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委ねてもらえるようなら、私が――…
メアリーさんにご執心だったあの人に旅立ってもらう事にする、わね。
[そう、ヴェスパタインがそれを望むのか否かは分らないけど。
別れ、残される側は辛いものとの、妄執も女にはあって。]
ラドルフさんも――…
妹のメアリーさんが死病に逝くの知れば、
苦しみそう、ね。
でも、ラドルフさんは誰かをまだ選びきれて、いないわ。
それを見届けてから、とも想っているの。
……はい。
それで、構いません。
[手を汚さないことも卑怯かもしれない。
だけど誰を選べば誰が笑ってくれるかなんて
わからなくて。]
――…。
[ そう、誰に死を齎せば――…。
誰かが笑ってくれるかなんて、女にも分らない。
でも、今この人を選べないという人はいて――**]
生まれて来る朝 死んで行く夜
生まれて来る意味 死んで行く意味
あなたが生きている現在《いま》。
泣きながら生まれ
笑いながら歩み
どんな顔をして死ぬのでしょう。
「こんにちは、はじめまして!《Ich freue mich, Sie kennen zu lernen!》」
「わたしの 可愛いお姫様」
「握り返す手が愛しかった」
「あなたがどうか、幸せな道を歩みますように――」
「ご機嫌はいかがかな?《Wie geht es Ihnen?》」
「僕の 可愛いお姫様」
「笑う顔を見るだけで嬉しかった」
「お前がどうか、素晴らしい人生を送りますように」
嗚呼 Mutter, Vater...
私はあなたたちの願いに副うことは出来るのでしょうか。
ただ、産んでくれた事実は、"今此処に居る私"。
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―小さな教会― >>311
い、いや、いいんだべ。 っでいうが、おで、片目しがみえねぇし、そ、そんなに気にしなぐでいいだ。 あ、そうでなぐで、みっともなぐないだ。
[実際、見下ろすコリーンの表情がそんなによくよく見えているわけでもなかったが、雰囲気と仕草で、自分が悪いことをしているわけではないと悟った。]
……っでいうが……
わわわわ、だべ。
(384) 2010/07/06(Tue) 08時頃
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>>312 [コリーンの胸に手を宛てられると、さすがに焦って、でも、拒絶などもできるわけもなく、結局男はおたおたしていた。 そういった女性との接触などない男はそれだけで、こみかみと耳と目と頬と口と額がしゅーっと熱くなって、思わず鼻水が吹き出そうになって、必死に耐える。]
ああ、ああ、んだんだ……。
[なんか昔話を聞かせろには、ただただ頷いて、プレートをもって立ち去るコリーンの姿をぼおっと見送った。]
――……ず
[そして、立ち去ったあと、肘で鼻水を拭う。顔は真っ赤なままで……。]
手ぇ、洗えねぇだ……な。
[ぽつねん*]
(385) 2010/07/06(Tue) 08時頃
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墓堀 ギリアンは、再び思い出して、ぷしゅう**
2010/07/06(Tue) 08時頃
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 08時頃
あなたは、呪うの?
誰かを――…。
村の人々が噂するように、本当に。
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 22時半頃
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 22時半頃
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 22時半頃
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―教会―
>>407 [コリーンが出て行ってから、しばらくぼんやり座り込んで、頭を振って、立ち上がる。]
――…ああ、神父さんも、どっがにいっでしまっだだか。
[人気のない小さな教会は、それでも荒れたところはなく整然としていた。 本当はそろそろ墓をまた掘らなければならないんじゃと思ってもいたが…。]
ああ、そうだべ。棺、どれぐらいあるんだべ?
[男はふと思いつき、教会の外の倉庫に続く出口に向かう。 それを開けると、少し身体を縮こませながら、外の倉庫へ出た。
そして、教会の倉庫にあった棺の数に微妙な顔をしながら、また出た出入り口から教会内に入る。]
(415) 2010/07/06(Tue) 23時頃
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――…おんや?
[たった少しの時間だったのだけど、 そこには新たに来訪者がいた。
それは、教会のオルガンを弾く人で……。] >>407
(416) 2010/07/06(Tue) 23時頃
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>>425
ああ、いんや。 むしろ、仕事はアンタのほうだべ。
ただ、ごごはおちづぐがんな。
[そして、覗いているラルフにも気がつくと、ちょいちょいと手招きをした。]
続けてくでろ。
[セシルには止めないでいいという感じで。]
(427) 2010/07/06(Tue) 23時半頃
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>>431
ん?バチなんがあたらないだよ。 おでが当たらないんだがら、大丈夫だ。
[きょろきょろとするラルフに隣に座れと席を叩いた。]
オルガンをおでらだけで聴けるって贅沢だや。 ラルフも一緒に聴くだ。
(434) 2010/07/06(Tue) 23時半頃
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>>435
[そして、流れる音を聴きながらも、 かけられた言葉には神妙な顔をした。]
敬虔な信者なんかじゃないだべ。 ただ、
祈るごどぐらいしが、 できないがらな。
[人を殺した罪の…までは、いわなかった。]
(437) 2010/07/06(Tue) 23時半頃
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>>441 うんにゃ、ええだよ。
>>442 祈るという行為?うーん、そんな風にみえるだが。
[そう、男にとっては、それはよりどころなのだった。 敬虔などは関係ない。
ただ、過去、死んだ仲間や、自分が犯した罪や……。 それをそのまま、心に抱えていることが辛かった。
ああ、それは男だけではないだろう。 あの戦火に巻き込まれたものならば…。]
――…まぁ、でも、そんなごどはどうでもいいべ。 アンタのオルガンは綺麗だな。
[そして、見える目を閉じた。]
(445) 2010/07/07(Wed) 00時頃
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あなたは、死ぬのが、怖いの?
一人で逝くのが、残されて逝くのが怖い、の?
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>>444 [ラルフの声を聴けば、首をかしげて]
おま、何いっでるだが?
[もう一度発言を促す。]
(446) 2010/07/07(Wed) 00時頃
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あなたの傍には――…。
あなたを想う人がいたのに、……
あなたも、その人を想っていたのでしょ?
選んだ道は正しかったの?
[何処から聞こえた、
の哄笑に、漏れる呟き。
目の前には、永遠の眠りにつこうとするゴドウィンがいて――。
せめて、静かに、との思いが沸いて。]
[でも、人は弱いから――…。
狂気に堕ちても、その人を責められる事だろう、か。]
――…。
[誰も、皆、心に弱さを抱えているのだから――]
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>>447
ほぉん。 んなごど子供に言う母親も悪いけんども、 だったら、おまの神は母親だが?
[震えた手を見ながら…。]
(450) 2010/07/07(Wed) 00時半頃
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>>452>>454
神さまの決めたいろいろってなんだべ? どんな約束を破っただ?
なんだが、おまが何いっでっがさっぱりわからんど?
っでいうか、そんな風になんで神様のせいにしてるだ?
[本気で首をかしげている。]
おまは真面目に掃除しでた姿しが見てないど? こんなことって、みんなが病気になったごどが? それがおまのバチでなっただか?
おかしな寝ぼけ言ってるでね。 おまがそげに母親を嫌ってるのはわがっだけど…。
(457) 2010/07/07(Wed) 00時半頃
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>>460
? だがら、いちゃいけないって誰がいったんだ? さっぎがら聴いてるど、 おま、なんでそんなに卑屈なんだべ?
おまは、ちゃんと掃除するええ奴だが?
いまさら、母親から望まれてながっだどが、神様に嫌われてるだどが、他人に言ってどうすんだべ?
それに嫌いでない母親のごどをそんなに悪くいうもんでね。 おまの話聴いたら、みんなお前の母親は酷い奴としが思わんが? そう思ってほしいのなら別だどもな。
[命があるだけでも、貴い。 戦場で死んでいったものたちのことも思えば、 ラルフの言葉は、ただのあまったれにしか聴こえず……。 イラついた。]
(470) 2010/07/07(Wed) 01時頃
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>>468
――……
[薄く笑う様子にはない眉を寄せた。]
(471) 2010/07/07(Wed) 01時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2010/07/07(Wed) 01時頃
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