80 わんことにゃんこのおうち
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[鏡に向かう子犬を見つめる私の蒼と灰は
特殊なコンタクトを通して鏡の向こうまで見えてしまう]
……三人
[今日の客は、三人。
私の役目は彼等の望むイヌネコを箱庭へ連れて行く事]
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わかったよ、俺が狼になったらユリシーズ喰ってやるよ。
[まんざらでもないと笑みを浮かべたまま、 音に反応して来た仔達に目を細めて、またコツコツ。
だがあまり変わり映えないのもな、と考えて]
鏡あるんだから、光の反射とかどうよ?
ライトとかで光り動かしてよ?
[もっと元気にはしゃぎまわる姿が見たいと職員に声をかけた]
出来たら寝っ転がってるのも巻き込む様な感じで。
団子になって遊んでる姿って可愛くね?
[最後は控室にいる2人に聞いた。 職員が許可を出せば壁から光が走り出すだろうか]
(21) 2012/03/05(Mon) 21時半頃
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いいねぇ、この警戒心と好奇心。 やっぱりこうじゃないとな。
[警戒の瞬間、好奇の眼差し、寝そべって同じ目線で 鏡の向こうから見つめて目を逸らさずにクレヨンで 線を描いていく]
(28) 2012/03/05(Mon) 22時頃
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こうやって……命を映してやることしか俺には出来ないからな。
[またぽつりと呟きが1つ零れた。
生きていた証…いつか本になり、ずっとその中で生きればいいと]
残された俺らが忘れない。
そう思わないと。
[素晴らしい絵本を書くのは知っていても、中身は読めた試しがない]
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はいはい、じゃあご飯強請ってユリシーズ喰うわ。
[子供の様に張り合うが、ユリシーズの顔は見ない。 視線ははしゃいで遊ぶ鏡の向こうに釘付けだ]
ちゃんと強弱付けて遊んでやってくれよ。 止まって暫くして動き出して。 じぐざくだったり真っ直ぐだったり。 職員さんの腕の見せ所だ。
[生き生きと走り回る仔達をむぎゅと抱きしめたい衝動に 駆られつつ、今日は誰と一番先に遊ぼうかと品定めもしていく]
(36) 2012/03/05(Mon) 22時半頃
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[お客様の接待をしながら、ホーム内の子たちに目を配り、
やんちゃな子を宥めたり、具合の悪い子を見つけて知らせるのはこっちのお仕事。
向こうへ連れていくお仕事は、力の強いジェフの役目だから、自分はみまもるだけなんだ。]
[統率しようとする金のイヌを一瞬見つめ、直ぐ目を逸らした。
職員からの説明で理性を誰より残したイヌ達の事を
知らないわけではない。
知っているからこそ目を逸らした。
逸らしてはいけないと判ってはいたが、逸らさずにいられない。
無垢な瞳に、責められているように見えるから]
あー、これは悩むなあ。
誰と遊びたいだろう。
どの仔も遊びたいが。
[ヴェスはお仕事があるから、前回もだったけれど最後にとっておく。
そうすると、その前は…]
[特殊なウィルスの所為で、理性は残っているとはいえ
私もまた発病者である事に変わりはなく
薬で抑えなくては、理性保ち続ける事が難しい。
黒白の彼ほど感覚が狭まってはいないけれど、
本能に押しつぶされて理性が飛ぶ事も、まま有る
が。]
……ヒトにもあの調子じゃ、ないだろうな。
[常に本能むき出しの子犬の姿に、私の眉間には皺が寄る。
其処にあるのは彼等を管理しなくてはと言う理性だけでなく。
少々はしゃぎすぎたイヌに向けて、低く吼えた]
ふふ……それにしても驚いたわねぇ。
ここにいるなんて。
[金色の毛並みの大型犬を見てつぶやく。
前ここに来た時にはいなかったような気がしたが、いつのまにここにやってきていたのだろう。]
他のホームで遊び過ぎたかしら?
そんな姿でいるとわかってたらもっと遊びに来てたのに。
可哀想にねえ、こんな扱い受けながらもちゃんとヒトとしての記憶も残ってるなんて。
[ラヴィの言葉に漸く顔を鏡から離す]
なんだ、あの金のイヌ、知り合い?
[楽しそうな残念そうな様子に興味深そうに尋ねた]
知り合いってほどじゃあないわ?
そんなにいい関係ではないもの。
[ゆったり椅子に腰かけて、抱いた猫のぬいぐるみを撫で、
鏡の向こうにいるイヌとネコ……もともとは人だったものを見る。この優越感がたまらない。]
知り合いが落ちてたら、ちょっと遊びたいなあ。
[悪趣味な笑顔を覗かせた。
残念ながら今回も、ここには居ないようだが]
[強面の客がが意図的に視線を外したのには、気づかなかった。
私は私で、意図的に視線を向けぬようにしているのだから。
珍しく女性の姿があった。
悪趣味な事だと毒づきたくなるのは仕方ない事。
私はパンティングなどと気づかせぬように、
体温調節しながら視線を落とす。
瞼の裏に浮かぶ景色
捜査官を辞めざるを得なくなった最後の捜査。
飛び散った赤い花
倒れる赤い人
あれは私の]
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おやおや、はしたないねぇ。 お行儀悪いけど、わんことにゃんこだから こっちの方が似合ってるかな。
[こわいおねーさんだ、とラヴィを横目で見つめて笑う]
俺は寒さで丸まって団子になってるとこも 可愛くて好きだぜ。 雪の中駆けまわる姿とかな?
[ユリシーズに同意を求めて、あまり暑そうなら 冷たいミルクの差し入れでもするかと考えつつ見守る]
(62) 2012/03/05(Mon) 23時頃
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ところで…
また、いつも通りヨーラに行ってもらう?
[銀の毛並みのおとなしい猫は、いつも接待が上手。
文句ひとつ言わずに、存分に可愛がられます。]
[体温調節さえイヌネコになっている彼等にとって
空調を乱される事は命にすら関わるというのに。
私は不快を露に今日の客を一度睨んだ]
……ヨーラが良い。
あれで気を逸らす
[少しでも長い間、彼等に平穏を与えたい。
ヨーラを見捨てるわけではないけれど、来客の好きなネコだから
彼女が適任だろうと、聞こえる年長犬の声に私は同意した。
其の声に聊か憤り混じっていたとしても、仕方の無い事だ。
理性残っているとはいえ、ヒトであった頃ほど我慢は効かない]
頃合を見て、連れて行く。
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そろそろ意地悪すんの止めてやれよ。 へばってる姿をいつまでも見たいわけじゃねえし。
[冷たいカルピスで喉を潤すラヴィをじろりと見て、 彼女が何か言う前に職員に水とミルクの差し入れを頼んだ]
(70) 2012/03/06(Tue) 00時頃
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[不快を露わにし、こちらを睨むイヌをみてにっこりほほ笑む。]
そんな顔しちゃだめよぅ?
[いじめたくなっちゃうから。
そう小さく呟いた。]
変態。
[崩れ落ち、意識が途切れる前に
私は視界の隅に捕らえた客を見ながら
ぽそりと吐き捨てた**]
褒め言葉ね。
[金の大型犬が崩れ落ちる前に吐き捨てた言葉。
それに満面の笑みで答えた。]
――おい、不快だぞ。
[無性に苛立たせるのが上手い。
折角仔たちと遊ぶのを楽しみにしているのに]
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おう、飲んでる飲んでる。 たんと飲めよ、お前ら。あ、室温も下げといて。 せいぜい動き回ったらだらける位でいいよ。
[急に温度を下げたら身体に悪いと一声添えて]
これは遊ぶと言うより看病したくなるなぁ。
[うーんとへばっているわんこやにゃんこを見て項垂れる]
(86) 2012/03/06(Tue) 00時半頃
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あー、やっぱ少し休ませた方がいいか。 あの銀髪のとかもちょっときつそうだな。
[金のイヌも気になるが、銀色の方が休ませた方が良い気がする]
(90) 2012/03/06(Tue) 01時頃
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悪いけど、へばってそうな銀髪のネコ、調子悪そうなら
こっち連れて来て。
少し休ませるわ。
[首輪に声をかけて、あ、と思い出す]
調子悪かったら声掛けろ。
そいつからでいいから。
[消える命ならなるべく笑っていて欲しいとも思う]
ええ、わかりました。
ヨーラ、ジェフが連れて行きます。
[すこしドスがきいている声に]
あら、怖いわ。
[わざとらしく怖がり、胸の猫のぬいぐるみを抱き締めた。]
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お、元気になったら今度は鏡の前でおめかしか?
[一番弱っていそうな銀のネコを呼ぼうと声を掛け終わった頃、 目の前の鏡に可愛い仔>>92が寄って来た]
よしよし、可愛いぞ。
[さて、何処らへんで脅かすかと見つめて、 ぺたりと鏡に触れた瞬間、触れた場所をコツコツと叩いた。
その後も、てちてちと鏡に触れる度に、触れた場所から 音をさせてからかう]
(93) 2012/03/06(Tue) 01時頃
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かわいいねえ! やっぱこう言う反応見ると構いたくならねえ?
[ぴこんっとクイズの回答ボタンを押したかの様な耳と尻尾。 確かめる様に触れてくる手に合わせて音を立てると、 段々と目が輝いて行くのが判る]
かわいいなぁ。もぎゅもぎゅしたいねぇ。
[言いながら最初は手に合わせて音をさせていたが、 今度はコトトトトトトッと駆け抜ける様な音を立てる。
鏡の端から端に音が駆け抜け、また戻る。
スタート地点もいつ始まり、終わるか判らない不規則な 音の動きにどんな反応を見せたか。
ついでに全力でからかう男の姿も愛好家たちには どう見られていたか**]
(95) 2012/03/06(Tue) 01時半頃
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