239 名探偵の館
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……さてと、ここまでは予定通りね。
館主のいないお屋敷で、ただ一人迎えに出た使用人。
いかにも怪しいこの私を、そのまんま事件の黒幕と考えるか、それとも古典的な撒き餌――ニシンの燻製と見るか。
はたまた、なーんにも気にしないのか。
まずはお手並み拝見といきましょう。
ね、館主さま?
招待客の一人にすぎない私が、こうしてホストとしての役割をおおせつかっているのは何故か。
それは、私の名探偵としての在り方に由来します。
私は使用人探偵。お仕えする屋敷で起こる数々の難事件を、たちどころに解決してまいりました。
……覗き見によって。
私は、事件の発生とともに、その真相を知ってしまうのです。
覗き見によって。
どういうわけか、私のいるところで事件が起きれば、私は必ず“犯人には決して気づかれない状況で、その一部始終を目撃してしまう”のです。
ですから、今まで私に解決できなかった事件はございません。当然ですね。
こんなものは、何の才能でも能力でもありません。
ただの宿命です。ですが同時に、名探偵としては究極のカタチだと申し上げてよろしいでしょう。
そんなワケですから、館主様が世界から名探偵を呼ぼうとした際に、私はどうあっても候補となりました。
ですが同時に、私がいるところでどんな事件を起こしたとしても、私の覗き見から逃れることはできません。
そこで館主様は発想を変えることにしたのです。
ゲストとして呼ぶことが不適切なのであれば、ホストにしてしまえばいい、と。
とまあ、これが私がここへやってきた経緯です。
あたし、誰に向かって喋ってたんだろう?
細かいことは、どーでもいっか。
あはは。
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いやはや……これは、気後れするねぇ。
[名探偵の館、と呼ばれるその建物を見上げ呟く。辺りは既に暗く、招待状を手に取ってから随分と時間が経っているようだった]
それにしても歴史に残る名作だったなぁ……。つい第一話から見返してたらすごい時間になっちゃったよ。
さて、どうしたもんかなぁ。
[咳払いを一つ。勘違いか洒落のつもりか、それとも本気か―― 呼ばれたからには応えよう。という軽い気持ちは、館に近づくにつれてどんどんと薄れていった。 今はそう、場違いという気持ちが強い]
場違い……場が違うなら、場に合わせればいいんだよね。いつだって、そうだ。
(7) 2015/10/26(Mon) 16時半頃
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[目を瞑り、意識の底へと深く沈んでいく。深く、深く……。 次に目を開けた時、その表情は先程までの緩さが一切ない、『役者』のものになっていた]
……よし。
僕が『名探偵』だと言うなら――全身全霊、演じさせてもらおう。
[彼は扉に手を掛けた。彼の眼には既に、この館が一つの「舞台」として映っていた]
(8) 2015/10/26(Mon) 16時半頃
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[館に入り、声のする方へ歩く。そこは食堂であり、丁度食事の説明をしているところのようだった。 話が終わるのを確認し、帽子を手に一礼する]
おっと。もう晩餐が始まっているんですね。折角ご招待いただいたにも関わらず遅参してしまい、申し訳ありません。 僕は……シメオンとでも呼んでください。
『名探偵に為る』ために参上しました。
以後、よろしくお願いします。
[そう言うと静かに食卓に着き、いただきます、と一言。ゆっくりと食事を始めた]
(9) 2015/10/26(Mon) 16時半頃
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シメオンは、食事を摂りつつ、あまりの自然さに、実はあの猫が館主なのだろうかと思考を巡らせた**
2015/10/26(Mon) 16時半頃
――私も、無性にお手洗いに行きたくなってしまいました。
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