人狼議事


88 吸血鬼の城 殲滅篇

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病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/04/29(Sun) 00時頃


【人】 病人 エリアス

 騎士がいるから、そう。

[羨ましく思う。
自分には護ってくれる存在などいなかったから。

念を押すようなジェフリーの言葉(>>7)に頷いて。
アヴァロン伯を捕らえるのならきっと刃向かってくるであろう、ヒューへと視線を固定する。
その横で聞こえるムパムピスの言葉(>>10)にははっきりと不快感を示すように眉を顰めた。]

 …綺麗事ですね。
 異端審問――あれは酷く惨いものです。
 その場に連れ出そうというのですから、私も同罪なんでしょうけどね。

[ヒューが動いた。
警戒を強め、何時でも魔法を発動出来るように注意を彼に向けている。]

(15) 2012/04/29(Sun) 00時半頃

 
  ああ――――――


     やっぱし、ますますいい女になってやがる。

 


― 地下墓地 ―

[深い闇の中で、闇の髄が揺れる。

意志持つ闇。形ある影。
それが、今の彼の本体だった。]

 ―――にしても、無粋な野郎どもだ。
 淑女への礼儀というやつを教えてやれよ、クレア。

[届かぬ言葉を紡いで、闇が嗤う。]


【人】 病人 エリアス

 我々も王より勅命を受けて来ているのです。
 そう簡単に引き下がるわけにはいきません。

[とは言え、相手は満身創痍。
しかも使っている武器はただの棒きれに見える。
ジェフリーがそのような相手に不覚を取るようには思えず、様子を見ているだけに止める事にした。

ムパムピスの言葉(>>21)が聞こえ、ヒューから目を離さずに答える。]

 …昔、その異端審問とやらを受けた事があるのですよ。
 服を脱いでみせましょうか?
 それはもう、酷い傷が沢山ありますよ。

 私は死んだと思われて打ち捨てられたのです。
 たまたま――そう、運が良かったから生きているだけ。

[だからと言ってアヴァロン伯を見逃す事も出来ず。
苦々しい思いで見ている事しか出来ない。]

(28) 2012/04/29(Sun) 01時頃

【人】 病人 エリアス

 ―――ッ!!

[ムパムピスの言葉(>>43)に暴言が喉元までせり上がる。
それをぐっと堪え、しかし堪えきれない憎しみでムパムピスをきつく睨みつけた。]

 今後そのような事は口に出さないで頂きたい。
 次は――殺しますよ?

[脅しではない本気の言葉。
今にも魔法をぶつけたい衝動を振り払うようにムパムピスから視線を外し。
身を翻して逃げる素振りを見せるアヴァロン伯を視線の端で捉える。]

 逃がしません。

[アヴァロン伯の足元に目掛けて炎の矢を撃った。]

(49) 2012/04/29(Sun) 01時半頃

 ――― は。
 少しはやるじゃねぇか。人間風情が。

[地の底で揺れる闇には、笑みの気配。]


 なに。
 あれが人間に遅れをとるとも思わんが、
 ―――サービスってやつだ。

[地の底で闇が嗤う。]


【人】 病人 エリアス

 騎士には用事はありません。
 貴女が素直に命令に従って頂けたら彼は倒れずに済んだのでは?

[そう告げてすぐ、ラルフとアヴァロン伯の間を黒い疾風が通り抜けた。
それはまるで魔力の塊のように目に映る。
ラルフの問いかけ(>>61)には僅かに首を傾げ。]

 …使い魔?
 いえ、違いますねあれはもっと強力な……。

[消え去った場所をじっと見つめるが魔力の残照を感じるのみ。]

 アヴァロン伯、貴女は魔物を飼い慣らしているのですか?

[ヒューの側にいるアヴァロン伯をじっと見つめて様子を窺っている**]

(64) 2012/04/29(Sun) 02時頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/04/29(Sun) 02時頃


【人】 病人 エリアス

[ジェフリーの問いかけ(>>73)に頷き。]

 ええ、あれは魔物です。

[続くアヴァロン伯とラルフのやり取りを静かに見守る。
黒犬の存在も気にはなるが、ドナルドとアヴァロン伯のやり取りも気にかかる。
彼女が本当にドナルドの言う人物なのだったら、最早人間でないのは確定だろう。

 ――その方が助かりますね。

躊躇わずに攻撃が出来る。
そう思うと安堵の気持ちが広がった。]

(107) 2012/04/29(Sun) 12時半頃

【人】 病人 エリアス

[ラルフの説得の甘さに苦笑が漏れる。
気持ちは分からなくもない、見た目は人間と変わらないのだから。]

 ――…。

[アヴァロン伯がラルフへと近寄り、その首筋に唇を寄せるのが見える。
魔法を撃とうか迷うが、ラルフまで巻き込むかもしれない。
その一瞬の躊躇いの間にジェフリーとドナルドが動いていた。

いざとなれば味方を巻き込んででも。
そう肝に銘じ、事態を見守る。]

(108) 2012/04/29(Sun) 12時半頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/04/29(Sun) 12時半頃


【人】 病人 エリアス

[ジェフリーの剣がアヴァロン伯の胸を貫いた。
彼女が人間ならこれで終わり。
しかし吸血鬼ならば。]

 …まだ、終わりませんね。

[吸血鬼が完全に死に至るには。
首を落とす、銀で出来た武器や杭で心臓を貫くなどの方法がある。
他にも方法はあるのかもしれないが、それ以外は知らない。

アヴァロン伯の声が震えている。
溢れる血は赤く、床を濡らして。
その様はまるで。]

 まるで、人間のようではありませんか…。

(115) 2012/04/29(Sun) 12時半頃

【人】 病人 エリアス

[軽口を叩くアヴァロン伯(>>116)にそんな余裕があるのなら、やはり人間ではないのかと思い直す。

アヴァロン伯が何かを紡ぐ声が聞こえる。
彼女が指を弾けば宴会場を真っ白に染めて。]

 ―――ッ!!

[目が眩み、きつく瞼を閉じる。
光がおさまったのを感じて目を開ければ、螺旋階段を上るアヴァロン伯の姿が映った。
彼女の行き先を示すように血の跡が続いている。]

 あれだけの傷、出血…。
 やはり人間ではないのですね。

[まだ生きている。
追うべきかどうか、確認するようにその場にいる全員へと視線を投げた。]

(126) 2012/04/29(Sun) 13時半頃

【人】 病人 エリアス

[ジェフリーの言葉(>>129)に考えるように間を開け、頷いた。]

 貴方の考えは分かりました。
 私も賛成しておきます。

 見た目が我々人間と同じ、情に揺れる気持ちは私も同じです。
 ですのでお二人の気持ちも分かるのですが…。

[自嘲するように苦笑を浮かべ。
ふと真顔に戻り。]

 私はあの黒い犬が気になります。
 アヴァロン伯があの犬に敵う力など持っていないと言ってましたよね。
 それが事実ならアヴァロン伯よりもずっと脅威だという事に…。

[命令はあくまでアヴァロン伯についてのみ。
他の魔物についての言及はない。
だが放置していいものかどうか、迷うように黒犬が去っていった方を眺める。]

(131) 2012/04/29(Sun) 14時頃

エリアスは、ジェフはどう考えているのだろうと気になっている。

2012/04/29(Sun) 14時頃


[眷属の血は甘美な滋味。
吸血鬼の間で禁忌とされていようとも
その誘惑に屈するものもいる。

ましてや今は体持たぬ身。
注がれた滋味を、闇は貪欲に飲み干した。

城に零れた血は床に吸い込まれ、
吸い寄せられるように地下の墓地へと集まる。
血を注がれた闇は赤く染まり、
いっそうの存在感を増して濃くたゆたった。]


エリアスは、どうしようか、と思案している**

2012/04/29(Sun) 14時半頃


病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/04/29(Sun) 14時半頃


 ( さて。

    オレの可愛い”娘”に傷をつけたのは、どいつだ? )


[残虐な衝動に、思念が歪む。]


[一度倒され、封印されて、力は随分と弱まっていた。

切り離した分身に力を送ろうとしても、
僅かばかりにしかならない。

いますこし、時間が必要だった。
完全に蘇るために。力を取り戻すために。]


 ( オレが顔を見るまで、死ぬんじゃねぇぞ )

[囁きながら、側にいることもせず、
娘が零した血を吸って力を得ている、矛盾。

それは、自分が蘇りさえすればどうとでもなるという
自負の裏返し。

満ちゆく力は今にも溢れそうに、地下の岩壁を揺らしている。]


【人】 病人 エリアス

 そうですね、今はアヴァロン伯を第一に考える時ですし。

[ジェフリーの言葉(>>132)に頷き、血痕の続く階段を見上げる。
彼女は何故、逃げる姿をわざわざ晒したのか。
騎士であるヒューを一瞬でどこかへと転送させる力量。
あれだけの能力があるのなら、自分自身をどこかへ転送させるのも出来たのではないか。
その考えが頭から離れない。

 ――罠でしょうか?

思案に暮れながら階段を上っていく。
注意力が散漫なせいか血痕が薄れていっている事には気づかない。
ラルフとドナルドの会話(>>163>>164)を聞いて眉を寄せ。]

 そのアヴァロン伯の待っている人物とは何者なんでしょうね。
 やはり吸血鬼なんでしょうか。
 吸血鬼は人間を自分の眷属に変えてしまうと言いますし。

[不安が滲み出ないように努めて淡々と言った。]

(174) 2012/04/29(Sun) 20時半頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/04/29(Sun) 20時半頃


【人】 病人 エリアス

[螺旋階段を上る。
一足先に上っていたラルフやドナルドが止まり、彼らの視線の先を辿ればアヴァロン伯が壁に凭れ掛かっているのが見えた。

彼女に止めを刺すのは自分の役目ではない。
黙って見守っているとドナルドがアヴァロン伯へと向かって刀子を投げる。

 ――逃げられない?

何から逃げるというのか。
頭を過ぎるのはアヴァロン伯が待つという人物――そして黒い魔物。
不安が膨れ上がる。
そういった弱い心に漬け込まれる、だから考えてはいけない。
そうは思っても一度感じた不安は消える事なく胸中を燻り続ける。]

 ――…。

[考えを振り払うように頭を緩く振った。]

(182) 2012/04/29(Sun) 20時半頃

【人】 病人 エリアス

[ジェフリーの問いかけ(>>190)に思案に耽っていた思考が浮上し。
どう答えるか一瞬躊躇ってから口を開く。]

 …いえ、何でもありません。

[悪戯に不安を煽るのはよくない、そう思い内心の不安を打ち明ける事はしない。
その不安を知ってか知らずかアヴァロン伯が声を掛けてくる(>>188)]

 名誉…?
 いらないと言えば嘘になりますね。
 でも、私が欲しいモノは信用なんです。
 だから貴女を取り逃がす事だけは困ります。

[ちらりとラルフとドナルドへと視線を投げ。]

 彼らの事を信頼してますしね。

[この仕事が無事終わればそれでいい。
魔物を退治したという事実さえ残ればそれで。]

(194) 2012/04/29(Sun) 21時頃

エリアスは、レオナルドの足音が聞こえた気がした。

2012/04/29(Sun) 21時頃


【人】 病人 エリアス

[アヴァロン伯の胸を銀の杭が射抜く。
唇から溢れる赤い血が口元を染め、それすらも美しく――哀れだ。

何事か言葉を紡いだが、それは音にならず。
彼女が何を伝えたいのか分からない。
アヴァロン伯も元は人間なのだろう。
もしかしたら今も、心は人間のままにあるのかもしれない。

 ――せめて、安らかに。

自分の保身の為に倒す、その汚さに蓋をするようにそう願う。
それが欺瞞である事も分かっていた。]

 ………。

[頽れるアヴァロン伯がやがて灰になり。
風に攫われて散っていくのを静かに見守っている。]

(209) 2012/04/29(Sun) 21時半頃

【人】 病人 エリアス

[ラルフの言葉(>>211)に先程感じた不安が蘇る。]

 …終わってもらわないと困りますね。

[城から感じる魔力の気配。
はっきりと感知出来るわけではないが、消えていないのは分かる。
城主であるアヴァロン伯は死んだ。
ならば霧が晴れるように魔力も霧散してしまうはず。]

 そうですね、彼が欲しがればそれもよいと思います。

[ドナルドの言葉(>>216)に同意し。

 ――貴方はいいのですか?

尋ねようと思った言葉は胸に閉じ込めた。]

 取り敢えず戻りましょう。

[早くここを去りたい、そう思いながら口に出した。]

(219) 2012/04/29(Sun) 22時頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/04/29(Sun) 22時頃


【人】 病人 エリアス

 …いえ、あまり不安を煽るつもりはないのですが。
 あの黒い魔物も気になりますし、城を覆う魔力も…。

 でも貴方の言う通りですね。
 報告の後に再度調査隊が派遣されるでしょうし。
 我々の仕事はこれで終わりです。

[ドナルドの問いかけ(>>223)にそう答え。
不安気な表情を隠すように小さく笑みを浮かべた。]

 何時までもここにいても仕方ありませんね。
 ムパムピスさんの言う通り、油断しないように行きましょう。

[皆を促すように視線を投げかけると、そのまま階段へと向かって歩き始めた。]

(230) 2012/04/29(Sun) 22時頃

 ああ。

[思念が、城をなおも黒く染めていく]

 オレの可愛いシェリを殺したおまえたちを、
 ただで死なせてやるってのは、もったいないよなぁ?


 遊んでやるさ。

 気の済むまで、たっぷりと。


   泣き喚いて這い蹲って許しを請うまで、

   ここに来たことを、永劫に後悔するように、


 たぁっぷりとな。


【人】 病人 エリアス

[先に降りて行った人よりも少しだけ後ろを付いて、階段を降りていく。
もう少しで階段も降り切るといったあたりで黒い影が視界に映り、足を止めた。

掛けられる黒犬からの言葉(>>249)
黒犬から放たれる魔力。
全てが禍々しく感じられ、粟立つ肌を抑えるように腕をそっと摩る。

こちらをあざ笑うかのような声音。
余裕のある態度。
全てが彼の強さを物語っている、そんな気がしてならない。

ラルフが剣の柄に手を掛けるのが見え、こちらも魔法の準備をする。
アヴァロン伯にすらほとんど効かなかった魔法がどれほど役に立つのか。
不安な気持ちを隠したまま、手の平に魔力を籠めて相手の出方を窺っている。]

(256) 2012/04/29(Sun) 23時頃

 おれの"娘"を殺した男。

[黒い力が、身体の中で水位を増す。
あのクロスボウから放たれた杭が、娘を貫いた。
そのさまが、未だ視界から消えぬ。]

 あれが、殺せなかった男。
 ああ、そうか。そうだな。


 あいつには、相応しい行く末を与えてやるとしようか。
 


【人】 病人 エリアス

[犬の姿が崩れやがて男性の姿へと変貌する。
塔を満たす程の強大な魔力は絶望的なまでの力の差を見せつけ。
彼の言葉は飾りなどもなく本当の事だろうと実感する。]

 獲物…そうでしょうね。

[男から見て敵ですらないのだ。
獅子が兎を弄ぶかのように、戯れで狩られる。
ただそれだけの存在でしかない。

じりじりとした焦燥感に逃げ出したい気持ちが溢れ出す。
一歩後ずさろうとも、階段の為それも出来ず。
折れそうな心を奮い立たせる為に、男を睨みつける事しか出来ない。]

(273) 2012/04/29(Sun) 23時半頃

 ああ、そうだな。
 あいつとの約束、守ってやれなかったな。

[名を呼べば、力を送ると約束したものの、
最後のときに側にいることさえしなかった。

自覚は、じわりと心を蝕む。]


 それもこれも、オレを封印した人間共と、
 あれを殺したこいつらのせいだな。

[歪んだ自我に方向を与えて、牙を噛む。]

 だから。

 報いを。


[表には出されぬ、苦く熱い意志。]


【人】 病人 エリアス

[男――ヘクターの名乗り(>>278)を聞いて口の中で反芻する。
生憎聞いた覚えのない名前。
>>281のレオナルドの言葉が耳に届いて、彼へと視線を向ける。
何か知っているのだろうか。
しかし今はそれどころではなく。

 ――正義、そんなものどこにもありません。

正義の名の元に裁かれた自分はそれをよく分かっている。
分かりやすく激高するラルフに挑発するような言動を放つドナルド。
彼らが動くのならば自分も動かねばならない。]

 風よ。
 我が名において命ずる――刃となりて男を切り裂け。

[ヘクターへと手を向け、呪文を唱えると無数の風の刃が彼へと向かって放たれた。]

(290) 2012/04/29(Sun) 23時半頃

【人】 病人 エリアス

[魔法が効くとは思わない。
ただ、一瞬でもいい。
隙が出来る事を願ってヘクターを見つめる。]

(293) 2012/04/29(Sun) 23時半頃

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