218 The wonderful world
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なるほど、割と切実だな。
[消滅ってことは、向こうも命がけなんだろう。>>@0 その上、給料でももらってるんだろうか……仕事? そう思うと、同情の余地はあるのかもしれない。]
でも、負けるわけにいかないってのは、むしろ助かる。 こっちも遠慮しなくていいってことだからな。
[向こうが好戦的であれば、こちらもそれで応えればいい。 できるだけ人を助けたいのに嘘はないが、流石に命狙われてもそんなことが言えるほど図太くはない。
何より……ルール無用の戦いは嫌いではない。]
(14) pepaki 2015/03/20(Fri) 16時頃
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[が、次の言葉には吹き出した。]
だーかーらーさぁ!? なんでそうなるんだよ! ただの幼馴染だよこのやろう!
[別に自分としてはどうもこうも思わないが、そう見られていると、リンネに申し訳ない。 ……生き返ったらまたクレープ屋とか行ってみたかったが、自重したほうがいいのだろうか。]
(15) pepaki 2015/03/20(Fri) 16時頃
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……わかった。
[初めて、だと思う。 リンネにこんな風に言われるのは。>>18、>>19 どれほど苦しんでたかなんて、分からない。 どれほど悩んでいたかなんて、知りもしない。 それでもいい。]
オレがお前を助ける。 オレがお前を生かしてみせる。
死なせねぇ。
(44) pepaki 2015/03/21(Sat) 01時頃
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[正面の死神は問う。>>@2 どうなるか、知らなかったこと。]
……知らね。 成功したら生き返るんじゃないのか? それとも、遊ぶための嘘か?
[嘘だったら嘘だったで、全員殴り飛ばすのだが。 話からすると、死神はある意味、別枠の参加者。 恨むべき相手は、別にいる。]
……まぁ、なんであれやることは変わんねーよ。
[ノイズの出現を見ても、構えたまま、動かない。 いや、動けない。動けば、対応できなくなる。 自分が狙われるのはいい。リンネを攻撃されるのは、駄目だ。
迎撃する、しかない。]
(45) pepaki 2015/03/21(Sat) 01時頃
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……片方だけ? なるほど、嘘はついてねぇってか。
[死神は言う、今までと矛盾のないことを。>>@3 少しの後、笑みを浮かべる。 例えそうだったとしても、だ。]
言ったはずだ。やることは変わんねーよ。
[とにかく今を生き残る。それだけでいい。]
(61) pepaki 2015/03/21(Sat) 18時半頃
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まとめてきても無駄なんだよ……!
[顎の片方だけを大きくしてできる、刃。 一般的な刀と比べると逆刃になるが、突き刺し、裂くだけでも十分に威力はあるはずだ。]
何があっても、生き残る。 それには変わりねぇのさ。
(62) pepaki 2015/03/21(Sat) 18時半頃
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前向きにしか考えたくない性分でな。 オレはそういう奴なんだよ。なぁ。
……リンネ?
[聞こえてきた声に違和感を覚えて、振り返る。 隣まできて、絵筆を構える幼馴染。>>75 続く言葉と笑い声には、僅かに戦慄する。>>76]
……お前。
[甘かった。分かってなどなかった。 生きてくれる限り、守ればいいと思っていた。
でも、そんな悠長に考える時間などなかったんだ。 思い知った時には、遅かった。]
(85) pepaki 2015/03/22(Sun) 01時半頃
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[振るわれる、死神の鎌。 動くこともできず、ただ呆然と見ていた。 動けば、自分も巻き込まれてしまう。 リンネを止めようにも、なんて言えばいいのか、わからない。
それでも、カランと音がなり。 リンネの手から絵筆が離れれば。 考える時には、もう既に行動していた。]
……!
[振りぬかれる大顎は、鴉の胴体を掴み、引き裂いてゆく。 鎌のような刃は、サメの牙を折り、身を切り裂いてゆく。 ただ、捌き切れない。そんな折にサメに左手の顎を噛まれてしまうと、迎撃する手段が減り、身動きも取れなくなる。]
……ふん。
[それでも、笑みは浮かんだ。]
(86) pepaki 2015/03/22(Sun) 01時半頃
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[右手の刃で、左手の肘から先を切り落とす。 そうすれば噛み付いたサメは霧散する腕を持って離れていく。
新たに左手にも刃を精製し、振るう。]
リンネ。諦めんなよ。 生きたいって一瞬でも思ってくれたのならさ。 生きてくれよ。オレだってそれが望みなんだ。
目の前で死なれると……オレだって生きてけねー。
[それは、ひとつの意地。 自分がここに来た以上、自らに課すべき使命。 もう、誰をも助けられない、惨めな子供には戻らない。]
(87) pepaki 2015/03/22(Sun) 01時半頃
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[そうやってノイズを倒し終える頃。]
っ!?
[そのすぐ後、閃光。>>@7 目を開けた時には、死神の姿はない。
なんで、とどめを刺して行かなかったんだろう。 思い当たる余地もないが、考える気力も、そうなかった。]
……いってぇ。
[腕を叩き斬った痛みは多少残っていて。 すぐに座り込むしかなかった。
そして……暗転。]
(88) pepaki 2015/03/22(Sun) 01時半頃
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[目覚めた一室、そこはとても物事が早く進んでいた。 皆生き返るが、この街が消える? おっさんは生き残ったのに、死神になる? リンネがなにもかも、捨てる?]
考えるのはきらいじゃないけど、苦手なんだ……。 もっとわかりやすい話にしてくれよ。
[全部理解するのには骨が折れる。 というか、多分どれだけ考えても理解できないんだろう。]
(130) pepaki 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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[多分、願いと言われたら、理想をもとめたんだろう。 少し前なら、腕を取り返して……それから、なにか生き残ったんだから我儘でも言うと思った。]
でも、どうでもいいや。
[死神とか、消滅とか、願いとか。]
どーでもいいから……帰って家で、自分の腕で、飯食いたい。 戦いとか、サイキックとか、もう全部いらねー……。
……平和が一番だよ。
(131) pepaki 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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[あの日からいつもいつも、思ってた。 自分が何も守れないのは、その場にいなかったからだ、と。 だから、力を手に入れた時、心が踊った。 自分が何でもできるような錯覚に襲われていた。 もう、惨めに打ちひしがれることなどないのだと。
結果どうだ。 一緒に戦った人間は知らぬ間に死に、生き残った人間も、まともな人間としての生を捨てた。 幼馴染は死にかけたどころか、今までの全てを捨てるつもりでいる。
何もわかっちゃいなかった。]
(132) pepaki 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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考えるのは苦手なんだよ。
[人のことなんて、全然わからない。 何を考えているかなんて、まるで予想もつかない。
人を守れば、皆幸せだなんて思っていた。 でも実際、そんなもんじゃなかったんだ。 そんな単純なことじゃなかった。
どんなに強い力を持っても、どんなに戦っても。 人のことを救うなんて出来ない。]
(133) pepaki 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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でもさ、せめて。 一人くらい守れるように、猶予くれよ。
それだけでいいからさ。
(134) pepaki 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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こっちだって勉強で忙しいんだっつーの。 経験ゼロで仕事を探すとこからなんだぞー。
[そう愚痴りながら、彼女の肩を叩くだろう。 力加減は分からないが、そこは文句を言われても知らん顔だ。
なくなったものは戻らない。 手の感覚が戻った今も、時々所作に戸惑うことがある。 そこにあったはずのものじゃなく、そこに新たに作られたもののように、動かすのに手間がかかった。 初めは、絵なんて描いてる場合じゃなかった。 せっかく腕が戻ったのに、筆どころかペンや箸さえもつかめない有り様で、まともな生活に戻るのにさえ苦労した。 それでも徐々に慣れて、画家として活動する日を目前に迎えている。]
(136) pepaki 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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[結局、リンネに過去何があったかとか、わからないままで。 それでも、聞く気にはなれず、なぁなぁで放置していた。 時折、悩むことがある。それでいいのか。 それで、リンネは救われているのかと。 オレは成長しているのかと。]
……構わないだろ。今はこれで。
[少なくとも、自殺に走るような。 そんな精神状態でないならばいい。 生きたいと思ってくれているなら、それだけでいい。
いつか、オレも現実を見れるようになったら。 理想を、きちんと追いかけられるようになったら、その時は。]
(137) pepaki 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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どこでもない、今を、現実を生きている絵を、描いてみたい。
[いつか見た、父さんのように。]
(138) pepaki 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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―未来の一幕―
[大学を卒業して後……みんなが、それぞれの場所へ旅立っていこうという時より、少しだけ前。 仲の良い卒業生で、伊佐貫トンネルへ来ていた。]
「おい、ここ空いてんぞー。」
[仲間の一人がみんなを呼ぶ。そこには、普通の塗装のまま薄汚れていた壁があった。]
よっしゃ、やるか。
「おし、30分以内だからな!」
[そう言うと、各々画材を持ちだして、壁に落書きを始める。
ここでやるのは、最後の落書き。]
(153) pepaki 2015/03/24(Tue) 01時半頃
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[元々ここのトンネルは落書きが多く、咎められることも少なくなっていた。 だから学生の間では、よくここを利用してお互いの力量を比べ合う落書き合戦が少なからず横行していた。 大人たちも別段それを咎めることなく、間近で見て、評価していたこともあった。
卒業を機に、街から離れる連中も、目指してた夢を諦めて普通の会社員になる連中もいる。 そんな連中が、自分の存在を残したいと願う、悪あがき。 オレを含む夢を追う連中の、未来への門出。
決別と決意、子供から大人へなるための儀式。 学生としての、最後の絵描き。]
(154) pepaki 2015/03/24(Tue) 01時半頃
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「お前こんなトコでも風景画かよ。 もっと場に合うの描けって。」
「うるせぇよ!お前だって人物画じゃねぇか!」
「あれ、しかもこの子、あいつじゃね?一年下の。」
「横から口はさむなってんだよ!なに描こうが自由だろ!」
「微妙に上手いのがなんともなー。」
[みんな罵り合いつつも、笑顔で、楽しそうに、描く。 最後のやつもいる。自分だって最後なんだろう。 こんな風に、何も考えずに思いのまま描けるのは。]
(155) pepaki 2015/03/24(Tue) 01時半頃
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「テルは何描いてんだー?」
「ゴンベエのチビは親父さん目指すんだろ? 応援してるからよー。」
チビ言うな!ってかそのあだ名まじでやめろっての!
「いいじゃん、率直でさー。 で、これ何?人っぽいけど……羽生えたニンジャ?」
[オレがこの街に落書きしたのは。 あの一週間であった、得体のしれない死神たち。 そして、その中には黒幕のクレープ屋のアルバイトと……何度か肩を並べた、乱射魔の姿もある。]
(156) pepaki 2015/03/24(Tue) 01時半頃
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……この街に残しておきたいものだ。
「なにそれ?お前こんな知り合いいんの?」
「いつの間に知り合ってたんだよ。 っていうか、可愛い子は紹介しろよなー!」
やかましい!絵ぇ描いてろ学生だろうが!
[そんなふうな軽口を叩くが、ちゃんと描いた理由はある。 きっと、オレはこのままこの街だけにとどまりたくない。 いろんな世界を、生き物を、人々を、見てみたい。 そして、生きるものを描きたい。
何より、リンネを守っていたい。]
(157) pepaki 2015/03/24(Tue) 01時半頃
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[だから、この記憶は、このままにここに。 学生という肩書を脱ぎ捨てるように、置いていく。 あの死神たちにまた会う機会もあるのだろうけど。 その時は、別個の人間として。 オレ自身も、子供みたいなままじゃない、生を見据えられる大人になって、話したいと思うから。]
(158) pepaki 2015/03/24(Tue) 01時半頃
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「お、全員、おわったかー?」
オッケィ、写真にでも残して、退散しようぜ!
[その声を皮切りに、一斉にフラッシュが光る。 中々撮れずに手間取っているやつもいるようだが。
落書きした一角。 そこに置き去りにした思い出を、忘れることはないだろう。 だけど、留まることもしない。 新しい生活に、両手で拓いていく。 それぞれの未来を、描いていくから。*]
(159) pepaki 2015/03/24(Tue) 01時半頃
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