人狼議事


224 Cнег дьявол〜凍ったケツ村〜

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[それはまるで、いつも通りを望むように。]*


  『 あぁ───…見つけた。 』




[カラン。……カチ、リ]


[音を介さない囁きが、そろりと風に乗った。
鼓膜では無い場所から脳の深く深いところまで、届く。

カチ。カチリ。空回りする歯車が、確かに噛み合う音。深めに被ったプラトークの陰で、停滞した意識が戻る寸前に、少女は確かに──微笑んだ。

誰に見せた事もない、愉悦と欲に濡れた瞳で艶然と。]


  『 はじまりは、今夜 』

 

     『 誰に見せたい? 』

  『 誰に気付かせたい? 』


  『「あなた」の望み通りに。』


  『 今夜、始めてしまおうか。 』



[人の負の感情を媒介にして獣は嗤う。
ゆっくりとではあるが確実に人の身体に染み込んでは、記憶さえも支配しようと喰らう。

手始めに誰から魂を引き取ってしまおうか。

幼馴染でも、師匠でも、誰だって構わないのだけど。

人が集まる場所といえば───…]

  『 料理は得意? 』

[肉体は離れた場所ではあるが、一度確認することは出来たから囁きは届くのではないかと。

万が一、届かなくとも問題はない。
身に纏う冷気が伝えてくれる。

今夜は荒れる。]


  『「キミ」の料理が食べたいな。』*


【人】 賭場の主 ヨアヒム

[風の音が窓を揺さぶり、暖炉の前でいびきをかいていたヨアヒムは目を覚ました。

先ほどの食事は味は良かったもののヨアヒムの好む肉も少なく、酒もなく、それはそれは不機嫌な顔で食べていた。
アランはその食事の風景を見届けたかどうか。途中で村の様子を見に外に出て行った。

一人でぼんやり過ごしているうちにどうやら眠っていたらしい。
そう言えば夜は祭りの食事で肉が食えると聞いた。]

―――おい、アラン!

[側近は戻ってきていたかどうか。
ともあれ、ヨアヒムは肉と酒と女にありつこうと、1階にある酒場に行くことにした。]

(128) 2015/05/26(Tue) 21時半頃

賭場の主 ヨアヒムは、メモを貼った。

2015/05/26(Tue) 22時頃


 だから、作るの。「あなた」と「わたし」で。 


【人】 賭場の主 ヨアヒム

[ふいに馴れ馴れしく年かさの女に声を掛けられ>>131振り返る。
対外的な笑顔を作ったのは政治家であるヨアヒムの習性だ。
所詮田舎の人間、自分の顔を知らない程度の低能な人間たちだと内心嘲りながらも自己紹介をする。]

――おお、お初にお目にかかる。連邦議員のヨアヒムと申します。
連邦政府からの匿名によりこの村の視察を―――あん?

[挨拶しようとしてアランの名が出たことにみるみる不機嫌な色を隠せなくなる。

この村に来てから特にそうだ。
自分は政治家でこんな村一つ自分の意思でどうとでもできるというのに、出会う人間はアランに親しげに声をかける。
自分がアランの雇主であるにもかかわらずだ。]

……アランはどこに行ったのか知らんかね。彼は私の「部下」でね。

[部下であることをことさらに主張して自分の地位を訴えようとするが、傍目に見ればそれはただの醜悪な行為であっただろう。]

(162) 2015/05/26(Tue) 23時頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

[そして視界の端で包帯だらけの女>>143がこちらを驚愕の目で見ていることに気付いた。]

ん?―――

[彼の記憶の中には彼女の顔はない。
元より、愚民どもの顔はあまり覚える気のないヨアヒムだが、女だけは別だ。
若い女で好みであれば大抵記憶の隅にとどめておくのだが。

どこかで会っただろうか。それともこの村にも自分を知るほどの知的レベルの高い民がいたのか。
ヨアヒムには汚い女を抱く趣味はないが、それでも相手が何かと引き換えに身を差し出すならば考えなくもないと思った。]

(166) 2015/05/26(Tue) 23時半頃

  『 さて。「キミ」が行かないなら「僕」が行ってこようか。 』

[ 外は吹雪いてきている。

檻の中に閉じ込める準備は整いつつあるのだ。
だが、同時にここには人が多い。
見つからないように人を欺き、狡猾に操るにはどうすれば良いだろうと。

人間にも人間で時たま獣らに惹かれてしまうような者はいたけれど。

宴の始まりは自分達の手というのも一興。]

  『 さて。どうする。 いい案はあるかな。 』

[侵食は進みつつある。
こうして媒体の意識が覚醒しているのに、囁ける程度には。]


【人】 賭場の主 ヨアヒム

[そうして、酒場の中の一番上等そうな椅子にどっかりと座って店内を見渡す。
吹雪いてきたのか、何人かが暖炉で体を温めているようだった。

その中に酒場で何やら若者と談笑するアランを見つけたならば>>157ヒステリックに叫びながら肉と酒を手配するよう声高に命じるだろう。
どちらが上の地位にいるのかをこの場の人間にわからせないといけないのだ。

ヨアヒムにはそれが醜悪かつ下種な行動であると認識する能力はない。
自分は生まれ持った上流階級の民だと信じている彼には、本来庶民の理解などどうだっていいのだ。]**

(167) 2015/05/26(Tue) 23時半頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

何処へ行っておった!!!夕食は酒と肉を用意しろと言っただろう!!!
全くお前はここに来て気が緩んで――――ぶゎっ!!!!

[唐突に長髪の男から水を顔面にぶちまけられて、のけぞった勢いでそのまま椅子から転がり落ちる。

しばらく何事かとぽかんとしていたが、そのうちみるみると顔が茹蛸のように真っ赤になった。]

貴様ぁ……わしが連邦議員のヨアヒム・グリズロフとわかってそんなことをやっているか!?!?!
貴様のような庶民ごとき、わしの一存でどうとでもできるんだぞ!!!!
だいたいなんだ、女みたいな髪型をしおって!!!

[濡れた顔から唾を飛ばしながら激昂し口汚く水をかけた相手を罵る。
誰かが止めなければ、もしくは誰かに殴られでもしなければその言葉は止まらないだろう。]

(180) 2015/05/27(Wed) 00時頃

賭場の主 ヨアヒムは、メモを貼った。

2015/05/27(Wed) 00時頃


─???─
 

 『 料理は得意? 』


  (ああ、そうだ、ごはんを作らなきゃ。……どうして、だっけ)


  『 「キミ」の作った料理が食べたいな。 』


  (そうだ。そう。あのひとが望んだから。私の作った、料理…私の…わたし、の。)

[知っている誰かの知らない声が、麻薬のように脳の芯を犯している。
甘ったるい倒錯感が少女の意識を曖昧にする。頭の中の誰かと自分が、じわり、と、混じり合う感覚。
彼の問いに、答えなくちゃ、ならない。]


  『 「あなた」は誰がいい?
  大切な先生かしら。久しぶりに会ったお友達?──ああ、それとも 』


  『 あの、雪の妖精みたいな、幼馴染? 』


──────ッ。だ、め!


[赤い紅い微睡みの中、唐突に少女の意識が浮上する。
ここは?
一体なにをしてるの、私。
今の声は、だれ。

溢れるように割り込んだ思考に、脳は勝手に混乱する。足がガクガクと震え、制御の利かない少女の身体はその場に膝をついた。

咄嗟に視線を巡らす。
知っているはずの叔父の家なのに、そこが何処なのか認識出来ない。
ただ、一つだけはっきりしている事実がある。目の前に、その叔父が居て。────伸びたその両手が、指が、自分の頸を締め上げている、という事だ。]


  ────っ、お、じ、…さ…

[ひゅう、と喉が鳴る。息が出来ない。
力の抜けた手から、からん、と何かが落ちた。つられるように視線が床に落ちると、転がっているのは肉切り包丁だ。どうして。どうして、こんなもの。]

  『すまない…ケイト、兄さん、すまない…!』

[泣きながら叔父が両手に力を込める。
ぐ、と喉笛が押し潰される。声なんて出る筈無い。次第に細くなる意識に、パルックの泣き声だけがいやにはっきりと届く。

殺さなきゃいけないんだ。
雪鬼《スニェク・ディアボル》は、殺さなきゃ、いけないんだ。そう。]

  (ちがう。わたし、雪鬼なんかじゃ。)

[じゃあ、何故?
肉切り包丁で何をする気だった?ぐるぐると回る視界に、歯車の音。
どんどん遠くなる意識の中、ふいに脳裏を過ぎった何か。陽光を跳ね返す、金の、柔らかな──]




  ────……す、けて、

        …シ………オン……

[ぶつん。]**


【人】 賭場の主 ヨアヒム

[背の高い長髪の男から見下ろされて、じりり、と後ろに身体を引く。]

おっ…女みたいだからそう言ったんだっ…!
見たままを行って何が悪い、お前が先に………

[そう言いかけると、相手のブーツのかかとが鼻先に迫る。]

(199) 2015/05/27(Wed) 00時半頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

ひいぃぃっ!!!!

[情けない声を上げながら四つん這いでよたよたと逃げようとすれば、ようやくアランが男を取り押さえようとしていた。
へたり込んだところを先ほどの年かさの女が服についた水を手布でぬぐう。]

おっ…おまっ…おまえっ………

[言葉にならないが、そのうちに長髪の男がおとなしくなれば、まだふるえる膝を引きずって誰かに支えられながら自室に着替えに戻るだろう。]

(200) 2015/05/27(Wed) 00時半頃


[ いつだって、何にだって。

自分は、一番には、なれない。

足を突き動かす衝動の名前は分からない。
ただ、何かに誘われるようにしたつま先を差し出していた。

唇は閉ざしている。
運が良かったのか、周囲に人影は無い。

けれど、鼓膜を揺らす囁きは聞こえる。]



  たいせつな、せんせい。

  ひさしぶりにあった、おともだち。


[ 幼い子供のように囁きに倣って繰り返す。

誰だ。それは。何だ。それは。

俺は、「 あの、雪の妖精みたいな、幼馴染? 」]




  ──────ぁ。

[ ぐらり。


逆流する世界に落ちていく。 

背筋を這うのは爛れた掌。
氷のように冷えた指先が思考を凍てつかせていく。

まるで硝子のように。
破片のような鋭さを持った眼差しは思考を停止させる。]


[ 口角が、一人でに上がった。 ]



  パルックさん…何して…ッ!

[絞り出したような声を放つと同時に地を蹴る。
捨て身の攻撃で身体ごとぶつかれば二人で縺れ合うように倒れ込んだ。

肉切り包丁は自分の後ろ手にある。
動揺したパルックを宥めるように声色は穏やかだ。]

  ケイトが雪鬼《スニェク・ディアボル》な訳ないじゃないか…!

  落ち着いてよ、パルックさん!

[何かの間違いだ。
そう訴える。
男の表情はきっと見えない。
ただ、温度の無い双眸が、見下ろす先にあるのは二つの双丘。

パルックが何か喚いている。
だから貴方を落ち着かせてあげる為に、囁く。]


  『 「よく見て。誰が────雪鬼《スニェク・ディアボル》か。 」』


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