7 百合心中
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―桜並木― [――世界はこんなに綺麗なのに。
花びらの嵐が 黒い髪を空へと誘って靡かせる。 さらわれないよう日傘を両手で握って、 その行方を深い緑の眼で追いかけた。
空は 青い。
差し伸べた手の先に、花びらが触れて、離れた。]
(5) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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[――終焉(おわり)なんて大げさな日は 思いのほか静かにやってくるものだ。
マルグリットは、知っている。 だから、ずっと。せめて、ずっと 笑っていようと思っていた。]
(6) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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[“Lilium”
それは極秘につけられたとある病の名。 初期症状は花の香りを纏うこと。 進行するに従い身体が動かなくなり 白く花びらのように砕けて、消えて、土に帰る。
――空気感染、接触感染、あらゆる方法で広がる。 ――発病後致死率は100%。
地球が、人間という最悪の破壊者を 静かに眠らせるために、編んだのではと 最早猶予も赦さぬと断罪するかのようだと、 ある研究者は、云った。
その名はエドワード・エレネ。
――“Lilium”で最初に死んだ者。マルグリットの、父だった。 娘への遺言にしたためられていたその名を マルグリットは静かに心にしまっていた。]
(7) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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[――――世界は、終わる。]
明日も、
晴れるの。
次も、
その次も
その次も……
ずっと……。
[それは、願い。]
(10) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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[砕けた身体は、花びらのように風に乗って 次の人へと、次の人へと――繋がっていくという。]
終わりの日には 綺麗な花が咲いて ……埋もれて、…死んで行くのよ。
[――もう、間に合わないところまできているのを。 きっと、人々はまもなく、知ることになるだろうから――]
(11) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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/*
てすてす。
墓でも中発言は推奨しないとのことですけど、こちらではどうなんでしょうね?
襲撃先の相談も必要ですから、使えないと不便なんですが。
*/
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―桜並木の公園―
[緩やかに細めた眼は、春の陽射しで緑に透ける。 遠い空から眼をやっとそらして、 道のほうへと眼を向ければ]
…あら
[散歩なかまかしら、と のんびりと小首を傾げる>>21]
(24) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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[携帯を取り出しメールを打つ。
大学で親しくしてもらった先輩――マルグリット]
『――マルグリット先輩。
嬉しい事があって、先輩にご報告です。
今度、寮を出て新しい住所になりました。新しい場所は、共同生活なので、寮と余り変らない感じですけど――…。
可愛い子と憧れの人との共同生活なんです。
住所は――…。
今度、先輩のお家の方に遊びに行きます、ね。』
[メールを送信し、携帯をしまう。]
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―桜並木の公園―
ごきげんよう。
[にこり、と笑んで栗色の眸の女性に向き直る。 歩み寄って来るのを少し不思議そうに見て。]
ええ、いいわ。 わたしも、ただ散歩してるだけだから。
今日はいい天気ね。
[ふわりと笑む。 風が花びらを運んで、栗色の髪の毛に 髪飾りのように舞い落ちた。]
お荷物、重そうね。 お手伝いしましょうか?
[小首を傾げて、尋ねた。]
(34) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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……?
[一瞬、>>36 それはマルグリットにも気づけたのだろうか。 少しだけまた首を傾いだ。]
(37) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
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―桜並木の公園―
そうなの。 ぽっかり空いた時間が急にできると とまどってしまうものかもしれないわね。
[微かな苦笑に、微笑で答えた。]
ね。…… こわい? こわいのかしら……、そうね。
[こわい、のは。知っているからだろうか。 少しだけ眼を伏せた。日傘を一度くるりと回す。 荷物は大丈夫だといわれれば、そう?とそっと手を退いた。]
(44) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
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―桜並木の公園―
…?
[また小首を傾げて。]
ええ、そうね。 立ち話も、なんだものね。
[頷いて、ベンチのほうへ。 桜の花びらが、此処にも舞い落ちている。 一枚拾って風に乗せた。]
(49) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
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―公園のベンチ>>51―
…落ち着かないお休みも、きっとあるものね。
[彼女の事情は分からないけれど、 そんな風に柔く答えた。]
そうね、そんな風に思ってしまいそう。 天国が、青いきれいなところだと、すてきね。
「…そらの青さを見つめていると 私に帰るところがあるような気がする」 …好きな詩人の詩の 一節よ。
[栗色の女性はずっと苦笑を浮かべているから、何処かマルグリットも気遣わしげに。ベンチに腰掛けても日傘は差したまま、女性の方を向いた。]
(56) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
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―公園のベンチ―
どうなるかしら…。 見たことがないから、知らないの。 見たことがある人は、もう空の向うだから、
……ね。…そうね。家。 そんな風にも、思えるわね。 死と生は等価なのだと、 父が謂っていたわ。
[どこか揺らめくように移る視線に、深い緑色の眼を合わせる。]
そうなの…?けんか、したのね。 うん、気まずいわよね…。 仲直りの方法、考えないと、ね。
[また小さく首を傾げた。黒髪が揺れる。]
聞きたいこと?なあに?
(64) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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―公園のベンチ―
…――いきてるここが、今は全てだから、ね。
[傘の柄を持つ手が祈るように組まれる。 祈る先は―――]
ええ。難しい話が好きな父だったの。
[少しだけ、悲しげに笑みを浮かべる。 仲直りについては、女性が頷くならそれ以上は謂わず]
…――、…
[続く言葉に、眼を見開いた。 ――花びら交じりの風が吹く]
(73) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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……――、 …
[――ややあって、 悲しみの色濃い笑みを浮かべる。]
…ええ。
[髪に花びらが蝶のように止まる。]
――……しってるの? ……わかる だけ かしら。
(74) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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―公園ベンチ>>80― …ええ…そうね。…たいせつに。
[傘から片手を離し、胸の辺りを押さえた。 栗色の眸が――ごく真剣に語るのを見て。]
…、――星 が?
[胸の前の手を緩やかに握る]
それ、は。――… …ふしぎ、ね。…見えてしまう人が…いるなんて。 …ね。
[云うのを迷うような、躊躇うような間があって]
…、――きっとあなた……たくさん、 …その、星を見てしまうことに、なるわ。
(86) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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…、 ……、ごめんなさいね。
[笑みが薄れて、辛そうな表情が少しだけ覗く。]
……――みえて、しまうの、なら。 きっと、知っていたほうが、いいと …思って。
[傘を掴む手に力が篭る。]
… …病気が、 あるの。 …――“Lilium”
きっと …――もうすぐ、ニュースでも、 報道される、わ。…――
(92) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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長老の孫 マーゴは、受付 アイリスに、ごめんなさいね、ともう一度。
2010/03/24(Wed) 02時半頃
私は―――。
[眸がゆらり
悲しみの色で、揺れる]
/*
基本的にはどのログも中発言禁止だとは思いますので
此れを最後の連絡にします、ね!
襲撃はなるべく表優先でいいのじゃないか、な!
打ち合わせ、というか思い思いで動けば
理由はロールで重ねられる訳ですし。
相談らしきものはロールを通して、という形で。
以降、数日間宜しく御願いします!
*/
長老の孫 マーゴは、桜並木の道を誰かが走ってくるのが見えた気がした。
2010/03/24(Wed) 03時頃
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―公園のベンチ―
――… 、 …… …信じなくても、いいの よ。
[そのほうが、幸せかもしれない。 なのに口にしてしまったのは、 黙っていることが自分で思っていたより、 辛かったのかもしれない。]
……ごめんなさいね。
[三回目、今度は少し俯いた。]
…イリスさん。……――虹の名前ね。きれい。 わたしは…マルグリット。
大丈夫…きっと、逢えるわ。きっと、明日も晴れるもの。
(101) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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―公園のベンチ―
…そうね。
[イリスの眸は、つよい光が煌いていた。]
――ありがとう。 また逢いましょう。 世界は、こんなにも きれいなのだもの。
[貴方と貴方の大切な人が逢えますように。 祈りの形に組んだ手のまま、 イリスが去っていくのを見送った。
かけた後に花が散る。]
(113) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
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長老の孫 マーゴは、かすかに風が運ぶ、春のものではない花の香りに、静かに眼を伏せ、祈るように閉じた*
2010/03/24(Wed) 04時頃
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―商店街/ニュース―
[街の、交差点。 ――オーロラビジョンに、ニュース速報が表示され あらゆる番組を押しのけて、特番が始まる。
「謎の奇病、世界各地で猛威を奮う」
キャスターが、酷く深刻そうな顔で原稿を読み上げた。 症状と、予兆と、世界での被害。 Liliumと名付けられたそれ。 花びらのように砕け散る体。 ワクチンはない。 治療法もない。 聞くかどうかも分からない予防法を 専門家を名乗るものが口にする。
――ニュースはこれから、この話題一色だろう。]
(164) 2010/03/24(Wed) 10時半頃
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[日傘をさしたまま、マルグリットは それを少し離れたところから見上げている。 殆ど黒の、濃い緑色の目が哀しげに揺れた。 長いワンピースの裾が、揺れる。]
…――、ここはまだ、被害が少ないのだわ。
[既に近隣諸国では 音信不通となってしまった都市もあるらしい。 白い雪のように、花びらのように、 人間だったものが 誰もいなくなった街に降り積もっているのだろうか。
雑多な街に、 花の香り。
終わりを告げる、 鐘のよう]
(165) 2010/03/24(Wed) 10時半頃
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[まだ、今は。
遠い国のことだと
人々は思っていたかもしれないけれど――]
(166) 2010/03/24(Wed) 10時半頃
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長老の孫 マーゴは、人の流れの中、ひとり立ち止まって、取り残されたようにそこにいる――
2010/03/24(Wed) 10時半頃
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―商店街・交差点―
[ニュースを見て足を止め、集まり始める人々に背を向けて 流れに逆らいながら日傘をさして歩いていく。 空は青い。 好い天気だった。]
いいお天気…ね。
[何処からともなく運ばれた さくらいろの花びらが ビルの谷間に吸い込まれていく。 栗色の眸のイリスは いかなくちゃいけないところに、いけたのだろうか。]
(191) 2010/03/24(Wed) 15時頃
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―商業街―
[オーロラビジョンの交差点を抜けて、 町並みから浮くようなおっとりとした動作で マルグリットは店を見て歩く。
ニュースを見て うろたえる人 慄く人 それでも日々はまだいつも通り。]
…あら?
[本屋を覗き込めど、青年―ベネットというと聞いた―の姿はない。 立ち寄るのはいつも昼過ぎてからだから、此処で働いているイリスの姿を見ることはなかったのだ。]
(198) 2010/03/24(Wed) 18時頃
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今日は留守なのかしら…。
[頬に手を当て、小さく呟いた。 ふわり、花の香りが漂えば眸は少し、曇った。]
…… あぁ ……
[嘆くような、祈るような声。 日傘を両手で握って、暫し佇む。 一歩、後ろに退いたところで誰かとぶつかった。]
あ、…ごめんなさい。
[癖のある長い髪の女性だった。>>185 かすかに清涼感のある香料の香りがする。]
(200) 2010/03/24(Wed) 18時頃
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―商業街→住宅街方面―
[ぶつかってしまった女性と 言葉を交わすこともあったろうか。 そののち、明日のための買い物を済ましたところで、ふと金の髪と銀の髪の見目麗しいふたりに気づいて小さく会釈した。 マルグリットの仕草は矢張り、おっとりとしている。]
こんにちは。
ええ、ヨーランダさんの後輩さんだって、 何度か、お目にかかったことが在るの。
[ヨーランダは、機械オンチのマルグリットの携帯に登録されている稀有な人物だった。とても苦労して以来、携帯電話は本当に電話にしか使っていない。]
(203) 2010/03/24(Wed) 18時半頃
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そうみたい。 すてきなひとだもの、きっとみんな、彼女がすきなのだわ。
[グロリアの表情を見れば少し気遣わしげに視線を向ける。 マルグリットは、コリーンの姿に 緩やかに目を細めて笑みを浮かべた。]
きれいなひと、 泉で竪琴を爪弾くニンフみたいね。
[マルグリットは何処か夢見がちなまま、 大人になったのだと思わせるような声で紡ぐ。]
わたしは、マルグリットというの。 マルグリット・イレネ。
(212) 2010/03/24(Wed) 18時半頃
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長老の孫 マーゴは、マルグリット・エレネよ、ともう一度。
2010/03/24(Wed) 18時半頃
長老の孫 マーゴは、牧人 リンダに話の続きを促した。
2010/03/24(Wed) 18時半頃
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[言葉の端から、ああ、見えないのだと気づいて一度だけ眼を瞬いた。 マルグリットは小首を傾げて小さく笑んだ。]
ヨーランダさんもすてき、 だけどいまのは、あなたのこと。
ええ、ここから少し行ったところ。 少し小高い丘の上。
もしかして、このあたりにお引っ越しを?
(214) 2010/03/24(Wed) 19時頃
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わたしは、そう思うのよ。
[それから、少しはにかんだように笑む。]
そうかしら、 ありがとう、うれしいわ。
[傘を持つ手に手を添えて、胸の前でゆったりあわせた。]
ええ、きれいなところよ。自慢のながめなの。 そうなのね、このあたりがお家なら とってもご近所。
[嬉しそうに謂う。 世界が終わるからこそ、いつも通りと願おうか。]
このあと予定はないけれど、 え、いいの…?
[小さく首を傾いで尋ねる。コリーンと、それからグロリアの方を見て。]
(216) 2010/03/24(Wed) 19時半頃
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ええ、皆さんがよいなら、 よろこんで。
[柔く笑んで承諾する。 コリーンが電話している間は静かに待っていた。]
ええ、そうね。 散歩仲間ができるのはうれしいわ。 ……――そうね。
世界は、綺麗だわ。
[静かに謂い置いて、 漂う花の香りには、祈るような視線を向けた]
(218) 2010/03/24(Wed) 20時頃
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―住宅地→アパート― [アパートまでの道すがら、他愛もない話が 小さく、花のように咲いては落ちる。 控えめに、一歩後ろを歩きながら。
落ちた白い花びらをふと、眼で追っていた。]
(あのこも、――知ったのね)
[眠たげな眼の、あれはミントの香りだろうか。 ぶつかっただけの子だけれど、>>222 過ぎった表情に、死を知ったものの翳りを見た。 知られぬよう、暗くなって日が傾いても さしたままの日傘の影で、眼を伏せた。]
(224) 2010/03/24(Wed) 22時頃
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―アパート― [日傘を畳んで、そっと手に抱え持つ。 花びらが一枚ひらりと落ちた。]
おじゃま、します。
[少しだけ首を傾いで、やわらかく笑みを浮かべた。]
おさそい、受けたの。
(233) 2010/03/24(Wed) 22時半頃
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ひさしぶり?
[首を傾いで、たぶんそうやって、
唇だけでうたうように謂ったのだった。]
先輩、お久しぶりです。
[懐かしむように]
お父さんは――、お元気ですか?
留学する際には、先輩とお父さんには、よく相談に乗ってもらって。
[唇だけで紡がれる、その言葉に。
ハグをしながら傍の二人に聞こえぬくらい、小さな声で囁く。
マルグリットの父親エドワードが”Lilium”によって死去しているとは知らぬまま。]
|
―アパート>>237― [大きく見開かれた綺麗な色の眸を 懐かしそうに見遣る。]
げんきそう。よかった。 ね、ほんとうに。うれしいわ。
[逢えてうれしい。 世界の終わりが見えていて、 それでも懐かしい人たちや 新しい人たちに逢えるのは、うれしいのだった。]
わあ…!ご馳走ね。 手料理、うれしいわ。ほんとう、今日はいい日なの。
[ハグされれば、少し照れたように自分もそっと 腕を回してから離れた。]
(239) 2010/03/24(Wed) 23時半頃
|
――せんぱい。
ふふ、学生時代に戻ったみたい。
[うれしそうに謂って。
父のことを聞かれれば目を伏せて]
…――、 …――
…、
…父はね、
もう、…いないの。病で――
[伏せた眼、すぐに顔を上げて、笑みをつくった。]
ごめんね、…今日はね、引越しの、うれしい日なのに。
先輩は、先輩ですから。
[くすり微笑むも、父親の事になると目を伏せ、暫く黙る彼女に]
―――…
[告げられた、病に倒れたとの言葉に女の目は驚きに揺れて。
言葉を直ぐに紡ぐ事ができなかったけれど。]
私こそ――…
先輩のお父さんの事、知らなくて――。
[謝罪するように言葉を紡ぐも、すぐにマルグリットが笑みを作った事に。
その場のグロリアとコリーンに告げる話題でも無いと思い。]
冥福をお祈りに、今度……先輩のお宅にお伺いしますから。
その時に――…。
[後日、彼女の家に伺う事を告げて、ハグする身体を離した。]
|
―アパート>>238―
ここでルームシェアしてるのね。 とってもたのしそう。
[胸の前で手を合わせ、 3人をそれぞれ見た。]
お家、近くだから、お休みの日に お菓子をもってくるわね。
(241) 2010/03/25(Thu) 00時頃
|
そうね。
うれしいわ、わたし、しあわせもの。
[かわいい後輩がいて、と笑む。
病に関しては、首を緩やかに横に振った]
いいの……気にしないで、ね。
[笑みのまま、頷いて]
ええ、…ありがとう。待ってるわ。
父も…きっと、よろこぶの。
[ちいさな、囁きで。]
|
ありがとう、ヨーランダさん。
[人には丁寧に、敬称をつけるのは常だった。 グラスを掲げたりもあっただろう。]
とってもおいしいわ。 料理上手なの。
[グロリアに寄り添うのを見れば首を傾けて微笑ましげに]
なかよしなのね、 金と銀で、太陽とお月様のようなのだわ。
(242) 2010/03/25(Thu) 00時頃
|
先輩――。
先輩が、このアパートを出て一旦、自宅へ戻る決断をしても。私は先輩の決断を信じて見送るつもりです。
私はグロリアとコリーンのいるこの場で事態の推移を見ようと思いますが。
何かあったら、携帯で連絡を下さい。
使い方が難しいようでしたら、短縮設定だけはしておきますから。
[マルグリットに、そう語り。
許されるようなら、簡単に自分の携帯にメールや電話が繋がるように設定をするだろう**]
|
―夕〜夜のこと:アパート― [>>244 コリーンの問い掛けに、首を傾いで]
わたしは、自宅でピアノの先生をしてるのよ。 あと、塾も、こどもたちむけで、少し。
[それももうきっと、できないかな――とは、 思いながら、食事に手を付ける。]
うん、とってもおいしいのだわ。
[表情も自然、ほころぶ。>>245>>252 ヨーランダとグロリアの言葉には、あら、と首を傾いで]
わたし、うそはいわないのよ。 本当にそう思ったの。
[真顔で答えるグロリアには頷いた。]
そうね、だからここも、とても居心地がよいのだわ。
(310) 2010/03/25(Thu) 09時半頃
|
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[コリーンが言葉を向けてくれる。>>246 ぱちりとひとつ瞬いて]
ありがとう…。なんだか照れるのよ。
[ちいさく、わらった。]
そう、金色。わたし、小さな頃あこがれたの。 金色の髪。いまは、自分の髪もすきだけれど。
[きれいなきれいな金色の太陽の光の下、 赤い花の咲く木を思い出す。]
(311) 2010/03/25(Thu) 09時半頃
|
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コリーンさんは、ピアノを弾くの? すてき。きかせてくれる?
[世間に疎いらしきマルグリットは、 コリーンが歌手であったころのことも、知らない。 奏でられるピアノの音に聞き入る。>>260
うたひめ、と夢見るように呟いた。
グロリアの表情がふと曇ったのには気遣わしげな眼を向けたが。>>265]
(312) 2010/03/25(Thu) 09時半頃
|
|
[ピアノの音が途切れる。>>267
はっとしたように、窓の方を見る。 唄が風に流されて、遠くへ。 眉を哀しげに寄せて]
――…、…
[火の手が見えれば息を飲む。]
嗚呼、……
(313) 2010/03/25(Thu) 10時頃
|
Lilium…
[小さなつぶやき。
ヨーランダだけには届いたか。]
|
[グロリアが出て行こうとするのを見れば 手を伸ばして]
だめ、あぶないわ。
[ヨーランダも、コリーンも止めたけれど。 >>267グロリアが大丈夫と謂うのを聞いても不安げに]
……。もどって、きてね。
[太陽と月が約束を交わす。それを祈るように両手を組んで、見ていた。]
(314) 2010/03/25(Thu) 10時頃
|
|
ニュース。 …そうね。
[マルグリットは、知っている。 きっと、此処は見捨てられる。 見捨てられても、世界が終わるのは、変わらないけれど。 父の最後の手紙を思い出す。
>>287コリーンには、見えないと知っているけれど 安心させるように笑みを浮かべて]
…いいの。きにしないで。
[ニュースが事を伝える。 嗚呼、と哀しげに眉を寄せて胸の前で両手を組んだ。]
(315) 2010/03/25(Thu) 10時頃
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……――。 …みんな、…いきたいのだわ
[見捨てられた都市も、見捨てた外も。 つぶやきはどう受け取られたか。 グロリアが帰ってきたならほっとしたように息を吐いて]
…――。 そと、危ないわ ね。
[微かに遠くから花の香り。 目を伏せて、それから顔をあげた。]
…ね。 わたし、明日、約束があるの。 ――朝には一度、家に、戻るわ。
だいじょうぶ、 そんなに はなれてないもの。
(316) 2010/03/25(Thu) 10時頃
|
長老の孫 マーゴは、墓守 ヨーランダの方を、見て。
2010/03/25(Thu) 10時頃
……うん。
ごめんね、 ありがとう。
[首を傾いで、申し訳なさそうな笑みを浮かべた。]
うん。連絡、するね。
短縮、っていうの、おねがいして、いいかしら。
やっぱりわたし、
機械ってにがて。
[ごめんね、ともう一度謂って
言葉に甘え、設定を頼んだ。]
|
…公園でね、 お散歩しようっていう約束、 したのよ、今日。
大学の図書館の窓際の、 きれいな、赤い色の髪の子。 ケイトさん、っていうの。ひょっとしたら、知ってるかしら。
だからね、明日、公園にいくわ。
[こんなときだから、約束を守りたいのだと、そう。 たとえ誰も来なくても。]
(317) 2010/03/25(Thu) 10時頃
|
|
―朝方:住宅地― [少し古い型の携帯電話は白い色。 ヨーランダの連絡先だけはしっかりと持つ。 他の設定は、きっとマルグリットには難しくて無理だった。 夜明けの空、まぶしくもないのに日傘をさす。 火の手が上がる、遠い街。 星は知らん顔で煌めいている。]
――ね。 世界は、きれいなのにね。
[哀しげにつぶやく。]
きっと、晴れるのよ、今日も。
(318) 2010/03/25(Thu) 10時頃
|
|
[丘の上の家、その周りは奇妙に静かだ。 花の香りが漂う。]
…? ゾーイちゃん…?
[自分の家の前で泣いているこども。 ピアノを習いに来ていた子だった。 どうしたの、と屈んで尋ねる。 ――おかあさんもおとうさんもいないの、 と泣きじゃくる。 その子からも、 濃い、 花の、 香り。
濃緑の眸が一度だけ大きく揺れた]
(319) 2010/03/25(Thu) 10時半頃
|
|
[けれど、それはどうにか笑みにかえて]
…――そう、…きっと外が騒がしいから 見に行っているだけよ。
だいじょうぶ。
[落ち着かせるように抱いて、 背中をさすった。
――せんせい、こわいよ。
泣くこどもの体が、不意に 崩れて]
(320) 2010/03/25(Thu) 10時半頃
|
|
ぁ
[風にさらわれて、――ほどけて、消えた。]
…、――ゾーイちゃ ん
[暫くその場から動けずに 声を押し殺して
――泣いた。]
(321) 2010/03/25(Thu) 10時半頃
|
|
[ややあって、ゆっくり立ち上がり]
…、――… ……、……――だめ
いかなくちゃ
ごめんね 新しい楽譜 渡せなかったわ…
[花びらになってしまったこどもに言葉を向けて。 焼き菓子と、それからいくらかの荷物を持って 家を出たのは、すっかり明るくなってから。]
(322) 2010/03/25(Thu) 10時半頃
|
件名:
内容:
あかるくなったら
公園にいるのよ
いまは、だいじょうぶ。
けがも、してないわ。
いえも、無事だった。
あなたは、あなたたちは、だいじょうぶ?
[――定時連絡のように、
彼女らは大丈夫だろうかと、
そんなメールを打って]
|
―桜並木の公園―
[――日も高くなった頃
公園の、桜並木で 日傘をさし、 終りを運ぶ花の香りを乗せた春の風に ワンピースの裾を揺らしながら、
マルグリットは、約束を果たすために佇む。]
――…いいお天気。
[呟き。このような事態だけれど このような事態だからこそ。 約束をした、ケイトの姿を*探していた*]
(323) 2010/03/25(Thu) 10時半頃
|
長老の孫 マーゴは、空を見上げた。公園は、なんだかとても静かだった。
2010/03/25(Thu) 10時半頃
|
―桜並木の公園― [自分の手を見下ろす。 出て行く間際、握手をしてくれたグロリアを思う。>>325]
…――…だいじょうぶ。 …ちゃんと、また逢うのよ。
[あたたかな食事の風景は とても大切なものとして心の中に沁みた。 花の香りができれば彼女たちには 遠くありますようにと願う。
風に、髪が遊ぶ。]
(329) 2010/03/25(Thu) 11時頃
|
|
―公園―
[足音がした。 ベンチに座り、日傘をさしたまま、顔をあげる。 探している、待っている子では無かったけれど――]
こんにちは。
[至近距離で見つめてくる少女 ―幼く見えたゆえそう思ったのだ―へ 笑みを浮かべ、言葉を向けた]
どうしたの? 迷子さん、かしら。
(339) 2010/03/25(Thu) 11時半頃
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―公園>>341―
……?
[小首を傾げて]
わたしも、迷子? …どうかしら、道には 迷ってないのよ。
[曖昧に濁すような言葉に返す言葉は やはり少し曖昧か。 じっと猫のような大きな眸が見つめてくるのに 不思議そうに見つめ返した]
なあに? わたしの顔、なにかついてる?
[少し、子供に語りかけるような調子なのは 実際年齢よりも幼く見ているからだろう。]
(342) 2010/03/25(Thu) 11時半頃
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―公園>>345― …そう思ってるわ。
[琥珀の色の眸は空へ。 横顔を見ていたが、つられたように マルグリットも空を見た。]
いいお天気ね。 ……「ついてる」 って なあに?
[不思議そうにまた小首を傾げた。]
ええと。待ち合わせ、かしら。 約束 したの。お散歩の約束。 こんな状況だけど…約束って、まもりたいの。
今日は、こんなにいい天気なのだもの。
あなたも、お散歩?
(348) 2010/03/25(Thu) 12時頃
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―公園>>350― … 別の?…ひあっ
[くすぐられてびくりとする。 首筋を押さえて声を上げたことを恥ずかしそうにした。]
もう、いたずらはだめよ。
[め、と人差し指を立てて見せた。 続く言葉には居住まいを正し]
来てくれると、いいけれど。 でもね、来てくれなくてもいいのよ。 わたしが約束を守りたくてここにいるだけなのだもの。
…そう、…会いたい人がいるなら…しかたない わね。
[彼女が義肢なのには、気づいていない様子で。]
おうちには、かえらなくて…大丈夫?
(354) 2010/03/25(Thu) 12時頃
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―公園>>358― [素直な侘びには頷いて、 手を握り締められれば少しだけ目を丸くする]
…、……あなた、手…。
[聞いていいものかと琥珀色の眼を見た。]
待ってるのは―― 昨日会ったばかりの子なの。 来てくれると、うれしいけれど。
[待っているのもきっと悪くないことなのだ。 やわらかく笑った。]
…ひとりぐらし?そんなに、ちいさいのに? あ、…ひょっとして、…
[年齢を、勘違いしていたのだろうか、と申し訳なさそうな表情を浮かべる。]
(364) 2010/03/25(Thu) 12時半頃
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Lilium……?
[この騒乱の原因にあるのは確かだけど。
小さな呟きが洩れるのを不思議そうに見つめただろう]
――…、
病気の、 名前。
…――。
父もね
あれで しんだの
[小さなつぶやきは、彼女にだけ伝わるか。]
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―公園>>368―
…足も、なの。――そう。 いたくは、ないの?
[傘は腕に凭せ掛け、 開いた方の手で、手をそっと撫ぜた]
…、昨日でも、約束は、約束なのよ。
[と、笑みのまま謂う。]
…14歳?中学生でひとりぐらしなの…?
[いたずらっぽい言葉を真に受けて、そんな風に返した。]
(376) 2010/03/25(Thu) 13時頃
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お父さんは――…
病気で、Liliumに罹って……
お亡くなりに……。
[小さな呟きが届く。
伝わる言葉に、マルグリットの父の職業を思い起こす。
留学する際、フランスの学会に彼女の父が良く行っていたので、お世話になったのだ。
あぁ―――…。
瞑目する。
彼女の父はその研究で倒れたのかも、知れないと悟った]
…うん。
……――、…話しはね
少し前に届いてた手紙で 読んだの
…でもね、わたし。
なにも、いえなかったわ。
皆に伝えても、…きっと、…
[口を噤む。
この惨状を見れば、どうなるかなんてわかっていた。
フランス。綺麗なところ。
花の都は花びらにうもれているだろうか]
…ごめんなさいね。
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―公園>>379― …、――。 …… つらかったの、ね。
[痛ましげに、眉を寄せた。 どこか不器用な握手のような仕草を見せる手を包む。 続く言葉には眼を一度瞬かせて]
… そう かしら。 そうなら、うれしいわ。
[少女が零す笑みに、 なにかおかしなことを謂ってしまったろうかと おろ、とした仕草を見せるが、凭掛られればそっと肩を撫ぜて]
わたしでよければ、お話し相手には、なれるのよ。 …今日はいい天気だもの。
[お菓子も在るの、とケイトに約束した分から 少しだけ差し出せる。]
(385) 2010/03/25(Thu) 13時頃
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[何も謂えなかったと、ごめんなさい、と語る先輩に首を振った。]
先輩――…
[父を奇病で失い。その事実の重さを背負った彼女。
口を噤むマルグリットの心の辛さを思って。]
―――…。
フランスは今どのようになっているだろうか、パリ左岸にあるカルチェ・ラタン――学生達が行き交う街の景色。モンパルナスの古く落ち着きのあるカフェが思い起こされる。
かの街は今、どのようになっているだろう、か。
白い花に埋もれていると知らずに。]
約束の人と逢える事、祈ってます。
[搾り出すように、彼女に告げた。]
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―公園>>388―
…――、… ――…そうね。
[無邪気な笑みを、何処か哀しげに見つめる。 死が間近に迫るなか、 胸中に訪れるものはそれぞれだろうが。]
…――木。そう在れるなら、うれしいのだわ。
いいのよ、お話は好きだし、 お菓子はたくさんあるもの。
[小首を傾げば肩から黒髪が流れ落ちた。 息を吹きかけられ、くすぐったそうに目を細める。]
あなたはなんだか猫さんみたいね。 まあるい眼の、チェシャ猫かしら。
(391) 2010/03/25(Thu) 13時半頃
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[ マルグリットの携帯の短縮設定を行う。
機械が苦手な彼女でもわかりやすいように。
ごめんね、と語る彼女に、大丈夫ですよと謂うように微笑んで。]
[ 彼女から届いたメールを見て、怪我も無く、家も無事な事を知る。
公園は無事らしいと]
『先輩が無事でよかったです。
公園の方は大丈夫なのです、ね。
私達は大丈夫です。
グロリアが、また外の様子を伺いに行きましたが。
私は彼女を信じているので。
また、何かあったら連絡します。』
[定時連絡のようなメールだけれども。
この連絡が通っている間は、二人とも無事と知れるのだから――**]
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―公園>>393― …――。…そうね。 うん。わたし、最後までいつもどおりにいられたらいいな、 って思ってるの。
こんなときだからこそ。 だって…世界は、こんなに綺麗なのに。
[見上げた先、桜の花が咲き誇る。 この花が終わって仕舞う前に 世界はきっと、終わるのだ。]
…――わたし、ともだちや、父にも のんびりやさんね、っていわれるのよ。
[冗談めかして小さく笑い]
ちがうのよ。わたし、チェシャ猫すきなの。 チェシャ猫は、いたずらずきで、でもきっと、とってもやさしいの。
[ハンカチを膝に広げて置くのは、クッキーやサブレ。それから、小分けにしたパウンドケーキ。]
(395) 2010/03/25(Thu) 14時頃
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長老の孫 マーゴは、ふと、震えた携帯を見て、あまり慣れない手つきで確認する。
2010/03/25(Thu) 14時頃
[短縮のおかげで、連絡は取れる。
内容を見ればほっとしたように。]
『うん。
さくら、きれいよ。
こんなときだけど、とてもきれい。
グロリアさんは、
きっと、だいじょうぶね。
あなたたち、支えあえてるみたいなのだもの。
家から、お菓子ももってきたから、届けるのよ。
うん。
コリーンさんにもよろしくつたえてね。
またピアノとうた、聞けたら嬉しいのだわ。』
[――そんなふうに、そんなふうに。
終わりに近づいていても、いつものように在れればと
出会いにも感謝しながら、願いながら文章を、打つ。]
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―公園>>396― …そうかもしれないわ。 でもね、…それでも世界は、きっと まだ、あいしてくれていると 信じたいの。 わたし、臆病なのよ。 怒ったり、憎んだりするのは、こわいの。
[何処か静かに、笑みを浮かべ。桜の花びらを受け止める。]
ふふ、でもね、ゆっくりも、すてきなのよ。 …うん、楽しんでくれるとうれしいわ。
[紅茶のクッキーと、これはココア、それから、と指し示す。]
わがままも、かわいいとおもうの。 偶然でも、いいの。わたしには「本当」になるのよ。
…?結婚? いいえ、していないわ。でも、どうして?
[唐突な問にはきょとんとしたあと、ゆったりとそう答えた。]
(398) 2010/03/25(Thu) 14時半頃
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―公園― ごめんなさいね、後輩からなの。 おたがい無事ね、って。
[えっと、とキーをゆっくり押した後 携帯電話をそっと閉じる。]
こういう機械、 つかうのあんまり得意じゃないのだけれど、 そう謂ったらね こうすればっ、て簡単に使えるようにしてくれたから、 あのことは連絡がとれるのよ。
連絡があると、やっぱりほっとするのね。
[ひらり、桜の花びらが舞落ちた。]
(400) 2010/03/25(Thu) 14時半頃
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―公園>>402― …うん。
[影もない、青空に似た調子の声に小さく頷いた。 頬を撫ぜられると擽ったげに、それでも少し 哀しげに笑んだ。ありがとう、と添え。]
ね。…いろんなものが、見えるのよ。
[押しとどめた言葉は、見えなくて。 彼方の約束を思い。]
ええ。わたしは、それがいいの。 …、――。
[またきょとんとしてから、もう、と小さく困ったように笑む]
おませさんなのね。 大人をからかったらいけないの。
(404) 2010/03/25(Thu) 14時半頃
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うん。よかったわ。
ほんとう、いろいろボタンがあって、 なかなか覚えられないの。 むつかしいのね。
ううん、約束の子とは別の子。 後輩といえば、どっちも後輩なんだけれど。
[――ゆっくり、ゆっくり、人を待つ。 雲は変わらず流れて行く。]
(406) 2010/03/25(Thu) 14時半頃
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―公園>>408― …――そうね、… [頬を撫ぜる手にくすぐったげに目を細める。それから首を傾いで]
おひとよし…そうなのかしら。 うん、メールと、電話と。できたら、いいの。 [困った様子に首を傾いだまま瞬く。]
ええ。おはなし、ありがとう。 楽しかったのよ。公園には、よく来るの。よかったら、また――
[と、前髪に重なる唇に眼を丸くした。]
え、えっと。
[少し頬が赤くなった。]
え…?
[続いた耳元の囁きに、顔を少しだけ少女の方に向けた。]
(412) 2010/03/25(Thu) 15時頃
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―公園>>415―
お菓子、… 。
[琥珀色のまあるい眼。小さな笑みは猫を思わせる。 とても近いから、少しどぎまぎとした。]
ないしょなの?
[鼻先撫ぜられて一度だけ眼を瞑る。 指先と、それから琥珀の眼を視線で追って]
猫さん、わたしは、マルグリットというのよ。 ええ、また、ね
[こんな状況だけれど、再会を願う言葉を重ねた。 花ではない、残り香。 前髪にそっと触れてから、彼女の姿が見えなくなるまで、ずっと見ていた。]
(417) 2010/03/25(Thu) 15時半頃
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長老の孫 マーゴは、良家の娘 グロリアと――
2010/03/25(Thu) 15時半頃
長老の孫 マーゴは、墓守 ヨーランダと、そしてコリーンの無事を、祈りながら。
2010/03/25(Thu) 15時半頃
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―公園― [風が吹いた。桜は咲く。 荷物からショールを出してきて、羽織る。 花の香、琥珀色の眼の猫の香水の残り香。 クッキーをひとつつまんで、かじった。]
うん。
[おいしくできた、こどもたちのお気に入り。 腕の中で消えたゾーイ。 朝、ピアノの稽古の時間になってもだれも来なかった。]
…。……――。みんな、いってしまったのね。
[日傘を抱くようにして、眼を伏せる。 大学も――静かだろうか。]
(428) 2010/03/25(Thu) 16時頃
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―公園ベンチ― [ベンチに腰かけたまま、 マルグリットは遠い喧騒を少しだけ聞いた。]
…みんな、いきたいのね。
[祈りの形に手を組んで、空を見上げた。 とてもよい天気だった]
…、…?
[遠くか近くか、泣き声を聞いた気がして 桜並木の向こうへ目を向ける。]
(440) 2010/03/25(Thu) 20時半頃
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―公園のベンチ―
…ぁ、
[日傘を両手で持って、立ち上がる。 窓際で見たあかいろが見えたからだった。]
――――、 …
[少し離れていてもわかる 痛ましい表情に 心配そうに眉を寄せた。 約束どころではない事態なのは分かっていたから。]
ケイトさん、
[名前を呼んで、少し早足で歩み寄った。]
(447) 2010/03/25(Thu) 21時半頃
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―公園>>449―
[駆け寄ってくるケイトをそっと抱きとめた。 あやすように背中を撫でる]
…こわかったわね、 ……ここは、だいじょうぶ。
[桜の花が、風に舞った。]
うん…ゆっくりで、いいのよ。 ……すわる?
[何か話そうとするのを、そうやって促した。 ベンチのほうがいい?と小首を傾げた。]
(451) 2010/03/25(Thu) 21時半頃
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―公園>>456― …、…うん。 ……うん――…、あの、病気、ね。…――、
[ゆっくり、言葉一つ一つに頷きながら 悲しげに眸を揺らす。 ――たったひとりの、かぞくだったのに]
……お母さまが………、そう……。
[あやすように撫でる手は変わらず。]
…お母さまは、…他でもないあなたに、 最後に触れてもらえて、…きっと、よかったの、よ。 …見ず知らずの人に、くだかれてしまうより、ずっと。
(458) 2010/03/25(Thu) 22時半頃
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……つらかったわね、ケイトさん。
[とん、とんと背を軽く軽く、撫ぜる。]
(459) 2010/03/25(Thu) 22時半頃
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―公園― [ケイトが泣きじゃくる間、ずっと背を摩りながら。 桜は、変わらず咲き続けている。]
いいのよ。…つらいときは、泣くの。 こころが、そうしたいって謂うのよ。だから。
[笑んで、そっとハンカチを差し出した。]
…これから。
[ほんの少し、眸が曇る。]
――……きっと、もう ここからはでられないわ。 ……国がね、ここを、とざしたの。
[声は小さくて、風に揺れた。]
研究所って、お母さまは…なにか研究してらしたの?
(464) 2010/03/25(Thu) 23時頃
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