かの「明日」を引き換えに――……?

[>>60たった一発言にまとめられた、ループの発生条件。
 それは『みんなと遊ぶ9月1日』に楽しみを見出していたところにやってきた、衝撃の条件だった。

 いま、グループチャットで話してるのは何人?
 はじめは、何人いたんだっけ?
 ――いつの間にか、半分くらいになっている気がする。
 5回目で半分、24時を超えたのは4回。
 たぶん、ループを自覚する前の1回めと2回めの間にも誰かがいなくなったとして――今日を含めてあと2回くらいしか、9月1日は残ってないのかもしれない。
 それも、思い出を犠牲にしながらの継続。]

(64) 2019/09/08(Sun) 22時半頃

綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2019/09/08(Sun) 22時半頃


【人】 双生児 オスカー

[そこから先のレポートは、ほとんど頭に入ってこなかった。
 頭の中がそれどころじゃなかった、ってのもあるけど、単純に内容が難しかった。
 川は地下にもいっぱいある、だからどこで何が起きても川での事故、みたいな扱いになる?くらいの理解度だ。

 "事故った場所"については、ああ、事故だったんだ、と思うのと。
 それが愛海先輩から全体共有されるってことは、きっとヒナコ先輩は、ここではもう発言しないんだろうな、って思った。
 同盟の外に、また一人行ってしまった。]

(65) 2019/09/08(Sun) 22時半頃

【人】 CC レイ

[グループチャットに新着。
あたしは外に出られる準備を済ませつつある。

内容をみると、一番最初に来た『願い川と叶い橋に関する伝承』は、あたしが既に愛海先輩に教えてもらってること。図書館で根岸と見て、気味が悪くなったのをよく覚えている。
さっき、千早ちゃん達にも伝えておこうかと思っていたものだった。]

(66) 2019/09/08(Sun) 22時半頃

【人】 CC レイ

[二つ目は、しらない話だった。
すでに9月1日のループのことを忘れてしまった生徒会長からのメッセージ。

誰かの明日を引き換えに、ループが発生する。

……らしい……?

どう……いうことだろう……。
誰かの明日を引き換え……?

誰かに聞いたか、それとも会長が何か見つけた?
グループチャットが出来た最初のほうでだけ、会長がチラッとしていた夢枕の話が頭をよぎる。それきり夢枕についての話は全然きいていない……。

会長は忘れてしまった。きっと聞き出せない。
この辺りももう昨日の時点で知ってたってことなのかな……確信がもてなかったからみんなには秘密にしたってこと?根岸のことも変に言いよどんでいたけど関係ある?(あたしはすでに混乱しているといっていい状態だ)

『明日を引き換え?』……意味はわからない。明日がこない理由がそれ?引き換えってことは、ループを忘れてしまうことに関係しているんだろうか。]

(67) 2019/09/08(Sun) 22時半頃

【人】 CC レイ

[三つ目はかわいい字でいっぱいの画像だった。
ヒナコさんがまとめてくれたレポート、とのこと。

先輩こんなことしてくれてたんだ。……このレポートを愛海先輩が送ってくるってことは、雛子先輩も忘れてしまった、ってことなんだろうか。

なにかの本のコピーや、地図が重なったもの。
どうやらこの町の水路的なものが願い川に通じている、というものみたいだ。

『ここ、私が事故った場所』とある。]

(68) 2019/09/08(Sun) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

[少し考えて、いくつか返事を書く。]

『どこかに集合、わかった』
『商店街の横の、空き地のとこあたりにする?』
『紙、書いてく』

[共有された連絡事項には、触れなかった。]

(69) 2019/09/08(Sun) 22時半頃

【人】 CC レイ

[すこし頭がぼんやりするような、新しいわけのわからない情報で混乱しているような。
うまく事態を飲み込めずにいる。

あたしが返信したのは、こうだ。


 『 引き換えってみんなが
 忘れてくことと関係ありますか?』

 『 雛子先輩すごい。
 事故って何かあったんですか? 』]

(70) 2019/09/08(Sun) 22時半頃

【人】 CC レイ

[集合の提案にあわせ、愛海先輩からの具体的なお願い事が添えられている。(>>62)
『9月1日が終わり、9月2日が訪れますように』と紙にかこうという内容だ。

すでにわけのわからない状態だから、なんでも出来ることはしたい。あたしはそれに『お願い事、わかりました。あたしも書いていきますね』と返事する。あたしは紙とペンを用意した。

七夕の短冊みたい。もうずいぶん経ったけど……

颯成のいう商店街横の空き地に集合で、あたしはとりあえず了解した。

 『じゃあ空き地で』と返事をかえして、家を出ることになる。**]

(71) 2019/09/08(Sun) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

[紙、紙、何に書くといいんだろ。
 こういうのって和紙とか、そういう紙のがよかったりする?
 とはいえ和紙なんて――]

そうだ。

[勉強机の奥にしまい込まれている習字道具を引っぱり出す。
 そこには薄いなりに、そこそこ丈夫な和紙が入ってる、はず。]

(72) 2019/09/08(Sun) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

……――。

[9月1日が終わり、9月2日が訪れますように。
 その一文を書くまで、迷いに何度も手が止まった。
 インクが滲んで、文字の所々に変な点々がついている。
 ちなみに、さすがに書いたのは筆じゃない。サインペンだ。

 例えば、誰かの明日を奪って9月1日がやってくるなら、誰がやってるのか、その人はどうしてやってるのか、とか。
 川に祈るより考えることが多すぎた。
 それでも書ききったのは、書くって宣言しちゃったのと、流すかどうかは実際後から考えればいいやって思ったから。]

(73) 2019/09/08(Sun) 23時頃

CC レイは、メモを貼った。

2019/09/08(Sun) 23時頃


師範棋士 千早は、メモを貼った。

2019/09/08(Sun) 23時頃


[何より、その"誰か"のあたりがついているので。
 なおさら、どうしていいかわからない。

 優しく言葉をかけてくれたのを、肩に手をおいてくれたのを覚えてる。
 友達になって、向こう側に線を引いて、手を繋いだのを、覚えてる。]


……聞いてみようかな。

[いったい何から聞けばいいのかわからないけど。
 ループさせる手段?
 明日を奪う人選?
 どうしてループしたいの?
 誰もいなくなったら9月2日は来るの?
 ――来たら、レイ姉はどうなるの?]


【人】 双生児 オスカー

[書き終えた半紙をカバンにしまい込んで、出かけてきますと家の中に声をかける。
 出しなに『ちょっと、顔赤いよ。熱でもあるんじゃないの』って呼び止められて、ぎくりと肩が跳ねた。]

……暑いだけだって。

[やば。まだ赤かった。
 思春期には刺激の強い一日だったから、これだけ別のことを考えても、なかなか集まった血は解散してくれないみたいだ。
 空き地にはゆっくり行こう。
 顔の赤みが引くか、本当に暑くて顔が赤くなるのを狙って*]

(74) 2019/09/08(Sun) 23時頃

【人】 CC レイ

― 家の外へ ―

[あたしは、とくに迷いもなく、その内容をあっさり紙にかいた。

どういうものに書くのがいいのかわからない。あたしはわからないなりに、殆ど使わず余りっぱなしの水色の便せんに、その内容を書いた。あたしの字はたびたび小さいと言われるけど、今回も余白がすごい……でも、いっか。

愛海先輩からのメッセージにあったやり残し。そういえば……あれに返事してない。でも、あそこにはちょっと書く勇気なくて……。
あたしのやり残しはやり残しのまま。
けど、それをあたしはそれを些細なことと片づける。

そんなことより9月2日がきてほしい。みんな不安だろうし。

家を出た。あんまり一人でいたくないのもあって、すぐに。
商店街横の空き地に向かって歩いている。

外には法被のおじさんがやっぱり歩いている。
5回目のお祭りをしようとしてる。
空には昨日と同じような雲と、昨日と同じような色の空が広がっていて、天気も昨日と同じ晴れだった。

颯成も近所だから、もし姿を見掛けたら、空き地へ一緒にいって皆を待とう。**]

(75) 2019/09/08(Sun) 23時半頃

[――ただ、自覚がないだけで熱っぽいのは事実だった。
 考えてもみれば、もともと弱りかけの身体で、昼から日暮れまで水泳で体力を使い果たしたのだから、身体の防衛反応としては正常なはたらきだ。

 繰り返す9月1日は、病の進行こそしないとはいえ、身体を治すこともしてくれない。
 空き地につく頃にも、赤みは引かず頬は桜色に染まっている*]


【人】 師範棋士 千早


 『 大丈夫です 』
 『 こんなときだし 』
 『 それに、なんとなくですけど 』
 『 澪先輩のほうが分かるんじゃないかなって 』

[ 出口先輩の言うことが。
 という意味だったのだけれど、伝わるかしらん。

 返信がきたのを確認して>>48
 千早は手馴れた手つきで返信を打ち込んでいた。

 千早は1年生で、まだひよっこマネージャーで、
 選手じゃなくって……つまりそんな感じ。]
 

(76) 2019/09/08(Sun) 23時半頃

【人】 師範棋士 千早


[ 終わらない千早たちの夏休み。
 日を重ねるにつれて、それにも慣れて、
 一方で腹の奥底で渦巻くもやもやしたものが、
 膨れ上がっていくような感覚もあって。

 それが一体何なのか、 
 千早にはまだわからないまんまだ。

 けれど、”あとでまた”>>50って言葉に、
 すこうし、心が落ち着く。千早は一人じゃない。]
 

(77) 2019/09/08(Sun) 23時半頃

【人】 師範棋士 千早


 『 はい、またあとで! 』

[ ──って、澪先輩に返事をしたころには、
 グループチャットのほうが活発に動いていた。

 中でもとりわけ目を引いたのは、
 BBQにはしゃぐ男子中学生──じゃなくて、

 安住先輩から送られてきた、
 大量のレポートや情報の断片。

 千早の知らなかった事柄に順に目を通し、
 集合場所を頭に叩き込む。

 もう家を出ちゃったから、
 どこかで紙とペンを調達しなきゃって、
 持ち物のほうも確認しながら。]
 

(78) 2019/09/08(Sun) 23時半頃

【人】 師範棋士 千早


[ 誰かの明日を引き換えに。ってどういうことかしら。
 千早は早足で街を歩きながら考える。

 引換券にされちゃったのは、
 千早たちのやってこない9月2日なのか、
 それとも、このことを忘れちゃった人たちか。

 少なくとも、何かを引き換えにすることを、
 誰かが選んだなあ。って、千早は解釈する。

 それはもしかすると千早なのかもしれない。
 安住先輩が送ってくれた手順>>2:269なんて、
 当時の千早は知らなかったし守ってないけれど、

 ぱんっ! と手を叩いてお願い事をしたときに、
 恋愛成就を祈るほどの脈もなくって、
 明日が来なきゃいいって、頭の片隅で思った。]
 

(79) 2019/09/08(Sun) 23時半頃

【人】 師範棋士 千早


[ ぐるぐると思考は巡る。
 後悔とか、不安とか、そういうたぐいの。

 ところで、千早は街を歩いていて、
 ペンも紙も持ち歩いていなかった。

 どうしようかしら。と思っていたら、
 前方に見覚えのある背中を見つけて、
 千早はいつぞやのように駆け寄る。]

 すみません! そこの、根岸先輩。
 どこ行くんですか? へえ、図書館。
 涼しいですもんねえ。ところで根岸先輩。
 紙とペンを持っちゃあいませんか。
 貸してほしいんです。ちょっと、ちょっとね。

[ 千早があんまりな勢いだったからか、
 根岸先輩がちょっと身じろぎした。気がする。]
 

(80) 2019/09/08(Sun) 23時半頃

【人】 師範棋士 千早


[ 何はともあれ、千早は紙とペンをお借りし、
 指示にあったように、お願い事を書いた。

 9月1日が終わり、9月2日が訪れますように。

 何気なく書き始めた文字だったけれど、
 はっきりと言葉にしてしまうと、
 気持ちは切実なものに変わっていって。

 不安定な場所で書いたせいで、
 歪な仕上がりになってしまった。

 しかも、ノートの切れ端にボールペン。
 誰かが和紙だとか気を遣ってるなど知らず。

 しかし、まあ。気持ちだけはこもっている。]
 

(81) 2019/09/08(Sun) 23時半頃

【人】 師範棋士 千早


 ありがとうございます、根岸先輩。

 ……あ、そうだ。あのですね。
 根岸先輩、水難の相が出ているので、
 水場には近づかないほうがいいですよ。

 私、こう見えて占いに凝ってるんです。

[ 特に意味はないかもしれないけれど、
 念のため。千早の気持ちの問題である。

 それじゃあって立ち去る千早を、
 根岸先輩はやっぱり怪訝そうに見ていた。]
 

(82) 2019/09/08(Sun) 23時半頃

【人】 師範棋士 千早

──空地へ──

[ 軽やかに千早は駆けてって、
 集合場所に指定された空地に駆け付ける。

 財布とスマホと紙切れ握り締めて、
 制服には不釣り合いな軽装備だった。

 必要ならば商店街も近いわけだし、
 買出しに行こうか。って思ったんだけれど、
 ひとまずは誰かの到着を待つことにしよう。**]
 

(83) 2019/09/08(Sun) 23時半頃

師範棋士 千早は、メモを貼った。

2019/09/08(Sun) 23時半頃


[すこし赤くなったほっぺの颯成をみつけた。
あたしは颯成に声をかけた。]


 鬚ッ謌


[颯成と呼ぶ声にいつもの水音が被って二重になる。*]


【人】 双生児 オスカー

[まだ空き地に向かってる途中のこと。
 背の高い見慣れた姿に一瞬足を止める。
 レイ姉>>75だ。

 そりゃそうだ、同じ所に近所から向かってる。
 会わないほうがおかしいんだけど、何となく、特に意味もなく、顔の赤さがバレないで、少し遠回りして、時間をかけて着く。
 そんな予定を勝手に立てていた。

 いいや、暑くて赤いってさっきも言ったばっかだし。
 今なんて外にいるんだから、家の中より自然なはず。]

レイ姉。

[気づかず通り過ぎるほうが不自然なくらいの間柄。
 声をかけない選択肢はなくて、呼び止めて駆け寄る*]

(84) 2019/09/09(Mon) 00時頃

[そうして呼び止めたせいか、名前を呼ばれる。]

……なに?

[溺れるみたいな水音が重なることにも、だんだん慣れてきた。
 慣れてきたけど、聞きたいことがたくさんありすぎて、それをどうやって切り出すかまだ迷っていて、少しぎこちない返事になった。]


[あたしは見掛けたから呼び止めた。
それ以上でもそれ以下でもなく、宍井澪というあたしは、可愛がっている幼馴染の見知った顔があれば声をかける。そういう女の子だった。]


 荳?邱偵↓縺?%

[9月1日のあたしの一緒にいこという声に、死んだあたしの溺れかけの音が重なっている。
颯成の返事は少しぎこちない。あたしは理由を別に聞こうとしなかった。
まだ午前の日光が降り注ぐなかを、並んで歩こうとする。
だって目的地は同じじゃなかったっけ。]

 縺ェんか顔赤い

[ほっぺの赤さは暑いせいかな?]


[一緒に行こ、の誘いには頷いた。
 そのつもりで近づいていったから、言われなくても一緒に行くのは確定事項だと思ってた。
 ここまで来て別れる理由なんてない。
 自然と隣を歩きながら、時々ちらりと様子を窺う。
 本当に、レイ姉が、もしかしたらヒナコ先輩が、このループを起こしてるんだろうか。
 信じたくない気持ちが、想定を確信にするのを嫌がる。]

あ、暑いから。

[顔赤い、って指摘されて、用意してた答えを返す。
 触られたら、本当に少し熱いはず。]


【人】 甲板員 デリクソン

-自宅-

[目に付くあたりに送ったメッセージが返ってくる。
とりあえず、まだ『ループ』を繰り返している人間がいることは確かだ。]

(85) 2019/09/09(Mon) 01時頃

[暑いせいで顔が赤くなっているとのことだ。
だから、あたしは、またはあたしたちは「大丈夫?」と聞く。]

 螟ァ荳亥、ォ?

[上手く発音できていないものと重なり合って聞き取りにくかったろうけれど。

途中に自販機をみつけて、あたしはそれを指さした。
熱中症とかを考えて、つめたいものや水分をとらせなきゃと思ったんだと思う。]


【人】 甲板員 デリクソン

[この夏に『忘れモン』があるのは確かだ。
そこに間違いはない。
ついでに言うとこの先の将来も決まっていない。

ただ、『9月1日が終わってほしくない』なんて、微塵も思ってないわけで。
戻れるンなら『あの試合のあの瞬間』に戻りたいわけで。]

(86) 2019/09/09(Mon) 01時頃

[颯成のほっぺはおそらくあたたかかった。
9月1日のあたしにはわかったみたいだ。
あたしは自販機にお金をいれている。
冷えたお水を買った。]


【人】 甲板員 デリクソン

…………出来上がりっと。

[だから案外簡単に書けた。
『オレは9月1日が終わり、9月2日が来ることを望んでいる』と。]

(87) 2019/09/09(Mon) 01時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

[そして、そこに一文言加えるか悩む。]

(88) 2019/09/09(Mon) 01時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

[もし、誰かとつながっていたくて、この『ループ』を続けているんだとしたら――――]

(89) 2019/09/09(Mon) 01時半頃

[ごぼごぼ水音が混ざる声は、それ単品ではかなり聞きづらいけど、外のレイ姉と声が重なるから、まだ聞き取れる。
 外のレイ姉が口を閉じたら、たぶんまた聞こえる音だけ拾いながら想像するばかりになるだろう。]

ん、うん、大丈夫だけど。

[大丈夫だけど、自販機にある冷えた飲み物は魅力的だった。
 暑いし、ちょっと頭がぼんやりするのもすっきりしそうだ。
 熱中症、なんていうほどのものじゃないけど、熱いし喉は乾いてた。]


[9月1日のあたしの手は家ではよく冷えていたけれど炎天下に出せいで、だんだんまわりの温度に馴染もうとしている。

家では冷房がフル稼働していて、ほんとうは死んだあたしの身体を冷やすのに必死な8月が、9月1日にまで残りっぱなしていた。

あたしはお水を差しだした。]


【人】 甲板員 デリクソン

[せめて奪われるのはオレの『明日』であってほしいな、と思っている。
他のヤツらの明日が奪われるくらいなら、*いっそ*]

(90) 2019/09/09(Mon) 01時半頃

[レイ姉の手が、つめたい、と思う。
 頬が熱いから、とかではなくて、もっと冷えきった温度。
 気持ちよくって、ほう、と息を吐いた。]

ありがと。

[つめたい水を買ってもらって受け取る。
 さすがに水のほうが、指よりつめたい。
 ペットボトルに頬当てて軽く冷やして、それから蓋を開けて中身を飲んだ。
 冷えたものが喉を降りていく感覚がある。
 思ったより、身体は熱かったのかも。]


[水で冷やして、中身を飲んで、一時的には身体の熱は落ち着いた。
 空き地の方へゆっくり歩けば、そのうちに頬の赤みも引いてくる。

 また一度、二度、レイ姉の方を見て。
 生唾を飲む代わり、もう一口水を飲んで、息を吐く。]

……ねえ、レイ姉。


みんな忘れちゃったら、2日が来るの?

[聞きたかった質問を、順番を入れ替えて聞いてみた*]


【人】 双生児 オスカー

[声をかけて合流して、そのままレイ姉とふたり空き地にたどり着く。
 暑いと訴えて途中で買った水のペットボトルを片手にぶらぶらさせながら。
 水を飲んだせいか、頬の赤さは引いている。]

岸の姉ちゃん。
早いね。

[そこにはすでにもう、一番乗りの同盟員が待機していた>>83**]

(91) 2019/09/09(Mon) 02時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2019/09/09(Mon) 02時頃


[颯成が水をのんでいる間、立ち止まっていた。

9月の日差しに、道行くひとたちが照らされている。
買い物に行く人。お祭りに行く人。バス停へ行く人。
いろんなひとたちが9月1日という今日の予定を繰り返すのに忙しく、いま、ここで立ち止まってるのはあたしたちだけだった。

あたしは颯成の質問を首を横にふる。

9月1日のあたしは疑問を聞き取らない。
お祭で「あの人は死んでいるんだ」と話した時のように。

あたしはたぶん、わらっていたのだと思う。
友達と話す時に宍井澪というあたしは、笑うこともあったから。

みんなが忘れても、9月1日はこない。

あたしはそれを、どうしてかしっていた。]


[みんなが忘れても、9月2日はこない。

みんなが忘れても、あたしの『願い』には関係がない。
みんなが忘れることは、あたしの『願い』を叶えない。

だから、みんなが忘れても、あたしがあたしの願いを叶えるまで9月1日は終わらない。
或いは、あたしの願いが『叶わなかった』ということになるまでは。]


[何か聞くならば、目蓋がとけるまで焼かれ続けたあの人のほうが、向いていたんだろう。正気(というものがどういうものか、どれほどもあたしには分かっていないのだろうけど)のままのあの人のほうが、きっと。ずっと。


……そういえば「死が二人を分かつまで」を乗り越える絆みたいなドラマチックな物語を羨ましがられたことを、あたしは理解ができなかった。いまもできていない。

あたしたち二人が「うらやましい」といわれたものこと。

こうして4回目が済んでみれば、あの人は手にいれたとも言えなくないじゃない?
()()

繰り返してきたことを忘れてしまったあの男の子は、この繰り返しに馴染んでいって、イトコをどうにかしてしまったと聞いたとしても、死と生の垣根を越えて、忘れたくないような女の子とのステキな夜に、死をあじわったみたい。

溶けた金属みたいにわらってたあの人は、ステキな物語を手にいれた。

今日は、あの人の焦げたにおいを感じなかった。]


[あたしという存在のなかには、望んだ答えや聞き取りやすい言葉なんて、果たしてあるのかどうかもわからない。

あたしという存在は、もう誰かとわかりあい、分かち合い、これからを目指すものじゃない。だって死んでいる。
死んだ時点であたしの「生きる」とか「これから」とか「いつかまた」とか「来年」とか「あした」とか、すこし先の未来を行動するために作られてきた価値観は、幽霊のあたしにはちょっと大きすぎる情報だった。

だからきっと、颯成は、とても上手に聞いたんだ。]


【人】 CC レイ

― 空き地 ―

[颯成と合流して商店街を歩いてきた。
途中で自販機で水をかった。
一番乗りしていたのは千早ちゃんだった。(>>83)]

 おはよ、千早ちゃん。

[あたしは結構さみしがりのところや、こわがりなところがあるのだろう。もうひとりと合流できるだけで、すこしほっとしている自分を感じる。
みんなを待つ間の雑談がてら、個別メッセージで交わした話を持ち出した。]

 まだ出口先輩の忘れ物の話、聞けてないんだよね。
 来たら聞こうとおもって。 

[合流して質問してみたら、もしかしたら教えてくれれば聞けるのかもしれないけど。いまはまだ、あたしは出口先輩の夏と繰り返しに纏わる話をしらない。(>>86)]

(92) 2019/09/09(Mon) 04時頃

【人】 CC レイ

 ………

[あたしは愛海先輩や千早ちゃんに言われていた『他にやりたいことがある人がいれば』を思い付く。
試すのはこわい、と思っていて、まだチャットには書いていない。
文字にした端からびびって消しちゃってダメだった。]


 昨日、プールで千早ちゃんさ。
 『結末知ってる人が勝手に変えてもいいのか迷った』
 って話してくれたじゃない?

[秋山先輩の『溺れる』という結末を、勝手に結果を知ってるものが変更してもいいのか迷っていたということについての話だ。(>>20)]


 考えてみたんだけど。今日も。

 あ……き山先輩さ。
 今日もあたし、川に近づけないようにしたいのね。

(93) 2019/09/09(Mon) 04時半頃

【人】 CC レイ

[だから、あたしは秋山先輩を多分誘ってみるべきなのだ。
あたしはどうにも、日付け毎に言い訳を探してしまう臆病者で……]



 千早ちゃんて、
 どんな風に勇気出してる?

 
[これでも、昨日泳ぎを教えたことや、この奇妙な繰り返しのなかでかけてもらった言葉が積み重なって出た言葉だった。

今日もまた、9月1日がループしていることを忘れている人がいて、あたしは会長がいなくなって、ああ、ひどい事を思ったなとさえ思った。もう『巡ってきた今日を楽しむ』資格は持っていないのかもしれなくて。

まぁ、結果楽しそうな澪先輩になれるのかはわからない。
もし興味がなかったら、あっさり断られるのだろうし。(>>0:6)

あたしは千早ちゃんと正反対で、どうにもぐずぐず逃げ腰で、気丈にいられるわけもなく、取返しのつかない大失敗がこわくてこわくてしかたない。そういうこれまでだったから、あたしはずっと憧れていた千早ちゃんの勇気の出し方を聞くことにした。**]

(94) 2019/09/09(Mon) 04時半頃

【人】 師範棋士 千早

──空き地──

 澪先輩おはようございます。
 大須賀もね。おはよ。

[ ひらひらと手を振りながら答える。
 BBQするなら何が必要かなって、
 ぼうっと考えていたところだった。

 出会い頭に切り出された話>>92に、
 千早はうーんと曖昧に笑って相槌を打つ。]

 関係あるかはわかんないですけどね。
 もしかしたら、全員の夏への未練的な、
 そういうのを解決してったら、
 いつかループも終わるのかなって……
 

(95) 2019/09/09(Mon) 09時半頃

【人】 師範棋士 千早


 ……思ったんですけど、
 そもそも自分の未練も思い浮かばないんじゃあ。

[ どうしようもないんですよね。ってこと。

 けれど、澪先輩にそれらしきものがある>>93なら。
 千早は合点がいったように、にいっと笑い、

 ……とはいえ、勇気の出し方。なんて、
 意識をしたこともなかったので、少し悩み。

 それでも、たぶんこういうこと。
 って答えを見つけて、口を開く。]
 

(96) 2019/09/09(Mon) 09時半頃

【人】 師範棋士 千早


 今日声をかければ、明日声をかけるより、
 1日多く一緒に過ごせるわけじゃないですか。

 それってなんていうか、
 絶対今すぐ突撃しちゃうのが、
 1番お得じゃないですか?

[ 断られたらって?

 その想定が事前にできるんなら、
 多分千早は、告白なんかしなかっただろうし。]

 ”溺れるのが心配”なら、
 目の届くとこにいてもらうのが、
 絶対1番安心ですしね。でしょ?
 

(97) 2019/09/09(Mon) 09時半頃

【人】 師範棋士 千早


[ あははって千早は笑った。

 運命を捻じ曲げるとか、そういうこと、
 考えるのはいったんよそうと決めて。]

 それじゃあ、本格的にBBQの準備します?
 商店街で、大体のモノは揃うと思いますけど……

 網? とか、炭? とか、
 食材以外のとこが難関な気がしますね。
 大須賀、食べたいものは?

[ 3年生たちの合流を待ちながら、
 商店街にあるお店を思い浮かべ始めた。*]
 

(98) 2019/09/09(Mon) 09時半頃

師範棋士 千早は、メモを貼った。

2019/09/09(Mon) 09時半頃


【人】 綿津見教会 マナ

― 自室 ―

[出かける準備と、願い事をしたためる準備をしてからスマートフォンを確認する。
共有事項に対して反応があったのは、澪ちゃんだけだった。
無理もない、あんな内容をワッと一気に見せられたのだから噛み砕くにも時間がかかるだろう。
私も知らない状態だったら……質問責めしているかもしれない]

(99) 2019/09/09(Mon) 11時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

[まずは、会堂くんに託されたメッセージへの反応(>>70)に返信。

『会堂くんからのメッセージは伝聞の伝聞ですので私の推測になりますが
現に繰り返しの記憶が失われている人いますし、その事を示していると言っていいと思います。
ただ、【「記憶」と引き換え】にではなく【「明日」と引き換えに】となっているのが気になります。
もしかしたら、ただ繰り返しの記憶を失うだけではないのかもしれません。
そして、今日で終わらすことができなければ、おそらくはまたこの中の誰かの「明日」が引き換えとされるのでしょう』

会堂くんから送られてきた時間はおそらく、ヒナコさんと会っていたころのモノだろう。
だから、その内容は私から見れば疑うべくもなく。
ただ、引き換えにされる「明日」の意味を確認する術はもうない]

(100) 2019/09/09(Mon) 11時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

[続く、ヒナコさんの事故に対する言及には、

『大きな事故なら、ニュースになっていたかもしれませんね』

と、だけ。
もしかしたら、そのことに関する記録や記憶は繰り返しの中では削除されているのかもしれない。
ただ、確認するのは受験に関係ありそうな時事のニュースだけで、友人と噂話もしない生活を送っていた私にはそうでなくとも知るべくも無かった事だろう]

(101) 2019/09/09(Mon) 11時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

[お願いに関しては特に異論なく受け入れられたようだ。
藁にもすがりたいような状況だからだろう。
もしかしたら、何らかの反応がみられるかもと思ったが]

(102) 2019/09/09(Mon) 11時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

[硯の上、水滴を薄く延ばすように墨で円を描く。
ヤギの柔らかな毛を使用した筆にたっぷりと墨を染み込ませ、滴る分を硯のふちでそぎ落とす。
半切に向き合い、数度深呼吸。
真っ白な紙面に、書くべき文字をイメージする。
字体は行書体で。
【9月1日が終わり、9月2日が訪れますように】
勢いを切らさず、一息で書ききる。
うん、中々達筆ではないだろうか。
後は、片づけをしつつ乾くのを待って集合場所へと向かおう。
……ドライヤーで乾かすか。
そんなことをしているから、集合場所にたどり着くのはメンバーの中でも最後の方となる]

(103) 2019/09/09(Mon) 11時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

― 空き地 ―

おはようございます。

[そんな挨拶と共に集合場所、商店街横の空き地にたどり着く。
小脇に保冷剤を詰めたクーラーボックスを*抱えながら*]

(104) 2019/09/09(Mon) 11時半頃

綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2019/09/09(Mon) 12時頃


師範棋士 千早は、メモを貼った。

2019/09/09(Mon) 12時頃


【人】 CC レイ

― 空き地 ―



 全員の夏の未練的な……?



[9月1日の真っ青な空の下、千早ちゃんは少し困ったように曖昧に笑っていた。

多分、千早ちゃんは出口先輩との会話の内容を教えてくれていて、これは『この9月1日が誰かの未練のせいで続いているかもしれない』なんてもしもの話。

もしもにしか、なりようがない。
誰も『この理由で続けているんだ』とは教えてくれないのだから、わかりようがないんだもん。

もしかしたら『誰かとつながっていたくてループをさせている』のかもしれないし、『この夏に忘れ物がある』のかもしれない。誰もそれに答えない。]

(105) 2019/09/09(Mon) 15時半頃

【人】 CC レイ


[願い川は、今日も町のあちこちと繋がって、
ただ静かにそこにある。]

(106) 2019/09/09(Mon) 15時半頃

[8月に死んだ未練のあたしは千早ちゃんをみていた。
8月に死んだ未練のあたしは、生きてる彼女たちに対して話すことなんてない。

ここで、8月のあたしが言葉を交わせるのは颯成だけ。]


【人】 CC レイ

[じゃあ、いよいよ未練めいたものを残しているのは、あたしのものと、しいて言うなら愛海先輩のBBQと、出口先輩が何かあれば?(出口先輩の未練は、9月1日じゃ解決しないことをあたしはまだしらないけど)

逃げたい気持ちはあるのだけど、連日かけてもらった言葉があたしの逃げそうになる脚を引き留めている。

朝、千早ちゃんは言っていた。『それより、早く明日が来てほしい』って。

千早ちゃんは『このループのせい』で、前に進みようがないままでいる。千早ちゃんの大事な返事は、明日もらえる約束だった。]

 ……じゃあ、あたしの分くらいは
 せめて解決しようと試してみないと。

(107) 2019/09/09(Mon) 15時半頃

 
[あたしがこの街を引き留めてたった1日を繰り返す間、千早ちゃんは何度も返事をもらい損ねている。

願い川も、未練そのもののあたしも、それを理解しようとはしない。]


【人】 CC レイ

[にーっと笑った千早ちゃんが『今すぐが一番お得じゃないですか?』という。

『もし断られたら?』は、あたしの得意分野だ。
だからそれは、千早ちゃんに心配してほしいことじゃない。
あたしは、なれるものなら、目の前のこの子みたいに少し無鉄砲になってみたいと思っていた。]

 ――そっか。

 そうかもね。


[ありがとうとお礼も添えて、あたしは頷いた。]

(108) 2019/09/09(Mon) 15時半頃

師範棋士 千早は、メモを貼った。

2019/09/09(Mon) 15時半頃


【人】 CC レイ

[本格的にBBQの準備をしようか、なんて千早ちゃんと颯成と話していたら愛海先輩も到着だ。
さっき届いていた返信のことも、お願い事をかいた紙をどうするかも、気になってる。]


 愛海先輩おはようございます。

[愛海先輩はクーラーボックスを抱えていた。
これは多分、やることになりそうだな、BBQ。]

 先輩、お願い事、書いてきました。
 あの紙どうするんですか? 

(109) 2019/09/09(Mon) 15時半頃

CC レイは、メモを貼った。

2019/09/09(Mon) 15時半頃


【人】 師範棋士 千早

──空き地──

 そうですよ。
 だって、高校生活なんてあっという間、
 ……なんですし。本来は。

[ そうかも。と言う澪先輩>>108に、
 今は説得力のないセリフを吐いて、
 へへ、と苦笑したところだった。

 新たに到着した人影>>104に視線を移す。]

 あ、安住先輩。おはようございます。
 それってもしかして食材ですか?

[ なんて、視線はすぐにクーラーボックスへ。]
 

(110) 2019/09/09(Mon) 16時頃

【人】 師範棋士 千早


 必要なもの、商店街で調達できるかなって、
 一応考えてたんですけど──、

[ すっかりBBQに気を取られていた千早は、
 澪先輩が安住先輩に尋ねる>>109のを聞いて、
 ようやく準備した紙の存在を思い出した。]

 あ、そうだ。
 私も書いてきましたよ。

 ……外で書いたんで、ちょっと汚いですけど。

[ まさか本格的なもの>>103の存在も知らず、
 少しだけ気まずそうに、紙一枚取り出して。*]
 

(111) 2019/09/09(Mon) 16時頃

[あたしという8月に死んだあたしは、願い川に願い、叶い橋が叶えようとした、ホントはいない宍井澪だ。

『願いを叶えようとする』宍井澪は、本当は夏休みにはいなかった。

たとえあたしが今日の今日まで生きていたとして、あたしは願いをかなえようとなんてしなかっただろう。
ずるずる夏が終わって秋になって冬がきて春がきて、先輩が卒業していくまでを、ただ足踏みして終えていたかもね。

千早ちゃんのいうとおり、高校生活なんてあっという間、なのだから。]


【人】 CC レイ

[千早ちゃんが言う通り、あと半年もすれば、秋山先輩は卒業するし、受験シーズンに殆ど三年生はきてないかもしれないし。今一番仲良くしてる部活同じの友達あたりも、千早ちゃんと同じようなことを言う。]

 そう……だね。皆にも言われます……。

 時間が普通に戻ったら、
 めっちゃ一日早く感じそうじゃない?
 
[苦笑いの顔が見えたので、また毎日1日づつ日々がすぎる普通の日々の話に変えてしまおう。]

 コンロとか炭とかいるよね?けっこう大荷物だ。

 焼くのも、どこでしよっか。
 川?公園とか?

[BBQ、部活の子たちとはしたことあるけど、その時も友達の家でやったしなあ。家族とはしたことないし……]

 あっ、あたしもこれ……。

[千早ちゃんが紙を取り出すのに続いて、折り畳んだ便箋ひとつ取り出した。]

(112) 2019/09/09(Mon) 16時半頃

[あたしは願いをかなえようとする宍井澪だ。
あたしは夏休みまでに秋山先輩を誘おうとしようと出来るを叶えて願ってその通りにするだけの宍井澪。

あたしの意志はあたしの意志である前に死んだあたしを引換券にしたあたしの願いでありその願いはもとのあたしの意志であり意思とは『そうしようとする』とはなにが命令し何が発生させ何が行動にうつすのだろう。

セミが鳴いている。
セミは鳴くという意志をもって鳴く?
それとも、鳴く機能が備わっているから鳴く?

あたしはあたしの願いのためにあり、あたしはあたしに願われたからここにある。

8月に死んだ宍井澪が秋山先輩に送ったメッセージはすべて、未練というあたしなりに、秋山先輩をお祭に誘おうとしてのものだった。生憎と、幽霊からのメッセージはマトモに届かなかったので、『試みる』だけはしているものの、全て虚しい試みだったし、あたしは今もまさに、それがわからない。

あたしは秋山先輩を川に沈めたあの日、まだ『断られたから』悲しんでいない。『聞いてさえもらえない』と悲しんでいた。]


[あたしが妬んで昨夜おそくに頭を痛めておぼれ死んだあの男の子が街の一部になって繰り返すことに幸福を感じるのも、願いに一歩近づけたせいかもしれず、それは、世界を繰り返すという機能の完成に一歩近づいたという信号であるかもしれない。

なにを嬉しいと感じるか。どうして嬉しいと感じるか。
そこに心という名の機能が介在しているといえるのは、『そのようにみる』人がいる時だけ。]


[繰り返す街に配置された9月1日の宍井澪は、生まれて周囲の環境に左右されつつ育ったあたしの人生の通りの宍井澪だ。9月1日を継続するあたしは、臆病でなくなりたいと思い始めている。

もし、この繰り返す町に9月1日の宍井澪と一緒に繰り返すあの人たちがいなかったら?
きっと9月1日のあたしは、諦めることしかしなかったでしょうね。*]


【人】 綿津見教会 マナ

根良伊川に流して、お願いしようかと。
もし、川が誰かの願いを叶えて9月1日を繰り返しているなら、その誰かも含めた全員で終わることを願えばそちらを叶えてくれるかもしれませんし。
川が関係なかったとしても、不思議な出来事ばかりですからひょっとしたら願いを叶える力があるかもしれませんし。
皆で一つの事を願う、灯篭流しのようなちょっとしたイベントみたいなものということで。
もちろん秋山くんは川に近づけませんが。
それでは、預からせていただきます。

[そんな事を言いながら、クーラーボックスを一旦地面に地面に下す。
そうしてから、差し出される紙を集めて回った。
字のことを気にして気まずそうにしている岸さん(>>111)には『大丈夫ですよ、こういうのは気持ちが大事ですから』などと。
そして、自分の半切も取り出してひとまとめにしておく]

(113) 2019/09/09(Mon) 17時頃

【人】 綿津見教会 マナ

ええ、基本的な食材は入ってますので後は各々好きな食材を買えばよろしいかと。
それから、機材はレンタルに電話しておきましたのでそちらに寄って回収していきましょう。
場所は……花火をした公園が良いのではないでしょうか。
川は近いですが、溺れるほど近くではないですし。

[ボックスの中には、牛、豚、鳥にちょっとした魚介、そして一通りの野菜が。
ふう、一息はいてその上に腰を下ろして額の汗を拭う]

(114) 2019/09/09(Mon) 17時頃

【人】 綿津見教会 マナ

[そうしてからひっそりと、しようとしてこの人数だし意味はなかったので堂々と澪ちゃんの方へと近づく]

つい、たった今、ちょっと小耳にはさんだんですが。
澪ちゃん、なにかするつもりですか?
できる限りの協力をお約束しますよ。

[なんだか*青春の匂い(>>108)がしたのだ*]

(115) 2019/09/09(Mon) 17時頃

【人】 師範棋士 千早

──空き地──

 わ、安住先輩、
 何から何までありがとうございます!

 私も公園に一票で。
 澪先輩、川はないでしょう。

[ 安住先輩の準備の良さに感嘆しながら、
 場所の選定>>112>>114に口を挟む。
 秋山先輩を誘うんですよね? ってことだ。]
 

(116) 2019/09/09(Mon) 17時頃

【人】 師範棋士 千早


 あ、なるほど!
 願い川に叶い橋、ですもんね。

 あんな伝承があるなんて、
 知らなかったのでびっくりしました。

[ 安住先輩から送られてきたメッセージを思い出し、
 ははーんと納得顔の千早である。
 未だに噛み砕けていない部分も多いが、
 伝承の部分は千早でも理解ができたので。]
 

(117) 2019/09/09(Mon) 17時頃

【人】 師範棋士 千早


[ モノを運ぶ手伝いくらいはしようと、
 椅子になってるクーラーボックスを見下ろしつつ、]

 なんなら、忘れちゃった人たちにも、
 声だけかけてみましょうか。

 願掛けなんて意味わかんないでしょうし、
 川には近づけないにしても、
 このおかしな9月1日の関係者、ですし。

[ 来てくれるかもわかんないですけどねって、
 ほんの思いつきを口にしながら。

 塾の先輩の連絡先くらいなら、
 千早だって知っているのだし。**]
 

(118) 2019/09/09(Mon) 17時頃

師範棋士 千早は、メモを貼った。

2019/09/09(Mon) 17時頃


【人】 CC レイ

― 空き地 ―

 え。レンタルとかもしておいてくれたんですか?
 すご。ありがとうございます。

[だから彼女は少し到着が後になったのだろう。
うーん、ループするとすっかり決め打ってしまえば、好きなものも食べたい放題だ。あまり気にせず美味しいものを食べるのもいいのかもしれない。とはいえ、9月2日がきちんとやってきて、お財布がすっからかんになっていたとして昨日の自分に文句もいえないけど。

さて――場所も決まってしまった。
いよいよ逃げ隠れはできない。]

 花火した公園、ですね。
 や、なんかBBQっていえば山か
 水辺のイメージあって……。

(119) 2019/09/09(Mon) 17時半頃

【人】 CC レイ

[堂々とやってきた愛海先輩にも白状することにきめる。
別に先輩に内緒にしたかったわけではない。
あのグループチャットで言うのが憚られたのは、文章にできなかったのもあるけど、会長とか雛子先輩とか出口先輩とか、ほら……なんか恥ずかしいじゃないか……お気持ち表明みたいな……。]
 
 ………えと、
 秋山先輩を、BBQに、誘っていいですよね?
 溺れちゃやだし。
 他のみんなも、誘ってみるわけだし………

[まごまごと言う。水泳部の人にはけっこう知られているのだが、あたしは秋山先輩に片思いをしている。]

 ………ほんとは、お祭りに誘おうと思ってたんです。

[なんて、まごまごと返事をした。]

(120) 2019/09/09(Mon) 17時半頃

【人】 CC レイ

[そして、あの願い事を書いた紙をどうするのかをきき、ああ、とあたしは頷いていた。]


 ああ、『願い川』だから。

[灯篭流しみたいなイベントだと愛海先輩が言う。
愛海先輩が纏めていた伝承関連のルーズリーフにも、随分死にまつわる話が多かったようだ。言い様も丁度いいといえば、丁度いいのかもしれないな。
9月1日、この時のあたしはまだ、この9月1日に『死者』が関わっているとすら、まだ知らない。]


 じゃ、流すのは橋からにします?
 『叶い橋』だし……

[願いが『願っただけ』で終わっちゃ困る。
叶わなければ意味がない。
あたしはそれに妙な既視感を感じている。

愛海先輩に紙を手渡して、願い川で溺れた秋山先輩のことを考える。近づけないように「まずは」あたしには、することがある。]

(121) 2019/09/09(Mon) 17時半頃

レイは、マナが昨日プールでめちゃめちゃ青春をしてたことを思い出す。

2019/09/09(Mon) 17時半頃


レイは、千早ちゃんには感謝しきりだ。

2019/09/09(Mon) 17時半頃


レイは、オスカーの体調もちょっと気にしている。水分とって落ち着いたかな?

2019/09/09(Mon) 17時半頃


[あたしはあたしが願いに近づいているのを拒絶もせず、なに思うところもなく傍観している。この9月1日が終わり、宍井澪が終わったとして、あたしの願いは困らない。或いは、この9月1日が終わらず、誰もかれもがただ9月1日をなぞる機能になったとして、あたしの願いは困らない。]


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2019/09/09(Mon) 20時頃


マナは、レイが白状したのを聞いて、目を見開いた。全然気づいていなかったのだ。

2019/09/09(Mon) 20時頃


マナは、レイが秋山くんとBBQ中二人きりになれるようにと考えを巡らせている。

2019/09/09(Mon) 20時頃


【人】 綿津見教会 マナ

ええ、『願い川』と『叶い橋』です。
伝承に則って橋から落とすのが作法でしょうね。
BBQが終わって無事な解散を見届けてから、希望者でやりましょう。
私に託してくれても構いません。

[秋山くんを始め、記憶を失ったメンバーへの声がけをするという提案には頷きを返す。
願掛けをするなんて言ったら、笑われるだろう。
この内容であれば、首を傾げられるか]

それでは、誘っても不自然ではない人から誘いを掛けると言うことでよろしいでしょうか。
秋山くんは、澪ちゃんが誘うように。
そして、私は不自然ではない相手がいないので器具の受け取りをします。
ボックスの方はお願いしても?

[ぽんぽんと、ボックスを叩きながらそんな事を言った]

(122) 2019/09/09(Mon) 20時半頃

【人】 綿津見教会 マナ

他にも、やりたい事があったら何でも言ってください。やり残しがないよう。
ヒナコさんのように、何時か何処かで誰かが事故にあっていたなんて可能性もあるのですから。
わかってからでは、遅いこともあるのです。

[目の上に手をかざし、空を見上げる。
*今日も空は青く、今日も日差しは暑い*]

(123) 2019/09/09(Mon) 20時半頃

綿津見教会 マナは、メモを貼った。

2019/09/09(Mon) 20時半頃


[まだ、空き地につく前のこと。
 水を飲む間にレイ姉から返ってきた答えが意外すぎて、目を見開いた。
 誰かの「明日」を引き換えにまた9月1日が来るんじゃないの?
 だけど、みんなが忘れても9月2日は来ないらしい。
 逆に言えば、
 いよいよ不思議になってきた。]


えーっと……

[水のボトルのキャップを閉めて、少し考える。
 聞きたいことのうち、いくつかが変わったし、なくなった。
 ひとつ、明日が来たらレイ姉はどうなるのか。
 来ないから、関係ない。
 ひとつ、人選の話。
 これは順番じゃなくて、理由探しになる。
 次は誰、じゃなくて、みんな忘れても来ないままならどうして奪うの、だ。
 けど、原因探しより、意味よりも大事な確認があった。]


じゃあ、もう二度と2日は来ないの?

[これにYesが返ったら、何をしてもしょうがない。
 ゆっくり歩き出しながら、話を続けようとした。]


【人】 双生児 オスカー

――空き地――

[岸姉に迎えられて、ひらひら手を振り返す。
 レイ姉が忘れ物>>92とか勇気>>94とかいうのは、はじめはそれこそ?をいっぱい並べて聞いていたけど、夏への未練>>95、と聞こえてきて、ようやくなんとなく合点がいった。]

つまり、誰かに未練があって、夏休みを終わらせるわけにいかなくて、シューネンみたいなやつで、1日を繰り返してるって感じ?

んー……

[自分なりに解釈した答えを口にしてから、ううん、と唸った。
 未練。未練。未練。]

(124) 2019/09/09(Mon) 21時頃

[未練。
 考えても考えても、思いつかない。
 明日を迎えたくない理由はあっても、それは別に今日を続けたい理由じゃなかった。
 やり残したことなんてない。

 いや、毎日が新鮮で楽しいと思ってる時点で遊びたりてはいないのかもしれないけど、だからってBBQしなくちゃ2日は絶対迎えられない、とは思っていなかった。]


[――そういえば、幽霊はこの世に未練があって、成仏できないとかいう。
 やっぱり、そういうことなんだろうか。]

レイ姉は、なにかやり残し、あるの。

[聞いてみるけど、それは確信に近かった。
 レイ姉には、夏休み中にどうしてもやらなきゃいけないことがあったんじゃないかって。]


[そして、勇気を出して、自分からそれを壊しに行こうとしてるんじゃないかって。]


【人】 双生児 オスカー

俺は、ないなぁ、やり残し。
そりゃ、夏休みが長いほうが嬉しいけどさ。
お祭り行って花火やってプール行って、今日これからBBQかもじゃん?
俺的には今めっちゃ充実してるって感じ。

だんだん忘れられてくのは、ちょっと悲しいけどさ。

[悩んだ末に、頭のユルさを露呈した。]

(125) 2019/09/09(Mon) 21時頃

【人】 双生児 オスカー

[そしてそんなパリピモードなもので、未練とか何とかの話より、BBQの準備>>98って方に、ぱっと目を輝かせた。
 網とか炭とか、そもそもどういう道具が必要なのか、よくわかってないけど、ひとつわかっていることがある。]


BBQって言ったら、肉食うもんじゃないの?

[何食べたいかに対する、男子中学生としての揺るがぬ答えだ。]

(126) 2019/09/09(Mon) 21時頃

[すでにどこへ行ったかもわからなくなった、あの溶けるほど焼け続けていた人が残り、あたしが幽霊をやめていたら、そうだったのかもしれない。彼女がいた時のIFはなんて、それこそあたしの理解の外だ。

だから「じゃあ、二度と2日は来ないの?」ときかれて
あたしは首をかしげていた。]


 ?


[あたしにとっては『ループ』はおまけ、或いは手段だった。
同じ日を繰り返せばいつか目的は達成できる。
邪魔なものことを排除して進めている。

そして、あたしには自信など元からないだけでなく、『叶うまで続ける』ことを体現し、続けることだけしかなかったから、それがいつ終わるのか、いつか終わるのか、はたまた終わらないのか、知ったことではなかったのである。

この街がずっとループし続けることと、宍井澪の願いが叶うことは、共存する。
8月に死んだ宍井澪が願いを叶えて、それを叶えることに用いられた街がそのままだったとして、別段、あたしはそれを問題視しなかった。]


[かわりに、

なにかやり遺したことがあるのかと聞かれた時に、
あたしは、随分優しい顔をして頷いていたことだろう。]


【人】 双生児 オスカー

[そこに現れたるは、救世主の姿。
 明らかに食材感を醸し出しているクーラーボックスを抱えて空き地にやってきた愛海先輩は輝いて見えた。
 さすが、提案者。
 中身も道具も、すでにしっかり準備されてるらしい>>114。]

すご。
え、これ、割り勘でお金出したほうがいいやつ?

[量によっては9月の小遣いにも食い込むだろうけど、いいんだ、どうせ明日には元通り。
 なんて幸せなんだろう!]

(127) 2019/09/09(Mon) 21時半頃

[あたしが誰かを溺死させるたび、あるいは毎日誰か一人、願い川のループにのまれていくたび、このループは強固になっていっている。
そのほうがあたしの目的は達成しやすい。
あたしにとっては、ただそれだけのことだったけれど。

みんなの書いた紙を願い川がたべて、聞き入れてくれるかどうかは、また0時を待つことにしよう。]


【人】 双生児 オスカー

みんなも呼ぶの?
そっか、多いほうが楽しいしね。

[>>118まあ、自己紹介からになりそうなのが気がかりだけど、別にいいや。
 レイ姉に連れて来てもらった、でだいたい事足りると思う。
 肉の取り分が減るけど、それは買い足せばいいのだし。

 それくらいのつもりでいたら、岸姉たちには別の思惑があったらしい。
 秋山先輩も誘う、からの一連の流れを聞く。]

(128) 2019/09/09(Mon) 21時半頃

【人】 CC レイ

[今日の予定がきまった。
BBQにみんなを誘い無事に解散したあと希望者で願い川に叶い橋から願いを書いた紙を流す。

あたしはそれで納得し、秋山先輩に送る文面を考える。
文面を考えながら止まる手。でも、『早い方が得だ』という千早ちゃんの教えに従うことにして、考え込むのは敢えてやめてみることにした。



 『 秋山先輩、BBQやるんですけど来ませんか?
   出口先輩とかもいますよ。』


あたしと出口先輩てなると、当たり前に意味不明だろうから『何のあつまり?』て返事があって、『俺祭行こうかと思ってたんだけど笑』と返事がある。

まだ、色よい返事が貰えなさそうな気配……『具材のリクエスト受け付けますから、遊びにきて下さいよー』と更に続ける。まだ秋山は若干面倒くさそうにしていて………]

(129) 2019/09/09(Mon) 21時半頃

【人】 CC レイ

 

[  たった、ほんのそれだけ。


   あっけなく、
   結果すら無関係にあたしの願いは成就した。

   あたしの未練は『解決できた』ともいえる。 ]
 

(130) 2019/09/09(Mon) 21時半頃

【人】 CC レイ

[これで明日がこないなら?

きっとその場合、あたしのやり残しとは、自分でも考えていないようなところにあったのだろうから。

それはまた、もし明日がこなかったら?の話だ。]

(131) 2019/09/09(Mon) 21時半頃

【人】 CC レイ

 


[ああ、9月1日の宍井澪はまだ気づいていないらしい。

こんな、たったこれっぽっちのことで、

この街は今日もループしていたことに。]

(132) 2019/09/09(Mon) 21時半頃

 

[ああ、9月1日の宍井澪はまだ気づいていないらしい。

こんな、たったこれっぽっちのことで、

この街は今日もループしていたことに。]


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2019/09/09(Mon) 22時頃


【人】 CC レイ

[9月1日のあたしはそれも気づかずに、じゃあなんていえば来てくれるかなを、必死になって考えている。

千早ちゃんや愛海先輩の助けが借りられるのなら相談もして、どうにか秋山先輩をBBQに誘うことが出来た。

雛子先輩へのお誘いは、出口先輩や千早ちゃんに頼むことになったのかな。(けど、ずっとメッセージはないままだ。返事には期待できないのかもしれない)生徒会長も出口先輩か愛海先輩あたりが丁度いいだろう。あるいは、秋山先輩にやってもらうのもいいのかもしれない。

研人と根岸も誘ったほうがいい、となって、塾用のグループメッセージを使って、千早ちゃんと二人多少強引に引き込もうとすることにした。

『BBQやるから来てよ。めっちゃ肉食べれるよ。』

と書く。研人あたりが食いついてくれて、流れで根岸を誘ってくれないかなあとたしは期待しているけど………]

(133) 2019/09/09(Mon) 22時頃

CC レイは、メモを貼った。

2019/09/09(Mon) 22時頃


[だから、8月のあたしはこれでおしまい。


黒い靄のようなあたしは、ただ、スマホを眺めていて。

達成した途端、薄くなっていった。]


【人】 CC レイ

― 公園 ―


[バーべキューの準備をして、3度目の9月1日に花火をした公園に行った。
愛海先輩がレンタルしたバーベキューセットをセッティングして、必死に風を送って炭に火をつける。

愛海先輩持参の肉や魚介や野菜に加え、商店街で他に食べたい食材があれば買い足し、重たいから飲み物を分けて持った。

謎のあつまりだったから、秋山先輩だけでなく、首を傾げた人もいたと思う。

誰か気づいていた人もいるかもしれないけれど。
ここに居る人全員は、有名人だからって理由なんかも含めて、あたしにとっては、みんな知っている人だった。

巡る9月1日の忘れ物だったのかもしれないし。
或いは、9月1日のあたしがあずかり知らぬどこかで何かを望んでいたのかもしれないし。
所詮、あり得ない繰り返しのことだから、明確な理由なんて、わかりっこなかったのだけど……]

(134) 2019/09/09(Mon) 22時半頃

CC レイは、メモを貼った。

2019/09/09(Mon) 22時半頃


【人】 双生児 オスカー

[レイ姉のはにかむみたいな言葉を聞いて、ようやく、ようやくほんとうのレイ姉の「いいひと」候補が誰なのかわかった。
 そう、つまりこの瞬間>>120までわかっちゃいなかったのだ。
 いいかい男ってのは誰が好きだの囃し立てるだのが好きな割には本当の本質については驚くほど鈍感なもんだ。
 秘めたる恋心なんて察せやしない。]

……そっか。

[そっか、と思ったのは、そのまま口に出てた。]

(135) 2019/09/09(Mon) 22時半頃

[じゃあ、きっとこれでおしまいになるんだ。]


[恋をしている顔、なんてロマンチックなもの、まだ本格的には知らないけれど。
 ふんわりと心の底から湧き上がるようにやわらかく笑ったレイ姉の笑顔は、きっとそういうやつなんだと思う。
 2日が来るか来ないかは、レイ姉にはわからない、って感じだったけど、レイ姉の"未練"が果たされたなら、来るような気がしている。
 というより、来てほしいのかもしれない。

 だって、心残りすら果たされて、何も未練がなくなったのに、ずっとずっと囚われてばかりだなんて、そんなの悲しすぎるじゃないか、と思うのだ。]


俺も、覚悟決めなきゃなんだなぁ。

[願い川には、持ってきた紙を流そうと思った。
 入院するのが怖いから明日が来てほしくないなんて子供じみたわがままで、幼馴染の恋が叶って満たされるのを願わないほど、野暮じゃないんだ。]


【人】 双生児 オスカー

[根良井川に紙を流す、というのは、さっき見た伝承のまとめから予想はしてた。
 橋の上から落とす計画には賛成だ。
 うまく落ちてくれればいいと思う。]

俺、荷物持つよ。

[>>122愛海先輩ですら誘うのが不自然でレンタルした道具を受け取りに行くというなら、見知らぬ中学生なんてもっとだ。
 となれば出来る仕事は、男手としての荷物持ち。
 それも出口先輩には負けるだろうけど、先輩にはお誘いの仕事があるはずだと、手伝いたがった。]

(136) 2019/09/09(Mon) 23時頃

【人】 綿津見教会 マナ

[目の前の網の上には肉、野菜、魚介が並べられ、煙がもくもくと上がっている。
肉や魚の脂や貝などの水分は、その身の上じゅわじゅわと泡立ち、時折炭の上に落ちてはジュッと小さく音を立てる。
それぞれがそれぞれのタイミングで美味しくなったところをトングでつまみ上げ、近くの者が持つ皿の上に乗せて、時折自分もつまむ。
颯成少年は体が肉を欲しているような発言をしていたので肉多め、出口くんはいっぱい食べるだろうという偏見のもと五人前ぐらい乗っけてやる。
澪ちゃんの皿の上には二人分乗っけた後、視線で秋山くんの方へと促したりなどした]

(137) 2019/09/09(Mon) 23時頃

[いまは、8月のあたしも、9月1日のあたしも、次の9月1日の繰り返しのことを考えない。

あたしという人生が形成したあたしは、胸の奥がきゅっと痛むのを我慢してメッセージを打っている。
どんな顔をしてスマホに顔を向けていたかもわからない。

いつもそうだ。秋山先輩と話す時、あたしはいつも自分がどんな顔をしているかわからず――けれど、9月1日のあたしは、そんなことでどろどろの水たまりや、川を泳ぐ死、あるいはすえた汚泥に姿を変えてしまったりはしなかった。

メッセージを送り終えたあたしは、中学三年生……あと少しで高校生の颯成が、荷物持ちを手伝う姿を少し頼もしく思っている。少しの大人っぽくなってきた気配。未来のことをしらず、来年は、また背がのびるのかもしれないと思っている。]


[そうしているうちに、お誘いは終わったみたいだった。
 一発OK、って雰囲気じゃなかったのは、わーきゃー相談しあっていた様子から察してはいた。
 だけど、結果がNGで終わらなかったのは、どこか穏やかな調子でいた"こっちの"レイ姉が、ゆっくりと薄くなっていくので勘付いた。]

…………待って!

[思わず呼び止めたけど、届いたろうか。]


 
[消えかけの8月のあたしは、『宍井澪が幼馴染に待ってと呼び止められた時、きちんとそちらを振り向く女の子』だったから、そういう反応を行っていた。

だって、未練が終わってしまうのだから。
残された時間は僅か。
それでも、たしかに颯成の顔を見ていた。]


[呼び止めて、どうするつもりなんてことはない。
 ただ、逝ってしまうというのが見せつけられた気がして、急に不安になったんだと思う。]

……本当に、死んじゃってたんだね。

[未練がなくなって、薄れていく気配を見て、今更の確信を呟く。
 なんだか、全然わからない。
 泣くべきなのかもしれない。昔から一緒で、よく遊んでて、このループの中でも、ずっと一緒にいたんだ。
 いなくなるなんて、考えられない。

 けど、目の前のレイ姉は笑っていて、好きな人とのBBQを楽しんでいて、幸せそうにしながら、水もくれて、こっちを気遣ってくれて。
 あまりにも、あまりにも生きているようだから、泣けない。]


【人】 CC レイ

― 公園 ―


[もう網の上には色んな食材が置かれて、じゅうじゅう焼き始められている。

颯成や愛海先輩にも、あたしが勝手に好きな人を知られてしまった後だ。
どうやら愛海先輩は、ホントにこのループを青春として楽しもうとしている変わった人らしい。
空き地でどんぐりみたいに丸い目をすこし大きくしたあとは、その言葉通りにあたしの恋を応援してくれているようだった。


あたしのお皿には、二人分の食べ物が乗る。
どんぐりみたいに丸い目は、今度は秋山先輩のほうを視線で示していた。

どうやら、彼女なりに考えてくれたらしい『あたしと秋山先輩を二人きりにする方法』をためしてくれていたらしい。

あたしは愛海先輩にすこし顔をあかくして、どうにかぎくしゃく頷いて、秋山先輩に食べ物をすすめにいった。]

(138) 2019/09/09(Mon) 23時半頃

……あのさ。
お、俺さぁ。

[だけど、いざ笑って言おうとしたことを言葉に乗せようとすると、声が震えた。
 ぐぅっと熱いものが鼻から目から溢れてしまいそうにせり上がってきて、痛いくらいに唇を噛む。
 それから、涙が滲んだのをぎゅっと目を閉じて、耐えて、笑った。]

レイ姉がそっちにいるんなら、もし死ぬとしても、怖くないや。

[そうして、笑って、嘘をついた。
 眉毛がハの字に下がった、まるで情けない笑顔だったけど。
 レイ姉が最後笑っていたから、笑っていたような感じがしたから、笑った。]


【人】 綿津見教会 マナ

― 公園 ―

[バーベキューも終わりに近づき、炭と化してしまった哀れな破片達を集めて網から取り除く。
解散してそれぞれの無事を見届けたら、川に願いを流しに行く事になるだろう。
それで、9月1日が終わるかはわからないけれど。
なんだかんだで、毎日やりたかったことをやらせてもらえた。
行かなかったはずのお祭りも満喫したし、花火だってすることができた。
プールではとてもはしゃいでしまったし、今日のBBQだってみんなと楽しめた。
そのどれもが、繰り返しに巻き込まれなければやりたいとも思わなかったものだった。
だから、この夏にやり残した事も惜しむ事も私にはない。
初めから、そして今も]

[でも、今日も、もし、居てくれたなら。
デザートのチョコミントアイスを食べながら、*ここに居ない誰かを思う*]

(139) 2019/09/09(Mon) 23時半頃

[正直、死ぬのなんて怖いに決まってる。
 まだ、明日だって来てほしくない。

 ただそれでも、ヒナコ先輩の、レイ姉の声が聞こえるのは、自分もその日が近いからなんだとどことなく感じていた。
 まったく無関係な、つまらない思い込みかもしれなくとも、死者の声が聞こえるという事実は、病に向かう気持ちを弱らせるのに充分だった。

 でも、逃げてるのももうおしまいだ。]


[笑って、笑って、明日を迎える覚悟をするしかない。]


先行ってさ、待っててよ。
レイ姉が待ってると思って、がんばるから、さ。

[ゆっくり、手を振った。
 ばいばいのかたちに。]


甲板員 デリクソンは、メモを貼った。

2019/09/09(Mon) 23時半頃


【人】 双生児 オスカー

[ふたり分の焼けた肉を持って、秋山先輩の方へ向かうレイ姉の背中に、かるく手を振って見送った。
 がんばれ姉貴分。]

……ふは、

[その後ろで、肉多めの皿持って、少しずつ肉を胃に収めていた。
 しっかし、山ほど量が積まれた出口先輩の皿を見てると、それだけで満腹になりそうなくらい。]

(140) 2019/09/09(Mon) 23時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

― 空き地 ―

おいっすおいっす。

[結構時間がかかりながらもオレは願いを書いた紙を持って空き地にやってきた。
これまでの経緯もクソも正直真面目にこの『ループ』について調べてたと言うよりは普通に過ごしていただけであって。逆に感心するばかりであった。

むしろ、やり残しがあるんだったら花火の時点で満たされているワケであって。どうしてまだオレが『9月1日』を繰り返しているか聞きたいくらいである。]

(141) 2019/09/09(Mon) 23時半頃

[8月のあたしは、ここまで颯成に「あたしが死んでいるかどうか」を聞かれていなかった。
もしかしたら彼は知りたいと思わなかったのかもしれないし、聞くのが嫌だったのかもしれないし、言い出せなかったのかもしれないし、何か少年なりの理由があって、そうしていたのだろう。



あたしは、――笑っている。


きっと、不明瞭になっていくあたしのことをはっきり見えたわけでは、ないだろう。
あたしが笑顔を選んでいた理由は不明だ。
どこかの機能とまって、それしか選べなかっただけかもしれない。

あたしは、しずかにポタポタと崩れながら颯成の顔を見ている。
弟みたいに思っている君が泣いた時に、あたしは安心させようとするような女の子だったから、そのようにしたほうがいいのかと、様子をうかがっていた。]


[けど、彼は気丈にいうのだ。


 「もし、死ぬとしても、怖くないや。」と。


あたしが今日まで欲しがってきた勇気。
年下の男の子は、涙をこらえながら今自分の中からそれを取り出した。あたしはそれで、『安心した』。

小さい頃から遊んでいるから、颯成が転んだ時とか泣いてしまった時なんかに、颯成が勇気を出して頑張れた時は、いつだったて安心したものだから。

同時に、あの子はあたしの死に、意味までお土産に持たせてくれた。]


[あたしは、待っててといわれて、
手を振られていたから]


  縺?▽縺倶シ壹♀縺
 

[いつか会おうね。

そう返事をした。
それはてんで、あぶくにまみれ、聞こえるような声ではなかったのだけど。**]


【人】 師範棋士 千早

──公園へ──

[ 手分けして声をかけられる人に声をかけて、
 みんなでBBQをするため公園に向かう。

 千早にわかるのは、
 塾の先輩達の連絡先くらいで、
 根岸先輩なら強くお願いすればきっと。なんて、
 失礼なことを澪先輩に提案してみたりもする。

 とにかく、やれるだけのことはやった。
 ……と思う。少なくとも千早はそう思う。

 すこぅしメンバーが変わってるだけの、
 なんだか充実した夏休みの一幕。

 秋山先輩に食べ物を勧める姿を視界の隅に見て、
 千早は笑いながら、トングを振りかざしたりして、
 焼く係の交代を鹿崎先輩に訴えていた。]
 

(142) 2019/09/09(Mon) 23時半頃

【人】 甲板員 デリクソン

なんだバーベキューやンのか?
よーしパパ張り切っちゃうぞー力仕事も頑張っちゃうぞー

[そういえば満たされてないという意味では肉はあまり食ってなかったかもしれない。
ただ、吉野家とかでは味わえない、コピペとは思えないようなスペシャルな思い出は出来るかもしれない。
自分でも何を言ってるかわからなくなってきたが、貴重な力仕事プレイヤーとして、よく働き、よく食べ、オレはバーベキュー奉行としての地位を確保しつつあったのだ。]

(143) 2019/09/09(Mon) 23時半頃

【人】 師範棋士 千早


[ 結局のところ、千早は9月1日を楽しんだ。と思う。]
 

(144) 2019/09/09(Mon) 23時半頃

【人】 師範棋士 千早


[ ここで解消されたのは誰の思い残しでしょうか。
 夏の忘れ物でしょうか。未練でしょうか。
 千早の与り知らないところでも物語は巡る。

 さあ、お腹がいっぱいになったら、
 願いを叶えてもらいに行きましょう。*]
 

(145) 2019/09/09(Mon) 23時半頃

師範棋士 千早は、メモを貼った。

2019/09/09(Mon) 23時半頃


【人】 甲板員 デリクソン

いやまぁ、これぞ夏の思い出って感じよな。
ホレホレ颯成、いっぱい食べないと大きくならないぞ。いっぱい食べて次世代の夏呼西のエースとして活躍するんだ。

[そこまで言ったところで、
オレのやり残し、可愛い後輩を野球部に入れることなのか?
ふと首を傾げて―――――――]

(146) 2019/09/10(Tue) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

[結果として。
 ゆっくりながら肉を食べきって片付けをしたあとは、少し疲れたなんて言いながら水を飲んでいた。

 また少し顔が赤くなっていたのを誰かに指摘されたろうか。
 火に当たったせいかも、橋に向かう話が出るまでは座って休んでいた。]

(147) 2019/09/10(Tue) 00時頃

[そして、もう幼馴染の気配すら薄れて消えて見えなくなってしまった空を見上げて、心の中で、またね、と言った。]


【人】 甲板員 デリクソン

いやいやないない。それは『この夏のやり残しじゃないっしょ。』

[思い出したようにゲラゲラと笑う。
誰かになんで笑ってンだって聞かれても、]

流石にオレが颯成に野球部に入ってほしくて『ループ
』起こしてたらひでー話だよなって。
いや、不謹慎だってわかってけどさ!
そんなんなら鹿崎少年も一緒に誘いたいくらいだわ!!

[鹿崎少年は公園には来ているだろうか。
オレはバカみたいな話をしてしまった照れくささで『記憶を失った』鹿崎少年とじゃれる。

みんな笑ってる。いい、夏じゃないか。

ひとしきりじゃれたところで、鉄板の火の調子がなんだか悪そうだ。
オレはかがんで、鉄板の様子を見ると―――――]

(148) 2019/09/10(Tue) 00時頃

【人】 甲板員 デリクソン

[鉄板を支えてた足が、グラグラと揺れて。]

(149) 2019/09/10(Tue) 00時頃

【人】 CC レイ

― 公園のバーベキュー ―


[あたしは、弟みたいに思っている颯成に、視線でそっと応援されたりしながら、秋山先輩とならんでお肉や野菜を食べていた。

これは、今日まで今日を覚えていたみんなには秘密。
あたしは少し、欲張ったんだ。

みんなに聞こえないように、
こっそり一度、夏のやり残しを絶対に残さないよう、
ためしてみた。


「これが終わったら、
 一緒にちょっとだけお祭を覗きにいきませんか」


あたしはそれを
秋山先輩にあっさり断られた。(>>0:6)]

(150) 2019/09/10(Tue) 00時頃

【人】 甲板員 デリクソン

おう、最後の分焼いちゃったら橋向かうべー!

[大声で叫ぶ。ゆらゆら。ゆらゆら。]

(151) 2019/09/10(Tue) 00時頃

【人】 CC レイ

[どうせ忘れてしまうのだから、大丈夫。
あたしも本当は今日なんて迎えられてない。


ただ、根岸に少し、
嘘つき、と、* 思っただけ。*

(>>0:16)(>>+54) ]

(152) 2019/09/10(Tue) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

[その後は、食べさせられた分>>146も合わせて重い胃をさすりさすり、片手に願いの紙を持って橋の上に立っていた。

 せーの、とか、呼吸を合わせる言葉はあったっけな。
 下を覗けば、こんなに高かったんだっけ、と思いながら、ひらり半紙を一枚落とす。

 集まった、あるいは愛海先輩に託された願いの紙が、同じく他にもひらひらと落ちていく。
 時々風に巻かれながら、踊るように、遊ぶように川の中に白い紙が流れていった。
 1枚、2枚、数えて。
 最後の1枚が流れに乗ったとき。]

(153) 2019/09/10(Tue) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

[見守り終えて気が抜けたのか、橋の上でその場で崩れるように倒れ込んだ。

 息は荒く、顔はあかあかと火照っている。
 その場にいた誰かが起こそうと身体に触れたなら、熱が高いことに気づかれたかもしれない**]

(154) 2019/09/10(Tue) 00時頃

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