人狼議事


56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――

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視点:


【人】 修道士 ムパムピス

[とは言え、食堂は戦場だ!>>217
 などという事になっているなど思いもよらない。
 食堂に向かうバーナードに、何となく歩調を合わす>>225

 描きたいものを描く、ですか。
 今はどのようなものを?

[同時、絵の事が多少ということは、他の考え事……
 多分、戦の近い事に関してもあるのだろうか、と思う]

(0) 2011/07/01(Fri) 00時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

[続いた言葉に、やはり、と思う。>>1:233
 バーナードは戦闘の部隊にも配備されているのだったか、
 と少し考えを巡らせた]

 不安になるな、と言う方が無理なことでしょうが、
 どうかお気を強く持って下さい。
 騎士団の方々が守ってくださいますし、
 絶望の淵なんてことはありませんから。

(7) 2011/07/01(Fri) 00時半頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 01時頃


【人】 修道士 ムパムピス

 思い出……ああ、そうなんですか。
 いえ、意外とは思いませんよ。
 ですが、形のないものを描くのは、成程難しそうです。

[戦中でなければ、商いと趣味の絵に専念できたろうか。
 バーナードの話を聞いて思う。>>8>>9
 後方支援として砦に残れれば、という言葉には、
 申し訳ない気持ちを内心に押し隠した。

 そうこうしている内に食堂に着くだろうか。]

(20) 2011/07/01(Fri) 01時頃

ムパムピスは、ペラジーが元気に走っていく様>>17に、挨拶を返して見送った。

2011/07/01(Fri) 01時頃



 ったく。他にもっと適任な奴とかいるだろう。

[思わずムパムピスへと愚痴る。]


 神様も、きっとヤニクさんにお力添えして下さいますよ。

[こちらを気遣かってくれるヤニクの声に笑みを返す

 分かりました。
 後方に残る私の方が、今後公女さまと接する機会は、
 少しは多いかも知れませんからね。


 ……どうかしましたか?

[次に聞こえた苦い声の意図はさっぱり分からなかった。]



 ……助けてくれ。
 よく分からないんだが、団長と副団長に万が一離脱することがあった場合、何でか俺に指揮権とか言われている。

[どこか疲れたように返事をした。]


【人】 修道士 ムパムピス

―食堂―

 イメージですか。
 ……ああ、お昼抜きだったのですか。
 それは、さぞかしお腹がお空きでしょうね。

[敵のイメージと言われれば、朧げながら想像できる。>>28
 食堂に入れば、混雑ぶりに目を瞠った。
 食事を取る兵達に声を掛ける公女の姿もあったか。>>14

(35) 2011/07/01(Fri) 01時半頃

 そ、それは……

[助けてくれと言われても、騎士団の判断がそれなら、
 一介の神父に覆す事など出来はしない。

 それに緊急時を任されるという事は信頼の証であり、
 栄達の可能性でもある。
 しかし、一気に疲れた声音に、一瞬返す言葉に困り]

 が、頑張って下さい!

[なけなしの激励だった]


【人】 修道士 ムパムピス

 寝食を忘れるほど熱中できることがあるのは良いですね。
 あはは、でも食事はきちんと摂られた方が良いですよ。
 私も休む前に少し頂いていきます。

[ちゃっかり素早く夕食を手にするバーナードの手際に、
 いっそ感心しつつ、こちらは混雑に少し手間取って、
 彼に席取りだけお願いして注文に向かった。>>42

 賑やかな食堂に、鋭い叱責が飛んで首を竦める。>>32
 見遣れば、公女殿下が厨房に向けた声だったらしい。
 周囲の者達が何事かと注目を集めており、
 マリーが縮こまって応対していた>>37

(48) 2011/07/01(Fri) 02時頃


 ……おう。
 頑張った。俺、頑張った……。

[参謀室を出た後、疲れたような半分泣きそうな声で激励してくれたムパムピスへと返事をする。
素直に頷くことはしなかったが、それでも。]

 なあ、本当は素直に受け入れた方が良かったと思うか?

[緊急時とは言え、そうなった場合――より近しい立場で公女を守ることが出来るのだから。]


【人】 修道士 ムパムピス

[説明しているペラジーの様子が更に心配だった。>>41
 普段の彼女を見慣れていなければ、分からない違いだが、
 神父からは苛立っているのが見て取れたのだ。
 そして今、厨房は戦場だ。
 手を止めた分だけ、騎士達の食事の手配は滞ってしまう]

 あの、失礼いたします、公女殿下……
 今の厨房はこれだけの多人数の食事を用意しております。
 手を止めては、それこそ騎士達の夕食がままなりませんし、
 彼女の言う通り、食料を温存する必要もあるのです。

 どうか、今は騎士達が心安くひとときを過ごせるよう、
 お気を静めては頂けませんか?
 公女殿下がそのように声を荒げられては、
 彼らにも気がかりになってしまいます。

(55) 2011/07/01(Fri) 02時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

[注目が集まって、食堂内が変にざわついてしまった。
 これでは食事をする者達も落ち着けないのではないか。

 そう思って、公女殿下に一旦退室して頂けるように、
 なるべく丁寧に促して、共に食堂を出ようとした。

 途中、席を取っていてくれたバーナードに、
 申し訳なさそうに会釈をしたのだった>>51

(57) 2011/07/01(Fri) 02時半頃

ムパムピスは、ペラジーの顔を、気遣わしげに振り返った**

2011/07/01(Fri) 02時半頃


修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 02時半頃


[返ってきた呟きに、とても労わる響きの声を返す。
 口振りからするとヤニクは固辞した風だった]

 はい、お疲れ様です、ヤニクさん。

 ……良い悪いは、私にはよく分かりませんけれど。
 軍略には生憎疎いので……

 ですが、ご自身が要職を継ぐということよりも、
 団長や副長にご無事でいて欲しいと、
 ヤニクさんは、そう思われたのではないですか?
 私は、そのお気持ちも大切なことだと思いますよ。


 でも、ヤニクさんが優れた騎士だということも、
 皆さんから伺っていますから。
 あなたがいつか要職に就く時が来ても、
 きっと騎士団をよく纏めていかれると思います。

[地位が高まれば、公女殿下の守りにも、
 より貢献できることになるのだろう。
 それはヤニクにとって望ましいことだろう、とも思えた]

 どちらにせよ、私は応援していますよ。
 今は団長や副長を支えて、怪我のないように頑張ってください。


[ムパムピスの労わるような声に、漸く肩に入っていた力を抜いた。]

 殺しても、死にそうにないんだけどな……特に団長。

 でも、そうかもしれないな。
 何だかんだ言って、自由にさせてもらってるのは団長のおかげだし。
 のし上がりたいってよりも、このままの位置でいたいのかもしれない。

[あの場では上手く言えなかった理由も、ムパムピスとの会話でなら割と素直に言えた。
それはきっと彼への信頼のようなもの。]



 俺は。大勢に認められたいって訳じゃなくて、そう思った相手にだけ認めてもらえたら十分なんだ。

 だから、お前にそう言ってもらえて嬉しい。
 ……ありがとな。

[公女を守る為にはどちらが良いのか、未だ悩むところだが素直に礼を言って。]

 おう、任せておけ。

[無邪気に笑った。]



 もう、馬鹿言わないで。
 三十枚も無いんだから一時間後には眠れるよ。

 ――だぁ!それは替え馬じゃなくて予備馬!
 防衛戦同然の中で替え馬持ち出す必要がどこにあるの!

[へらへらとしながら皮肉を言い退ける余裕はどこから来るの?
 イアンが羨ましい反面、少しイライラしてくる
 それでも、暫くはイアンも頑張ってくれた。
 頑張ってくれたけど]


 ――!? ちょっとイアン後十一枚だけ!
 わざわざ『副団長』言ってず!!

 待てイアンッ! イアンッ!!

[明らかにわざと副団長なんて呼びやがって。
 まだ団長が把握して居なければならない最低限の書類も押し付けてくれて。
 僕の方が足は間違いなく速いにも関わらず、執務室からイアンが逃げ出して。

 ――『堪忍袋の緒』が切れると言う意味を身を以て知った]





 イアアァァァアァアァァアアアアアアンンッ!!!!!!



[怒りに満ちた狼の咆哮が、僕一人取り残された執務室にガンガン反響する。
 この時に何となく理解してしまったのは。
 多分一生、僕とイアンはこんな関係で続くんだと。頭が痛くなる様な、でも其れがあるべき形の様な。


 ……この関係が、一生"続く"なら、だけど]


― 深夜前・赤騎士団執務室 ―

[今の所イアンは執務室に戻ってすら来てない。
 …尤も、それを予測してたからこそ、僕も欠伸を噛み殺しながら、「こう」して居るのだけど。
 扉のノック音。イアンかと期待しながら入る様促す]

 ……あ、オスカーさん……
 助かった……

[オスカーさんの姿を見て、心底情けない声が漏れた。
 必要も無いだろうに、ペンを片手に何やら紙に書き込んでる僕を見て、オスカーさんは怪訝な顔をしただろうか]


 これ。

 明日イアンに見せてあげてくれない?
 解りやすく纏めたから。

[そう言って、三十枚超の仕分けた報告書と共にオスカーさんに託す。
 丁度今書き上がった内容は、見ればすぐにわかると思う。
 ―イアンでも理解できる程度に、三十枚超の内容を纏めた奴]


 …イアンには苦労しそうだね、お互い。
 それでも、僕は二人で頑張るって決めたけれど。

[まだ身近になって間も無い。
 ただ、イアンは良い団長になれると、そんな気がする。
 僕も出来る限りの力を貸すと、覚悟は決めている。

 それは、僕が又イアンに寄り掛かっている事に対する義務だと思ってる]


[だけど、恐らくオスカーさんは何時も通りの反応で部屋を辞そうとするだろうか]

 うん、おやすみなさい。
 オスカーさんもゆっくり休んで……


 ―………

[ふと、突き付けられた言葉が脳裏を過る
 あの時、嘘を吐いた。きっと、不甲斐無いって思われたと思う]


 ………………

[オスカーさんが主と認めたのは、イアンだ。
 副団長に過ぎない、それも不甲斐無いと思ってるだろう僕の事は、きっと、幾らでも替えも効く様な存在だと思う
 実際、不甲斐無いから仕方がない。 けど]


 ……………っ……

[オスカーさんに。
 きっと、僕の次には、父さんの事を知っていたオスカーさんに。
 僕のそれでも精一杯の覚悟も知られず、一生不甲斐無い奴と思われたままで居るのは。
 ただ無性に悔しい]


 ――父さんは、凄い団長だった。

[ぽつり、ぽつり、と溢し始めたのは、オスカーさんの手が扉に手を掛けようとした時]

 誰からも信頼されて、誰よりも強くて。
 誰にも負けない人で。

 父さんが亡くなったら。
 一日が経つ毎に、皆父さんが本当に凄かった事を思い出して。

 …でもね。
 それを思い知ってたのは、誰よりも僕だった。



 騎士の剣もまともに振り翳せる力も無い。
 全て笑って受け止める大きな度量も無い。
 皆をその手一つで纏め上げる信頼も無い。
 父さん見たいな強さは、何一つも持って無い。

 一日が経つ毎に、なのに皆が次の『団長』への期待を膨らませて。


 …今でも思ってる。
 僕なんかじゃ、一生掛かっても届かないって。



 僕には、『ファーレンハイト』の高さが重すぎたんだ。 
 


 だから僕。イアンに甘えてた。
 どういう人間なのかも知らない様なイアンに。

 僕よりも、騎士団の誰よりも強い、その強さが。
 彼の方がずっと、父さんの跡を継ぐのにふさわしいって。

 勝手に甘えて。
 勝手に押し付けて。

[自分の弱さを真正面から認めて、それを伝える事。
 …今直ぐにでも聴かなかった事にして欲しい程に辛い]


 ―逃げてた。
 この騎士団を護る為に、背負わなくちゃいけない重責から。


 ごめんね、オスカーさん。
 昼間のあの言葉……嘘、ついてた。

 不甲斐無いって、思われてても仕方ないよ。

[懺悔する様な気持ちで、伝えたかった事を。
 でも、この言葉は、『泣き言』のままにするつもりは、ないから]


 ――最後に一つだけ。

 僕は不甲斐無い奴だと思う。
 僕は逃げ足だけ早い様な奴だと思う。


 だけど。

[机から立ち上がって、真直ぐに見る。
 ここまでの話を聞いて、泣き言を連ねているだけだと思われても良い。
 結局は最後の最後まで逃げ腰だって、不甲斐無い事を証明しただけと思われても、事実だけど。
 これだけは、信じて欲しいと]



 大事なこの騎士団を…この場所を守りたい気持ちだけは。

 その意志だけは絶対、折るつもりも揺るがせるつもりも無かった** 
 


― 暁前・開戦前 ―

[ほんの少しだけど、休息は取った。
 速く目覚めた僕は、イアンの部屋を訪ねる。]

 ………

[鍵は掛かって無かった。性格なのかな。
 後ほんの数分、残された休息の時間を壊さない様に。
 出来るだけ息を気配を殺して、きっとまだ眠っているイアンを見下ろす]



 ……
 ………

[態々何かを言う為にここまで来たのに。
 言う言葉を何も考えてなかった]



 …………
 ……………
 ………………

[投げ出された手を、思わず両手に取る。
 ほんの数刻もすれば、赤狼達を率いる『団長』として赤に染まる手]


 ……………………

[背負う必要も無かったその重責を担う手に。
 僕の力も必要だと言ったその意志に。
 祈る様に両手で握り締めたその手に掛けた言葉は、小さく融けて]


 ありがとう………**


【人】 修道士 ムパムピス

―昨晩 食堂―

[やんわりと申し出た付き添いは公女殿下に断られ、>>67
 苛立ちも露わに立ち去る背中をはらはらして見ていた。

 わざわざ彼女に声をかけに行ったのは、
 前に会った時の、会いたい、と聞こえた呟きについて
 話をしたかったからもあるのだが、望むべくもなかった。

 少しの間しょんぼりとしたが、気を取り直して]

 ……すみません、マリアンヌさん、ペラジーさん。
 夕飯を頂けますか? 量を軽くして頂けると嬉しいです。

[それから、バーナードが取ってくれた席で残さず食べて、
 ご馳走さまでした、おいしかったです。
 厨房にそう告げて、食堂を後にした]

(70) 2011/07/01(Fri) 08時頃

 はい。

[無邪気な笑みに、にっこりと頷き返す。]

 そういえば、ふと思ったのですが、
 私が僧服でなくて平服を着てみたら、
 ヤニクさんも苦手にならずに顔を合わせられませんか?

 今度試してみませんか、戦が終わったら。
 祝勝会で、ペラジーさんが作ってくれた
 美味しいご飯でも食べましょう。

[そんな事を言ってから、お休みなさい、と眠りに就いた]


【人】 修道士 ムパムピス

―薄明 出陣前―

[砦より出陣の準備を整えた両騎士団に挨拶をしに訪れた。
 緑騎士団のダニエルとセドリックの間には長年の、
 赤騎士団のイアンとベネットの間には新たな、
 それぞれの信頼が見え、頼もしく感じて目を細めた]

 両騎士団に神のご加護を。
 ご武運をお祈り申し上げます。

 ……どうか、皆さまご無事で。

[形式の辞と心からの心配を述べると、出陣を見送った]

(71) 2011/07/01(Fri) 08時半頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 08時半頃



 なるほど、そうだな。
 いつもあの格好で居るから他の、とか考えてみたことなかった。

[姿を見なければこうして話すことが出来る。
苦手なのはその格好なのだとしたら、平服なら普通に話ができるのではないだろうか。]

 あぁ、試してみようか。
 他の格好のお前が想像できないがな。

 もしダメだとしても怒るなよ?

[楽しそうに笑い。
同じくおやすみ、と返して眠った。**]


【人】 修道士 ムパムピス

―回想 昨晩食堂―

[公女殿下を見送るペラジーの視線が余りに冷ややかで、
 こちらもはらはらしてしまったが、彼女はすぐに
 ほとんど普段通りの様子を取り戻していた>>75>>76

 いいんですよ、謝らなくて。
 一生懸命作って下さったものをああして言われて、
 何とも思わない方はいません。

[しかしながら、このペラジーの冷淡な苛立ちといい、
 公女殿下の厳しく威圧的な物言いといい、
 男を目の敵にしているかのようなミッシェルといい、
 女というものは時に恐ろしく強い存在だと思った]

(79) 2011/07/01(Fri) 12時半頃

 ヤニクさん。

 ……女の人ってコワイですね。

[この神父、実に臆病者だった。]


ムパムピスは、バーナバス>>78には、困ったように笑み、料理の感想について2、3言葉を交わしていた。

2011/07/01(Fri) 13時頃


【人】 修道士 ムパムピス

―朝 礼拝堂―

[掃除を済ませた聖堂に現れたのは、公女殿下の姿。>>72>>73
 しかし、祈る姿がどこか苦悶しているようにも見え、
 昨日の今日で、少々おっかなびっくり声を掛けた]

 お祈りの途中、失礼いたします。
 ご気分が優れないように見受けられますが、
 何かお悩みのことが、ありはしませんか。

 ……その、先頃お目通りした時に、
 どなたかに会いたいと仰ったように聞こえましたので。
 砦にいらした事と、関わりがあるのではと。

[例えば、都に帰り家族に会いたい、とか。]

 聞き違いでしたら申し訳ありません。
 ですが、人に話して少しでも気が楽になることでしたら、
 お伺いいたしますよ。
 この隣の部屋なら、お人払いも出来ますから。

(80) 2011/07/01(Fri) 13時頃

ムパムピスは、ローズマリーに告げると、静かに首を傾げた**

2011/07/01(Fri) 13時頃


修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 13時頃


[聞こえてきた呟きに、首を傾げる。]

 何があったかは知らんが……一つ言っておく。
 女には逆らわない方が良い。

[同意するような響きを乗せて返した。**]


― 深夜前・→赤騎士団執務室 ―


…やっべえ…遅くなっちまった…

[墓場でしばらく空を見上げていたら、
大分と時間が経過していることに気付き、慌てて。
ベネットの怒声を思い出して、
気を悪くしつつも、執務室へと帰ることにした。]

…ん、

[丁度、オスカーが執務室の扉を叩いた所だったか。
今姿を見せて、わざわざベネットの怒りを直に受けるのも嫌だったから、彼と彼女のやり取りを、近くで耳を立てて聞いていた。]




『――父さんは、凄い団長だった。』


[その台詞から始まったベネットの話を、
一字一句聞き漏らすことのないように。

それは「ファーレンハイト」の名を受け継いだ者の決意。
元団長とやり方は違うかもしれないけれど、
そこには「副団長ベネット・ファーレンハイト」という人物の
意志がしっかりと込められていて。

がたり、と机から立ち上がる音がした後
聞こえたのは―――]


やっぱり、“ファーレンハイト”だよお前は。

[だからこそ、彼と手を組んで戦いたかったのだ。]


[オスカーが部屋から出てきたのを確認すると、
影から手をひらひらと振って、気付かせる。]

よ、ベネットから何か預かったんだろ?

[彼女の前に手を差し出せば、持っている紙を渡してくれただろうか。
もしかしたら、小言のひとつやふたつ、食らったかもしれない。

ベネットの事や、これからの事、
――言いたい事はたくさんあったけれど]


…ま、明日はよろしくな。


[一言だけ、そう言い残し、自室へと戻って行った。]


― 暁前・開戦前 ―

[その眠りは、深いようで浅かった。
いくら不真面目でも戦士の端くれであることには違いなく、
寝込みを襲われるなどあってはいけない。
いつでも行動が出来るように、寝ている時も集中力を切らさない。

その為、自室の扉を開ける僅かな音には、すぐに気がついた。]


……

[万が一にも敵ではないという事は、
その人物の出す雰囲気で把握することが出来た。
そしてふと、投げ出していた手に温かみを感じて]


[しばらくの沈黙の後、聞き慣れた声で響いた
『ありがとう』との呟きに、自然と口元は緩んで]



『お れ も』



[と、音には出さず、口の形だけで表現した。
きっと彼は、気付いていない。
けれど、それで良いのだ。

戦が終わったら、この件でまたからかってやろう。
そんな想いを胸に秘めつつ、少しだけ深い眠りにつくのだった。]


修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 19時半頃


【人】 修道士 ムパムピス

 は、はい……申し訳ありません。
 忘れおくべきかとも思いはしたのですが。

[鋭く聞き返されて、思わず少し身を退く。>>85
 堰を切ったように出て来る言葉を聞きながら、
 無人の礼拝堂、鍵を掛けるべきか迷う]

 ……それは、一体どういうことなのですか?
 騎士団のことですよね、それが力を揮うことと、
 その仰る方と、どのような関わりが……

[とても、人に聞かれてはならないような予感がした]

(91) 2011/07/01(Fri) 19時半頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 19時半頃


ムパムピスは、ヴェスパタインらの返礼を思い出し、再び無事を祈る。

2011/07/01(Fri) 21時頃


 ……ヤニクさん。

[公女殿下はここが一番近い場所だと言う。――何から?]

 もしかしたら、公女さまは……

[この戦が終わったら、彼女は一体、
 どこへ行こうと言うのだろうか]


― 深夜前・赤騎士団執務室 ―

 …何やってんだ、ベネット。

[捕虜を地下牢へと放りこんだ後にようやく執務室へと戻ってくると、其処にはペンを片手に困ったような情けない声をあげるベネットの姿があって。
きょろり、と部屋の中を見渡すと、イアンの姿が見えない。]

 …何処行った、あいつ。

[いつもの様に無愛想な口調であったが、若干その声音には疲れが見えていたか。]


 何だこれ。

[ベネットから紙を受け取って。
彼の言葉を耳に入れながらその紙に目を通していくと、明日の作戦内容が非常に分かりやすく、端的に纏められていて。]

 あぁ、助かった。
 俺も書類には目を通しておかないとと思っていたところだったからな。

 …アイツだけに任せるのは、正直言って不安すぎる。

[イアンには苦労しそうだと言う言葉に頷いて、部屋でその書類の中身にゆっくりと目を通そうと。]

 お前も程々にして、休めよ。

[そう言ってドアノブに手を掛けようとしただろうか。]


『 ――父さんは、凄い団長だった。』

[不意に背後から聞こえてきた声に、ドアノブへと伸ばした手をぴたり、と止めて。
ゆっくりと、首だけをまわしてベネットの方へ視線を向けた。]


 ……。

[ベネットが、ぽつりぽつり、と落とす言葉をオスカーはただ黙って拾い上げていた。]

『 僕には、『ファーレンハイト』の高さが重すぎたんだ。 』

[彼の其の言葉を耳にした時に、オスカーはゆっくりとベネットの方に身体を向けて、ベネットの顔を正面から見据えた。]


[最後に、一つだけ伝えたいと。
自分の緋の目を真っ直ぐに見据えてくる翠を、同じように見据えながら、彼の言葉を受け止めて。]

 ……。

[どれくらいの時か、彼とそうやって見つめ合っていただろうか。
長い沈黙の後に、ようやくオスカーは口を開いた。]


 何を言っているんだ。
 お前は十分に強いじゃないか。

[そう語る口調は何時もと何ら変わらぬもので。
そう語る表情も、何時もと何ら変わらぬ無表情なもので。]

 そうやって、自分の弱さを認めて。
 お前は其の弱さを認めたうえでしっかり前に進もうとしているじゃないか。


【人】 修道士 ムパムピス

[思いの丈は、彼女の胸中にだけ仕舞われてしまった。>>97
 よそ行きの笑顔を見てそう思った。返答に窮する]

 私は……神様に仕える身分ですので。
 でも、私によくして下さる隣人を愛おしく思いますし、
 心ない振る舞いに憤る事もございます。

 公女殿下は、皆に幸せになって欲しいのですね。
 不幸な衝突を避けたいとお思いなのですね?
 もしそうお考えなら、相手の心に立って考えなければ。
 殿下が幸せにしたいと思う方の真心がどこにあるのか、
 それを考えなければなりません。

(99) 2011/07/01(Fri) 21時半頃

 俺は、お前の事を不甲斐ないだなんて、全く思ってはいない。
 まだ時間がかかると思っただけだ。

[本当は、待ってやりたかった。
けれども、この戦場を取り巻く環境が其れを許してはくれなかった。
ベネットの必死の告白を全て撥ね退ける様な、このオスカーの言葉を彼はどう思っただろうか。]

 なぁ…、俺はお前に、その『ファーレンハイト』の名前に捕らわれて欲しく無かったよ。
 
 確かに、お前の父親は、団長は素晴らしい人物だった。
 だけどな、いくら親子とは言え、お前はお前だろう。

[すっと音をたてずに歩みを進めれば、ベネットの額に手を伸ばし、前髪をわける様にして撫でてやる。]


【人】 修道士 ムパムピス

 ……この戦をお止めになりたいのですね。
 戦は始まってしまいました――でも、始まりです。
 まだ終わってはいません。

 どうか絶望しないで下さい。
 子らが心を偽って生きる事を、神様は哀れまれます。

[ポケットから礼拝堂の鍵を出し、彼女の手に握らせる]

 こちらの鍵です。
 誰にも話せない事なら、どうぞ神様に明かして下さい。
 公女殿下のお心に、きっと耳を傾けて下さいますよ。

(100) 2011/07/01(Fri) 22時頃

ムパムピスは、引き留められなければ、一礼して礼拝堂を後にするつもり。

2011/07/01(Fri) 22時頃


 逃げてたんじゃない、お前は戦ってたんだ。

[そう言うと、ぽん、とベネットの背中を叩いて。]

 …――― もう少し早く、その言葉を聞きたかったな。

[自分の、揺るぎない意志を、覚悟を。
ようやく言葉にして聞かせてくれたベネットに緋色の目を細めた。]

 嬉しいよ。
 聞けて。

[オスカーにしては珍しい、柔らかな笑みを浮かべて。]


 イアンの事は俺に任せて。
 今日はゆっくり休めよ。

[彼にそう声をかけると、執務室をあとにしただろうか。
執務室を出て中庭に至れば、空に浮かぶは真円の満月。]

 団長、貴方の息子さんは立派な騎士であり、狼だ。

[彼は、天から同胞を見守ってくれてるだろうか。
その場所に届くように、高く鳴き声をあげた――― **]


 …ん。

[空に浮かぶ満月を眺めていると、影から手をふる人物に気付いて。]

 あぁ、預かった。
 何処に行ってたんだお前…、あまり俺達の手を煩わせる様な事はするなよ。

[忠誠を誓った相手に対して、随分なものいいだった。]


 …俺は、お前の傍にずっと控えている。
 何かあれば、俺に命令すると良い。

[よろしくな、と言葉をかけられればそう返して。]

 じゃあな。

[オスカーもまた、自室へと足を向けた。 **]


 ヤニクさん……

 今からでも……無血でとはいかないと思いますが、
 なるべく双方流れる血の少ない形で、
 この戦を収めることはできないのでしょうか。

[無謀な願いだということは分かっている。
 それも、戦うために出陣した騎士に対してだ。
 緊迫した空気に身を置いて集中を高める相手を妨げ、
 叱責や怒声を浴びても全く不思議ではない]


[やがて、背後から感じる光に金が混じれば、ゆるりと光の差す方を振り返り。]

 …てか、ちゃんと昨日の紙に目、通したよな?

[急に不安になってぽつりと呟きながらも剣の柄に手を掛けた。]


【人】 修道士 ムパムピス

[出陣を報せる笛が響いてから幾時か経っただろうか。
 遠い平原では狼と狩人がその力を揮っている頃だろう。

 公女殿下から引き留められることはなかったようだ。
 廊下に出て、所在なく歩き回っている。

 やがて、負傷した兵や馬を運び込むために門が開かれ、
 嵐の前の静けさだった砦の中も一挙に慌しくなった。
 平和への願いとはとても裏腹に]

(105) 2011/07/01(Fri) 22時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

[厩舎の方を回って、フィリップも出陣した事を知る。
 日の出前に騎馬達を引き出していた姿を覚えていた。
 我知らず、胸の十字を握り締める]

 ……神様、どうかあの子を無事に戻して下さい。
 フィリップ君はまだ二十歳にもなりません。

 死して後の、来世の幸せなど願わず、
 今生きている幸せを求めてよい歳なのです。

(111) 2011/07/01(Fri) 23時頃

[狼達が咆える中、オスカーの呟きを拾えば]


…さあな。

[言いつつも、一通り目は通していて。
ただ、頭で考える事が苦手なだけだったりするのだ。]

お前こそ、んな軽装で死んでもしらねーぞ。

[彼女が甲冑ではなく、黒い服を纏う意味は理解していなかった。
嫌でも後に、理解することにはなるだろうけれど。]


【人】 修道士 ムパムピス

―砦内 地下牢付近―

[それは、晩にオスカーが捕らえた捕虜だ。>>60
 開戦の混迷の中、一瞬の隙をじっと伺っていた。
 そして見張りの油断を逃さずに討ち伏せて、
 脱走すべく牢を抜け出して――

 幸か不幸か、それを見止めたのは丸腰の神父]

 えっ……貴方、こちらの騎士団の方では……

 ……――っ!?

[騎士団の衣と違うものを身に着けた見知らぬ青年、
 その手に握られた赤と銀に光る刃に声が引き攣る。

 瞬間、どん、と突き飛ばされる衝撃と、
 腹部に焼けるような痛みを感じた]

(116) 2011/07/01(Fri) 23時頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 23時半頃


そんな重苦しい甲冑着てる方が死ねるな。

[イアンの言葉にはそれだけ返して。]

 何かあったら俺に言え。
 ベネット、お前もだ。

[自分の前に立つ、二人の男に声をかけた。]



 ――先に行くよ!!
 



 ――僕は『狼』……
 


 すみません、分かっているんです。
 守るために戦う貴方にこんなことを言うのは筋違いで、
 無理なんだってことは。

 ですが公女さまが求めているのは平和なんです、
 このまま……この戦が、
 両軍どちらかが討ち果たされて終わってしまえば、
 あの方のお心は二つに裂けてしまいそうなんです。

 ヤニクさん、お願いします、
 公女さまの味方になってあげてください。
 今の彼女には支えとなる人がいませ、――

[ぷつっと、糸が切れるように声は途切れた]


修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/07/01(Fri) 23時半頃



―――任せたぞ、副団長。
 


【人】 修道士 ムパムピス

 …………ぐ

[視界が明滅して音が遠退いていた。
 いつの間にか床がすぐ目の前にあって、体は動かない]

 ――ィ、っ

[夥しい赤に染まる床の向こう、同郷の少年が見えた。>>126
 どうして彼はあんな風に這いずっているのか。

 ……離れてください。ここは危険です。

 ただの一言が出ずに、濁った嗚咽が漏れる。
 痛む腹を、震える手で押さえると、ぬるりと滑った気がした]

(137) 2011/07/01(Fri) 23時半頃

 ベネット…

[地を駆けてゆく狼の足は、オスカーも驚くほど素早いもので。
敵の合間を縫い、ただ、貪欲に得物を求めて、前へと。
その姿はまさに『狼』其の物。]



 姫様がどうかしたのか?

[彼が言いかけたその先を促すように聞いてみたが、士気を高める為の演説へ意識が行っていた。

きちんと聞いていれば良かったと後に後悔するかもしれないが、今はまだわからない。]



 こうなってしまっては……それはできないだろうな。

[ムパムピスの願いに、小さく答える。
もっと早い段階で話し合いが纏まっていたらそれは叶ったかもしれないが、それはもう無理だろう。]




――― 「俺達」は、『狼』だ。

 



 ――イアンッ!!
 


[砂と汗と血が舞う。
敵味方問わず聞こえる怒声の中、不意に聞こえてきた声に、矢を番えたまま固まった。]

 なんだ?
 今そんな話をしても仕方が――おい、どうした!
 返事をしろ!!

[急に途切れた声に、嫌な予感が胸を過ぎった。]



 ―― ィ……ァ………
 


【人】 修道士 ムパムピス

[手が、多分フィリップの手が、赤い床に落ちた。>>147
 今にも肩に届きそうな近さで。

 神父の周囲は今や夥しい血溜まりになっている。
 また別の、もっとしっかりした声が聞こえた。>>151
 伝えなければ。助けなくては]

 ぉ……ねが、しま
   フィ……くん、たすけ

[視線を彷徨わせ、声の主を探す]

(160) 2011/07/02(Sat) 00時頃


 ベネット――…?
 


 [ 気付いたのは、自分を呼ぶ 彼の咆哮 ]


―――――…   !!!!


[負傷の衝撃で途切れた意識が息を吹き返した。
 しかし、それは再び、少しずつ細っていくだろう]

 あ、あああ……

 神様、どうかフィリップ君をお守りください。
 私はどうなっても構いません、この子を助けてください。

 ……お願いします、お願いします――っ

[心の声は、苦痛と恐怖にがたがたと震えていた。]


[息が、言葉が、詰まった。

一瞬の出来事に、崩れ落ちる彼の身体に。


自分を覆う全ての『音』が、止んだ気がした――――]


…   ベネット  ―――   



 何があった!
 お前はこっちに来ていないんだろう?
 なのにどうして、そんな――

[震える声に、何が起こったのか分からぬまま必死に声を掛ける。]

 何があったのか分からないが、大丈夫だ。
 お前が祈るのなら神は聞き届けてくれる。
 お前ほど祈っている奴なんて他にいないじゃないか。
 


…… イアン ――


【人】 修道士 ムパムピス

[ままならぬ視界は、探すものの姿を一つも映さない。
 ただ、ふっと傍で、何かが途切れたような、
 音が聞こえたような感覚があった。>>172

 ……か、みさま

 どうして

[振り絞った声が、 最期。]

(181) 2011/07/02(Sat) 00時半頃

 これからなのに……
 ……ごめんね……?

[漸く覚悟を決める事ができたばかりなのに。
 もう、こうして死ぬことになるなんて、残念。
 もう視えないイアンに聲を向ける]



 ……君は 生きてて……

[だから、せめてイアンが生きてくれる事を祈る]

[最期に溢す思いは、たったいま思いついた。
 純粋な願い、もしくは僕の夢……]


 夢が叶うなら……
 また……君とこうしていたいな………

[一人きりの重責を分け合ってくれて。
 その、僕を不甲斐無いと思っても]



 うれし……かったんだ……

[この夢の続きを。
 次がもしもあるなら、もし立場が変わって居ても良い。
 どんな出会いでもいいから…… ]



 まってても………いい……かな………

[あぁ……頭の中もぼやけてきた。
 瞼が消えて、心が融けて行くような不思議な感覚]


[ でも 後ひとことだけ 伝えてから………… ]



 ……ずっと……きみの……こと……
 


 ―――……


 まってるから――…


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