人狼議事


19 生まれてきてくれてありがとう

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 01時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

[自分の呟きに対して、入れる?と問うリアに危ないというラルの顔を見て、心配してくれてるんだ、と思い。

セシルからも駄目じゃないと思うか?と聞かれると表情を曇らせて]

やっぱり、駄目…かな。ごめ…

[んね、と言いかけたところでセシルに背を叩かれ。
溜息をつきながらも家の入り口に足を踏み入れる姿を見て、え、と。]

いい、の?
セシ兄、危ないよ?

[自分から入るつもりだったくせに、そんなことを言って。]

(1) 2010/07/05(Mon) 01時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

ちが、セシ兄まで一緒に入ることないよって…っ


…ううん、ごめんね? ありがと。

[セシルから手を差し出されると、おずおずとその手を握って。
付き合わせることの謝罪と、礼を言って自分も中へと足を踏み入れた。]

(3) 2010/07/05(Mon) 01時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[足を踏み入れた家の中は、ほとんど火に焼け焦げていたけれど。
それでも、ところどころ焼け残っていて。

家具や、小物がどんな形であったのか見て解った。]


…ひど、い。

[それらはほとんど、焼ける前から壊されていただろう無残な形をしていて。

足元に落ちていた、少し溶けかけた金属の塊に気付くとそれを手にとり、胸に抱いた。]

(7) 2010/07/05(Mon) 01時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

あそこの、テーブルは。

ここのおじちゃんが、おばちゃんが使いやすいようにって、自分で作ったの。
飾りっ気がないから、頼むって、持ってきて。

私が、脚と側面に、おばちゃんが好きなお花、彫ったの。

これは、おじちゃんの誕生日に、おばちゃんがうちから買ってった、時計だったの。

あれも、これも。
全部、覚えてるのに。

最後までお仕事させてあげれなくて、ごめん、ね。

[自分が作ったモノ、義父が作ったモノ。それが、こんな形で、役目を終えるのを見るのは辛かった。
きっと人から見たら、モノにこんなことを言うのはおかしいのだろうけれど。]

─おつかれ、さま。

[せめて、自分は。労ってあげたかった。]

(9) 2010/07/05(Mon) 01時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

─…誰かが、こんなこと、したのかな。

なんで、こんなこと、したんだろ。
もう、死んじゃうから、なんでもして、いいって、思ったのか、な。

……なんで、そんなこと、思っちゃったの、かな…

[セシルになでられると、俯いて。
胸に抱いた時計を見ながら、解らないよ…と呟いた]

(17) 2010/07/05(Mon) 01時半頃

 伝えたいことは 何ですか?



 あなたが本当に伝えたいことは何ですか?
 


 後悔をしない内に、

 どうか、伝えてください。


 「こんにちは。さようなら」

 そんな些細なことでも構いません。


 明日会えない「さようなら」を
 伝えられるのはつらいから

 だから何も、

 伝えないことが最期の言葉ならば



 ――――それでも、構いません。
 


【人】 飾り職 ミッシェル

[セシルの奏でる鎮魂歌を俯いたまま聴き終わると、細く息を吐き。]

…ありがとう、セシ兄。

もう、良いよ。

[そう言ってあげた顔には、泣きそうではあったけれど弱い微笑みがあった。

本当は。誰かが、中にいるんじゃないかと思ったのだ。
病に命を奪われる前に、自分で─…そうしてしまった人が、いるんじゃないかと思って。

中の惨状を見て、そうではないだろうことはわかって。
悲しくも辛くもあったけれど、安心もしていたのだ。
だから、申し訳なさそうに微笑んで。]

ごめんね、我が儘聞いてもらっちゃって。

[セシルの手を引いて、出よう?と外へ向かった。]

(23) 2010/07/05(Mon) 02時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[セシルから抱きしめられると、驚いて目を見開いたものの。

続いた言葉に、…うん。と弱く頷いて。]

ありがとう、セシ兄。

いつも、セシ兄は…優しいね。

[そう言った呟きは、どことなく悲しそうな色を纏っていた。]

(25) 2010/07/05(Mon) 02時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

…急にじゃ、ないよ。
言わないだけで、いつもそう、思ってるよ。

[それが自然過ぎて、ずっと甘えてきて、しまったけれど。]

─…うん。いつもの、ことだね。
いつも、セシ兄が優しいから、甘えてた。
ずっと、甘えてて、ごめん、ね。

だから、もう…良いよ、セシ兄。
私は、大丈夫、だから。
セシ兄は、セシ兄の行きたいとこに、行って。

最期、なんだから。

[手を引き、前を歩いて。
顔を見られてしまったら嘘を吐いていることはバレてしまうから、決して見られぬよう前だけを向いて。

外に出て、待っていてくれたリアとラルに心配かけてごめんね、と微笑む姿は普段通りに出来た。]

(32) 2010/07/05(Mon) 02時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

あの、ね。

私、ちょっとやりたいこと、出来たから。
悪いけど、先に帰るね。

ごめん。
また、お茶飲みに行くから。
今度はゴドおじちゃんにもらった茶葉、持ってくね。

[リア達にそういうと、それじゃ、と返事も聞かず走り出して。
向かった先は、教会。]

(38) 2010/07/05(Mon) 02時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 02時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

─ 教会 ─

[教会の中はがらんとして誰もいなくて。
あぁ、此処も逃げてしまったんだ、と心の中で呟いた。

ゆっくり歩いて神像の前に行くと、祈りを捧げるようにその場にしゃがみこんだ。]

神様が、本当にいる、なら。
私のことを、許してくれますか?

嘘をついた私を、許してくれますか?

好きって思うことだけでも、許してくれますか?


…この、気持ちだけは、最期まで。
持ったままでいて、良いですか?

[小さな声で呟く懺悔に、返る答えなどなく。
ただ、何も言わぬ像を*見つめ続けた。*]

(49) 2010/07/05(Mon) 02時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 02時半頃


 『生命とは 喪われるもの――』

 生まれた時から人は死に向かって歩いていく。
 
 『冥闇は世界を侵し、人々を連れて行く』

 それでも闇の中で人は必死に足掻くもの。

 『死以外の約束など交わせはしない』

 識っていても、認めない、そんな生き方をしてはいけないのですか?



 風化風葬。
 


 失ったものは一体何だったのでしょうか。
 手に入れたものは一体何だったのでしょうか。


 沢山の悲しみを生むこの病。
 それでもほんの少しの喜びが在ればどんなに良いかと思う。


 この手は悲しみだけを生んでしまうのでしょうか。
 この手は喜びを生むには余りにも未熟でしょうか。


 
 ――…。
 


 サイモンさんは、いつも可笑しな人です。
 橋で彼と出会いました。


 嗤っていました。
 狂気に呑まれてわらっていました。


 彼の未来に、
 希望が見出せなかった。


 待ち受けるのは死、のみ。
 全身が麻痺しても、微かに唇が動くことは知っていますが
 彼には、その唇で伝えるものがないと、
 私はそう判断しました。


 身体が動かず、孤独に死すことは、
 とても悲しいことです。


 苦しんで、逝くくらいならば いっそ。


 だから私は彼を橋から川に突き落としました。
 それだけです。


 彼が幸せであったかどうかは分からない。
 けれど死を予告されて不幸せな狂気に生きるよりは
 まだ、良いのではないかと、そう思いました。
 
 ―――だから、私は。


 ―――…。

 大好きな空 大好きな村
 このまま、同じように明日へ続いてゆくと信じていた。

 乾いた口笛 空を渡る調べ。
 その日風に乗るのは口笛だけじゃないと知った。


 緋い空を見上げていた。
 沈まぬ夕陽を見上げてた。
 幾千の影が森を駈けてゆく。


 私とか、あなたとか、恋とか、愛とか、
 好きとか、嫌いとか
 
 「また話すね」

 叶えられない口約束。


 拒絶も、肯定も、仲良しも、喧嘩も、何もかも

 生きているから、出来ること。

 ――あなたが死んだら意味がない。

 ――私が死んだら意味がない。


 気付いてください。

 生きているから出来ること。

 生きているから尊いこと。

 どうか、気付いてください――**


 あなたが――。
 彼に、死という安らぎを与えてあげた、のね。


 
 私は、彼の狂気を感じて――。


 死病が齎す恐怖に耐え切れないのなら――。
 死病が齎す恐怖に染まり、村をこれ以上破壊するのなら――。



 其の前に――、永遠の眠りをと思ったわ。





 彼に安らぎを与えてくれて、ありがと――…う、


.


――彼女に、嘘は付けない。


――敵わないな。

――かなわない。


―…だから。

好きになったんでしょう?


[ヴェスの中の恐怖も見抜いた上で。
ヴェスに好かれていることを、結局は受け入れていた彼女を。

それは、単純にしかモノをみれない自分だからこそそう思ったのかもしれないけれど。]


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 14時頃


ああ―― ああ。

[頷く]

――はじめは、確かに一目惚れだった。

あの子がくれた花。
あの子がくれた笑顔。
あの子の細い身体。
あの子の儚い笑み。

あの子の――





…うん。

[ヴェスの言葉に、頷きを返すだけで。
こちらからは、続きを促すことはせず。]


【人】 飾り職 ミッシェル

─ 前夜・教会 ─

[どれだけ此処に居ただろう、気がつくとステンドグラス越しの空は暗くなっていて。

元々夜に作業することが多い─というか気がつくと真っ暗になっているだけだけれど─為に、多少の暗闇でも動くのは慣れているけれど、さすがに此処に一人居るのは躊躇われて。

もう一度神様の像をじっと見つめ。]

お話、聞いてくれてありがとう。

許してくれても、くれなくても。
私─…この気持ちだけは、大切にしたい。

[そう言うと、踵を返して教会を後にした]

(132) 2010/07/05(Mon) 14時頃

一緒に――!


─…ヴェス…。


[頭に響くヴェスの声に、目を伏せた。

言いたくて言えない言葉は、自分の胸にもあるから。]


【人】 飾り職 ミッシェル

─ 前夜・村の通り ─

[すっかり日が落ちた道を一人歩いていると、自警団員が見回りをしていて。
こんな時でも休めないんだ、なんて思いながらすれ違おうとして、呼び止められた。

そこで聞かされたのは、もう、死者が幾人か出ていることと。
病以外の理由で亡くなった者がいるらしい、ということ。
ピッパが、原因らしいという噂があること。
だから、気をつけろと。そう言われて。]

…何に、気をつければ良いの?
誰に、気をつければ良いの?

誰かのせいでこんなことになるわけないでしょう?

誰にもどうすることなんて、できないのに。

[それは、普段の自分からは、きっと決して出てこなかった言葉。
泣くでもなく、怒るでもなく。淡々と問う姿はきっと異常に映っただろう。]

(136) 2010/07/05(Mon) 14時半頃

[ヴェスパタインに向けて。
謳うように儚い会話を続けるメアリー――]

 メアリー、あなたは旅立つの?
 この死病に冒された村から、ヴェスパタインを置いて。

[彼女から死の気配を僅かに感じ、始めていた。
この村には死が蔓延し始めていたけど、それよりも僅かに濃い死の気配。

女が幼い時に流行り病で逝った、母。そして、幼いまま同じように流行り病で逝ってしまった弟。
身近な人から感じた――死病による死の気配。

そして、街に住んでいれば、村と違う意味で、死は常に隣りあわせだった。
街特有の鼠などを媒介にした疫病、裏路地での金目当ての強盗による死、ただ享楽のためだけの殺害。死は至るところに溢れていて。

女は、そういう死を見つめ続けていた、だけに。]


[踵を返し、ヴェスパタインの元から去る少女の姿――。

そこに感じた悲しい気配に、眉を顰めた。]


【人】 飾り職 ミッシェル

人のせいにするのは、簡単だけど。


それで、傷つく人を作るのは、良くないよ。

[それだけ言うと、自警団員に別れを告げて。

もう夜になった墓地へと向かった。]

(145) 2010/07/05(Mon) 14時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

─ 前夜・墓地 ─

[ギリアンの塒や他の場所には目もくれず、誰かが居ても声をかけず。
真っ直ぐに、目的の─…義父の墓へと向かって。
その墓前に一人立ったまま、お義父さん、と呼びかけた。]

私ね。
お義父さんが、あれをどうしようとしてたのか、やっぱり解らない。

どんな顔をしてるのが正しいのかも、解らない。

だけど。
私が、望みたいものは、解った気がするの。

…良いかな。
許して、くれるかな。お義父さん。

[返る答えは、当然ないけれど。
ふ、と微笑んで、ごめんね、と呟くと。
義父の元を離れ、帰路についた。]

(148) 2010/07/05(Mon) 14時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[そうして、家に着くと。

真っ直ぐにベッドに倒れこみ、夢も見ず眠り込んで。

目が覚めた時には、もう日が高くなっていた。]


…こんだけ寝たの、いつぶりだろ。

[ベッドに横になったまま、そう呟き。
よいしょ、と身体を起こすと、顔を洗い身支度を整えた。]

(150) 2010/07/05(Mon) 14時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[食欲はなかったから、ゴドウィンからもらった茶葉で淹れたお茶をいつもよりも丁寧に蒸らして。
それを一口飲んで、美味しいなと思って。]

…おじちゃんに、お礼言ってこなくちゃ。

あと、リアにも。お裾分け、持っていこう。

[昨日、急に帰った自分にきっと驚いただろう。

淹れたお茶を飲みきると、綺麗で優しい彼女を思い出し、茶葉を分けたものを麻袋に詰めて。
それを手に、家の外へと。]

(154) 2010/07/05(Mon) 15時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 15時頃




 別れは、……
 辛い?


 あなたは、慈悲を望む――?

[ヴェスパタインにも、傍のセシルにも届かぬ声で囁いた――**]


【人】 飾り職 ミッシェル

─ 村の通り ─

[まずはゴドウィンにお茶のお礼を、と酒場へと向かう途中。
ヴェス達の姿を見つけ、そちらに駆け寄った。]

ヴェス、ラル、セシ兄。

三人ともどしたの?

[多分、普段通りに振舞えているだろう笑顔で、そう聞いて。]

(163) 2010/07/05(Mon) 15時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

昨夜?

あぁ、うん…ごめんね、急に帰っちゃって。
─…謝りに、行ってたの。

[誰に、とも。何を、とも言わず。
嘘ではないから、真っ直ぐにセシルの顔を見て、笑顔を作ってみせた。]

(171) 2010/07/05(Mon) 15時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

あ、それ。

なつかしいね。

[ラルが腕に抱くぬいぐるみは、自分も見覚えがあった。
ヴェスとケンカして泣いたりした後、抱かせてもらったこともあったから。]

(173) 2010/07/05(Mon) 15時半頃

ねぇ、ヴェス。

私さ、やっぱり。
バカだから、こうするしか、出来ないや。

セシ兄に、甘えてきた分。
ちゃんと、一人で大丈夫だよって。

だから、セシ兄はセシ兄のしたいこと、してって。

そう言うことしか、出来ないんだ。


─…ヴェス、やっぱり私、バカなのかな。

でも。
セシ兄のこと、困らせたく、ないんだ。


【人】 飾り職 ミッシェル

大丈夫だよ、セシ兄。
そんな物好き、いないから。

それに、私。多分もう、あんまり外、出ないから。

[髪を撫でる手に、少し辛そうな色を浮かべるもすぐに消して微笑み。
出来る限り自然な動作で、その手から離れた。]

(175) 2010/07/05(Mon) 16時頃

――兄貴のしたいこと、ね。

兄貴は、何がしたいんだろうな。

村を出ていって
オルガンで地位を掴むのを諦めて
この村に篭って
時折お前の顔を見て

――それから?


【人】 飾り職 ミッシェル

[サイモンの話は、自分も昨夜自警団から聞いたから目を伏せて。

ラルがぬいぐるみに顔を埋めるのを見ると、そっとその髪を労わるように撫でた。]

ラルだって、必要だよ?

居なきゃ、寂しい。
リアも、私も。

(178) 2010/07/05(Mon) 16時頃

─…わかんない。


わかんない、わかんない、わかんない。

でも、私が、セシ兄のしたいことの、邪魔になるのは、ヤなの。

私が心配かけてばっかりじゃ、きっとセシ兄は、我慢、しちゃうから。


最後だから、最期だから。
セシ兄が、傍にいたい人のところに、行かせてあげたい。


兄貴の行きたいところ。
兄貴の傍にいたい人。

――どこに?
誰と。

――聞くことも出来ない?

だから―― 送り出すフリをするのか?


【人】 飾り職 ミッシェル

─…ラルは、選ばれたいの?

ラルが選ぶことだって、出来るんだよ?

[必要とされることと、必要としたいこと。
それはきっと、似ていて違う。
自分が言えた義理じゃないな、なんて思いながらもそう、言って。]

(183) 2010/07/05(Mon) 16時頃

───……っ


だ、って。

私は、ずっと。甘えてきたんだよ?
セシ兄が優しいから、それに胡坐かいて、ずっと、ずっと。


そんな私が、どうして、どうやって。

聞けるっていうの。


困らせるって解ってて、どうして、聞けるの。


【人】 飾り職 ミッシェル

だって、私はそれしか出来ないから。

[セシルから作品かと問われると、うん、と頷いて。]

お義父さんの。

[とだけ、答えた。

ぬいぐるみに対してのぼやきは、そうだね?といって]

多分、セシ兄のじゃないの?
だって、私もヴェスもいっつも取り合いっこしてたし。

[それで仲裁に入るのは、いつもこの人だった覚えがある。
思えばあの頃から、この人は優しかったな、などと。]

(185) 2010/07/05(Mon) 16時頃

ごめん。

─…ちがう。



私、きっと、まだ。

あのひとのこと、忘れてないって。

セシ兄から、聞くのが。


こわい。

それだけ、なんだ。


【人】 飾り職 ミッシェル

…ラル…

[ラルの言葉には、何もいえなくて。

去っていくその背に、声もかけられぬまま見送った。]

(187) 2010/07/05(Mon) 16時半頃

――。

二年。

長いようで、短い。

兄貴があのひとのことを忘れるってことは

ないだろうな。


忘れるなんて ありえない。

――そんなことは分かり切ってる。

でも――

だからといって 何を選ぶかは別の話だ。


─…うん。

私、それを聞いたら、きっと。

あのひとのこと、恨んじゃう、から。

ずるいって、思っちゃうから。


あのひとは、優しかったのに。

私にも、セシ兄にも。


それを、憎んでしまいそうで、こわい。


ヴェス、は。
私に、言わせたいの?


セシ兄のこと、好きだって。
ずっと一緒に、傍に居て欲しいって。


そんな我が儘を、セシ兄に。
言った方がいいって、思ってる…?


――ふ。くく。

背中を 押して欲しいのか?


別にそれ自体には興味がないんだ。
お前が、兄貴とどうしたって。

でも―― 兄貴は

願わなきゃ 動かなきゃ――叶わない

そう言ってたぜ?


誰しも――怖がってる。

僕も お前も

――兄貴も。


【人】 飾り職 ミッシェル

大丈夫。

お義父さんの思った通りには出来ないかもしれないけど、もう、決まったんだ。

[何を彫るのかではなくて、何が彫りたいのかが。
そんな単純なことが、今まで出てこなかった。
それが出てきたのは、この胸にある気持ちのお陰で。

溜息混じりの呟きには、くすっと笑みを零し。]

セシ兄のだから、抱っこしたかったんだよ。

[そう言って、真っ直ぐな笑顔を向けた。]

(191) 2010/07/05(Mon) 16時半頃

背中…?

─…わかんないや。
押して欲しい気もするし、押さないで欲しい気もする。


だって、結局。
決めるのは、私だもん。


願うのも、動くのも…決めるのは、私。


…セシ兄、も?


【人】 飾り職 ミッシェル

うん。 ありがとう。

[口出しはしないと言われると、少し擽ったそうに笑って。
笑い返されると、嬉しそうな微笑みに変わった。

これから何処へ、と聞かれると、あぁ、と手に持った麻袋を示して]

ゴドおじちゃんに分けてもらったお茶が美味しかったから、お礼言いに行こうと思って。
セシ兄もおじちゃんとこ行くの?

[一緒に来る?と首を傾げられると、うん、と頷き。
ヴェスはどうするの?と見上げた。]

(195) 2010/07/05(Mon) 17時頃

誰だって一緒だ。

――分からないか?


─…ううん。

わかると、思う。



ごめんね、ヴェス。

愚痴っちゃって。


【人】 飾り職 ミッシェル

うん、それじゃ。

みんなで一緒にいこ?

[ヴェスの同意も聞くと、にこっと笑い首を傾げて。

二人を先導するように先を歩いて、*酒場へと向かった。*]

─ →酒場 ─

(200) 2010/07/05(Mon) 17時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 17時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

─ 酒場 ─

ゴドおじちゃん、いるー?

[兄弟の前を歩いてきたから、真っ先に自分が酒場に着いて。
出迎えてくれる顔を見ると、嬉しそうに笑ってその傍へと駆け寄った。]

あのね、セシ兄たちはお酒飲みたいんだって。
私は昨日もらったお茶のお礼言いにきたの。

[ゴドウィンの様子には、まだ気付けずにいて。
にこにこと見上げて、すごく美味しかったよ、と感想を言った。]

(203) 2010/07/05(Mon) 19時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 19時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

いつも美味しいお茶分けてくれてありがとう。
あ、でも昨日買ったお酒はね、まだ飲んでないの。
飲んだらまたお礼言いにくるね。

[そう言ってゴドウィンに笑顔を向けて。
ゴドウィンが酒を二人に出すのを見ると、自分だけ飲まないのもなんだか悪い気がして。]

おじちゃん。私も、ちょこっと飲んでみたい。

[ダメ?とゴドウィンを見上げ、返答を待った。]

(204) 2010/07/05(Mon) 19時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

え?

おじちゃんはお酒屋さんの方が良いよ。
お酒好きでしょ?

それに、お茶屋さんになっちゃったら気軽にわけてもらえなくなっちゃう。

[そんなことを真顔で言って。
ゴドウィンが注いでくれるのを見れば、ありがとう、と礼を言った。]

そういえば私、おじちゃんとこであんまり飲んだことなかったね。

[いつも少しだけ味見させてもらって、気に入ったものを買って帰るとかばかりだったから。
こうしてちゃんと一杯そそいでもらうのは初めてじゃなかったか、と。]

(206) 2010/07/05(Mon) 19時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

私でも、暇つぶしになる?

[きょと、と首を傾げて。
金がかかったら要らないのか、という問いには慌てて首をふるものの。]

だって、お酒屋さん以外のことやってるおじちゃん知らないから、想像つかないし。
おじちゃんが楽しんで作ったお茶を分けてもらうのが、嬉しいんだもん。

[そう言いながら、グラスに口をつけて。]

─…美味しい。

[セシル達が飲むようなお酒は苦くて苦手だったはずだけれど、何故かすごく美味しく感じられて。]

美味しいね、おじちゃ… おじ、ちゃん?

[そう言って笑顔を向けて。ゴドウィンのグラスが空なのに気付いた。]

(210) 2010/07/05(Mon) 20時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

む〜…おじちゃんまで子供扱いするー…。

[むすーとして、お酒を飲みながら揶揄うような笑みを浮かべるゴドウィンをじとっとねめつけて。
何か作ってるか工房で干からびてるか、といわれるとそんなことないもん、と。]

干からびる前にちゃんとご飯食べてるよ?
─…その、セシ兄のおかげ、だけど。

[付け加えた言葉は、申し訳ないような後ろめたいような微妙な表情で。
いつものよりも苦いだろうと言われると、うん、と頷いて]

苦いとは思うんだけど、なんか。

[美味しい、と呟いて。もう酔っ払ったのか、と聞かれるとううん、と首を振り。]

おじちゃん…は、飲まない、の?

[何故か、聞いてはいけないと頭の中で警告が鳴り響いていたけれど。
どうしても気になって、*そう聞いた。*]

(212) 2010/07/05(Mon) 20時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 20時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

何よ、二人して……そりゃ、子供、だけど。

[ゴドウィンとセシル二人から子供だと言われると、何も反論できずにぅ〜…とうなって。

グラスに注がれた酒を見て、セシルから大丈夫なのかと問われれば、大丈夫だよ!と返して。]

たまに甘いお酒なら飲んでるもん、これくらいなら平気。

…葉巻?
雑貨屋には…ぁ…。

[言いかけて、自警団員から聞いたティモ爺ちゃんのことを思い出し、口を噤んだ。]

(230) 2010/07/05(Mon) 22時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 22時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

ぅ〜…

[ゴドウィンから肩を叩かれると、ほんのりと酔いのまわった目元を伏せて息をつき。

ティモ爺ちゃんの話を聞くと、苦笑を浮かべた。]

そうだね、おじいちゃん最近忘れっぽかったから。

でも、おじちゃんは残念だね。楽しみにしてたんでしょ?

[そう話しながら、いつの間にかグラスは空になっていて。
もう一杯頼もうかな、とも思ったが家にボトルが一本あるのを思い出し。]

甘いお酒っていえば、昨日買ったのもそうだったよね?

一人で飲むより皆で飲んだ方が美味しいし、直接おじちゃんにお礼言えるから。
セシ兄たち、ちょっと待って……て…っ?

[そう言って、立ち上がろうとして。
くらり、視界が揺らいで。あれ?と思った時にはその場にしゃがみこんでいた。]

(236) 2010/07/05(Mon) 22時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

う、ん。だいじょうぶ。

[なんでたった一杯でこんなに目が廻るんだろうと考え、そういえば今日はお茶以外に口にしてなかったことを思い出して。

これがバレたらまたセシ兄に怒られるな、と思いゴドウィンに声をかけられるとなんとか立とうとして。]

(239) 2010/07/05(Mon) 22時半頃

飾り職 ミッシェルは、奏者 セシルに話の続きを促した。

2010/07/05(Mon) 22時半頃


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 22時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

セシにい。

ごめ、ん。だいじょうぶ、だから。

[まだ眩暈はするけれど、なんとか笑顔を作って見上げ。
理由を知ったら、きっとまた、やっぱりお前は、と心配される。
もう大丈夫って言ったのに。]

(246) 2010/07/05(Mon) 22時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

おじちゃんも、ごめんね。

びっくりさせちゃった。

って…おじちゃん、大丈夫?

[まだ、立てないから。
カウンターの上のゴドウィンの様子は見えなくて。
立ちくらみと聞くと、自分も同じだと言うのに心配して。]

(247) 2010/07/05(Mon) 22時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

でも、私、もう飲める年、だよ?

[大人みたいなこと、と言われると自分の腕を掴んだままのセシルをほんのりと頬を朱に染めた顔で見上げて。

馬鹿、といわれて軽く小突かれると、反論も出来ず。
ごめんなさい、を言いかけて。]

きゃ…!?

[椅子に座らせる為に抱え込まれて、思わず声をあげてしまい。
慌てて口を閉じて、耳まで赤くなった顔を俯かせ、小さな声でありがとう、と礼を言った。]

(252) 2010/07/05(Mon) 23時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

そ、っか。

もうそんな時間、だもんね。
私も朝ご飯食べてないから……ぁ。

[なんとか顔の火照りを誤魔化そうと、ゴドウィンの言葉に返事をして。
つい素直に言ってしまい、口に出してからしまった、とすぐ傍のセシルを恐る恐る見上げた。]

(253) 2010/07/05(Mon) 23時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[頬をなでられると、余計に頬が赤くなった気がして恥ずかしくて。

自分のうかつな言葉に怒鳴られると、びくりと身を竦め謝りかけたものの。]


セシ兄!?

や、やだ、セシ兄、ごめんなさい大丈夫!?

[カウンターに突っ伏したのを見て青褪め、慌ててその背をさすって]

セシ兄、ごめん、やだ、ごめんなさい、怒らせてごめん

しなないで

[動揺して、泣きながらも揺すったりしてはいけないと。]

(261) 2010/07/05(Mon) 23時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

だ、だって、たお、れた。

わた、しが、おこらせ、たから。
ごめ、んなさ。い。

[ぐすぐす泣きながらも、セシルから手を掴まれ大丈夫だと言われると本当に?と涙目で見つめ。

ゴドウィンから笑われると、ぐし、と目を擦ってごめんなさい、と謝った。]

(266) 2010/07/05(Mon) 23時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

う、ん。ごめん。

[泣くな、と頭を撫でられると素直に頷き。
ごしごしと目尻を擦って泣き止もうと。

手伝ってくる、と言われると本当に大丈夫?と視線で見上げたものの、そのまま見送った後。

気まずくて、この場にいるのがすごく恥ずかしくなった。]

(271) 2010/07/05(Mon) 23時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 23時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

ヴェス、心配してくれてるんだよ。

[お酒の飲み方は自分も良く解らないからなんとも言えないけれど。
美味しいと思って飲んでいるようには見えないから、こちらもまだ涙が滲んだ目で心配そうに見て。

けれど、ヴェスの言葉には無理に止めてもいけないかな、とも思った。]

(280) 2010/07/06(Tue) 00時頃

飾り職 ミッシェルは、受付 アイリスに話の続きを促した。

2010/07/06(Tue) 00時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

─…セシ兄が戻ってくるの、待つよ。

怒られ、ちゃったし。

[ヴェスから飲まないのかと聞かれると、バツが悪そうにそう答えたものの、少し考えて。]


…一人で飲んでるのは、イヤ?

[それなら付き合うよ?と。
ヴェスの方を向いて、そう首をかしげた。]

(287) 2010/07/06(Tue) 00時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

─…微妙、かな。

[怒られることは、それだけセシ兄が自分を心配してくれてることだから、イヤじゃない。
でも。
心配をかけてしまっているということは、結局、セシ兄に迷惑をかけているということだから。]


逃げないよ、大丈夫。

ただ、恥ずかしいだけだから。

[苦笑して、こちらを見ないヴェスにそう言って。
やっぱり、一杯くらい付き合おうか?と問いかけた。]

(293) 2010/07/06(Tue) 00時頃

 祈りは

 どんなに祈っても
 
 届かず

 呟く声は

 微かな喧騒に

 消える


 開幕の合図が響き

 繰り返しを踊る

 この世界をつづる物語

  終末はあなただけのために

  ちいさくいのりつづける

    「ただ、ただ、しあわせに」


【人】 飾り職 ミッシェル

ん、ありがと。

[注がれたお酒を、今度は腰が抜けたりしないようにゆっくりと少しづつ口にして。
やっぱり苦くて、それでも美味しかった。]



ヴェスも、優しいね。

[そう小さな声で呟いたのは、届いたかどうか。]

(301) 2010/07/06(Tue) 00時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

いいじゃない、たまには。

[ヴェスのぼやきとも独り言ともとれる言葉には、短くそれだけを言って。

セシルが戻ってきたのを見ると、ありがと、と。
少しアルコールの回った表情で微笑んだ]

つぶれてないよ?
セシ兄こそ、もう大丈夫?

おじちゃんはまだ、何か?

(310) 2010/07/06(Tue) 01時頃

飾り職 ミッシェルは、酒屋 ゴドウィンを気にして席を立ち、奥を見ようと。

2010/07/06(Tue) 01時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

へーき。
さっきと違ってちゃんと気をつけてるもん。

[それでも少しふらついてはいるけれど。
セシルの手が頭に置かれると、大丈夫、と見上げて。

セシルに諭されると、おとなしく席につき直した。]

(317) 2010/07/06(Tue) 01時頃

今は、もう少し。

このままで、居たいんだよ。
ヴェス。


…私、頑張る、から。
我が儘でも、なんでも。

─…だから、もう少しだけ。

妹で、いたいんだ。


[何処からか聞こえる囁き]

 ただ、幸せに――…。

 この村を覆う死病の果てに苦しみ、絶える前に。
 あなたは、慈悲を齎すの?


 現世の苦しみから解放された世界へ
 そこで、幸せに、苦しまないで、との祈りを乗せて。


【人】 飾り職 ミッシェル

うん、良いよ?

─…今は、ね。

[ヴェスには、それだけ呟いて。
自分もセシルの料理に手を伸ばそうとして、ふと。]

ヴェス、おじちゃんたちの分も食べちゃダメだよ?

[そんなことを言った。]

(320) 2010/07/06(Tue) 01時頃

 ―――分からない。

[死んだサイモンが幸福だったかどうかは知らない]

 慈悲なんて偽善かもしれない。

[生きることに価値があると、説いた]

 此の手は今は未だ、誰にも伸ばせない――

[されど彼女が、苦しみから解き放つ事をするのなら]

 ……委ねるわ。


【人】 飾り職 ミッシェル

[ゴドウィンからも要らん心配と言われてしまうと、ぅ、と言葉に詰まって。]


私、そんなに心配させてる?

[そう、不安そうにゴドウィンをみた。]

(326) 2010/07/06(Tue) 01時半頃

 そう、偽善、かもしれないわね――…。
 生きる事は素晴らしい、もの。


 たとえ、時間が限られていたと、しても。

[生きる事に価値があると説く彼女に]
 
 でも、愛する村が悲しみに包まれるのはみたく、ないわ。



 今は、誰にも伸ばせない、のね。

 私は、メアリーが死病に伏すなら――…。
 残された人に共に逝ってもらう心算。


 彼女が苦しんでいるのか、否か――…。
 私は出会った事がないから分らない、けど……。


[彼女の声を聞きに向かう心算では、いるけど。
委ねるの言葉に――…]

 私で、いいの?
 あなたの手でなくて――…。


 あなたにその力が無いのなら、それをしてもいいけど。

 私はあなたが死病に冒されるまで――
 それをする心算は、微塵もなくて、よ?

 あなたの想いの強さを感じていた、から。


 メアリー

[ぽつ、とその名を復唱し、
 彼女に執心だった人物を、想う]

 彼女を想った彼は――…

[後を追うことを望むか否か。分からない。分からないけれど。]
 
 異議は無い。


 ――−"彼女"の終わりだけは

 委ねません。

[ただ、今はその時ではない、とだけ]


【人】 飾り職 ミッシェル

[セシルとヴェスが一緒に食卓を囲むのを見るのも久しぶりで。
セシルが嬉しそうなのを見て、自分も知らず顔が綻んだ。

ゴドウィンから頭に手を置かれると、うん…と頷いて。]

そう、だね。
せっかく作ってくれたんだから、温かいうちでないと。

[セシルとゴドウィンにありがとう、と微笑んで。
自分も食事を*共にした。*]

(333) 2010/07/06(Tue) 01時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 01時半頃


 委ねてもらえるようなら、私が――…

 メアリーさんにご執心だったあの人に旅立ってもらう事にする、わね。

[そう、ヴェスパタインがそれを望むのか否かは分らないけど。
別れ、残される側は辛いものとの、妄執も女にはあって。]

 ラドルフさんも――…
 妹のメアリーさんが死病に逝くの知れば、
 苦しみそう、ね。

 でも、ラドルフさんは誰かをまだ選びきれて、いないわ。
 それを見届けてから、とも想っているの。


 そう、わかったわ。

[ 其の囁きには、短く]


 ……はい。

 それで、構いません。

[手を汚さないことも卑怯かもしれない。
 だけど誰を選べば誰が笑ってくれるかなんて
 わからなくて。]


 ――…。

[ そう、誰に死を齎せば――…。
誰かが笑ってくれるかなんて、女にも分らない。

でも、今この人を選べないという人はいて――**]


 生まれて来る朝 死んで行く夜

 生まれて来る意味 死んで行く意味

 あなたが生きている現在《いま》。


 泣きながら生まれ

 笑いながら歩み

 どんな顔をして死ぬのでしょう。


 「こんにちは、はじめまして!《Ich freue mich, Sie kennen zu lernen!》」

 「わたしの 可愛いお姫様」

 「握り返す手が愛しかった」

 「あなたがどうか、幸せな道を歩みますように――」




 それが母の、願い。

 


 「ご機嫌はいかがかな?《Wie geht es Ihnen?》」

 「僕の 可愛いお姫様」

 「笑う顔を見るだけで嬉しかった」

 「お前がどうか、素晴らしい人生を送りますように」




 それが父の、願い。

 


 嗚呼 Mutter, Vater...
 
 私はあなたたちの願いに副うことは出来るのでしょうか。

 ただ、産んでくれた事実は、"今此処に居る私"。



 毎日、しあわせを、さがしています――**
 


【人】 飾り職 ミッシェル

―酒場―

[セシルとゴドウィンが用意してくれた昼食は美味しくて、お酒も美味しかった。

二人にお礼を言って、後片付けは手伝って。
途中ヴェスは帰ってしまったろうか、それならば飲んだ量が多かっただけに、気をつけてね?と見送って。
片付けも済んで、ほら帰れ、とゴドウィンに促されると、うん、と頷いた。]

おじちゃん、御馳走様でした。
セシ兄も、いつもありがとう。

[セシルの方にも顔を向け、アルコールでほんのり赤く染まった笑顔で礼を言った。]

(399) 2010/07/06(Tue) 15時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 15時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

[酒場を出て、今からどうしよう、と考えて。

元々の予定では、リアのところに昨日のお詫びも兼ねてお茶をお裾分けしにいくつもりだったけれど、思いのほか飲んでしまった今の状態で顔を出したら逆に心配されてしまいそうだし。
そもそも、アルコールでふわふわした足元であまり歩けるとも思えなくて。
内心、飲み過ぎちゃったな、と反省しながら少し悩み。]

(400) 2010/07/06(Tue) 15時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

私、一度家に帰るね。
さすがにちょっと飲み過ぎたみたい。

[セシルと、まだ帰っていないならヴェスにそう言って。
一緒に帰ると言われたら一人で大丈夫だよ?と微笑むが、それでもついてきてくれると言われたらありがとう、と礼を言って共に帰り。
一人で帰るならば、セシルたちにも気をつけて帰ってね?と笑顔で手を振って帰宅しただろう。**]

(401) 2010/07/06(Tue) 16時頃

 あなたは、呪うの?

 誰かを――…。



 村の人々が噂するように、本当に。


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 22時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

─ 酒場→自宅 ─

…セシ兄だって、お酒弱い、くせに。

[さっき、本当にびっくりしたんだよ?と、頭に手を置いてこちらを見るセシルを見上げて。
それでも大人しく、一緒に帰る道すがら。
不意に、小さな声で問いかけた。]

セシ兄は。

最期に、傍に居て欲しい…傍に居たい、人はいる?

[聴こえるか、聴こえないかの小さな声は、届いただろうか。
届いたとして、返答はあったろうか。
何か返っても、返らなくても。
アルコールのせいか、ふわりとした笑顔を浮かべたまま、セシルの方は向かず、前だけを見て、ぽつりと。]

─…私は、居るよ。

[そう、呟いた。]

(412) 2010/07/06(Tue) 23時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

あ…ごめんねセシ兄。
送ってくれて、ありがと。

セシ兄も、気をつけてね?
またふらふらしちゃったら、大変だよ。

[丁度家に着いたところだったから、そのままセシルの方は見ず。
それじゃ、と家の中に入って、そのままずるずると扉によりかかって座り込み。]


─…バカ。

[小さく、そう、自分を責めた。]

(413) 2010/07/06(Tue) 23時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

水、浴びよう。

酔ってると、ろくなことしないや。

[ふら、と立ち上がると扉に施錠をして工房に向かい。

いつものように水桶に水をため、頭から被り。
何度も繰り返せば、身体の火照りも収まった気がした。]


…今から、どうしよう。

[リアのところに行くには遅い時間だし、かといって今から作業に入るには、まだ心残りがありすぎる。
きっと作業に入ったら、もう、誰にも会えなくなるから。]

…おじちゃんのお酒、誰かと一緒に飲めないかな。

[本当は、また悪酔いしそうで怖かったけど。
早くゴドウィンに礼を言いたいのも確かで。
服を着替えると、ワインのボトルを持って外へ出た。]

(420) 2010/07/06(Tue) 23時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

─ 村の通り ─

[ワインのボトルを抱いて歩くものの、どこへ向かうアテなどはなくて。

どうしようかな、と思って歩いていると、良く知った声が聴こえてきた。]

…ヴェス?

[いきなり笑い出したりとかは良くあるけれど。

初めて聞くような哄笑に、どうしたのだろう、と思い。
声が聴こえた方へと駆け出した。]

(436) 2010/07/06(Tue) 23時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

ヴェ、ス。


どう、したの?

[程無く見つけたその人は、手から血を流していて。
慌ててハンカチを出して、その血を拭おうとしながら顔を見上げた。]

怪我、してるよ。
手当てしなきゃ。

(438) 2010/07/07(Wed) 00時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

何が、おかしいの。


それの、何が、おかしいの?

ヴェスらしく、ないよ?

[ハンカチで血を拭い、傷を見て眉をひそめ。
止血程度にしかならないけれど、と自分のスカートの裾を裂いて包帯代わりにしながら。]

ヴェスは、いつだって。

そんな投げやりなこと、言わなかったじゃない。

(443) 2010/07/07(Wed) 00時頃

 あなたは、死ぬのが、怖いの?


 一人で逝くのが、残されて逝くのが怖い、の?


 あなたの傍には――…。

 あなたを想う人がいたのに、……
 あなたも、その人を想っていたのでしょ?


 選んだ道は正しかったの?


[何処から聞こえた、
の哄笑に、漏れる呟き。

目の前には、永遠の眠りにつこうとするゴドウィンがいて――。
せめて、静かに、との思いが沸いて。]


[でも、人は弱いから――…。

狂気に堕ちても、その人を責められる事だろう、か。]


 ――…。

[誰も、皆、心に弱さを抱えているのだから――]


【人】 飾り職 ミッシェル

─…うん。

私も、ね。
自分のしたいことと、出来ることを。

したいって、思ってる。

[ヴェスの手を、じっと見つめて。]

ちゃんと、薬塗らないとダメだよ?

あと、は。
どうしようもなくても、生きてる限りは。

頑張ろう、ね。

[こちらに視線が向かなくても、気にすることはなく。
笑顔を向けて、それじゃ私、行くね。と手を振ってその場を離れようと。]

(451) 2010/07/07(Wed) 00時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

うん、頑張る。

─…もうね、逃げないって。
決めたんだ。

[背中にかけられた声には振り向かずに、そう答えて。
あてはないままに、歩を進めた。]

(459) 2010/07/07(Wed) 00時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/07(Wed) 01時頃


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/07(Wed) 01時頃


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ミッシェル 解除する

犠牲者 (6人)

ミッシェル
1回 (6d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
裏方
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.117 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび