人狼議事


65 In Vitro Veritas

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視点:


セシル! 今日がお前の命日だ!


【人】 奏者 セシル

 ― 地下2階 空き部屋 ―
[知っていたね?と確認の言葉を投げられて、
 ため息をつく、やるせない諦めの中にある。
 投げられた問いに肯定を示すように、返すのは一言]


 俺にだって、大事な人だ。


[その人が引き裂かれたのは体。
 その人が引き裂かれたのは心。

 どちらが不幸なことか、そんなことが比較できるのか。
 誰もわからないだろう、と投げやりに笑うような口元。
 こころは、決して笑ってなどいなかったけれど]

[何が悪いのか][誰が悪いのか]

[問いと、形にならない答えが、
 頭の中にもやのように渦巻いている]

(3) 2011/10/02(Sun) 18時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/10/02(Sun) 18時半頃


許さない……

許さない!!

やっぱり、先に壊すべきだった。

壊される前に。

あいつらを。

全部。

全部壊してやる……!!!!




         自分にも、ください。
         貴方に与えられたものを…。

[それは、半分からかっているかのような、
 狂い始めた声……。]


【人】 奏者 セシル

[離れるために押しやろうとする、
 散花を追うべきだし、ああ、その前に蝦江と雪織、
 2人を殺したのは、彼なのか、問うべきだと思って――]

  ッ、 何を。

[また腕を掴まれる、相手はわかっているのかいないか。
 無理に抵抗すれば腕を痛める、
 その恐れに、身動きが取れなくなる。

 与えられる者、奪われる者。
 どちらにも選択の自由は存在しない。]

 ――……何故?
 そういう仕組みの中に、
 そういう世界に生まれたからだ。

[靄のような思考が休息に冷えて、かたちを為していく]

(23) 2011/10/02(Sun) 22時頃

【人】 奏者 セシル


 ―――ッ、

[ぎり、と後ろ手に回された腕が拘束される。
 寒さにふつりと肌が粟立つ、少しだけ肩が軋んだが、
 痛めるほどでもない、腕の自由を奪われているというのに、
 ただその事に安堵する。]

 ……君は何がしたいんだ。

[下から睨むように肩越し振り返る、笑む唇が目に入った、
 視線を上げれば、嗤う細く狭められた瞳。
 ゆっくりと這うように首に触れる指先
 ――自分のものとは、大分異なる。]

(24) 2011/10/02(Sun) 22時頃

【人】 奏者 セシル




 殺す気か。

[その指を、そう感じたところで抵抗はない]

 君が俺を殺すつもりなら、
 君はやっぱり俺だろう。

[その指が首を絞める間でもなく、息苦しさの中にある。

 存在するシステムも、
 システムを生み出したものも、
 システムに生み出されたものも、

 取り巻く欲望と罪の全てが耐え難い穢れだ。
 ゆっくりと目を閉じる――何か囁くような声が、聞こえる*]

(25) 2011/10/02(Sun) 22時頃



 ……言っている意味がわからない。


[囁かれる声が狂いはじめているというのなら、

 ゆっくりと静かに返される声音もまた、
 ひび割れ、こわれていく、音]



[同じでありたい。
 そう、あの音を自分も出せるのであれば

 そうなりたかった。
 でも、最初のスタートが違っている。
 どうしようもない。]

 くださいって言ってるんです。
 貴方には、ヴァイオリンも、ニーナも、ある。

 自分は、貴方が


                      ほしい。


【人】 奏者 セシル

[>>33 首に沈みかけた指が止まる。
 否定の言葉を否定する、断言する響きを持って]

 違わない。

[硬くなる背後の表情とは間逆に、
 目蓋を閉ざしたまま、柔らかに笑みのかたちになる唇]

 “自分”を消したいなら、
 君は俺だよ。

[今度こそ、可笑しくて、笑っている。]

(40) 2011/10/02(Sun) 23時頃

【人】 奏者 セシル


 この穢らわしいシステムも、
 システムを生み出した者も、
 システムから生み出された者も、

 存在しない世界に行けるのなら、
 ―――それはそれで素晴らしいだろう?

[喉の鳴るように、笑いが零れる。
 優しい声で、語りかけるように、]

(41) 2011/10/02(Sun) 23時頃

【人】 奏者 セシル





 それに単純な理屈だ、
 同じものは ふたつ いらない。

[告げれば、首筋に再び指が沈もうとするのを、感じた]

(43) 2011/10/02(Sun) 23時頃

[収縮する瞳孔、青い花のように青を濃くして、
 仰ぐように振り返る瞳は笑みを湛えたまま]


 ……それも、意味がわからない。


[柔らかに響く声は、沈む指に阻まれるだろうか。]


【人】 奏者 セシル

―地下2階 廊下―
[皺のついたシャツのボタンをはめなおす。
 シャツの袖にはほんの小さな血染みが着いたけれど、
 よく注意して見なければわからないほどの本当に小さな点だ]

 ――……

[“コーダ”がどうしていたかは知らない。
 一度首筋に沈んだ指は、けれど結局それ以上締め続けはしなかった。

 扉を開けて廊下に出て、歩く。
 重く暗鬱な世界、息苦しさは変わらない。

 ぼんやりと思うのは――
 “どちら”も息苦しさをもたらすものだ、ということ]

(56) 2011/10/02(Sun) 23時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/10/02(Sun) 23時半頃


セシルは、コントロールセンター方面へとむかえば、黒田の姿があっただろうか

2011/10/02(Sun) 23時半頃


[自分の手が汚れるのは厭わない]

[その報復で殺されようとも]

[ただ、守れればいい]

[仲間を]


【人】 奏者 セシル

―地下2階 廊下―
[コントロールセンターから出てきた黒田がこちらへ駆け寄ってくる
 そういえば岩瀬と蝦江が死んでから、
 非常用転送装置の確認はしていなかったが、
 変わらず動いていないだろうことは察せられた]

 ……何人になったらここから出られるのか。

[頷き返し、廊下の隅へと向かいながらぽつりと零れる呟き。
 潜めた声の問いかけに、ちいさく笑った。
 “自分”が彼らを殺すとしたら、動機はなんだろう]

 ああ……そうか、
 ここから出る為に、殺すってことか。

[ゆるく首を振って、そんなことはしていない、とそう示す]

(63) 2011/10/03(Mon) 00時頃

[なのに]

[どうして]

[上手くいかないのか]

[どうすればよかったのか]

[悲しみと苛立ちが募っていく]


【人】 奏者 セシル


 岩瀬も蝦江も殺したのは“彼ら”だろうね。
 2人とも殺害される理由は充分にある。

 ――でも、誰が殺したか、
 そんなことを知ってもどうにもならない気がするよ。

 それを知って君は何が出来ると思う?

[見つめる瞳をゆっくりと瞬きながら、見返した]

(65) 2011/10/03(Mon) 00時頃

[息苦しさに、思考は少し不透明だ。
 ただ、こんな所に存在しなければならない、全てを]

[憐れだと、思う]

[きっと、心が引き裂かれてしまう。]


【人】 奏者 セシル

[唇がへの字なったことには気付かないまま、
 そう、意識はどこかまだ上の空にあって]

 恨み、か。
 確かに、蝦江くんの言葉は、余り好きではななかったな。
 自分の汚い部分を見せ付けられるような気は、していた。

[恨み、ふとそれに反応して、言葉が零れた。
 雪織へ零された言葉は、音にしなかっただけで、
 自分もきっとどこかでそう思っていたことだ。

 語り口はただ穏やかだ。
 微笑を湛えたような口元のまま、
 投げた問いに返る彼女の言葉を聞いていれば、表情は消える。]

(70) 2011/10/03(Mon) 01時頃

【人】 奏者 セシル

[眉根の寄せられた、少しだけ悲しげに。
 首を傾ける仕草には既視感がある、
 彼女と同じ者はまだここにあることを思い出す]

 随分簡単に殺すなんて口にする。
 ……こんな所に閉じ込められた、せいか?

[そしてもう一つ、思い出したこと。
 やはり簡単に 殺す、と脅しの言葉を口にした人]

 そういえば散花くんは――……?
 剥き出しの刃物を持ったまま、歩いてたけど。

[明らかに様子がおかしかった、
 散花はいまどこにいるのだろう、どこにいるにせよ、
 “ここ”から逃れられはしないだろうけれど]

(71) 2011/10/03(Mon) 01時頃

[そして唐突に理解が及ぶ。
 散花もまた、心が引き裂かれたのではないかと


 この世界から逃れられないが故に]


【人】 奏者 セシル

―地下2階 北側廊下―
[過ぎった思考に“確認”を取ろうとしたところで、
 水無月のクローンの近づく足音を聞いただろう。

 よく、見通しのきく廊下。
 その場所を選択した黒田の反応はどうだったか。
 何か用事か目的のあるらしい様子に、声をかける]

 どうかしたの?

[コーダじゃないコーダ、とクロには呼ばれたから、
 その時に名乗っていれば、こちらも名前を聞いていただろう。

 彼女の口から聞くのは、
 散花とネクが死んだ、ということ]

 ……そうか、教えてくれてありがとう。

[どこか信じがたいような気持ちと裏腹に、
 ひとつだけ腑に落ちることがある]

(74) 2011/10/03(Mon) 02時頃

【人】 奏者 セシル

[きっと散花は自分の  ように、]

 こころが、
  引き裂かれてしまったんだね。

[黒田は、クロは、その呟きを、
 憐憫の滲む声を聞いただろうか*]

(76) 2011/10/03(Mon) 02時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/10/03(Mon) 02時頃


[セシルの首に埋め込んだ指が止まる。]

 わからない……ですか。

[セシルもまた、笑みを浮かべる。
 それは、きっと鏡のようだったか。

 浮かぶのは、
 もう一人の自分に飲まれる……
 そんな……。]

 そう、違うから、わかるわけない。

[これが、自分。
 これが、自分。

 同じ顔をして、同じ声で、そして、その環境にあれば、そう言う。
 それが、自分……。]


 あ……

[同じでない、と主張しながら、
 でも、きっと、自分なのだ、と思うのは……。]




[そんな自分に、
 高見から、こちらを見下ろしているような瞳。白い首筋、柔らかな動き、自分よりも質のいい髪、そのすべてに。]

 ――…貴方は、自分より、
 セシルは、コーダより、上にいると、思っているんでしょう?
 それでも、いいですよ、貴方からできたクローンだ。
 ここはそんな世界だ。
 自分は貴方の劣性コピーだ。わかっている。

 だから、自分は貴方が憎い。
 でも、

                同時に、     してる。


[首から手は離れる。変わりに寄せるのは唇。]

 あのヴァイオリンを弾く貴方をみたとき、
 自分は、貴方になりたくなった。

[自己の中で相反する矛盾。憎い。憎いのに、同時に、それを美しいと思う。そんな自分の姿に嫉妬と憧憬と…。
 そして、それを押さえるためにか、それとも自然にか、新たに生まれる、好奇心。]

 でも、なれない。

[美しいと思う。それは、自己愛に近しいのか、それともただの興味なのか、コーダにはわからない。

 ただ、首筋に口づけたとき、自分がどう、鳴くのだろう、と考えると、潜んでいた生理的な疼きが脳裏をよぎった。]

 


 だって、貴方と自分は違うから。

[その胸に後ろから手を回す。それも、きっと同じ形。
 自分は、一人で慰めるときに、そこを弄るけれど、それはセシルも、

                  高まる、ところなのか?

 指の腹で、まるで自分にやるように撫でた。**]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/10/03(Mon) 13時半頃


[ 首に沈もうとする指が止まり振り返れば、
 仰ぎ見る瞳に映るのは、訥々と言葉を語る彼の姿]

 君よりも知っていることは多いから、
 知識は、君よりも上だと思っているよ。

 でもそれは優越感じゃない。
 自分に対して、そんなものは持ちようが――…、

[本当にそうだろうか]

[自嘲だと思っていたこの笑みは、無知を哂うものなのか。
 結局、自分も犠牲を省みず、貶める存在なのだろうか。
 ふと、笑みは消えれば、首から手が離れていく]


[変わりに、生ぬるい吐息の感触。
 同じであれど、個体としては違うものだと思い知らされる体温。
 反射的に逃れようとしたそれが阻まれる

 彼は自身を雨宮セシルよりも劣るものだと認識している。
 憎いと告げる言葉の続きは、聞こえない。]

 なりたいなら、変わってやろうか。
 でも、それは――……

 ッ、

[続いたくちびるの感触に、言葉は、阻まれた。
 身を捉えた腕、指先が晒されたままの胸の上を這う。
 唇を噛んだけれど、わずかに身は震えた。

 彼の指の動きは明らかに性的な意図を持っている。
 察して、その腕から逃れようと身を捩った]



 お前、何するつもり……、ッ
 悪ふざけはやめろ。

[“自分のクローン”が、何を考えているのか。
 そんなことは最初からわからなかったけれど、
 行動の意味は概ねわかっていたつもりだった。
 今の行動の意味は、理解できない]

 ……何がしたい、
 憎いから、屈辱でも与えたいのか?

[睨む眼差しは、怒りよりも困惑の色が強い。
 思い出したのは――屈辱を与えられたという散花の、言葉]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/10/03(Mon) 14時頃


【人】 奏者 セシル

―地下2階 廊下―
[>>83 水無月が姿を現したのは、
 彼女のクローンから話を聞いた後だろう。
 クロの姿はまだそこにあったか否か]

 君たちには、まだ何事もないようだね。

[口元にほんのわずか微笑みを湛えたまま、水無月を見やる]

 そういえば、散花君は言ってたな。
 クローンとふたりきりでいるのはおすすめしない、って。

 元が同じだからこそ、
 耐え難い何か、というのはあるのかもしれないな。

[思い返すように、ぽつりと呟いた*]

(84) 2011/10/03(Mon) 14時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/10/03(Mon) 14時頃


 クツジョク?

[その問いは、チルハナもそう言った時の響きと同じだっただろう。
 そう、彼らにとってはそれは、娯楽、快楽を得る一つの許された行動。
 ただ、コーダ自身は誰とでもするものではなかったけれど。純粋に一つ、それを否定する。]

 憎くてするもの、じゃない…。

[それは、彼にとって、嘘ではない。
 それに、セシルの漏らした吐息……

 確かに、彼は、それを気持ちよく、感じている声、だと思った。]


[同時にゾクリと背筋に何かが走る。
 そう、彼から受けてばかりの負の感情が、ふつり…と途絶えた。]

 気持ちよさそうに、見えた。
 でも、


              やめてあげましょうか?

[そう告げつつ、また、胸の尖りを撫で上げて、首筋に舌を這わせる。]





[その言葉には意味がある。

      殺されるつもりは、ない。

     身体も、心も、自分という細胞、そのすべて

                殺されるつもりはない。]


[憎しみを否定された。
 仮に嗜好の問題であれば尚性質が悪い。
 おまけに身を捩った程度では、抵抗のうちに入らなかったようだ。

 刺激への反射を論う言葉に、カッとなる。
 掠める指と舌、どちらもざらついた感触だ、紛れもなく違う指]

 何言ってる、
  いい加減に――……

[肩から体当たりするように、手を、体を、跳ね除けた。
 やめてあげる、それは自分が優位にたったものの言葉だ。

 相手に優越を抱かれたことにも、
 怒りが湧いたの理由の一つだったのかもしれない]


[次にセシルの身体は激しい拒絶を示す。
 跳ね除けられる手と身体。

 だけれども、一度感じた感覚に、笑みは止まらない。
 いや、セシルが、それまでの冷静さを失って、怒りを表したことに、彼と同等になれた気すらした。]

 なら、やめます。
 今、わかりました。
 貴方は、大事な人だ。自分にとって……。

 教えてください。貴方が自分に教えてください。

 この世界を……。

[その背中、露わになった上半身。また不用意に近づくと、その腕…ニーナなら二連星の黒子をもっているその箇所に爪をたてる。
 その痛みにセシルが声をあげようと、表情を歪めようと、やめないだろう。


 ○に十字架のマークを、血が滲もうと構わずに……。]


 自分は、壊れない。
 貴方を壊すことで、貴方と同じというのなら、
 貴方も壊さない。

           自分は、自分であるものすべてを壊さない。




[そして、終われば、その手首を拘束していたシャツをほどいた。]


 ニック………。

[そして、ニックの言葉には、表情を固める。
 そう、その純粋さ。それは、自分にはない、もの。]


僕らだけいればいい。

あいつらはいらない。

そして皆で帰るんだ。

だから僕達に任せて。


[ニックの言葉に頷きながら、
 それでも、赤毛がイワセを求めるならば、



 きっと、手を下すだろう。
 ニックはきっと驚くだろうけれど、




 彼はオリジナルに誑かされてしまったのだと…。
 だけど、彼がイワセにそこまで捧げるのなら、

 悲しいけれど、そうしようと…。]



[問いに応えない。
 そんな赤毛を見ている視線は、だんだん醒めたものになってくる。

 自分はまだしも、こんなに思っているニックに対しても、
 何も、応えないなんて…。]


 ――…ニック……。
 赤毛はこのままのほうが幸せだと思うか?


[少し、苛立ったように、囁く。]




 ――……もう、目がない  んだ。
 ペナルティもちだ。


[その意味、ニックはわかるだろうと…。]


……コーダ。

[怪我。
ペナルティ。
そして痕が残るような傷を負ったものはロボットに連れて行かれて二度と戻ってこなかった。
今なら、その理由が分かる。
けれど。
だからこそ同時に]

……赤さんのオリジナルはもういない。
だから、怪我をしてても……関係ないんだ。
いや、そもそも……僕らは僕らだ。
オリジナルの交換品になんて、なってやるもんか。


 そうか……。

[ニックの答えは、ニックらしかった。
 だけれども、だからこそ、
 そんなニックの想いに応えず、
 そして、己の問いにも応えない、
 そんな赤毛に苛立ちは増す。]

 ――…俺も、部品になんかならない。
 だけど、俺は、
 あんな風に生きていたくはない。

[ちらりと赤毛を見やる。]

 ニック……
 俺は、今、赤毛よりも、お前のほうが大事だよ。
 お前は、誰かと誰かを比べたりはしないだろうけど…。

[でも、それよりも、なお、自分が大事だとは、言わない。
 だけど、ニックも大事なのは事実で……。]


赤さんが、こうなってしまったのは、とても悲しいことだけど。
でも僕は後悔なんてしない。

[もしコーダが手を下していなくても。
自分が、赤毛のオリジナルを壊していただろう。
それが赤毛を悲しませても。
恨まれても。
彼の命を守るためならば]

コーダ。
僕は、コーダが好きだよ。
だからコーダのことも。
僕が、守るから。

[そのまっすぐな瞳は、危うい無垢さを宿していた]


[テンソウソウチ。
それが動けば、帰れると]

皆、一緒に帰るんだ。

[けれどまだ動かない。
人数が多いからと聞いた。
なら、減らせばいい。
壊せばいい。
オリジナルを。
それは同時に、皆を守ることにも繋がるのだから]


僕は絶対に。
皆を、守ってみせる。

[意志の宿る瞳は揺らがない。
赤毛の行動に、言葉に、動揺はしたけれど。
けれど変わらない。何も変わらない。
皆を守る。ただその意志だけは]

オリジナル……
あいつらさえ、いなければ……

[目的は、行動は何も変わらない]



 ニック……。

[その瞳の危うい光。
 それは、でも、己も同じ。

 ただ、ニックは純粋。己は利己的で…傲慢という言葉は知らないけれど、そうだと知っている。]

 ニック、お前は、いいやつだ。

[もし、一緒に部屋を出たなら、その出口で、そう呟く。
 そして、手を伸ばし、その頬に触れようとする。]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/10/03(Mon) 23時頃


【人】 奏者 セシル

[>>109 仲良し、言葉に湧き上がるものに、
 腕を押さえた、ほんの小さな血染みは肩の背に近く、
 それは視界に入りはしないだろう。

 彼に傷つけられた、というわけではない。
 けれど、雨宮セシルに眉根を寄せさせるには充分だ。]

(113) 2011/10/03(Mon) 23時頃

[刻まれたしるしを、知っている]

 ……コーダ。

[それは“終わり”を示すその記号の名前だ、
 だから、その時、彼の名前を読んだわけではなかった。

 刻まれた、それ は、
 所有のあるいは、所属のしるしなのか。]


【人】 奏者 セシル


 ……たとえて言うなら、
 見たくもない鏡を見せられてる、とか、
 そんな気分になったりするんじゃないのかな。

 案外、君は自分自身が好きなタイプ?

[同じ顔の2人が抱き合う様子に、ゆるく首を傾げた。
 自分と同じ顔の人間にキスをする、
 仮にそれを見せられていたら、尚理解できなかっただろう]

 ああ、死ぬ気はなかったんだろう。
 散花くんは自分のクローンから、何らかの危害を受けた。
 だから、……殺すつもりだった?

[ため息と共に沈む眼差し、
 あの時に止めるべきだったのだ、とぼんやり思う]

(114) 2011/10/03(Mon) 23時頃

[止めるべきだったのか]

[どうやって]

[殺させる前に]

[殺してでも?]

[ゆっくりとゆっくりと沈殿していくような思考がある]


[大事な人というのはなんだろう。
 ただ自分のクローンは自分であることを否定し続けた。
 それもやっぱり、自分であるような気がする。

 生きる知識を得るために生かされたのだろうか。
 だとしたら、それは逆に自分から遠い気がする。

 知識を教えたのが、
 音楽を聞かせたのが、いけなかったのだろうか。]

 ――……、

[あれは自分ではない別の者に、
 なろうとしているのかもしれない]


[胸のざわつくような感覚、
 たぶんそれは無意識の不快感だった]


【人】 奏者 セシル

[>>117 自分だと思うから怖い、
 そう言葉にするクロへ眼差しを和らげた]

 クロはずいぶん、しっかりしてるね。
 俺には君のそういうところは、
 やっぱりなんとなく水無月くんらしく、見えるよ。

 ……君は、怖くはなかったの?

[穏やかな声で問いかけを向けて、
 その眼差しは一度黒田へも向いた。
 彼女にも自らのクローンへの恐れはあっただろうか。
 休ませた方がいいかもしれないとふと思う]

(119) 2011/10/03(Mon) 23時半頃

別に、いいやつなんかじゃないよ。
ただ皆が好きなだけ。

[伸ばされる手。
それに自ら頬を寄せた]

僕はただ、皆と笑っていたいだけなんだ……
それは僕の望み、だから。



[セシルの肩にしるし、をつけたとき、
 彼がそう呟いたなら、返事をするだろう。]




[それは、名前を呼んでもらったのだと、勘違いをする。
 そして、目を少し開いてから、


               小さく、笑んだ。]


[だから]

[その為に]

[オリジナルを]

[排除しなければ]



[ニックが人気者なのは知っている。
 でも、コーダはだからと特に近寄ったりはしなかった。


 だから、意図的に彼に触れたのは、とても珍しいことで…。]

 ニック……。

[その頬を撫でて、肩に抱き寄せる。]


 そう、



               ニックは、本当に、
               優しいね。

[頭を撫でて、髪に口づける。]


【人】 奏者 セシル

>>118

 同じところが目に付かないのだとしたら、
 それは幸いなことだと思うよ。
 2人でここから出られるといいね。

[浮かべる笑みは嘲けるものではなく、静かなもの]

 でも、
 ヨーランダや蝦江君を殺したクローンは、
 もしかたらそれを、許さないかもしれないね。

[無意識に自身の首筋にふれる、憎しみは確かに存在するのだ。
 けれどそれは恐らく自分に向けられたものとは、違う。
 水無月とクロと、2人を一度見比べた。]

(120) 2011/10/04(Tue) 00時頃

 ああ、ニック、
 そう、俺のオリジナルだけど……。



                あれは、俺がやるから。

[そして、嘘をつく。]


【人】 奏者 セシル

[ふたりを殺したのは、誰なのだろう。
 目の前のクロはあまりそうは見えない、
 リーネも赤毛も同じで、彼もきっと違う。

 散花と黒田と蝦江、
 彼ら3人のクローンの誰かを想像する。
 別に誰でも構わない、と思う。

 抱く怒りは正当なものだ。
 著しく歪んでいるのは、この世界のシステムなのだから。]

(123) 2011/10/04(Tue) 00時頃

それを言うなら、コーダだって優しいよ。
赤さんのために……赤さんを、守るために。
オリジナルを壊してくれたんだから。

[くすぐったそうに目を細めて笑う。
触れ合う行為は、嫌いではない。
自分も同じようにコーダに手を伸ばした。
ただ触れて、温もりを確認するだけの行為]


……うん。
コーダのオリジナルだものね。
コーダに、任せるよ。

[自分はもうオリジナルとは決着をつけたから。
あいつは壊れた。
もう二度と声を――クローンを蔑む言葉を聞かされることは無い]




 うん、そうだ。

[それは、あのとき、確かにそうだった。
 赤毛を守りたくて、イワセを殺した。それは事実。

 だけど、いまは、心持が変わってきている。
 人数を減らすなら、

 もう死にそうなやつは死ねばいい。
 そんな、合理的な、



 だけど、純粋なニックの言葉を訊けば、
 いまの考えは伏せる。]


[そして、ニックがこちらのぬくもりも求めてくれば、さらに抱きしめてから、


 そっと、解放する。]

 ――……ニック、
 くれぐれも、気を付けて……。

[そして、彼が誰かのところに向かっていくのを見送った。]


【人】 奏者 セシル


 それにここから脱出することを考えたら、
 人数を減らすのに、身近な存在と遠い存在とどちらを選ぶか。 

 クローンっていうのは、
 もっと無垢な存在だと勝手に思っていたよ。 

[自嘲の笑みを滲ませていれば、彼女から返る、
 思いの外力強い宣言に瞬いて、ちらりとクロを見た。

 危険が高いのは、オリジナルである水無月の方だというのに、
 彼女にとってはそれでもクローンの方が、庇護対象らしい。
 クロはそれに何を思いどう答えるのだろう]

(126) 2011/10/04(Tue) 00時半頃

【人】 奏者 セシル


 君のクロは、純粋だね。

[恐らく番号で管理される社会、では、
 個人を認識せぬままに生きてきたのだろう、と思う。

 鏡がなければ、自分の姿は見られない。
 それと同じなのではないだろうか。
 自分という個を存在を認識されてくるもの、
 それがクローンにとってのオリジナルなのではないか、と。

 語られる無邪気な言葉を分析するばかりで、
 そのまま受け取ることは出来ず、
 雨宮セシルはそれをこそ、歪みだと感じる。]

(130) 2011/10/04(Tue) 00時半頃

【人】 奏者 セシル


 少し黒田くんを休ませてくるよ、
 もう、どれくらい時間がたったのかな。

 疲れてくるのは当然だ。

[黒田に手を差し伸べて、南側を見やる。
 上の階は南側は病室だったけれど――
 こちらの階はどうか、大人しく上の階へ向かうかと、一つため息]

(131) 2011/10/04(Tue) 00時半頃

【人】 奏者 セシル

[考えれば、自分のクローンは異質だ。
 恐らく雨宮セシルと会う前より既に、
 個としての存在を認識している。

 恐らく彼には鏡があったのだろう。
 ニーナ、という存在があったがゆえに。

 それゆえに、おかしなことを言い出したのだ。
 そして、おかしなところで笑ったのだろう。]

(135) 2011/10/04(Tue) 01時頃

【人】 奏者 セシル

[蝦江の亡骸も、雪織の亡骸も、
 顔を隠されているとはいえ、かわらずそこにあるのだろう。
 掃除に拘っていたのは、黒田のクローンだった気がする。
 もう仕事を果たすことは、諦めてしまったのだろうか?

 そんな問いを道中、黒田に投げたが、
 彼女の知ることではなかったかもしれない。
 
 牧野とリーネが言葉を交わしている。
 告解する者とそれを聞く者、
 そんな静かな空気を感じながら小さく目礼して通り過ぎる]

(136) 2011/10/04(Tue) 01時頃

【人】 奏者 セシル

― 地下1階 病室101 ―
[眠りの取れるような状況ではないかもしれない、
 あるいは見通しの悪い場所を嫌がるだろうか、
 けれど一番見通しもよさそうで、
 休むに適した当直室は酷い惨状であるらしい]

 水を持ってくるよ、
 ……ついでに子守唄でも弾こうか?

[そこで一度病室に黒田を残して、去る。
 壊れた自動ドアを潜る折、ふと思い出したように振り返る]

 そういえばサロメも、
 結構、身勝手な理由で人を殺す話だったね。

[生存も恋情も、
 欲望としてひとまとめに語るのは乱暴なことだろうか?*]

(137) 2011/10/04(Tue) 01時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/10/04(Tue) 02時頃




   [そして、自分のオリジナルを想う。]



  



------------------------------------------------
コーダ(ラテン語のcaudaに由来するイタリア語・coda、
「尾」の意)とは、楽曲において独立してつくられた
終結部分をいい、しばしば主題部とは違う主題により
別につくられているものを指す
------------------------------------------------



[貴方とは違う]

[だけど]

[]





[貴方がいなければ、自分はない]




  


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