人狼議事


64 色取月の神隠し

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視点:


朝顔! 今日がお前の命日だ!


【人】 弁士 仁右衛門

――秋月邸:台所――

 ぬ?いや、なんとなく味噌汁が飲みたくなってだな。

[材料を探してゴソゴソしていたら使用人の一人に見咎められた。
朝餉で口にはしていたのだが、なんとなくまた飲みたくなったのだ。]

 だしはこの鰹節で取るのだよな?
 具は―――…わわわ。

[冬瓜を取り出そうとした時、当然の如く追い出しを喰らってしまった。]

 なんだ、味噌汁くらい私一人でも作れるぞ。

[手際良く味噌汁を作る使用人に不満を述べつつ、適当に辺りを歩いては蓄えられている様々の食材を手に取って見る。
使用人にとっては邪魔くさいことこの上ないのだが、本人にはそんな自覚は勿論なくて、玉蜀黍を見つければ。]

 ――――なぁ、これも中に入れたらどうだろうか?

[真顔で*尋ねたりしていた*]

(0) 2011/09/15(Thu) 08時頃

弁士 仁右衛門は、メモを貼った。

2011/09/15(Thu) 08時半頃


【人】 弁士 仁右衛門

――秋月邸:居間―― 

[ずず、ず。
味噌汁を口にする。
具材は結局、豆腐若芽玉葱になったようだった。]

  …うむ。この時間に飲む味噌汁もなかなかにいいな。

[満足気に頷いて、藤之介が居たなら感想でも聞いたかもしれない。]

  そういえば、昨日は祭りに行っていたようだね。
  今日も行くつもりかい?

[尋ねた所で、使用人に来客を告げられる。]

(8) 2011/09/15(Thu) 11時半頃

【人】 弁士 仁右衛門

  ぬ?女子が私に?

[たまこが訪れたのは早朝だっただろうか。
誰だろう、と首を傾げつつも玄関へと歩いていく。
そこで、志乃の姿を見つければ合点がいったようで。]

  おお。そなたは一昨日の―――…

[話しかけて、名前をきちんと聞いていなかったことに気付いた。
あの場で皆がお互いに名乗りあっていた時は、一人上の空で。
他人事として、欠伸等をしていたのだから当然だ。]

  確、か……

[必死にあの時の記憶を引っ張り出す。]

  ―――志、乃君?

[自信がない為何気に疑問系に*なっていた*]

(9) 2011/09/15(Thu) 11時半頃

弁士 仁右衛門は、メモを貼った。

2011/09/15(Thu) 11時半頃


[朝、いつものように機微とした狐の気を感じれば]

 おはようさん。昨日はご苦労様やったんよぅ。
 二人は無事隠世に行ったようやねぇ。

 せや、朝から芙蓉さんは元気やなぁ。
 もう屋台出してますん?


――夕顔たちは、無事に行ったみたいだねえ。

さあて、あたしらはもう少し、人の祭りを楽しむとしようか。
先に帰ったあの子らに、土産も見繕わなきゃね。


おや、志乃かい?
商売の真似事ってのも、なかなか面白いもんだよ。
あんたは――どこで遊んでるのさ?


 うんうん。うち普段の芙蓉さん見てはおらんけど、
 薬師さんやってる芙蓉さんは輝いてる思いますよぅ?
 いきいきしてるんわかりますもん。

 うちは、今日センセの家お邪魔してるんよ。
 奴延鳥さんが『気ぃあうやも?』言うとったし
 センセは個人的に気にもなる人やったからねぇ。


 ああ、そうそう ヒトたちがなぁ
 逢魔時言うてたんよ。
 そないな言葉よぅ知っとったなぁと…

 そりゃ雷門さんの膝元やから、
 知ってるんはええんやろうけど
 なんやご加護“持ってる”人もいるようやしなぁ。
 横から突かれても愉しぅないいうか、
 人に変なことされんか心配やわ。

 けしゃらんばしゃらんさんとかちんまいしねぇ。


せんせ?そういや昨日、何か言ってたねえ。
せんせえもん?だっけ?

あんたも藤も気に入るようなら、連れて行っても面白いかねえ。

[狐の気配が示すのは、隠世の里へ続く道]

まだ、慌てて決めることもありゃしないか。
たくさん遊んでくるといい。
今日は眠くはないのかい?


――ん?

[「逢魔時」の音色を聞けば、目を細め]

ああ、ここいらの人間は、知ってるのもいるようだねえ。
でも、雷門の力の端っこ、人の身で持ってるってのは見たことが無い。

――あたしらの力が、いつもより強くなってるなら、あっちにも何かあるのかも知れないねえ。
気をつけるにこしたこたあないか。


けしゃらんばしゃらん……?

[知らぬ呼び名に、首傾げるが]

ああ、ちんまいって言ったら、あきのしんか。
うん、あの子はちょいと心配だねえ。

[犬に何度も手を出して、噛まれていたのを思い出す]

危ないとこへ近づいたり、悪いのに騙されなきゃいいけど。



 センセはジンエモン言うらしいんよ。
 せやなぁ…あの人興味あるやもしれんし、面白そうやったら連れて行ってあげてもええかもしれんねぇ。

 嗚呼、お薬ありがとなぁ。しばらくは効いてたんやけど
 眠気いうより、人混みに疲れてもずてね、
 沙耶達にえらい失態見せてしまうたわ。

 …んー今はそうでもないんやけど、そうはっきりもしてへんのよぅ。
 元々そない永う起きてられるんちゃうからなぁ
 眠気続くようやったら、また暫く本体に籠ってまう思うんよ。

 魂は隠世へも彷徨えるけれど、本体は現の身やからね
 寝てしもうてどこぞで朽ちる前に、ええ主様見つけられたら
 ええんやけどなぁ…

[眠いかと聞かれれば、少し淋しそうに…]



 あきのしん?
 そういう名やったんやねぇ。けしゃらんばしゃらんさん。

 センセのところの子とも仲ええみたいやし、
 龍っつぁんがだいたい側にもいてくれるからねぇ。
 急に襲われたり、酷い目に遭うこともない思ぅけどなぁ。

 芙蓉さんも気ぃつけてな。
 人間の中にはお狐さん狙う悪い人もおるからな。 


――そうなのかい。

[弦の音、寂しげに響くのへ眉を寄せた]

あたしじゃあ、主にはなってやれないしねえ。
……もし、どうしても起きてられなくなったらさ、せめて魂くらいは送っていくよ。
けど、できればいい弾き手をみつけなくちゃあね。

人に近づきすぎても、離れすぎても、いけない。
世の中ってのは、やっかいなもんだ。


ああ、辰次かい。ありゃあ、いい兄貴分だよ。
ちょくちょく悪戯が過ぎるけど、面倒見のいい奴さ。
「力」も強いし、何かのときにゃあ頼りになるよ。

あんたやあたしが狙われたら、どうかね、護ってくれるかね。

[苦笑の気配漂わせ]


そうだねえ、何かあったら呼んどくれ。
力になれるかどうかは、わからないけどさ。

――いい相手が見つかったら、教えておくれ**


【人】 弁士 仁右衛門

 良かった…

[告げた名前が合っていたことに密かに胸を撫で下ろして。]

 いやいや、そんな挨拶など構わんよ。 

[謝る姿に欠伸していたことを自省した。
己が作業を見たいというのには、多少困ったように眉根を下げて。]

 そう言って貰えるのは光栄なのだが、私の作業は傍から見ていたらつまらないやもしれぬ。
 部屋も女子を招き入れるような状態ではないしなぁ。
 いや、断っている訳ではないんだが……あ、頭は上げてくれな。

[恐縮したように頭を垂れるのには、気遣うように声を掛ける。

只でさえ女子には弱いのに、身体の心配までされてはその望みを無碍には出来ない眼鏡であった。]

 ああ、ありがとう。
 祭りはあれだ、ただ単に私が人混みが苦手だからなのだよ。
 心配させてしまったのなら、すまなかったな。

(15) 2011/09/15(Thu) 14時頃

【人】 弁士 仁右衛門

[菊屋の団子を差し出されれば、遠慮なく受け取って嬉しそうに笑い。
謙り息抜きに付き合って欲しいと小首を傾げられれば。]

 無作法とは思わんが…その。

[その可愛らしい仕草にしどろもどろになった。
続く、己が仕事に対する見解を聞けばふむふむと頷いて。]

 志乃君はなかなかに歴史や伝承への造詣が深いのだな。
  確かにこの地に関する伝承は様々あるよ。
 ひとつひとつ検証していくと、妙な口承が混ざっていたりもするがね。

 ほうほう、志乃君は旧都の出身かい?

[雷門の話を聞けば。]

 ははは、まぁ、多少はご利益があるのだろうなあ。
 
 けれど私は、この地が安穏を続けていられるのは、やはりこの地に住む者達の日頃の努力による部分が一番大きいのだと思っているよ。
  勿論、山の神様にも感謝はしているがね。 

(16) 2011/09/15(Thu) 14時頃

【人】 弁士 仁右衛門

[その後、再び書斎が見たいと請われれば、困りつつも頷いて志乃を部屋へと案内しただろう**]

(17) 2011/09/15(Thu) 14時頃

先生のとこに、邪魔してる……?

[睡魔から完全に逃れられていない声が混ざる。

ほぉ……あいつ、家にあやかしを招いたのか……

[人為らざる者を家に招くという行為は、隠世との繋がり――入り口を作る切欠にも成りうる。とはいえ]

あいつを連れてったら、里がえらく騒がしくなりそうだなぁ……


おい。あまり当てにしすぎるなよ?

俺は一介の笛にしか過ぎないんだから。
鵺とかカマイタチとかと一緒にされても困る。

[芙蓉の言葉に、苦笑交じりの響き。
けれど守る行為そのものの否定はしなかった。]




 あらぁ、招く言うんやったら、うちより先に来とった妖しさんおるみたいやけど?
 たしか、けしゃらんばしゃらんさん一緒に荷物持っていかんかった?
 それに…奴延鳥さんやろか? この気

 そうやねぇ。今面白いもの見つけたし。
 『蜃』って知ってますん? うちは話しか知りませんけど。

 センセが興味持ってるみたいなんよ。
 せやから、常の国へ行ってみたい思うんやったら
 連れて行くんはええ思いますけどねぇ。

 騒がしい? 
 そういえば龍っつぁんを相手にしてるときのセンセは 
 えらく元気やったねぇ。

 でも、なんでやろうなぁ。
 うちと話してるセンセは妙にしおらしいんよ?
 不思議やね。


【人】 弁士 仁右衛門

 おぉ、志乃君もそうなのか。
 全く、あの中に長く居ると酔ってくるよな。

[同じと言われれば、照れたような笑みを浮かべる。
しかし、一平太の話題については。]
 
 いやいや、私に謝ることは何もないよ。

[軽く一言で終了させる辺り、惚けているのか何なのか。
神様について、己が言葉に頷き返す志乃には。]

 ああ、こんなことを言うと大体怒る者が多いのだがね。
 
[思い出したように肩を竦めた後、悪戯っぽく笑ってみせたのだった。] 

(23) 2011/09/15(Thu) 16時頃

【人】 弁士 仁右衛門

――秋月邸:書斎――

[懸念していた部屋の汚さに関しては、志乃は全く気にならないのか、本当に嬉しそうにあちこち見て回り、文献を手にとっては興味深げに眺め、疑問を尋ねる。
その様子に胸を撫で下ろし、暫くは、背後で微笑ましく見守っていた。

やがて、彼女が部屋の一角、蜃気楼を作り出すとされる妖怪に関する書物の棚に気付けば。]

 おや、志乃君も知っているかい?
 そうそう、蛟の蜃だ。

[頷き、その能力を歌うように口にするのには驚いたように目を瞬いた。]

 …随分詳しいんだな、志乃君は。

 ああ、調べている。
 この蜃について調べることは、"私自身"について調べることにもなるのでね。

[特段、隠すでもなく応える。
大体が正直に応えても、普段の態度の所為でまたいい加減なことを言っていると思われるのだが、果して志乃はどう受け止めるだろうか**]

(24) 2011/09/15(Thu) 16時半頃

 ごめんなぁ。九十九の理で齢ならうちがみんな守らなあかんのになぁ。
 うち、お寝坊さんやから、そない強ぅなくてなぁ。

 せやなぁ。龍笛は勇ましい楽器やからね。
 『舞い立ち昇る龍』や称されて
 九郎義経さんやら立派なお武士さんが好んで吹いておったんよ。

 龍っつぁんが、やんちゃで逞しいんはきっといろいろ逞しい気貰ぅて育ったからや思います。
 もののふさん気風がええからね。

[聞こえてきた芙蓉と。辰次の会話にはちょっとだけ寂しそうに笑っていた]


 志乃君は本当に不思議なひとだな。

[山の神様に関する己が見解への反応。
父である妖怪、蜃に関する知識。

声ならぬ声で呟いて、ふと思う。]

 志乃君はもしや―――…


【人】 弁士 仁右衛門

 そ、そうなのか。
 うーん、それは盲点だったなぁ。
 雅楽に関する知識もそれなりに修得しているつもりでいたのだが…

[ぽりぽりと頬を描いて笑う。]

 おょ。どうかしたかい?

[書物を片し、己に向き直る志乃に穏やかに尋ねる。
流れる空気の僅かな異変を感じはしたが、眼鏡の奥の瞳はどこまでも柔らかい。]

 詳しくとは、蜃のことだろうか? それとも―――…

[己のことを指しているのだろうか。

志乃が目前で正座すれば書物の下に埋もれていた座布団を引っ張り出して渡し、己も腰を下ろした。]

 構わないが、知りたいと思う理由は単なる好奇心ではなさげだな。

[細めたままの瞳でじっと見つめる志乃に苦笑した。]

(26) 2011/09/15(Thu) 17時半頃

弁士 仁右衛門は、メモを貼った。

2011/09/15(Thu) 17時半頃


【人】 弁士 仁右衛門

 ……ん?

[己を見つめ続ける志乃を真っすぐに受け止める。
座布団を握りしめる様もその細い瞳も書斎に消えゆく掠れた声も全てを包み込むような穏やかな表情で。
彼女が小さく首を振れば、そうかと頷いた。]

 ―――まぁ、なんだ。
 私のこと、と言っても別にそんな大した話じゃないぞ。

 だから、志乃君が代わりに見せてくれるものの対価には値しないやもしれぬが。

[書棚に視線を送る。]

 蜃はな…


 
  ――――――私の父、なんだ。

(37) 2011/09/15(Thu) 21時頃

【人】 弁士 仁右衛門

 最もそれも、母からそう聞かされていたというだけで、父とは一度も会ったことはないのだがね。
 
 けれど、確かに私には"ひと"にはない力がある―――…

[そうして、書棚から視線を戻すと、掌にふっと息を吹きかけて己が幻像を作り出して見せた。
それはゆらゆらと揺れる"ひと"を惑わす幻覚の霧。]

 …この力は父から受け継がれたものだと考えられるし、その系統から判断するに、母の言っていたことは嘘ではないと思っている。

 ああ、ちなみに母は人間。
 本当に普通のただのひとだ。

 そして、そのせいもあるのだろうが、どうにもこの力、父達とはまた、別種のものみたいなんだな。

[あやかし達は仲間同士、念を通して会話が出来るというが、己が念はどうやら"ひと"にも"あやかし"にも届かないらしい。
己と同じような存在が居れば、と考えたこともあるが、そのような存在に出会ったことは一度もなかった。]

 だから私は、人間半分、妖怪半分のそれこそ存在自体が逢魔時みたいなものになるのだろうかなぁ。

(38) 2011/09/15(Thu) 21時頃

仁右衛門は、志乃を見つめて、はっはっと笑ってみせた。

2011/09/15(Thu) 21時頃


【人】 弁士 仁右衛門

 まぁ、如何するつもりもないが…
 父がどんな存在なのかは、やはり興味があるしなぁ。
 
 なんだ、己が如何いうものなのかが解れば、その分この"力"も様々なことに有効に使えるやもしれぬと、そう考えていたりもするのでな。

[凛が籠り始める志乃に気付いているのかいないのか。
応える声の調子はいつもの鷹揚としたもの。]

 はっはっ。
 逢いたいとは思わないと言えば嘘にはなるが、それはそれ程大きな望みではないな。

[そう、己が望みは別にある。]

 ―――色?
 はて、何色だろう?

(44) 2011/09/15(Thu) 21時半頃

【人】 弁士 仁右衛門

[異の世界の理は書物では解らぬと告げられれば、ある種的を射たその言葉にがっくりと肩を落として天井を見上げた。]

 そう、だよなぁ…

[でもなぁ―――…]

 いや、大志というか―――…まぁ、大志だが。

[どっちだ。]

  母から、二人の馴れ初めを聞いて…それで、な。

[果てない何かを慈しむような顔で穏やかに笑う。]
 
  なんだ?この話も志乃君は聞きたいのかい?

(59) 2011/09/15(Thu) 22時半頃

弁士 仁右衛門は、メモを貼った。

2011/09/15(Thu) 22時半頃


 折れるばかりぞ女郎花 やろか?

 奴延鳥さんに折られた花盛の娘さん
 ようさんおりますんやろね。

 せやけど、おおきに。

[ 別嬪さんと言われてものっすごく嬉しそうな音色がちらりと流れる]


んー……あたしって言うより、志乃にね、どうかなって。
あの子の意向は、まだ聞いちゃいないから――とんだお節介かも知れないけどね。

[目の前の相手へ囁きを向ける。
隣の娘へ気取られぬよう]


 ……さぁてねェ。
 己を謡った物語にはどう出ていたかなぁ。

[琴古主の揶揄に、人の悪い笑顔が浮かべ、答えた]


 ……なぁるほど。
 お志乃と沙耶が並べば、さぞかし絵になるだろうなぁ。

[芙蓉に素直に感心したように答える]


似合いだよねえ。

[藤之助の声に同意して]

藤、あんたは、誰かお目当ているのかい?
志乃の言ってた「せんせ」ってのは、どうだろうね?


[芙蓉の問いに答えて]

 いや、己はまだ、見極めつかないねェ。
 確かに秋月の旦那は面白いお人だが。

 でもなぁ……ちょいと、色気がなぁ……。

[琴古主が耳にすれば、揶揄われそうなことを口走る]


【人】 弁士 仁右衛門

 ―――…!

[徐に頬を撫でられれば、驚いて顔が真っ赤になった。
あたふたしている間に志乃は立ち上がり、箏を奏で始める。]

 ほぉ……

[その幻想的な光と調べに目を丸くしつつも耳を傾けて。
語られる言葉には微笑を浮かべる。]

 おぉ?!

[突如、音色が崩れ部屋が赤く染められれば子供のように驚いて。
まじまじと奏者と部屋を交互に見回した。]

 わ。

[部屋が元に戻れば。]

 流石に私とは次元が違うなぁ――…

(105) 2011/09/15(Thu) 23時半頃

【人】 弁士 仁右衛門

[感心したように呟いた。
志乃の正体は流石にもう察しはついている。]

(106) 2011/09/15(Thu) 23時半頃

【人】 弁士 仁右衛門

 ああ、ありが―――― …っ!

[楽しめたか、と問われれば素直に頷いて。
微笑み返そうと志乃を見遣れば、再び頬に伸びる細くしなやかな手が瞳に飛び込んできて露骨に動揺を示した。]

 あああ…あの、だな、志乃君。
 そ、そそ、そういう行動を女子が男にしては―――あれだぞ?

[しどろもどろに窘めるが、その意味が彼女に理解できたかどうか。] 

 箏が記憶した……そ、うか。
 
 うん?この世界の扉を開く手助けをしてくれるのかい?
 華をとは、私の考えていることが―――…

[志乃を見つめて、暫しの沈黙。]

(107) 2011/09/15(Thu) 23時半頃

【人】 弁士 仁右衛門

 志乃君…

[手を離し、部屋を辞そうとする後姿に小さく呟く。

『興味があるのなら。』
『行きたいのなら。』
紡がれる言葉のその意味は。]

 …志乃君の方こそ、私の存在が危険だと思うのなら、問答無用で――――…いや、すまない。

[掛けられる言葉に一瞬目を伏せる。
ふわりと笑んで、遠ざかっていく足音。]

 私は出来れば――――…

[そう、出来れば私は。]

 ――――…

[散らかった書斎に、誰にも届かぬ声が*響いた*]

(110) 2011/09/15(Thu) 23時半頃

[行くことは出来ても、帰って来れなければ意味がない。
それでは、今までと何も変わらない。
それでは、一方通行なのだ。
だからこそ、私は。]

 あやかしである君と、皆と。
 今とは別の道を探していけたら―――

[でも、それは己の勝手な願望に*他ならない*]


色気って、あんた、何する気だい。

[鵺の軽口へ、顔をしかめる]

せんせだか、じんえもんだか、あきづきのだんなだかが、どうだろうねえ、あたしらの里に来たがるのかねえ。


弁士 仁右衛門は、メモを貼った。

2011/09/16(Fri) 00時頃


 ……何って、そりゃあ、なぁ。
 
[己の軽口に顔を顰めた芙蓉に、こりゃあ失礼、と笑った]

 いくら、秋月の旦那が風変わりでも……結局人の子だしなぁ
 さすがに己らの里に行きたいとは、思わないんじゃないか?

[もし秋月の事情を知っていれば、判断もまた違ったものとなるだろう]


おや、おや。

[藤之助と目を合わせた沙耶の、動揺した様子に苦笑して]

色気が欲しいんなら、さやにするかい?
さやとじんえもん、二人送っても大丈夫だろうけどね。

ねえ、志乃――?

[同胞の意思を探る気配は、琴古主へ届くだろうか]


[ちょっと眠そうな気が帰ってきた]

んーセンセなぁ半妖みたいなんよぅ?
誘ってみたんやけどなぁ……
センセ龍っつぁん時と違って、うちにはやけにしおらしいいうんか歯切れ悪ぅてねぇ。

行きたいとははっきり言うてくれんかったんよぅ


誘った言うくらいやから、センセにはうちの姿見せてもうたからなぁ。
ああ、別に嫌やとは思ってないみたいやし、連れてくんはええ思うんよぅ?

あのヒトも半妖やって見せてくれたから、ばらしたりはせん思うけど……

沙耶にはなぁ、うちちゃんと話してあげたい思うんやけど、あの子今どこにおるんやろ?


半妖……へえ。
人と、あやかしの間の、ね。

[この狐には珍しく、気配が堅くなった。が、すぐにいつもの調子に戻り]

いいじゃないか、面白そうだよ。
……沙耶?沙耶なら、あたしと藤と一緒にいるよ。
手妻師のとこ。


 あらぁ…一緒やったんやね。

 ねえ芙蓉さん
 どないしたらええ思う?

 センセと沙耶ちゃん送るんはええんやけど
 道に迷わんやろか?
 危ないなら、うちがどちらか連れて行こう
 思うてもおるんやけど、
 沙耶にはまだ話せてないし、

 センセはよぅわからんしなぁ。


そうだねえ、「せんせ」は迷いやしない、と思うよ。
半分持った妖の血が、隠世の里に導くだろうさ。

志乃が一緒に行きたいんなら、それでもいいけど……
何にしても、沙耶とは話した方がいいだろうねえ。


 秋月の旦那が半妖ねェ……。

[志乃の言葉を耳にして、芙蓉と同じ呟きを零す]

 なら、旦那は己らの里に連れて行っても良いかも知れないが
 沙耶はお志乃の御手付きなんだろ?

 まぁ、ちょっぴりお裾分けを貰えたら、嬉しいけど
 彼女はお志乃の好きにすると良いさ。


また誰か連れて行くの?

[囁きにいきなり混じってみる。]

ねー。誰か神社に居た?
いるけどいないんだよ。

雷門さんじゃないよ、だれかいるんだよ。


ああ、あきのしん、今ね……
いるけどいない?
何だい、そりゃあ。



――志乃?

[こちらへ近づいてはいるらしい彼女の気配が、乱れている。
不安げな囁きを、向けた]


 神社かい?
 己には心当たりはないが、雷門さん以外の誰かなぁ……。

[明之進の問いに答えかけて、
芙蓉の不安げな様子に、志乃に異変が起きたことを知る**] 


せやなぁ…
奴延鳥さんや芙蓉さんもそう言ってくれるんやったら大丈夫やろか?

お、お手付……
そない言われるとなんか恥ずかしぅなってきますんよぅ?

そうやねぇ。話さんといやいや連れて行くんは、うちを貰ってくれんでも悲しいしねぇ。

お裾分け言うて…沙耶が決めることやからなぁ。
でも別嬪さんですやろ?
うちが男衆やったら放っておかん思いますんよぅ?



 んー? どないしたん?
 神社で誰かに逢うたん?
 危ないことしたらあかんよぅ?

 ちゃんとおしろい食べて
 元気にしとかなあかんよず?



 んー? 大丈夫やよぅ?
 逢魔時の力があるおかげでなぁ…

 心配せんでも、うちの足でそっち行くからね。

[全然大丈夫そうでもない声だったけれど、元気そうに気を送りかえしてみた]


[芙蓉の不安げな囁きを聞いて]

志乃、ぐあいわるいの?
おなか 減った?

[そう志乃に問いかけて]

神社はね、なにかいるけど
たまことゆりしかいなかったんだ ふしぎだねぇ

だいじょうぶ きのうにげきったから
もう捕まらないよ 元気だから。


大丈夫、には聞こえないねえ。

[ため息まじり、といった囁きを返し]

あたしがそっちに行くよ。
今、どの辺だい?



 んーん大丈夫やよ?
 お腹は…少し減ったかもしれへんなぁ。
 センセのとこで少しだけ戴いたけどなぁ。

 ほら、はしたない女や
 思われとぅなかったしなぁ。

 たまこちゃんとゆりちゃんが居て、
 他にだれかいたかもしれへんいうことやろか?

[流石によく意味がわからなくて頭をひねる]

 なんやどちらかに雷門さんのご加護とかあるんやもしれへんね。それで他にも見えたとかやろか?
 巫女さん言うくらいやからゆりさんやろか?



 え、ええわよぅ…
 そない気ぃ使ってもろうたら悪いやん

[と、最初はもじもじしていたが……]

 秋月さんお屋敷から三本目の角を曲がって少し行ったところの一本杉あたりにおるんよ。

[最後にはか細い声でそう応えた]


ま、気配を探ればみつかるかね。
無茶はしないでおくれよ。

[志乃へと呼びかけてから、明之進へ]

志乃はあたしが迎えに行くから、大丈夫。
神社の方も気になるけどねえ。


ん?
白粉なら、昨日仕入れたから持ってるけど……食べるって?誰が?


はぁい

[白粉、と聞いて声を上げた。]


わかったよ、ありがと。
あきづきさんのおやしきってのは……うん、誰か人間に聞こう。

[志乃の居場所を聞いて頷き]

ああ、気を遣うって言うかね、あたしもさやに、あんたのこと半端に喋っちまったからさ。
あんたを連れてきて、ちゃんと話してもらった方が助かるもんでさ。

[少し気まずそうに答えた]


そうだね、食べるとすりゃ、あんたしかいないか。
旨そうにゃ見えないけどねえ……

[はぁい、と答えた明之進に苦笑して]

ま、あやかしもいろいろさ。
あとであたしんとこへ来りゃ、分けてあげられるよ。


 無茶なんかしてへんよぅ?
 芙蓉さんも急がんでええからね。
 ゆっくりしてってよ。

 はよぅ連れて行きたいお友達探すんが大事やからねぇ。
 明君もやよぅ。元の姿で捕まらんようにねぇ。

 一平太さんとは仲良うしてますのん?
 他にええお友達できましたん?

[自分の身を案じてくれる仲間を余所に、その仲間の心配をする箏の音が暫くの間響いていた]**



 うぅん? 沙耶と仲良ぅなったん?
 ええ子やろ? 右も左もわからんうちを
 最初に町案内してくれたんよぅ?

 お月見にも連れて行ってくれたんよ。

 うちのこと話してくれたんやね。
 芙蓉さん優しいお狐さんやなぁ。
 おおきにな。


あとで白粉 貰いにいくね

[ちょっと嬉しそうに囁いて]

志乃も無茶したら駄目だよ
箏の糸切れちゃう

一平太は仲良しだよ。
ちかくにいるかなあ……今日まだ見てないんだ。


お友達、になったみたいだよ。
――可愛い子だよねえ。

[柔らかく呟く声は、僅かに、昏い]

ううん、何だか変にぼかそうとして、失敗してさ……
会ったときに泣かれちまったら、ごめんよ。

[優しい、と言われれば、困ったように]


――じんえもんを見送ってから、さやのところに行けるといいんだけど、ね。

[一本杉の下、志乃の傍らに佇んで。しばし、時を待つ**]


―回想:森でまどろみながら―

は?藤に……明まで?
入れ食いじゃねえか…「先生」の家、完全に“開かれた”なぁ。

[何だかなあ、そういうものを引き寄せやすい体質なんだろうか、などとその時は感想を抱いていたが。本当にあやかしと近いものであるのを知るのは、もう少し後のこと。

しおらしい…?はあ。

奴も男か……

[ぼそり。]


いいって、齢なんて関係ねえよ。
力がより強い奴が、他の奴を守ればいいんだし。

……ああ、そうだな。
武士は、嗜みとして龍笛を好んでた…な。
龍笛は男、筝は女が扱うのが普通だから…
志乃さんは女らしい気を貰ってたんじゃねえの。

だから、やんちゃでたくましい俺が、守る側で問題ないさ。

[少しだけ複雑な色が混ざったけれど、それを誤魔化すように笑う声を残した**


明ぃ?

とっつかまりそうになったとかさっき聞こえたが、大丈夫か?

神社にいるけどいないって、何だ?

[ふと気になって、囁きを飛ばす]


大丈夫、捕まってないよ。
逃げられた。

[得意げに逃げ切った武勇伝を語って]

神社ね、やっぱりいたよ。
すごくおっきい。

間違ってなかったよ、いたんだ。


うん、逃げ切ったか、偉いなぁ。

…おっきい、何?

よくわからんから、俺もそっちに行こう。
ああ、危険そうなら俺を待たずに逃げろよ。

[明之進にそちらへと向かう旨を告げた]


おっきいよ。
上から見てるんだ。

お腹から買えっていわれた。

[事実をそのまま伝えた。嘘なんてついてない。勘違いはしてるだろうが。]


――半妖なぁ。
たまぁに、いるよな。

[たとえば、狐や鶴。雪女。昔話でもよく語られている]

色気がない、というのは藤に同意だが、いいんじゃねえの。
志乃さん、無理はしないようにな。

[男なので、藤之助の言い分()はよくわかる。
心の底から同意できる。]


今から送るのは「先生」でいいとして…
面倒なのがいるみたいだぞ。

「たまこ」っていう姉さんが、俺らや人が消えた気配がわかるらしい。夕顔の正体をあやかしだってあてやがった。朝顔が隠れたのも気づいている。

[仲間たちに飛ばす声は、いつもよりも真面目な調子で。]

…ゆりさんや一平太も、信じそうだ。
たまこさん、簪の九十九神を連れてんだ。
彼女らの前に、その九十九が姿を現していた。


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