人狼議事


233 逢魔時の喫茶店

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


エフ! 今日がお前の命日だ!


 ― 夜 ―

[暗い路地。
街灯はあるものの光は弱く、中には壊れているものもあっただろうか。
そんな暗い、街の奥。

ぽつりと一軒輝く店に、揺れているのは小さな看板。
ツタの絡まるその店に煌々と明かりが灯っていても、周囲の住人は一切気付く事がなかっただろう。

その店は、辿りつけない。
その店は、人を拒む。
   特に、招かれざる者を。

ただ君の場合、決して拒まれる事は無く、
扉は昼間と同じように、すんなりと口を開く筈だ。]



   [ cafe & bar ]
   [  Twilight  ]
 


[昼間の営業より照明を落とし、店内を淡い光が包む。
カウンター背後の棚に並ぶのはコーヒーサイフォンではなく、コーヒーカップでも無く、無造作に張り付けた伝票でも無い。
棚を飾るのは、輝く色彩
様々な種類の酒瓶が並び、瓶が、グラスが、淡い光の中できらきらと煌めいていた。

出迎えたのは普段通りの店主の声だっただろう。
だが、着て居る物はいつもと違う。
白いシャツに、黒いベスト。
ピシリとアイロンのかかったそれを当たり前のように身にまとい、]


 ― cafe & bar ≪Twilight≫ ―

 いらっしゃい。

[笑んだのは、確かに昼間と同じ男。**]


 − cafe & bar ≪Twilight≫ −

[昼の気怠さを一切感じさせない、
凛とした空気の中。
妖しく、秘めやかな雰囲気を醸し出す淡い照明。

ごく一部の、限られた者だけが足を踏み入れ
ひと時の美酒を、特別な時間を過ごすことを赦された場所。]

  ――…いらっしゃいませ

[別人のように様変わりするのは、店主だけではない。
バーテンとは別、ウエイターとして誂えた制服に身を包み。

訪れる客へ、恭しく腰を曲げて出迎え、背筋を伸ばす。
視界を覆う前髪は今は緩く後ろに流され
縦横無尽に跳ねるがままにされている後ろ髪と合わせて、
ひとつに束ねられている。]**


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

ー喫茶店でー


   甚平だね。
   そろそろ、着替えようか。

[>>2:316上手く自分にパスを呉れたおかげで
横からそっと助け舟出せた。
待たせた事への詫びも挟んで
そのまま2人で向かうは、バックヤードへ]

   
     失礼。


[自分より小さな彼の身に柘榴色を羽織らす
そして左の内側にある紐と右の袷の紐を結び
同じように、左の袷の紐と右の外側の紐を結ぶ

難しい作業は、何ひとつない。その間]  

(0) 2015/08/07(Fri) 02時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


   燕柄は―――
  「幸せを運ぶ」ものの象徴として
   日本で、親しまれている。
   
    つまり、な


[着替えの手伝いが終われば、向き合う様に立ち上がり]

   
   誠に余計なお世話だろうが
   私はいつも、お前の倖せを願っている。


[告げるは唯の真実である。
なにより唯の自己満足に近い 其れ。

くしゃり、と若髪を撫でれば、「似合っている」と感想ひとつ
>>2:317その後ブローリンの元へ向かう様子には、手を振ろう**]

(1) 2015/08/07(Fri) 02時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/08/07(Fri) 03時頃


 − cafe & bar ≪Twilight≫ −

[厨房から入口は直接見えない。
 しかし、凛とした空気とスタッフの挨拶の声で、客が来た事は分かる。

 厨房担当の蛇は、黒いシェフコートの黒髪姿。
 新たな迎え入れの声に、微笑んだ。

 仕込みは上々。
 さあ、今夜は、どんな客が訪れたのだろうか?**]


 はは、
 あんまり固くならないで。

[ゆるく棚にに凭れかかる姿は、きっと彼のく奥と同じだっただろう。
昼間と同じように繋いできた手に目を細め、緊張丸出しの青年>>+17にほんの少し笑う。
昼と夜、姿は違えど中身は同じ。
それはヒト以外の彼らと同じように、入っている物は、いつもと変わらないのだから。

望まれれば、コーヒーもホットケーキもフロートも幾らでもお出ししよう。
昼と同じように。

厨房の準備も、いつもと変わらず問題なし。
今からトワイライトは、ちゃんとした仕事の時間。]


 いや?別に、そんな堅い店じゃないし。
 昼と同じでヘーキヘーキ。

[確かに夜は本営業であるものの、店自体の空気まで綺麗に分ける気もなし。
しっかりしているのは外見だけで、それを証拠に店主はゆるい。

席への案内はトレイルがしただろうか。
メニュー表は随分分厚く、中には聞いたことの無いような物も多くあるだろう。
料理やつまみは別の者に任せて、自分の担当はアルコール。

勿論、よく分からないからお任せでと頼まれれば、合いそうな物を提供するつもり。]


[堅苦しい挨拶は出迎えまで。
久しぶりに新規のお客とあって少々気合いを入れてみたが、
想像以上に尻込みされてしまった。

尤も、彼を待つ受難はここからなのだけど。
それは、あとのお楽しみ。]

  そうそう、気楽に楽しんで
  服? ……着てるからいいんじゃない?

[服装への不安については、>>+18
店主に続いてけろりと言い放つ。
言葉の意味は、説明せずともおのずと理解できるだろう。]


[ひとしきり驚いてもらったところでカウンターとテーブル、
希望の席を尋ねて案内しよう。

二人連れなら少し奥のテーブルの方が落ち着いて過ごせる。
ホレーショーのカクテル捌きがみられるのは、
カウンター席の特典だ。]

  ん? ああ。ありがとう

[装いこそキッチリしているが、態度は夜の方が軟化する。
>>+19リツからの褒め言葉は素直に受け取り、
分厚いメニューに面食らう様子にくすりと笑って。]

  言えば、大抵のものは出てくるよ
  うちのシェフも、バーテンも腕は確かだから

[そういえば二人は、追悼会には顔を出していなかったっけ。
ケイの料理を口にするのも、もしかしたら初めてかもしれない。]


  ――…ああ、そうだ

[昼と変わらず喜色満面のエフと、>>+5
まだまだ挙動不審なリツに向けて。>>+21]

  見ての通り、この店には色んな奴がいる
  中には、得体の知れない生き物も
  いるかもしれない

  でも、怖がる必要はないよ
  不安ならエフさんだけ、見てればいい

[恐らくエフ本人からもフォローが入ると思うし、
彼と一緒なら何も心配もいらないだろうけど。
同じ人間として、ちょっとしたアドバイスを耳元で囁く。]


  では、注文がお決まりになりましたら
  声かけてくださいね

  ごゆっくりどーぞ

[ゆるりと笑みを浮かべて、その場を離れる。
ひとを観る眼、なんてものトレイルは持っていない。
誰も信じていないから、警戒と観察を怠らないだけ。

でもここでは、その必要がないから。
視界を覆うことなく、注意は向けるものの

昼間より上手く、"見ないふり"もできる。>>+11>>+22]*


  まー、そんな感じ
  昼は道楽なんだって

[トレイルにとっては、どちらも大差ない。
人手が足りない時は簡単なメニューを作ったりもするが、
だいたいは他の店員に任せている。]

  そう、今は厨房かな?
  コーヒーね。かしこまりました

[ケイが彼らが交わした約束については聞いてはいない。
ただ、来店をとても楽しみにしていた覚えはある。

リツの飲み物も決まればひとまずオーダーを通し、
先日話題になったばかりのワイバーンの翼が見えれば。
「最大積載量ってどんくらいすか?」なんて声をかけたり。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―回想:喫茶店内―


[どんな原理なのか解らずも驚きを呈して双眸を瞠らせた相手。
それは自分の言が、届いて、響いた、証拠。>>3

アイスの熔融の気配を察知しても、
グラス内の緑蜜を干さずに口は彼の為に開かれ]

  
   店員としてでは無いトレイルと、夜に逢いたいと思った。
   其れに関して、どう解釈されようと 構わないな。
  
   
    …私がお前を欲しがった事実は、変わらない。


[彼の躊躇と不安の矛先。脳裏を過る記憶が在る
されど変わらず、そっと、下限の月を描いて唇が撓み。
引き寄せた腕を笑みの元へと誘い込む>>4]

(24) 2015/08/07(Fri) 21時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン




   お前が、誠実で在ると知っているが
   今日の私との約束を …放棄されては嘆くぞ。
    

[伏せた瞳に、彼が気づかぬ計らいで
幾年前の言葉を使い揶揄る>>1:272

起因は意地悪としてでなく、純な願いとして
>>2既に見つめた相手を意識していないと、自分を騙せぬ程]




     ………楽しみだから。 **

(25) 2015/08/07(Fri) 21時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


[やがて>>15梧郎から似合うと賞賛された
柘榴色のコテツの反応は如何だったか

もし、似合わないと囁く悪魔の声量が 此方まで届いて居れば
喫茶店の室内の温度を5度は下げて居たに違いない。>>5

最も幸い 自分はコテツ達の遠くに佇んで居た故
膨大な冷気で、大切な店員等の仕事に、支障を憚らせる事は無かったが]


   ――――………、……


[>>11>>20ブローリンから指差された気遣いは察知出来ずも
どれ程自分が滞在するか解らぬと指摘する、店主の声は拾う]

(26) 2015/08/07(Fri) 21時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン



[思う所は、或る。

されど気が変わるどころか
数日の時間を噛んでも尚


約束>>4は、―――金科玉条の如く。**]

(27) 2015/08/07(Fri) 21時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/08/07(Fri) 21時頃


[コーヒーと、コーヒーと、雲。
まるで詩のようなオーダーを厨房に伝えれば、返事はあったか。]

  それもそうなんだけどさ
  慣れない内は、色々刺激が強いかなって

[面白いもの、他では目にできないものはここには沢山ある。
新規の客――特に人間は、概ね歓迎されるものだが。
それが、そのままプラスで相手に伝わるとは限らない。

ここの客はどれもこれも、悪戯好きが多いから。]


[今日も店主の酒は、尋常でない肌色の客から好評だ。
シェイカーを振る彼の横で、
つまみを盛りつけながら小声で尋ねる。]

  あの、さ。――今度……なるだけ早いうちに
  休みが欲しいんだけど

[昼でなく夜に、こういった願いを申し出るのは珍しい。
こちらの営業が本番だと理解しているからだ。]

  昼間、その分働くからさ。ねっ?

[いつになく殊勝なことを並べて、店主の返事を待った。]


―― cafe & bar ≪Twilight≫ ――

[いらっしゃいませ、とマスターやトレイルが口にするのに合わせて、深く一礼する姿がある。
 昼間の赤とは真逆に、黒基調の制服に身を包んで、そこに居る。

 カウンターの奥の客の注文を聞いては記憶して、バーテンのマスターに投げる。
 それから、伝票に書き留めて管理をする。
 名詞と筆記のやり取りで可能な仕事を出来る限り率先してやるのが、昼間働かない代わり。
 厨房の洗い物も片付けていたりしたから、最終的にエフたちと話す機会が持てたのは、少ししてからだった。]


  コーヒーと、コーヒーと、雲の糸
  了解


[オーダーを復唱
 獏と人間が見える。
 あの獏は珍しく蛇のコーヒーを好んでくれているが。

 早速のデビュー
 慌てるのか、案外肝が座っているのか。
 それを楽しみながら見守るのも、人外の役目]


こんばんわ。
……オレのことって、言ってない?

[口元を指して、エフに聞いてみる。つまりどれぐらい言葉に気を使うべきかと。夜の客の中には、もう一切修正をかけなくてもそのまま喋れる客も、ゼロではないからだ。
 YesNoの疑問文は反語になっても大抵意味が通るから楽でいい。]


[棚から取り出す珈琲豆は、2種類。

 ひとつの豆は、吸血鬼の庭園で育てられたもの。
 育てているのは、吸血鬼に愛された人間だ。

 ここに招かれた彼らのように、深く深く繋がりを得た、先輩の作ったものだ。

 ヨモツヘグイ。
 その入口は、人間の手で祝福を受けると良い。


 挽かれた豆から漂う香りは、深い。
 濃い、濃い、夜の色のコーヒー。
 いつものように、ユニコーンの角を浸した水で、抽出する。


 これは、リツの為に]


[もう一つは、人間を愛した吸血鬼が育てる豆。
 月と血の香りが僅かに漂う豆。

 二度と離さないと誓った、吸血鬼の心を信じて。
 絶対に見棄てたりしないようにと、人外達の心に刻むための、一杯。


 これは、獏の為に]


  こっちがリツ、こっちが獏の旦那な。


[他の料理が有るので、運ぶのはウェイターに任せて]


[雲の糸。

 地味ながら入手が難しい貴重品である。
 そもそも獏や精神を食う生き物向けの品は総じて入手困難であるのだが


 棚から取り出すのは、白く濁った大瓶。
 フライパンの上に、蝙蝠の羽を散らす。
 そして、羽の上に、大瓶を傾け雫を散らした。
 雫は花弁に触れた途端にふわりと雲のように膨らむ。

 雲に細長い串を差し込み、引く。
 編み物のように、透明な糸が光を弾いた。
 弱火で炙りながら糸を依り合わせ、網目状の繭の形にまとめ直した。


 独特の香りが漂う、雲の糸。
 竜の血をソースに掛けて、完成]


[悪夢好きで辛党のエフィの為に、味付けは苦めに。

 普段の雲の糸は、薔薇の花弁で香りづけしたスイーツになる事が多い。
 そのせいか、どことなく盛りつけが可愛らしいのはご愛嬌である]


[おはようと、獏からの言葉に挨拶代わりに笑みを向けて、手元は別の客からのオーダーに忙しい。

もしリツがこう言った店に馴染みがなくとも、きっと映画やドラマで目にした事のあるシェイカーを振って、

使うのはジン、レモンジュース、チェリーリキュール。
兼のワイバーンに差し出したのは、逆三角形のグラスに注がれた、軍用機の名を持つ白いアヴィエーション。]


 今度?夜に?
 ――別に構わないけど、

 …トレくん、珍しーね。

[夜に遊びに行くなんて。
新しく友達でも出来た?なんて聞いてみようかとしたのだけれど、それは人のプライベートなので別にいいだろう。
そもそも、お互い子供じゃないし。

まさかその『友達』が自分もよく知る奴とは思いもせず、OKの返事は早急に。
日にちが決まったら教えてねなんて言って、望むなら、日中も休みを出そうか。

ひっそりと持ちかけられたお願いに同じくひっそりと答え、おねだりの様なそれに肩を揺らして笑う。]


  ほい、雲の糸できたぜ

[出すと同時、別の料理に取り掛かる。
 暫くは厨房は、忙しいようだ**]


  お待たせしました
  コーヒーと、コーヒーです

  お間違えのないよう

[深く濃い香りが立ち込める方を、リツへ。
続いて、芳醇、かつ不思議な香りを湛えた方を、エフへ。

シェフの気持ちが籠った、最初の一杯。
求められれば、それぞれの豆の違いを説明しただろう。

配膳は勿論、二人の会話の隙間を狙って。]


[続いて完成した雲の糸。
ドラゴンの鱗と違い稀少性が高いのか、
試食を頼まれたことはない。

盛りつけこそ可愛らしいが
なんとも形容が難しいそれを何食わぬ顔でトレイに乗せて。]

  お待たせしました

[エフの前に運ぶ。伝票などの管理はコテツ任せなので、
そのまま軽く一礼すると、新たな注文を受けにテーブル席へ。]*


  ん? んー。まあ、そんなとこ

[休みが貰えない、ということはないだろうと思っていた。
言い出し難かったのは、理由を聞かれた時に。
なんと答えたらいいか困る気がしたから。

客観、ありふれた約束でも。
トレイルにとってはそうじゃないと、こんな時まで意識して。]

  ――…ありがと、ホレさん

長年、つかず離れずの距離で共に過ごしてくれた、
数少ない人間の、友人に向けてはにかむような笑みと共に礼を。]


 別に、いーって。

[そういう顔をされるとくすぐったい。
彼には世話になっているし、沢山働いて貰ってるし。
つまりはまあ、お安い御用と言う訳だ。

歳の近い、世界も近い同族の彼。
お互いヒトとアチラの狭間で感じる事も葛藤も其々だけど、店員と雇用主と言う関係ではなく、もっと親しい間柄と思っているのは、さてお互いだったかもしれない。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―数日後:喫茶店近くの道―

[強い陽射し。約束の時間は近づく。
ほんの僅かに瞳を眩しげに眇める数秒。
生温い空気の中。常の紺の着物姿に、スーツケース。
普段なら太陽の照りが届かぬ筈の肌が
普段と違い、ジワリ熱が上がる気配は隠しようなく、彼を意識した故]


   ―――、………、…。


[突然の誘いに、甘受と言うトレイルの善良に懐き
されど、今踏み出そうとする脚は、些か躊躇いを孕んでいた。

 逢う約束は、夜
 …昼間から、喫茶店に向かうのは如何なものか。

他人を気遣う質に欠ける自分が
初めて此処まで配慮と云う感情を覚えた、かもしれない]

(50) 2015/08/07(Fri) 23時頃

[まだ、とゆっくり話していい>>+40、に二重の意味で了解したと頷く。
 それから、メモを一筆。カウンターの客は初めて来る人間の客だということを、他の客にもこそりと伝えるべく、2〜3枚用意して、オーダーのグラスの下に忍ばせた。]

もう少し、ここに、慣れたら。

[話に興味を示すようだった>>+44ので、この適応力があればいいかと思いながら、まだ一杯のコーヒーでも新鮮な様子>>+42に情報量を制限しようと多少の気遣い。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[何より喫茶店に向かうに、もう一つ。
自分に躊躇いを育む案件が存在が他に或る


>>31 ――「幸せって何だ」


人であれば、長生きで。
自分から見れば、まだ幼い子鬼>>29
彼は純粋な眼差しで、無垢な問いを投げてくれた。
しかし不意な確信を突く疑を前に、返事に窮した自分。


「それは自分で見つけないと」。
倖せを願ったのは自分の癖、結局曖昧な答えを返した


朧げな幸福の輪郭を、自分はまだ
薄らとしか捉えられていない故、逃げたと云っても良い]

(58) 2015/08/07(Fri) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


  ……でも、幸せは
  誰かと一緒に作るもの、……かもしれない


[少なくとも自分は長年孤独に存在を繰り返す間には
1度も答えを見つけられなかったから。
最後に、そんな言葉も付け足した回想。


そんな追憶は、梧郎の声に意識が戻る>>52
軽く手を挙げ、スーツケースを引いて距離を埋没]


   今日は、夏の日差しが辛そうだね、梧郎。

   喫茶店……、そう。
   そこで、人と逢う約束をしているから。

(60) 2015/08/07(Fri) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


  私の傍が涼しい?
  ……着物姿が、そう錯覚させているのだろうか。


[清涼の効果の起因は詳細には語れないが>>67
梧郎ののんびりした感想に、少し緊張が和らいだ声質で]

   有難う。
   私も誰かと向いたいと願っていた所。


[言葉より先、共に向かおうと彼の歩幅に合わせつつ
麻布に隠れた両足を動作させ、歩みを再開させる
とは言え、目的地は、直ぐそこだったが]


    

(71) 2015/08/08(Sat) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


   約束と云うのは、花火の写真の事かな?


[コテツが喜んじゃないかと、穏やかに紡ぐ

しかし
ツタが絡みつくレンガ造りの外壁
既に年月の重ねた、深緑な木製の扉
さてと、喫茶店を前にして、無意識にぽつり]



  ……店内に入った時の、開口第一は
  「こんにちは」――で  変ではない、よな。


[頼りなくぬるい風に、不安を呟いた]

(76) 2015/08/08(Sat) 00時半頃

 甘いのね、わかった。

[呼びとめられた声>>+56に注文を受け取って、要望は甘いカクテル。>>+52
シェイカーは使わない。取り出したミキシンググラスに注いだのは、二つの黄金。
片方はビールと、もう片方はジンジャーエール。

何時も使う辛味の強い物ではなく、甘い砂糖の混ぜられた炭酸飲料。
風味はやや薄まるだろうが、甘みを求める彼にはきっと飲みやすいだろうから。
冷えたそれらをバースプーンで混ぜ合わせ、きっと見た目は、ビールと同じ。
背の高いゴブレットグラスに移し替えカウンター越し静かに置けば、黄金のシャンディ・ガフの中で炭酸がパチリと弾けた。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン



[着物が涼し気だと頷く彼の傍>>78
さり気、微かな冷気を送りながらに、喫茶店に到着]


  日本の風景…――好いね
  私にも後で 見せて貰えたら嬉しい。


[測るまでも無く表情や声音から滲み出ている躊躇は
梧郎のアドバイスを前に、安堵に包まれる
不思議そうな彼の隣、緑扉をゆっくり開きながら]


  ありがと   ……、

(82) 2015/08/08(Sat) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[>>80されど、微かに常と違う甲高い想い人の声
数秒前のシュミレーションが無駄にし、つい、反応]


   トレイ――――……、



[唇から冬の精霊とは程遠い、熱量ある音。
一歩踏み出して、r音まで到着する前に、我に返った

>>72まるで、約束を、2人の秘め事にしようと努める
彼の健気な思惑を、無碍にするような――]

(84) 2015/08/08(Sat) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 

   ……、……


[否。開口第一知り合いの名を呼ぶのは、可笑しな話では無かった

逡巡の末、競りあがる羞恥は心中に押し込む
ぎこちなく付け足すよう、カウンター席に挨拶を]



     ……、こんにち は。

   4人掛けテーブルを借りる。
   飲み物は、冷たいものを…――任せる。


[其れだけ告げて、テーブル席へと移動を開始**]

(85) 2015/08/08(Sat) 01時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/08/08(Sat) 01時頃


[決して広いとは言えぬ店内。
今夜もあちこちで賑わいを、
時に艶めきを魅せている。

初めて来店したリツが、
どう過ごしているか気になりはしても
時折追加されるオーダーを受け、
配膳する以外は声をかける暇もなく。

コテツのちょっとした計らいや
何より隣にエフがいるから、
さして心配はしていなかったが。]


[回るメモという店員の気遣いに、ホントよく出来た子達だなあ。なんて大変感心して。
やっぱりこの店は自分がサボってても安泰だと、昼間のサボリ算段をつけ始める。
そうだな、一日ぐらい店開けっ放しでぶらついても、何も問題ないだろう。
そもそも昼なんて営業してるようでしてない事の方が多いし。

回ったメモの代償として代わりに他の客からひそひそ話を聞かれるのは自分なのだが、求められれば少しを喋って、しかし深い場所まで知らないから、エフの連れてきた可愛い子。そこまでしか、自分も話す事は出来なかっただろう。]


 ケーくん、エスプレッソ一杯頼めるかな。
 こっちで"使う"から、エフィさん用に。
 カップはこっちで、一度入れ替えるから。

[そう言えば、厨房の彼はカクテル用と分かってくれるだろう。
彼のエスプレットが仕上がるまでの間、ブランデーを適温まで暖めておく。

あまり続けてコーヒーを出し続けるのもどうかと思うが、獏は普段からコーヒーばっかり飲んでるし。
他の味覚の好みを多く知らない上に、夢の入荷はウチには無いのだ。

透明な耐熱ガラスのコーヒーカップに注いだのは、ほんの少しの、苦いエスプレッソ。
それを温めたブランデーと混ぜ合わせ、砂糖はナシ。
熱い液体の上部に甘くないホイップクリームの層を敷いたのなら、ガラスのソ−サーの上に乗せて、]

 お待たせしました。
 カフェ・コレットです。

[砂糖は彼には、必要無さそうだから。
これならきっと飲める筈。]


[次いで出てきたのは、ほんのりオレンジの香りのする冷たいカクテル。
頼んでないと彼が言うなら、サービスだからと微笑んで
レジ横には、まだ彼用のメモが貼ってある。

使ったのはオレンジジュースと、オレンジリキュールと。
逆三角形のグラスに注いだ色彩が半透明なのは、生クリームを混ぜてあるから。

クリームリキュールなら、きっと彼も飲みやすい。
店内の淡い光に照らされた顔は色々と、少し余裕がなさそうだったから、
カクテルの名はゴールデン・ドリーム。
隣の男の傍で、静かな、眠りを。

ただアルコール度数は少し高めであったから、もしかしたら酔い潰してしまったかもしれない。]


 …?

[半透明で無く不透明か。
生クリームの分量を間違えたかなと、もう一度作り直して。
気付いたのが出す前で良かったと、珍しい失態に肩をすくめた。]


 おいしい?
 良かった。

[称賛には素直ににっこりと。]

 好きな風味とか言ってくれれば、
 それに合わせて何でも作ってあげるよ。

[昼営業はだらだらのんびり。しかし夜は割と、積極的に働くのだ。
ぐいぐい飲む青年に結構いける方なのかななんて勘違いをして、望まれればどんどん出す。どんどんと。

やってしまったと後悔するのは、きっと彼の瞼が下がり始めてから。
その辺りは昼と変わらぬ駄マスター気味であった。]


[鶏肉っぽいもの>>+86のリクエスト。
 夜の食材で一番人間風味寄りなのはコカトリスの肉だ。
 生きたコカトリスは石化能力が有るが、肉は安全でしかも美味]


  ま、二人でつつけるぐらいの方がいーよな


[玉葱を薄切りにし、セイレーンの花でスパイシーに香り付けをしながら炒める。
 薄切りにしたじゃがいもと混ぜ、グラタン皿に敷く。
 食べやすい大きさに切ったコカトリスの肉を載せ、
 その上に更に玉葱とじゃがいもを敷いて、層状に。

 チーズを惜しげも無く振り掛け
 フェニックスの羽を乾燥させ摩り下ろした調味料で味付けをする。
 熱々のオーブンで、加熱。


 完成したのは、グラタン風味のコカトリスのチーズ焼き。
 味は、人間でも違和感なく食べられるようにしてある]


[少し厨房に余裕が出てきたので、配膳は自分で行う。
 しゅるりと人間から蛇に姿を変えた。

 全長3m程の黒蛇の頭の上に、器用にグラタン皿を乗せ
 音もなく運んでいく]


  よ、リツ、獏の旦那。
  調子はどーだ?


[声だけ聞けば、調子のいい黒髪店員そのものである。
 しかし、それと蛇が繋がるだろうか**]


  了解、エスプレッソな

[店長からのリクエスト
 吸血鬼の豆を使い、サイフォンでどろりと濃いものを抽出して。
 そして、店長の元へ]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

ー喫茶店ー


    ……―――。


[>>90視界の端に捉えた、探し人の影
双眸を通して明瞭な程、トレイルが動揺している]


   …そうだね、 店内は涼しい。


[微妙に心配の種は或るものの、そのまま席へと移動
室内の冷気でひんやりする椅子を引き
梧郎な率直な感想に、同意>>89
そして、2人を案内をしたコテツに顔を見せる>>91>>95]

(131) 2015/08/08(Sat) 20時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


  マスター不在? 珍しい。


[されど店主は戻って来るらしい
なら問題ない。此方は夜中まで此処に居座る予定。
此処に滞在している間、そのうち会えるだろう。

契約書の執筆に関しては
>>2:321如何にかなると、椅子に腰かけ]

   
     …それなら 是非
  梧郎が持つ写真を拝見しつつ 
  ゆっくり待つことにしたい。


[コテツも興味あるだろうと賛同を促し
次いで、馴染み深いリズムで靴音を奏でる
トレイルへと無意識に視線>>97]

(132) 2015/08/08(Sat) 21時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


[テーブルに運ばれたのは、コーヒーフロート

此処でよく注文するアイスコーヒーと
自身が好むバニラのアイスが何方も存在し
小さなお得感がある]



    ――…、有難う



[彼のぎこちない語調の起因。居た堪れなさを感じてから。

銀のスプーンに指を伸ばす動作が 
   ――停止]


   …………、

(133) 2015/08/08(Sat) 21時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


[くいっと彼に引っ張られたのは
深紺の麻布では無く
――心臓だった]


   嬉しいね……
       何かのサービス?


[常より大量のアイス
彼の甘えたな行動
何方に対して問うものかは、背を向けた彼の判断次第だが
彼の機嫌に関しては、甘やかな悪戯を自分の都合の良い方向に解釈し]


    ……待ってる。


[安堵と愉快に言葉にならない音。口元だけ、綻ぶ]

(134) 2015/08/08(Sat) 21時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 

  日本の祭りも賑やかだからね。


[その後、スプーン一杯にアイスを掬おう
>>118視界に映る梧郎は、大層楽し気だ]

  
   ちなみに梧郎は
   着物と甚平、何方が好きなんだ?


[コテツとお揃いの甚平とか似合いそうとは言葉にしない。
ただ、軽く首を傾けて
そっと口内に、純白の甘露を広げる**]

(135) 2015/08/08(Sat) 21時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/08/08(Sat) 21時頃


  そうそう、ケイ

[蛇はちろっと舌を出した]

  手無くてもヨユーだって、こんぐらい
  アシカとかもやるじゃん?

[この反応は非常に素晴らしいものである。
 まあ、あまり虐めすぎると獏からしっぺ返し食らうかもしれない
 この程度にしておこう]


[蛇がぐるりととぐろを巻くと
 黒い鱗が捲れるように、そこに立つのは黒いシェフコートの黒髪人間。
 今までどおりの、人間のケイである]

  ま、俺みたいなの――いっぱいいるよって事

  正しい道案内は、獏の旦那にしてもらいな
  闇は油断ならねえからな

  別の奴に攫われねえように


[クスクスと笑う]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン



  そう……甚平。 

  うん、そっちの方が動きやすいだろう。


[>>142 古風で優しい梧郎の容貌
着物も品があって魅力が増すだろうが
甚平の方がしっくりくると納得した頷き

そっと、日本の風景が広がる写真
または会話を楽しんでそうなコテツの、切りが良い時に]

  
  梧郎には、何色の甚平が似合うと思う?

(147) 2015/08/08(Sat) 23時頃

  いやいや蛇にも鱗あるぜ?
  翼も……ないことはない

[翼は練習中なので、今は無いだけである]


  ま、こんな感じで
  これからもうちの店、よろしく


[素晴らしい常連客になりそうだ。

 獏の会計>>+99の申し出に、店長を示してそのまま下がった**]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン




   ――東洋の神秘て、なんだ……?


[>>146反射的に顔を上げて、真剣に問う
ついで、疑問を呈した体制で
蛇に軽く冷気を送って頬を撫でた。
記憶が正しければ彼は暑さより、寒さの方を好んだ気が


―――――、]


    ……、ん

[>>145 微弱ながら常と違う気配に、眉を寄せる
それは待ち望んだ店主が、悪魔と契約を宿した危険な薫りとは
まだ察知が行き届いて居ない]

(151) 2015/08/08(Sat) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン



[空気の振動から伝達される 普段より強い悪魔の魔力。
その揺らぎの種は、まるで存在を主張する鳴き声の
小さな猿から放出されていると判断した故]


  ……随分、元気だな。
  何か良いことでもあったのか。


[猿の正体を存じぬ人間からすると
活発な哺乳動物に話しかけていると見られるのか

もしバニラのアイスに小猿が興味を移せば
呉れてやらぬと、アイスを一口

>>148何せこの甘味は、最初の客である私の、特別]

(152) 2015/08/08(Sat) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン



[>>159察しの良い猿だとつくづく思う
そりゃ、ブローリンの半身と呼んで良い存在
当然と言えば、それまでの話だが]


  ……、……――


[此方は、ケイ等程、魔力の変化に察し良くないらしい
>>158>>159呆念に包まれたケイの反応に思案する間
手元に有った、白と枯葉色の蜜を喉奥を伝い、嚥下]

(184) 2015/08/09(Sun) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[>>164>>173そうして、アイスも残り僅かという所
近づいて来たトレイルに意識が奪われる。
されど、悪戯を思いついた子供めいた顔貌で発した問いに
軽く小突きたくなる衝動を、常の冷静な声で]

   ……少し違う。
   日本人が、祭りで着るのは、
   「着物」より「浴衣」が大半。

   何より私は着物を、私服として身に纏っている。
   祭り関係なしに。


[瞳だけで微かに笑って、視線を軽く重ねる]


     ―――急にどうした?

    着物に興味を持ったのか
    …それとも祭りに、行ってみたい?        

(185) 2015/08/09(Sun) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン




   ――だけど、祭りの誘いより先に
   今夜の約束を、優先させてもらうよ。


[冗句とは遠い言葉は笑みを伴い
傍に来た彼を迎い入れる様にさらりと告げた]


  その前に、はい。 最後の一口。
  ちなみにバニラアイスは
  お前のおかげで 今は好物。
   

[はい、と同時。彼の口元にバニラの乗ったスプーンを運ぶ
今度は、手元に送るなんて遠回しな行いは止した]

(186) 2015/08/09(Sun) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン



   

     ……、店長はどこだ。
   

[其れだけ告げると、スーツケース片手に腰を浮かす
契約書を記さなかったばかりに
今夜の約束が破棄になる事は避けたい。

アイスを差し出した彼を愛でるより先に、
さて、首を伸ばして待ち望んだマスターは、何処に居るのか]

(187) 2015/08/09(Sun) 00時半頃

 金額、多いんだけど?

[困った様に笑んで、しかし彼が払うというのなら受け取ろう。
二人分の少し多い代金をレジに収めて、これじゃサービスにならないと少し肩をすくめる。

おぼつかない様子のリツを見て、ひっそりと獏に]

 はは、わるい。
 飲ませすぎた。

[そう耳打ちをしただろう。
すまんと言いつつも悪いと思っていないのは、見ての通り。
扉をくぐる二人の背を見送って、次回の来店も楽しみにしてますと、青年に振る舞う酒の種類を数えて。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


   マスター。お帰り。


[店主の姿を見つけると、手を挙げて傍に来てもらうか
自分から彼の前へ進み出て、単刀直入に切り出す。]


   トレイルが欲しい。
   彼と一夜、此処で過ごす権利を、私に呉れ。


[そう言って、差し出したのは既に和紙で記した紹介状
最後の文章。

  紹介状  トレイルを夜に。  ――千冬。

本名を刻んだ達筆の文字を見せ、他に何か必要かと伺う。
あれば、足を踏むことも無く
従順に付け足すか、書き直すか]

(193) 2015/08/09(Sun) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン



   どうやら私は
   探していた人を  漸く見つけられたようだ。



[最後にマスターに囁いたのは、懐かしい友愛を込めて**]

(194) 2015/08/09(Sun) 01時頃

[昼間は店内で、飲んでもいないのにくだ巻いてるような居座りぶりだが、だからといって昼行灯なわけではない。
 制服に身を包んでからは仕事モードのスイッチが、ぱきんと入る。
 話の空気を読む、というのは、苦手なので。オレは誰かに話しかけられた時だけ話をするようにしている。
 そうでない限りは、逐一伝票の確認をしたり、テーブルをセッティングしたりが主な仕事。
 働き者のウェイタートレイルの仕事を、なるべく軽減しているとも言える。]


[リツが、吸血鬼コーヒーや、さざめく光の蝶や、獏の存在や蛇の姿形やコカトリスチーズ(これは正体を言っていなかったか)に一喜一憂するのを、時々横目で見ていた。
 確かに順応力あるな、とは思うが、そうなってくると今度は芸のない自分はなおさら言い出しにくくなる。
 だから、ほろ酔い加減ぐらいの様子を見かねて、ぽつりとだけ聞いた。]

……こわくないか。

[それに、頷き一つでも返るなら。
 オレ自身のことは次の機会に話そう。これきりとは思っていない。獏に夢からぱっくり食われて、また手つなぎここの扉を叩くのが、簡単に想像できた。
 それまでに、言い方を考えておこう。]


[帰るという頃、伝票をマスターに渡していきさつを見ていれば、会計はまるきりエフが持つらしい。
 次はリツが払うというなら、次があるということだ。
 天邪鬼らしく人の動きを読みながら、天邪鬼らしくなくその通りになることを期待して小さく笑った。

 またのご来店をお待ちしております、なんて長くは言い切れないから、彼らが来た時と同じように一礼して見送る。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

ー日本の祭りと、甚平の色ー


   ――緑?


[たっぷりの間を置いて>>169
彼が告げた提案は心が籠っている。>>170
指差された方向には
年月を重ねて渋みも増した綺麗な深緑の扉]


   ……成程 似合うと思う。 
   流石だな、コテツ。


[>>183似合うだろうかと不安がる梧郎に対し
コテツの考えに賛同の頷き>>191を重ねた]

(203) 2015/08/09(Sun) 01時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[>>198赤と緑の色彩
そういえば、冬に見る何かに似ている気がしたが
輪郭が浮かぶも、はっきりとは思い出せない]



   来年、梧郎に緑の甚平をプレゼントしたら
   2人とも、着てくれる  …と、良いな

   それとも、もっと早い時期の方が好い?


[微かに眼差しは、梧郎とコテツを交互に移し
何気なく語りかける、他愛の無い問い。


人はこの行為を、お節介の形容するのだが
冬の精霊は、全く持って、悪気だけは皆無なのだ**]

(204) 2015/08/09(Sun) 01時半頃

――少し前のこと>>+113――

そうか。

[ふわふわ定まっていない様子に、昼とはまた違う一面を見た気がしながら短く頷く。]

……ありがとう。

[自分が好きなこの店を、自分の居場所であるこの店を、いい店だと言ってくれることは、素直に嬉しかった。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

   
   ………………   
   ………
   
   招待状不要だったのなら
   それを早く言ってくれないか、駄マスター。


[>>200驚愕を呈するマスターの顔を、不可思議と見つめた後
もしや、と云う態度で、責任の無い彼へ睨みを利かす

>>2:300昨日の幸福そうな男の様子を遠目に観察し
勘違いした自業自得なのだが

御蔭で数日前から
如何トレイルを誘えば良いのか悩みの種だった故]

   
    ―――……

(208) 2015/08/09(Sun) 01時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


[彼の笑みが作りものかは判断できずも
彼が呉れた祝福は、本物と伝わる]


  ―――………有難う。


[この一連の遣り取り。
とうの本人は気が気では無かった筈。
>>205傍まで距離を削った事実を歓迎し、眼を細め
招待状に視線を注ぐ姿に、小声で>>210]

  
   ち、ふ、ゆ。
   それが、私の名前。


[彼の耳を掠める微かな低音は、笑気を孕む。
空の片手がまた彷徨いて、そっと彼の頬を撫でて擽り]

(213) 2015/08/09(Sun) 02時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン



   実際に呼ぶのは、夜まで遺しておいて。


[彼の反応は伺うが、名を告げられた事に素直に喜色を噛む。
――――次いで、]


  あと、お前さっきから
  アイスが口元に付いている。


[嘘である。
>>197さっき自分で拭っていた口元に
ひんやりした指を添えた悪戯の御返しは>>192 3秒程]

(214) 2015/08/09(Sun) 02時頃

[ケイの本来の姿については正直、
初見はかなりのインパクトがある。

いきなりそっちでいくんだ?
と驚愕はしたが、これもサプライズの一種なのだろう。
心配も杞憂に終わり、
食事も酒も進んで、次第にほぐれていく様子に笑みを浮かべ。]

  ありがとうございました
  またの御越しを

[リツの方は随分酔っているようだが、
エフがいるなら帰路の心配も無用だろう。

空いた食器を片付けながら、
声だけで幸せそうな二人の背中を見送った。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン



[さてどんな反応が返るか、解らないが
唯、静かに、大切に、彼を双眸に映す

頬を桃に色づかせ、そっぽ向きながらも
彼は、白氷の如く冷えた心に、腕を伸ばす。


―――私は子ども扱いする彼の
こんなところが特に、好きだった**]

(215) 2015/08/09(Sun) 02時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン



[>>209>>212
爆弾発言をスルーしてくれた優しい東洋人と、
親しい子鬼のコテツに、安堵の色を灯して、頷く]


   本当?
   良かった。

   2人が並んで 甚平を着た姿を見たくてね。


[お節介と云うか、我儘と云うか。

さて、こんな無茶ぶりを
律儀な梧郎はお礼として受け入れてくれるだろうか
コテツは頷いてくれるだろうか。
反応を双眸に焼き付けて、淡い笑気を溢すのみ**]

(217) 2015/08/09(Sun) 02時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/08/09(Sun) 02時頃


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