207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-
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――― 厨房 ―――
[顔の表面を、酒が滴り落ちる。
咽喉を通ったわけでもねえが 瞬間的に、脳味噌が焼かれた。沸騰した。血が、上った。]
ッッッッにしてくれてんだ!!!
[此方に向ける刃は、在ったろうか。 物理的に触れた酒の所為で、視界は最悪、確かめられもしねえ。
銃口は、ぼやけたシルエットで、リーを狙った。]
(9) 2014/12/16(Tue) 07時頃
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[噛み付かれる前に 喰われる前に。]
[勘違いした獣嫌いの女神は 銀貨で咽喉も詰まらせず、正しく、銃弾を吐き出した。 見えないことを良いことに、何度も、引鉄を引く。
肩の方を狙って、いち、振動に指を震わせた。 胸の方を狙って、に、指が震えた。 足の方を狙って、さん、血の臭いが、その度に増した。]
ッは、は、はあ ………
[瞬間的に沸いた頭が、笑う呼吸が、落ち着く。 がち、と、口のゆるい銃に銀貨が詰まる、おとがした。]
(11) 2014/12/16(Tue) 07時頃
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[酒で濡れた眼鏡を、抜く。
汚れたシャツで、汚れごとレンズを拭き、嵌め直した。 曇った視界に、俺様が傷付けた汚い床に、リーが転がっていた。]
………… 酒蒸しにして喰う気だったのかあ?
グルメだとか言ってたもんな、お前。
[頭を冷やせ、と言う意味だったのかも知れないが 張本人の口から、その理由を聞けそうもなかった。
その代わりに
そういえば、と、死体を眺める。 ヴェラの死体は――― 死が過ぎるごとに、獣の姿を取り戻していたことを、思い出したから。リーの死体も、同様の変化が起こるのだと、考えた。]
……………
[無かった、わけだが。]
(12) 2014/12/16(Tue) 07時頃
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俺様には正体晒すのも厭だってか? かかかかッ。
[硝子を踏んだ足が痛い、酒の入った目が痛い。
笑い声は俺様が思った以上に乾いていて ふと、視線を落とした船員名簿に、 ああ と我に返った。 キイチの名前が、インクが滲んで黒ずんでいる。 滲んで広がった染みはやがて丸に近付き、中央に白が宿った。]
は―――――… じゃあなあ、リー。
[ペン先を執る。
リーの名前を、狼の絵を描いた場所を、がりがり黒で塗り潰した。]
(13) 2014/12/16(Tue) 07時半頃
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[ジェレミーが綺麗に整えていた船員名簿も 俺様の落書きと線の所為で、随分荒れてしまっていた。
残る名前は、少ない。]
全員死ぬまで終わらない、か。
[誰かが口にしていたことばを、繰り返す。 名簿を壁に返して、弾を補充に、ぶらっと弾薬庫に向かった。
厨房を出る際に、ノコギリの柄が足に引っ掛かって 大袈裟に*蹴る*]
(14) 2014/12/16(Tue) 07時半頃
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ギリー……。
[彼の名を呼びながらぺろりぺろりと彼の頬を舐めた。
そうすれば起きてくれるのではないかと。
こんな思いを抱くのは他にいないのだ。
ミナカのいなくなった今となっては。]
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[弾薬庫は、まだ、然程血の臭いが行き届いていなかった。
足元に、名前が……… 何だったか……… うつ伏せた死体を大股飛び越えて、銃弾を漁った。 勝手に弾薬庫を漁るなと怒鳴る声も、目も、ない。
口の詰まった銃の手入れを整えてから 新たな銃弾を、弾倉に詰めていった。 最後の一発には、随分黒ずんでしまった銀貨を、詰めて。]
行くか。
[船を好きに駆け回る、鼠の足取りで、第三甲板に降りた。]
(17) 2014/12/16(Tue) 12時半頃
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――― 第三甲板 ―――
[階段を降りて、先ず目に飛び込んだのは 首にぽっかり穴を空けた、モンド>>5:16の死体だ。 息の漏れるおと>>5:127も、もう、聞こえやしねえ。]
Yo Ho.
[生者に向けるように、銃を持つ手を挙げた。]
俺様より先に死にやがったか。 早漏野郎。
[かかかかッ、咽喉を震わせ、死体の前でしゃがみこむ。 親指で、優しさの欠片もなく、目蓋を持ち上げてやった。 ―――― 光を映さない目を見て。]
(18) 2014/12/16(Tue) 13時頃
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あーあーあー、真珠の持ち合わせがないねえ。
タイミング悪いんだよ。 クソが。
[死体に言いたい放題抜かす。 如何せ、届きやしないのだ。 真珠の代わりにと 指先に嵌った、太い金の輪に包まれた、エメラルドを抜く。
船に乗り込んでから数年間、今まで、一度も抜かなかった指輪。 内側がやけに汚れてやがるそれを 目玉の詰まった右目に、持ち上げた隙間に突っ込む。
ぐじゅ
ゼリー質の目玉が弾ける感触がして、片目を飾る碧色。 趣味が悪い、と、此処でも詰っちゃあもらえねえ。]
(19) 2014/12/16(Tue) 13時頃
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[片指を軽くして、銃を持ち直す。
話し声がする。 医務室の方角からだった。 子供を案じるような声>>15はあまりに聞き覚えの、ない。
誘蛾、誘われる、俺様の足取りはちょろちょろと**]
(20) 2014/12/16(Tue) 13時頃
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けれども。
ミナカが栓を開けたワインは私が飲み干そう。
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――― 第三甲板:通路 ―――
[モンドの死体の向こう側。 転がっていた死体、細身の、見覚えのある死体。
見送ったのは、甲板に上がっていく背中が最後だった。
何時、此処で死んだのか、触れれば恐らく、まだ温かい。 死に損ないが。そう、詰り合って間もない、キイチの死体。 物言わない死体に、まだ、俺様だけが生きていた。]
ち。
[感情を表にするのに、舌打ちより他は無かった。 腹にしこたま溜め込んだ銃を構え直して 覗き込んだ医務室の先、声を掛けられたのは、前と後ろだ。]
(41) 2014/12/16(Tue) 21時頃
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Yo Ho.
船長、少し見ねえ間に、随分化粧を変えたんだなあ。
[血の化粧に、斑になった道化の化粧。 まだまだしぶとく生きていた俺様は、ひゅう、口笛を鳴らした。
他人の絶望を促す、聞き知った声とは、違う>>28 だからこそ、此方もこんな声が出せた。 その横を通り過ぎるセシル>>30の、制止の声に。
足の位置は、セシルの半歩後ろってところだ。]
行くのは良いが、死ぬ前に下がれよ。 俺様まで怒られちまうわ。
[誰に、までは続けずに、居直る。]
(42) 2014/12/16(Tue) 21時頃
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…… リーは、俺様が殺したねえ。
[ギリーの腕を。
会話の流れに挙がった名前に 獣だと、思い込んだ名前を、顛末を口にした。]
あいつも、人狼だった。 そうだろ?
[半ば、信じきった、信じたい声で。 死してなお、獣の姿を見せなかった死体を、思い出す。
そして、崩れた化粧に浮かぶ、鎮痛な面持ち>>34に 乾いた笑い声が、部屋に、白々しく溢れた。 ――― まだ、誰か、殺すのか。 そんなもの。]
このまま、人狼号か、ゴースト号になっちまうくらいな。
(43) 2014/12/16(Tue) 21時頃
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[狼の匂いを嗅ぎ分けた、"仲間"は、皆死んだ。
残っているのならば 腕を持ち上げ、銃口を、向ける。 視界の向こう側は、船長と、ギリーだ。]
……… くらいなら、殺す。
[舌を噛んで、続けきれなかったことば>>43から続けた。
船と共に、沈む心算は、ない。 喰われるくらいなら、殺されるくらいなら、殺す。 行動指針は、今も、何ら変わらずに、航海士の背から、銃口を向けていた。その矛先は、船長から、船長が明白に護ろうと意思を見せる、ギリーに。]
(44) 2014/12/16(Tue) 21時頃
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船長は、如何なんだあ。 狼は、見付かったのか。
最初に言ったのは、船長だぜ。 仲間殺しを、人狼を探せってよ。
[人狼のことなど、如何でも良い―――― そういうことではないのだろう、一瞬垣間見えた鎮痛な面持ちが 察しの悪い俺様でも、表面くらいは、察した。
肯定も否定もしない様子>>47に、真意が掴めず、眉を寄せる。 表面以上のことは、見聞きしないものは、理解し得ない。 最早――― 船長の、最初の怒号も、遠い昔のようだった。]
此処はよ、デスポワール号だったじゃねえの。
[絶望を、今はひどく軽くした、船。
"私は" の続きを待ってはみたが 得られるものがなく、だからこそ、腕を降ろさない。]
(58) 2014/12/16(Tue) 22時頃
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[船長の望み、ギリーの望み。
セシルの問い掛けから語れれる内容は ひどく穏やかなもので、―― 俺様は信じられなかった。]
だったらよ……
[その望みが全てならば、もう、終わりなのだろうか?
飲み込めるような柔軟さは、持ち合わせちゃいなかった。 背に、微かに軋むおと>>54が、在る。 限りある、生きている人間の気配。 腕をそのままに、視線だけが、揺れた。
銃の矛先は、船長とギリーの間を彷徨って、船長に向く。 何処までも、如何しても、信じられなかった。]
(59) 2014/12/16(Tue) 22時頃
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[船長>>61が、ギリーを呼ぶ声色には慈しみが在った。
知らない声だ。 知らない感情だ。
覚えのある感情であれば、選択は異なったろう。 今の俺様には、二者択一ですら、なかった。]
人間 ……… だあ?
[早漏野郎は、挑発に、血が上るのも早い。
銃口が、正しく、船長の額を狙っていた。 その傍らの、手負いの獣>>62が、ちりと肌に焼け付く 殺気を放つことにも、引鉄から指を退けない感情が増幅する。 正しい、間違え、ではなく、今の感情を。]
(76) 2014/12/16(Tue) 23時頃
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Yo Ho Prude.
航海士を一人にしちゃあ、駄目だろうが。
[自分を棚上げに 俺様と、セシルの前に立つジェレミーに、声を搾り出す。
頭の天辺に上った血が、少しだけ冴えた。 彼の声は、普段からあまりに真逆で、落ち着いている。 その声に、引き摺られ ――― ]
人間でも、狼でも、もう関係ねえな。 畜生以下だ。 俺様もなあ。
[クソ蛆虫>>66
その声に弾かれ、顔を上げた目の前に、獣。 船長の衣装も、化粧も、剥がれた、白い獣だった>>72]
(79) 2014/12/16(Tue) 23時半頃
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そうだな。
あの気高き獣に比べれば私など出来損ないだ。
[あの瞳の冷たさを思い出す。だが羨ましいとは思わない。
ミナカに生き汚いと評された自分の生き方が好きだった。]
フランクは、セシルに、退け、と告げる余力もなく一瞥を。
2014/12/16(Tue) 23時半頃
おれ、それで 良い
ずっと カシラ同じ
[表も裏も、嘘も真も関係ない。]
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[獣のいろは、白は、美しかった。
傍らに立つ、手負いの、半端の獣も、美しかった。
だから 医務室に大きく一閃を震わす、腕に。 致命傷を避ける為だけに一歩退いたが、それ以上退かずに 眉間を狙って引鉄を引いた。
直後、胸の前を尋常でない力が過ぎ 吹き飛ぶようにして、背を壁に、ぶつけた。]
が、は ………ッはは。
人間 人間 人間、じゃあ、ねえじゃ、ねえかよ……
[胸板が、熱い、布に血が滲むのを感じた。 銃弾の行方は――― 如何なったか。 弾き出したのが、銀貨ではなく、銃弾であったことだけは 指に、振動として残っていた。]
(81) 2014/12/16(Tue) 23時半頃
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かかかかかかッ。
[早漏野郎を、評する声>>84に、咽喉を鳴らした。 笑いに振動するだけでも胸が焼けるように痛い。
傷口を確かめずに、痛みに構わず、笑う。]
鼠野郎だろうが、猫野郎だろうが、畜生以下だろうが。 牙ぐれえは……… あるんでねえ。
[白化粧に、赤が弾けた。 それと同時に、耳を劈く咆哮>>85 口端が、如何にかこうにか、笑いやがる。]
どんなあ、もんだい……… ッてな。
(90) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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暴れんなよお、当たっちまうぞ。
[痛みに震える腕を叱咤し、再度、銃口を構えた。
一発目のようにはいかない。照準が、ブレる。
白狼の前に立ちはだかるギリーの隙間を縫って 船長を、狙うのは、骨が折れそうだ。 事実、文字通り骨が折れちゃいそうな、痛みも抱えて。]
おいおいおいおい、お前も、お前も、当たるだろうが…
[射程距離範囲内に、続々、野郎どもが集まる。 船長の牙に、サーベルを奪われたジェレミー。 ギリーの前に、飛び込むセシル。]
(92) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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[サーベルに、牙を封じられた白狼。
照準にまごついている間に 千歳一隅が、何時、解かれるとも分からない。 舌を打ち、腕の高さを滑り落として、獣の腸を狙った。
意識しても、腕が震える。 女神さまも、次が最後ッてところだ。 治療に当たってくれる船医も 壊れた部屋を修復してくれる船大工も 居ないんだよなあ、と、頭の片隅だけ冷めて、曇った。]
ッ、くそ、震えてんじゃねえぞ、クソが!
[吐き捨て、引鉄を絞った。
銃弾は―――― 矛先は、目の前の、密集地帯に。]
(94) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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怖い……
怖い怖い怖いこわい、
何が怖い?
死ぬ事か?殺される事か?踏みつけにされる事か?
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[銃撃の反動で、腕が跳ねる。
指先に、銃を握りしめていた力が抜け 床に滑り落ちるのを、視線だけで見ていた。 白狼の腕と爪が触れた胸は、もう、真っ赤に染まってやがる。]
かか、俺様に…… 命令すんなッてえの。
[ジェレミーに、脂汗の浮かんだ面が、笑う。 当たったら構うわ、クソが、と、俺様の悪態の代わりに。]
(104) 2014/12/17(Wed) 00時半頃
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[揉み合うギリーと、セシルの悲痛な声が耳に届く。
獣の腸を突き刺す銃弾――― 血>>99 そして、それに覆い被さる、白狼の怒号>>102]
ッくしょ、人間なら一発で死ぬッての………
[船長は強いな、と、当たり前のことに、安堵した。
これぐらいで、倒れるとは思っちゃいねえよ。
ジェレミーに襲い掛かる狼の姿に 小さく、息を吐き。]
ちゅうちゅう、とな……
[視界の端で、医務室を、猫が覗き込んでいた。 暫く見ない間に、悲しい目をするようになった、キティだ。]
(107) 2014/12/17(Wed) 01時頃
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カシラ、生きル 一緒 生きル
カシラ、逝く 一緒、逝く
遺されない 遺さない
[返り血一つ浴びることのなかった絶望の道化師。
最期には愛しい者の血に染まり事切れた。**]
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[視界の隅で、にゃあと、猫が鳴いた。
誰を呼んでる声だか、分かりゃしねえ。 獣にだけ通じる声だったのかも知れない。 目の前で血の色が、深く、染まる。
人間も人狼も等しく 抱き合う白狼と、半端者の、姿。 親子のような姿に、喉を震わせた。なにがおかしいのか分かりゃしない。]
ジェレミー、セシル、よお…
[知った名前の通りに、呼んだ。 生きてるのか、見えやしねえと思ったら 足元に眼鏡が転がっていた。]
(119) 2014/12/17(Wed) 01時半頃
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ッあ――――…
[声は続かない。
続かない代わりに、指を振った。 海上では使わない、犬を追い払う仕草で。]
こっち来るんじゃあねえって。
[最後まで憎まれ口叩いて、目を、伏せた**]
(121) 2014/12/17(Wed) 01時半頃
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ッせ、生きてたかよ、死に損ない…
[吹っ飛んだように見えたシルエットから、声が返った。 ジェレミーに返す声も、笑っていた。]
(122) 2014/12/17(Wed) 01時半頃
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