人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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【人】 馬飼い キャロライナ


 ……無理だって言ったじゃないか。

[頭と胴が離れた敵が、その場に崩れた。
手にした苦無は敵の血でぬめついている。
落とさないように握り直して。]

 そか。
 美味かったか?

[食べてくれたことが嬉しくて>>194、向けるのは昔と変わらない笑み。
そんな状況ではないと、武器を握る手に力は入ったまま。]

(195) 2014/02/15(Sat) 04時頃

 ……うん。
 きっと、美味しかったんじゃないかな……

[少なくとも、涼平は喜んでいたように思う。]


【人】 馬飼い キャロライナ

[じっと明之進>>199を見る。
苦無を持ち替え、ぬめつくそれを軍服で拭き取った。]

 なんで、また聞くんだ?

[問いに、固まる。
此処でそうだと言えば、手を差し伸ばすことはできなくなる。
家族を殺した相手の手を、彼はきっと取ってくれない。

違うと言って。
本当のことを言ったら、どうなるのだろう。

息をゆっくりと吸って、吐く。]

 …………そうだ。俺が、殺した。

[搾り出すような声で、嘘を吐く。
まるで、血を吐くようだ。]

(200) 2014/02/15(Sat) 04時頃

【人】 馬飼い キャロライナ

[何故そんなことを聞く>>201のだろう。
目を伏せ、直ぐに顔を上げる。]

 ……さぁ?
 覚えてない。

[どんな気分か、なんて。
想像するだけで吐きそうだ。

自分にはできない。
弱いから。
できない。]

(202) 2014/02/15(Sat) 04時半頃

【人】 馬飼い キャロライナ

[絢矢は、今どう思っているのだろう。
あの子は、自分なんかよりもずっとずっと強いけれど。
感情を捨ててしまったように思えるだけで、本当はどう思っているのかは分からない。
想像しただけで、心臓が握りつぶされそうなこの思い。
あの子は大丈夫なのかと心配だ。]

 そう、だよ。

[予備動作に遅れて反応し、突き出された切っ先>>203を苦無で受け止める。
止まる動作。じっとその目を見る。]

 ……殺し、た?
 お前が……?

[何を言っているんだろう。
呆然としたように、その顔を見る。

昔、一緒に迷子になった時を不意に思い出した。]

(204) 2014/02/15(Sat) 05時頃

 吸血鬼が人間と一緒に居ちゃいけないの?
 家族と一緒に暮らすのがそんなに悪いこと?
 生きて、もう一度会いたいと思う事すら歪なの?

 僕たちは……僕は、


【人】 馬飼い キャロライナ

[正しいと信じて真っ直ぐ突き進んでいたあの頃。
間違えているなんて思わずに歩いていた。

歩む速度は違っても、明之進がついて来てくれると信じていたから、真っ直ぐ進んだ。
無茶な道を歩いても、一緒なら平気と思っていた。
一緒にいれば、何でもできると信じていた。

信じていたんだ。同じ道を歩いていると。]

(207) 2014/02/15(Sat) 05時半頃

【人】 馬飼い キャロライナ


 誰を……なん、で。

[頷く明之進>>205が、別の人間に見えた。
何もおかしくはない。
自分だって、さっき家族を殺したと言ったではないか。
何もおかしくはない。

抜けそうになる力を、歯を食いしばって堪える。
泣くのを堪えれば、歪む表情。]

 なんで。

 俺たち、まだ家族だろ?
 一度も止めた覚えは無い。

[互いに家族を殺したと言っているのに、まだ家族と言えるのだろうか。
分からない。分からないけれど、思いはやはり変わらない。]

(208) 2014/02/15(Sat) 05時半頃

【人】 馬飼い キャロライナ


 だから、こっちに来い。
 俺は、お前に殺されない。
 お前を殺さない。

 一緒に、帰ろう。頼むから。

[其方に行く選択はできない。
だから、お前が来い、と。

甘い考えだと分かっている。

目の前が滲んで。歪んで見えていた。**]

(209) 2014/02/15(Sat) 05時半頃

馬飼い キャロライナは、メモを貼った。

2014/02/15(Sat) 06時頃


後悔?どうだろう…。
もう、自分で決めたことに後悔はしたくないけどね。

お前とサミィが死んだら多分凄く後悔する。

[だから死なないでほしいとは伝わってほしいものだ。
きつく縛られた包帯に思わず声が出た]

って、痛ぇ……いたい、真弓。

[昔周と殴り合いして、こんな風にお小言貰って包帯巻かれたこともあったな、とふと思い出した]


─真弓が退出した後
「しょうがないこと」
(それは都合の良い言い訳だ)

「おまーが好きだった」
(あぁ、俺もお前が大好きだよ)

[置き去りにされた折鶴、手にして見つめる。
友人が興味を示す真弓にすら、一度は嫉妬したくらいだった。
サミィが蹴り上げた腹のあざは持ち前の回復力で既に治っていたが血だけが止まらない。

真弓が部屋を辞してから暫くたった頃、
久しぶりに泣いた。声を殺して。

あの頃に戻りたい。
いつ?いつでもいい。後悔しないで済む頃に。

潰れそうな心中は始祖が始める遊戯への前菜程度にはなっただろうか*]


    − 回想・出陣前 −

[ホリーが戯れから戻って来た際、血の匂いを嗅ぎ取れば
珍しいと彼女を視線だけを向ける。
だがこの場に来たと言う事は参戦すると言う意志。
彼女は傷を上回る働きを見せてくれるのだろうと
何も言わなかった]

マユミ。
褒美はまだ良いのか?

[視線はホリーからマユミに。
褒美の内容からすればまだ手に入れていないのは明白だが。
のんびりとしている様にも機を狙っている様にも見え、
まだ手に入れようとする意志があるかを確認するだけの問い]


お前への褒美が、お前の役に立つ事を祈っておこう。

[いつか祈りと言うものを知っているかと尋ねられた時の事を
思い出して『祈り』と言う言葉を口にする。

祈りとは願望を飾り立てたもの。

それ以上に違いがあるとは思いもしないからこそ。
出陣の前に、ふと訊いた*]

マユミ、お前が今祈るのは何だ?


零にーさん、
何を、……望んでるの。

[届かないとしてもささやかな問いを投げることしかできず]


   − 回想 −

[血の匂いをさせる吸血鬼はもう1人いた。眷属の理依。
唯一抗える言葉を駆使する吸血鬼。
全てを拒否している様で、全てを大切に想っているのだろう。

数え鬼の時から変わっていないと思っているその気質は、
彼が反抗的な言葉を吐けば吐く程、
その裏を思えて笑いが漏れた。

止まらぬ血は、理依の心が流す血でもあろう。

押し込めた嗚咽は耳に届かずとも。
その心が吐く血反吐は、血の絆からか、
訳も無く父の胸を躍らせていた]

理依。お前の活躍も楽しみにしているぞ。

[理依を見れば無性に愉しく口元に笑みが浮かぶ。
その心のまま、掛ける言葉は残酷な戦いへの期待*]


馬飼い キャロライナは、メモを貼った。

2014/02/15(Sat) 21時半頃


―回想・出陣前―

時を待っております。
……正攻法でなければだめだ、
などと仰られるのではないでしょう?

[ 正々堂々、などという手段では、
叶うはずもないのだから、機を伺うのは当然だ。
多少、回り道をしたとしても。

 父の口にする祈りは「よかれ」以上の意味は無いだろう。
しかし、その単語を耳にして小さく瞬いた。
何を祈るのか、幸いでもない平穏でもない、癒しも救いも遠く、
ならば、せめてもの]

祈りは、誰の傍らにも寄り添うもの。
……だから、それはさみしい魂への、慰めです。




……いつかその時が来たら、
お父様のためにも祈りましょう。

[わたしの為に、祈ると言ってくださったから、と*]


   − 回想・マユミと −

[正攻法でホリーを斃せる等露程思っていない。
だから機を待つと言う答えは予想していたもの。
では正攻法以外でどんな方法を取ろうとするのか。
そちらの方が興味が合ったが、種明かしばかりでは
面白くないと、それは尋ねる事は無かった]

寄り添って何になる?
寒さをしのぐと言う意味なら理解は出来るな。
そう言う物理的な温もりを求めているなら判るが。
慰め等………何になる?

[今生きる命や心にも想いを馳せる事が無いのだ。
消え去った魂に何故思う事があるのか。
不可解極まると首を傾げたが]


そんな時は永遠に訪れぬ。

[祈りを奉げると言ったマユミを一笑する。
それは己の死を夢にも思わぬ傲慢さを体現した笑みだった*]


【人】 馬飼い キャロライナ

[ふるふると首を振って、明之進の言葉>>251を否定しようとする。]

 そんなこと、言うな。お前は、お前だろ?
 殺せって言われるんだったら、俺がそいつを殺すよ。

 俺は、皆を助けるために部隊に入ったんだよ。
 助ける為に。

[助ける為。
円が言うには>>3:102、絢矢が直円を殺したのは救う為だったらしい。
だったら、助ける為にそんな選択をしなければいけない場合もあるのだろうか。
ぎゅ、と武器を握る。
武器を握った手が震えている。]

(254) 2014/02/15(Sat) 22時頃

【人】 馬飼い キャロライナ


 一緒にいられないなんて、誰が決めたんだよ。
 帰ろう。
 俺が、いるから。何か言われても、今度は俺が守るから。

[明之進は悪くないと。
迷子になった言い訳を、彼に押し付けるのではなくて。
一緒に謝るからと。

守る為に、この道を選んだのだ。
間違っているとは思っていない。]

(255) 2014/02/15(Sat) 22時頃

真弓。

[声は労りを載せる]

あいつには会えた?

[どんなタイミングだったかは知らない。
ただ、彼女とサミィの選択にどうか先があるようにと
どこか願って]


……貯水場の近くで。

[問われてもいないのに場所を返した。
――囁く声は、より死んだようなそれ。
まだ痛みを感じることが出来た心を、もっと殺そうとして]

……理衣くんごめんね。
みつからなかった。

[祈ってくれた幸せの行方など、どこにも]


[そして、囁く声は、ホリーに向けて。
常よりもより無感情な声音が姉の元へ響く]

……お姉様、
わたし困っております。

お父様に捧げるよい首が見つからないのです。
そちらによい獲物はおりませんか?


【人】 馬飼い キャロライナ


 俺は、お前には殺されねーよ。
 殺されてなんかやらねー。

[円と約束している。
ジャニスとも、ぎりぎりで生きていると約束した。
それに。
明之進に、自分の命を背負わせることはしたくない。]

 明之進が嫌がっても、俺は、お前を、

[不意に力の向かう方向がずれ>>259、体勢が崩れる。
がら空きになった胴に、打ち込まれる一撃。
反応が遅れ、打ち込まれた力そのままに拳が入った。]

(263) 2014/02/15(Sat) 22時半頃

【人】 馬飼い キャロライナ

[全力でないことが幸いしたか。
衝撃に息を吐いて堪える>>274
大丈夫だ。周との訓練で貰った一撃の方が重かった。
まだ動ける。]

 言葉で足りないなら、なんだってしてやるよ!

[打ち上がった苦無。力の方向を、下へと変える。
明之進の肩に向けて下ろすのは、刃先ではなく握りの方。

殺しはしない。抵抗できなければ良い。
それが甘いと言われようとも。]

(278) 2014/02/15(Sat) 23時頃

ありがとう、こっちにもちょうど得物が居るわ。

[そう告げていた]


【人】 馬飼い キャロライナ

[左肩を打った感触が、苦無を通じて手に伝わる。
苦が無いようにと落とした一撃。
それは、どちらの苦しみを無くす為のものだろう。

突き出された剣が腕を狙う>>287
細い剣先は、受ければ確実に貫通しそうだ。]

 ちく、しょ……

[どこか鈍さを感じる動き。
それを受けずに身体を反転させ、その勢いで体当たりを狙う。]

(297) 2014/02/15(Sat) 23時半頃

【人】 馬飼い キャロライナ

[倒すのが目的ではなく、攻撃の意思を無くすことが目的だ。
稽古の時のようにぶつかり、思いのほか衝撃があった様な様子>>306に、僅か躊躇した。
昔よりも差がある体格差。
じゃれ付く時も多少手加減していたことを思い出す。

昔を思い出してしまい、咄嗟に此方から距離を取った。]

(318) 2014/02/16(Sun) 00時頃

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