人狼議事


147 書架の鳥籠

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。


【人】 厭世家 サイモン

嗚呼、聞こえ る。やつの足音が聞こえる……。

(0) 2013/10/02(Wed) 14時半頃

村の設定が変更されました。


天のお告げ (村建て人)

  
[あわいランタンの光に照らされた古い本のページが、
                 左へ右へ風もないのに踊る]
  

(#0) 2013/10/02(Wed) 14時半頃


天のお告げ (村建て人)

 
[むかしむかしあるところに――]

[デメテルという少女がおりました]
 

(#1) 2013/10/02(Wed) 14時半頃


青い鳥 デメテルが参加しました。


【人】 青い鳥 デメテル

 
[くすくすと、姿もないのに少女の笑う声が聞こえる]
 

(1) 2013/10/02(Wed) 14時半頃

天のお告げ (村建て人)

むかしむかしあるところに、
デメテルという少女がおりました。

ある晩、少女の前に魔法使いのおばあさんがやってきて
孫の病気を治すために青い鳥を連れてきて欲しいといいました。
少女はこころよく引き受け、とりかごを手に旅にでました。

少女はすぐに思い出の国の青い鳥を連れてかえりました。
おばあさんは大変かんしゃをして少女にごほうびをあげました。

(#2) 2013/10/02(Wed) 15時頃


天のお告げ (村建て人)

こんどは元気になった魔法使いの孫やってきて
死んだお母さんに会うために青い鳥を連れてきて欲しいといいました。

少女は夜のごてんから青い鳥を連れてかえりました。
孫は大変感謝をして少女にごほうびをあげました。

みんなが少女にお願いをするたびに
ぜいたくの国の青い鳥や
未来の国の青い鳥を連れてかえり、ごほうびをたくさんあげました。

ありがとう ありがとうデメテル
みんながとっても感謝します。

(#3) 2013/10/02(Wed) 15時頃


【人】 青い鳥 デメテル

 
なぁんだ。
青い鳥を探すってすっごくかんたんなのね。
 

(2) 2013/10/02(Wed) 15時頃

天のお告げ (村建て人)

少女はいつしか青い鳥を探しに行かなくなりました。
彼女は気づいてしまったのです。

皆が探し求めてやまない青い鳥とは他ならぬ自分だと言うことに!

(#4) 2013/10/02(Wed) 15時頃


【人】 青い鳥 デメテル

 
願いごとをかなえるのなんてとってもかんたん。
だって私が青い鳥なんだもん。 
 

(3) 2013/10/02(Wed) 15時頃

天のお告げ (村建て人)

願いを叶えたらごほうびをちょうだい。
いつだって願いごとは等価交換。
魔法使いのおばあさんが教えてくれたのは素敵なことでした。

(#5) 2013/10/02(Wed) 15時頃


【人】 青い鳥 デメテル

ねえねえ、願いごとを叶えてあげたのよ。

そんなご褒美はもう持っているわ。
もっとすてきなものが欲しいの。
もっともっとすてきなものが欲しいの。
あなたのご褒美じゃちっとも足りないわ。

(4) 2013/10/02(Wed) 15時頃

【人】 青い鳥 デメテル

 
――それなら私がお願いしてあげるから、
もちろん叶えてくれるよね?
 

(5) 2013/10/02(Wed) 15時頃

天のお告げ (村建て人)

 
[くすくすと、くすくすと ]

(#6) 2013/10/02(Wed) 15時頃


【人】 青い鳥 デメテル

素敵なお人形が欲しいわ。
世界にひとつだけの私のお人形さんが欲しいの。
作り方ならかんたんよ。
私が教えてあげるから、さぁいっぱいいっぱい作ってね。

(6) 2013/10/02(Wed) 15時頃

【人】 青い鳥 デメテル

 

終わるまで、帰してなんてあげないんだから。

 

(7) 2013/10/02(Wed) 15時頃

天のお告げ (村建て人)

 
 
[     姿もないのに少女のわらう声が聞こえる]

(#7) 2013/10/02(Wed) 15時頃


青い鳥 デメテルがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(青い鳥 デメテルは村を出ました)


天のお告げ (村建て人)

 
[薄青い闇の中、
 あわいランタンの光に照らされた古い本のページが]


            [青い鳥をつれていかれた国々は
     すっかり幸せをなくして滅んでしまいましたとさ]


[右へ左へ風もないのに踊る踊る]

(#8) 2013/10/02(Wed) 15時頃


天のお告げ (村建て人)


                [――■この村は]
 

(#9) 2013/10/02(Wed) 15時頃


天のお告げ (村建て人)

■この村は、突発RP村です。
更新時間の立会い不要。
強制気絶の発言禁止時間が設けられ
リアルにやさしい仕様となっています。
wikiなし、どなたさまも飛び入り歓迎。

PCは自陣営の勝利を基本指針としていますが、
PCが決断し勝利を捨てる事も物語の幅として残されています。

■発言禁止時間
更新直後の深夜2時〜5時。
進行中の表ログ以外はオールタイムOK。

■約束事
・全員がここに来てからの(またはそれ以前からの)顔見知りです。
・PCは死にたい以外の願いを何かひとつ持っていて下さい。
・中身発言は独り言とメモとエピのみ可。
・つらい時は無理せずバファリン申請。

(#10) 2013/10/02(Wed) 15時頃


天のお告げ (村建て人)

■文明レベル
近代欧州テイスト。シャーロックホームズくらいの想定。
時代考証よりも雰囲気重視。

(#11) 2013/10/02(Wed) 15時頃


天のお告げ (村建て人)

■舞台
魔女デメテルの図書室。
常に薄暗く灯りは点々と置かれたランタンのみ。
書架が積み上がり捻くれて迷宮の様になっています。
中央部のサロンは吹き抜けで、ドーム型の天井には宝石がちりばめられた星空があります。月のようにぽっかりとうかぶ大時計は、プロローグ中は動きません。

この場所には不思議な魔力が働いています。
・入るは容易く、外には出られない。
・物理的な時間の流れがありません。
 空腹・排泄・毛髪の成長などとは無縁です。
・器物や参加者を傷つけることはできません。
・サロンに用意されている茶菓子や飲みものは勝手に補充されます。
・参加者以外のnpcは持ち込めません(動物含む)
 もしもキャラチップに動物が描かれているのなら、
 この図書室の本から出した幻か、君の所有物が変じた姿です。
・迷宮じみた構造は出没・離脱・合流などなど便利にお使いください。

(#12) 2013/10/02(Wed) 15時頃


天のお告げ (村建て人)

■村陣営
君たちは願いを叶えにここに来ました。
ところがいつまでたっても魔女は現れず、図書室に閉じ込められています。
1日目、サイモンが持つ魔術書の力で役職能力を得ます。

全ての村陣営は、勝敗に関係なく死者は蘇りません。
敗北時は全滅。勝利時は生存者だけが生還できます。
魔女は君の願いを叶えませんが、図書室から宝を持ち帰ることは可能です。

ex:魔術書
サイモンが持ち込んだ魔女狩りの書物。
村側役職・正しい役職人数と吊り対象者の名前の表記等
システム的なつじつまをこの書と魔女の力と機嫌のせいで片付けます。

(#13) 2013/10/02(Wed) 15時頃


天のお告げ (村建て人)

■狂人
君の役職は届く前に魔女に阻まれてしまいました。
魔女はひっそりと君を誘い呪をかけます。
上手にできたら特別に願い事を叶えてあげる。
甘い誘いは君の心にまとわり続けます。

(#14) 2013/10/02(Wed) 15時頃


天のお告げ (村建て人)

■亡霊(人狼)
君たちは願いを叶えてもらいました。
魔女の願いを叶えれば生身で帰してもらえます。
しかし魔女が死んだ時には叶った願いも、
君自身もうたかたのように消え去ることを知っています。
裏切る事はできますが、襲撃は強制です。

全ての狼陣営は(狂人含む)
陣営勝利時に生還、または願いが叶う特典がつきます。
機嫌の良い魔女はどんぶり勘定してくれます。

ex:魔女の記憶操作
プロローグ中、君たちは自分が亡霊である事を忘れている。
亡霊と過去縁故を結んでいた場合、その記憶は偽物です。
実は幼少期の思い出だけが本物で以降は嘘というアクロバティックな事も可能ですが、亡霊側からのみ設定可能とします。

(#15) 2013/10/02(Wed) 15時頃


天のお告げ (村建て人)

■襲撃
襲撃対象者に呪いが発動し人形になります。
一日に一回の制約が設けられています。

ex:人形化
手のひらサイズの人形となりサロンのテーブルに並ぶ。
元には戻れず、魔女が死ねば崩れ去る。

■吊り
亡霊と魔女を倒す為の唯一の手段。
書が呼び出した獣が対象に襲いかかります。
術者サイモンを失った獣はより多くの意思に従います(投票)
犠牲者は書に名前が記されます。

ex:書の獣
イギリスの伝承に登場する妖精。
ブラッグドックやヘルハウンドと呼ばれています。
子牛ほどの漆黒の体躯に燃えるような赤い瞳を持ち、
食らったものの血の一滴も残さずに灰に帰します。
鐘が鳴るまではどこかに身を潜めていますが気配は感じます。

(#16) 2013/10/02(Wed) 15時頃


天のお告げ (村建て人)

■処理順
全てのシステム的な意思決定は更新前に行われます。
遠隔にて対象を指定することが可能です。

更新をまたぐように大時計の鐘が鳴り始めます。
吊り→能力→襲撃の順で鐘が13回鳴るまでに発動。
最後の鐘の音と共に君たちは全員その場で意識を失い、
少なくとも午前5時まで目を覚ましません。

(#17) 2013/10/02(Wed) 15時頃


天のお告げ (村建て人)

■プロローグ
図書室に閉じ込められてから、ずいぶんと時間が経った気がします。
君たちはすっかりと顔なじみになりましたし、だいぶこの場所にも慣れてきました。亡霊も自分が亡霊であることを忘れ、君たちに混じりここで日常を送っています。天井の大時計は今日も止まったままです。

■一日目 (更新時天声あり)
大時計の鐘が鳴り、時計が動き始めます。
魔女が図書室に帰ってきたのです。
サイモンは魔術書の力を解放し、魔女退治用に獣を召喚します
また、同時に村側能力者へキャスティングが行われます。
以降、情報は書を閲覧することで得られます。
・各役職の正しい人数(守護除く)
・何かの役職が塗りつぶされ、狂人と書かれている。
・亡霊を倒してからでないと魔女を殺せない。
サイモンはひとり獣を操るために瞑想に入ります。

(#18) 2013/10/02(Wed) 15時頃


天のお告げ (村建て人)

■二日目(更新時天声あり)
魔女の力が処理順をねじ曲げ、吊りよりも先に襲撃が発動します。
力を使い果たした魔女はしばし眠ります。
君たちは術者を失った獣を操り
魔女が起きる前に亡霊を倒さねばなりません。

・書には守護者が追記されています。
・以降、吊り対象者は書に名前が記され、襲撃対象者は人形になります。

(#19) 2013/10/02(Wed) 15時頃


天のお告げ (村建て人)

■墓
君たちの魂は器から切り離され、手触りを伴わない幻になる。
魂同士であっても触れ合うことは叶いません。
書の獣が健在の間、魔女の手から魂は守られますが、
村陣営敗北時には、人形へ幽閉または魔女の手に落ちることを予感しています。基本的に死者は蘇りません。

■エピローグ
勝利陣営によりエンディングが分岐します。

・村陣営勝利時
村が閉じるまでの間死者と生者は一同に場を介します。
触れ合うことも可能ですが死者は蘇らず閉村と共に消え去ります。

・狼陣営勝利時
地上と墓下に分かたれていた者達は再会もなく、
襲撃対象者の魂は人形へ永遠に幽閉され
吊り対象者の魂は甘いお菓子となって他の魔女達に振る舞われます。

(#20) 2013/10/02(Wed) 15時頃


天のお告げ (村建て人)



[左へ右へ右へ左へ踊り続けた本のページ]

[誰も見ぬ間に踊り疲れて、文字はごっそり抜け落ちた]

(#21) 2013/10/02(Wed) 15時半頃


厭世家 サイモンが参加しました。


【人】 厭世家 サイモン


[ こつ、こつ、こつ、こつ… ]
 

             [ ぱたん ]

(8) 2013/10/02(Wed) 15時半頃

天のお告げ (村建て人)

 
[歩み来た男の手が、開いたままの本を閉じる]
 

(#22) 2013/10/02(Wed) 15時半頃


【人】 厭世家 サイモン

 
昼も夜も無いこの図書室に
閉じこめられて随分と経った気がする。
 

(9) 2013/10/02(Wed) 15時半頃

【人】 厭世家 サイモン

四方八方を取り囲む書架はうず高く、
そして所々が奇妙に捻れ、積み重なり階層となる。

細い路地かと思えば急に開け、
登っているようで降りているようで酷く不規則まるで迷宮。

けれど、思う場所へいつの間にか辿り着く。まるで騙し絵。

(10) 2013/10/02(Wed) 15時半頃

【人】 厭世家 サイモン

一息つけるといったら、おそらく中央に。
こじんまりと作られたサロンのような吹抜けの空間がある。

真夜中の芝生を思わせる藍色の、毛足の長い絨毯。
その範囲に点在するものは読書机がひとつと椅子が幾つか。
寝心地の良さそうな猫足のソファーがひとつ。
東洋の座卓というのだろうか、
円形の卓上には甘い菓子と紅茶のセット。
絨毯に直おきのクッションが幾つか。

座ることも横になることもうたた寝をすることもできるが、
みなが同じ家具を選んで寛ぐには少しだけ空間が足りない。

(11) 2013/10/02(Wed) 15時半頃

【人】 厭世家 サイモン

 
私はもっぱら読書机の一角で寛ぐ事が多い。
そう、くつろげる程度には時を過ごし、
この奇妙な場所に適応しつつある。

(12) 2013/10/02(Wed) 15時半頃

天のお告げ (村建て人)

[何かの皮で作られた本の背表紙。
節くれた指先で撫ぜる男の名前はサイモンという]

(#23) 2013/10/02(Wed) 15時半頃


【人】 厭世家 サイモン

 
私の名前はサイモン・スネイプ。
学術の徒として、失われた文献を探し求めてここに来た。
と、みなには伝えてある。

(13) 2013/10/02(Wed) 15時半頃

天のお告げ (村建て人)

[事実ここは知の宝庫。
文字から得る知識もさることながら、
開いた書物よりあふれ出る様々な幻視は
時に絶滅した蝶の群れを映し出し、
時に死した音楽家の音色を呼び起こし
時に時代を超えて見知らぬ町へと君を誘う。

ここの宝は、あるいは本だけでなく。
図書室に点在する家具ひとつとっても幻の逸品かもしれない]

(#24) 2013/10/02(Wed) 15時半頃


【人】 厭世家 サイモン

 
しかし、私の本当の目的は魔女狩りだ。

人々の願いを餌に魔力を膨らませ続ける魔女がいる。
魔女は国をいくつか滅ぼしてなおとどまることを知らない。
私は魔術協会の命を受け、
対魔女式を組み込んだ書物を手にここに潜入した。

(14) 2013/10/02(Wed) 15時半頃

【人】 厭世家 サイモン

 
書は魔女の力に呼応する。
幽かに書の胎動を感じるものの、未だ何事も変じずに。
時ばかりがいたずらに過ぎて行くのにも慣れてきた。

(15) 2013/10/02(Wed) 15時半頃

天のお告げ (村建て人)

[そっと中空を仰ぎ見ると、
ドーム型の天井に散りばめられた星空に、
月のようぽっかりと浮かぶ大時計は時を刻まぬままで]

(#25) 2013/10/02(Wed) 15時半頃


【人】 厭世家 サイモン

 
いましばらく、奇妙な日常を君たちと*過ごす*
 

(16) 2013/10/02(Wed) 15時半頃

天のお告げ (村建て人)

  

       episode147/書架の鳥籠

        【序幕のはじまり】
  

(#26) 2013/10/02(Wed) 15時半頃


厭世家 サイモンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(厭世家 サイモンは村を出ました)


村の設定が変更されました。


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2013/10/02(Wed) 15時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2013/10/02(Wed) 16時頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2013/10/02(Wed) 16時頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2013/10/02(Wed) 16時半頃


漂白工 ピッパが参加しました。


【人】 漂白工 ピッパ

[――薄暗い部屋の歪んで延びる書架に、ランタンの柔らかな光に照らされ浮き上がる淡い色。

明るい髪色に白い肌。
纏う衣はそれはそれは真っ白に。
いかにも清潔そうな石鹸の香りは女の職業柄によるもの。
しかし訪れた時から変わることもなく香は続く。]

 ……――何日経った?
 それともちっとも経ってないのかしら。

[一人つぶやき、何度めかのため息。]

(17) 2013/10/02(Wed) 19時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[変わらぬ香り。
シャツの色は一点の曇りもなく。
髪をかきあげればサラサラと指からこぼれて溶ける糸。

こんな状態だから、退屈すぎて数時間しか経ってないのを永く感じているのだろうか。
錯覚するのも仕方ない。

その錯覚も、はたしてどちらなのだろう?]

(18) 2013/10/02(Wed) 19時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[戯れに本を一冊。
頁をめくり、文字の羅列に目を滑らせる。]

 ……………………………。

[ぱらぱらと捲れど捲れどびっしりと細かい文字で埋まった挿し絵の一つもない書物に目を押さえると、怪訝な顔で押し戻した。]

 信憑性は、あるなァ――――

[あたりを見渡せば不思議の宝庫。
この変化のない身体の状態も、不思議以外には言い表せず。

此処に集うはささやかなものからきっと途方ないものまで、願いを抱いて辿り着いた者たちばかり。]

(19) 2013/10/02(Wed) 19時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[ふと気配を感じて振り返る。
それは知己か、はたまたここで出会った願い人か。

その誰かへ、人好きのする表情で、にぃっと笑う。]

 私たち、いつまでここにいるんだろね?

[肩をすくめてみせるも、深刻さはない。
退屈と口にしつつも、奇妙な空間を楽しんでもいる部分が*あるようだ*]

(20) 2013/10/02(Wed) 19時半頃

漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2013/10/02(Wed) 19時半頃


良家の息子 ルーカスが参加しました。


【人】 良家の息子 ルーカス

さぁな。
入り口も見失って久しいが… 楽しそうだな。

[ピッパが振り返る先にいたのは>>20
金糸の髪をオールバックに纏めた紳士風の男。
咎めるでもなく半ば苦笑まじりの声音は、親しみの現れ。
はじめて会った時と比べるとずいぶんと打ち解けたものだ]

まあ、しばらくは悪くないさ。

[手にした図鑑の重みを楽しむように弄ぶ仕草。
手首のスナップを利かせるたびに、
左の薬指に嵌めた指輪がランタンの色灯りを弾く]

(21) 2013/10/02(Wed) 20時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[しばらくは、と、紡いだ言葉には
独身気分で羽を伸ばすような軽薄さを纏わせる。

男は既婚者だ。
資産家の息子でこの春に懐妊した妻がいる。
そこまでは、誰とでも気安く口にする。
そこから先は、知己であっても口にしたことがない]

(22) 2013/10/02(Wed) 20時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

…――ちなみにだ。

[と、おもむろに]

さきほどの君の呟きを拾うならば、

[前置くのは>>17について。
人の声にこちらへ足を向ける前、
男が居た場所はちょうど本棚の裏側だった]

私の発作が一向に来ないからな。
まったく時間が経っていない説もあるし。

(23) 2013/10/02(Wed) 20時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

あるいは私の願いはめでたく叶えられていて、
すっかり健康体のまま何日も経っている。
――ということも考えられる。

[男の願いは比較的判りやすく。
不治の病を治しにきたのだと
談話の合間にさらりと言うこともあった]

(24) 2013/10/02(Wed) 21時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

しかし考えてみたところで判らないというのが所見だ。
なにせ時を示すものが何もない。

[大まじめに、けれど焦燥の類いはなく。
男はやれやれといった感じで、書架のひとつに背を凭せる]

いつまでだったら、ここにいるのだ。

[ピッパを見ずに尋ねながら手元の本を開く。
魔法のように浮かび上がる南国の挿絵。
宝石よりも鮮やかな青に眩しそうに目を細めた*]

(25) 2013/10/02(Wed) 21時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2013/10/02(Wed) 21時半頃


探偵 オズワルドが参加しました。


【人】 探偵 オズワルド

[私はサロンにある猫足のソファに横になり星空のような天井を見上げていた。暫くしてから、読書机の方へ細い視線を向けて、]

 サイモン君、探しものは見つかったかな?

[と、何度目か忘れたが、変わらずの質問を投げる。
そうするといつもと変わらない返事が返ってくる。
だから、]

 私もだ。

[返すこちらの言葉も同じものになる。]

(26) 2013/10/02(Wed) 22時頃

教え子 シメオンが参加しました。


【人】 教え子 シメオン

[直置きのクッションに座った少年は]

[円卓の菓子を一つ、また一つ]

[口に運んでは退屈そうな顔をする]

(27) 2013/10/02(Wed) 22時頃

【人】 探偵 オズワルド

[すると、お前は探していないじゃないか、とソファに横になっている私にサイモンが言ってきた。]

 …、ふむ。

[私は長さの変わらない口髭を手で触れながら思案顔を作って、ソファに伸ばした足を組んだ。
そして独り言だがサイモンに聞こえるように言った。]

 手が届きそうで、届かない。
 

(28) 2013/10/02(Wed) 22時頃

新妻 カトリーナが参加しました。


【人】 新妻 カトリーナ

あんたの願いが叶ったんなら、
おらのも叶えて貰わんと不公平だ。

[軽やかに言う男>>24をジト目で見て、クッキーに手を伸ばす。
空腹を感じない代わりに、満腹も感じない。
不思議なものだ。]

(29) 2013/10/02(Wed) 22時頃

探偵 オズワルドは、メモを貼った。

2013/10/02(Wed) 22時頃


良家の娘 グロリアが参加しました。


【人】 良家の娘 グロリア

[艶やかな黒のドレスの胸元を飾るのは白のレース。
きちりと編み込まれた金糸雀の髪の一筋がうなじへと掛る。
白い首筋を守るようにあるチョーカーの中心には真紅の薔薇飾り。

迷宮の如き書架を彷徨い歩くのに飽いたグロリアは
サロン思わせる吹抜けの空間にある絨毯に直置きのクッションに座り
スカートの下の脚をそっとさする]

…………。

[高いヒールにコルセット。
動きまわるには適していない格好で歩きまわったはずなのに
触れているグロリアの脚に疲れも痛みも感じなかった]

(30) 2013/10/02(Wed) 22時頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2013/10/02(Wed) 22時半頃


新妻 カトリーナは、メモを貼った。

2013/10/02(Wed) 22時半頃


良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2013/10/02(Wed) 22時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

[カトリーナのストレートなものいい>>29
本から顔を上げた状態で面食らう間ができる]

… ふむ。

それはその通りだが、不公平か。そうか。
なんとも叶った様子はないのか?

[ぱたり、本を閉じてカトリーナへ尋ねる。
さて、彼女の願いはなんだったか。
聞いたことがあっただろうか記憶を辿る]

(31) 2013/10/02(Wed) 22時半頃

石工 ボリスが参加しました。


【人】 石工 ボリス

暇……スね。

[その男はまたぼんやりと天井を眺めているだけだ。
職能労働者…血と汗と涙の結晶と形容しても良い、
そのような体躯を誇る風体だ。
男は世間話程度はするが、話が深いところに及びそうになると、]

オレは難しい話わからねぇッス。

[そう言ってはにかむだけであった。
体躯の割には気が小さそうに、この場所の雰囲気は居心地悪そうに
落ち着かない様子で貧乏揺すりなどするばかりだった。]

(32) 2013/10/02(Wed) 22時半頃

【人】 新妻 カトリーナ

あんたの眼にはこれがスリムに見えるだか?

[はあ、と溜息を吐いて、ルーカス>>31に向かって太鼓腹をぽすんと叩いて見せた。]

やや子がおると言われてもおかすくはねえな……。
ほんまに、やや子でもおればぁ、あん人は出て行かなんだかもしれんのに……。

(33) 2013/10/02(Wed) 22時半頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2013/10/02(Wed) 22時半頃


【人】 漂白工 ピッパ

[そう。確かに、入ってきたはずの場所はない。
それどころか、中の構造さえも常に同じではない。]

 しばらく、ねぇ――

[楽しそう、と言われれば(>>21)笑みを深くし、言葉を拾って意味深に相手を見遣る。
薬指の光に何を思うか。
拾われる言の葉。どうやら彼は裏側にいたらしい。
時間が経たぬらしきには、やっぱり?と頷いて]

 発作なんて起こらないのが一番だしね。
 理由なんてよくわかんないけど、良かったじゃん。

 治ってるなら尚良しだわ。

[だったら出られないのは由々しき事態なのかもしれず。]

(34) 2013/10/02(Wed) 22時半頃

掃除夫 ラルフが参加しました。


【人】 掃除夫 ラルフ

[サロンに集まる面々を何となく見回して]

願い人って結構多いんだな。
僕もその一人だけど。


[それぞれどんな願いを抱いて来たのだろう、
とぼんやり考えながら、

身なりの良い男が開いた本から湧き出る青>>25を見ている。]

あんな青が本当にあるのかな。

(35) 2013/10/02(Wed) 22時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

 いつまでかなァ――……

 選択権なんて、あるのかねェ。

[出口さえ見つからないこの場所で。
男の手元にある鮮やかな風景を見るともなしに見た。]

 行けたらいいねェ、こゆとこ。

[他意もなく、そんなことを呟いた。]

(36) 2013/10/02(Wed) 22時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

 ――ま、叶ってないよねェ。

[その向こうにいたカトリーナの言葉には、自らの願いを叶っていないことを込めたのだが、悪気なくも体型へのコンプレックスを刺激したかもしれない。]

(37) 2013/10/02(Wed) 22時半頃

【人】 探偵 オズワルド

[私はいつもサロンに置いてある帽子に手を伸ばすと、被らずに目許を隠すように置いた。寝る時にはちょうど良くてよく拝借している。
とはいえ昼も夜も解らず、疲れすら感じないのは不思議なことだ。
私は眠る必要はないのかもしれないが、帽子の中で細い瞳を閉じて周囲の話に耳を傾ける。どこからか>>32小さな揺れも感じる。

そこは星空もない暗い闇だけが広がる。]

(38) 2013/10/02(Wed) 22時半頃

【人】 良家の娘 グロリア

[円卓は近くあれどグロリアは菓子に手を伸ばさない。
空腹を感じていないせいもあるが今は食べる気になれない。
辺境に領地を持つ貴族の系譜に名を連ねるグロリアは
両親を不慮の事故で喪い、
今も生死の境を彷徨う弟の為にこの場所を訪れた]

――…暇なら書架を覗いてみては?
数えきれぬ本があるのだから
あなたが暇を潰せる本もあるかもしれないわ。

[天井を眺めるボリスにグロリアは声を向ける。
ふ、と釣られるように仰ぎ見るとドーム状の天井には星空]

星を眺めるのも楽しいとは思うけれど
ずっと、と、なると、飽いてもくるわね。

(39) 2013/10/02(Wed) 22時半頃

【人】 教え子 シメオン

……

[クッキーを噛み砕きつつ彼女とルーカスの会話を聞いていた]

よく食べるもんね、リーナ。

[ぽつり、呟く
彼女と卓を挟み向かい合うように座っていた少年は、彼女が幾つクッキーを食べたか大体は分かっていることだろう
口にしたのはただのからかいの言葉か、はたまた事実なのか]

(40) 2013/10/02(Wed) 22時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

む、 …… いや。まだ。余地は、うむ。

[目を凝らしてみたが良い言葉は出ないまま。
社交辞令を返すことも切実なため息にはばかられ]

す、すまん。

[拙い謝罪を返したのち
やや子とカトリーナの呟きに、
微か眉を寄せ手元の指輪に視線を落とす]

(41) 2013/10/02(Wed) 22時半頃

【人】 新妻 カトリーナ

[ピッパの視線と言葉>>37に、カッと頬が染まる。涙目で睨んだ]

ちいとばかり自分が痩せてかわいいからって、
だからって……!

[空腹は感じない。
けれど心が満たされない。
人型を模したジンジャークッキーをごりごりと噛み砕いた。辛い。]

(42) 2013/10/02(Wed) 23時頃

漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2013/10/02(Wed) 23時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2013/10/02(Wed) 23時頃


ラルフは、ぽつねんと立ったまま周囲の話を聞いている**

2013/10/02(Wed) 23時頃


【人】 探偵 オズワルド

[耳に届く声に真新しい声はなく、私は彼らとも言葉を交わした事があり願いの事を問われる事があったのなら、

売れない探偵の願いなんて決まっているだろう、と

そう言葉を返しただろう。**]

(43) 2013/10/02(Wed) 23時頃

探偵 オズワルドは、メモを貼った。

2013/10/02(Wed) 23時頃


【人】 新妻 カトリーナ

ここに来る前は断食してたんだべ!
おらは今その分を食ってるだけだぁ。

[指摘>>40されると、何となく後ろめたくて、摘まんでいた次のクッキーを皿に戻して。
言い難そうなルーカス>>41にもう一度深く溜息。]


ルーカスはぁ、嫁さん愛してるだか?

(44) 2013/10/02(Wed) 23時頃

【人】 石工 ボリス

やー、オレは難しい話わからねぇッスよ。
そんな本なんて……そんなそんな。

[「自分が本を開いても無駄だ」というニュアンス。
寂しそうに愛想笑いを浮かべている。
ただただ、天井を眺め続ける。]

オレ、変わらないのは慣れてるス。
大丈夫ッス。ええ、大丈夫ッス。

[よそよそしそう。]

(45) 2013/10/02(Wed) 23時頃

【人】 良家の娘 グロリア

[流れる星に願いを託した事もある。
けれどグロリアの願いを稀な流星は叶えてはくれなかった。
神に祈り続けても状況は好転しない。
此処ならグロリアの願いも叶うかもしれないと訪れてはみたものの
同じように願いを抱く人々が集まる不可思議な空間といった印象。
彼女や彼の言うように、願い叶ったとは思えぬ状況]

願いが叶ったとしても此処じゃ確かめられないけど。

[細い吐息が色付く唇からこぼれ落ちる。
星を明けの空色に映し込み想うのは弟の事。
胸が切なくなるのを感じグロリアはゆっくりと瞬きをした]

(46) 2013/10/02(Wed) 23時頃

【人】 漂白工 ピッパ

[カトリーナの様子に面食らって、ぱちりぱちり瞬き]

 ――ぇ、あ、いや、私べつに、
 自分に変化がないから、叶ってないっかなーと。

[ハハ、とごまかし笑いでなだめるよう試みる。
涙目におろおろと困った様子で。]

(47) 2013/10/02(Wed) 23時頃

【人】 教え子 シメオン

それはそれは

[緩く首を傾げ、カトリーナの反応>>44にくすくす笑う。
彼女が皿に戻したクッキーを摘み口に放り込んで]

美味しい。

[にっこりと意地悪く笑いかけた。]

(48) 2013/10/02(Wed) 23時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[ピッパからの声に視線と共に口元を上げた>>34

そうだな。
叶ったのか止まっているのか良く判らないが。
私にとっては幸いなことだ。…ありがとう。

[短い沈黙に隠した”いつも”の言葉。
肺を患う男にとって清潔さは何よりも代え難い。
屋敷にいたころ、誰よりもシーツを真っ白に洗い上げるのは彼女だった]

出入りの選択権はさておき、
想うくらいの選択権はあるだろう。

[出口の話にそう付け加える]

(49) 2013/10/02(Wed) 23時頃

【人】 良家の娘 グロリア

[言葉向けた相手から返る声>>45が聞こえ
グロリアは天仰ぐをやめてボリスへと視線向けた]

難しいばかりじゃないと思うけれど。
――…余計だったかしら。

[言葉と口調、その寂しげな表情から伝わるニュアンスに
小さく呟いて、なんでもないという風に頭を振るう。
頬に掛かる髪をそっと撫でて乱れを直し]

そう。

[大丈夫を繰り返す彼に声と頷きを返した]

(50) 2013/10/02(Wed) 23時頃

【人】 新妻 カトリーナ


あんたも体型の悩みだか?
痩せててぇ、おっぱいもでかいのに、贅沢なんだなぁ。


[誤魔化しをまんまと素直に受け入れて、涙が止まる。
へへ、と笑って指で目尻を拭ったものの。]

(51) 2013/10/02(Wed) 23時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

ああ、あると好いな。
いけると、好い。

[本の青についてラルフとピッパへと
応える男の声はどこか少年じみて。>>35>>36
すでに閉じてしまっていた本の表紙をなぞる。
題名の無い本。本当にあるかどうかは判らない。

少し想い馳せるように遠くを見れば
オズワルドが今日?も帽子を目隠しにソファーに転がる姿。男はそれについて臭わないかと尋ねたことはあっても、貸すがまま]

(52) 2013/10/02(Wed) 23時頃

【人】 新妻 カトリーナ

あーっっ!!

[目の前でクッキーを奪われた上に、挑発するような眼差しに、再び涙が浮かぶ。]


あんたもいっぺん太ってみるといいだよ。
靴下は立ったまま穿けねえし、
便所でしゃがんだら後ろに転げたりするし、
好きな人には、ふっ、ふらっ、れ、るしっっ!


[円卓の上に乗せた丸々とした拳の上に、雫が落ちた。]

(53) 2013/10/02(Wed) 23時頃

【人】 石工 ボリス

皆さんほど、オレには学とかそういうのないんス。

[どこか煌びやかな面々や賢そうな面々に対して、
どこかよそよそしそうに接するのはそういうことだ。
自分は「決して陽のあたらない日蔭の肉体労働者」、
肉親すらいないので「誰も気にとめない有象無象」。
そう思って線引きをしてしまっているところがある。]

お気になさらず、ええ。

[だから、どこか言葉に節々に「卑屈さ」が滲むのか。
でも、「オレだって誰かに覚えて」―。]

(54) 2013/10/02(Wed) 23時半頃

手伝い クラリッサが参加しました。


【人】 手伝い クラリッサ

ーーーぱら

[うず高く積まれた本に隠れるようにして座る。その手には分厚い本が握られていた。大分読んでいたのか、残りは数ページのようだ。]

ぱらーーーぱら

[言葉を一切発さずに、ひたすら本を読み漁る。
ひそりと笑顔を浮かべ、またページをめくった。]

ーーーーーぱら**

(55) 2013/10/02(Wed) 23時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[カトリーナとピッパのやりとりに、
遠巻き自分までもおろりとするが]

 は 。

[唐突な問いに素っ頓狂な声を上げる>>44

勿論、あいしている。

[言ってから、竦める肩]

と、言いたいところだが、実感はどうだろうな。
私は妻のことをよく知りもしないのだ。
歌が上手いことや、目が美しいことは知っているが、そういうものは追々感じるものだと聞くが。 

(56) 2013/10/02(Wed) 23時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2013/10/02(Wed) 23時半頃


【人】 教え子 シメオン

リ、リーナ

[やりすぎた>>53
……彼女に対してだけでなく、からかいが行き過ぎることは少年にとってよくあることだった。
フォローしてくれる優しい双子の弟が行方不明になってからというもの、その回数は増えていくばかり。]

……なにさ。

泣いたって痩せないよ。

[追撃のような言葉を吐けど笑みはもう浮かべていない、ただ困ったような顔で視線を逸らすだけ
どうしていいか分からなくなり、素直に謝るどころか更に燃料を注いでしまうのもいつものことだった。
いたたまれなくなり立ち上がり、サロンから離れる。]

(57) 2013/10/02(Wed) 23時半頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2013/10/02(Wed) 23時半頃


【人】 漂白工 ピッパ

 そうさねェ

[ん、と真面目に考え出すのは仕事のこと。]

 困らない程度?

[とはいえ、大きい出入り先の"ぼっちゃん"が共にいるならそこまで困るわけでもなかろうと。]

 ゆっくり話せるのは珍しいし、
 私も、しばらくはいいかなァ。

[すでにしばらく経ってるしねー、とへらり。
向こう側には"いつもの"メンバーがいて。
やりとりを眺めつつ、この非日常を何となく日常のように感じ始めてはふと我に返るを繰り返す。]

(58) 2013/10/02(Wed) 23時半頃

【人】 良家の娘 グロリア

あなたはそれを気にしているのね。

[話の最中に時折感じる距離を思い
グロリアはボリス>>54にぽつと呟くような言葉を漏らした。
自慢できるほどの学があるわけでもない。
親の言うままに勉強はしていたが
跡継ぎである弟の方が勉強熱心で――。
彼ならなんと答えるだろうと考えるけれど
同じ答えが出せぬ事をグロリア自身知っていた]

気になさらずと言われても
あからさまなよそよそしさは気になるものよ。

[結局思うままを口にして、己の脚へと視線を落とす]

(59) 2013/10/02(Wed) 23時半頃

【人】 教え子 シメオン

[少年が、シメオンがそういった振る舞いをするのは恐らく両親が起因している
簡単に言ってしまえばネグレクトを受けた、二人はシメオンと弟に無関心で、彼らを育てたのは乳母と使用人だ
愛に飢えていたシメオンは、憎まれ口を叩いたり悪戯をし叱られることでしか構って貰う術を知らなかった。
そうして成長していく毎に両親だけではなく、年上の相手全てに同じ態度を取ってしまうようになる。
しかし、……理解してくれる人間は少なかった。
故にシメオンは、一番の理解者であった双子の弟―彼はのんびり屋で昼寝ばかりしていて、性格はあまり似ていなかった―が行方不明になってからというもの。
いつも、独りだった。]

[そんな態度だから嫌われるのは知っている、それでも染み付いたものは最早どうしようも無くて]

[だから尚更忘れられないのだろうか。
何年経とうと、あの子は死んだのだと宥められても
笑って全て受け入れてくれる、何もしなくとも側にいてくれるもう一人の自分。]

["魔女"に縋りついてしまう程、会いたくて。]

(60) 2013/10/02(Wed) 23時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

 体型の、ってことではないんだけどね。

[似ているが違う。
言い淀んでしまうのは、高さや幅の問題ではなくパーツの問題となるからで。

――と、逃げる様にサロンを離れようとするシメオンの首根っこを掴んで呼び止める。]

 こーら! まちなさい。
 しまったーって思ったら、ごめんなさいでしょ?

[頭を軽くこづいてみるも、勿論本気で捕まえているわけでもなく、逃れるならばそれは簡単。]

(61) 2013/10/02(Wed) 23時半頃

【人】 新妻 カトリーナ

知らずに孕ましただか。

[ルーカスに向けるのは冷ややかな眼。
それでも、彼の視線が指輪に落ちる>>41のを見れば]

……違うだな。
あんたは……ちゃぁんと愛してんだなぁ。
早く帰ってやらにゃあね。

[夫が帰らないのは寂しいのだ。
とても。
とても。]

(62) 2013/10/02(Wed) 23時半頃

漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2013/10/02(Wed) 23時半頃


聖歌隊員 レティーシャが参加しました。


【人】 聖歌隊員 レティーシャ


魂は、重い荷物に違いないわ。
私にはきっと、重すぎるんだわ……。

 

(63) 2013/10/02(Wed) 23時半頃

【人】 新妻 カトリーナ

[めそめそと泣いていたが、シメオンの声色が変わった事に気づき、顔を上げる。
意地悪な笑顔はない。
そこには、田舎で一緒に育った悪戯坊主とどこか似た表情を浮かべる男の子がいた。]

……?
……………!そっ!そんなこと、わかってるだよ……。

[痛いのは正論だからだ。
傷つける為に悪意を持って出した言葉ではないからだ。]

(64) 2013/10/03(Thu) 00時頃

【人】 石工 ボリス

んん―……まま、それでもお気になさらず。

[一瞬だけグロリアの方を見た。
糸目の奥で、確かに彼女の瞳を一瞬だけ捉えた。
タイミング悪く、彼女の視線が逸れてしまったが。]

オレには、難しいことはわからねぇッス。
でも、これはオレわかるんスけども、
お嬢さんが気にするほどのことでもないッスよ。

[気にしていないと言えば嘘になる。いや、とても気にしている。
この空間は肉体労働者の自分には似つかわしくないな、と
思ってせわしくもなるし、貧乏揺すりも出ようものだ。]

(65) 2013/10/03(Thu) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[ピッパがこういう顔をする時は>>58
きっと仕事のことを考えているのだと想像がつくから、端的な言葉のやり取りでもすぐに判る]

困らせない程度には
財力があるから安心したまえ。

[くっと短く笑って返す]

そうだな、こういう時間は…はじめてだ。

[しばらくこのままでに同意の頷き。
肩書きもなく話せたことなど今までなくて。
これからもきっとないのだと理解しているから。
目を細めるだけに留める]

(66) 2013/10/03(Thu) 00時頃

【人】 良家の娘 グロリア

[ボリスの声が聞こえて視線を戻した時には
その一瞬を逃してしまったあと]

気になると言ってるのに。

[同じ言葉が重ねられてグロリアは小さく笑う。
困ったようなその笑みがゆっくりと常の表情へと戻り]

難しいことはわからないというあなたの方が
私にとっては難解に思えるけれど――

少しはあなたの暇を潰せたかしら?
それとも面倒だっただけかしら。

[流れるように言葉を紡いで
グロリアはまた脚をさする**]

(67) 2013/10/03(Thu) 00時頃

良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 00時頃


【人】 教え子 シメオン



[首根っこを掴まれ、小突かれる>>61
ピッパが口にするのは正論で、けれどそう言われ素直に謝れるならもっと幸せに生きていただろう]

別にそんなこと……思ってないし

[思っていない、嘘であることは態度や表情から透けたかもしれない
するりと抜け出して逃げていく、ふと振り返って]

っていうかピパ、なんか母親みたいでおばさん臭いよ。

[にやり笑い、迷宮のような本棚達の合間に消える
彼女を例えたのは自分は知らない理想上の母親。
叱られることはあれど両親のそれは二人の邪魔をしたからであって、親として子供の間違いを正すものでは無いのだから。]

(68) 2013/10/03(Thu) 00時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[小さな頃は、もう少し活発な性格でした。
きっとあの日、暗い森に迷い込んだ私に、魔女が悪さをしたのだろうと、両親は言いました。]

(69) 2013/10/03(Thu) 00時頃

【人】 教え子 シメオン

[カトリーナが顔を上げた時>>64には慌てて呆れたような表情を作って
彼女の言葉には何も答えず、ふんと鼻を鳴らしたことだろう]

(70) 2013/10/03(Thu) 00時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[死にかけの男の子のために歌っても、
幸せな家庭のために歌っても、
街角の子どものために歌っても、
どんなにどんなに歌っても、
私の心は真っ青のまま。

あの暗い森は、いつの間にか焼け野原になっていたので
二度と魔女に会う事は叶いませんでした。]

(71) 2013/10/03(Thu) 00時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[それでも、魔女の呪いを解く方法は、魔女に聞くしかないのでしょう。
これが、私の理由です。]

(72) 2013/10/03(Thu) 00時頃

カトリーナは、目元を拭って、無意識に再びクッキーを摘まんだ。**

2013/10/03(Thu) 00時頃


新妻 カトリーナは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 00時頃


【人】 教え子 シメオン

[そういった詳しい事情を話すことは無いが、願いについて聞かれれば「行方不明になった弟を見付けて貰いに」誰にでも隠さず話しただろう。]

……

[滲む涙を隠すように俯きがちにカトリーナから離れて適当に歩けば、堆い本棚に隠れるよう座り読書するクラリッサ>>55を見付ける]

……なに読んでるの、ニヤニヤしちゃってさ。

[実際はそんな笑みでは無かったのだろう、八つ当たりだ。
反応が無かったとしても特に気にせず、隣に膝を抱えて座った]

(73) 2013/10/03(Thu) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[カトリーナからの鋭利な突っ込みにどきりとする。冷ややかな視線は直視できずに目を逸らしてしまった>>62

…。

[しみじみと紡がれる愛という言葉。
帰ってやらにゃあね。その声に落とした視線は頷きに似る]

ああ、帰るとも。
その為に来たのだから ちゃんと、帰るさ。

[男の顔に浮かぶ苦さ。
重ねた笑みは少し不器用なまま]

早く願いが叶うと良いな。

[一言いいおいて、男はサロンから離れる]

(74) 2013/10/03(Thu) 00時頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 00時頃


聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 00時頃


【人】 漂白工 ピッパ

 それはそれは、ごちっす。

[ルーカスに返す軽口は、あっさりと財力に甘えるような言葉。けれどそれはただの戯れで。]

 出られませんでした、っていう大義名分あるからね。
 休暇って思うことにする。

[出ないのは怠惰だが、出られないなら仕方ない。
ざっくりと、そんな理論らしかった。
カトリーナとルーカスの会話には、なんとなく宝石の空を見やるもあっさり逃れたシメオンに、もう、と一言。]

(75) 2013/10/03(Thu) 00時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[私はぼんやりと本を読んでいます。
誰にも干渉されないのは心地の良い事です。
このまま棚のすみにうっすらとつもる埃にでもなりましょうか**]

(76) 2013/10/03(Thu) 00時頃

【人】 漂白工 ピッパ

 だれがおばさんよ、だれが!

 あんたみたいなでかい子供がいる年じゃないわよ!
 ったくー。

[長女として年の離れた弟妹の面倒を見続けてきたせいか、シメオンくらいの年の子は何となく放っておけず。
母親みたい、と言われると複雑な顔を刹那浮かべるが、事実家で自分は母親のようなポジションだった。]

(77) 2013/10/03(Thu) 00時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

 なーんか、大所帯よねぇ。

[家族の比喩だろうか。
一人そんなことを呟き、ふらりと*迷宮散歩*]

(78) 2013/10/03(Thu) 00時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[背を預けていた書架からゆっくりと身を起こす。青い本を小脇に抱えたところで、ふと気づきラルフへと差し出す]

返しに行こうと思っていたところだが。読むか?
向こうの方に図鑑ばかりを集めた棚がある。
海に沈んだ都の本はとても良かった。

[ざっくりと方角だけを親指で指し示しめした。
この迷宮のような場所で方角がどれほど意味を為すのか怪しいものだが、行きたいと思えばきっと辿り着けるのだろう。そういう風にできているのだここは]

(79) 2013/10/03(Thu) 00時半頃

【人】 石工 ボリス

難しいスか?お嬢さんでも難しいことが、
オレなんかにわかるわけないじゃないスか。

[糸目の端で、脚をさする様子を見留める。
が、すぐに視線を天井へと戻す。
興味がない、というわけではないようだが。
どこか遠慮がちな様子が見て取れるか。]

さぁ。オレには難し過ぎる質問ッスね。
ただ、オレにはわかるのは
「こんなに長く人と話したのは久しぶりだ」
ということッスかね。

[実際、会話自体はするけれどもここまで長くはしていなかった。
この会話が「長い」と評せるほどに、
この男のコミュニケーション能力は高くはなかった。
それはここに来て以降も、であった**。]

(80) 2013/10/03(Thu) 00時半頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 00時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

冷えるのなら。

[サロンを去り際、
グロリアに掛ける一言は、足をさする仕草が見えたから。
いつも帽子を置き去りにするのと同じ様に、
絨毯の上へ上着を置いて。

ワイシャツだけの身軽になった姿でその場に居ると、ほんの一瞬草原にでも居るような幻視を見るのは、ピッパとシメオンの追いかけっこを見たからだろうか。

少しの間目で追いかけていたが、
男はゆっくとした足取りで書架の山へ姿を消す]

(81) 2013/10/03(Thu) 00時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 01時頃


教え子 シメオンは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 01時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[迷宮のような図書館を延々歩いたからだろうか、
あるいは時の流れの止まった場で何かがマヒしているのか。

さっきから少しぼんやりしている。

この図書館の面々ともあれこれ話をしたのだが
名前と顔が一致しているかやや自信がない。
周囲を見回しながら再確認している。]

(82) 2013/10/03(Thu) 08時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

肖像画を描く時に備えて
人の名前はちゃんと覚えたいんだけどな。

[実は名前を覚えるのは苦手だった。

画家の卵だと、何かの折にここで言ったこともあるだろう。
いつか依頼につながるかもしれないという望みを託して。]

(83) 2013/10/03(Thu) 08時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[いろいろな話がサロンを飛び交っている。
それぞれの人生。それぞれの願い。]

そういうものも、描いてみたいな。

[独り言が漏れる。

もっと話を聞いてみたいが話すのはあまり上手くない。
時を逸するうちに、何人かはサロンを離れてしまったようだ。]

(84) 2013/10/03(Thu) 08時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[身なりの良いルーカスに水を向けられて>>79
目をぱちくりさせた。

己の存在感は無いも同然と思っていたのだ。]


あ、ありがとう。
後で、行ってみるよ。

[口元をぎこちなく笑みの形にして
感謝を伝えながら本を受け取る。

鋭角的な輪郭に圧倒される思いがした。]**

(85) 2013/10/03(Thu) 08時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

―サロン―

あ、あの……

[オズワルドはいつものように、ソファの上にごろりとしていました。
どうしよう、私の読みたい本は彼のお尻の下にあります。]

お、オズ…… ……

あ、あ、
う……

[起こしちゃいけないけど本は読みたい。私は私の欲求を振りきることができません。

彼は、私をここまで連れてきてくれました。
だって私なんかが一人で魔女を見つけられるはずないですから。
母の鏡台から盗んだ宝石のネックレス、それがどれだけの価値なのか分かりませんでしたが、ともかく彼は私の依頼を受けてくれたのです。]

(86) 2013/10/03(Thu) 08時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[私は私の力ではどうにもならないことに直面すると、悲しくないのに涙が出てきてしまいます。
これも魔女の呪いだと両親は言いました。**]

(87) 2013/10/03(Thu) 08時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 09時頃


【人】 手伝い クラリッサ

[ひたすら本を読む。飽きもせずぱらぱらと。
あと少しで佳境に入るというところで、>>73自分より年下であろうシメオンが俯きながら己の方へ近づいてきた。
本を読んでニヤニヤしているところを指摘され、思わず頬に手をやる。

しかし言葉は発さず。こてり、と首を傾げるだけに留めた。]

……。

[膝を抱えて隣に座ったシメオンに、自分から少し近づく。肩が触れるまで近くにくると、また静かに本を捲り始めた。**]

(88) 2013/10/03(Thu) 09時半頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 09時半頃


双生児 ホリーが参加しました。


【人】 双生児 ホリー


……お菓子は美味しいけれど、ね。


[集う人々の会話に耳を傾けつつ、
書物の頁を捲っていた貴方は。

円卓の菓子をひとつ頬張ると、ぽつり呟いて、
視線は再び、何かを探し求めるかのように、文字へと*]

(89) 2013/10/03(Thu) 11時頃

探偵 オズワルドは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 11時半頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 12時頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 12時頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 13時頃


探偵 オズワルドは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 13時半頃


【人】 探偵 オズワルド

[私の名は、オズワルド・ブラッシャー。
黒煙立ち上る街の片隅で売れない探偵業を営んでいる。冴えない仕事ばかりが時々飛び込んでくるのが日常だ。

私が、今こうしているのは少女からの依頼があったからだ。
屋根の上の猫を追い掛けたり、下水管の中で落とし物を探し歩いたりとは違う非日常的な日々への誘い。私はその誘惑には逆らえなかった。いや、仕事なのだから受けて当然だ。

代金のかわりにと少女が差し出したネックレスは、今も私の胸の内側にある。その出所を受け取る前に、一度だけ問いかけた事はあった。さて、返事は何と返ってきたか――


―― 魔女の呪いを、…と
レティーシャと名乗った少女の願い。
何はともあれ、“魔女”を探さなければ話は進まない。
そうして幾つか情報を仕入れた後に足を運びいれたのが、この図書館だったわけだが…]

(90) 2013/10/03(Thu) 14時頃

【人】 探偵 オズワルド

― サロン 猫足ソファの上 ―

[そういえば、目許を隠した帽子の持ち主に>>52臭いを問われた事があった。
私は、鼻をわざとらしく鳴らしてから、問題ない、と肩を竦めながら返答した。返せとも言われず、帽子を被る様子も見られないので、今ではすっかり私が愛用している。]

 …む?

[>>86 オズ、と名を呼ばれて帽子を僅かにずらす。横にはなっていたが眠りにつくわけではなく声の主の輪郭をぼんやりと確認する。]

 レティ嬢か、どうかしたかね。
 おや、泣いているのかい?

 一体…
 

(91) 2013/10/03(Thu) 14時頃

【人】 探偵 オズワルド

[私は自分の尻の下に彼女の探し物があると知らずのまま、ソファから身を起こした。そして事情を聞く事となるわけだが、]

 なんと。
 それは失礼した。

 これでは、ホットブックだな。

[私は、ソファから立ち上がると、尻に敷かれた温い本を手に取り、レティーシャへと渡そうとする。冗談を交えてみたが、さて、泣き顔に変化はあっただろうか…]

(92) 2013/10/03(Thu) 14時頃

探偵 オズワルドは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 14時頃


【人】 探偵 オズワルド

[私は手に持っていたルーカスの帽子をレティーシャの頭に乗せようともする。私が彼女を泣かせたのを周囲に気付かれるのを阻止しようとしたわけではない、決して…そうではない。]

 ここでゆっくり本を読んでいるといい。

[レティーシャへソファを譲れば、本の迷宮へと足を向けようとし始める。彼女の泣き顔に耐え切れず、この場から逃げ出したわけではない。決して…そうではない。**]

(93) 2013/10/03(Thu) 14時半頃

探偵 オズワルドは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 14時半頃


【人】 良家の娘 グロリア

[糸目の彼>>80から声が返るとグロリアは空の蒼をぱちくりと瞬かせた。
それから口許に手を宛てがい笑みを漏らす]

不思議な事をいうのね。
あなたの事は、私よりもあなたの方が知っているでしょ?

[グロリアが難しいと称したボリスに対して言いやると
小首を傾げて尋ねるような仕草をみせた。
金糸雀思わせる髪が目許でちらと揺れる。
応えを聞くと眸が緩やかな弧を描いて]

“久しぶり”な事に関わることが出来て光栄に思うわ。
嗚呼、聞かせて貰えたのだから返さなくては、ね。
私は、話せて楽しかったと思うから、
付き合ってくれたことに感謝するわ。

[クッションに腰を落ち着けたまま、口許にあった手を膝上へと下ろし
グロリアは腰を折って礼の仕草をしてみせた]

(94) 2013/10/03(Thu) 14時半頃

【人】 良家の娘 グロリア

[書架に囲まれた空間に響く賑やかな声。
厳しい家に生まれたグロリアには縁の薄い空気だった。
幾多の声に途惑わずにいられたのは
社交場で培われたものがあればこそ]

……――。

[息をついて天を仰ぐ。
針の動かぬ大時計が時間の感覚を失わせるように感じられた。
グロリアは時知らせぬそれから視線を外し、スカートに隠れた脚を撫でる。
弟を今も眠らせたままある不慮の事故はグロリアの脚に大きな傷を残した。
布越しにも知れる歪な痕を気にして無意識のうちに触れる癖。
その癖が出ていた事に気が付けたのはルーカス>>81からの声かけによる。
絨毯に置かれたルーカスの上着へと手を伸ばし引き寄せて
グロリアは顔を上げた]

ありがとう。
けれどあなたは寒くないの?

(95) 2013/10/03(Thu) 14時半頃

【人】 良家の娘 グロリア

[弟が目覚めて恙なく歳を重ねてゆけば
ルーカスのような紳士然とした青年に成長するのだろう。
そうした未来を望むからこそグロリアは此処に在る。
弟の事が心配ではあるが傍に居ても手を握り呼びかける事しか出来ない。
それを知っているから、魔女に会うまでは帰れないとも思う]

――――。

[目を伏せて手にした上着を胸元にそっと抱く]

寒くなければ良いけれど。

[上着の主と離れたままの弟を思いグロリアの唇が音を紡いだ**]

(96) 2013/10/03(Thu) 15時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[オズ、という言葉の響きは不思議。
ワルド、までついちゃうと説明しすぎ。
だから彼のことは短くオズ、と呼びたいけど、今みたいに喉が詰まった時にしか呼べません。
これは不可抗力なの、と葛藤する私の心を知らないオズワルドは、帽子の影から顔を覗かせ、ぼんやりとこちらを見ました。

彼は私のことを丁寧に呼びます。
レの音は優雅すぎて、私には似合いません……。

ティー、って呼んでください。

なんてずうずうしくて言えません。
魔女にレの音をとってもらえないかな……。]

(97) 2013/10/03(Thu) 16時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[身を起こしたオズワルドと目があって、私は慌ててうつむきました。]

う、…………っく
あ、あのね……ほ、ほ、本が……

[鼻をぐずぐずと言わせながら、私は彼を指差しました。
こんなサインで私の言いたいことに気づいてくれたなんて、さすが探偵さんなのです。

そうして彼は立ち上がり、本を差し出してくれました。
ここで私に電撃が走ります。

こ、これは冗談です!
私は今、冗談を言われたのです!

彼の言葉には茶目っ気たっぷりで大人の余裕があります。でも私はまともに返せた試しがないのです。
知ってるんです、私が笑ったら空気が凍りつくんです。可愛くないから……。
せめて言葉を返さないと……

頭から煙が出そう……。]

(98) 2013/10/03(Thu) 16時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[ホットになったブックは、水の精の物語です。だから……


お湯の精の物語になっちゃいましたよ。


……面白くない!どうしよう!
ますます目に涙がたまって、ついにぽろりとこぼれてしまいました。
うつむいた私に、オズワルドは帽子を被せてくれました。
でも、ありがとうのあの字も言えないなんて、私は本当に駄目な子です。]

(99) 2013/10/03(Thu) 16時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[そうして彼は私にソファを譲ってくれました。
なのに何故だか訳もなく不安になり、胸に抱えた本をぎゅうと抱き締めました。

この本の物語に、私はとても惹かれます。だから本棚から抜き出して、猫足ソファの隙間にこっそり隠しておいたのです。
そうしておけば、誰もオズワルドを除けて本を持っていくことはないと勝手に思っていたからです。]

あ、の、…………

ま、ま、……っ……

[立ち去るオズワルドの背を、私は帽子を被ったまま慌てて追いかけました。
でも、彼は探偵ですから。その気になれば、簡単に私のことなんか撒いてしまうことでしょう。**]

(100) 2013/10/03(Thu) 16時頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 16時半頃


【人】 探偵 オズワルド

[私が歩き出してすぐ、後から小さな足音が聞こえた。背後からの音に振り向いてしまうのは仕事の癖、と言いたい所だが、ただの私の性格だ。

小さな尾行者を捉えれば、ふむ、と顎鬚を一度なぞってから身体をレティーシャへと向ける。]

 …、…。

[甲斐性なしだと離縁された妻、そして娘の姿をふと思い出す間。]

 一緒に行くか?

[視線を下に落し、小さな助手へと皮膚の硬い手を差し伸べた**]

(101) 2013/10/03(Thu) 17時頃

探偵 オズワルドは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 17時頃


【人】 双生児 ホリー



 ……大丈夫そう、かな。

[レティーシャがオズワルトの背を追った後、
貴方は、読み終えた本から顔を上げる。

知り合って間もないながらも、
オズワルトの人となりは、なんとはなしに察せられ。
彼のことだから、きっと大丈夫だろうと、推測するも。
レティーシャの涙を思い出せば、
微かに案じる響きの滲む声で、貴方はそっと呟く]

(102) 2013/10/03(Thu) 19時頃

【人】 双生児 ホリー



 ん〜〜〜〜〜っ。

[この書物の迷宮で過ごすうち、
疲れという感覚も、忘れかけているけれど。
一冊を読み終えた時の習慣で、頭上に両の手を組み、
しなやかな細身の身体を、ゆっくりと伸ばした。

紫紺色を帯びた黒絹の髪が、
さらさらと肩を滑り、背に流れ落ちる。

それは、夜色の毛皮を纏った子猫が、
あくびと共に、思いっきり伸びをする様にも似て]

(103) 2013/10/03(Thu) 19時半頃

【人】 双生児 ホリー


 僕も、迷宮探索でもしてこようかな。

 魔女は、いつ戻ってくるんだろう…

[ぼやくような、けれど切実さの滲む呟きは、
誰かの耳に届いたか、
それとも、ランタンの揺れる影と微かな音に、紛れたか]

(104) 2013/10/03(Thu) 19時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 20時頃


【人】 双生児 ホリー

[爵位を継承すべき兄は、天文学を好み。
紛い物とはいえ星空と、月に似た大時計を見ると、
風に散った白い花びらが、柔らかに頬を撫で去るように、
兄と共に、夢中になって天体望遠鏡を覗き込んだ
幼い日々が記憶を過り]

[暖かな夜色の瞳を、きゅっと一瞬だけ瞑ってから、
天井から視線を外そうとして。
そういえば、いつのことだったか。
何を願って、この図書館を訪れたのか、と問われた時も、
一瞬だけ、紛い物の星空を見上げたのを思い出す]


――…兄の願いを、叶えるために、と。


私は、そう囁き応えた。

双子の兄、であることは、
さて、その時に話したのだったか、どうか*]

(105) 2013/10/03(Thu) 20時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ルーカスから受け取った本を握りしめたまま所在なく立ち尽くしていると
耳に飛び込むレティーシャの一声>>99

うっかり吹き出しかけるも
ぽろりとこぼれるレティーシャの涙が見えて、
辛くも吹き出し笑いを咳払いに変えた。]


…十分面白いのにな。

[口の中で呟きながら、サロンを出ていく探偵と少女を見送る。]

(106) 2013/10/03(Thu) 20時頃

良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 20時頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 20時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[ぐるりとサロンを見回す。

魔女は来ない。
ずっと来ない。
このまま永遠に来ないのではないかと思えてくる。

時が止まっているらしいこの場所に「永遠」なんて存在するのかわからないが。


三々五々サロンを離れていく面々のように
ここを離れてみようかとも思うも決心がつかず。
受け取った本を開いてみる。

先ほどと同じように、見慣れない美しい景色と嘘のように青い空と海の幻が現れた。]

(107) 2013/10/03(Thu) 20時半頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 20時半頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 20時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

借金さえなければ、金貯めてこういう景色を描きに行くんだけどな…

[ため息がまたひとつ。魔女に会うまでは続くだろう]

(108) 2013/10/03(Thu) 20時半頃

【人】 教え子 シメオン

……クラリスは面白くないね。

[頬に手をやれど首を傾げるだけでクラリッサが何も言わない>>88ことに、ぽつりとまた言葉に棘を含ませる]

……。

[肩が触れる程度に近寄られれば、一瞬目を丸く、それから口をへの字に曲げて自分も押し黙った]

(109) 2013/10/03(Thu) 20時半頃

探偵 オズワルドは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 20時半頃


【人】 双生児 ホリー


 …あれ、ラルフ。

[いつのまにか、青年がサロンに戻っていたのに気づけば、
夜色の瞳を向けて]

 そういえば、ラルフの願いは、それだったっけ。

 景色を描くのが好きなの?

[たしか、画家の卵だと聞いたのを、貴方は思い出す。
ため息に、微かに共感めいた小さな笑みを浮かべ。
どんな絵を描くのだろうと、興味のある様子で小首を傾げた]

(110) 2013/10/03(Thu) 20時半頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 20時半頃


【人】 探偵 オズワルド

[私は伸びを止めた顎鬚を親指と人差し指でなぞる。形を整えた髭はこの場所に向かった時と変わらない。ここに来て知り合った面々に、一度は願いの事を尋ね会話を重ねた事もあった。

そうした日々は確実に時間は経ったと思わせるけれども、どうにも身体は時を止めたようで、]

 うむ。
 確かに…ここには魔女がいそうだ。

[私は嬉しそうな声色でレティーシャへと言葉を投げた。]

(111) 2013/10/03(Thu) 20時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 21時頃


【人】 教え子 シメオン

[こんな風に何もしていないのは随分と退屈に感じる、いや、魔女が現れず気が遠くなる程待たされている以上何をしていても退屈なのは事実だが
ともかく、暇つぶしに取れる範囲にある本を適当に取って開いてみる]

っ、うわ?!

[その本の中から勢い良く風が吹き金髪が乱れた、思わず声をあげてしまったことにバツが悪そうにちらりと隣のクラリッサを見る
そうして再び静寂が訪れた後、二人の周囲には花のような香りが漂っていた。
開いたページの内容から考えてもやはり、これは香水の本のようだ]

(112) 2013/10/03(Thu) 21時頃

良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 21時頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 21時頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 21時頃


【人】 探偵 オズワルド

― 書架の中 ―

[図書館の中は、ランタンの灯りが本とその隙間を照らす。私は本の迷路の中、帽子の本当の主の姿も捉えた。

一度視線を本から下へと向け、]

 …、レティ嬢は家族に会えず寂しくはないか。

[魔女への願いの中に家族に繋がるものが多かったと私は記憶している。彼女の願いもまた、私にはそう感じられた。]

(113) 2013/10/03(Thu) 21時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 21時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

あ?あー。うん。

[ため息にかけられる言葉>>110があるとは思わなかったので
ホリーへの返答は悲しいほどに間の抜けた声になった。]


ええと、そう、だよ。
尊敬する風景画家がいてね。
彼のような美しい絵を、描きたくて。
後の世まで、残るような。

肖像画なんかも、手がけたいけどね。

[ようやくそう言ったがどうにも気恥ずかしく、
自分の話をするのは慣れないのだった。]

(114) 2013/10/03(Thu) 21時半頃

【人】 良家の娘 グロリア

[人の行き来もグロリアはあまり気に留めない。
大人とは言い切れぬ年頃の娘なれど振る舞いは大人びた風情。
弟の代わりに領地を守り系譜を守るために
グロリアはそうあらねばならなかった。
背筋はピンとしてクッションに座りながらも寛ぐ態とは言い難い。
両親と執事の教育により身についた在り方が
よりらしく見せるのに役立つと知ったのは最近になってからだ]

書架に囲まれて魔女は何を思うのかしら。
今は本に飽いて、出掛けているだけ――…?

[この場所に来れば会えると思っていた魔女。
会えぬまま過ごしていれば少しずつ不安は募り
それが吐息まじりの微かな声として零れ落ちた]

(115) 2013/10/03(Thu) 21時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ホリーの夜色の髪と瞳。色で表すなら深い深い青がいい。
背後には慎ましく数多の星が光る…

そんな思考を振り払って]

ホリーが来たのはお兄さんの願いのため、だっけ。
それは

[何? と聞きかけて
そこまで踏み込んで良いものか迷い]


叶うと、いいね。

[結局それだけを言った。]

(116) 2013/10/03(Thu) 21時半頃

【人】 石工 ボリス

癖が強いなぁ……。

[グロリアのお礼には、何となくばつが悪そうに頭を掻いた。
そのあとに、ちょっと時間が経ってからだが、
天井を見つめながら何の気なしに呟いた。]

癖が強かったり、綺麗だったり、かっこよかったり
する人は顔と名前覚えられやすいッスね。

[カタカタ。貧乏揺すりが止まらない。
遠慮がちに人の輪に加わらず、ぼーっとしている。]

(117) 2013/10/03(Thu) 21時半頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 22時頃


【人】 手伝い クラリッサ

[>>109面白くないと言われたが、シメオンの方を見てまた少し首を傾げるだけに留めた。そして本を捲り。>>112余程詰まらなかったのか、本に興味を抱いたのかは不明だが、山の一部から本を取ったシメオンを見る。と、同時に本の中から何やらいい匂いが。]

…いい、匂い。

[初めてちゃんとシメオンを見てぽつり。押し黙った彼に、質問を投げかけてみた。]

何の、本を開いたの?
お花、の匂い…落ち着く…。

[興味しんしんに。]

(118) 2013/10/03(Thu) 22時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

僕が思うに、君もそれなりに癖が強い、かもね。
えと、ボリス。

[なけなしの勇気を振り絞って
体格の良さを貧乏ゆすりに生かしている男>>117にそっと言ってみた。]

貧乏ゆすりっていうと当分は君のこと、思い出しそうだから。

[本人大真面目に言っている。]

(119) 2013/10/03(Thu) 22時頃

【人】 双生児 ホリー


 ふふっ。そんなに、驚かなくてっても。

[驚きからだろうか、どこか、ほわんとしたような
ラルフの返事>>114に。
思わずの様子で、夜色の瞳が綻ぶ]

 へえ、尊敬する風景画家がいるから、か。

 それは素敵だね。
 絵は、僕も好きだよ。

[気恥ずかし気な様に、笑みを深めつつ、頷いて]

(120) 2013/10/03(Thu) 22時頃

【人】 新妻 カトリーナ

……みんな出ていっちまうだよ。

[彼女は『去られる』事を酷く嫌う。
厳密にはこの空間から『出られない』と知っていて尚、人が自分の視界から消える度に表情を曇らせていた。]

(121) 2013/10/03(Thu) 22時頃

【人】 双生児 ホリー


 屋敷にある絵には、いつも心慰められたり、
 啓発されたりしたものだ。

 それに風景画は、僕の妹が、とても好んでいてね…。

 画家の瞳と心に映った美しい一瞬の風景を、
 見る人全てが、永遠に、
 感じ、分かち合うことができるのは、
 素晴らしいことだと、言っていたっけ…。


[ふいに、何処か遠くを見ようとするかのように、
貴方は瞳を彷徨わせるも、それは一瞬で]

(122) 2013/10/03(Thu) 22時半頃

【人】 良家の娘 グロリア

[癖が、とのボリスの言葉>>117が誰に向いたものかは知れない。
先ほどまで話していたのはグロリアだったけれど
自身は個性薄く平凡という言葉がピタリと嵌ると思っていたから
それに対して言葉は続かず、きょとと瞬くのみだった。
だから、ラルフ>>119が言葉紡ぐをきいて
それが彼に向けられたものと認識する]

――…残っている者もいるわ。

[カトリーナ>>121の表情曇るに気づき、視線と声をそちらに向けた]

(123) 2013/10/03(Thu) 22時半頃

【人】 新妻 カトリーナ

[彼女は最初から肥満体であった訳ではない。
初めての恋、
初めてのキス、
初めての夜、
嬉しくて、舞い上がった。
身体を許したのだから結婚の意思があるのだろうと逸って両親や友達に言って回った。
幸せだった。
何を食べても美味しかった。
周りに後押しされて二人は結婚した。
その時にはもう、彼女の腹には段が出来ていた。

そして初夜、


…は、訪れなかった。

『こんなデブとなんか』

家畜を見るような夫の瞳。
そのまま、彼は行方知らずとなった。]

(124) 2013/10/03(Thu) 22時半頃

【人】 新妻 カトリーナ

[呟きを拾う声>>123がある。]

あんたは、出て行かないだか?

(125) 2013/10/03(Thu) 22時半頃

新妻 カトリーナは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 22時半頃


【人】 石工 ボリス

やー、おニィさん。
オレのことを覚える価値はないと思うッスよ?

[急に声をかけられて、きょとんとして答える。
この男が言うことには、決して悪気はない。
悪気はないのだけれども。]

仲良くするなら、もっときらびやかな旦那さまとか
お嬢さまとかにした方がよほど価値があるッス。
自分なんて田舎は田舎の肉体労働者ッス。
何も持ってないッスよ。逆さにしたって何も出ない。

[どうやら、この態度は過剰な遠慮と卑屈から来るものみたいだ。
それは彼自身の「願い」とは真逆のことなのだが。
すぐ洗い流さなかった卑屈は、今では完全に落とすのは
難しい汚れになってしまった。見えない壁のような。]

あそこで奥さんが悲しそうッスよ。
オレみたいなむさ苦しい肉体労働者と話すよりも、
女の人と話す方がよほど楽しいと思うッス。

(126) 2013/10/03(Thu) 22時半頃

【人】 良家の娘 グロリア

出ていくつもりはないわ。
魔女に会うまでは帰れないの。

[意志の片鱗が覗く凛とした声を返したかと思うと
次の瞬間にはカトリーナに柔らかく微笑みかけて]

いつまでか分からないけれど
そのときまで、宜しく、ね。

[そう言い添えた]

(127) 2013/10/03(Thu) 22時半頃

【人】 双生児 ホリー

[ラルフが、自分の髪と瞳の色から、
深い青と星を連想してくれていたと知ったなら、
私は、気恥ずかしさ半分、嬉しさ半分の微笑みを
浮かべたかもしれないけれど。
それは、知る術の無いことで]

 ………。

[ラルフが願いのことを口にすれば、
微かに表情がこわばっただろうけれど、
迷うような間の後の、祈ってくれるような言葉>>116に]

 ありがとう。

 ――…絶対に、叶えるよ。

 ラルフやみんなの願いも、叶えるんだよ?

[夜色の瞳に微笑みを浮かべると、
祈りではなく、決意の言葉を返して]

(128) 2013/10/03(Thu) 22時半頃

【人】 新妻 カトリーナ

……そうだか。
それは良かっただ。
魔女に会ってぇ、願いが叶ったら、あん人が戻ってきてくれるんなら、もう寂しくねえしな。


[微笑んでくれるグロリアに、円卓の菓子皿を持って行く。]


こちらこそ、そん時までよろすくだあ。
クッキー、どうだべ?

(129) 2013/10/03(Thu) 22時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 22時半頃


【人】 双生児 ホリー


 あ、そういえば、
 ラルフは、肖像画も手掛けたいって、言ってたね。

 ええと、迷惑じゃなかったら、でいいんだけど、
 双子の兄の肖像画を…描いて貰えないかな。

 そっくりの顔だから、ここにモデルはいるし。

 ……ずっと会えないから、淋しくて…
 なんて言ったら、笑うかい?

[ラルフの言葉>>114を思い出して、
迷惑だったら断ってくれて構わないからね、
と断りつつ、私は自分の顔を指差して、小首を傾げた]

(130) 2013/10/03(Thu) 22時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[>>106ふと横から聞こえた咳払いに、私は息を止めました。
なんと、私は心の呟きを、うっかり口から出してしまっていたのです。
喉をつまらせながらのしどろもどろの言葉は、聞き苦しかった事でしょう。
あれはラルフからの抗議だったんだわ、喋るな、って……。
私の顔は赤くなったり青くなったりします。

彼は怖いです……。]

(131) 2013/10/03(Thu) 22時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[ら、ら、らるふ、ふるら、るらふ、ふらる……]

(132) 2013/10/03(Thu) 22時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[>>102ホリーの呟きだって、もちろん聞こえませんでした。
黒い髪の毛って、うらやましいです。
私の髪の毛って、腐りかけの卵の黄身みたいなんだもの……。
グロリアみたいな豪華な色なら良かったのに。

やっぱり、高貴な生まれって違うんだわ……。]

(133) 2013/10/03(Thu) 22時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[ホリーが猫なら、銀色のリボン。星屑でつなぐのね。]

(134) 2013/10/03(Thu) 22時半頃

【人】 良家の娘 グロリア

ひとりきりは寂しいものね。

[両親を亡くし弟も眠ったまま。
言葉交わせぬ現状を思いそと目を伏せる。
物思いに耽りかけるのをとどめたのは
菓子皿を持つカトリーナの言葉>>129]

……ありがとう。
ひとつ頂くわ。

[彼女の持つ皿へと手を伸ばして
其処からクッキーをひとつ摘み、口へと運んだ。
歯が触れるとほろり解ける甘い菓子]

おいしいのね。

[綻ぶ表情を彼女に向けた]

(135) 2013/10/03(Thu) 23時頃

【人】 教え子 シメオン

……香水の本みたい。

[クラリッサ>>118がこちらを初めて見た。
なんとなくそれに安堵するのは、自分に無関心な人達と生活しているから。
無表情になり、ただ素直に答える。
もう一度捲れば、次はストロベリーの香りがした]

(136) 2013/10/03(Thu) 23時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[オズワルドを追いかけながらラルフとホリーのことを考えていると、くるりとオズワルドが振り返りました。>>101]

っ……、……。

[おひげをなぞりながら見てます、彼は私を見てます。
やっぱり、追いかけたのは迷惑だったのでしょう。
帽子のつばの下でうつむきつつも、こわごわ彼の様子をうかがいます。

ですが、彼から差し出されたのは拒絶の言葉の反対でした。
手、……手、握ってもいいんですか?
彼の硬い手は、たびたび差し出されます。私は小さくて埃みたいだから見失いやすいのでしょう。
もう15歳ですが、どうにも幼く見られるんです。
成長が止まっているみたいね、って。

手汗でぐしゃぐしゃの片手をごしごしと服で拭ってから、そっと彼の手に触れました。
おそるおそる、です。ぎゅっとなんか握れません。
ごめんなさい、オズワルド。迷惑かけてごめんなさい。]

(137) 2013/10/03(Thu) 23時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[俯きながら歩けば、オズワルドのどこか嬉しそうな声が上から降ってきました。>>111
そっと見上げました。彼はおひげを指でなぞっています。
何かのサインなのかしら。
分からなくって、ごめんなさい……。]

まじょ……  ……。
はい、……はい。

[巻き込んでしまって、ごめんなさい……。]

(138) 2013/10/03(Thu) 23時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

―書架の中―

[私は足下ばかり見ていました。ときおり胸に抱えた本をぎゅっと抱え直します。
信じられるものは、何も無いからです。
オズワルドとつないだ手さえ、本当なのか分からないんです。
きゅっと力を入れても良いのかな、……甘えるなと振り払われるかな。

ふと、また声が上から降ってきて>>113、私は肩を揺らします。]

かぞく……。

[寂しくないと言ったら、嘘になってしまう。
でも、きっと家族は、私がいなくても寂しくないの……。

それは私にとって事実です。でもそれを思うたび、喉がぐっとつまってしまいます。]

え、えと……

(139) 2013/10/03(Thu) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[話していたホリーの様子がほんの少し、
どこか変わっていたようにも思えたけれど>>122
この奇妙な図書館のせいだろうと、そう思い込んでしまっていた。]


うん。そうだね。

[ホリーの言葉ににじむ決意>>128に半ば気圧されるようにうなずいた。]

(140) 2013/10/03(Thu) 23時頃

【人】 石工 ボリス

んんんん……。

[一人きりは寂しいという言葉が聞こえて、
糸目の端を一度ぴくり、と動かしたが、
何やら誤魔化すように座ったまま伸びをした。]

難しいことは、わからないッスねー。

[ある意味ではこのフレーズはバリアなのかもしれない。
相手を理解すること、理解しようとすることが歩みよりの
第一歩めだとしたら、この言葉はそれを拒んでいる。
本人にはその気はないのだが、パラフレーズすれば
「あなたには興味がない」とも捉えられかねない。]

(141) 2013/10/03(Thu) 23時頃

ボリスは、ラルフに>>126でひどく卑屈に見せて、あとは何かおずおずしている。

2013/10/03(Thu) 23時頃


【人】 新妻 カトリーナ

んだな。
おら、もうひとりで寝るのは嫌だあ。

[グロリアの美しい指がクッキーを摘まむ。
ほえ〜と見惚れた。]

誰が作ったんだべかな。
おいしいのに、食べても食べても腹いっぱいにならねんだ。
魔法のクッキーだぁ。

[つられて笑顔。
先程までの涙はなくなった。]

(142) 2013/10/03(Thu) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ボリスの反応>>126と急に増えた口数に当惑して首を傾げつつ、面白い人だとも思っている。]

うん? 価値がない、ようには見えないけど。
デッサンのし甲斐ありそうないい体格してる。

でも君がそう言うなら、そうなのかもしれないね。


[彼の心の奥底まで見通すことはできないから
そう言うしかないのだった。]

(143) 2013/10/03(Thu) 23時頃

【人】 教え子 シメオン

[ふとため息をついて]

いつになったら現れるんだろうね、魔女。
早く帰りたいよ……ゲルトと

[弟の名前を呟けば遠い目になり、宙を眺めた]

(144) 2013/10/03(Thu) 23時頃

【人】 探偵 オズワルド

― 書架の中 ―

 君もそうは思わないか、ルーカス君。

[私は懐妊中の妻を置いてきたという、いかにも英国紳士らしい格好が第一印象だった青年へと会話を振る。その間も、レティーシャが離れない限りは手を繋いだままで]

 …、…

[言葉を濁す間も、急かす事はなく唯待つを選ぶ。]

(145) 2013/10/03(Thu) 23時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

う、父は……
忙しい、ですから……  ……

[父の名はセシルと良い、それなりに名の売れたピアニストです。
さまざまな場所へ招かれてピアノを演奏しています。
母はそんな父についていきます。

私が魔女に呪われたあとの暫くは、母も私と一緒に自宅にいましたが、今はまた父と共に出かけている事が多いです。

私は両目をぎゅっとつむってから深呼吸をし、勇気を出してオズワルドに聞いてみます。]

お、お、オズワルドさ、んは
……?

(146) 2013/10/03(Thu) 23時頃

【人】 石工 ボリス

デッサン……って、嗚呼絵のことッスね?
自分、大層なセンセが描いた絵なんて
生まれてこの方見たことはないッスよ。

[まぁ、実際そんないい家柄でもないどころか、
それはそれはひどい生い立ちということを
パラフレーズしたのであろう。]

でも、ものの話では絵になる人って
どえらくえっらーい人か、どえらくきっれーいな人か。
そうなんスよね……難しいことはわからないッスけど。

オレはどっちでもないッスよ。ただの肉体労働者ッス。

(147) 2013/10/03(Thu) 23時頃

【人】 探偵 オズワルド

― 書架の中 ―

[私は視線を下に向けて、本を握りしめているレティーシャを見つめる。]

 仕事が忙しい父上か。
 忙しすぎても、暇でも…父親とは難しいのだな。

 いや、最後の一言は独り言だ。

[ふ、と私は口元を緩めて淡く笑んだ顔を見せる。]

 私かい?
 …そうだな、娘に会えないのは 寂しいな。

[それはこの場所に私がいるから、という理由ではないけれど。と心の内で付け加えて。]

 さて、どこへ行こうか。レティ嬢。

[繋いでいた手をこちらから少しだけ握りながら問いを投げた**]

(148) 2013/10/03(Thu) 23時頃

探偵 オズワルドは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 23時頃


【人】 良家の娘 グロリア

[不意に聞こえたボリス>>141の声に一度視線を向けるけれど
伸びする仕草が見えてその為の音であったと納得する。
カトリーナ>>142のまなざしに僅か首を傾げて不思議そうな瞬きをしたが
問う言葉の代わりに返す言葉をのせる為唇をひらく]

カトリーナは寂しがり屋なのね。
子供の頃は弟と一緒に眠ったりもしたけど
そうね、思えばひとりよりもふたりの方が、幸せな夢がみれた。

[恋人というものが居た事は無かったから
カトリーナの思う伴侶とのそれとは少し違っているだろうけど
彼女に同意するように微かな頷きを向けた]

魔女が魔法を掛けているのかしら。
不思議だけど素敵なクッキーね。

[笑顔がみえれば嬉しそうな表情が浮かぶ]

(149) 2013/10/03(Thu) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

こんな奇妙な場所で絵の依頼があるとは、思わなかった。
でも嬉しいな。

[ホリーの依頼>>130にぎこちなく微笑んで見せた。
生まれてこのかた笑うことは下手なままである。]

何か描くもの、ペンとインクと書きつけられるものでもあればいいんだけど。

サロンにはない、かな。とすると。

[見回してから、ランタンの灯る薄暗い通路に目をやった。]

あっちかな、やっぱり。

(150) 2013/10/03(Thu) 23時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[両親が演奏旅行でいないので、普段のお世話をしてくれるメイドの目を盗み、私は自宅を飛び出しました。
自室には「魔女の呪いを解いてきます」という書き置きを残してきたので、きっと大丈夫でしょう。

宝石のネックレスをポケットに入れて、私はオズワルドに会いに行きました。
もし依頼をするのなら、屋根の上の猫を追いかけにいってくれるような探偵さんがいいなと思って、前々から探してあったのです。

私なんかをお客として扱ってくれるか分かりませんでしたが、勇気を振り絞りました。
ネックレスを差し出した時の、彼の探るような眼差し……。思い出すだけで心臓が口から飛び出そうです。]

わ、わたしの、です。
っ父は有名なピアニスト、なんです。何でも、買ってくれるんです。

[練習してきたうそをつきました。贅沢なんてしたことありません。
つっかえながらの言葉に、果たして彼は何を思ったのでしょう。
それでも彼はそれ以上に訊ねる事はなく、依頼を引き受けてくださいました。]

(151) 2013/10/03(Thu) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

ただの労働者だって、絵になるんだよ。

それに「見ようとするならば、地上は美に満ちている」って、尊敬する人が言ってた。


[何か描くものを見つけたら、ボリスの逞しい肩や背中を描いて本人に見せてみようか。
彼の反論>>147を聞きながらそんなことを考えている。]

(152) 2013/10/03(Thu) 23時半頃

ラルフは、本棚が織りなす迷宮に踏み出そうと、薄闇の通路を覗き込んだ**

2013/10/03(Thu) 23時半頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2013/10/03(Thu) 23時半頃


【人】 双生児 ホリー

[グロリアから“魔女”という言葉が零れれれば>>115
ふとそちらに瞳を向けて、
続くカトリーナとグロリアの会話に、
言葉を挟まず、耳だけを傾け]

 ………。

[ひとりきりは寂しいものね、と呟くグロリアの声>>135に、
本を持たない方の掌を、きつく握り締め]

[グロリアに答えるかのような、
難しいことは、わからないというボリスの言葉が
>>141耳に入れば。
彼の方を見遣って、信じられないとでも言いたげな表情で、
一瞬だけ夜の色の瞳を瞠った]

(153) 2013/10/03(Thu) 23時半頃

【人】 良家の娘 グロリア

味はあるのに満たされる感じがないなんて不思議ね。
食べた感覚もあるのにいつの間にかどこかに消えてしまったみたい。

[コルセットで絞められた腹部を軽く撫でて首を傾げる。
どうなっているのか分からないからこそ
魔法なのだろうという結論に至るが]

……。

[口に含んだ際に解けたクッキーの欠片。
膝上に掛けたルーカスの上着に落ちたと思っていたけれど
落ちたはずの欠片は見当たらず、何も汚しはしていなかった]

(154) 2013/10/04(Fri) 00時頃

【人】 双生児 ホリー

 肖像画の依頼、受けてくれるのかい?
 ありがとう、ラルフ。
 とても嬉しい。

[心からの感謝の微笑みを浮かべるも、
ふいに、ラルフの笑み>>151がどこか、
ぎこちなさ気なのに気づいて。
やはり無理を頼んだのではないか、
それとも何か他の理由かと、少し案じつつ]

 そうだね、これだけ広い図書館だし、 
 何処かに、絵の道具くらいあってもよさそうだね。

[一緒に、探すのを手伝おうか? それとも、
手分けして探した方がいいかな? 
と、薄暗い通路を覗きこむラルフ>>150に問い掛けた**]

(155) 2013/10/04(Fri) 00時頃

【人】 石工 ボリス

はぁ…いわゆる「スキモノ」ってやつッスか。
それこそ、到底難しくてわからないッスよ。
そこらの石ころでも可愛がるようなもんスかね。

[ほえー、という表情でラルフの言葉を聞く。
自分を卑下しているから、その「美」はわからない。
汗を掻いて、それでやっと雀の涙ほどの価値が
生まれるにすぎない(と思っている)この男には。
そして、何かホリーと一瞬目があった気がして]

ぶえぇっくしょっ!!うぇぇぇぇぇい!!

[くしゃみをしたふりをして誤魔化した。
何故誤魔化さなきゃいけなかったのか。
「目が合う」というのは、関心のきっかけであって、
違う方向を向いていれば、交わらない線と線でいられる。
そんなことを難しいから理解しないまでも本能で。]

(156) 2013/10/04(Fri) 00時頃

【人】 良家の娘 グロリア

[ホリーの双眸がこちらに向くのは一時か。
視線感じ彼女の方を見た時にはボリスの方を向いていて]

ん。

[感じたものは気のせいだと思い、一音が零れる。
代わりに菓子をすすめる言葉を紡ごうと口を開きかけた矢先
ラルフへと向ける声を聞き、結局声掛けぬまま口を閉じた]

(157) 2013/10/04(Fri) 00時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[彼と初めて会った時の事を、なんとはなしに思い出してしまいました。
きっとぼんやりとして、変な子だったに違いありません。
いつもと変わりないですか。
オズワルドが私を見る目は、憐れみまじりかしら……。
……魔女の呪い付きでなくとも、父親って大変なのでしょうか。

ふ、と微笑んだ彼に、私は驚き、視線をそらしました。
彼の仕事場に飾ってあった、写真立てを思い出したからです。]

…… ……。

[どうして謝罪の言葉が口からでないのでしょう。
娘さんと引き離して、ごめんなさい。
下唇をぎゅっと噛みました。]

(158) 2013/10/04(Fri) 00時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[オズワルドお気に入りの帽子で、今は私の頭の上にあるこの帽子は、もともとルーカスのものです。
返すべきでしょう。私の頭の上になんて、帽子だってかわいそう。

帽子を脱いで渡したい、でも片手には本で、もう片手はオズワルドの手の中です。
どうしよう、どうして腕って2本しかないの?]

あ、あああああ、の
ぼっ帽子、……ごめんなさ、

[帽子、被っててごめんなさい、お返しします。

って言いたかったのに……。
オズワルドとルーカスの会話を遮って、私は頭を下げました。
私の頭には大きかった帽子が、ずるりと床に落ちてしまうのは当然の事で。
頭を下げた格好のまま、私は顔を上げる事が出来なくて……。

ミスターをつけて呼ぶべき方に、なんて無礼な振る舞いをしてしまったのでしょう。
ええと、あのあと、なんて弁明したでしょうか。
ぽこんと記憶が飛んでいます。]

(159) 2013/10/04(Fri) 00時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[暗い森の、木の葉の音。]

(160) 2013/10/04(Fri) 00時頃

【人】 石工 ボリス

やー、失敬失敬。
それにしても待つッスねー。オレは待つのはいいスけど。

[何か遠慮がちに何も中身のないことを話して。
驚くくらいに、形式以上の何もないこと。]

あ、オレも菓子いいスか。
ここに来るまで、こんないいの食べたことないス。

[などと言って、菓子がある方にのそりのそり、と。
筋骨のある人特有の、スローモーションな感じの動きだ。]

(161) 2013/10/04(Fri) 00時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 00時頃


漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 00時頃


【人】 手伝い クラリッサ

[>>136目を見て話せば、シメオンの雰囲気が少しだけ柔らかくなったように感じた。香水の本とシメオンに教わり、ほわほわ笑う。]

…そう、いい匂い、ね。

[ストロベリーの匂いが立ち込める中、シメオンがぽつりと呟いた名前が、とても印象に残った。]

魔女。…魔女はね、きっと。
願い、を叶えたい人達を見てわらっ、てる。
苦しむ姿を見て、楽しん、でるわ。

[だから、この苦しみさえ乗り越えればシメオンが呟いた名前の人に会えるよ、と言葉をぽつん。それっきり口を閉ざし、また本の世界へ。シメオンとの距離は、さっきより近い。**]

(162) 2013/10/04(Fri) 00時頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 00時頃


【人】 良家の娘 グロリア

[グロリアにとっては着込んでいる事もあり
書架に囲まれたサロンは適温と感じていたが
くしゃみする風のボリスの声に少し驚いたように瞬く]

風邪でもひいた?

[案じる響きをのせて]

いくら食べても無くならないらしいから
遠慮無くどうぞ。
――と、私が言うまでもないかしら。

[ボリスの声にそう返してから
小さな笑みを漏らし菓子皿持つカトリーナに視線を向けた]

(163) 2013/10/04(Fri) 00時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[オズワルドが、私の手をきゅむと握った感触に、はっと我に返ります。
どこに、どこに……。]

え、と……。

[どうしよう、どうしよう、どうしよう。
何にも考えてないのがばれちゃう。
なんてとんまな子だろうって、オズワルドにもルーカスにも笑われるに違いありません。

困っていると、私から向かって右の方向に、階段がほのかに光っているのが見えました。
さっきまで、あんな階段あったかしら。]

あ、あの階段、のぼります……?

[沈黙が怖いので、提案するだけしてみます**]

(164) 2013/10/04(Fri) 00時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[不思議な不思議な迷路の中、
一度たりとも階段を下りることなく、上り続けている。

誰もいないところへと願えば薄暗い通路は静かにそのように伸びていき、人が居るところへと願えば上り続けているのにサロンの光が見えて来る。

歩を進めれば、男女も年齢も身分差もなく、和やかに語り合う空間が広がるのだろう。]

 ――利害がないと、殺伐しないもんなんだなァ。

[ぽつり、こぼしたのはそんなこと。
自分は今、この場所にいる。不思議な不思議な図書館。
それとも、長い永い夢だったりするのだろうか?]

(165) 2013/10/04(Fri) 00時半頃

【人】 石工 ボリス

まー、生き物スからくしゃみくらいするッスよ。
奥さん、ひとついただくッス。

[グロリアにもカトリーナにも、微妙に視線をずらしつつ、
菓子をひとつまみ取って口に放り込んだ。]

いくら食べてもなくならないなんて、
貴い人たちは、すごいもの持ってるッスねー。
いくらなんだろう、これ。想像もつかないッスわー。

[ほえー、なんて視線でまじまじと見ている。]

(166) 2013/10/04(Fri) 00時半頃

【人】 双生児 ホリー

[ボリスの言葉で、彼の方を見遣った後。
グロリアの声が微かな音を紡いだ>>157のは、
耳には入ったけれど。

カトリーナへの同意か何かの声と勘違いして、
振りかえることはできずに]

(167) 2013/10/04(Fri) 00時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 00時半頃


【人】 双生児 ホリー

  ……っ!?!?


[ボリスと目があった瞬間、響いた盛大なくしゃみ>>156に。
びくっと華奢な肩が跳ね。豆鉄砲を喰らった鳩ならぬ
猫のように、夜色の瞳がまん丸に見開かれる。

もしも本当に小猫であったなら、
夜色の毛皮と尻尾を、一生懸命にぶわっと逆立てて、
ボリスのくしゃみに、対抗できたかもしれないけれど。

残念ながら人間の身の、私には、
不覚にもびっくりしたのを恥じ入るかのように、
微かに頬を赤らめた後、
不作法をとがめているという風を装って、
じいいいっと睨むのが精いっぱい。

その時には、彼の視線は既に逸れてしまっていた
かもしれないけれど**]

(168) 2013/10/04(Fri) 00時半頃

【人】 良家の娘 グロリア

そこらの石ころだとは思ってないわよ。

[生き物と大きなカテゴリを示すボリスに
茶目っ気たっぷりに言いやり視線を向ける]

魔女のクッキーだからじゃないかしら。
私もこんな不思議なお菓子は初めてみるわ。

[一つ食べてそれを知れた事に満足したのか
進んでクッキーに手を伸ばそうとはしないけれど
茶会を思わせる組み合わせに紅茶の味が恋しくなった]

(169) 2013/10/04(Fri) 00時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

 ごきげんうるわしゅー?

[ライトな語感でそれっぽい挨拶を口にしつつ円卓の近く、ここにきて何杯目になるだろうか、珈琲を。]

 なくならないクッキーに……
 底なしのポット。 魔法だよねェ。

[紅茶も東洋のお茶も、願えばなんでもあるようだ。
手にしたポットの中身が補充などされた気がしないが、何度傾けても珈琲は出て来るわけで。

円卓に集うものと目があえば、「いる?」とポットを揺らしてみせて。
求めるものが珈琲でなければ、すぐ隣のポットには紅茶が――これもまた、際限なく注げるのだろう。]

(170) 2013/10/04(Fri) 00時半頃

漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 00時半頃


【人】 石工 ボリス

やー、自分でやるからそこ置いておいて欲しいッス。
むしろ、オレはお湯が欲しいッス。
紅茶とか珈琲とか、高いものはあまり口に合わないッスよ。

[ポットをそこに置いておいて欲しいなどと言うが
「湯」だけのポットなんてあるのだろうか。
実は生まれてこの方、紅茶も珈琲も飲んだことがない。]

お嬢さんでも初めて見たのなら、オレ程度には
到底、ええ、とうってぇっぇいわからないッス。
自分、生き物ではあるけど、難しいことわからないッスから。

[過敏ではあるが、どうやら微妙に鈍感らしい。
ホリーが睨んでいるのに気付かずに、菓子を食べて
ほっこりした表情。それはそれはほっこりしている。]

(171) 2013/10/04(Fri) 01時頃

【人】 良家の娘 グロリア

[ピッパの挨拶に眼差しを緩めて]

おかえりなさい。

[迎える言葉をくちびるにのせた]

魔法を目の当たりにすると
叶わぬ望みもないんじゃないかと思えてしまう。

[独り言じみた呟きを零してから
改めてポットを揺する彼女に願う言葉を向ける]

お言葉に甘えて、紅茶を頂こうかしら。

(172) 2013/10/04(Fri) 01時頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 01時頃


【人】 漂白工 ピッパ

 お湯。

[帰る言葉は想定外だったか、目をぱちくりさせて]

 ワイルドだなぁ。
 なるほど、いいね、お湯。

[何がいいのかはさておいて。お湯かー、とポットを眺めていたら、増えた、気がしたのだが。誰と接しても、変わらず人当たりの良い笑みはどう映るか。

凛とした、けれど柔らかな声にはにこりと笑ってうなづいた]

 りょーかい。

 ……―かなわぬ望み、か。確かにね。
 なければいいな。
 そういや、魔女ってどんな人なんだろねェ。

[これだけ待っているのに、彼女はまだあらわれない。
嘘だと思うには、すでに魅せられてもいるのだろうか。
品の良い、また美味なるお茶をグロリアに手渡し囁くと、行儀悪くも珈琲片手にまた*うろつくのだけれど*]

(173) 2013/10/04(Fri) 01時頃

【人】 教え子 シメオン

……まだ沢山あるよ、多分

[ほわほわと笑うクラリッサ>>162
自分は性別的にも年齢的にも正直な話あまり香水に興味は無いが、あまり多くは語らない彼女もやはり女の子なのだろうか
不思議と先程の花の香りは消え、混ざることは無かった。
恐らくページを捲る度スイッチが切り替わるように様々な香水が楽しめる、そういったものなのだろうこの本は。]

悪趣味だね

[語られた魔女を表す簡潔な一言を口にする
何でそんな風に思うのか、とは聞けなかった。]

……

[ぽつりと落とされた言葉に、目を細め微かに口の端を上げて
また無表情になりこちらも何も言わず、時折間を置いてページを捲る**]

(174) 2013/10/04(Fri) 01時半頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 01時半頃


【人】 石工 ボリス

湯は、いいんスかね。
ただ、飲み慣れてるってだけッスよ。

ん―……増え…?

[目の錯覚かと擦ってみた**]

(175) 2013/10/04(Fri) 01時半頃

【人】 良家の娘 グロリア

[人当たりの良いピッパだから素直にお願い出来たのだろう。
彼女が注いでくれた紅茶を受け取りその香りに目を細める]

ありがとう。
満たされないと分かっているのに
喉が乾いているわけでもないのに
――…欲しくなってしまうなんて、ね。

[頭で理解していても心が錯覚するかのように
求めた紅茶を口に含んで息を吐く。
鼻孔を擽る香りも口腔へと広がる味も上等と知れるもの]

おいしい。

[ほっとしたような声でそんな感想を漏らした]

(176) 2013/10/04(Fri) 01時半頃

【人】 良家の娘 グロリア

[ピッパの囁きに薄い琥珀の水面見つめる眸が揺れる]

どんな望みも叶うと信じたい。

[自分の力ではどうにもならない望みを持つグロリアは
心からそう思い、彼女へと同意の頷きを向けた]

魔女がどんな人か?
――…本が好きで、お菓子が好きな人かしら。
会えるのが、楽しみね。

[すがたかたちは思い浮かべられぬまま
在る物を頼りにイメージを言葉にして
待ち遠しさを彼女へと囁き返す**]

(177) 2013/10/04(Fri) 01時半頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 01時半頃


良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 01時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

そうか、ここなら絵具と筆とカンバスのセットがどこかに置いてあっても不思議じゃないか。


[一緒に探そうかとのホリーの提案>>155には]

うーん。
行きたい場所を思い浮かべれば行けるみたいだから、ここ。
そんなにかからないと思うけど、どうするかは任せるよ。

[ランタンの侘しい灯りを頼りに、本棚の列の奥へ。]**

(178) 2013/10/04(Fri) 08時頃

【人】 探偵 オズワルド

― 書架の中で ―
>>158>>159
[私が笑んだ顔を向けたレティーシャと視線が合う事はなかった。家族に対しての言葉に何か感想が欲しかったわけでもなく、寧ろ、続いたとしてもまだ若い彼女にはいい話ではないだろうから、返ってきた沈黙が逆に有り難く感じた。]

 おや。
 …、失礼。

[私の片手は彼女と違ってあいていたから、膝を曲げて落ちた帽子をすぐに拾いあげた。
レティーシャの顔をその時にちらちと見たが、涙は乾いてきていたようなので帽子は私の頭の上に置く事にする。]

(179) 2013/10/04(Fri) 09時頃

【人】 探偵 オズワルド

>>164

 階段…?
 おや、本当だ。あんな所に階段がある。

 本の山すぎて気付かなかったな。

[私はレティーシャの顔の向く方向、向かって右を見た。確かにそこには階段があって、]

 それでは行ってみようか。
 レティ嬢は、私の優秀な助手になれそうだぞ。

 ルーカス君もどうだね?

[私は彼の帽子を被ったまま、彼を誘うも断られればそのままのつもりで。
レティーシャと手を繋いだまま、上の階を目指す事とする。**]

― →2階へ ―

(180) 2013/10/04(Fri) 09時頃

探偵 オズワルドは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 09時頃


【人】 良家の息子 ルーカス

―書架の中―

[ランタンの薄明かりの中、
いつものように書架のひとつに背をもたせて本を読む。

男の脇には棚から抜き出したのとは別に、他所の書架から集めおいた大小さまざまな本が積み上げられていた]

(181) 2013/10/04(Fri) 10時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[今、男の細い指先がなぞるのは
細やかな文字で敷き詰められた薬学の書。
この書では薬は金属から生むという]

何を飲まされたかと思えば…
よく生きていたものだな、我ながら。

[家人と医者に与えられるまま、幼少の頃より口にしてきた薬の数々を思い返せば半目となる]

ぞんがいしぶといではないか、私は。

[それでも、後は奇跡でも起こらねば
しぶとさにも終わりがくるとは聞かされていて]

(182) 2013/10/04(Fri) 10時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[だから]

[妻が懐妊したのだと。
そんな話を打ち明けた折りには、
奇跡だとかよくぞ役目を果たしただとか。
あれよあれよと屋敷はめでたく祝いに包まれ、
気がつけば幼少から連れ添うばあやが男の手を取りむせび泣いていた。

 ぼっちゃん、ぼっちゃん。
 うれしゅうございます。
 これでもう何も想い残すことはございません。

――そんな風に。
すっかりと立枯れの様相の手にぎゅうと掴まれては]

(183) 2013/10/04(Fri) 10時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[今更。

夫婦の営みなど無いのに。
奇跡のような出来事だとは言えぬまま、
当人たちと寝具が知るばかり。

やがて奇跡の子は生まれ、
男はほどなく死ぬのだろう。

2度目の奇跡でも起こさぬ限りは]

(184) 2013/10/04(Fri) 10時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[グロリアへ上着を預ける折り>>95

寒くはないから大丈夫だ、と。
向けられる気遣いに温まる眼差しの青も
今は文字を映すでもなく移ろい。
紙面から離れ行く指先は、寒くもないのに真白なワイシャツ越しに本を支える方の腕を擦る。

微かに香り立つのは清潔な石けんの匂い。

ゆるりとおろした瞼をあげれば、
オズワルドの姿と低い位置に浮かぶ帽子が視界に]

(185) 2013/10/04(Fri) 11時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[家族に会えず寂しくはないか>>113
[君もそうは思わないか>>145

[不意に向けられる名指しの問い。
家族と寂しいの言葉のつながりを手繰る間]

私は、家の中にいても
…ひとりでいる時間が長かったからかな

寂しいと想うには いささか――…

[遠い、と。たぐり寄せた言葉は、
見下ろす帽子からの声に遮られ>>159

(186) 2013/10/04(Fri) 11時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[見守るうちにとすりと落ちた帽子]

…あぁ、君か。

[現れた髪色へ短く頷いて。
手元の本を片手でぱたりと閉じる]

ふむ。

[謝罪への答えを探しているうち、
所定となったオズワルドの頭へ帽子が収まる]

かまわんよ。
サロンにいるよりそれも退屈せんだろう。

[下がりっぱなしのレティーシャの頭。
帽子が乱したぶんのほんのひと撫で。
整え男の手はすぐに離れる]

(187) 2013/10/04(Fri) 11時半頃

【人】 良家の娘 グロリア

[嗜好品は口に合えば癖になる。
身を持って知ればこそ飲み慣れた湯を求める男に
自分が手にすると同じものをすすめようとは思わない。
親しんだ味と香りに目を細め零した吐息にも
紅茶の香と熱が移るようであるのに
その熱もいつの間にか消えてなくなる]

クッキーと同じね。

[注いでも満ちぬ感覚に独り言ちて
グロリアは白いハンカチーフでよごれぬ口許を拭う]

(188) 2013/10/04(Fri) 12時頃

【人】 良家の娘 グロリア

[どれだけの時をこの場所で過ごしたか。
魔女を待つにも草臥れる。
身体はそうではないけれど、それは心の問題。
時が動かぬ魔法の空間のようにグロリアは感じる。
自分がいるこの空間と外の空間の時の流れは同じか否か。
同じであれば心配は軽減されるが、違っていれば――]

…………、無事でいて。

[昏睡状態にある弟を思い、
グロリアは祈るような微かな音を零し眸を伏せる**]

(189) 2013/10/04(Fri) 12時頃

探偵 オズワルドは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 12時頃


【人】 良家の息子 ルーカス

[階段があるらしきに、
男もひょこりとそちらを覗き込む]

では、私も。
帽子がどんな冒険をしているか
ついて行くことにしようかな。

ところでだ。

魔女の足跡調査。
という感じでよいのかねこれは。

[探偵と助手が追うのは事件が定石。
男の歩みは長身の割にはゆっくりと
手をつなぐ二人の後ろを遅れて歩く]

(190) 2013/10/04(Fri) 12時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 12時半頃


【人】 探偵 オズワルド

>>186

 ふむ。

 愛妻家…とは言い難い返事だな。
 私と同じ轍を踏むなよ。


[私はひと言、年長者らしく助言をルーカスへと告げる。
彼の生い立ちや家族について知らないが故に言えた事だとも知らないまま。]

(191) 2013/10/04(Fri) 13時頃

【人】 探偵 オズワルド

― →2階 ―
>>190
[ルーカスが同行を承諾するのを確かめれば、私は大きく首を縦に振り]

 無論だ。
 では、我々の背中は任せたよ。

[私は、探偵らしい事が出来る事に心を躍らせて、ついつい偉そうな口調でルーカスの前を歩いていく。

二階へと登る階段の途中にもランタンが幾つか灯る。
けれども相変わらず薄暗いままだったので、私は、足元に気を付けるようにとレティーシャの手を引きつつ注意を促した。]

(192) 2013/10/04(Fri) 13時頃

【人】 探偵 オズワルド

[――やがて、
上の階へと辿り着けば、あいも変わらず、本、本、本。]

 隠れるにはうってつけか。
 さて、…

[私は繋いでいたレティーシャの手を離して、
他人の物と知りながらも、気合を入れるように
帽子の鍔をあいている方の手で触れる。そして、]

 何か魔女の手掛かりがないか探すとしようか!
 レティ嬢も何か見つけたら教えておくれ。

[と、少女にキメ顔とポーズを決めた。
勿論、ルーカスにもばっちり見える角度だ。]

 では、いざ!

[私は、うきうきとする気持ちを隠しきれないような軽快な足取りで本の隙間を歩いていく事にする。]

(193) 2013/10/04(Fri) 13時頃

探偵 オズワルドは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 13時頃


【人】 探偵 オズワルド

[私は考えていた。
私はどうしても仕事が欲しくて、どんな安い仕事も面倒な仕事も引き受けていた。気付けば、猫の鳴き真似ばかりが上達していったが、きっとこれも役立つはずだと思っている。
こうして、小さな仕事をこつこつと積み重ねていけば、名が売れて、どこかへと行ってしまった妻と子の耳に自分の名が届く日が来るかもしれない。

私は、そう考えていた。
1年、2年…―― もう、何年経っただろうか。

魔女を探した探偵ともなれば、新聞に名が載るかもしれない。

私は、思う。
仕事が欲しいわけではなくて、失ったものを取り戻したいのだ。]

(194) 2013/10/04(Fri) 13時半頃

【人】 探偵 オズワルド

[それでも私は願いを問われれば、探偵の仕事がもっと欲しいと。
そう、答えるのだ。]

(195) 2013/10/04(Fri) 13時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[男は階段を上る前に振り返る]

[足を止め上体をひねり、
立ち並ぶ書架の狭間の向こうを見やるのは
誰かの姿を待つようでもあり]

何を、
しているんだろうな、あいつは。

[こんな休暇にうってつけの面白そうな時に。
零れた呟きに乗る不満の色は
あいつ呼ばわりの相手への気兼ねのなさ。

きっと遠くも近くもないから。
物理的に離れていても寂しいとは感じないが
今ここに居ないことを惜しみはして]

(196) 2013/10/04(Fri) 13時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

―2階―

ああ、任せたまえ。

[まったく根拠の無い自信に瞳が輝く。
時折振り返るのは先程と違って
背後の警戒を怠らないため]

ところでだ。
先人のひとりに尋ねるとして、
轍を踏んでしまう秘訣はなんだろうか。

[愛妻家への助言をふと思い出し、
妻帯者の認識その1、轍は回避不能のものとして尋ねる。
預けられた背中をさっそく刺してしまったかもしれない]

(197) 2013/10/04(Fri) 13時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[閑話休題。

2階に辿り着いてもやはり書架の山。
どれも同じに見えるがどれもが違う。
棚板ひとつに至るまで同じものないように見え、目の凝らしどころを逆に失う]

これはなかなかに、手強そうだな。

[ごくりと生唾を飲み込み
視線をきりりとオズワルドに向ける]

… !

[なるほど。帽子の角度はそうか。
彼が前を向くタイミングで
こっそりエアーポーズを真似てみた]

(198) 2013/10/04(Fri) 14時頃

【人】 探偵 オズワルド

>>197
[私はすっかり探偵気分でいた。いや、私は探偵だ。

ランタンの灯りを頼りに階段を昇っていた時の事だ。任せたはずの背から鋭利な言葉が飛んできた。私はそれを回避する事は出来ずで、]

 …、なん

[首だけを後ろに向けて、じとりとした視線をルーカスへと向ける。いつでもポーカーフェイス、などと思っていたが売れない探偵の私には難しい話だった。]

 やれやれ、
 レティ嬢の前でする話ではないのかもしれないが…

[後に向けていた顔を前に戻して]

 頼りがいもなく、子供を養う金もない。
 口から出る冗談はつまらないと一掃される。

 いくら身体が元気でも、中身がない男には女はついてこないさ。

[と、私は誰かを例にして言ってみた。]

(199) 2013/10/04(Fri) 14時頃

【人】 探偵 オズワルド

― 2階 壁際 ―

[私はルーカスのエアーポーズを背中で感じ…る事ができないまま、足を運ぶ。
本棚に収まりきらなかったのか、通路にまで縦積みされている本は種類は当然の事ながら、大きさも厚さも様々だ。何とも絶妙なバランスである。

さて、薄暗い本の間を縫って歩いていたが、どうやら壁際まで辿り着いたようだ。本ばかりで、壁という存在を随分と忘れていた。]

 壁があるということは、
 どこかに窓もあるのではないかな。

[ふぅむ、と唸りながら一度顎鬚をさする。
相変わらず伸びている気配は感じない。

私は顎から手を離して、見える範囲の壁を見るが、
縦に積まれている厚さも大きさも様々な本と
館全体を覆う薄暗さが視界を遮る。]

(200) 2013/10/04(Fri) 14時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[じとりとした視線をじっーと受けるため。
オズワルドと同じ角度で頭が傾ぐ]



[どうやら折れてくれた様子にほっと息をひとつ。
先人の背を見上げ聴く]


つまりは、ハートか。

[すとんと合点が行く。次いで、あぁ…と漏らす声音は身に憶えを振り返る際のもの]

…なるほどな。

[先人とはやはり偉大なものだと
背を見つめる眼差しに敬意を込めた]

(201) 2013/10/04(Fri) 14時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

―2階―

[通路の脇にうずたかく積まれた本に
男の足取りはことさら慎重になる。
例えば仮にぶつかって崩したとして]

――――…っ

[染み付いた恐れが知らず口元を手で覆わせる。
ここに来てから息切れも感じないことから大丈夫だとは思いたいが。それでも]

…すまない、どうやら私はここまでのようだ。
戦略的撤退を試みる。

[ずいぶんと先へ行く二人へと、
声を投げてみたが届いたかどうか。
吹き抜けに行き当たる道を求め角をひとつ*曲がった*]

(202) 2013/10/04(Fri) 15時頃

オズワルドは、積み重なった本の上の埃を確かめるため人差し指で表表紙をなぞった**

2013/10/04(Fri) 15時頃


探偵 オズワルドは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 15時頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 15時頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 18時頃


【人】 漂白工 ピッパ

― 高貴なお茶が香る時間に ―

 日常に触れるとさ、安心はするよねェ。

[おいしい、と(>>176)。
安堵するような声をきくと、それはよかった、と笑う。]

 本とお菓子は確かに好きそう。
 嫌いだったら、きっとこんなに溢れてないなァ。

[戯れに話す魔女像(>>177)、
Hexenhaus――よからぬ想像は過ぎるも刹那。]

 魔女に会えるのも、"まほう"も、楽しみ。

[そう添えて、残すのは珈琲を一口含む*後ろ姿*]

(203) 2013/10/04(Fri) 18時半頃

漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 18時半頃


【人】 双生児 ホリー

― サロン ―

 そうだね。
 そんなにかからないと、いいね。
 
 肖像画をお願いしたのは僕なんだし、
 絵の道具を探すのも、手伝うよ。

[ラルフの言葉>>178に頷き、後に続こうとして。
ランタンの侘しい灯りのせいか、一瞬、
その後ろ姿に誰かの姿が重なって、ふと足を止め]


 ――…っ、オ……、待って!

[ラルフは数歩、先にいただろうか。
目の前の背が、書架の奥に広がる暗がりに呑み込まれて、
すうっと、消えてしまいそうな不安を覚え。
咄嗟に、別の人の名を呼びそうになってから、
細い指先が、縋るように、彼の服の袖に伸びる]

(204) 2013/10/04(Fri) 19時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[この場所にきてから何日経ったかわからない。
迷宮散歩と称して時折サロンを離れてぶらり。

片手には珈琲。
けれど、ここにきてからきっと誰も、ピッパがソレを含む顔は見たことがない。]

 おなかはすかない、喉もかわかない。
 汚れないし、臭わない。

[トイレもいらない、
……と、口に出すのはやめておいた。]

(205) 2013/10/04(Fri) 19時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[動いて、しゃべって、呼吸して。
止まってなどいないのに、止まっているかのよう。]


 ……発作も、起きない。


[不治の病と聞いている。
屋敷の人間も、当人も。
人より早く、未来に終わりがくると知っている。]

(206) 2013/10/04(Fri) 19時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[屋敷に出入りするようになった頃、この家の"若様"が治らぬ病という噂を聞いた。
もちろん、会ったこともない人間。
同情はしてもそれは等しく他人事のよう。

二人の関係は、屋敷の清潔を保つ「洗い屋」と「雇い主の子息」という、面識もない肩書きだけの繋がりだった。

そんな"若様"に出会ったのは、一体どこだったのだろう――とかく日常で毎日通るような何の変哲もない小道だったか。
私の着ているシャツを見て、ただそれだけで、私が"そう"だと、すぐにわかったと男が言う。

 "――それホント?!"

仕事を褒められたのが嬉しくて嬉しくて、あろうことか相手の手をがっしり掴んで叫んだことを思い出す。]

(207) 2013/10/04(Fri) 19時半頃

【人】 漂白工 ピッパ


[あのとき彼は、どんな顔をしてただろう。
お世辞にも良いとは言えない顔色と、纏う上質な布にはっとしたのは洗い屋の方で。

若様すみません―――――
と、すぐさま非礼を詫びたのだが。]

(208) 2013/10/04(Fri) 19時半頃

【人】 双生児 ホリー


 ……ごめん。何でもないよ…。

 すまないけれど、
 先に行っててくれるかい…?

[指先がラルフに届いたとしても、はっとした様子で、
すぐに手を離しただろう。
感情を映す瞳を、戻した掌で隠すようにしながら、
一瞬の不安に早鐘を打つ胸を鎮めようと、
私は、数度、深い呼吸を繰り返す]

(209) 2013/10/04(Fri) 19時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[それがどうしてどうなって。
今では友となったのだから人生はわからない。
仕事もあるし、病の友とはあまり一緒に話せるわけではなかったけれど。

いつ見ても、具合が良くなる気配はなかった。

重い病気で生活に制限を強いられ続けるのは一体どんな心地だろうと、友を想いため息をついたこともある。]

(210) 2013/10/04(Fri) 19時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[我々は、屋敷のあらゆるものを綺麗にする。
どこの誰にも負けないくらい真っ白にすることが、ピッパの誇りでもあり楽しみでもあり、また友とのコミュニケーションでもあった。]

 まだいけるよー、こっちまわしてー。
 ああ、今日は若奥様のお部屋の?

[屋敷は広く、ものも多い。
全てを自分が洗うわけではないから、"いつから"なのかは知らないけれど。

たまたま追加で搬入された寝具を請け負ったとき、重病に苦しむ友の妻は、"ワルイコト"をしている、と。
そう気づいた。]

(211) 2013/10/04(Fri) 19時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

 ……―――――。

[私は洗い屋。
どんなものでも真っ白にするのが私の誇り。
痕跡のひとつも残らないほど、綺麗に綺麗に。

ああ、だけど。
混ざった水滴は色がないから赦してくれないか――]

(212) 2013/10/04(Fri) 19時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[友として口を閉ざしたのか、洗い屋として他家の内情に蓋をしたのか。
はたまた別の理由があったかはもう覚えていない。

ただ、私は何も言わなかった。]

 いーぃ天気だねェ。

[小道で出会う、友に笑う。
若奥様ご懐妊のニュースは、その少し後のこと。]

(213) 2013/10/04(Fri) 19時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[魔女の迷宮。
誰もいない通路。
珈琲を一口含む。

僅かに生まれる眉間の皺はほんの刹那]

 ――――まず。

[ひとりつぶやき、*飲み干した*]

(214) 2013/10/04(Fri) 20時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 20時頃


漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 20時頃


漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 20時頃


【人】 双生児 ホリー


[暫くして、一人になれば]


 ……オスカー。


[ぽつり。唇から零れ落ちる、名が一つ]


 ……私ったら、馬鹿ね。

 いくら髪の色が、少し似ているからといって…

[ラルフの、黒色を帯びたような髪の色。誰かと似た色。
紡がれた自嘲めいた囁きは、
ランタンの仄かな灯火の輪を取り囲む
物言わぬ暗がりに、溶けて――…*]

(215) 2013/10/04(Fri) 20時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 20時頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[そうです、思い出しました。
私は頭を下げたまま、ルーカスの怒りの一声を待っていました。

>>187 予期せず頭を撫でられ、私は体をびくりと揺らしましたが、拳骨が下ることはありませんでした。

ささやかな接触。
優しさか、無関心の現れか、分からなくて怖かった……。

あ、かっこいい帽子はオズワルドの頭の上です。ここだけの話、あの帽子はおひげのある人に似合うと思ってます。
こんなこと言ったら、今度こそルーカスから拳骨くらうかな……。]

(216) 2013/10/04(Fri) 20時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[頭の上の帽子の下はからっぽ]

(217) 2013/10/04(Fri) 20時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[その場しのぎの提案が通り、私はぎゅうと本を抱き締めました。
いつの間にか、心の海は凪いでいます。

帽子は魔女の足跡探しに行くの。
私たちは帽子のしもべ?

オズワルドの優秀な助手に、なれるのかな……。
……足を引っ張るグズとばれないうちに、頑張らないと、頑張らないと……

また波が立ちました。
ごくりと唾を飲み込んで、つっかえないように]

ちょ、調査、……見つけます……

(218) 2013/10/04(Fri) 20時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[>>192階段を上るとき、私は危うく段を踏み外しそうになりました。
思わずオズワルドと握った手に力を込めたら、気づいた彼が、ぐい、と引っ張りあげてくれたんです。

調子にのったからだわ……。
後ろのルーカスに何て思われたのでしょう。
彼がたまたま余所見をしてるなんて都合のいいこと、あるわけないだろうし。>>196]

(219) 2013/10/04(Fri) 20時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[不可抗力でオズワルドの手をぎゅっと握りしめてそのままだけど、不快に思われていませんように。

私の頭の上で難しい会話がされている時には、息を潜めて動く足元を見ていました。
石になるのは得意ですから。

>>193
やがて歩みを止めた私たちは、本の森に頭を突っ込むことにしました。
振りほどかれる手。
さすがに手を繋いだままだと探検しにくい、というのは理解できます。でも、……。

オズワルドから声をかけられれば、1も2もなく頭を縦に振りました。
彼のポーズ、かっこよくて私には真似できないけど]

い、いざ……

[掛け声は真似してみました……。]

(220) 2013/10/04(Fri) 20時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[>>198 ふとルーカスを振りかえると、彼もポーズを決めていました。

え、ええと、………………。

…………私の腕の曲げ方、絶対違うわ。見られていないうちに何もしなかったことにします。]

(221) 2013/10/04(Fri) 20時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

―2階―

[私は本を抱えたまま、ぼんやりと本の背をなぞっていきました。
取り出せば、知らない文字で書かれた本も、知っている文字で書かれた本も、何でもあります。
どうやって集めたのでしょうか。

一つのことに集中すると、それ以外のことに気を払えなくなります。
私は胸に本をしっかり抱えて、ゆっくりと棚の前を歩いていきます。]

(222) 2013/10/04(Fri) 20時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

え?!

[後ろからかかった声>>204に飛び上がりかけてから、すぐ後ろにいたホリーの手がこちらの袖口に伸びているのを一瞬見る。

しかし白い指先は素早く引いていった。]

(223) 2013/10/04(Fri) 20時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

どうした? 大丈夫?

[ホリーの顔を覗き込もうとするが
先に行って、との言葉と動揺した様子>>209
そっとしておいた方が良い、と直感する。]

…ん。わかった。
無理はしないで、サロンに戻ってていいよ。
画材見つけて戻るから、さ。

[ね? と念押ししてから静かにそこを離れた。]

(224) 2013/10/04(Fri) 20時頃

【人】 双生児 ホリー

―書架の何処か―


 ……此処に来て、少し慣れたとはいえ、
 やっぱり、暗いのは怖いな…
 地下室がないだけ、ましだけれど。


[ランタンの仄かな灯りを頼りに、
貴方は、書架の迷宮を歩き出す。
ラルフの為の絵の具と、次に読むべき本と。

――…叶うなら、魔女の姿を探し求めて。

絵の道具は、専門家のラルフの方が
先に見つけられそうだけれど、とは思いつつ]

(225) 2013/10/04(Fri) 20時頃

【人】 双生児 ホリー

―書架の何処か―


 屋敷の図書室も暗かったけれど、
 “夜”と“闇”が、いつもついて来てくれたから、
 こわいと思ったことは、なかったのにな…

[同じ日に生まれ、種族は違えど兄弟のように育った、
2匹の黒猫の姿が――…そのぬくもりと、
愛おし気に呼ぶ鳴き声が、耳に蘇る]

(226) 2013/10/04(Fri) 20時頃

【人】 双生児 ホリー


にゃあ、にゃあ…

(227) 2013/10/04(Fri) 20時頃

【人】 双生児 ホリー



  闇の中で、夜の姿を持つ猫たちが、鳴いている。

(228) 2013/10/04(Fri) 20時頃

【人】 双生児 ホリー



 にゃあ、にゃあ、にゃーあ。

 真っ赤な血に濡れた姿で、鳴いている。



 鳴いている…ないている…。

(229) 2013/10/04(Fri) 20時頃

【人】 双生児 ホリー



 ―――… 泣いているのは、だあれ?

(230) 2013/10/04(Fri) 20時半頃

探偵 オズワルドは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 20時半頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 20時半頃


【人】 双生児 ホリー



 ん、大丈夫、だよ…。ごめん。

[ラルフに問われた際>>224には、
目元を隠した掌を外し、小さな笑みを浮かべようとして]


 ありがとう、少ししたら、僕も探しに行くね。

[念おしされれば、うん、と素直に頷きつつも、
そう言って。離れる背を、見送ったのだったか]

(231) 2013/10/04(Fri) 20時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 20時半頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[>>202 ルーカスの声の名残がかすかに届き、私は振り返りました。が、そのときは既に姿が無く。
急にどうしたのでしょう。


―ことん


私の肩を叩くかのように、背後の棚から音がしました。
仄かに光る本。]

(232) 2013/10/04(Fri) 20時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[豪奢だけど、枯れかけた庭のような装丁の本です。伝記物みたい。

飾り文字は、ルーカス、と綴られています。

もしかして、彼はこの本になってしまったのかしら?なんて面白くもなんともないことを思いながら、私は適当にページをめくってみました。]

(233) 2013/10/04(Fri) 20時半頃

【人】 探偵 オズワルド

― 2階 ―
 
 ルーカス君は違う場所の調査に行ったようだな。

[私が振り返ると、ちょうど方向を変えるルーカスの姿を捉えた。>>202彼の声は届かなかったが、レティーシャが心配しないようそう言った。
先程指先でなぞった本の表紙に埃はなかった。こんな場所を細かく掃除しているとも思えなかったけれど、そう、時が止まっているのならと仮定すれば――]

 …、おや。

[私は指先を擦り合わせて姑のように、ふ、と指先に息をふきかけながらレティーシャを見下す。何か本を手に取っているのが見えた。]

(234) 2013/10/04(Fri) 20時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[今更。

(235) 2013/10/04(Fri) 20時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ




[私は……


ぞわりと全身に鳥肌が立ったので、あわてて本を閉じ、棚の奥深くに埋めました。


私は何でも忘れます。だからもう、本の場所も何も覚えていません。
覚えていません。]

(236) 2013/10/04(Fri) 20時半頃

【人】 双生児 ホリー

―書架の何処か―


 子猫ちゃん、子猫ちゃん、何処へ行くの?
 
 王子様に会いに行くんだ。
 月の裏庭を、飛び越えて。


 子猫ちゃん、子猫ちゃん、何しにいくの?

 王女様を助けにいくの。
 魔法使いの箒を、ちょいと借りて。


[幼い頃に母が歌ってくれた、戯れ歌を口遊む貴方の声は。
歩みにつれて揺らめくランタンの灯火と共に、
書架の影と、それを取り巻く暗がりを、震わせる]

(237) 2013/10/04(Fri) 21時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[私はじりじりと後ずさると、忘れた棚に背を向けて駆け出しました。足がもつれそうになります。

そう、あの時も、私は転びそうになりながらも必死に走って]

(238) 2013/10/04(Fri) 21時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[暗い森の、木の葉の音。気配。]

(239) 2013/10/04(Fri) 21時頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 21時頃


【人】 探偵 オズワルド


 レティ嬢?

[私は突然駆け出したレティーシャの姿に驚いて、
思わず声を投げる。]

(240) 2013/10/04(Fri) 21時頃

【人】 双生児 ホリー

―書架の何処か―

[昔、キツネ狩りに連れて行ってもらった際に、
熊を仕留めたというハンターが、教えてくれた。
こわいものがいる時には、それが近づいてこないよう、
なんでもいいから、歌うといいと。
たとえそれが、自分の中に在るこわいもの、でも]


(たしかに、ちょっとだけ。気持ちが紛れる、かな…)

[嗜みとして家庭教師に習ったけれど、歌は上手くない。
誰かの耳に入ることがあったなら、かなり恥ずかしい。
調子っぱずれは、大目に見てもらえるように
心の中で祈りながらも、
やはり、沈黙の降りる暗がりはこわくて]

[私は、知っている限りの乏しい数の歌を、
かなりでたらめな歌詞でリピートしつつ、
いくつもの角を曲がり、幾つかの階段を昇った]

(241) 2013/10/04(Fri) 21時頃

【人】 双生児 ホリー



[階段を降りるのは、嫌い。

父の屋敷の地下室へ、続いているような気がするから*]

(242) 2013/10/04(Fri) 21時頃

【人】 探偵 オズワルド

[――― 子猫ちゃん、子猫ちゃん、と。
どこからともなく聞こえる歌が私の耳に届く。

狭い路地でも、高い屋根の上でも、必ず依頼された猫は見つけた。時折、間違って違う猫を捕まえる事もあったが…。

それ故、私には本棚の隙間を抜け、積み重なった本を崩す事無く歩く事は容易な事だった。無論、帽子を落す事もない。]

 …、レティ嬢。
 慌てて走ると本を倒して怪我をしてしまうよ。
 

(243) 2013/10/04(Fri) 21時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[私は走りました。]

いや!

こないで!……こないで!!

[暗い森の木の葉の音にまぎれた気配に追われる私は木の根に足を取られ―]

(244) 2013/10/04(Fri) 21時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

っ !

[私は足を積み重なった本にひっかけて、転んでしまいました。
抱えていた本も投げ出してしまいます。

痛い。固い床に全身をぶつけたので。
そう、ここは魔女の本の森……。

私は血の気が引いた頭のまま、ゆらゆらと立ち上がりました。
足首を痛めていてもよさそうなのに、痛くはありませんでした。
それともあとで痛むのかしら?

オズワルド、オズワルドはどこ?]

(245) 2013/10/04(Fri) 21時半頃

【人】 探偵 オズワルド


 …っ、…

[来ないで、と。
その言葉に、レティーシャを追う私の足の動きが止まる。]

 どうして、

[私の声は動揺した声色を隠せない侭、倒れる姿が視界に入った。
レティーシャが1人で立ち上がるのを確認するも、
私の表情は困惑したものだった。]


 ――…、レティ嬢。大丈夫かい?
 

(246) 2013/10/04(Fri) 21時半頃

良家の息子 ルーカスがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(良家の息子 ルーカスは村を出ました)


良家の息子 ルーカスが参加しました。


【人】 良家の息子 ルーカス

[今から何年前になるだろう。

男にまだ縁談の兆しもなかった頃。
肺の患いが悪化した]

(247) 2013/10/04(Fri) 21時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[家人は此度もあれやこれやと手を尽くし
大事な跡取りの命をつなぎ止めようと努めた。

そのうちの一つが洗濯の業者を変えたこと。

結局ところ何が功を為したか判らぬが、
彼の心を満たしたのはひとつだけ。

たった一枚の真っ白で清潔な寝具の香り。

魔法のように彼の病は治しはしないが、
生きるに喘ぐ胸を慰めひと心地をもたらした]

(248) 2013/10/04(Fri) 21時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[こんなにも違うのにどうしてだろうか。
家人もメイドも誰も気づかない。
だから、彼女のシーツがいつも届くとは限らない

けれどそれでも良かった。
自分だけが見つけた小さな楽しみ。

洗いざらしたシーツの手触りの向こう。
誰がいるのか興味が湧いた。
今日はアタリで昨日は外れ。
明日は無理でも
ああ、もう少し楽になれば行けるかな]

(249) 2013/10/04(Fri) 21時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[それから幾日か]

[洗濯屋が通る屋敷の小径。
おろした金の髪がそよ風に流れる心地よい日]

 …ああ。
 君だろ?

[横を過ぎただけですぐに判る。
とくべつ真白なシャツと石けんの匂い。
彼女を呼び止めた男の目には嬉しさが滲む]

(250) 2013/10/04(Fri) 21時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 トウゼンだよ。

[とっておきを見つけたみたい。
誇らしげにほころぶ顔は少年じみる。
握られた手の感触に特別な真白を想い、
ぎゅっと握り返すは握手に似る。
その手に光る指輪はまだ無くて――]

(251) 2013/10/04(Fri) 21時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[若様と呼ぶなと不貞腐れたのは
どれくらい月日が経ってからのことだろう。
その頃には、ひと目なく肩書きなく
話せるほんの短い時間を都合できる程度には
偶然の装い方も慣れてきた。

 ともだちとは、
 そんなしゃべり方をせんだろう。
 ふつうに、話せ。

命令口調の友達がどこにいるのかと。
ばつの悪さにその日はふいと背を向けた]

(252) 2013/10/04(Fri) 21時半頃

【人】 双生児 ホリー

―書架の何処か―

 ……ん?

[何処からか、誰かの足音と何が倒かれるような鈍い響き。
続いて、何冊かの本が落ちたような、
聞き覚えのある物音が耳に届く]


 何か、あったのかな…

[貴方は微かに眉を寄せると、物音のした方へ足を向ける]

(253) 2013/10/04(Fri) 21時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[それでも]

[今も続く友の形。
病も薬も環境も、散歩の時間も、
婚姻相手さえも与えられるばかりの生活で。

たったひとつ、自分で見つけたもの]

(254) 2013/10/04(Fri) 21時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[見つけられないのは混ざった水滴。
友が仕上げた真白なシーツの上、
妻の亜麻色の髪を解く男の指には銀の光り。
さらさらと触れ合うだけの素肌は遠い実感。
そのうち愛というものが芽生えるだろうと
うつくしい妻の瞼にくちづけた夜]


 ああ、洗濯日和だな。

[それは天気のよい朝。
知らせの前も後も。
友へと笑いかける声だけは何も変わらぬまま*]

(255) 2013/10/04(Fri) 21時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[後に残して来たホリーのことを気にしつつも
本で埋め尽くされた空間の隙間を歩く。

描くもの、画材を探すことにしてから
頭の中のぼんやりが少し晴れたように思う。
焦点が合った、とでも言うのか。

やはり自分は絵を描いているべきなんだろう。]

(256) 2013/10/04(Fri) 21時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[私の目は役立たずで、視界は涙でぼんやりにじんでいます。
それでもかすかに届いた声の方へ、私は歩み寄りました。]

…… ……

[また泣きべそをかいてしまいました。
オズワルドは私の泣き顔が嫌いなんです、知っています。
だって、さっきも……。

おそるおそる両手を伸ばし、オズワルドの服のすそをぎゅうっとつかみました。]

(257) 2013/10/04(Fri) 21時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 21時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

思うだけでそこに行けるなんて、ほんとに魔法だね。

[まずはルーカスから受け取った本を元の棚に収める。
同時に彼が言っていた「海に沈んだ都の本」>>79が無性に気になり始め]

時間が流れないなら、寄り道しても大丈夫、かな。

[自然と足が動き出す。ルーカスが示していたと思われる方向に向かって。]

(258) 2013/10/04(Fri) 21時半頃

【人】 探偵 オズワルド


 どこか痛くしたのか?

[呼吸や息づかい、鼻をすする音で声はなくともレティーシャが泣いているのは想像できた。
伸ばしてきた両手が届くように歩み寄って、頭の上に乗せていたルーカスの帽子をレティーシャの頭に乗せて彼女の頭を撫ぜる変わりとした。]


 ――、…レティ嬢。
 
[視線は下に向けたままだったが、私はルーカスとは違う足音が聞こえれば>>253顔を上げた。]

(259) 2013/10/04(Fri) 22時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

―2階 吹き抜けにつきあたる―

[オズワルドとレティと別れた後
本が整然と書架に収まる道をたどれば、開けた空間と地続きのここを区切る手すりに行き当たる。
二人はまだ壁側にいるだろうか。
三人でポーズを決めた瞬間を思い出し含み笑う]

ふむ、ずいぶんと散ったようだが。

[手すりに凭れて階下を望む。
ラルフの姿が見えないから。
先刻話した本でも探していると良いなと。

そう思うのは画家の卵ときいただけ。
彼が描く様をまだ見たことがないから]

(260) 2013/10/04(Fri) 22時頃

【人】 新妻 カトリーナ

―サロン―

[グロリア達との『お茶会』は、彼女の心を少し慰めた。
ボリスと同じく、気軽に紅茶を飲める育ちではなかったので、綺麗な白磁のカップに注いだのは白湯だったが。

月を映せばシルバーティーだと、お洒落な事を教えてくれたのは誰だったか。
田舎娘には、そんな発想も出て来ない。]

(261) 2013/10/04(Fri) 22時頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 22時頃


新妻 カトリーナは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 22時頃


【人】 石工 ボリス

-サロン-

でも、オレこんな美味しい菓子なんて、
生まれて初めて食べたッス。
頬っぺたが落ちるかと思ったッスよ。

[ポリポリとつまんでいる。急に饒舌になった。
やはり、壁を作るものの、本質的には人恋しいのだ。]

奥さんとか料理上手そうッスよねー。
オレなんて、まともなもの食べてないッスもの。
そのへんで取った野草とか野犬とか……。

[ただ、致命的にデリカシーがない。
人付き合いなんて、まともにしたことがないからだ。
カトリーナに食べ物の話題をふるなど。]

(262) 2013/10/04(Fri) 22時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

私はやはり態度が偉そうなのだろうか。

[本を渡した折りに>>85
返されたぎこちない笑みを思い返し、
しょぼんと音がつきそうな感じで眉を下げた]

ああ、でも。
絵を描く気が出ると好いのにな。

[薦めた海底都市の本。
見る人が違えばどんな風に描かれるのかと。
そんな夢想と共に、彼が筆をとることを望む]

いるうちに頼めるといいのだが…

(263) 2013/10/04(Fri) 22時頃

【人】 双生児 ホリー



 あ、オズワルドさん…とレティーシャ。

[物音の響いてきた方へ歩みを進めれば。
ランタンの仄かな灯火の向こうに見えたのは、
オズワルドと、レティーシャの姿]

(264) 2013/10/04(Fri) 22時頃

【人】 双生児 ホリー



………。………。

(265) 2013/10/04(Fri) 22時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[「海に沈んだ都の本」。
やがて手にしたそれをそっと開く。途端に幻影が目の前に現れた。

輝く太陽を頂いた大空の透き通る青。汚れを知らぬ海面の明るい青。
海の底、死した都は黒々と横たわり、ひどく暗く冷たい青に覆われている。

知らず感嘆のため息が漏れた。
手を伸ばして…手が色のカーテンを突き抜けるのを見て苦笑した。]

(266) 2013/10/04(Fri) 22時頃

【人】 双生児 ホリー

 
 
 オズワルド…レティーシャに何を?


[見覚えのあるような帽子を頭に乗せた
レティーシャは、何事かあったような様子に見えて。
慰めるかのように頭を撫でるオズワルドに、
オズワルドを追いかけてサロンを出る際に涙ぐんでいた
レティーシャの様子>>99>>102と、
先程の、走っていたような足音と物音を思い出せば。

じと、と問いただすような瞳を向けた]

(267) 2013/10/04(Fri) 22時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[僕はもっと世界を見たい。

空と風の色、月と星の光と影、うつろう水の表情を
写し取り、残し、伝える。納得のいくまで。]


でも、このままだと
怒り狂った借金取りの手で僕自身どこかに売り飛ばされるか
どこかの川に浮かぶことになりそうだ。はは、は。

[一生馬車馬のように働いても返し切れないことは明らかだからもう笑うしかない。
ひきつり笑いが空ろに木霊した。]

(268) 2013/10/04(Fri) 22時頃

【人】 新妻 カトリーナ

ああ、おらもこんなに高級そうなんは初めてだぁ。

[地域は違えど、田舎出身という事で、ボリスには勝手に親近感を感じていた。
料理の話題になると照れ笑いをして]


嫁さ行くって決まってから、修業しただよ。たくさん作ったのを食べてたら、こんなんなっちまっただ。


[自虐的に笑う]

(269) 2013/10/04(Fri) 22時頃

【人】 掃除夫 ラルフ


いや笑ってないで魔女を探して…
いやいやいや今は画材の方が先だった。

[強いて本を閉じ元に戻すと、画材を求めて再び歩き出す。]

(270) 2013/10/04(Fri) 22時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[私はひゅうひゅうという呼吸を繰り返しながら、訳も分からず泣いていました。
オズワルドの声にも答えられません。
頭の上のやわらかな感触は、ルーカスの帽子でしょうか。

……私はオズワルドの服から手を離し、自分の服の裾を握りしめる事にしました。

小さな足音のあとの、ホリーの声。
私は袖で頬を拭い、帽子のつばの下から彼女を伺いました。]

(271) 2013/10/04(Fri) 22時半頃

良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 22時半頃


【人】 新妻 カトリーナ

……今のは笑うとこだべ?


[付け加えた。
もう泣きはしない。
『泣いても痩せる訳じゃない』から。]


犬は赤いのは良いけんど、茶色はまずかったべな。
野草はおらも良く天ぷらやお浸しにして食べてただ。
ここは、夢みたいにお洒落で、そんなのはないけんども。

(272) 2013/10/04(Fri) 22時半頃

【人】 探偵 オズワルド

― 2階 ―

[私は、ホリーに在らぬ誤解をされたわけではないと言う事に安堵しつつ、]

 私の可愛い依頼主が
 転んでしまったのだよ。

 助ける事が出来なくてね。
 結果、泣かせてしまった…
 

(273) 2013/10/04(Fri) 22時半頃

【人】 石工 ボリス

オレ、母ちゃんもましてや奥さんなんていないッスから。
自分以外の人が作る料理なんて、しばらく食ってねぇス。

やー、旦那さんが見えなくなるほどやめられない、
止まらない料理なんて想像もつかないくらい
美味しいんスよねー!正直羨ましいッス。

[悪気はない。決して悪気はないのだ。
その証拠に、言い方も嫌みとかそんな感じではなかったはず。
ただ、致命的に頭が悪いというか、不馴れというか。]

家庭料理って憧れるッス。
奥さん、オレ羨ましいッスよ!!

[その証拠に、ボリスは一点の曇りもなく
キラキラした目でカトリーナを見つめている。]

(274) 2013/10/04(Fri) 22時半頃

【人】 石工 ボリス

味わうための料理じゃないッスもの。
オレ、身体壊したら唯一の取り柄もなくなるッス。
あれは料理じゃねぇッス。エサッス。

[やはり、微妙に自分を卑下しているけど。]

(275) 2013/10/04(Fri) 22時半頃

漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 22時半頃


【人】 新妻 カトリーナ

[ぱちぱちと瞬きを激しくする。]


羨ましい…?
そんなん、初めて言われただ……。


[ボリスの言い方には棘も蔑みもからかいもないから、頭が良い訳ではない彼女はその後の言葉を受け取って頬を染めた。]


上手くいかねえだな。
おらは、作ってあげたいのに亭主が出ていっちまって、
あんたは、作ってもらったのを食べたいのに嫁さんがおらん。
ここにキッチンでもあれば、魔女が来るまでの間、『ごっこ』してもええんだがね。


[無ゃーしね、と肩を竦めた]

(276) 2013/10/04(Fri) 22時半頃

【人】 双生児 ホリー


 ……え、転んだ? 

[オズワルトの説明>>237と、
助けられなかったのを後悔しているかのような口調に。
二人の姿を見た瞬間に脳裡を過った、
よからぬ推測の幾つかを、そっと心に仕舞いかけて]

 レティーシャ、大丈夫?
 …本当に転んだだけ、かい? 

[オズワルトの言う通り、泣いていたのだろう。
袖で頬を拭うような仕草の後、
帽子の下から此方をのぞくレティーシャ>>271に。
貴方は念の為、確認しようと、そっと問いかける]

(277) 2013/10/04(Fri) 22時半頃

【人】 新妻 カトリーナ

エサか、ほんだな、味わうもんでねえ。

[同じ感覚を味わう者同士、会話が心地良い。
ころころと笑った。]

けんども、そっからこんな立派に育ったんだぁ、
あんたは栄養を吸収するんが上手いんだべな。


[丈夫が取り柄なのはそれだけで素晴らしい。
田舎においては一番の条件だ。
彼女の夫は優男で畑など出る人ではなかったが。]

(278) 2013/10/04(Fri) 22時半頃

【人】 石工 ボリス

いやいや、「ごっこ」でもとんでもねぇスよ。
自分程度の人間、稼ぎもないし、身体以外の取り柄もない。
家庭料理なんて、夢見るべくもなかったんスよ!

[肩を竦めるカトリーナに、量の手のひらを突き出して、
ぶるんぶるんと全身を震わせた。とんでもないとんでもない、と。]

お気持ちだけ、そのお気持ちも大変勿体無いスけど、
ありがたく頂戴するッスよ。
料理が美味しいのは、ものすごく羨ましいッスけど、
人様の奥さんからなんて、そんなそんな……。
自分程度の人間は!

オレ、難しいことはわからないッスけど。
世の中って明るい人から挫かれるんスね。

(279) 2013/10/04(Fri) 22時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

―2階の吹き抜けから―

[見上げる天井は星が瞬く。
あれはきっと宝飾の輝き。
ぽっかりと浮かぶ月は止まったままの大時計]

ふむ、特等席といえばあそこか。

[姿見えぬ魔女の在処は想像に過ぎない。
月から視線をまっすぐおろせば、
ランタンの淡い灯りがサロンをやわく照らす]

…、…。

[階下の会話聞こえはしないが雰囲気だけを眺]

(280) 2013/10/04(Fri) 23時頃

【人】 新妻 カトリーナ

やんだあ、そげな立派なモンを期待しちゃあいかんべよ。
上等な人間じゃあねえのは見ての通りだべ。
おらだけ言葉も違うし、本読んでもわかんねえ言葉だらけだし!

[田舎娘特有の気安さで、突き出された掌をぱしぱし叩く。]


明るい人…?
どういう意味だべ?

(281) 2013/10/04(Fri) 23時頃

漂白工 ピッパがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(漂白工 ピッパは村を出ました)


漂白工 ピッパが参加しました。


【人】 漂白工 ピッパ

[空になったコーヒーカップ。
裕福でも貧しいわけでもない、平凡な暮らし。
その暮らしは愛すべきもの。そう、愛している。]

 屋敷の外って時間どうなってるんだろ?
 早いのかな、遅いのかな。止まってたりして。

[体に変化がないから、色々錯覚しそうになるけれど。
警察に捜索依頼なんか出ていたら、と考えるだけで]

 ……おもしろそう♪

[うきうきしてしまうのはどうしようもなく。
ただ、数日空けるかもしれぬと仕事仲間には伝えたが。]

 おやァ、若様。 ごきげんうるわしゅー?
 いい場所だね。

[階層などもはやわからねど、見つけた姿に声をかけ。
むかしむかし、不貞腐れた顔を思い出してか戯れる。]

(282) 2013/10/04(Fri) 23時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[ぼくとつそうなボリスとカトリーナ。
上から見れば楽しそうに映る。
上着を貸したグロリアはまだ足をさすっているだろうかと。様子を伺う視線はしばし彼女にとどまり。

彼女がこちらに気づくか判らぬまま
薄暗いこちらからあちらへと手をふりふり。
視野はどのあたりまで届くのだろう]

(283) 2013/10/04(Fri) 23時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 23時頃


漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 23時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[ややあって。
木炭やら絵具やらカンバスやら木板やら適当に見繕い、荷物と共にサロンに帰還した。]

あー。楽しそうだな。

[賑やかな様子にほっとして、隅の方に座った。
ひと気がする場所の方がやはり安心する。]

(284) 2013/10/04(Fri) 23時頃

【人】 石工 ボリス

んんん…………むうぅ。

[カトリーナに手のひらをパチパチ叩かれて、
調子が狂ったようにぬぬ……となる。だが決して不快ではない。
いや、それどころか少し楽しげではある。]

やー、難しいことはわからないッスよ。
なんか奥さん見てて、そう思っただけッス。
奥さんには難しい言葉が多いようッスけど、
オレはそもそもあまり文字が読めないくらいッスもの。

[肩をすくめた。]

(285) 2013/10/04(Fri) 23時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

やぁ、洗濯屋。
ご機嫌はそれなりだが、
先ほどまではそれはそれは面白かったぞ。

[べつだん向き直らず顔だけ向けて返す
若様の軽口へ返す代名詞は貧困だ]

そうだな。
なかなかにロマンチックというやつだ。

[見晴らしを促すように視線をやれば
ピッパの手にしたカップをみとめ]

なんだ、空かそれは。私の分はないのか。

(286) 2013/10/04(Fri) 23時頃

【人】 良家の娘 グロリア

[ピッパの言葉>>203にグロリアはなるほどと納得する態]

非日常な空間で
日常に触れられたからこその、安心だったのね。

[彼女の浮かべた笑みをみれば
綻ぶような笑みを浮かべて頷いた。
楽しみと締めくくるその後ろ背を見つめる。
白をまとう彼女が動けば珈琲と石鹸の香りがふわりと広がる]

ええ、とても、楽しみね。

[独りごちるように同意の言葉を紡いだのは少し前の事]

(287) 2013/10/04(Fri) 23時頃

【人】 良家の娘 グロリア

[クッションに腰を落ち着けたままあるグロリアは
借り物の上着をスカートの上にかけていた。
飲み干した紅茶のカップを絨毯の上に一度置く。
息をついて、暫くすればその手はまた自らの脚へと伸びた。
寒さを紛らわせるかのようにみえる、脚を撫でる仕草が繰り返されて]

――…、ん。
上着一枚でこんなにも違うのね。

[漏らした感想はその手触りからのもの。
スカートの上からでもはっきりとわかる傷跡も
上質な上着の生地ごしとなれば感覚は薄れている。
医師には消えぬだろうと言われた傷を魔女に消して貰おうとは思わない。
もし伴侶となる者を得ることがあろうとも、
その人は傷など瑣末と思うだろう。
重視されるはグロリア自身ではなく、家柄なのだと心得ていた]

(288) 2013/10/04(Fri) 23時頃

【人】 良家の娘 グロリア

寒くないとは言っていたけど……
借りたままでは申し訳ないから。

[近いうちに返せると良いと思いながら
上着の主の言葉>>185を思い返して目を伏せる。
そんな風にあったから、ルーカスが手を振る>>283には直ぐに気付けず
ピッパがルーカスへと話しかける声>>282を聞いて漸く顔を上げて
薄闇の中に人がいることを知った]

(289) 2013/10/04(Fri) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ホリーが戻っていないらしいことに眉をひそめるも少し待ってみることにする。
この図書館には危険はなさそうに思えた。

とりあえずボリスとカトリーナの楽しそうな様子を眺めて頬をゆるませた。]

(290) 2013/10/04(Fri) 23時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[私は……ホリーにもオズワルドにも迷惑をかけて、何をしているのでしょう。]

ど、ど、……

けほっ

[鈍臭くて、ごめんなさい。
どうして言葉が出て行かないの?小さく咽せた私は胸をさすりました。]


……ほ、本が、こわいの

お、お、おもい出すの、……や

[回らぬ頭と回らぬ口。私は自分でも何を言っているか分かりません。
なんだか、全身が重い……。
思わずしゃがみこんでしまいました。*]

(291) 2013/10/04(Fri) 23時頃

【人】 漂白工 ピッパ

[くすくす、返す言葉に笑う。]

 へぇ、面白いことあったのかー。
 それはしまったなァ。 何があったの?

[言いつつ、見下ろすのはサロンの様子。
こうして眺めているのも良いものだな、と考えつつ。
目が合うものでもいたら手を振ろうか。]

 全部飲んじゃった。 ――残念。

[へらり、悪びれる様子はない。
いるなら持って来ようか?と小首傾げて。]

(292) 2013/10/04(Fri) 23時頃

【人】 新妻 カトリーナ

[少々慌てたような様子が面白くて、ふふ、とまた笑う。
ここに来ても泣いてばかりだったから、笑えるようになったのはひとつの収穫だ。
夫がいなくても――生きているという事実。]


おら、明るいだか?
ばかって言われた事はあるけんども。
まあ挫けてここへ来ちまったけんど、願いが叶っておらが痩せたら元通りだべ!大丈夫!


[彼女は知らない。
夫が彼女に手を出したのは興味本位で、結婚の意思どころか恋愛感情すら抱かれていなかった事を。]

あんたもだか?
良かったあ、ここに来る人はみいんな本棚の本読んでるだで、みんな「読める」んだべな、って密かに落ち込んでたんだあ。

[真似っこして肩竦め]

(293) 2013/10/04(Fri) 23時頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 23時頃


【人】 探偵 オズワルド

[――本が怖いと、聞こえた。僅かに眉を寄せて。
しゃがみ込むレティーシャの手は、既に私の服からは離れていた。]

 …レティ嬢、少し休むといい。
 下へ行こう。

[私はレティーシャへ歩けるかいと手を差し伸べる。
ここでホリーはどうするつもりだと、視線を向ける。]

(294) 2013/10/04(Fri) 23時頃

【人】 石工 ボリス

本が好きな人には堪らないんスけど、
オレはからっきしッスもの。はやく願い云々して、
家に帰りたいッスよ。なんか、インクの匂いって落ち着かないッス。

[ここに来てから、ボリスはひたすらそわそわしていた。
あまり、居心地よく思っていないんだろう。
早い話が、カルチャーショックに苦しんでいるのだ。]

難しいことはわからないッスけど。
奥さんは、転んだら立てる人なんスね。
や、人と話す機会なんて生まれてこの方ほとんど
なかったから、何て言うのかわからないッス。

……楽しい…………って言うんスかね、これ。

(295) 2013/10/04(Fri) 23時半頃

【人】 探偵 オズワルド

[それから一度、膝を曲げて大き目の帽子を被ったレティーシャの顔を心配げに覗きながら、]

 レティ嬢。
 今じゃなくていいし、気が向いた時で構わない。


 私に、君にかけられた呪いについて教えてくれないか?

[私は小さな声でレティーシャにお願いをした。
それが叶うかどうかは、さてはて―――]

(296) 2013/10/04(Fri) 23時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

探偵とその助手と私の帽子とで
魔女の足跡調査をしてきたのだ。

[きゅっと見せるエアーポーズ。
帽子もないので伝わるかどうか。

悪びれる様子ないピッパが持つカップの残り香。
すんと鼻を鳴らして微かな珈琲の匂い]

…うらめしいぞ。

[む、と口先を尖らすものの。
面倒だからいいと提案を断る]

(297) 2013/10/04(Fri) 23時半頃

探偵 オズワルドは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 23時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

ところでだな。

[と、おもむろに話の腰を折り]

情けないことに、
私は君の願いがまったく検討つかんのだが。

[じぃと顔を見ても答えは見つからず。
奇遇にも――いや、情報源は同じかもしれないが。
この場所で出会った時には心底驚いたものだ]

(298) 2013/10/04(Fri) 23時半頃

【人】 良家の娘 グロリア

[楽しげな声が聞こえる。
話し相手が居るならばカトリーナも寂しさを覚えないだろう。
グロリアは荷を持ち戻ってきたラルフ>>284に会釈をしてから
ゆると立ち上がる。
円卓に空になったカップを置いて
探偵が寝ていた猫足のソファーへと向かう]

座り心地、確かめてみたかったのよね。

[少しばかり子供っぽい口調でそう漏らして
ソファーの片側に腰掛けて背を預けた]

(299) 2013/10/04(Fri) 23時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

 はぁ〜〜〜? 帽子ぃ〜〜〜?

[探偵と助手――は、おそらくオズワルドとレティーシャなのだろう。帽子、との言葉に間の抜けた声。

このエアーポーズは何かのパントマイムだろうか。
見える……私にも帽子が見えるぞっ などと念じつつ。]

 ……っぷ、
 で、足跡調査の報酬が、その決めポーズ?

[こらえていた笑いがこぼれおちた。
うらめしい、と言われれば悪戯っ子のように笑う。]

 後で飲んでみたら? 美味しいみたいだし。

(300) 2013/10/04(Fri) 23時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2013/10/04(Fri) 23時半頃


【人】 新妻 カトリーナ

そうだべなあ、ここは椅子もふかふかで気持ちいいけんども、馬草と土が無ゃーのは落ち着かねえべ。

[彼女も異質の自分を自覚していたから、願いを叶えて早く帰りたい気持ちは分かる。]

?転んで痛くってもぉ、すぐ立って洗わなんだら、よけえ痛くなるべ?

[彼女は言葉の裏を読めない。
文字通り受け取って小首を傾げ]

おらも楽しいだよ。
あんたがここにおってくれて嬉しいだ!

(301) 2013/10/04(Fri) 23時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[帽子だ帽子。パントマイムで形を示す。
見えずとも見ようとする友人の実直さが好ましい]

どうだ。良いだろう。
私と彼らの中でもうこのポーズは以心伝心だぞ。

[笑われても気にせずふふんと自慢して
珈琲の話にはこくりと頷く。
茶席を共にしたことなどないから嗜好は知らず]

…やはり。
知っているようであまり知らんのだな。

[微かな嘆息添えて話はそこに戻る]

(302) 2013/10/04(Fri) 23時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[笑みの余韻が残る中――ふいに投げられる問いに、そのまま宝石の空へと視線を置くこと数秒。

皆の願いはちらほらときいている。
しかし、自分の願いは話していない。
これはフェアではないのではないか、など思案の間。]

 ぁー、まぁ     ……笑うなよ。

[言い置いて、しかし暫しの沈黙。
不治の病を治しに来た友を前にすると、非常にバツが悪い。
言葉にするまでに、随分とかかっている気がする。]

               ……男に、なりたい。

[蚊の鳴くような声でつぶやく。
こんな小さな声で話したことはかつてないほど。]

(303) 2013/10/04(Fri) 23時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[臨む階下。
ソファーに座るグロリアの仕草は
いつもながらに一連の所作優雅に映るが
こころなしか楽しさも滲むようで。

けれど退屈そうなそぶりあれば。
彼女が気づいた折りには手招くだろう]

(304) 2013/10/04(Fri) 23時半頃

【人】 探偵 オズワルド

[私は、再び立ち上がり、レティーシャへ手を差し伸べながら、あいている方の手を頭の方へと持って行けば]


 いざ。

[そして帽子はないので、きりっ、っとした面持ちでポーズだけ決めてみた。これで少しでもレティーシャの心が解れるといいのだが。

おそらく見ているホリーには、私が変なポーズでキメ顔をしているようにしか見えないのが実に残念である。**]

(305) 2013/10/05(Sat) 00時頃

探偵 オズワルドは、メモを貼った。

2013/10/05(Sat) 00時頃


【人】 良家の息子 ルーカス

ん…?

[言いよどむ様子の友人は珍しい。
言葉紡がれるまで小首を傾いだまま停止]

…、…ん?

[聞き漏らしたわけではないけれど。
聞きとれなかったときの響きに似てしまう]

ん、む。

[ぐるぐると思案が巡る時間は長い]

(306) 2013/10/05(Sat) 00時頃

【人】 新妻 カトリーナ

[グロリアが席を立つ。>>299
田舎あるある話に退屈したのだろうか、と少ししゅんとするものの、「いてくれてありがとう」の意を込めて、丸い頭をぺこりと下げた。]

(307) 2013/10/05(Sat) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[わざわざ会釈をくれた黄金の髪のグロリア>>299
ぎこちなく礼を返してから
荷物を探って小さな木板と木炭を取り出す。

周囲をぐるり見、やや考えてから
板を膝に乗せ、その表面に炭の先端を軽く滑らせ始める。


この場所、この面々がいる空気を少しでも残しておきたかった。
古ぼけた木の板の表面に、サロンとその上の吹き抜けと、そしてそこに居る人々を形作る線が走った。]

(308) 2013/10/05(Sat) 00時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2013/10/05(Sat) 00時頃


【人】 石工 ボリス

……や、オレもよくわからないッスけどね。
難しいことはよくわからないッス。

[ぽりぽりと頭を掻く。ここまで他人から言われた経験はない。
どうラベリングしたらよいものか、よくわからない
感情が胸の中に渦巻いてきている。]

奥さん、オレさ。「本になりたくて」ここに来たんスよ。

[意を決したように切り出す。これが彼の「願い」。
どうやら、この男はカトリーナには心を開いたらしい。
ただ、この表現はかなり言葉足らずであるといえよう。]

(309) 2013/10/05(Sat) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

…、…。

[笑うどころか神妙な顔つきで。
友人の肉体を服越しじっくり眺めて、
それから自身の胸板を見下ろし]

…………

[明るい色の瞳と顔かたち。
無言のうちにじっと瞳に写し取る。
こんな風に外側を注視したことは無かったから。
以外と下睫毛が長いことをいまさら発見した]

好いた女でも居るのか。

[ふむ、と内へと落とし込む呟き]

(310) 2013/10/05(Sat) 00時頃

【人】 新妻 カトリーナ

だいじょぶだぁ、おらも難しいことはよく分かんね!

[口癖というか、言い訳というか、ボリスの口から再三出てくる言葉を「同じだ」と肯定して笑う。]

本、に……?

[身体をまじまじと見て]

そんな立派な身体だのに、何が不満なんだべ?

[相変わらず言葉の裏は読めない。]

(311) 2013/10/05(Sat) 00時頃

【人】 双生児 ホリー

―書架のどこか―

[答えてくれようとしたレティーシャが、
小さく咽せ、胸をさするのに>>291、心配気に眉を寄せて]

 レティーシャ、ゆっくりで、いいんだよ。

 え、本が…こわい?

 思い出すって……

[何をだい? 言葉を紡ぐのすらつらそうな様子に、
貴方は問いかけようとして、躊躇う]

 レティーシャ! 大丈夫かい?

[しゃがみこんだ少女を支えようと、
咄嗟に駆け寄ろうとするも、
オズワルトの手が差し出されれば、足を止めて]

(312) 2013/10/05(Sat) 00時頃

【人】 良家の娘 グロリア

[席立つ際、少ししゅんとしてみえたカトリーナ>>307
僅か驚いたように目を瞬かせる。
歓談の邪魔にならぬようにと席を外しただけではあったが
グロリアの行動に彼女が抱いた感情は別なのだろうと知れる。

彼女が頭をあげてから
同じように頭を下げて、そうして、笑みを向けたのだった]

(313) 2013/10/05(Sat) 00時頃

【人】 良家の娘 グロリア

[話す声が聞こえはするが内容までは意識せずに
一度は預けた背をピンと伸ばしてソファのクッションを撫でる。
寛ぐというには堅い姿勢。
それがグロリアにとっての普通であったから
よほど気が緩まぬかぎりはそう在り続ける。
男物の上着は皺にならぬようきちりと畳んで
膝の上へとやわらかく置いて]

お返しする相手は見つけたけれど――…

[階上へと眼差しを向ける。
ひらり、手が招くように動くがみえた>>304けれど
会話の最中と知れたから礼をするように頭を垂れるのみに止める]

(314) 2013/10/05(Sat) 00時頃

【人】 漂白工 ピッパ

 …、

 ……、

 ごめん、いっそ笑って

[神妙な顔つき。
沈黙に耐え切れず、声をしぼりだした。

苦し紛れに視線を彷徨わせる。
もしサロンのラルフと目が合ったなら、それでもなんとか口許にぎこちない笑みくらいはつくろうか。]

(315) 2013/10/05(Sat) 00時頃

【人】 石工 ボリス

やーやーやー、本当の「本」になりたいわけじゃないッスよ。

[ぶんぶんぶん、と否定する。
文字通り「本になりたい」という意味ではないらしい。
だが、言葉足らずではどう解釈されても仕方ない。]

オレも難しいことはわからないッスけど、
何でもえっらーい人は、本に書かれて、
いろんな人に読まれると聞いたことがあるッス。
死んで何年、何十年、何百年、何千年経っても、
いつまでもいつまでも、みんなその人のことを知っているッス。

[どこか悲壮な感じ。]

(316) 2013/10/05(Sat) 00時頃

【人】 双生児 ホリー

―書架のどこかー


 そうだね、少し…休んだ方がよさそうだ。
 僕も、一緒に行きます。

[問うようなオズワルトの視線>>294に、
こくん、と一つ頷きを返して。

レティーシャの顔を覗き込んだオズワルトが、
何やら話し掛けていたようだった>>296けれど、
小声でのそれは、少し離れた場所からは聴き取れずに]

(317) 2013/10/05(Sat) 00時頃

【人】 漂白工 ピッパ

 ……はっ?!
 違うし、そんなんじゃないし!

[慌てた口調。
図星というよりは、想いも寄らなかった様相か。]

 女の子にモテることは否定しないけどー……

 ……よく、思うんだよ。
 もし自分が、男だったなら、って。

[家族のこと、仕事のこと、友のこと。
よぎるものはたくさん。言葉はまた詰まるけど。]

(318) 2013/10/05(Sat) 00時頃

【人】 石工 ボリス

だから、オレは「本になりたい」ッス。
オレのことが書かれた本が欲しいッス。
みんながずっとずっと、読んでくれるような本が。

そうすれば、みんなオレのことを覚えていてくれるッス。

[パラフレーズすればこうであろうか。
「他人の記憶に、いつまでも残っていたい。」
素直にそう言えばいいのに、敢えて回りくどく
「本」なのは、そこまで頭が回らないんだろう。]

(319) 2013/10/05(Sat) 00時頃

ラルフは、上のピッパに気づいてちょっと手を振って見せた**

2013/10/05(Sat) 00時頃


【人】 新妻 カトリーナ

[小首を傾げたまま聞いていたが、最後まで聞いて、漸くぽんと手を打った。]

分かっただ!
あれだべな、聞いたことあるべ、伝記っちゅうやつだな!
あんたの本ならぁ、おらにも読みやすいんだろうなぁ。

[同じ目線に立てる彼の本なら。
偉人伝を捲った時のように目がチカチカしないで済むだろうと思う。]

素敵だべな。
こうやって、おらと話してることも書かれたら、おらも本になれるんだべな〜。

[まだ決まった訳でもないのに、両手で薄紅の頬を押さえて身体を揺らす。]

手料理に憧れてることとかぁ、
身体が丈夫なこととかぁ、
書いて貰うんだべな?
読んだらみんなあんたに会いたくなっちまうんだろうなぁ。
素敵だべ。

(320) 2013/10/05(Sat) 00時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

そうか。

[いっそと言われても笑わずに。
慌てぶりは勘ぐらず素直に受け取る]

そういうところはさすがだな…

[いちいち否定しない例を出すのに苦笑]

ふむ…

[言葉詰まる間。
手招きしたグロリアとしばし目が合う。
腰を上げず下げられた頭へ男は承知の目礼]

(321) 2013/10/05(Sat) 00時半頃

【人】 双生児 ホリー


 はい。

[レティーシャが、オズワルトの手>>305を取るようなら、
貴方は、少しほっとした表情を浮かべて、
傍に付き添うだけに留め。いざ、というオズワルトに応じ]


 ……??

[突然、変なポーズとキメ顔をしたオズワルトに、
貴方は、まるで、
人間の不可思議な行動を目撃してしまった子猫のように、
一瞬、きょとん、とした顔で小首を傾げ。
次いで、瞠られた夜色の瞳が、くるんと揺れて、
見たものを記憶するかのように、数度の瞬き]

[それでも何やら、少しだけ気持ちが和らいだようで、
二人の後に続いたのだったか]

(322) 2013/10/05(Sat) 00時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

これは、
君の願いを否定するわけではないのだが

[視線は友人へ戻らぬまま]

もし。
そうなら、

こうしてここにいないだろうし。
私と君はただの他人のままかもしれない。
と、思うとな。

君にとっては残念だが
私にとっては幸いだと、想ってしまうのだよ。

(323) 2013/10/05(Sat) 00時半頃

【人】 石工 ボリス

そうそう!その「伝記」!!
きっと奥さんも、いや必ず奥さんも出てくるッスよ。
へへ……オレに会いたい人が、会いたいと思ってくれる人が
でてきたら、オレはとても嬉しいッスよ。

[「願い」というか「夢」を語るこの男の顔は
ひどくキラキラしている。子どものように。
しかし、裏を返せばこれもまた「飢えている」証左。]

オレは奥さんみたいに「痩せたい」とか、
たとえば「金が欲しい」とかそういうのはないッス。
今は、今はこれでも案外楽しいもんッス。

[「今は」という言葉を言うとき、
糸目の端がぴくりぴくりと動いた。]

(324) 2013/10/05(Sat) 00時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[もしも友人が男なればと――
例えば傍目を気にせずに
例えばもう少し長く時を共有できたと
想わない事はないけれど。
わずかなボタンの掛け替えで、
失せてしまう可能性を惜しむ]

…私のひとり得だな

[交わす視線。
言外にすまないと滲むものは
魔女に願うほどの切実さがそこにあるだろうから]

(325) 2013/10/05(Sat) 00時半頃

【人】 良家の娘 グロリア

[グロリアは願いの詳細を語ろうとはしない。
問われる事があれば

  眠り姫を目覚めさせるために。

――、と眉尻を下げて綴るくらい。

御伽話になぞらえはするが
弟は姫ではないし、ただ眠るだけでないことも分かっている。
思い出して泣かぬようにするための口上がそれくらいしか思いつかなかった]

(326) 2013/10/05(Sat) 00時半頃

【人】 双生児 ホリー



[ほら、と貴方は思う]


[黒い髪と瞳でも。

この人は、アノヒトとは…こんなにも違う]


[そうして、少しだけ和らいだ表情と気持ちの底で、
響く声のあるのを、今は聴こえないふりをする]

(327) 2013/10/05(Sat) 00時半頃

【人】 双生児 ホリー


[……にゃあ、にゃあ…]

(328) 2013/10/05(Sat) 00時半頃

【人】 新妻 カトリーナ

ふふ、でっかいのにちまい子みてえだべな。
そうけ、おらも出てくるだか……。
おら、そんなすごい願い聞いちまったら、自分が恥ずかしいだ……。

[意思が強ければ、痩せられるのだ。
そうしないで魔女に頼むのはただの怠惰なのだ。]


「今は」……?


[じゃあ、過去は……?]

(329) 2013/10/05(Sat) 00時半頃

【人】 双生児 ホリー


[にゃあ、にゃあ、にゃーあ。

遠くの暗闇の中で、黒猫たちが鳴いているのに]

(330) 2013/10/05(Sat) 00時半頃

【人】 新妻 カトリーナ

今を大事に出来るのは良い事だべ。
その今を作んのに、今までよっく頑張ってきたんだべなぁ?

[ぴくぴくと動く目の近くの筋肉。
その内側の心は読めないけれど。
幼子にするように手を伸ばして、届く場所を撫でようとした。]

(331) 2013/10/05(Sat) 00時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2013/10/05(Sat) 00時半頃


【人】 石工 ボリス

うん……頑張ったッス。

[素直にカトリーナに撫でられるままにしている。
ボリスには親がいない。いや、親どころか親類すらいない。
今は石工として細々とやれているが、
そこに至るまで、どんな苦労があったのか。
それについては彼は決して語ることはない。
手、背中、肩―……言葉以上に雄弁に語ってくれる者がいるから。]

それに―……オレは「さき」が不安ッス。

[ポツリと漏らした。]

(332) 2013/10/05(Sat) 01時頃

【人】 良家の娘 グロリア

――…嗚呼。

[溜息に混じるように声が漏れる。

郊外にある別荘へと向かう馬車の中。
海を見たいから席をかわって欲しいと願ったのはグロリア。
弟は快く席を譲ってくれたけれど――。

それから間もなく聞こえたのは馬の嘶き。
ガタン、と大きく傾ぐ車体。
あがる悲鳴がより恐怖を感じさせた。
強かに身体を打ち付けて気を失ってしまったから
細かなことなど知れないけれど。

己の一言がなければ弟も眠り続ける事はなかった。
脚の怪我だけで済んだはずだったと、思い悔やむ]

(333) 2013/10/05(Sat) 01時頃

【人】 漂白工 ピッパ

 ルーカスに出会えないのは困る。

[わかっている。否定もされていないし、咎められもいない。
けれど拗ねた唇はつんととがって。]

 ……今までの自分を、否定する気はないから。
 男に生まれたかったわけじゃ、ないんだ。

 今でも毎日楽しいからね――

[やりがいのある仕事して、時折友と過ごし、裕福でも貧しくもなく、生活できている。
好いた女がいないなら、現状に何の不自由があろうか。]

 でも――… それだけじゃ駄目なんだ。

[困ったような笑みを浮かべ、友を見遣る。]

 あーぁ、もう一杯飲もうかなー。

[空のカップをふりふりと、空気変えるは成功するか。]

(334) 2013/10/05(Sat) 01時頃

【人】 新妻 カトリーナ

[彼女の背は低い。
精一杯背伸びをしても、頭頂部にまでは届かなくて、こめかみ付近を撫でた。]


「さき」は「今」の先にあるだよ。
さきになったら今は昔になるんだべ?
昔頑張って今楽しいなら、
今頑張ってるんだからさきも楽しいに決まってるだ!
…難しいことはわかんねえけんども!

[真似ておどけてみせる。]

本になって、会いたい人がわんさか押し寄せて、
そん中から料理の上手い嫁さ貰って、
きっとそうなるだよ?

(335) 2013/10/05(Sat) 01時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[拗ねの証を見るときばかりは微か目元笑う]

…そうか。

[困らせたい訳ではない。
向けられる視線、駄目との言葉に頷いて。
わざとらしく振られるカップの提案]

ちなみに私は
砂糖が小さじひとつ。
ミルクはなし。
よく冷ましてから出すのだ。
しかし冷たくてはだめだ。

[条件満載で乗ることにした**]

(336) 2013/10/05(Sat) 01時頃

漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2013/10/05(Sat) 01時頃


【人】 良家の娘 グロリア

[今尚、グロリアは後悔している。
己の我儘が一等大事な存在の運命を変えてしまった、と]

――…御伽話なら、口吻で目覚めてくれるのに。

[星空と書架に囲まれたこの場所に棲まう魔女。
その存在が、グロリアにとっては最後の希望。
それなのに、未だに会えぬままで状況は好転しない。

声が聞きたい。
話したい事は沢山あって
聞きたい事もそれ以上にあって
弟の優しい笑顔を思い出してグロリアはそっと目頭をおさえる**]

(337) 2013/10/05(Sat) 01時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2013/10/05(Sat) 01時頃


良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2013/10/05(Sat) 01時頃


【人】 石工 ボリス

[糸目の端が微かに光った。
この男には、家族なきこの男には生涯で初めての感情。
「温かい」―……]

怖い―…オレが死んでも誰も覚……

[そこまで言いかけて、くわっ!と仰け反った。
心が歯止めをかけた。「この先を言ってはいけない」と。
一瞬息が荒くなったあと、取り繕ったように笑顔。]

ああ、「さき」も楽しい…そう、そうッスね。
「本」になれれば、オレの「さき」は楽しいッスよ。

[それはまるで自分に言い聞かせるかのような。
この男は自らの「さき」に、何か怯えているものがあるらしい**。]

(338) 2013/10/05(Sat) 01時頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2013/10/05(Sat) 01時頃


【人】 新妻 カトリーナ

[彼女にはボリスの内側が見えない。
両親の愛情の下で育ってきた彼女には、ボリスを「理解」出来る筈もない。
ただ、笑みが貼り付く前の音は拾って、彼が仰け反った為離れた手を、自分の胸に当てた。]

あんたいくつだべ?
おらのが若く見えるけんど。
つまりな、あんたよりもおらが長生きすりゃぁ、おらはあんたが死んでも「覚えてる」人になるべ!

[抱えているものの大きさは知らない。
彼女はただ、あくまで能天気に、笑う。**]

(339) 2013/10/05(Sat) 01時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[短い言葉に透ける気遣いに口には出さぬ感謝を。
条件満載のオーダーを出されればふっと笑って]

 なにそれめんどくさーい。

[わざとらしく不満の色あらわ。
サロンへと向きを変えると、お前も来い、と言わんばかりにじっと見る。]

 不思議なポットで美味しい珈琲をいれてみせましょ。

[それは決してピッパが作るわけではないので、上品で問題無く美味しいはずのものであり――。
だってグロリアが紅茶をおいしい、と言ったから。
紅茶が美味と評されたなら、珈琲だってうまいはず*]

(340) 2013/10/05(Sat) 01時半頃

新妻 カトリーナは、メモを貼った。

2013/10/05(Sat) 01時半頃


漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2013/10/05(Sat) 01時半頃


【人】 双生児 ホリー


 レティーシャ、お茶はいかが。
 美味しいお茶とお菓子は、お薬よりも効く時があるって、
 母様がよく言ってたから…

[サロンに戻ったなら、
気休めにもならないかもしれないけれど、
レティーシャが拒まなければ、お茶とお菓子を勧めて]

(341) 2013/10/05(Sat) 01時半頃

【人】 双生児 ホリー

 
 あ、ラル…。………。

[その後、木炭画を描いているラルフ>>308の姿を
見つけたなら、私は、声をかけようと数歩近づいて。
邪魔をしたくないと感じて、立ち止まる。
もし彼の方から視線が合ったなら、微笑んで、
先程の感謝と、戻っていることを知らせただろう]

 ………。

[周囲や集う人々を見つめ、描き出すラルフのその瞳には。
自分には見ることの適わない、
どんな風景や人々の表情が映っているのだろう、
と、暫し想いを馳せていた]

(342) 2013/10/05(Sat) 01時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[おかしな私を気遣ってくれるのは、どうしてでしょう。

>>294 オズワルドの手を取って、私はゆっくり立ち上がりました。
まるで、すがるようで、みっともなかったに違いありません。
>>312 ホリーも、私を彼女のいるところに引き止めてくれるみたいに名を呼んでくれました。

私、お礼に渡せるような物、何にも持ってないわ……。]

(343) 2013/10/05(Sat) 01時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[オズワルドに顔を覗き込まれ、私は下唇を噛んであわてて視線をそらしました。
そんな探る目で見ないでください。

優しいって、干渉するってことなのかしら。私には分からない……。]

(344) 2013/10/05(Sat) 01時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ


[『魂は重い荷物だわ 私には重すぎるの』]
 
 

(345) 2013/10/05(Sat) 01時半頃

【人】 双生児 ホリー


[にゃあ、にゃあ、にゃーあ。

黒猫たちの鳴き声が、遠く遠くで、高らかに響く**]

(346) 2013/10/05(Sat) 01時半頃

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