人狼議事


180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-

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視点:


ラルフはか細く鳴き、こときれた。





   『流れ星に願いをかけると、それは叶うんだ』



 


―狂天使舞う血に濡れし浮遊城サンタジェロ・冒涜の大聖堂―

[人が神に祈りを捧げるその場所。
美しくも薄暗く――――闇に沈むその場所]

ほら、呼んでるぜ。
テメェらも知った顔なんじゃね?

[くつり笑えば響くのは喚ぶ聲。]


" 鬼さん、こちら

  手の鳴る方へ・・・♪  ”


[遊びに誘うかのような無邪気ででも残酷な聲。]



――――――・・・。

"死の焔に焼かレ果て、絶望ノ中へ消エるがいい!!!!!



   『   program 『死魔殺炎烈光』    』!!!!!!!!!!!!
       《ディアボリック デス バースト》



"

[記録に重ねるように男は叫ぶとボウガンのトリガーを引く。
矢が突き進むと同時、それは目の前の敵を穿つため進んでいく。]


       [    ガ  ギィイ   ン!!  ]


― 天高く悲痛を嘆く凶塔
        罪深き世界見下す上空《玉座》 ―

ああ、懐かしいな――――。
"ココ"はオレの記憶でもある。

[男が対峙するのは――――記憶と変わらぬ姿。]

 "”変えられる”。
 では、何故僕の運命は変わらない。
 世界は何故、創世と崩壊を繰り返す。

 壊した後に待っているのは”無”だ。
 僕は”Адам《最初の人間》”として玩具を新しく作るんだよ。


―――顕現せよ  ”Грозный《雷帝》”"

[金獅子の咆哮が大地を揺るがす。]


[描かれる、逆正三角形。
銀猫の心臓に描かれた、円、正三角形と合わさり、喪失言語《ロスト・ワード》で出来た魔方陣となった。
完成した崩壊の呪。
世界の留め金が、外れ逝く。]

 "世界に破滅《夜》は訪れた。

  我らは進む確かな道を。

  未来《朝》はすぐ其処に。

  今こそ覚醒めの時。"

[ボウガンを構えれば――――放たれる。]




      《 雷 帝 の 怒 り 》
 ―――ウゥウガァアアアアアアッ!!



[そんな彼の願いのためにも――――負けるワケにはいかない。]


ああ、こっちなんだ。
そうか悪意くんの記憶じゃないんだな。

[呼び起こされるのは邪神-ein-の記憶。]


"

―――――死ね!!

         ―――――死ね!!

   ―――――死ね!!

                 ―――――死ね!!


   ―――――みんな死んじゃえば良いのよォォォォ!!



       もう なにも  いらない"


[海賊はケラケラと笑いながらその記録を眺める。]




    ”ナイア・ラソテップ・アジタート”
―――情熱的に這い寄る混沌。"


[ヒステリックに叫ぶ聲とともに力が堕ちる。]


何もいらない、って思えるのすげぇよな。
望むのは終焉――――、皆殺し。

[ボウガンを己の肩に乗せれば世界は転ずる。]


/*  おいマジかwwwwwwwwwwww


/* おい、誰か、オスカー病院に連れてってあげてよ(真顔


―― ならば僕は 世界の裏真実を 暴く役目に徹しよう
                [時空の扉がまたひとつ開かれた]


                ―― ヴ  ゥ ゥ ... ン ......


                ―― ……  ス  タッ ……


……嘗ての神域戦争振りだな。この場所も変わらない。


……ヒーナさんが魔改造した場所は戻ってるか。結構格好良かったのに。


…… …… …… [ピルルルルル....] …… ……あ 通信だ。


…… ……はい。スバル先輩。こちら『アズール』です。


え、誰? ひどいなぁ、後輩の声で察してよ。

"あちら側の僕"の所為で正体隠してるんだから。
どうせなら、偽名を騙るなんて、ちょっとそれらしくて格好いいでしょう?


……それよりも、おつかれさまです先輩。
"神域侵食計画"の阻止は、ギリギリ辛うじて、成功の方向です。


観世神域《LED ZONE》は相変わらずの静けさです。
深淵魔域《BLUE ZONE》の様子はどうなってるの?


……ふむふむ。……ほうほう。それじゃあ今しばらくは大丈夫と


……じゃあ僕も早めに、彼女と話を交戦-つけ-てきます。

ヘマ踏んだ時のフォローは……
先輩、おねがい?

はーい。それじゃあ、切ります。
あ、今日の晩御飯、煮込み焼き英雄定職がいいn[プツッ......] …… ……


― ?????-Unknown Field- ―


[――――… 冥界の深遠からお越しの
       この漆黒を覗き見し、邪神諸君。 実にひさしぶりだ。


さて、漆黒の年代記、この戦争の始終を見届けた諸君達に

僕は問わねばならない事がひとつだけある。


全時空を震撼させたFatal End of Saga(絶対たる終焉) は…… ]






[ そもそも 何者の意志が 切欠であるかという 答えあわせだ ]





 


[よくよく考えてみたまえ。


本来、三千時空の各々の世界では
己が世界という大樹を自ら滅ぼさんとした者たちも多く集められた
然し、世界の悪戯は、彼らにこうして結果的にも三千世界を守らせた。

冥王ヘクター・クリュメヌスは勿論
彼の悪意、天帝胸赤鳥・極《カイザーロビン・イノセンス》など 
本来の世界では、明らかに、討ち果たされるべき世界の敵なのだ。


しかし 結果世界を護った彼らは、"FES"の切欠ではない]


[では、"彼ら"、紅蓮の闇に潜みし者達を改めてみよう


まず、僕は除外できるのはご理解いただけるだろう。
そもそも"ゼロ"、いや、多くの世界を結果混沌へ貶めた者達の動機は
世界を間引き、"アレ"を手にし、己が世界を護ろうとした結果の産物だ。


つまり、引き起こされた"FES"に対応した結果というわけだね。


これは、大異帝ヨーランダも、世界守護者《ヴェルト・ガードナー》ラルフも。
そして、嘗ての聖火の勇者、セイクリッド・レティーシャも大体同じだ

僕達は皆、結局は巻き込まれた"被害者兼加害者"というわけなんだ]


[ ……さあ 邪神諸君よ 君達はもう 真実を理解したね?? ]


……ひとり。唯ひとりだけ 明らかな例外が存在したんだ。


["僕"は、黒魔術に覆われた仮面を被りながら"その場所"を歩む。
カツ、カツ、カツ、赤き世界に足音は響き。
僕の足跡をなぞるように、リコリスの緋き花びらは"その世界"に舞い上がる。

ふわり。ふわぁり。幻想的に、神話的に、美しいリコリスよ]


"彼女"は 三千世界を 己が"神域"に侵食せんと試みた


                         [ぶわぁっ…]
[麗しき蒼炎を纏いて輝くは、彼の統皇剣。然し緋色ではない、蒼色。
緋色のリコリスが咲き荒れし、静かにして神聖なる女神の聖域に
蒼という侵入者が現れているのだ]


つまり"FES"は元々、"彼女"の意志が発端となったとしか考えられない。


[流石恐ろしきは法の神の代理人。神座を奪いし観世の神。
彼女を打倒出来る者は未だなく、神域の奥深くに彼女は存在する。
今回、希械の上に存在した、ホログラフ染みた存在ではない。
真実、赤き女神を冠せし真なる女神だ]


心せよ 神域には 絶対の女神が君臨せん

彼の女神 神聖にして流麗。
彼の女神 悲聖にして観世。

神たる赤き歌を奏でし究極存在にして。
神域に緋き彼岸の燦華を開けし歌姫-大いなるディーヴァ-

女神に抗うなかれ 女神に立ち向かうなかれ


"彼女"の名は 女神である


だけど"彼女"の隣に必ずいる"あの人"の姿があそこにはなかった。


[リコリスの花弁に包まれたその世界で、僕は像を撫でた。
嘗て、黄泉津平坂を開き、冥界を開き、神域を開いた
あらゆる時空をつなぐ、モアイ像の鼻を撫でていた]


心せよ 神の隣には 魔女が君臨せん

彼の魔女 人にして絶対。
彼の魔女 人にして究極。

人にして 神と立ち並ぶ至高存在にして。
神域を赦されし 神の資格者。

魔女に抗うなかれ 魔女に立ち向かうなかれ


"彼女"の名は 魔女である


― 第8世界(?) 観世神域性 聖†JKDS学園 ―



つまり今回の騒動を裏で操っていたのは"貴女達"だね?

正直。僕ひとりじゃとても敵わない。
魔女と女神に抗うなかれ。しかして我は彼女と戦うものなり。
ここで"神域派"に世界すべてを掌握されるわけにはいかない。



[そして僕、『アズール』……いや、仮初の名は既に不要……
『蒼舟・藍=オスカー』は。虚空。
RED=ZONEと化した学園世界の何もない空間に仮面を向ける]


レイテイシアも、夏穂理さんも、どちらも出てくるのかな……?


―――出てきて! そこで監視てるのはわかってるよ!!!*


/* スイカ割りしようか、粉々にしてよHERO。


/* スイカブレイk…… なんでもない


/* 仕方ねぇーなー、オレのノート貸してやんよ


/*いらねえよ


セシルは、ラルフにノートを突き返した。

dia 2014/06/21(Sat) 23時半頃


/*  遠慮すんなよ、王子!


―最後の大地―
[鐘が鳴る――――――。
鼓膜を震わせる――――大きな大きな。]

"ガルガンチュアの鐘がこう高らかに鳴っておるぞ。
どうやら、世界の終焉とは今この瞬間よりであるらしいな。

…別れは済んだか?"

[記憶が語る――――。
それは閻羅王とよく似た声。
最も、この記録の王と目の前の人物が同じかなど。

海賊には一切――――関係などない。]

終焉はこの瞬間より、か。
なるほどねぇー。

[興味がなさそうに呟いた後。
この世界の記録に合わせてボウガンを構える。]


"永劫波動混沌嵐(エターナルフォース・ブリザード)!!"


[ボウガンが放った一撃。
口元を歪めながら笑う。]

"当然それは現世の生命、そしてエネルギーを須らく相殺し、駆逐する。そしてその力はあらゆる力をその対となって消滅させ、その力の行使された後は凍りついたように如何なる生命の痕跡も残さぬだろう。

俺が行使するのはその虚無の力…

故に我が永劫波動混沌嵐(エターナルフォース・ブリザード)はその領域内に如何なる生命、如何なる力が存在することをも許可しない!!"

らしいぜ。

[男がボウガンを己の肩へと乗せれば景色は元の庭園へと戻る。]


― 赤闇城/漆黒の間 ―

"今ここに、"物語"<セカイ>は"反転する"<ウラガエル>!!

妥当されるべき"運命"は、お前たちだ!

光の勇者たち、光の道標<<リュミエール・ギュスト>>!!

時間だ……、目覚めろ、世界よ!!"

[聞こえた音に男は笑いを零す。]

へぇー……興味深い世界かもなぁ。
"成長"しないから、ね。
まー、"成長"しないなら仕方ねぇよなぁ。

[男が指を差せばまた音が降る。]


"貴様らなんぞを相手に、僕は、

"諦めたりしない"!!

"時計回し"の"役割"<ロール>を、破棄する……!"

[諦めはしないという声に男はボウガンを構える。]




世界に安寧と静寂を。



世界に、La Jodaso Stiana<サヨナラ>を――!!




[この矢は運命を破断する――――!]




"dreadnought of JKDS school《超弩級ジャキディス学園》

――此処に降臨"


―學園長室《マスタールーム》―

なぁ、ここの学校の校歌知ってるか?
せっかくこの世界の記憶を辿るんだ。

どうぞ、お聞き下さい。

[男がボウガンを振ればスピーカーから流れ出した。]


 ― 聖†ジャキディス学園  校歌斉唱《コワイア》 ―


1.陽光降り注ぐ大地に
 我等の学び舎 鎮座する
 今 決意を受けて 立ち上がるは
 正義の誓いを持つ 我等

 心挫けそうな窮地の時には
 我等(アイツ)の笑顔を思い出せ

 我等は共にある仲間だから

 ジャキディス
 ジャキディス
 聖†ジャキディス学園


2.夕闇舞い降りる天空(そら)に
 我等の学び舎 眠りゆく
 今 友情(きずな)を繋ぎ 立ち上がるは
 正義の誓いを持つ 我等

 戦う運命の我が好敵手(とも)へには
 我等(アノヒ)の誓いを刻み込め

 我等は共にある仲間だから

 ジャキディス
 ジャキディス
 聖†ジャキディス学園


3.月光きらめかす海に
 我等の学び舎 浮かび上がる
 今 勝利を約束し 立ち上がるは
 正義の誓いを持つ 我等
 
 今も色あせぬ思い出(メモリア)は
 明日の英雄(おまえ)を強くする
 
 我等は共にある仲間だから

 ジャキディス
 ジャキディス
 聖†ジャキディス学園


[スピーカーからの音が止めば、ボウガンを構えた。]

"世界樹超越愛箱舟死超弩級天使システム……制御解放"

[そんな聲が聞こえた後、
炎熱の魔杖《レーヴァテイン》の幻影が踊る。
満足そうに笑った後、トリガーを引いた。]


神炎夢幻《ゴッドブレイズ・オブ・インフィニティ》


[炎熱の魔杖《レーヴァテイン》の連撃が戦士たちを襲う。]


【人】 奏者 セシル

─ 銀の華咲き乱れ、漆黒天使の座する庭にて ─


♪    ♪♪



                  ♪

 

(2) dia 2014/06/22(Sun) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

[うたが聞こえた。澄んだ歌声>>7:193>>7:+300だ。




           ───── For Ever Singing…?



Song?…Songs for Fatal End of Saga]

(3) dia 2014/06/22(Sun) 01時半頃

 


 ―――― Tu rururu lala


               ralalan dada …



 


【人】 奏者 セシル

[セシルは、小鳥の囀りに少し閉ざしていた目を開けた。
それは空耳であっただろうか?
ほんのひとときの、短い夢>6:=2

いやきっと、そうではあるまい。
それは世界への祝福にも似る。
開かれる扉《カノウセイ》へと響く無限の零《うた》だ]

(4) dia 2014/06/22(Sun) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

…───ふん、

[冥王が青白い波動となって姿を薄れさせて行く>>7:192
それへ目を細めた。引き止めはしない。
きっとまた会えるのだろう───望みさえするならば]


…地獄行きの”権利”とやらを聞きそびれたな。
まだ行くとは言っていないんだが。

[強制連行ではたまらないと、少し肩を竦める。
ともあれ、聞く相手はもういないのだから仕方がない]

(5) dia 2014/06/22(Sun) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

[諦めて傍らを振り返った。
黒銀の海に半身を沈め、崩れ行く身体に万魔の聖痕-パンデモマーク-を負った小鳥を。
光り輝く拳を撃ち放った蒼天ダン《HERO》を。
倒れ伏し、今はぴくりとも動かぬ海賊の姿を。そして、]


ったく。人使いが荒いにも程がある。

[この嵐の中も平然としてある少女へと視線を留めて、軽く睨む>>7:@17]

(6) dia 2014/06/22(Sun) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

いかに僕が素晴らしく優秀で有能且つ麗しく万能で……、

[声も微かに掠れている。台無しだ]

全てを救うのが《SUPER HEROS》の役割とはいえ、

[ガッ!と、統皇剣を地に突き刺して身体を起こす。
ずきりと身体に激痛が走った。
あばらの骨でも折れただろうか]


………高くつくぞ?

[それでも銀のリコリス《鍵》を手放すことはなく。
見上げるのは漆黒の天使像]

(7) dia 2014/06/22(Sun) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

おい、貴様。
───…僕を呼んでいたのは、貴様だろう。


……妙な歌を響かせやがって。

[無表情なはずの石像が、ほんの少し笑ったように見えた。
それに反して、セシルの表情は思いきり苦くなる]


チッ……、

(8) dia 2014/06/22(Sun) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

────おい、そこの!!見ているんだろう?!


[顔を動かさぬまま、声を放った。
”その場にはいない”けれど確かにある存在へ。
黄金の螺旋階段の主>>6:@3と、不死鳥なる巫女姫へ。
探すことはしない。声は必ず届く。───これは確信だ]

(9) dia 2014/06/22(Sun) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

僕は…僕たちは”約定通りに”資格を得た。
次はお前たちだろう。力を貸せ。


      ……無論、あとは分かるな?


[微かに笑って視線を流した。
その先を、最早言葉で語る必要を認めずに顔を正面へ戻す]

(10) dia 2014/06/22(Sun) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

”欠片”を───”完全に”復す。


[目前に持ち上げた剣の柄を、くっと握り直して宣言する。
ちゃきりと小さく、金の音が鳴った]

(11) dia 2014/06/22(Sun) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

ロビン、…蒼天ダン《Revival HERO》
お前たちが資格だ。

[いや、違う。本当は違う。
資格など元々”この場に集う全てへ与えられる可能性があった”
今もあるのだ。────”元”と変わらず。
その為に集ったのだと、もう既に”知っている”


───Listen.



              Listen to the songs,Angel…]

(12) dia 2014/06/22(Sun) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

これより銀の門を開く。



      ───── 道《ヒカリ》を示せ!!!!


[命ずると同時、白銀の剣を高らかに掲げて真っ直ぐに振り下ろす。
鋭く道を切り開かんと、誇らかに前を見据えた*]

(13) dia 2014/06/22(Sun) 01時半頃

 


 ―――― Tu rururu lala


               ralalan dada …



[皇子たりえる者の歌声《コラール・オブ・プリンス》
創造主《カミ》の小鳥の歌声が共に鳴り響く。]


奏者 セシルは、メモを貼った。

dia 2014/06/22(Sun) 03時半頃





 ―――― Tu rururu lala


               ralalan dada …



[あらゆる遠くも遠き異界からもハミングは響く。
麗しき王子達の囀り《コラール・オブ・プリンス》に乗せて。
どこまでも。どこまでも…強き想いは重ねられていく!]


【人】 奏者 セシル

─ 銀の華咲き乱れ、漆黒天使の座する庭にて ─

[サァ…と、風なき風に銀の華がゆるやかに揺れる。
天使像は待っている。その時を。

セシルも、その只中で待っていた。───”時”を。
手にするのは記録を集めゆく不可視の統皇剣。
時折ぱりりと雷を弾くそれを、軽く片手に下げている]


(───…響き鳴り渡る歌が咲き誇る)

[またゆるりと、辺りに満ちる花々が揺れる]



      (交わした約束と 希い 揺らぐことは無く)

(49) dia 2014/06/23(Mon) 03時半頃

【人】 奏者 セシル

[小鳥の銀の翼《パンデモマーク》が解れた>>29
漆黒を銀が染め上げ、光へと織り上げていく。

セシルは、ふっと口ずさむ歌を止めて小鳥の元へと歩み寄る。
優美な仕草で指先を伸ばし、小鳥の羽根を愛しむようについと撫でた。

セシルの周囲には、時折奇妙な景色が浮かんでは消える。
それはある時は小鳥の抱える証《パンデモ・マーク》>>22を示し、またある時は燃え落ちる水上都市を映す>>34

その都度、不可視の白銀の刃は輝きを増した。
共鳴するように、天使の纏う銀《ヒカリ》もその輝きを増していく]

(50) dia 2014/06/23(Mon) 03時半頃

【人】 奏者 セシル


────欠片は、

[誰にとも聞かせる風ではないまま、口にした。
歌のリズムを変えぬように、だからどこかうたうように]

元々確かに、模造品《イミテーション》に過ぎなかった。


    (晴れ渡る空へ声高らかに)


無論、アレの模造品などではない。…──分かるか。


(誓った言葉 想い 決して忘れない…)

(51) dia 2014/06/23(Mon) 03時半頃

【人】 奏者 セシル

[キィン!と、また統皇剣の刃が輝きを増す。
ゆらとセシルの背後に現れたのは、天使《エリクシエル》の溜め息>>36]

本物《ジェニュイン》は無論、別に”居る”


      どこかは…、…分かるな?


[不可視の銀の刃を目前に掲げた。
そう、”欠片”の完全なる修復>>11は、じきに迫っている]

(52) dia 2014/06/23(Mon) 03時半頃

【人】 奏者 セシル

そういうことだろう、女?

[返事を期待せぬ風で、ちらりと視線流し遣るはソフィアへと]

(53) dia 2014/06/23(Mon) 03時半頃

【人】 奏者 セシル

”欠片”とは即ち、僕たち自身。その存在───その力。
それを映した欠片こそが、模造品《イミテーション》だ。
本物《ジェニュイン》は、

[天使像は呼んでいる、誰かを。>>5:33……誰を?
そんなものは分かりきっていたのだ、ずっと。
呼んでいたのは───]



  ────…僕たち、全員《ALL》だ。


[最後の力が、蒼天ダンを通じて刃へ集う>>43
カッ!!!と、強く剣が輝いた。
不可視の刃は薄く雷鳴の気配を纏わせながら清澄に、そして強大な力を秘めて輝いている。
まさしく三千世界を救う、導きの証>>2:285として]

(54) dia 2014/06/23(Mon) 03時半頃

【人】 奏者 セシル

(───ゴーン…)


[遠く、幻のように鐘の音がする]


               (……ゴーン…)

[高く低く。祝福のように]

(55) dia 2014/06/23(Mon) 03時半頃

【人】 奏者 セシル



───ゆえに、

(56) dia 2014/06/23(Mon) 04時頃

【人】 奏者 セシル

[小鳥の指し示す無限の銀《可能性》>>30
NEW HEROの指し示す光の門《トビラ》>>44
それらを見据えて、セシルは誇らしく不可視の剣を掲げる]

… 今、全て《ALL》の力を以って、


        
            門への道は完全に復される!!!!


[叫びと同時に全ての記録を集めし光の刃を宙に振るった。
見えざる刃が、宙に一気に文様を浮かび上がらせる]

(57) dia 2014/06/23(Mon) 04時頃

【人】 奏者 セシル




    [      … ふぁさり     ]


 

(58) dia 2014/06/23(Mon) 04時頃

【人】 奏者 セシル

[パァァァアアア!!!と、天使像が強い光を放った。
徐々に光が収まれば、”完全に”再生した翼が麗しくその背に広がっている。

同時、セシルの身体も温かな光>>@7に包まれたようだった。
守護するように、祝福を与えるように。セシルの声は、続く]

(59) dia 2014/06/23(Mon) 04時頃

【人】 奏者 セシル

”力”集めるために、僕たちが争ったのは謂わば必然。

───門開く力を、この天使像に与えるために。…いや。

これこそが世界終焉の錠鍵-フェイタルリリィス-、
これまでに”扉”で通じる三千世界に放たれたる力の結晶。
随分な荒療治だったが、他に手がないならば仕方がない。



…が。”それだけ”では片手落ちだな……?

[ゆえに彼女は言ったのだろう。最後の仕事を、と>>7:@17]

(60) dia 2014/06/23(Mon) 04時頃

【人】 奏者 セシル

(重なり響くその歌よ)

『───絶対たる終焉《Fatal End of Saga》へ抗う』

(届け)

『生存のための恐れなき冒険《Fearless Expedition for Survival》を経て』

(無限-∞-の軌跡-√-へと...)

『極上の、心躍るエンディング《Fabulous Ending of Supremacy》へ』



   (《 For Ever Singing 》終わらないウタを歌おう)

(61) dia 2014/06/23(Mon) 04時頃

【人】 奏者 セシル

[セシルは、光輝く天使像へと手にした華を差し出した。
それは銀色に煌く鍵《ヒカリ》、はじまりのうた。
巫女の祈り>>@9がその輝きを導いていく]


────『資格』により、



                ”欠片”《記憶》を集め、


”鍵”《力》を擁して、


王を継ぐ者なるセシル=トリュッズ=トラウ=エレイント=ド=セレンディアが要求する。

(62) dia 2014/06/23(Mon) 04時頃

【人】 奏者 セシル

──── 開門せよ。銀の門《アルジェント・ポルタ》!!!

(63) dia 2014/06/23(Mon) 04時頃

【人】 奏者 セシル

[天使の腕が、高らかに光輝くリコリス《鍵》を掲げた。
それと共に、いずこからともなく鐘の音が響き渡る]


 …───ゴーン、


                 ゴーン、


    ゴーン、



                     ゴーン……

[ある世界ではガルガンチュアの鐘と呼ばれていた《うた》
或いは時空を超えて降り注ぐ祝祭《FES》のはじまりの鐘]

(64) dia 2014/06/23(Mon) 04時頃

【人】 奏者 セシル





     [        カッ          ]



 

(65) dia 2014/06/23(Mon) 04時頃

【人】 奏者 セシル

[銀の門が遂に開けば、辺りは光に満たされる。
ゆるやかに混じりあうは、金と銀。
淡い白金色の輝きに満たされる中で、彼ら自身も光を纏う。

すべての可能性が示される、始原の刻。
分かたれた√さえもが、再びひとつになる奇跡すらも内包して]


なんだ。タイムリミットつきか?

[セシルは天使を見上げて、少し肩を竦めた。
期限は天使の掲げる銀のリコリスの花弁が散り落ちるまで。
それまでに、全ての√の選択は欠片たち…即ち彼ら自身へと託されるが]

(66) dia 2014/06/23(Mon) 04時頃

【人】 奏者 セシル

おい、水鉄砲男。

[輝きの中で、セシルはラルフへも声を投げた。
無論その声が斃れたはずの彼に届くことも”知っている”
ゆえに当たり前の口調で、彼へと語りかけた]

船の女に感謝しとけよ。少し可愛かった。
…───僕の魔女《グロリア》には負けるが。

[銀を渡した彼女>>3:71を示して、少し彼をからかった。
そうして、ふふんと得意げな顔で笑ってやる]

(67) dia 2014/06/23(Mon) 04時頃

【人】 奏者 セシル

───…だが今は、

[セシルの手には、既に王たる不可視の剣はない。
代わりに手にしているのは、]



      …────この祝祭《Festival》に祝福を。


[天の美酒《アムリタ》を満たしたグラスを優雅な仕草で高く掲げた。
セシルは誇らかに笑って、グラスを宙に合わせて瞳を*細めた*]

(68) dia 2014/06/23(Mon) 04時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

dia 2014/06/23(Mon) 04時頃


おめでとうございます。



 

 ―――― Tu rururu lala


               ralalan dada …


[小鳥は静かに歌うのみ。**]


【人】 奏者 セシル

─ 銀の華揺れる光の庭にて ─


───二度目があると思うなよ?


[背後から掛かる祝福の声>>@10
それへじろりと視線を流した。
涼しい表情を浮かべた少女を軽く睨み付ける]

(126) dia 2014/06/24(Tue) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

大体勝手に呼び出してだなあ!
散々働かされるなんて、土台許し難い無礼だぞ!?
だが、そうか───…そうだな。

境界が再び、安定するか。

[それは即ち、この場の面々とまた離れるということだ]

(127) dia 2014/06/24(Tue) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

[視線を巡らせる。
すぐ傍らに、祝福を告げる胸赤鳥の姿がある>>80
愛らしく小首傾げる様子に、瞳を細めて笑み返した]

ロビン、

[グラスを片手に、この祝祭《FES》の間の従者を見遣る。
セシルの目には少しだけ考える色がある。
ずっと心の隅に引っかかっていた言葉がある。

そして今また、望み口にする姿を見る>>124
あのとき>>2:=13と同じ願いを]

(128) dia 2014/06/24(Tue) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

────…

[呼びかけてすぐに何かを告げることはせず、
少しその顔を見つめてから右手で剣を抜く仕草をした。
見えざる白銀の統皇剣がすらりと引き抜かれる。
その刀身を眺めて、口を開いた]

(129) dia 2014/06/24(Tue) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

僕は王を継ぐ者として、我が世界の安定を望む。

他の力を借りるのではない。
我と我らによる世界を僕は望もう。
悪意すら成長の糧《祝福》として、伸びやかに刻む未来を。


 よってここに、───…剣をお返しする。

[告げて、統皇剣を手放した。
少しの間宙に浮かんだ剣は、眩い光となって消えていく]

(130) dia 2014/06/24(Tue) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

 


―― こうして、また一つの世界の支柱は安定した ――


 

(131) dia 2014/06/24(Tue) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

……ふ。


[それを見届けて、短く息を吐いた。
再び傍らへと視線を向ける。更にその向こう>>111へと]

(132) dia 2014/06/24(Tue) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

ロビン、


          ──── ジョージ?


[当然のように名を呼んで呼び寄せ、軽く眉を上げた]

(133) dia 2014/06/24(Tue) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

まったく碌でもない召集だったが、
お前らと”遊んだ”のは、そうだな。…悪くなかった。

[礼に似た言葉をふたりに向けて、]


だがな。
僕に無断で勝手に消えたのは言語道断!!!
供が勝手に消えたせいで、僕がどれだけ苦労したと思ってる!?
いいか。怒ってるんだぞ。

分かっているか?

[ぴっ。と、ロビン、ジョージと順に指を差す]

(134) dia 2014/06/24(Tue) 16時半頃

【人】 奏者 セシル



───よって、暇を与える。


[主、マスターと呼ばれるを止めるとは言わずに、堂々とそう告げて]

(135) dia 2014/06/24(Tue) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

ジョージ。
お前、今度こそ自分の世界へ帰れるんだろう?
落ちついたらまた、”扉”を開いて来ても構わないぞ。
そこの女《ソフィア》にはバレないようにな。

[軽口めいて子どもへと笑って]


…。僕の国《セカイ》を見に来るといい。

[ほんの少し、それは本心のように口にした。そして]

(136) dia 2014/06/24(Tue) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

ロビン、

[再び小鳥の名前を呼ぶ]


お前は、

[戦いの痕跡《キズ》癒えたその姿を少し見つめる。
また考えるような目の色のまま、どこか繊細な表情で]

(137) dia 2014/06/24(Tue) 16時半頃


お前は、…逝くのか?
 


【人】 奏者 セシル

[執着(あい)する苗木《セカイ》と逝くが望みか、と。
軽やかに歌う小鳥へと*問い掛けた*]

(138) dia 2014/06/24(Tue) 17時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

dia 2014/06/24(Tue) 17時頃



……、…遅かれ早かれ。
 


……我が創造主《カミ》すらも。
もう私の苗木《セカイ》を見限っている。

それでも。
私は破滅《死》する苗木《セカイ》に最後の祝福を唄おう。

だが――。


一年か十年か、あるいは百年持つか。
全てが破滅《死》するまで。
ゆるやかにゆるやかに、枯れた世界は滅びる。

苗木《セカイ》からすれば短い時だが。
人は滅びに直面してもしぶとく足掻くが故に、私の想定以上に『延命』されるかもしれない。

[ふわりと翻るマントを真紅の翼へと変え、大きく広げる。]


破滅《死》までの短い猶予期間。
もはや、どうしようもない世界に悪意《種》を撒くよりは。

悪意を容れ。
悪意を信頼し。
悪意の標へとなると言い切った。

王の道《√》がどこへ行くのか見るのも、悪くはない。

[いつか忠誠を誓うが如くそうしたように。
赤い翼を胸元へと折り畳む。]


出航だ、テメェら――――――!!!


 


 ―――― …… rururu lala ……




[それは"誰"に向けたのか。
鳴り響く歌声は虚空へ、永遠に消えた。


          ――*悪意の小鳥 END*――]


【人】 奏者 セシル

─ 愚者の庭園 ─

[銀の門より戻りし英雄たちが、消えていく。
ある者は風に乗って、ある者は天翔ける船に乗って]


─────おい。


誰がクソ王子だ?誰が!?
僕はセシルだ、至高にして麗しきセシル王子様と呼べ。
お前の世界も消えちゃいないだろうが、ええ!?

こんの、馬鹿水鉄砲暴走海賊────ラルフ!!!

[光に消え行く船>>151へと怒鳴り返して]

(206) dia 2014/06/25(Wed) 00時半頃

【人】 奏者 セシル

…ふん!

[鼻を鳴らした。当たり前だ。
再会を約することもなく、ただ、船が消えるまでの間をじっと見送る]

(208) dia 2014/06/25(Wed) 00時半頃

【人】 奏者 セシル

[またひとつ、声が掛かった>>@32
知らず、けれど”知っていた”存在だ。
ふわりと白い衣を気高く揺らす巫女へと、口の端を引き上げる]


────当然。


[軽く胸を張り、誇らしく頭を上げて]

(209) dia 2014/06/25(Wed) 00時半頃

【人】 奏者 セシル

この僕を、誰だと思っている?

[賞賛へと輝くような笑みを向けた。祝福に瞳を細め、]

…ああ。お前たちにも。

[ごく短い言葉の祈りを向けた。
少女と、そしてクリストファーへ。
碧の風の向こうへと消える人影を、また見送るのだ]

(211) dia 2014/06/25(Wed) 00時半頃

【人】 奏者 セシル

そうか。ならば行って来い。

[そうして。ジョージ>>147へはこんな言葉を掛ける。
ごく自然と、”ここ”へ戻るを前提とした言葉を]


…───あまり長く待たせるなよ?

[また、と。再会を予感させる挨拶>>172には、少し笑って]

(213) dia 2014/06/25(Wed) 00時半頃

【人】 奏者 セシル


またな、ジョージ。

[いつかしたように、子どもの頭に掌のぬくもりを掠めさせた]

(215) dia 2014/06/25(Wed) 00時半頃

……お前が望むなら、

[やがて。一番最後に掛ける言葉は胸赤鳥へ。
もっとも近くにあった小鳥へと、目を向けて]

お前の望みならば、叶えてやろう。
それが僕が最初に決めた意義《ルール》だ。
王は王を望む者のためにある故に。………だが、


僕が、お前を失うことを望みたくない。


…。悪意は進化の種となる。
お前はそう言ったな?

ならば見るがいい。その行きつく先を。
僕がお前に見せてやる。


  ───お前が”見たかった”景色を、だ。
 


【人】 奏者 セシル

ついて来い、ロビン。
僕が悪意の標となってやる。


…最初に、言ったろう?

[覚悟を問う小鳥に、晴れやかに*笑った*]

(217) dia 2014/06/25(Wed) 00時半頃

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