人狼議事


158 雪の夜に

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[要するに何らかのタイミングで、ハナは表に引き出される。]


【人】 さすらい人 ヤニク

[――なので、まずやるべき事は、
 宿に置いてある荷物をまとめる所からだ。**]

(25) 2013/12/28(Sat) 03時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/12/28(Sat) 03時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/12/28(Sat) 22時半頃


[――とはいえ、
老人は女が誰だかわからないのだ。

何から説明すればいいのか、
説明などしないほうがよいのではないか。
どちらつかずに、迷うまま]


【人】 さすらい人 ヤニク

― 朝凪亭 ―

 ふえっ……ぐしゅっ!

[寒さに身を震わせながら扉を閉める。
 宿は初日に見た賑わいを失って閑散としていた。
 一先ず暖炉に火を入れて、雪で濡れた服を着替える。]

[人狼が捕まった、という噂は既に広まっているようだが、
 これで一安心というもの、まだ油断できないというもの、
 反応は様々なようだった。
 ただ、その子供を気の毒に言う者は、表にはあらわれない。]

(41) 2013/12/28(Sat) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ……ん、

[人の気配に、テーブルに突っ伏していた顔を上げた。
 手元には下手な字で書かれた便箋が置いてある。]

 あー……お帰り?

(43) 2013/12/28(Sat) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[寝ぼけ眼のような顔で便箋を畳むと、封筒に詰める。
 軽く伸びをして、その間にセレストも戻って来た。]

 そっか。……つっても、戻って来て店を立て直すまでが、
 また大変なんだろうけどな。

[宿の女将が拘束された後にも被害が出ていた、と言う所も
 釈放の見込みに影響を与えているのだろう。]

(46) 2013/12/29(Sun) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ちょっと知り合いにな。

[厨房の方を見遣る。さっき湯を沸かして茶を飲んでいたのだが、
 寝ている間に湯は冷めてしまっただろうか。]

 気になる?

[悪戯っぽく笑みを見せて、その続きを聞いた。]

 あぁ、つまり最初に喰われた男とお袋さんで、
 違う奴がやったんじゃないかって事ね。

 ……?

[しかし、それでは最初の男に対する女将の嫌疑は
 完全には晴れないのではないだろうか?
 あるいは、噂に流れた人狼を見分ける者とやらが
 何かしたのだろうか。]

 ってことは、町の閉鎖が解けるのはまだ先か?

(48) 2013/12/29(Sun) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 まあな。

[青鉄に意味ありげな艶をのせる。
 実際勿体つける程かと言われるとそれは否なのだが。
 手櫛で髪を弄ると、突っ立っている女を見上げた。>>49

 ぶふっ。

[続いた言葉に咽る。]

 ……また突拍子もない事を。

 んな訳ねぇだろ、どうかしたのか?

(53) 2013/12/29(Sun) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 勿体ぶった言い方されると、俺の方が気になっちゃうね。

[手を組むと、そこに顎を乗せた。
 斜向かいの椅子を視線で示す。]

 もしそうなら訊きたい事って何?

(57) 2013/12/29(Sun) 01時頃

 なあ、アンジェ。

[一人旅の長い都合上、普段は余り発しない囁きに、
 己が疑われている最中だという動揺は、
 なるべく乗せないように。]

 何か解ったら教えるっつってたじゃん。

 どう? あの後、自警団かどっかにでも行ったか?


【人】 さすらい人 ヤニク

 ……――。

[背もたれに体重を預けて腕を組む。微笑んだ。]

 よくよくお人好しだな、あんたも。

 人狼って人間喰わないと生きてけないって話だろ。
 あんたと嬢ちゃんなら、そりゃ解り合って共に暮らすって、
 出来るようになるかも知れないけどさ。

 じゃあ、嬢ちゃんの腹が減ったらどうするって事だよ。

(61) 2013/12/29(Sun) 01時頃

今、……そこにいるの。
わかったこと、なんて……、

拘留されていた人の容疑は、
とりあえずは晴れた、ということくらいだけれど。

……どうしたの?

[そう問いを返したのは、
特に用件のあるでなく囁きかけてくるのが、
少し珍しかったからだ]


【人】 さすらい人 ヤニク

 逆に言えば、"それ"さえなくなれば、可能性はあるかもよ。
 嬢ちゃんが人間喰わなくて良いってんなら。

 もっとも――

[笑みが途切れて、声は静かに低くなった。]

 嬢ちゃんじゃない他の人狼がどうかは知らんがな。

[カラン、と暖炉の薪が燃え落ち、中で火の粉が舞う。
 見上げた天井に炎の光が揺れた。]

(62) 2013/12/29(Sun) 01時頃

 んー。

[唸り声がどこか幼い色を帯びた。
 決まり悪い気分になっている時の。
 いつかの、女が生きる理由と言った、思い出話の。]

 ……嬢ちゃんをどうにかする方法ってあんのかなーって、

 割と今、考えてる。

[ものすごく柄じゃない事を言っている、という自覚の所為だ。]


[長らく働いていないさび付いた処刑台、
拘置部屋は喧嘩した酔っ払いの頭を一晩覚まさせる、
その程度にしか使われることもないのだろう。

大した事件など起きもしない、田舎の港町。
警備といっても、たかが知れたものだ。
――あの頃は、そんなことわからなかった。
この小さな町しか知らず、それがすべてだった]

……あなたがあの子を連れて、
逃げてしまえばいいのではなくて。

[無力な少女には出来なかったこと]


【人】 さすらい人 ヤニク

 人間の場合は色んな食いもんが選べるから解りにくいけど、
 獣にはそれぞれ適した餌がある。

 まるで駄目、ではないだろうけど、多少の不利はあると思う。
 例えば、体が弱りやすくなるとか。

[セレストを見遣る。]

 ……熊や普通の狼だって、人間の肉の味を覚えれば、
 好んで人間を襲う事がある。

 もし俺が人狼だったら――

[少し身を乗り出せば、俯く女の顔を近く覗きこめる。]

 それはもう、試した後だと思わない?

(64) 2013/12/29(Sun) 01時半頃

 流石にあんだけの集団に追い回されて、
 猟銃でも向けられたら俺だって死んじゃいますし。

[おいそれと突っ込んで大成功と言う訳にはいかない。]

 だから、どういう状況なのか知りたいなーって。


あら、想像つかない?
設備なんて粗末なものよ。

なんなら人狼を捕まえた祝いとでもいって、
薬でも混ぜたお酒でも差し入れしてあげましょうか?

[状況はどうとでもなる、と踏んでいる。
あとは当人たちの意志次第だろう、と]


……ああ、

[そして、ふつりと、途切れる]


【人】 さすらい人 ヤニク

 ……そうだな、多分死にたくなかったんじゃないか。

[旅人は、ハナの死んだ母親の祈り文句を知っている。
 恐怖によって容易くコントロール出来なくなる暴力を、
 傍に置いて生活する事の危険性を考えた。

 言葉で、切迫した本能を凌駕出来るとは思っていない。
 弱った体が均衡を取り戻そうとして人を襲う事もある。]


 あんたがそこまで肩入れする理由が、良く解んないや。

[間近の双眸に暖炉の炎、橙色の光がちらりと揺れた。]

 まだ小さい子供だから?

(69) 2013/12/29(Sun) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[絞り出されたような問いに、言葉では答えない。>>67

 ……あんたは、良いかも知れないね。
 嬢ちゃんも良いかも知れない。

 ――けど、あんた以外の人間は駄目だろうな。

[人狼に喰い殺されたという人間。
 あるいは襲われた船乗りの男。その縁者。
 何よりハナを捕らえ、人喰いの化け物を殺せと叫ぶ大多数。]

 そして、嬢ちゃん以外の人狼も、駄目かもな。

[ただ、不思議と艶を帯びた青鉄は、薄く笑みを刷いて、
 深淵を覗く覚悟を問うようにしている。]

(74) 2013/12/29(Sun) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[幼い子供を哀れに思うのだとしたら、
 では、ハナが幼くなくなれば哀れではないのか。
 幼い人狼は良くて、大人の人狼になったら糾弾するのか。

 そんな事を思っていれば、答えは違って、
 人殺しだったから、肩入れするのだと言う。>>72

 最低だ、と自己を卑下する、理由が解らずに首を傾げた。]

 ……ああ、

(75) 2013/12/29(Sun) 02時頃

[人間は、人を殺す事と人を喰らう事を、
 往々にして混同するものだ。]


【人】 さすらい人 ヤニク

 嬢ちゃんに、何を重ねてる?

[悲嘆にくれるように、顔を覆った女に問うた。]

(76) 2013/12/29(Sun) 02時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ……成程。

[息をつく。
 行きずりの旅人くらいにしか話せない話題だろう。>>77
 外に漏れる心配がない、という意味ではうってつけだ。]

 けど、あんたが今度の何を守ろうが、
 それとこれとは同じにはならねぇだろ。

 それでも良いって、思ってる?

(82) 2013/12/29(Sun) 02時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 知って、意味がある事だとも思えないけどな。

 ――人間の悪い癖だぜ?

[なお悪いと解っていて、知りたがり、言いたがる。
 同じ形をしているから、あるいは、していなくとも、
 理解が出来るかのように思い込む。]

[肯定はホレーショーの襲撃への関与をも認める行為だ。

 手を伸ばすと、女の細い首に指が触れた。
 その爪は、いつの間にか鋭いが、まだ痛みはないだろう。]

(87) 2013/12/29(Sun) 03時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ……――俺は、

 正体を知った人間を生かしておいた事はないよ。

(88) 2013/12/29(Sun) 03時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[へなりと眉の下がる笑みに、結んだままの唇を弧にする。
 音なく息で笑う。
 暖炉の薪がぱちりと爆ぜ、それを映し込む青鉄の瞳が
 濡れてあかあかと染まるのを、セレストは見ただろう。]

[飢えた獣は獲物に温情をもたらさない、
 あるとすればそれは、速やかに抵抗を排して肉を喰らう技術、]

[間近の顔に口を寄せた。]

(92) 2013/12/29(Sun) 04時頃

[喰い裂かれる苦痛と恐怖に、いつまで笑っていられよう。
 教えてやろう、どうしようもなく解り合えない事もあると。]

[――例えばちょっとした手違いで、
 喰われ、死にかけた女が一命を取り留めたとしても、
 それは己が知った事ではないし、]

[捕食する本能が恍惚と笑みに彩る。]


【人】 さすらい人 ヤニク

.
   さてね。

[なけなしの懇願すら―― 応える義理のないことだ。**]

(93) 2013/12/29(Sun) 04時頃

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