人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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視点:





          …… ?



[気配が 減った。]




――、ぁ


          な、  に



[――不意に、静寂のような おとが  ]



  見ててあげるね。君の事…
 
  ジェレミー=ジスカールくん



 [ やみ を 一滴の光のように銀色の糸が降りていく。

     影が持つ眼も 銀色 目玉は まだ3つだけ

              するり 糸を伝って くろの うみへ とぷん]


理事長の孫 グロリアは、ただ静かに 歩みを すすめていた (07)

2010/03/05(Fri) 01時頃


理事長の孫 グロリアは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 01時半頃




 声 きえちゃったね

 せっかく 鬼が 増えたのに いなくなっちゃった 




 居なく

           居なく?




 さきに いっちゃったのかな

 はやく いきたいな




『あ アハ  あははハ』

                 『減っちゃった ね』
 



 ああ、視えた 視えたの
 盗み聞きの子

 [彼の影に潜んだ黒壇の蜘蛛は、 
 闇の中、青い燐光をはねのように震わせて、妖しく誘う。

 振り返る彼の目に映る3つの銀色。

 ただ、それだけ。影が甘やかな死を与える前に、
 彼は聞いてはいけないものを聞いてしまった。
 
 それだけ]


 ねえ 盗み聞きの子のビー玉の色かわいいの


 

                      『ちがうか』
             『偶然増えた 鬼が』


『最初に戻った だけ。』




    『何? ……見えたんだ。』

[かわいい 色。]


                     『教えてよ。』





  ね、 ざんねん だ ね…
             さ み し い ね 






    『そうだね さみしいね。』


                      『だから』

                『寂しくないように、皆を送ろう』



              『送ろう』




  さくらの花みたいな いろ 
                   

               と   もうひとつ
          




    『さくら の 花……』

                『もう一つ?』


『何で、もう一つ あるのかな。』
               『もう一つの色は?』


[いってしまった]


       [いって、 しまった]

  [痺れた意識に、つたわるこえ]

        [――誰が、]  [――だれ が]


 
  ばら色も みえたかな

 
       いっしょに おちて いっちゃった …

 


 


      だれのビー玉だったんだろう



                 『ふふ、両方花の色なんだ。』

『一緒に、落ちて?』

                 [それが誰か 思い至らない。]



『あ ああ、そうか……』ジェレミー君、   聞いちゃったんだね。


[それを理解して 少しだけ、嘆息。]


                    『ま、いいか。』


『あんなに苦しいそうだったんだから、聞かなきゃいいのに。』



 いち に さん し…  ご


               5個も眼が 増えちゃった


 せんせいと 鬼の子2人 盗み聞きの子

 あとひとり、だれだろう…




『さあ、 ね。』

[誰のビー玉も、見ていないから。]




 うん いいか
 そのうち わかるし




  『ふふっ』

[実に 愉しそうな 声。]


            『ねぇ、覗き見する子が 解ったよ。』


 
   ああ、蒼 の

               いけない子 わかったんだ ね

      わるいこだあれ?
    


 
                       『そうそう』
   『キャロライナ あの子の瞳片方 蒼 だった。』



『ただ、ね。』

       『バーナバスが危ないって言うんだ。ケイトの手先だって。』

『手先なんかじゃ、ないのに、ね。』



  ……あの子の手先?

   [ ゆれる なみ 一度 ひいて また みちて ]
  
  うそつくなんて ほんとに 悪い子





『ね ひどいね 。色々、聞いてみようか。』




               『ねぇ』


『薔薇色 誰か   解っちゃったかも、知れない。』



  わかったの? ばら色 だあれ?


  ばらいろとさくらいろ
  おなじいろのふたりも

  一緒にいけるのうらやましいなあ…… 




『そうだね、一緒に行けたら 行けたから。』

                『ひとりじゃない よね。』

[さみしくないよね と、闇は優しげに言う。]


『ジェレミーと一緒にいっちゃったのは』
                『いっちゃったのは』
 



『いなくなっちゃった   のは』







                           『ピッパだ』



[もう  居ない。]



  ああ、あの子

      サイモンくんに 希望の色を教えて

                    そして 絶望させた あの子
                           




    きみの    も その子の せい ?                                         


[尋ねられて、闇 が冷える。]



         『なに が?』
 




   ……いたいのでしょう?

     





『い た い?』


[問われて これは いたいの か わからない。
 未練 も 後悔 も あったけれど。

 わからない。]


                    『そうなのかな。』
             『わからないや、ただ。』



『送りたい子 居なくなっちゃった。』

[もう 最後の 望みも ―― 。]



      ――そう、それは さみしい ね……


 [ 背後の影より白い腕が ]
               
           [ 闇色の少年の肩をそっと抱いて ] 


(いない)

 (いない) (もう、いない)

            ――…、   いない?

[届く声に、ぽつりと呟く。
ジェレミーは、ピッパと一緒に行ってしまったという。

分かる。
分かってしまう。
賑やかな声がいない。
気難しげな声がいない。
――が、    いない。]


理事長の孫 グロリアは、飼育委員 フィリップとの放課後を思い出して微笑んだ (02)

2010/03/05(Fri) 03時半頃




   …、―― ……何処へ。


[少しだけ遠い声で*呟く*]



     『…… ん。』


                    あり がと。

[それは 小さな もう微かに残った      自身の*声*]




   [ 囁きは あえかに ] [ 腕と共に とけ消えた]                                                             


【人】 理事長の孫 グロリア

 ―用務室―

[ふと、忘れ物に気付いて、立ち止まった。
一度振り返れば、再び用務員室の中へ入る。]

すみません。少し失礼します。

[まだそこにあるディーンの亡骸、
ピンクのビー玉袋守りを添えようと膝をついた。

彼は受け取れない、そういっていたけど、
かといってそれは自分が持つものでもなかったから]

 ぁ……

[紐が緩んでいたのか、転がり出る袋の中身。
かなわなかった恋の結晶はビー玉の形。
果たしてそれは何色だったのだろう。

染みひとつない、その色は――]

(40) 2010/03/05(Fri) 03時半頃

バーナバスさん。
このビー玉、あなたが持っていてください。
もし誰かにビー玉を見せろ、といわれたら。

代わりにこれを――…

[手をとって、握らせる。
その毛深さには少し驚いたかもしれない。]

――忘れないで、下さいね。
大事なこと、ですから。


理事長の孫 グロリアは、用務員 バーナバスの手に一度だけ、そっと触れてその場を去った。

2010/03/05(Fri) 04時頃


【人】 理事長の孫 グロリア

 ―3-B教室―

………、

[教壇に立っていた。
感情に任せてスティーブンに色々言ってしまったこと。
その後悔が今更湧き上がる、どの口があんなことを言えたのだろう。

護りたいものも、護れていない。
救いたいものも、救えそうにない。

彼の席に瞳を向けた。ああ、駄目だ泣いてしまう。

    『泣き虫先生』
                 『お姫様』

よみがえる彼らの声、どうやら自分は泣いてばかりだったらしい。]

――そっか、なら仕方ないか。
あぶなっかしいって言われても、仕方ないよね……

(41) 2010/03/05(Fri) 04時頃

理事長の孫 グロリアは、瞳を伏せれば、静かな闇を感じていた (10)

2010/03/05(Fri) 04時半頃


理事長の孫 グロリアは、【そして ひとり】**

2010/03/05(Fri) 04時半頃


理事長の孫 グロリアは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 04時半頃



 うう

[しばらくぼんやりしていた。
 急に頭がやっぱり鉛のようになってた。

 手にもらったビー玉はポケットにいれる。
 元あったのとかちん、とそれはぶつかった。**]




   ――どう、 なって る。

 



 晴れてる……。
 




――、…  ああ。


 



 ケイトが
      いる。

  いきてる。
 
[それは、適切な表現ではないかもしれないが]



 ケイトが?
 
 って生きてる?
 
 [うまく飲み込めない。]


……――此処は… 多分、

  ケイトが 居た「過去」 だ

[受け入れられる、受け入れようとするのは。
侵食されて、在った筈の常識が蝕まれているせいか。]

…外、でたら 分かる。
制服が…違う。



 過去  だと?

[窓から外の風景を見る。制服が



                    違う。]





             『あれ、空。』


『ああ、       そうなの。』


[過去。納得する。
 戻れたわけじゃない、この身体が 闇 に変わって居るのは変わらない。]




                『北棟     二階建てだったんだ。』


[図書室に居た筈なのに  いつの間にか 外 の 畑。]


[体の変化は 浸食は そのまま]

――… 3-Cの教室も、ない。

 



 へ
 二階なのか……。

[いろいろ見回るべきか。]


…、二階建て…

  …全然、違うな…


…俺、…ケイトとクラスメイト、みたいだ。

…「せんせ」見つかる、だろうか。




『何でキミ、居るの。』
            『ああ、C組が無いって  そう言う事。』

 



 おう
 
[知り合いがいることに安堵した。]
 



…そういうこと。だ。

[困ったような顔。]

……、用務員は
用務員のままなのか…?

[同じようなことを考えていたとは知る由もない。]


[多分 他の人よりも違和感が薄いのは。
 大分闇に溶け始めて、順応しているからか。]

 『バーナバスは、ばかのままだよ ね。』


[憎まれ口の後。]


『せんせ ?』

             『用具室じゃ、無くて。そっちも、見つけるの。』
 





   ばかだな


[同意した。
せんせ。「せんせ」――ケイトが呼んだ、]


  ――……どんなやつか
……すこし。気になっただけだ。

 それに、用具室何処か
 聞けるかも、しれない。



 ばかっていうなぁ
 
[でもいそいそ……]



[そして、ふと考える。
 さっき誰かに忘れないでっていわれた。]


[誰か、と思ってその姿を見れば思い出す。

 先生だ、先生に、ビー玉はこちらを出すこと…。
 そういわれたのを思い出した。]




          『そうだね、用具室の場所――』


[用務員を見た。]

『ねえ、鍵。取り替えちゃえば。』
          『って、無理かな、これ。』

『過去に戻った、って言うより……記憶、っぽい気もする。』


――…。生徒も知っているものなのかな。

[用具室、と呟く。聞いてみる価値はありそうか。]

   …記憶。 だろう、かな。

ケイトに 気をつけろ、と謂ったが
……一笑に付された。

 あたりまえだな。
   知らないん、だから。


[何か確かめるようなバーナバスを見遣る。
そういえば少し、手の甲に体毛が多いような]


… …――どうした?



 ああ、それはいい手だ。頭いいな。
 やってみようか。

[鍵の場所など一緒だろうか。]



 どうしたって窓直してる。

[ボケていた。]




  …みればわかる。
   そうじゃなくて。


[視線で示す、手とか。]


『知らないのかな。“この”ケイトに聞いてみれば早い気もするけど。』

[彼女の記憶なら。]

『確信は無いよ、ただ、実際タイムスリップしたなら。』
      『僕を見て平気な人たちが居るとは思い難いね。』

[くすり、と自嘲う。]

『あ、あ、そうか。』

[一笑に付された、知らない。
 なら用具室もわかるか、どうか。
 バーナバスの体毛は、気に留まら ない。]

『それとも今なら、見取り図とか、残ってるのかな。』



 ああ、手……

[見た。
 人間の手…にしては、もう、かなりふさふさだった。]

 ……増えたな。

[ぼんやり]



 見取り図、というよりも見に行ったほうがよかろう。
 


…――
 そう、知らない可能性が、高くて。
…一応、聞いてみるか。

[緩やかに1つ瞬く。]

――…、…タイムスリップよりは
記憶の幻影、と謂ったほうが…
幾らか合点がいきそうだ。

[自嘲を見、少し眼を伏せて]

見取り図か。…学校案内とかに乗ってないのかな…


……――

  ……それが、異変か。お前の

[ふさふさと、けもののような手。
大丈夫かなど 聞けるはずもなく。]

…――

[小さくため息をついた]




…そうだな。学校散策、か?

 


[答えながら]
[気配が少ない]
[それに 気づいて]

[ディーンは メアリーは ]


[居ない]

[もう居ない]


[甘さに飲まれた虚ろな記憶の中で、交わされていた赤色会話がぼんやりと浮かんでは消える。]



 なんか、お前が好きそうなのがいるな。

[蛇みて思い出すのが触手というのは、何かおおいに間違ってた。]


『まあ、知らないなら、知らないで。』
  『当たる相手を変えれば いいって、ことで。』

[例えば その“せんせ”とか。]

『……だよね。まあ、本当に彼女の記憶化は 保証出来ないけど。』

[学校の記憶かも痴れに、闇の記憶かもしれない。
 その辺は今答えが出ようもないので、横に置いた。]

        『そだね。』

見てまわる、それに賛成の意を見せる。]




  …どういう意味だ


[ろくでもない連想をされた気がして
声がとてもとげとげしい。]


[異変 言われて、バーナバスを見て。]

『ハゲそうにないね、よかったね。』

[軽口。
 戻れたら、元に、なんて希望はもう――抱きたくない。
 彼が去ってから。]


       『何が居たの。』

[答えが聞ければ笑いを噛み殺すか。
 仲間も ―― も 居なくなっても笑える  狂気。]


…、「せんせ」、を見つけたいが
先生 は いっぱいいる か。

……――、

[さてどうしたものか。]

…探るしかないな。
…体調不良で抜け出すか?

[ふと、言葉途切れ。
記憶を辿る。――5個も目が増えちゃった]

…、――
  ……―― 

[減っちゃったね]

……―― 、ぁ


【人】 理事長の孫 グロリア

 ―3-B教室―

[ 鐘が響いた。]

――…ぁ、  ……え?

[眼差しを上げる、明るい。
薄暗かった教室の中に光りが差し込んでいる。
空は透き通るような、天青石の色。人々のざわめき、鳥の声。

冬の終わる気配を告げる風が、
窓からそっとカーテンを揺らして ]

ここは、……ゆめ ? 夢を見てたの かな …

『わ、なんでもう先生教室いるの。遅刻したかと思った』

[まどろむ思考に割り込んでくる生徒の声に、振り向く]

――もう、まずは「おはようございます」でしょう?

(104) 2010/03/05(Fri) 13時半頃

…、
    ……、


 ……、  


    [――――  いない。]


…ああ、…そうか


           いなく、

    なった、 のか

おに、…ふたり


理事長の孫 グロリアは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 13時半頃





           『うん。』


『でも、向こうには皆居るし。』


[少なくとも彼は、自分が殺した。
 もう  戻れなかった から、と。
 闇 が覆う。]


              『よかったのかも ね。』


『クラスの人に、ケイトがそう呼んでる先生を訊く、とか。』

[どうかな、と。
 何となく直接本人に、聞き辛いと思うのは。]


『ン、そうだね。』

[体調不良で、と言う声に同意の気配。]



 いないのか?
 ディーンに、あの、子。

[蛇を見つつ……]


【人】 理事長の孫 グロリア

 ―3-B教室―

[用務員さんが開かない窓を直してくれた。
ああ、そう、だから早く職員室から出てきたのかな?
さざなみのように沸き起こる拍手にあわせて頭を下げる]

どうもありがとうございました。
この校舎も大分建て付けが悪くなってるみたいですね、古いから。

[言えば生徒の一人から声が上がる。]

『先生、古いのは北校舎のほうでしょう?』

あれ、そうだったっけ?
北校舎は新しかったんじゃ……

[去っていく用務員さんから振られた手、
やけに毛深い。なか で 波打つような、なにか ]

(108) 2010/03/05(Fri) 14時頃




  もう君たち…
  仮病の相談は先生に聞こえないところでしなさい。



[携帯を閉じると 立ち上がる。]

『と言うわけで、行って来る。』
            『何か、北棟の一階に会議室があるんだってさ。』


『結構改装入ってるみたいだね、階も増えてるし。』




『仮病も病気だよ、センセ。』


[教室を出た所、これから逢う人物を思い出して。]

            『そうそう、これからキャロライナに逢って来る。』
『彼女、おっさんのビー玉が赤いって、言ってたよ。』

『良く、知ってるね。』

[正しくは黒の印なのだが、彼女が覗き見る範囲までは知らない。少なくとも、バーナバスのビー玉は、赤で合っている。]


【人】 理事長の孫 グロリア

 ―3−B教室―

フィリップ君、セシル君。
一体何の相談をしているのかな?
何か悪いこと、聞こえた気がするんだけど……

[じぃ、っと2人に目線を移した、闇色と紫水晶。
溶け込まない風景の中の、違和感。悪い夢の続きのよう。
>>109 立ち上がるフィリップ、に身を乗り出して]

って、ちょっとフィリップ君!
待ちなさい!まだホームルーム終わってないでしょ
先生、きこえたんだから、体調不良で抜け出そうって……

[制止を聞かず出て行ってしまった、ため息]

……フィリップ君が悪い子になっちゃった……

(113) 2010/03/05(Fri) 14時頃

皆、 いる……


  [みんな。ふたり。ピッパ。ジェレミー。
  きこえた、それから、――だれ]


 (鬼を連れて)


…――…、 わから、ない。
……そう、なんだろうか。





  ビー玉が赤い……
  キャロライナ……


…。……?

 

    先生?



[――様子がおかしい、と不思議そうに]



 あ
 


嗚呼、北棟――あそこ、古いんだな。
……二階建てだったなんて。


[立ち去る姿を、見送る。
矢張り体調不良といっておくべきだったか]


――キャロライナに?


     ――、…

赤、……


     [――“覗き見する、悪い子が居るよ”]


[制止する担任。成り切っているのか。
 ともあれ。]

『セシル、フォロー頼む。』
        『って、何、……センセ?』


        [低い 短い 声。]

                   『?』



 あれ
 




…、――
  ……、――

[鬼は、 鬼 を、  見つけて]

 バーニィを《覗き見た》…の、か

[あの子の心《あお》を砕いた、
 その欠片が自分だとは知らない
 しらない、まだしらない。]


 …嗚呼、わかった。

[フォローと謂れ頷くが。]

……?バーニィ?



 噛まれたんだけどなぁ。
 




『そうみたい、だね。』
            『おっさんを覗くなんて、いい趣味してる。』


[見た理由は知らない。
 一瞬だけ、あの放浪画家のクラスメイトが過ぎったが
 闇に塗りつぶされていく。

 そして あお が壊れたことも、知らない。]


…噛まれた?

   っ、なに

 してる …!

[この世界にもやはり異変があったのか、と]





          『? 何に。』

 


【人】 理事長の孫 グロリア

 ―3-B教室―

え?
そ、そう?でも聞こえたんだけどな、おかしいなあ…

[周囲の反応に首をひねる、
不思議そうな顔を向けられれば]

…もう、そんな顔で見ても駄目なんだからね。
仮病は許しません。
――ええと、保険委員は誰だったかしら?ケイトさん?
違ったかしら……とにかく、彼は連れかなくてもいいからね。

[ほんのり怖い顔を作って、腕組み]

大体、セシル君に仮病されちゃったら、
ピアノ弾いてくれる人がいなくなっちゃうでしょう?
今日は卒業式の予行練習なんだから……

楽譜、ちゃんと持ってるわよね?

(120) 2010/03/05(Fri) 14時半頃


 いや、蛇
 
 大丈夫なんだけど。




 それより、
 俺、鏡見たほうがいいかもなぁ。

 [手もふさふさだった。]





  蛇にかまれた?
  それこそ保健室に、じゃなくて病院に、


[割と間の抜けた声に緊張感は感じられなかった。]

          『大丈夫なら、いいけど。』

[この世界で 噛まれたりしたら、どうなるのだろう。思いながら。]



『そだね、その無精ひげ、剃った方がいいよイロオトコ。』


[鏡を見たほうがと言う言葉に、軽口。
 身体の変質を気に留める様子はない。]



 無精ひげ……

 ああ、無精したから、こんなになったんかな。

[思考が……]


…  大丈夫

 なのか?…それ


……、

[病院に?出られるのか、出られるはずなく。]



 ああ、噛まれたけど、噛まれてないから……。

[それがどういう意味なのかと]
 




           『 …… ああ。』


[いつだか見た彼の剛毛。
 噛まれたのに、噛まれていない その言葉の意味を。]

――……

      『怪我がなくて、よかったね……?』

[闇 は、一瞬だけ揺らめいて、けれど。そう言った。]



 ああ、確かに痛くないなぁ。

[声もなお低く、響くような……]


【人】 理事長の孫 グロリア

 ―3-B教室―

いつの間に、怪我を…、
――え……ぁ、怪我 じゃ なくて…

[腕に落とされた眼差しと同じ色、淡い色の水晶。
この世界には馴染まない。   の気配。]

 ………あ、 ゆ め…

[額を押さえる。震える夢、夢じゃ、なくて。

廊下側一番後ろの席、を見る、彼がいない。
あの子の席もたしか廊下側、いない。
問題児の彼がいないのも、いつものこと。

でも、教卓に近い席、優等生の彼もいない。どうして]

(126) 2010/03/05(Fri) 14時半頃

【人】 理事長の孫 グロリア

……っ、

ごめんなさい、ホームルームちょっと中止にさせてね。
先生、ちょっと気分悪くて…

予鈴がなったらみんな、ちゃんと体育館へ行くのよ?

[教卓の上、一度腕をついた。
生徒たちのざわめき、聞こえる。
ああ、しっかりしなくちゃ]

うん、大丈夫。ちょっとめまい。
ゲイル先生にお薬でも……

[ゲイル先生ってだれ?いぶかしむ声が聞こえる]

(128) 2010/03/05(Fri) 15時頃

――、…

   …バーニィ…?

[おかしい。おかしい――なにか、おかしいのだけれども]


【人】 理事長の孫 グロリア

…ああ、ケイトさん、あなたでよかったのね。
セシル君、やっぱり腕の調子悪いみたいだから。

見ててあげてね。
必要なら、保健室に…。

[立ち上がった少女に微笑みかけて、
疲れた様子で椅子に、腰を落とした。]

(130) 2010/03/05(Fri) 15時頃



  …… …いたくない… 

  [ 低い声 ひびく ふるえる ]




         『どうしたの。』
                『…… いたいの?』


 


【人】 理事長の孫 グロリア

 ―3-B教室―

――…、

[止まない、めまい。
あの子の瞳の色が今は、とても穏やかで。

もう少しだけ 夢を 見ていたいの に。]

……そう ね、行きましょうか。保健室。
セシル君も包帯、巻いてもらったほうがいいでしょうし。

[わずかよろめく足、
ふらり、立ち上がった]

(132) 2010/03/05(Fri) 15時頃

理事長の孫 グロリアは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 15時頃




  だいじょう ぶ
  まだ、心配してくれるの…?

  [ やさしい子 ] 

  [ 気配は かすかに 微笑む ]
  


――、

   せんせい。





     『センセは、いつだって、心配だよ。』

       『あぶなっかしー、じゃない。』


【人】 理事長の孫 グロリア

 ―3-B―

…そ、そうよね。
普通、先生を保健室に運んだりしないわよね。
ほんと、仕方ないな…わたし。

[支えられる体、ふらつきは一瞬、
だいじょうぶ、と、体重はかけぬようにして]

――……、

[触れたぬくもり、感じる質感
たしかにそこに在る。

目の奥が熱くなるのは、
それが失われる未来を知っているから]

(136) 2010/03/05(Fri) 15時半頃



  もう。
  ――…もう、先生にまたそんなこと、言って。


[少しだけ 冷たい 声音。]

『覗き見の子  鬼 が解るって言うよりも。』


          『赤 いのが わかるん だって。』


『それで、その人たちを説得して ケイトに協力しないようにしてもらって』


               『遊びを止めさせるんだって、さ。』




『…… 心配 だよ。』



[このまま 闇 に飲まれて消えてしまったら。
 貸す手も今は 闇 の向こうで。]


                おっさん、しっかり、してよね。


[セシルはまだ、大丈夫そうだと。]


【人】 理事長の孫 グロリア

そうね、もう卒業なんて…あっという間ね。

……おめでたいのに、だめね。
先生、絶対ないちゃう。
今、そういわれただけで、結構。

[滲んでしまう瞳は、
壊れゆくはかないもの、すべてに。

保健室までたどり着くまでの間、
誤魔化せるように*祈っていた*]

(141) 2010/03/05(Fri) 15時半頃

――、…

      …、

  ――気にかけるのは 多分

…立場、…関係、ない。


  だから、 …、先生。

気にかけたら
…気にかけられておいて ください


[嗚呼。らしく、ないと 思う。
言葉が、聞こえる。覗き見の子。キャロライナ。
紅いのが、わかる。 どういうことなのか。]


…遊びを

   とめる


[その意味は。]

       ……――


 ――死、



[――しねってことですか、
と、叩きつけた言葉 が、]



  セシル君にまで言われちゃった。
  君、変わったね。



            ―――…ね、お願い、2人とも。
                     こわれないでね**                                          


理事長の孫 グロリアは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 16時頃


――…、


  [変わった、  という 言葉に]
  [――― 沈黙が、]


       ……  わかりません


 いえ


   …、きっと、

(お節介が伝染ったんだ。)

  [――声にならない。]


―――

   ……、…


[こわれないでね]

  [こわれないで。――嗚呼]

[わからない。]

  [わからない。わからない。]





    [担任の声には ただ、微笑む、空気だけ。]
 


[死ね、と 言わずとも。
 思っているのか、と。]

『そうだね、仕方ない、仕方ないよね……。』

                『でも、見つけるのは 鬼 だから。』




『皆 みつけて 送ってあげよう。』


[   皆 を    そうすれば  さびしく ない から   ]


[闇から声が

   聞こえた。 聞こえ、]


 …――嗚呼、

     …… さみしくは


[おにさん、  こちら。  手の、]
[おに、 はんぱものの、  おに ]
[力のない、 鬼は どうして   ]

[かえるばしょなんか、 ない  のに]




  ……、   ――


[――ないのに。]





              『皆』  


            *『送ってあげよう』*


…、
   ……用具室は

 北棟にある、みたいだ。
 


【人】 理事長の孫 グロリア

 ―保健室―

ご、ごめんね…
なるべく泣かないように、頑張るから。

[微笑みながら指先で目尻を拭って、
保健室にたどり着く。
現れた老保険医に瞬きを重ねた。]

――……あ、

[探した、鉢植え。そんなものはなくて、

目蓋を伏せる彼の紫水晶、
青碧の少年の闇色、

悪夢の中の夢、夢のまた夢なのだと思い知らされる。]

[何気ない2人の会話を耳にしながら、簡素なソファに沈んでいた]

(170) 2010/03/05(Fri) 18時半頃

【人】 理事長の孫 グロリア

あら、まだ中庭になんている子が?
迎えにいってあげるといいわ。

先生、ちょっと休んでからいくから、
2人とも、お願いね?

[そう、声を掛けて、
少女の瞳の追った教師の背へ、一度目を向けた。]

(171) 2010/03/05(Fri) 18時半頃



   ……、チャールズ「せんせ」…

 



  ……彼女の夢の住人に、
  なっていてあげたかったけれど。

  そう、そうね。
  探さなくちゃ、早く…



  ……用具室は北棟、ね

              そしてあの せんせ……                 




   だって。

     この夢は

  2月25日《今日》

     終わる夢なんだ。


…――
    そう

  あれが

     「せんせ」  か


[せんせ  は  きらい]
[「せんせ」 は ――きらい。]



 ……――。






  ――…あの人と話、できるかしら。追ってみます。



――…、はい。
 お願いします。
 
 


【人】 理事長の孫 グロリア

[窓から見やったその先、
逃げるように去った、後姿。
そして、ケイトの声「せんせ」]

――……あの人、

[ふ、と息を一つ吐く。振り払うめまい。
早く探さないと、と焦燥が走った 時間 がない。

2人が中庭へ向かえば、
国語教師の姿の消えた先へ足を向けた。]

 …… ど こ ?

[鬼ごっこ?かくれんぼ?]
                [やみ が たぷん 脈打つ]

(174) 2010/03/05(Fri) 19時頃


 誰だ?


            [自分が誰だろう。]


理事長の孫 グロリアは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 19時頃





  ……誰が、誰なの?                          



 ああ、


      俺が誰だろう?
 




…――?


   …バーニィ?


【人】 理事長の孫 グロリア

 ―職員室―

失礼します、お疲れ様です。

[黒い背が向かう扉、職員室。
時期のせいかどこか落ち着かず騒々しい。

何事か彼と話してから、
給湯室へ向かう事務員に声をかける]

…あら、紅茶ですか。
ちょうど私も紅茶が飲みたくて、淹れようかと。
ああ、チャールズ先生のご要望なんですね。
じゃあ一緒に淹れて、私が、お持ちします。

[彼のカップはどれですか?尋ねれば、
事務員は快く教えてくれるだろう。
ご丁寧なことに自分が使っているティーカップも、
そこにはきちんと並べてあった。]

(180) 2010/03/05(Fri) 19時頃




  バーナバスさん、しっかり。



 あ、はい、

[その声にちゃっかり反応する。]

 大丈夫です。覚えてます。

[姿勢を正した。]


【人】 理事長の孫 グロリア

 ―職員室―

――チャールズ先生。
お疲れ様です、どうぞ。

[机周りに目を走らせながら、
そっと国語教師の傍らに差し出した紅茶。

カップの中は、鮮やかな緋色に波打っている]

…先ほど、保健室近くでお見かけしましたけれど。
お声をかける間もなく急に行ってしまわれて――…

一体どうなさったんですか?

[ゆるやかな笑みを浮かべながら、問う。
返答があるまではどの程度の間があくだろう、
心の中で 時 を数える。]

(183) 2010/03/05(Fri) 19時頃



  ……、もう。

  口だけだったら許しませんよ。



 いえ、大丈夫です。
 
[そこんところの回答は早かった。
     が、声は低く響くものになっている。]


【人】 理事長の孫 グロリア

 ―職員室―

――…あら、でも私はその時保健室にいたのに。
おかしな予感ですね。

[その笑顔に不快感を感じてしまうのは、、
多分誰にも咎められはしないだろう。
感情は化粧の下に、押さえ込む。]

てっきりお仕事が大変なのだと、時期が時期ですものね。
校長先生もお部屋の花を見て、
少し感傷的になさってましたよ。

ええ、確かスイートピーのお花、
私のクラスのケイトさんが持ってきてくれて…

[言いかけて飛び込んできたケイトの姿、
そしてチャールズの様子を傍らで何気なさそうに見つめた]

(194) 2010/03/05(Fri) 19時半頃




  ――……、こえ が 少し、
  ほんとうに、だいじょうぶ、ですか?



  …、――


[なにか、おかしいと 思うのだけれども。
形にならない。]





 ――いやらしい感じの人。
 絶対腹黒いわよ、タヌキだわ。

 [不機嫌そうな声がぶつぶつ]



   ……、
  ……?

    件の「せんせ」 …ですか?



 お、俺は、いやらしいですが、
 嫌わないでください。

[盛大に勘違いしてます。]


【人】 理事長の孫 グロリア

……あ、え?
キャロライナさんとセシルくんが?

[機嫌の悪さで少々上の空だった、
ケイトの言った言葉に改めて気付けば、眉をしかめて]

………、

[ケイトを見て笑顔を見せるチャールズに、
なんだか胃のむかつく感じを覚えた。
これからのことが既に変えられない事実、だとしても。

>>#14 促されれば強い視線を向けて]

意味もなく喧嘩するような子たちじゃありません。
理由が在るはずですから、私、様子を見に行ってきます。

(199) 2010/03/05(Fri) 20時頃

【人】 理事長の孫 グロリア

 ―職員室―

――……、……

[ケイトの戸惑うような、恥らうような、
そんな様子を見れば、ああ憧れているのだろう、と思う。

信頼を踏みにじる裏切りの予感、
胸のいたみとふつふつと沸き上がる怒りにぎゅと拳を握った]

ええ、だいじょうぶよ。
ケイトさんは心配しなくて、いいからね?
知らせてくれてありがとう、

[>>@44 頭をさげる彼女には、少し切ない顔をしてしまったかもしれない。

そして足を向けかけて、>>#15耳に入った言葉に止まった。
実際トレイを落としかけたから、
足を止めたのはきっと不自然ではなかった、気がする]

(205) 2010/03/05(Fri) 20時頃

……きたわ。

お手伝いしてほしい、ですって。



[――ぴくり  と反応するが、今はそれだけ]


【人】 理事長の孫 グロリア

 ―職員室―

……ぁ、

[>>#16 立ち止まったまま、
落としかけたトレイをゆっくりゆっくり抱えなおして、
くるり、振り返る。にこやかに笑顔を作った。]

まあ、それはいい考えですね。
よろしければ私もお手伝いいたしましょうか?

[止められない夢の中なのだとしても。
出来る限りのことは、*したかった*]

(211) 2010/03/05(Fri) 20時半頃

理事長の孫 グロリアは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 20時半頃


放課後、北棟の東階段下。
そこで待ち合わせだって。
隠れて待ち伏せでもする?


――って、そうそう。
セシル君とキャロライナさんが喧嘩したって、
あの子飛び込んできたわよ?どうしたの?**




――って、何言ってるんですか。
あなたの話じゃありませんってば、もう。


……ほんとうに、だいじょうぶ です か? 
 [ こえ には 不安の色が 滲んだ ]



 ――………

[大丈夫じゃ、なさそうだった。]


【人】 理事長の孫 グロリア

 ―職員室→中庭―

――ああ、そうでしたね。
もちろん、ご期待にはお応えできるつもりです。

[それでは、と背を向けてゆっくり歩き出す。]

[>>#18 放課後、用具室、北棟 東階段下]

[首を傾げる優しげな顔はしっかり視えていて不快感は止まない。
先ほど告げられたとおり中庭へと足を向ける。

セシルの姿を見つければ小さく一つ頷いて、
職員室で見聞きしたことを、その場の皆にも告げるだろうか**]

(229) 2010/03/05(Fri) 21時頃

理事長の孫 グロリアは、多分、チャールズのことは5割増しくらいイメージ悪く伝わるはず**

2010/03/05(Fri) 21時頃



 がうがう
 


…狼って、もしかして…



 いま、うなり声、みたいなの

 ――…バーナバスさん、だいじょうぶですか? 
 



 ぐるるるる   がるるるる
 


【人】 理事長の孫 グロリア

 ―中庭―

――…… 狼?

[職員室の話を伝えてチャールズの印象を落として。
ミッシェルの>>228を聞けば、怪訝な顔。
そこには若干不安が混ざった、かもしれない。

下見組、と分かれる話が出ていたけれど、
自分の姿が見つかれば、警戒されるかもしれない。
夢で、事実はどこまで歪むのかわからなかったけれど。
思考はそこまで]

――…私、ちょっと探しに…

[それは、マーゴの声が聞こえるのと、同時くらいか]

(253) 2010/03/05(Fri) 22時頃



  ………!


理事長の孫 グロリアは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 22時頃


な、ん


…バーニィ…!?


理事長の孫 グロリアは、マーゴの視線の向いていた先へ、駆け出した

2010/03/05(Fri) 22時頃



 うううううう
     うううううう

          んがぁ……
 




バーニィ!!!


 


【人】 理事長の孫 グロリア

 ―畑―

[>>255 声を掛けられる前に、跳ねだしていただろう。
一足先にそこにたどり着けば]

――……

[うなりのような声が聞こえる、
ああ、同じだ、と絶望的な感情が湧いてくる。
いつものクロシェット、ところどころ避けた服の色。
紛れもなく、その人でしかなくて]

……しっかりしてください!

[叫べば、やみ の気配に共鳴する 燐光 
ひかりの中では うっすらと]

(257) 2010/03/05(Fri) 22時半頃




  バーナバスさん! 聞こえてますか!





  み、みんなついてきちゃった……
  セシルくん……

  [ おろおろしてます ]




      る……がる……


[グロリアの姿を見れば、ぴたりと動きは止まるけど。]


【人】 理事長の孫 グロリア

 ―畑―

――…しっかりして下さい。
どうして、急にこんな………

[恐れもなく近づけば、
触れようと手を伸ばして。
その先に光る、目の色に気付く。

ちがう 色。]

バーナバスさん…わかりますか、私です。
グロリア・アトラナートです。

[いつかのように名乗る、ああ同じ場所だ、と思った]

(267) 2010/03/05(Fri) 22時半頃


―ぇ、
            あ

  [死を、しってから、 間が]

  ……、こ、まりました。
     なんとか、正気には戻さない  と。




 そ、そうよね。
 正気に返ってもらわないと。

 ……まだ、まだ こわれてないよ ね……?


【人】 理事長の孫 グロリア


――……、……

[犬のように尻尾が揺れている。
懐かれてはいるらしいのだけれど、
当然、それを手放しで喜べるはずもなくて、空の色は沈んだ]

あの、だから。みんな。
どうやら、危険はない、と 思うから。

……うん、だいじょうぶよ。

[服の裂け目からはみ出す、
硬い毛並みを撫でながら、それだけ告げて]

(273) 2010/03/05(Fri) 23時頃


 うう

    うう


      うう


[ぼんやりと、 そら を眺めていた。
 たかい  たかい  あおい そら。

 光 が 闇 を作って。]



                 何やってんだよ   ばか。




[聴こえてきていた 唸り 声 に。]



 わ、

   わりぃ   こ


 だ   れ    だ?


バーニィ、


 [動揺のこる、声で]


 ……  しっかり、 しろ。



 お  に

        みつけて  るの


  だ   れだ?

[だって、この連中を護らなきゃだから]


[首を振るう、今まで 聞こえて来た情報を整理する。]


           『チャールズ せんせ か。』


[自分が 担任を呼ぶ 呼び方に似ている。
 日誌で見た内容。椅子の準備など遅くまでかかるはずもない。

    闇 は  さらに 濃く 。]




『送るかい? あの子。』
          『でも、ねえ。送るなら。』



                  僕がやるよ。


【人】 理事長の孫 グロリア

[見つめていた瞳の色が常に戻れば、少し安堵の息を吐く。
その腕を抱き締めるようにして、額をついた]


 ――…… ぇ ?


[聞こえた小さな囁きには、怯えたようにふるふると首を振る。
答えるのが怖くて、答えてはいけない。そんな気が、して。]

(283) 2010/03/05(Fri) 23時頃


 がる………

        わりぃ   こ

    わりぃ    こ



    悪い子、…――


 [わるいこ。おにを、見つける悪い子。
 そう、なのか。どうだろう。
 勝手にしろ、と言葉を投げつけたあの、]


   …、お前が?


[送る、と謂われれば。そんな風に、問うて]


【人】 理事長の孫 グロリア

問題、ってどういうこと?
ただ人でありえない変化が起こった。
それはみんな同じじゃない。

獣に近づくような変化が起こったから、
問題だというの?

[>>284 威嚇を始める姿を見れば、悲しげに眉をひそめて]

ほら、わかってるじゃない。
あなたたちの言っていること。
――興奮させちゃ、だめ。

(288) 2010/03/05(Fri) 23時頃

 
『そうだね、―― 悪くないとでも?』
           『僕らだって……好きで鬼になったんじゃないのに、
                     彼女たちは自分たちだけが被害者とでも言いたげで。』

[まるで悪者のように。
 冗談じゃない。]


『ゲームに乗りたくなきゃ死ねばいいじゃないか、
                 ラルフみたいに。』

『なのに鬼を探して 協力するなと言いながら』


                  『心の中では死ねって思ってるんだ。』



   おちついて、見つけたのは、
         
                  蒼、よ……              


 あ
          お


   あお



       あおが  わりぃ  こかぁ



『…… お互い様 さ。』


[だけど、でも。]

                   『俺はもうディーンを殺した。』

                  『簡単さ。』


[鬼が勝って。鬼が勝とう。
 戻れた時の為に。その時の為に。

 汚すことなんて、無い。]




   ……ッ いいよ!!

              お前は、ばかに戻ること考えろよ!


[たのむから。]


【人】 理事長の孫 グロリア

 ………、だめっ!

[その変化に気付けば、腕を抱えてしがみつく。
大きく震えたその身と、千切れる服に、
すぐにつかんではいられなくなるか。]

(294) 2010/03/05(Fri) 23時半頃

嗚呼、……
   …――「ケイトの手先」呼ばわりだったか

           …、――

  …、――ケイト も  違うのに
           ……、酷い言い草だ な

[――でも自分は何も。半端に。力なく。]

  ……バーニィ、 …やめろ

…、 …戻ること、…考えろ…!




            『ケイト…… 似てるな、セシル。お前にさ。』


『お前になら、きっと……解るんだろうなあ。』


[似てる、と思った。
 自分にも、でも、きっと違う。
 過去に来て、彼女は人の中で笑っていた。
 だから――。]




          … …センセ。


[この男の鍵は恐らく彼女だから。]

『頼んだ。』



             『俺は、あのコ送りに行って来る。』

『異論、あるなら、聞くよ?』


『あ、セシル? セシルにはケイトを頼む。』


【人】 理事長の孫 グロリア

 ―畑―

  ……… ぁ 、

[その変化にたじろぐように腕が離れれば、
彼は気づかうように、距離をとって。

戻ってしまう、赤い目に。
少し丸められていた背が、獣の曲線に変化してゆく。

ただ目と口をぼんやりと見開いて、見つめて。]

――みんな、逃げて。
早くここから行って!

(300) 2010/03/05(Fri) 23時半頃

――似てる


   …――、…


[似てる。何処か、似ているのだと思う。

鬼、は

多かれ少なかれ、“彼女”に似たところがあるものと
“彼女”が強く、想うた欠片を持ったものが
選ばれたのでは、ないかと――]


    …、さっき、先生の声で、
少し、おとなしくなった。


――、あの、キャロライナのところに、は
……ドナルド、が


[いるのでは、ないかと。そう。]


…、――   ケイト。


[走り去ってしまったままの彼女。
時間は迫るか。]


【人】 理事長の孫 グロリア

 ―畑―

ミッシェルさんっ!
何してるの、早く行きなさい!

[じりじりと距離はかるような、
引きつけるような動きをとる彼女に叫べば]

オスカー君もなにしてるの!
逃げてって言ってるでしょう、一体どうするつもり?

彼にあなたたちを傷つけさせるの?
それとも彼を傷つけるの?

[咎めるような声に混じる いたみ ]

(309) 2010/03/05(Fri) 23時半頃



『ああ、 どうしようか。もうパメラは居ないしなあ。』

[彼らの事は知らないし、彼女の言ったあいつ、も彼のことだとは知らない。]

『…… それ なら』

[絶望の色濃い彼女は自ら消えるのでは。
 それなら、その男を   と 思って   闇 が止まる。]


[一瞬 弱まった 闇 は 反動のように、色濃さを増して戻る。]


『どうしようかな、呼び出せば来るかな。』

                   『力の事を話すなんて、信用されてるみたいだし?』

[くすり、くつり、歪んだ わらい。
 どうせ 傷つけるしか出来ない自分だ。

 その信頼は 必要ないよと 教えてあげようか、と。]



  ……  、 っ、…

      [闇の声が聞こえた気がして、
             背が冷える。ドナルドは、

          駄目、だめだ、]

 [形《こえ》にならなければ 口にすることは、ないけれど]





 『…… どうしようか、誰にしよう。』

                   『別に僕は誰でも構わないよ。』


[鬼が勝てばいい。
 もう ケイトを見つけて、出来るだけ皆で、なんて浅はかな望みは 抱いてない。]


                 『……    ね。』


『バーナバス』、あんたの声が聴こえないよ。


[どうしたの。
 少し、少年のような声音は、困惑と不安の、色。]


【人】 理事長の孫 グロリア

――お願いだから早く行って!

こんなことしてる場合じゃないでしょ。
間に合わないかもしれない、なんて、
そんなの、今考えることじゃない。

……早く、あの子を探さないと。

[ ミッシェルをひたと見つめれば ]

――…何がしたいの、あなたたち。
――…何をしようと、言うの?

(316) 2010/03/06(Sat) 00時頃



   あお を   キャロライナさん を……

      [ ふるえる こえ ]

   あのこが きえれば もどってくれ る … ?




[覗かれたから?]

         ――バーニィ…

             [蒼が、  覗いたから?]

[震える声が、沁みるよう]


(あお  は  わりぃ こ)




『…… そうだね、あの子は。』

                 『バーナバスを』


             『ケイトの手先だなんて 言ってた。』


『悪者みたいに。』


[違うのに、違うのに。
 こんなに 闇 に囚われても 尚 優しいのに。

 護る って ばかな こと 言うくらい。]
 



  ばかやろう、


           もどって、 こい…!!


【人】 理事長の孫 グロリア

 ……… ぁ、 や、だめ……

[ガラス玉がこぼれおちる。
2粒 涙のよう。

泥の中、それを隠さなければと、
手と膝をついて拾う。

もう、遅い。泥まみれの赤と淡いピンク] 

(329) 2010/03/06(Sat) 00時頃


 だめ  いや  

     や め て                   


    どうして
            どうして

     どうして 


         あの子達は 行ってくれな い の ?



  鬼

                  だから?

 


[担任の、泣きそうな、声。]

『あのこ たち?』


            『センセを困らせてるのは、だぁれ?』

                    『だぁれ。』


[低く   冷たく  闇 が  訊いた。]


[その人の言葉には少し、理性なのか、
 何かが戻る。]


【人】 理事長の孫 グロリア

 ……… 、…… ……!

[現れたドナルドの腕、晒された凶器。

もう既に涙はぽろぽろとこぼれ落ちていて、
滲んで歪む視界の中でも、はっきりとそれは見えた]

――… な に を……

 [ 立ち上がる ]
 [ ゆっくりと ]

 [ 絶望がみえる ]


……なに を する気な の …?

[ 見開いた瞳、そらのいろは より あおく ] 

(336) 2010/03/06(Sat) 00時半頃




がぁあああああ

    向こうに    いけええええええ

  鬼   なんて

         なりたくてなったわけじゃねぇえ

     先生は

         だれよりも

       やさしいひとなんだぁあああああ





                 …… ッ   。

 




 むこ  うに


               いけええええ
 




 
   ……――!!!!



 




   鬼じゃない子 た ち … みんな                                                              



  わ た し ?
      
      ち が う  わた し だいじょう ぶ 

   だ か ら   い い の  

       あ な た も    ここ か ら    に げ    て                                


[鬼じゃない みんなが。]



             『そう ……    そう。』


[鬼 だから  鬼 だから。 鬼、だからなのか。
 バーナバスの 慟哭(こえ) が 頭の中残響している。]





 おれはばかだけど、
 まもるんだぁぁあああああ




[それは先生を、フィリップを、セシルを]





         …ぁ



 


【人】 理事長の孫 グロリア

や め   て   っ  …… !!!
 
[嗚咽で途切れて 叫び。
濃紺の軌跡を止めたくて]

[泥に塗れた手を 手を伸ばす]

[足をとられて よろめけば 
白銀も紅玉も 追い討ちをかけるように]



[―――…何も、届かなかった]

(349) 2010/03/06(Sat) 00時半頃




    ………ゃ、ぁ ……





    [驚きに 満ちた 声。]


                   [何が、 問うことも、できない。]


ああ  ああ  ああ


              いでえええ
 


【人】 理事長の孫 グロリア

や、……あ、だめ、しっかりして……

[倒れ付し今にも動きを止めようとする獣に、すがりつく

溢れだす あか で濡れる
あか が抱き締めようと触れ手を染める ]

バーナバスさん…!
バーナバスさん、いや、どうし て。

いや で す…
おねがいですから、戻っ て……

[濡れる 濡れる あか 視界も濡れてみえない。
なみだを拭う、ほおを そめる あか]

(358) 2010/03/06(Sat) 01時頃



 いでええ

           いでええ


    いでええ


         ああ  ああ   はは


 いでえ  はは  はは


     はは  はは





               ぅ


         あ

                      ア゛

 や





  さみぃ


              つめてぇ


     くれぇ




            ああ





    ケイトもこうだったのかなァ



   







 あと、ばかで   ごめん   なァ




  


【人】 理事長の孫 グロリア

…いたい の ?
うん、いたいよね…
こんなに 血 出てるんだもの…
いたい よ ね…

[声はおさない少女のように。
血塗れる獣の毛並みを拭う。

頬を汚す あか
涙に ながされて]

いたくなくしてあげる か ら …

[痛みは己への抑制

痛みを感じる彼に、
狂気などないと知っている]

(366) 2010/03/06(Sat) 01時頃



    ぁ

                  いや

        だ

いくな

               いやだ

 






 かえれると  いいなァ





 







おめぇらが  好きなんだ





 








 で、せんせいが 大好きなんだ






 





            … … ば か     や





                           





         なんで



 


【人】 理事長の孫 グロリア

……ごめんなさ い
バーナバスさん……

[血泡のこぼれる狼の口に、唇を寄せる。

血塗れた口付け。
毒の味はきっと甘くやさしい。

燐光は あおく 瞬いて。

痛みが失われれば、
あとは命が流れるのを待つだけ

やさしい夜の帳が訪れるように]

(374) 2010/03/06(Sat) 01時頃



『ああ  ああ   どうして』


            『お前は誰も 送ってないのに 殺してないのに』



         [ただ、 鬼 と言うだけの理由。]





           ――   ッ…!!


 


理事長の孫 グロリアは、用務員 バーナバスの瞳の色をみつめた

2010/03/06(Sat) 01時頃


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