人狼議事


18 'Cause I miss you. 〜未来からの贈り物〜

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視点:


受付 アイリス! 今日がお前の命日だ!


【人】 踊り手 フランシスカ

―回想・昨夜集会所―

 ……。

[ヤニクの言葉>>2:411に、何も言うことができなくて。
ただちらりと、眠るヘクターに視線を向けた。]

 ……おやすみ。

[ひらり手を振るその姿に。腰で揺れる曲刀に。

少女が感じたのは、なんだったか。]

(2) 2010/07/03(Sat) 10時頃

 そんな、こと知りたく、ない。

[まるで駄々をこねる子供のようだと、自分で思う。

きっとドナルドは、昔に何かあったのだと、なんとなく、気付いたけれど。

それでも。

知りたくなんて、なくて。

ただ、椅子に深く腰掛けたまま、動かなかった。]


[“声”がした時、少女は夢と現の間をさまよっていただろうか。

びくり身体を震わし、ドナルドの視線を受ける。強張って、何も浮かばない顔で。]

 ……い、や…

[睨みつけられるとその視線から逃れるように床を見つめる。]


[

そして。
気配が、動いた。

アイリスが眠る、階段へと。]

 だ、だめ…っ

[思わず叫んだ。立ち上がった。

でも、足はそれ以上動かなかった。


それは恐怖からだろうか。

     それとも――]


踊り手 フランシスカは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 10時頃


[ 突然耳に届いた声。果たして少女は目覚めただろうか。
 左手、人の姿の時よりも巨大で毛むくじゃらなそれでアイリスの首を絞めあげた。]

 おおっと……寝ているヤツらの邪魔にならないようにしようぜ?

[ 牙をこすり合わせるように哂う。
 暗闇の中、少女の瞳に眼帯をかけた狼の顔が映っただろうか。]

 悪いなぁ、フランシスカがどうしてもって言うからよぉ。

[ 空いた右手で上着を引き裂き、肩口を顕にする。
 そして、散々心の中で描いていた様に、牙をそこへと突き立てた。
 右手の爪で腹を裂き、中を掻き分ける。
 激痛に叫びをあげようとしても、絞める左手はそれを許さない。

 探るような右手が、とうとう一番熱い肉を探し当てた。
 それを引きちぎると同時に喰いちぎる――少女はいつしか事切れていた。]


 うめえ! こいつはいいぜ、最高だ!

[ 肉を飲み込み、哄笑する。]

 フランシスカァッ! 一番旨い所をくれてやる!
 とっとと来やがれ!!

[ 少女の味に陶酔しつつ、叫んだ。
 右手の中、弱々しく脈打つ熱い肉を潰さぬように気をつけながら。

 同胞が来たのならそれを渡しただろう。
 来なかったとしても声を頼りに探し当て、どちらにしても、その熱い肉を口へ運ばせる事だろう。*]


【人】 踊り手 フランシスカ

―昨夜―

[だめだと思うのに、椅子から立ち上がったまま、動けなくて。

届く“声”。感じたくなんてない、“声”。

ぽたり、涙が床にしみを作る――*]

(21) 2010/07/03(Sat) 22時頃

―昨夜―

 いやあ…っ

[“声”を拒絶するも。

身体は。本能は。人狼としての、本能は。]

 や、やあ……あ、あたし、は……

[その場から逃げ出すことを、許してくれなくて。

むろん、逃げ出したところで、どの道見つかってしまうだろうこと、わかってはいたけれど。]


【人】 踊り手 フランシスカ

―今朝―

[1階の談話室。

隅で何かに怯えるように車座になっている少女がひとり。

響いたヤニクの叫びにびくりと身を震わした――]

(22) 2010/07/03(Sat) 22時頃

―アイリスの部屋・回想―

[ 怯えたような同胞の声に苛立を覚える]

 何時まで下らねえ事に拘ってやがる、あのガキ……。

[ 何時までも食事に現れない同胞に業を煮やし、怒鳴った。]

 いいからさっさと来いッ!!
 命令だ! フランシスカッ!!

[ 『強制』の意志を込められた、人に聞こえざる怒号は村中に響いた。]


 ――っ

[響いた怒号に、ぽたり雫が落ちる。

ふらり、足が階段へと向かう。

ぽたりぽたり、落ちる雫はすぐさま消えるけれど。
輝く道はアイリスが永眠る部屋へと。]


[ ふらふらと現れたフランシスカに、血に濡れた顔のまま笑ってみせた。]

 遅かったじゃねえか。
 まあいい、冷めたら不味くなっちまうぜ?

[ そう言って、横たわるアイリスがよく見えるようにベッドから離れる。]


[紅のにおい。

それから感じるのは。]

 ……あ、いりす…

[瞳に映った光景に、へたり床に座り込む。

紅。紅。紅。

紅の世界。

夢と現が混ざりあう。]


[ 床にへたりこみ、アイリス同様動かなくなった同胞。
 ゆっくりと近付き、その前に屈んだ。]

 ほら、食えよ。

[ 逃がさぬよう左手でしっかりと肩を捕らえ、右手の肉を口元へと差し出す。]


[紅い世界にとらわれて。

捕えられた肩も、差し出された“アイリス”も。
うまく少女の中に入ってこなくて。

意識が働かないまま、口を、開いた。]


[ 心ここに在らず。だが、本能には抗えなかったのだろうか。
 呆然としながらも開いた同胞の口に、右手のそれを押しこむ。]

 ほうら、熱いだろう? 甘いだろう?

 ――この味を知っちまったら、もう戻れないだろう?

[ 酷薄な笑みを浮かべたまま、目の前の少女を注視する。]


 ――ぅ…あ……っ

[押し込まれた肉片。

その感覚に、感触に。

意識が戻って。

咳き込んで。]

 そ、んな、こ…

[涙目で、笑みを睨む。

でも。

ぽたり。涙が零れ落ちる。]

 …そんな、ない、あた、あたしは…


[ 咳き込む同胞。だが、掴んだ肩を放しはしない。]

 ……お前は?

[ 笑いを崩さぬまま、瞳の奥を覗き込む。]

 人に聞こえねえ声を聞けるテメエは?
 人に聞こえねえ声で話せるテメエは?

 たった今人の肉を喰らったテメエは?

 それでもテメエは、ヒトのつもりで居るのか?
 そんなテメエを、他のヤツらはヒトと思うのか?

 ――諦めろ。もうテメエはヒトじゃねえよ。

[ 冷めた声で断言した。]


[語られる言葉。]

 や、は、離してっ

[事実としか、思えなくて。]

 ……やあっ

[でも。思いたくなくて。]

 …あい、りす……

[頭を振って、聞きたくないとばかりに。]


[ 離せと暴れたところで、狼の力で抑えていれば、解けない。]

 違うだろう?
 その程度じゃ毛虫も殺せねえぜ?

[ 仮にその拘束を解けるものが居るとしたら、同じ狼の力を持つ者のみ。]

 ――諦めろ、テメエはヒトじゃねえ。

[ 再度、訴えかける。]


[“少女の力”じゃ敵わない。

そんなこと。]

 ……わか、ってる…わかってるよ…

[ぽたりぽたりと涙が落ちる。

ヒトじゃなくて。
人狼で。
わかりたく、ないけれど。]

 なん、で…なんでぇぇ……

[ヒト、だったのに。
ヒトとして、過ごしてきたのに。]

 やああああああああっ

[自分の、変化が。]


踊り手 フランシスカは、さすらい人 ヤニクが飛び出すのを横目で見ながらも、その場から動けず。ただただ耳をふさいでその場にうずくまっていた。

2010/07/03(Sat) 23時半頃


[ 何故という疑問、それに対する解は持ちあわせては居なかった。
 過去の己も、現在の己も。]

 さあな……だが、外国のヤツがよく言ってたんだがよ。
 Que sera, sera……『なるようにしかならねえ』って意味らしい。

[ いつしか表情からは笑みも、怒りも消える。
 少女の変化を目の当たりにし、その言葉を呟いた。]

『なるようにしかならなかった俺達』は、これからどうなるのか……。
 俺達の方法で聞いてやろうぜ……ヒトの神サマによ。

[ ただ、少女の変化を見守る。]


[笑みも、怒りも消えた表情をどこかきょとんと見上げて。]

 …Que sera, sera……?

[ぼんやりと、言葉を反芻する。]

 ……あたし、たちのほう、ほう…?


[ ぼんやりと見つめ返す瞳に頷く。]

 そうだ、俺達の方法だ。

 この爪で、牙で――ヒトを喰わなきゃ生きていけねえ体を使って聞いてやろうじゃねえか!
 何で俺達はヒトじゃねえのか……人狼なのかってのをなァ!?

[ 答えの与えられぬ問、それこそがこの男の行動原理。
 雲の上で安穏としているであろう神に届けとばかりの咆哮。]


 ………なんで、だろうね。なんで、なんで…

[漏れる呟きは、問いかけるわけでもなく。

そっと触れる花飾り。赤く咲く花飾り。]

 ……ヒト、だったんだけどなぁ…

[ぽつり、上を仰いで。

悲しげに、切なげに。

少女の呟きが、その場に響いた。]


[ 少女の呟き、酷くかすれたそれを聞き逃す訳はない。
 強く握っていた肩を放して立ち上がった。
 足音を立てず、そのまま扉へ。]

 俺だってヒトだった。
 ヒトとしてやってけると思ったこともあった。

 でもな、なるようにしかならなかったんだよ。

[ 扉の前で立ち止まり、己に言い聞かせるように呟く。
 微かなそれを同胞が聞きとがめたかなど気にすることもなく、部屋を出て階段を降りる。

 己の特等席へ腰をおろし、目を瞑る。
 複数の寝息を耳にして舌打ち、浅い眠りに身を任せた。*]

―回想・了―


 よく聞いとけよ、フランシスカ。

 ――ヒトが何を思っているか。
 俺達をどう思ってるか……なぁ?

[ 怒りの色はない――ひたすらに無感動の、冷たい響き。]


 本能だってよ、フランシスカ!

[ 楽しそうな、自棄っぱちな声。]

 つまり、だ。

 ヒトがモノ食って寝て産んで増えるように!
 鳥が空を飛んで歌って卵を産むように!
 獣が他の獣を襲うように――俺達はそんな存在なんだとよぉ!?

[ 愉快そうに顔を歪める。]

 見てみやがれ、ここに居るヤツの顔を!
 どいつもこいつも……ヤニクだけじゃねえ!
 ヨーランダもガストンもヘクターもミッシェルも……タバサまで!

 みぃんな俺達を見付け出して殺すことしか考えてねえんだぜ!

[ 悲鳴を上げるかのように笑った。]


【人】 踊り手 フランシスカ

[近づく気配>>71には気付かなくて。頭に触れた温もりにやっと顔を上げた。]

 ガストン……アイリス、が…アイリスが……

[ぽたり、枯れてない涙は溢れて。
すがるようにガストンの服をつかんだ。
嫌がられなければそのまま彼にしがみついて声を上げて泣いていたのだろう。]

(120) 2010/07/04(Sun) 19時頃

【人】 踊り手 フランシスカ

[そしてヤニクが壁を叩く音>>91が怒声と共に響けばびくりと身を震わせる。
続く論争にも、ただただ怯えたように耳をふさぐか。

でも。

本当にききたくない“声”は。

無常にも少女を捕えて離さない。]

(121) 2010/07/04(Sun) 19時頃

踊り手 フランシスカは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 19時半頃


【人】 踊り手 フランシスカ

[ミッシェルの言葉>>118が心に刺さる。

――ごめん、ごめんね…

心の中で、何度も何度も謝罪を述べる。
でも、実際に伝えることはできなくて。

何かに縋りたくて、傍らの温もりに手を伸ばした。
幼い頃、よくしたように。

でも。
それはタバサに触れる直前で空に停止する。

幼い頃の自分と、今の自分は。

違う、モノだから。

触れていいのか。
触れる資格が、誰かに縋る資格が、自分にあるのかと。]

(123) 2010/07/04(Sun) 19時半頃

【人】 踊り手 フランシスカ

[顔は伏せたままだったから。
手に物が触れた時、それがなんなのか、わからなくて。
涙の残る顔をあげて、瞬きひとつ。]

 ………あ、ありがと

[ほら、と促されてやっとコップを握る。

コップは、冷たいのに。
とてもあたたかく感じたのは。

寄せられた体。聴こえる歌。
幼い頃聴いたそれより、声は掠れてしまっているけれど。

そのあたたかさは、何も変ってなくて。

だから、余計に。
変ってしまった、自分が辛くて。

レモン水に波紋が広がった。]

(125) 2010/07/04(Sun) 20時半頃

【人】 踊り手 フランシスカ

 ん…ごめ……

[コップを傾けて、軽く目元を拭う。

タバサの歌声。傍らから伝わるぬくもり。
それらが優しくて、懐かしくて。
また違った意味で、涙が溢れそうになるけれど。]

 でも、変ってない。変ってないよ。姉さんの歌から伝わる優しさは、なんにも。

 ……うん、楽しかった。姉さん足長いから、追いつくの、大変だったんだよ?

[水面に視線を落としながら、懐かしむように言葉を紡ぐ。
きっとタバサも同じように、祭りの風景を思い出しているのだろうかと、思いながら。]

(127) 2010/07/04(Sun) 21時頃

【人】 踊り手 フランシスカ

 そんなことは、ないでしょ。

[タバサの笑みにつられるように、くすりと小さく笑みを浮かべる。
久しぶりに笑った気がして。自分で少し、驚いた。

タバサの歌は、とても心地よくて、他の人のそれよりも、綺麗に踊れて。
踊りながら時折絡んだ視線に、ふたり幸せそうに笑いあったのを、思い出したりして。]

 たまに、だけど。祭りの時は踊ってる。
 歌えて、るよ。だめ、かな。また、姉さんの歌で踊りたい…

[この事件が終わったら――少女もまた、同じように飲み込んだ言葉。

この事件が終わる。その、意味するところは。]

(129) 2010/07/04(Sun) 21時頃

【人】 踊り手 フランシスカ

[タバサの語る言葉。俯く横顔を見つめながらじっと耳を傾ける。

5年前、村を出ると言ったタバサ。

村を出たら、戻ってこないんじゃないかって。
戻って、これなくなるんじゃないかって。

心配になって。]

 ……子供、だったんだ。姉さんが、姉さんまで、いなくなっちゃうんじゃないかって。送り出したかった。姉さんを、応援したかった。でも、怖かったんだ…

(132) 2010/07/04(Sun) 21時半頃

【人】 踊り手 フランシスカ

[死が訪れるのは、なにも村の外だけじゃないのに。
怖がって、タバサを笑って見送れなかった。

やだ、と。行かないで、と。
そう言った時の、タバサの切なそうな顔が。脳裏に浮かんだ。]

 違うよ、姉さんの歌があったから、あたしは踊れたんだ。一番綺麗に、踊れたんだ。

[向けられた、真摯な目。
その目に映る、自分は。どんな表情をしていたのか。

――生きのびる。

ああ、でも。それは。それが、意味するのは。]


 ……姉さんも、生き、て…


.

(133) 2010/07/04(Sun) 21時半頃

【人】 踊り手 フランシスカ

[謝るタバサに軽く俯いて首を振る。
溢れそうになった涙を隠すように。]

 ――…おかえり。おかえり、姉さん。

[顔をあげて。瞳を見据えて。

視界はきっと、まだ少し滲んでいたけれど。
笑みを浮かべて、ただおかえりと。
拒まれなければ、きっと幼いころのように腕を広げて。]

(137) 2010/07/04(Sun) 22時頃

踊り手 フランシスカは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 22時半頃


【人】 踊り手 フランシスカ

[タバサのぬくもりに包まれながらそっと瞳を閉じて。
ここ何日かの中で、久しぶりに穏やかな気分に包まれる。

でも、身体が離れて。周りの会話に意識が及べばまたそれは霧散して。

タバサへと近づいてきたヘクターの言葉>>144は、少女の耳にも届いて。

そんなことは、させない、しないと、思うけれど。口にはせず。

続いた言葉に軽く視線を外した。]

(145) 2010/07/04(Sun) 22時半頃

【人】 踊り手 フランシスカ

[ヘクターとタバサの会話を聞きとることはできなくて――否、聞きたく、なくて。

そっとタバサから離れて常の椅子へ。
レモン水に口をつけながら、周りへと視線を向ける。
視界に、ふたりの姿が入らないようにしながら]

(156) 2010/07/04(Sun) 23時頃

【人】 踊り手 フランシスカ

[ドナルドの言葉>>164にき、と彼を睨んでからミッシェル達に視線を向ける。彼女らはどんな表情をしていただろうか。
むろん、この時もタバサ達にはあまり長く視線を留めなかったのだけれども。]

(165) 2010/07/04(Sun) 23時半頃

[ 涼しい顔で応える。]

 ガキが一丁前に何様のつもりだ?

 ああ、ああ、人間様のつもりか。
 たく、頭に血の巡ってねえガキだなぁ……。

[ 髪を掻き、目を瞑った。]

 アホ臭えママゴトか、好きにすればいい。

[ そう言ってあくびをひとつ。]


 ……あたしが、みんなと違うのは、わかって、る。でも、あんな風に、言わなくたって、いいじゃない。

[ドナルドからは視線を外したまま、絞り出すように、そう“声”にする]


 言うさ。言うに決まってるだろう?

[ 薄く笑った。
 周りは人狼を探し出して殺そうとする者だらけ。]

 現実から目を背けて逃げ道捜して回るガキが偉そうに。
 俺に意見たれるんじゃねえ……耳障りだ!

[ 声なき声で吠えた。]


【人】 踊り手 フランシスカ

[――自分が殺されても

ガストンの言葉>>168を反芻する。
兄が、守ってくれた命。
生きろといってくれた姉。

そっと、花飾りに手を触れる。]

 ……ガストンが、そんなに、ひとりで背負っちゃ、だめ。だよ。何かあった時、背負えなく、なっちゃうよ。

(174) 2010/07/05(Mon) 00時頃

 ……背けてるよ。探してるよ。

[ああ、でも。


そんな道は、きっとどこにも。]


 ――勝手にしろ、俺はもう知らん。

[ そのような道は己には用意されなかった。
 幾千の夜を飢えながら問うても見つからず、幾千の夜を爪で切り裂いても出ては来ない。
 もうこちら側には、この問いに答えられる者はいないだろう。

 それを口に漏らすのははばかられ、ただ突き放した。]


【人】 踊り手 フランシスカ

[ペラジーに訴えかけるミッシェル>>172に視線が向く。

大切な人の死。それは、とても辛いものだと、少女には、痛いほどわかっていて。

でも、まだこの“死の宴”始まった、ばかりで。

きっと、まだまだ、“死”は続いていく。


ああ、ならいっそ。それを見せる前に。

――そう、思ってから。
そう、考える自分が、とても怖くなって。

何かをごまかすように、もうほとんど残ってもいなかったコップを傾けた]

(180) 2010/07/05(Mon) 00時半頃

 ……冷たいんだか、優しいんだか、わかんないね、ドナルド。

[完全に空になったコップに視線を落としながら、ぽつりと。]


 ………ドナルド、処刑…され…るの?


【人】 踊り手 フランシスカ

[ミッシェルに名前を呼ばれて、ゆっくりと顔をそちらへ向けた。

きっと、どこか泣きそうになっているような、そんな表情で。]

 ん…?あ、もう、ない、ね。気付かなかった…

[馬鹿だね、と肩をすくめて。]

 ……紅茶でも、淹れようかな。ミシェも、飲む、よね。

[にへ、とできそこないの笑みを浮かべて。その視線から逃げ出すようにキッチンへと足を向けた。]

(187) 2010/07/05(Mon) 00時半頃

 さあな、知らん。

[ そっけなく言いつつ、扉へと向かう。]

 こちら側には俺の欲しい物なんて無かった。

[ それが無駄に飢えにのたうち回り、無駄に腹を満たした末の結論。]

 それが有るんなら、何処へでも行ってやるさ。

[ 扉に手をかけ、外へ。
 赤い月が、出迎えるように。]

 もし『そっちにもそんなものは無い』って言ってみやがれ、神サマよぉ?

 ――その首、喰いちぎってやるからなァ!!

[ 最期に、遠吠え。]


【人】 踊り手 フランシスカ

[キッチンへと足を向けたけれど。
聞こえた“声”に、振り向けば。
扉へと向かうドナルドが。]

 ……ドナルド…っ

[思わず名前を呼んだけれど。
何を言いたかったのか、何をしたかったのか。
わからなくて。
その姿を振り切るように、視線を外して。
キッチンへ逃げるように駈け込んで。
ドアの横に座りこんだ。]

(191) 2010/07/05(Mon) 00時半頃

[響いた遠吠え。ぽたり涙が腕に落ちた。

その涙は何を意味していたのか。

少女自身にもわからないけれど。]

 ……きっと、きっと、ある、よ。そっちには。ある、よ…

[彼が、何を欲していたのかさえ、知らないけれど。
ぽたりぽたりと溢れる涙をぬぐって、風に“声”を乗せた]


[ 足元、赤い影が迫る。]

 ほら、俺はココだぜ?『狂気の桜』よぉ?


【人】 踊り手 フランシスカ

[やがてふらりと立ち上がると、紅茶を淹れようと湯を沸かす。]

 ごめん、ごめんね……

[拭っても、溢れそうになる涙を堪えながら。
せめて、彼女に美味しい紅茶をと。

心をこめて。]

(198) 2010/07/05(Mon) 01時頃

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処刑者 (4人)

フランシスカ
10回 (6d) 注目

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