人狼議事


17 吸血鬼の城

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


小悪党 ドナルド! 今日がお前の命日だ!


【人】 執事見習い ロビン

>>203
逃げるな。

[トーニャの腕に手を伸ばした。]

君はこれを最後まで見届ける権利があるのだよ。

(0) leeha 2010/06/25(Fri) 23時頃

……っ……

[「喰わせたくないのならお前が喰うと良い」咬まれたときの言葉を思い出す。城主にドナルドを咬ませるのは確かに嫌だ。だけど、かといって友人を吸血鬼になどさせたくない――]


 どうする、ベネット?
 ……そうだな

 お前が其の男にうまく血を分け与えられたなら
 イアンは逃がしてやっても良いが。


[唆す為の囁きは、酷く甘く]


【人】 執事見習い ロビン

>>1
権利は権利だ。
それ以上でも以下でも無い。

故に、放棄することもできる。

……わかるね?

[地面を転がり、震えているようにも見える少女を、冷たい目で見下ろす。]

(4) leeha 2010/06/25(Fri) 23時頃

【人】 執事見習い ロビン

>>3
[足音を立てずに「白薔薇」に近づき、ベネットから取り上げた銀のナイフを抜く。]

君にコレをあげよう。

[セシルの膝元に、抜き身の銀のナイフを突き立てた。]

こいつの切れ味を調べたよ。
――…酷い切れ味だった。

こいつを持ってたのがド素人だっただけあって、材質はともかく手入れは最悪だ。

これじゃあ、「ヒト」は一撃では殺せない。

だが――…

[紅月を背にして、ニヤリと笑う。]

――…「吸血鬼」は別らしいな?

(5) leeha 2010/06/25(Fri) 23時半頃

……!?

[囁かれる、甘い誘惑。2人とも大切な友人で、どちらを選ぶこともできない。それに、約束など守るかどうかわからないではないか]

……それはつまり……ドナルドを眷族にしなければ、イアンさんも逃がすつもりはないと……そういうこと、ですか。

[漂ってくる甘い香りが 甘い 美味しそうな匂いが――喉が渇きを訴えている。ごく、と唾をのみこみ。そんなものでは渇きは癒えない]


 嗚呼、飲み込みの早い子だ。


[闇の底から湧く虚無
眷族の聲が其れを遮る。
城主は恐ろしくも妖しげな微笑を浮かべ、肯定を返す]


 お前のすべきことは一つ。
 ……わかるな、ベネット?

 ドナルドは永遠の生を得、イアンはここを無事に出る事が出来る。
 お前の望みどおりだろう?
 

[ドナルドは人としての生を失い
イアンとは恐らく二度と会う事も叶わなくなるだろうけれど]


【人】 執事見習い ロビン

[それだけ告げると、黒い薔薇はゆっくりと歩みを進める。その後のことは何も知る必要が無いと言わんばかりに。

 その剣で己の命を絶とうとも。
 「魔の血」と「祓い魔の定め」の狭間で苦悩しようとも。]

私の中で渦巻く全ての執着はもう終わった。

――…「白薔薇」。

後は好きにするといい。

[ゆっくりとした足取りで、城の中へと入っていった。]

(8) leeha 2010/06/25(Fri) 23時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[トーニャの言葉>>9に、一度だけ振り返る。]

好きにするといい。
「放棄」もまた、君に与えられた自由だ。

まして吸血鬼となることも、ヒトとして生きることも、私が君に決めるべきことではない。

そこから先は、君の自由だ。

(11) leeha 2010/06/25(Fri) 23時半頃

[頭がぼーっとする。だけど眷族の、城主の声はしっかりと耳に届く]

……そんなの、僕の望みじゃ……――


[囁く声音は甘く
惑わせるように優しく語り掛ける]


 お前の望みは、二人無事でいきること
 ……そうではないか?


[まやかしと
何より傍で香る強い血の芳香
狂わせるに足る其れ等を前に、果たして何時まで我慢のきく事か]


【人】 執事見習い ロビン

―城内・廊下―

[一歩を踏み出す度に、靴の音が鳴り、銀の首輪が軽やかに歌う。澄み切った氷の青はある一点を見つめ、眼鏡の間にある鼻は、血の臭いを嗅ぎ分ける。]

――…ああ。今宵はひどく愉快だ。

我はヒト、彼は眷属。
その壁は越えられぬ、その壁は越えられぬ。

ならば永遠の隔たりの中に己が身を投じよう――…

[2本のダガーを廊下に捨て、男は惹き付けられるように、ある場所へと向かう。]

(16) leeha 2010/06/25(Fri) 23時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―最上階へ―

[最上階、城主の部屋へと続く階段は、永遠に続く螺旋階段のようでもあり、牢獄に続く一本道のようでもある。靴音を鳴らして歩くのは、己の来訪を主に告げる為でもある。]

――…旦那様。失礼致します。

[恭しい言葉と共に、城主の部屋へと続く扉の前に立った。]

(22) leeha 2010/06/26(Sat) 00時頃

【人】 執事見習い ロビン

―城主の私室―

[淡く届く月明かりを背に浴びる城主の、妖艶にして儚い姿に、一瞬だけ目を細める。そして、再び彼は従者の仮面を被った。]

もう既にご存じかと思われますが。
――…ほどなくして「白薔薇」が散りゆきます。

元より薔薇は対なるもの。
その均衡は守られなければなりません。
尤も、「白薔薇」が眷属となった時から、その歯車は狂い、永遠にそれが戻ることはございません。

ですが――…「均衡そのもの」を戻すことは、できましょう。

[城主の目を、凍てつく氷の青で真っ直ぐに見つめる。]

(26) leeha 2010/06/26(Sat) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

>>26

[そのような戯言は、全て嘘。

 ――ただひとつの望みを叶える為についた、嘘。]

(29) leeha 2010/06/26(Sat) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

>>28
左様にございます。

私の血をもって、宴の終焉を。
私の死をもって、新たなる眷属を迎え入れる祝祭を。

この私の血がそれに敵うなど、考えるだけでもおこがましいですが――どうか私の血を、お使いくださいませ。

[祈るような姿勢で、城主の元に跪いた。]

(31) leeha 2010/06/26(Sat) 00時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

leeha 2010/06/26(Sat) 00時半頃


【人】 執事見習い ロビン

>>33
――…はい。
それが私の…まごうことなき、望みにございます。

[神秘的に広がる銀糸が己の視界を封じてゆく。
 顔を上げ、眩しそうに目を細めながら、ゆっくりとその首筋を伸ばした。

 どくりと心臓の音が鳴る。
 熱と、昂揚。

 ――死という名の悦楽が、今、己の頭上に降り注ぐ。]

(35) leeha 2010/06/26(Sat) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

悦楽を。死の恍惚を。どうか――…

[鍛え上げられた男の首筋に、城主の鋭い牙が刺さった。城主の牙は肩の筋肉を捕らえ、手は黒薔薇の動きの一切を封じる。]

………っ!

[血管や神経、そして肉を抉るような痛みと痺れの感触が強く走る。手足の指先から血の気が失われ、四肢や内臓からも徐々に血が奪われてゆくのが「分かる」。]

は……あ、ッ……

[口から漏れ出るのは、肉体から生命が漏れ出てゆくことを示す喘ぎ声と、熱い吐息。びくびくと指先は震え、絨毯を這う皮膚から触覚が消える。]

[やがて脳の血が少しずつ奪われ、視界がぐらぐらと揺れる。音も少しずつ聞こえなくなってくる。それから、空気の味もしない。]

[全身の血と感覚が奪われているにもかかわらず――男の下劣な性癖を示す男根だけは、黒いスラックスの下で、無遠慮にびくびくと暴れている。]

(39) leeha 2010/06/26(Sat) 01時頃

【人】 執事見習い ロビン

>>40
[城主が纏う衣に、手を掛ける。
 縋り、掻き毟るような動きをもって。

 肉に突き立った痛みは筋肉の上に広がり、組織を砕いてゆく。額の上には珠のような汗が滲み、歯をギリギリと食いしばって痛みに「堪える」。

 城主に無様に縋る己の手が、視界に入る。
 先ほどまでの色は失われ、青白く鈍い色をしている。血管が収縮し、血の量が足りなくなっていることも分かる。]

くっ……あ、あ……!

[生物として藻掻く。
 だが、その藻掻きが堪らなく愉快だ。
 生きている。生きている。己が「死」を迎えるその瞬間まで、この肉体は生きているのだ。]

旦那、さま…… !
いけません、そんな汚いものに触れられては……っ!

[脆弱にして貪欲な肉の塊に、城主の手が添えられた。それは予想外だったのか、羞恥と悦びが入り交じった男の「言葉にならぬ声」が、城主の私室に響き渡る。]

(43) leeha 2010/06/26(Sat) 01時頃

【人】 執事見習い ロビン

>>45
っく……あああ!

[肉を突き刺す痛みと、情欲の塊を滑る手の感触に、無遠慮な叫び声を上げ、己の内に残された最後の熱を上げてゆく。]

だん、な……さま……っ
ああ、私の血も肉も……

……全て貴方様のもの……

[神経の上を走る電気的な感触がよりいっそう強くなる。その感触が酷い痛みに変わる――血を失ったせいか、肉を穿ち苛む牙のせいか――己の身体に走る痛みを緩和する「防御壁」は、もはや無くなっていた。

 痛みと目眩が脳に響く。視界は明滅し、銀糸の渦は闇色に染まる。]

……い、き、ま…… す

[掠れる声を上げ、ビクン、ビクンと身体が2回跳ねる。
 精液を噴き上げる瞬間と、男の肉体の一切が動かなくなるのは、ほぼ同じ刻であった。]

(47) leeha 2010/06/26(Sat) 01時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

leeha 2010/06/26(Sat) 01時半頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

leeha 2010/06/26(Sat) 01時半頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

leeha 2010/06/26(Sat) 01時半頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

leeha 2010/06/26(Sat) 01時半頃


【人】 執事見習い ロビン

―最上階―

[食われた男の肉体は、影に運ばれ棄てられる。
 そこに祈りは無く、弔いの鐘も鳴らない。

 ――…それは男が望んだ死の形。

 もしこの場所でこうならなければ、
 薄汚れた街の片隅でこうなっていただけの話。]

[彼の肉体は何処に行くのかも分からない。
 まして魂などどこにも在りはしない。
 ただ、死んだ肉体がそこに在るだけなのだ。**]

(51) leeha 2010/06/26(Sat) 01時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

leeha 2010/06/26(Sat) 02時頃


 ローズマリー


[妹と呼び愛でていた娘へかける聲
海の泡と消えてしまうのだろう、そんな予感を胸に抱きながら
名を呼ぶ]


 お前も――食事に来るが良い。
 よもや、彼女らを逃がそうなどとは、言うまいな?

 同族喰いは、避けたい所だが。


[嘗て白薔薇達に迫った選択と、似ている気がした。
万一ひとの娘を助けたいと思うなら
代わりにその身を差し出せと。
さて、その後の話はまた後ほど語る事としよう]


 ――この世ならざる世界で――

[それは薔薇のかぐわしき香を漂わせ、
かつての薬売りが傍ら、
毒華のさいていようとも、躊躇うことなく歩み寄る。
白手袋を外せば、襟ぐり掴みあげて平手を一発、頬へ]


 ―――さて、あなたの為された所業の数々、

      どのように詫びていただきましょうか?




[ふと、気配を感じ、振り向くと、白薔薇。
 いや、白薔薇と呼ばれていた、かつての同胞というべきなのか。]

 セシル……

              ――?!

[そして、いきなり頬を張られ、しばし茫然と……。]

 ――……侘び?

[思い出すのは、なぜ、庇ったかと詰め寄られた記憶。]


[一度見遣れば、手袋をはめなおし]

ああ……
貴方はなにもわかってらっしゃらない。
何も知らずに、人をこれだけ好き勝手するとは対したものですね。

フロレスクの名で私を抉り、
血を吸った上に勝手に慰みを施して、
その上、私を勝手に生かした挙句、自分ばかりは自死も同然。
罪悪感の自己満足で亡くなられたのでしょう?

人を殺す罪と 人を生かす罪と 

ねえ、どちらが罪深いのでしょうね?




[茫然としたまま、彼の言い分を聞けば、段々と、表情は厳しいものになる。]

 ――……そんなつもりは……。
 生かす罪……だと?

[その言葉を聴いて、またしばし考え込む。]

 ――……君はやっぱり、死にたかったのか……?


執事見習い ロビンは、薬屋 サイラス>>-73、うらやまけしからん!w

leeha 2010/06/26(Sat) 03時頃


執事見習い ロビンは、よし、そろそろ鳩に移動しようそうしよう。

leeha 2010/06/26(Sat) 03時頃


[その問いかけに眇められていた眼差しを、
 投げやりに華やかなあの微笑みにかえれば]

 あなた、私の恥を暴かれておいて――
  今更そのようなことを問うのですか?

[白き薔薇は、その鈍感さに呆れたようなため息を]




[微笑みとため息に、目をそらす。
 彼がフロレスクとして、目覚めることをどこか期待していたのかもしれない。

 いや、その覚醒を男が見ることはなかったのだが…。]

 違う、恥を暴いたわけじゃ……。
 いや、でも、




               すまない。

[目は見ないまま]



[目をそらすのなら、その指先は頤へ]

 たとえ
 あなたがそんなつもではなくとも、なしたことは変わらない。

 
 それに
 だから、よいと……

 ―――吸血の快楽に浸された身の、私なら
 私にならなにをしてもよい、と思ったのでしょう?

[その双眸を青はどこまで追って]



[視線を感じて、チラと視線を戻す。
 貌を掴まれると、苦しげに呼気を整えようと…。]

 そんなことは……あのときは、自分は……

[そうあの時、吸血の魔族になったとき、
 自分からなかったもの、そしてあふれ出していたもの。
 それは、理性と、欲望と……。]

 ――……ッ

[認めざるえない感情にやはり目を伏せる。]

 そうだ、そうだな、
 自分は、君が………

            欲しかったんだ。

[最初に見た蒼穹、そして、フロレスクであるという事実。きっとその時から、彼には特別な感情があった。]



[目を伏せたそれからは、触れた手を離して、
 白薔薇は断罪者の如くそれを見下ろすように]


 ―――…なんて、罪深いこと。


 あなたはつまり、自分の欲望を魔の本性と挿げ替えて、
 己自身をも騙そうとしたのではありませんか。

[青はその眼差しを狭める]

 そのその事実から目を覆い、逃げたのでしょう?
 己の本心を認めたく、なくて。

[足元には広がるは、棘持つ白薔薇、漂う薔薇の香気]




[己さえも騙して、の言葉にはっとするけど、
 また眸を閉じて…]

 ――……

[否定はできず、でも肯定をできる強さもなく、
 ただうなだれた。]



[沈黙が返れども、
 白薔薇は容赦なく断罪の言葉を紡ぎ続ける]


 そして逃げ出したまま、命をも投げ出した。 
 あれはあなたが施したもの、なのでしょう?
 ――…責任でもとったつもりですか。


 さぞ、満足でしょうね。
 醜い己自身の欲望と向き合うことなく、綺麗に死ねたのですから。
 
 ――…あなた自身は、私にフロレスクたる汚辱と、
 己の浅ましさと、向き合うことを強いたというのに。




[白薔薇の呪うような言葉は止むことなく、
 逃げ道を塞ぐように己を責めてくる。

 否定はやはりできず…だからといってもう、為してしまった業にどう応えていいのかもわからない。]

 ――……そうだな。
 吸血鬼たる自分からも、逃げたかった。


[認めるといった口調で、深く深く息をついて、


 やっと、逃げてはいけないのだと、その眸に向き直った。]

 ――……で、君は私に何を?
 君の怒りをどうすればいい?

[じっと、乱れた髪の向こうから彼を見つめる。]



[揺らがぬ白薔薇とて裁く立場になどあろうはずがない。
 けれどその言の葉は止まず]

 己の欺瞞もお認めなさい。
 ――…本当に、救いがたいこと。


[しばらくして、その沈んだ色が向き直れば、
 向けられる問いに、ただ、問いを返して]


 赦されたいですか?
  ―――それとも、償いたいとでも?


[そして自らの言葉に微笑う。
後者もまた罪悪感よりの欺瞞に過ぎないだろう、と蔑むように]



[白薔薇は開放しないとでもいうように問いを問いで返して……。

 そして、赦されたいか、償いたいか、と訊いてくる。]

 赦されるのか?
 ましてや、償えるのか?

 君は私をどうしたい?
 私は君に何ができる?



 いや、きっと、何もできない。

 だが、一つ確かなことがある。

 これだけ言われてもなお、私は君を……救いたいとも思う。

[まさに欺瞞……。]



[それは噴き出すように笑って]

 ははッ っく……

    ――……ああ あぁ……

[白薔薇が胸の薔薇を手にすれば
 その棘持つ枝葉が、目の前の者を打たんと振り下ろされる]

 なんという傲慢、欺瞞。
 あなたの罪悪感に付き合えとでも?
 そんなものあなたの自己満足でしかないでしょう。

 だいいち、
 何も出来ない者がどのように私を救うというのですか?

[静かな怒りの滲む眼差しが、見据えて]



[笑う白薔薇、振り下ろされる白薔薇、
 それが貌を打って、目の下に引っかき傷を作った。
 じわり、と染み出す赤い色。
 瞬時は目を伏せたけど、それでもまた開いて……。]

 そうだ。
 自己満足で、欺瞞かもしれない。

[打ち下ろされた白薔薇を拾い上げる。]

 でも、放っておけない。

[白薔薇を眺め、その棘に指を押し当てる。
 指先は切れて、やはり赤いものが滲む。]

 薔薇は、棘が痛い。だけど、


                  美しい。



[染み出す赤に打ち捨てられた薔薇を男が拾う、
 清廉な純白を侵す1滴の あか ]

 ――それは、

        今度は私に――
        憐れみでも施すおつもりですか?



 あの、娘に与えたように。

[気高き白薔薇の棘が、
 男の指先を傷つけるをただ目を狭めて、見る]




 ――………。

[憐れみを施す……その言葉は、また心のやわらかいところに刺さる。

 どうすればいいのか  わからない。



 きっと、このまま抱きしめたとしても、
 彼は、なお、閉じこもるだけじゃないだろうか。]

 ――……君に与えられるものはあるのだろうか。
 いや、それを考えるのも欺瞞なのか?



[それでも白薔薇を打ち捨てない。**]




 沈黙は肯定なのでしょう。
 ―――実に愚かな偽善、ですこと。
 
 憐れみだけでも赦しがたいというのに、
 ましてや唯一ならざるものをこの私に――。
 
[気高き白薔薇は、
 その自尊心を害すことを、許さず]


 何故、私に与えたいなどというのです。
 ―――傲慢な。


[偽りを許さぬ、青はただ静か**]


[何を言っても、態度が崩れない。
 段々と、本当にどうしていいかわからなくなる。

 いっそ、放っておけばいいのか、と、思うけど、
 それだけができなくて……。


 なぜだ、と考えて……。
 またその姿を見て……。]

 ――……そうですね。
 君に何か与えてあげよう、とか、無理かもしれない。
 だけど……。

[そこまで言いつつ、言葉に詰まる。]



[与える、その言葉に眉根を顰め、
 迷うような沈黙と揺れる視線に、苛立ちをまた誘われる]



 理由も言えぬとは、
 つまらないこと―――己の意思もないのですか。

 はっきり仰いなさい。
 いまだ己の浅はかさを認めがたいのですか。

[白き薔薇は飽いたように眼差しを流す]




 ――…だから、憐れみとか、そういう気持ちじゃないんだ。

[そして、はっきり…といわれ、向き直り……。]

 憐れみじゃない、
 護ったのも、そして、君に、あんなことをしたのも。



 私は、君を……。


               愛してるから。



[白薔薇は重たげに、
その睫毛を瞬かせながらゆるやかに首を傾いだ]

 ――……ああ、

     ああ、なんて都合のよい言葉。


[男を覗き込む白薔薇の双眸は濡れて]

 あなたはただの欲望に、
 そのような名を付けるのですね。
    ―――よいでしょう、ならばそれが違う、と。


   証明して差し上げればよいのでしょう?


[両の腕は男の首に絡められて、薔薇は微笑む]




[白薔薇の手が首に絡んで…
 そうか、絞めるのかと思った。]

 ――…ただの、欲望じゃな  い。

[否定の言葉を絡みつく前に吐き出して……。
 そのまま、濡れた眸を見た。



 そう、
 瞬時に護ったのも、最初に欲しくなってしまったのも…もうそれしか理由が浮かばなかった。]



[絡んだ指先、一度だけ力が込められると
その指先は掠めるように這わせながら背へとまわされた]


 ――お黙りなさい。


[白き薔薇の口唇、口付けは甘く
 されど情欲を煽るみだらなもの――離れて、吐息を零せば]

[消えない憎悪、それはただ欲望に踊らされるを暴かれたが切欠――男自身はそれをごまかしているというのに。それは同属ゆえの嫌悪にも似て]

 
 ならば、あなたも貴方の言葉を証明なさい。

      ……私は貴方の浅ましい姿が見たいのです。


              [薔薇はその執着の名を知らず]




[その指先は首に食い込むが、すぐに離れ、悩ましげに身体をすべって…

 その指先を目が追った時、口唇が濡れる。]

 セシ……

[黙れといわれて、でも黙る意思の前にそれは塞がれて……目は一瞬見開かれる。]

 ――……

[そのまま、抵抗などするわけもなく……。]




[証明しろといわれて、目を細める。
 もう二度、戯れた躯。離れた口唇をまた追いかけて、押し当てた。]

 ――……

[沈黙は肯定。
 そういわれるまま、無言で……。




              欲望の牙を見せて…。**]


執事見習い ロビンは、手作業しつつまったり参加中。しかしごはんが炊けてしまった。

leeha 2010/06/26(Sat) 21時半頃


執事見習い ロビンは、>>-356

leeha 2010/06/26(Sat) 22時頃


執事見習い ロビンは、にゃー。

leeha 2010/06/26(Sat) 22時頃


[不意に城主の聲が響きます。
呼ばれた名は私が人であった頃の響き。
私のローズ、と慈しんで呉れた名残は感じられません。
感傷的になっていた心が冷静になってゆくのを感じました]

私はドナルドの血を頂いたばかり。
今は渇きなどありません。

貴方はもう私に興味などないのでしょう?
貴方の寂しさ、私には埋められないのですよね。

愛しいお兄様……
私に時間と慈悲を与えて呉れてありがとう。
――…お別れ、です。

[客人の事には触れず、
必要とされなくなった私は幸せを願った魔性に
別れを告げたのでした]


執事見習い ロビンは、あれ。じゃあ延長は1回ということなのかしら。

leeha 2010/06/26(Sat) 23時半頃



[追いかける口唇が重なる、
それはかつての官能の記憶を呼び覚ます。
冷たい熱が甘く溶けて重なりゆけば、薔薇の香は漂う]


[布を噛んで押さえ、手袋を外す、
   その指先は男の胸元を弄り――触れたのは刻印
  がりと爪を立てる 欲望が迫る 目元だけで微笑えめば]


  ――――……ん、  ぁあ……



 [咥えた手袋は落ちる]


[白き薔薇はその執着の名を知らず、
されど男に標した刻印は決して消えることはない]



[甘美なる地獄に、救いがたき魂がふたつ 

  行為を愛と呼ぶ者 行為を欲と呼ぶ者

    薔薇の褥に、艶やかなため息は、零れる――**]


執事見習い ロビンは、薬屋 サイラス、無理しない範囲でわくてかしながら待ってます!眼福ー。

leeha 2010/06/27(Sun) 20時頃


 ――…何処へなりと、好きに行くが良い
 お前は……自由だ。


[低く暗い音
彼女の聲に漏らした音
興味が無いと
埋められぬと
其れは城主自身にもわからぬ事
答えは其れだけしか返せなかった]


 
 私の愛しいローズは――泡と消えた
 そう、思う事にしよう。
 お前の墓は作らぬ。


[ざわ、と風が森を騒がせる。
何時しか霧は弱く薄く
魔の結界はとけて消えた。
喰らってしまうぞと脅しにも屈する事の無かった彼女は
何処まで行くのだろう
もう人には戻れぬ其の姿で。
霧の先を見通す事は、出来ない]


 この黄昏の向こうは……別世界
 あの者とて、数十年か数百年もすれば戻ってくるだろう

 此処より先に
 ひとの住処には我等は立ち入れぬ。
 我等が城に、人が足を踏み入れられぬと同じように

 永遠を願うひとと、終幕を求める魔と
 決して双方が相容れることなど、無いのだ


 ベネット
 私の大事な息子よ

 外を眺めるのは、止めてしまえ。
 黄昏の色も周囲を再び閉ざす霧も
 我が力続く限り、永遠に変わる事など無いのだから


 この城にいる限りは
 お前を怯えさせている魔物狩人も
 獣たちも
 誰もお前を傷つけることは出来ぬ。


 ――そう、私以外には……な


【人】 執事見習い ロビン

黒い子猫が主人の夜着に爪を掛け、前足を引く。
夜着の繊維がぷつりと音を立て、猫の爪がその存在を主張した。

猫は常に気ままであった。
城の隅々を駆け回り、書庫に眠る本の隙間をすり抜けてはバサバサという音を生み出す。飾り棚の上に登ってじっと天井の一点を見つめ、じっと動かない時もある。時に日向でぼうっと過ごし、時に拷問道具の倉庫で眠り、城を我がもの顔で闊歩している。

外に出れば数時間は戻らないことも多く、帰還したと思えば口に蛇やら雀やらを咥えている時もある。その都度、にゃあと嬉しそうな声を上げ、城主にそれを「土産」として捧げるのが、猫の習慣となったようだ。

白薔薇の香りのする広間には微かな陽の光が射すこともあるらしく、黒猫はそこで眠るのがお気に入りだ。鞭のように尻尾をしならせ、すやすやと眠る姿は、まさに無防備そのものであった。

(122) leeha 2010/06/28(Mon) 18時頃

【人】 執事見習い ロビン

黒猫にとって城の生活は至極快適であったが、ひとつだけ不満があるらしい。どうやら城主に与えられた銀の首輪はお気に召さないらしく、時々にゃあにゃあと声を上げては首輪を外そうとするのだ。だが子猫の力でそれを外すことなどできるはずもなく、首輪は虚しく首の周りでくるくる旋回するだけであるのだが。

それでも奇妙な程に猫が寵愛されている理由は何だろうか。
猫は知る筈もない。まあ、知る必要がないのかもしれないが。

名前を呼ばれ手を差し伸べられれば、時に応じて、時に逃げる。その手に噛みつくこともしょっちゅうだ。猫は猫なのだ。それ以外の形をした生物の都合など、知る筈も無い。


白薔薇の香る広間で、黒猫はふわあと欠伸をして、全身をぷるぷると震わせている。遠くで城主が己の名を呼ぶのを聞き、今日はそちらに行ってやろうと足を向けた**

(123) leeha 2010/06/28(Mon) 18時頃

執事見習い ロビンは、それではまた後ほどノシ

leeha 2010/06/28(Mon) 18時半頃


――…私の望みは『自由』ではなかった。
けれど、後悔はしていません。

これは私が望んだ事だから。


[兄と慕った魔性の聲は女の耳には届かない。
それでも時折女は語り掛けるように独り言ちる]


ねぇ、お兄様――…
貴方の『望み』は叶いましたか……?
貴方は今、しあわせですか……?


【人】 執事見習い ロビン

―10年後の城―
既に老年期にさしかかりつつある黒猫が、鞭のような尻尾をしならせた。耳をぴくぴくと動かし、窓の外の一点をじっと見下ろす。

「ナァ……オ」
黒猫は低い声で鳴き、再び黒い尻尾をぴしりと打ち、城主を見上げた。

『いや、出迎えは私が行こう。
 あれは、硝煙の臭いを纏ってきたようだ。』

そう告げる城主の言葉に納得したのかどうかはわからないが、猫は後足を持ち上げ、目を細めて顔をガシガシと掻いた。

黒猫は、永遠を生きる城主の足元を、黒豹のごとくしなやかな動きで付き従う。いつの間にか、散々嫌がっていた銀の首輪を外したがることもなくなっていた。黒猫は今や忠実な従者であり、城の住人であり、そして――狩人である。

血の色をした目を細めて、城主が「ロビン」と――猫の名を呼ぶ。
そこで待てと告げた彼の言葉を忠実に守るかのように、一度大きく欠伸をした後、猫は微動だにせずそこに侍している**

(152) leeha 2010/06/28(Mon) 22時半頃

執事見習い ロビンは、なでられたりねこじゃらしされたり氷まであって王様気分ニャ。

leeha 2010/06/28(Mon) 22時半頃


執事見習い ロビンは、あ、王子様と言ってもちょうちんブルマなアレじゃないですよ。

leeha 2010/06/28(Mon) 23時頃



[薔薇は微笑った、男の愚かさに]

 ――嗚呼、  ああ……

    実に、実に愚かしいことですね。


  それが貴方の語る 愛 なのですか。


[声をあげて薔薇は哂えば]


  ―――欺瞞もここまで限度を越えれば、笑うしかありませんね。


[いばらは伝う、男の躯を。
  白き薔薇の怒りはそれを止められず――]

[その青い双眸は濡れていたのけれど]


  ――――…もう、よいでしょう。
    あなたの欺瞞は、聞き飽きました。

[そのいばらはやがては男の魂を砕くだろう**]


執事見習い ロビンは、>>-1079でも私のメアリーは男臭かったらしいぜ!(へくたん談)

leeha 2010/06/28(Mon) 23時頃


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ロビン 解除する

生存者
(9人 79促)

ロビン
18回 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
客席
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.14 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび