人狼議事


167 あの、春の日

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[付き合いが長すぎた。
幼馴染で、腐れ縁で、クラスメイト。
抱く感情はひとつではない。

ある時は、母親のような、
ある時は、姉のような、
ある時は、友達のような、
そのどれもが本物で、だからどうすればいいのか、戸惑うのだ]


[男のような言葉遣い。一人称の「僕」それは自然に身についた。
彼は女性が苦手だから。
男のように振舞えば、女性を感じさせなければ、彼は脅えることはない。
深く意識したこともない、それは呼吸をするように、当たり前にハルカに根付いた]


[女性が苦手な様子は、気になっている。
爪を噛む癖の次ぐらいに、改めてもらいたい。
だから彼が恋を覚えたなら、それはハルカにとって喜ばしいことだ。
頬を染めてジリヤに相対する姿。苦手克服の一歩。
ハルカの中の、母親のような感情が、姉のような感情が、友達のような感情が、確かにそれを喜んだ]


だから10年前の僕は、胸の痛みに気づかない振りをした。


【人】 露店巡り シーシャ

[黒猫は背を丸めて歩く。
厳しかった北風もいつの間にか止み、日差しは穏やかな春を告げていた。
それほど大きくない体躯なのに、猫背でいっそう貧層に見える。けれども、己の悪癖は直らず。叱られてもすぐ、背中を萎めてしまう。
窓の外を見やれば、裸だった樹は少しずつ芽吹いていきて。
名も知らぬ花が咲き始めていた。
こんな日にデッサンをすれば気持ち良いかもしれない。]

[気が付けばもうすぐ自分も最上級生と呼ばれる立場になる。
そんなに偉くなった覚えはない。ところてんのように、システマチックに押し出されていくだけなのだ。]

――…あ。

[リノリウムの音がやたらと高く響いた。
向こうには、>>121氷空のような青いカーデガンを羽織った人が。
黒髪が陽光で艶めいている。

向こうは気が付いただろうか。
もし気が付けば何かしらの会話をしただろう。
気が付かないようならば、黒猫は美術室へとそのまま足を運ぶ。]

(138) 2014/03/04(Tue) 00時半頃

[この感情に名前をつけることを恐れて。
彼に女性という警戒対象であると認識されることを恐れて。
彼にとっての、母親で、姉で、友達。
そんな存在であり続ける方を選んだ]


[腐れ縁という名の鎖が、いつまでも続くものではないことに気づけず。

だから――――ずっと、後悔している]


【人】 露店巡り シーシャ

……っ、ぁ、お、おはようございます……

[>>141 黒曜石のような澄んだ瞳が真っ直ぐ、褐色に注がれる。
黒猫はさらに身を小さくしたかったけれども。残念ながら猫ではないのでそんな事は出来ない。猫でも出来ない。]

は、はい……さっき朝食を食べてきまして…
――って、朝食食べてないや……まぁ、いいか…
えーと……とにかく…今から部室に行こうかなーって。
マユミちゃんはこれから食堂ですか…?

[敬語の入り混じった妙な口調で答えた。
今更ながらに朝食を食べ損ねた事を思い出していた。
まぁ、朝食以上の収穫があったと思えば、満たされる。

けれども今は今。
彼女の持つ独特の空気に気圧され、左手はいつものポジションに納まっていた。]

(148) 2014/03/04(Tue) 01時頃

【人】 露店巡り シーシャ

ん、そうそう…美術部なんですよ……
ぁ、うん、絵…褒めてくれてありがとうございます……照れるよ。照れますよ…

[>>154 照れるよ、なんて言葉とは裏腹に。
歯と爪が当たって、カチカチと小さく悲鳴をあげていた。
鳴り止まらないのは、止める人が居ないからだ。
若緑が青空を舞っている。そんなところに視線がいっているのは、単に逃げているだけだ。]

え……具合、ですか……?
いや……普通だよ?
んー。いつものように5時間は寝たし…朝飯抜きはいつもの事だし…

ぇ。えっと…俺…具合悪そうですか?

[軽く褐色をそちらに向ける。青いカーデガンが靡いていた。
本当に心配しているように思える。
通常運転だけれども、一体何が可笑しいのだろうか。]

(156) 2014/03/04(Tue) 01時頃

 
 ……、私のこと、苦手だったのでしょうか。

[つい、そう口にするのは過去を振り返るマユミ。]


[1年生だったあの日々、
その行動は幼さがはっきりと見て取れる。
だからある意味、この日々こそが後悔の塊でもある。

もっと自由に、もっと素直に、もっと明るく。
そう振舞えていたら、別の高校生活を送れていただろう。

けれど――]


[ぺらりとページをめくりながら、この場所ではないところの声を聞く]

マユミが苦手というわけではないのだよ。
シーシャが苦手なのは、女性という人間そのものだ。
……いや、程度の差はあれ、人間という生き物すべてが苦手なのかもしれない。

[ぺらり]

だから、気にすることはない。


[ポケットの中の封筒。
そしてこれから綴るであろう、――。


この先を知る自らの行動を、夢とはいえ、覆す。
本当に、できるのだろうか――?]


【人】 露店巡り シーシャ

いやマユミちゃんが謝る事はないけれど…?
……うん、まぁ…俺も食べる時は食べるよ……食べますよ…
し、心配してくれて有難うございます…。

[何故食事を強く勧めるのかは、己にはいまいち読み込めなかったけれども。真摯な眼差しには流石に逃げる事が出来なく、小さく頷いて見せた。彼女の為にも、昼食はがっつり食べようか。]

素晴らしい作品……か…
う、うん……応援有難うね。
いつか、暇なときにでも美術室に遊びに来て下さいね…
――…今でしたら、まだ、卒業生の作品が見れるかも。

[こんな時、ルームメイトならば小粋な会話の一つや二つでも思いつくのだろうけれども。
愚鈍なゲーム脳では、この程度のウィットしか出てこないのだ。
けれども、最後の言葉だけは強く。
食堂へと向かう彼女に告げた。
桜と共に去りゆく、あの人の作品は。まだあるだろうか。]

[黒猫は、背中を丸めて春を歩く。]

(163) 2014/03/04(Tue) 01時半頃

 
 ……、あ

[聞こえたハルカの声には、紙の擦れる音が混じる。
その言葉を聞いてふと、口元に笑みが浮かんだ。]

 私、シーシャ先輩のことって……
 言いませんでしたよ?

 当たり、ですけれどね。

[告げるのは10年前のマユミは言えなかった、そんな言葉。]


 
 ハルカ先輩はシーシャ先輩のこと、よくわかっていらっしゃいますよね。
 ああいう関係、いいなと思っていました。

[彼と彼女の間に、独特の空気感があった。
腐れ縁、そんな関係を男性と築くことができなかった自らには、とてもまぶしかったことを記憶している。]


マユミのことが苦手なんて人間は、シーシャくらいしか思いつかなかっただけだ。

[口調がやや言い訳がましくなってしまったのは、マユミの声が笑みを含んでいたからだ]

いい……?
いや、別に羨んでもらうようなことは何もない。

[続く言葉には、苦いものが混じる]

この世界が夢だと知っているマユミなら、知っているだろう?
10年後のシーシャがどんな風だったか、覚えているだろう?
結局僕は、シーシャになにもしてやれなかったのだよ。


[近しいと思っていた。
母のように、姉のように、友達のように。
しかし腐れ縁という名の鎖は、やがて途切れる日が来て。

爪を噛む癖も、女性に、そして人間に脅える様子も。
10年という時を越えて、シーシャは何も変わっていなかった。いやむしろ、悪化していたと言ってもいい。

ハルカには何もできなかった]


[だから、後悔している。
胸の痛みに気づかない振りをしたこと。
その感情に名前をつけることを恐れたこと。
女性という警戒対象であると認識されることを恐れたこと。
ハルカは逃げて、結局己を守ることを選んだのだ。

想いが通じるなんて思っていない。
けれど、あの時伝えていたなら、シーシャの中で何かが変わっていたかもしれない。
己が彼に、自信を与えることができたかもしれない。
そうしたら、もしかしたら10年後のシーシャの未来は、もっと違っていたかもしれないのに]

……なんてな。そう思うことも、うぬぼれだろうか。

[けれどもう、「やればよかった」という後悔はしたくない]


[やや渋く聞こえた声音に関して、
それ以上言及することはせず。
シーシャの印象については、少しばかり考え込み]

 ……ええ、確かに印象はあまり、変わっていませんでした。
 変わらずいらっしゃったんだなと、私は思っておりましたが……

[何もしてやれなかった。
その言葉の意味を、汲み取る。
何しろそれが、今の自らの職業でもあるのだから。]

 変えて、さしあげたかったのですね。

 ――あなたの、手で。

[その意味が、どんな感情からくるものなのか。
生徒に問題を出すときに、「あなたがたなら、どう考えますか」まずはそう問いかける。
自らもどう考えるか、既に答えは導けたけれど、それが正解かどうかはハルカに採点を求むことでしかわからない。

その採点を求むことを、自らは実行できない。]


 
 いいえ。
 ハルカ先輩は、お優しい方です。

[彼女の声にきっぱりと答え首を振る。
自らが導き出した、ハルカの中にあるだろう感情の名が正解でも不正解でも、それが後悔していることなのなら、こんなに優しい人はいない。そう思う。]

 ……成せますよ、必ず。
 そうですよね、先輩。

[それはまた自らに向けても。
声は彼女と、自らのものしか響かない。だから
せめて明るく、エールを**]


変えたかった……?

[マユミの言葉を反芻し、考える]

変えられたかもしれない。だが、僕はそうしなかった。
だから、後悔しているのだよ。
僕が行動しても、未来は同じかもしれない。
だが、僕はベストを尽くさなかった。

[母のような、姉のような、友達のような、ひとつではない感情。
その中で、己をさいなむ後悔の理由を探す]

変えたかった、というより。
僕にできることを、してやりたかっただけなのかもしれない。

[ベストを尽くして、それでも未来が変わらないなら、仕方ないと諦めることもできる]

結局、僕の原動力は、シーシャのためというより自分のためなのかもしれないな。


[けれどマユミは、きっぱりと優しいと言ってくれる。
こんなハルカのことを、優しいと]

……ありがとう。

[噛み締めるように、その言葉に感謝して]

ああ。
せっかく、こんな機会を得たんだ。
夢の中なんだ、きっとなんだってできる。

僕も、マユミも。
――――……未来を、変えよう。

[成功するかなんてわからない。
けれどせっかく得た奇跡のようなこの機会に。
ベストを、尽くそう**]


【人】 露店巡り シーシャ

-美術室-

闇に隠れて生きる 俺たちゃ妖怪人間なのさ〜♪
人に姿を見せられぬ 獣のようなこの身体っ♪

[春休みの学校は嫌いじゃない。普段は喧噪と熱気で眩暈がしそうな廊下もがらんどうで、春の爽やかな風が吹き抜けていく。人の目を避けるように自ずと丸められた背も、幾分真っ直ぐになっただろうか。]

早く人間になりたい〜っ!

[呪詛めいた歌を小さく叫んで顔料塗れの扉を開ける。
すると、ソルベント特有の油っこい匂いが鼻を突く。ガソリンスタンドと同じような臭いのするこの部屋は、人によってはすぐに気分が悪くなってしまうだろうけれども。自分はこの匂いと、この部屋が大好きだった。
サモトラケのニケ、ヴィーナス、アウグストゥス…白磁の彫像が沈黙の歓迎をする。
室内には所狭しとイーゼルが置かれていて、その上には大小様々なキャンバスが置かれている。
それでも大分少なくなった事は、己の目には明らかだった。卒業生が持っていたのだろう。]

ん〜。一人かぁ……。

[見慣れた顔があるかと思ったが、肩透かしを食らう。
黒い鞄を、彫刻刀の傷が痛ましいテーブルに投げ置く。
欠伸と共に、大きく伸びをする。天井画が目に入る。]

(172) 2014/03/04(Tue) 03時頃

【人】 露店巡り シーシャ

……。

[黒猫はその貧層な身体をイーゼル群に滑らせると、一つのキャンバスの前に立つ。
描き手が居ないまま、勝手に他人の作品の前に立つ事は、覗き見をしているようで少し後ろめたくもあったけれども。
いつもあの人の絵の前に立つと、毛が総毛立つような厳かさと、それでいて聖母のような慈しみに触れているような気がするのは何故だろうか。

息を飲む。思わずその絵に触れようとしている自分に気が付いたからだ。
腐れ縁の真似では無いが、己の左手を殴りたくなった。
それでも、手を伸ばしたくなる誘惑が襲ってくるのを、静かに何度も殺した。
後ろで彫像達が、無言の非難を自分に浴びせている気がする。それでも呟かずにはいられない。]

――……綺麗だ。

[零れてくる言葉は、ただそれだけで。けれども、吐息は熱っぽく。
彼女の描く絵を己が好きな事は、恐らく本人は知らないのだろう。
白百合のようなあの細い手から紡がれる命を、こうして、こっそり眺めているだけなのだから。
彼女の絵が褒められる時は、自分の絵が褒められた時以上に嬉しかったものだ。]

[でも。もう、それも――桜と共に。遠くに。手の届かない処へ。**]

(173) 2014/03/04(Tue) 03時頃

露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2014/03/04(Tue) 03時頃


露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2014/03/04(Tue) 17時頃


【人】 露店巡り シーシャ

[>>173 どれだけの時をそうして過ごしていただろうか。柔らかな陽光が白磁を撫ぜ始めていた頃、>>192 響く妖怪人間の声。]

――…ひぇあ?!

[己の重力が3秒の間、地球に逆らった。今度こそ身体中が総毛だった気がした。時間差攻撃とはこういう事を言うのだろう。驚いた弾みで、危うくキャンバスに肩がぶつかりそうになる。身を捻り、辛うじて事なきを得る。
長い眠りから目覚めたような陶酔感を身に残しつつも、恐る恐る部室のドアに近づき、ゆっくりと引く。レールとドアが擦れ合い、甲高い音を廊下に響かせた。]

だっ、……誰?

[鼻先まで無造作に伸びた、プラチナブロンドが揺れる。褐色の瞳が見据えた廊下の先には、ふわりふわりと立ち去る蝶。閑散とした直線上に靡くおさげ髪は、まるでプリマバレリーナ。]

うう……き、聞かれたのかなぁ……
聞かれたんだろうなぁ……俺じゃないって……ば、バレていない……よ、ね…

[膝に力が入らない。よろよろと、その場に崩れ落ちる。
最近打ち合わせで何度か話をしたし、記憶に間違いないだろう。――…打ち合わせ?]

あ――…そうだった。

[いつまでもここでorzする訳にはいかない。]

(211) 2014/03/04(Tue) 22時頃

 
 ゴロウ先輩……やはり、眼鏡じゃなかったですよね。

[思わずまじまじと見つめてしまったのは、そのせい。]


露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2014/03/04(Tue) 22時半頃


―― 廊下で一人佇む間に ――

[未来を変えよう
そう言ったハルカの声に、とても励まされる。]

 私は、自分で行ったことをやり直したいだけなのです。
 本当に、我侭なことですし……

 ああ、でも、先輩にも、関係あることなのですよ?

[正確には、この寮に残っている生徒全てに関してだ。
ほんの些細のことだけれど、ずっと引っかかっていたこと。
忘れられていればいい、そう考えたけれどやはり、自らが忘れられないかぎり永久に何も解決しないこと。]

 ええ、変えてみましょう。
 それが夢に消えても、きっと……

[そこにもう後悔はないだろう。そう、思うのだ*]


【人】 露店巡り シーシャ

[部室からクロッキーブックとコンテを掴み、鞄を背負う。
まだ少し冬の気配を残す風が、窓から滑り込んで白いレースカーテンをはためかせる。
ジュースやスナックの類は、それまでに嫌という程、ルームメイトに付き合わされて購入したけれども――…きっとあれ位では足りないだろう。
卒業生の分は勿論。うちの学年には朝から親子丼を食べる様な猛者が居るのだ。
足りなければ、きっとまた左手は犠牲になる。]

――…購買って、春休みも開いているんだっけ…?

[白い眼差しをこちらに向けるダビデに問う。気が付けば同じようなポーズをとっていた。
もし購買部が開いているならば、ついでに昼食に有り付けると良いのだが。
度重なる絶食に、腹の虫もいつの日か死滅したようだけれども。
腹の虫が鳴かなくとも、空腹は日常的に訪れるものだ。そのまま貧層な身体を曲げ、部室を出る。]

[然しながら。貪るように見つめていた、あの人のキャンバスの前に。驚いた弾みに落とした、己の生徒手帳がある事に気が付くことは無かった――…*]

(226) 2014/03/04(Tue) 23時頃

露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2014/03/04(Tue) 23時半頃


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