人狼議事


22 共犯者

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視点:


道案内 ノックス! 今日がお前の命日だ!


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/02(Mon) 00時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

――……っ、

[銃声――。
人の倒れる音。
硝煙の匂い。
娘はか細い悲鳴を上げた]

……ヘクター……、………。

[ぽつ、と名を紡ぐのが精一杯。
銃は脅しか自衛の為のものと思っていたから
威嚇射撃とならなかった事。
村長夫人に中ってしまった事に動揺して
黒い大きな眸が揺らいだ]

(2) 2010/08/02(Mon) 00時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/02(Mon) 00時半頃


……これで始まりだ。

[次は、獲物の方へ―――]


【人】 長老の孫 マーゴ

[ヘクターの悲痛な面持ちに娘はくちびるを結ぶ。
ぎゅっと握り締めた掌にはペンダントが握られた侭。
そ、とミッシェルへと視線を向けて]

――…私には何が正しくて何が間違ってるのか分からない。
でも……、彼があんな顔をするなら……
とめておけば良かった、と思う。

[運ばれてゆく村長夫人とヘクターへと視線を戻し
は、と溜め息まじりの吐息を漏らした]

(13) 2010/08/02(Mon) 00時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[先に奥へと進んだ者の姿は見えなくなっていた。
考え込むような素振りの後ミッシェルに向かい]

証となる葉を取りにいこう。

[誘う言葉を掛けるのは
ピッパやテッド、トニーの事が心配だったからか。
娘は歩きなれぬ暗がりを月明かりを頼りに歩きだした。
土を踏む自らの足音が妙に耳につく]

(22) 2010/08/02(Mon) 01時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[オスカーとホリーの二人>>20を微笑ましく見詰め
娘は二人を追い抜いて先に進む。
ただ只管に目的の場所を目指していれば
月明かりを受けて煌めく明るい髪の女性>>21の後ろ姿が見えた]

――…、ピッパ。

[名を呼んで懸命に歩きなれぬ森をゆく]

無事で、良かった。

[ほ、と安堵の息を漏らす。
急いできたから体力のない娘の息はあがっていた]

(24) 2010/08/02(Mon) 01時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[驚かせたようで申し訳なさそうに一度目を伏せた]

ん、無事なら良いの。
何にも出会わなかったなら、良かった。

[こく、とピッパに頷いて]

あの、ね。
村長夫人が、殺されたわ。
彼女の演説、聞いたよね……。
それにヘクターが反発して、口論になって……
彼は引き金をひいてしまったの。

[苦い表情が微かに浮かぶ。
供物とされてしまったの、と小さく続けた]

(26) 2010/08/02(Mon) 01時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

――…『御使い』さまに出会って欲しくなかった、から。

[何か、というピッパにポツと紡ぐ。
ピッパが護身具を持たない事を知っていた。
娘の長いスカートに隠されたガーターベルトには
家に伝わる守り刀が一対挟み込まれている。
抗う術が無い彼女を何処かで案じていたのだ]

冗談なら良かったのだけど。

[娘の表情には翳りがあった]

(28) 2010/08/02(Mon) 02時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

……美味しそうに見えるの?

[こと、とピッパの言い分に首を傾げる。
頬を引っ張る彼女の様子を真似て
自分の頬を掴んでみるとむにっとした感触。
何だか腑に落ちなくて柳眉を寄せ手を下ろした]

ピッパは綺麗だし、私は心配、かな。
綺麗な人も、美味しそうに見えると思うよ。

[自分ではしっかりしている方と思っているから
彼女の思いなど知らずにそんな事を言って]

……儀式を遂行する為にヘクターは撃ったんだと思う。
だから、儀式を止めようとしなければ大丈夫とは思うけど。

……ん、何があってもわからないのは怖いね。
あの、ね……、怖いならミッシェルを頼ると良いかもしれない。
力になってくれると、思うの。

(30) 2010/08/02(Mon) 02時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

えー……

[美味しそうといわれるのが不本意なのか
少しだけ厭そうな間延びした声が漏れた]

綺麗だと思うのに。
ん、でも、襲われて欲しくないから
これ以上は言わない。

[微かに目を細める様は眩しげな様子。
大人びたピッパに対して羨望に似た思いがあった]

ヴァンルナール家は保守的な家柄だから
当主さまに何か言い含められてきたのかも。
でも、そういわれると……
妙、なのかしら……。

[ぽつ、と呟き思案げな貌をした]

(33) 2010/08/02(Mon) 02時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[疑問混じりの音色にこくりと頷くけれど
必要ないと言われれば少し落ち込んだように頭を垂れた]

――…私は、もう頼ってしまったから。
そんなに何度も頼るなんて、悪いもの。

怖いのはみんな同じでしょう?
私は、大丈夫、だから……

[そう言い募り彼女に委ねる。
手にしたペンダントは森を出たらミッシェルに帰そう。
――娘は、そう、心に決める。
感謝の言葉が聞こえればはにかむような笑みを浮かべた]

(35) 2010/08/02(Mon) 02時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ピッパの言葉>>34にこくこくと頷いた。
もう言わない、という返事らしい。
ヘクターの話となれば逡巡し]

――…ん。
気になるなら聞くと……ううん、やっぱり
私が聞いた方が、いいのかな。
ヴァンルナールのおじいさまが関わっていたら
私じゃないと聞き出すのが難しいかもしれない。

[娘はヘクターの事を怖いとは思っていなかった。
だから、普通なら怖いのかな、とピッパの言葉を聞いて思う]

銃は怖いけど……
ヘクターのこと、識っておいた方が良いかな。

[言葉にすれば娘の思いは決まる]

(37) 2010/08/02(Mon) 03時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ピッパの言葉>>36に少しだけ困ったような表情が浮かぶ]

ピッパは莫迦なんかじゃないよ。
きっと優しすぎるだけ。

[彼女の心も体も傷ついて欲しくないと思うけれど
それは我が儘なことだろうか。
如何伝えて良いのか分からず口篭もれば
ピッパの手が娘の頭へと触れた。
撫でられる事なんてあまりなかった事だから
何だか照れてしまったようだった]

私は……、ピッパにも無事でいて欲しい。
優しい人がいなきゃ、優しい村になれないから。
ピッパは必要とされる人――…

[生まれ育った村が優しいものでない事を知っていた。
理不尽だと思う事があろうとこの村を嫌いにはなれないから
せめて、優しく変わって欲しい、と娘は思う]

(39) 2010/08/02(Mon) 03時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

ヘクターは女好きなの……?

[不思議そうに瞬きしてピッパを見詰めた]

んー…、
私の事は子どもだと思ってるんじゃないかな。
だって、そんな素振りないから。

[両手をあげてほえてみせるピッパに思わず破顔した]

かわいいクマさん。

[襲われるのはピッパの方じゃないかと思ったけれど
此処で言うのは躊躇われ口にはせずに]

杞憂だとは思うけど……
そうすることにする。
話が聞けたらピッパにも教えるね。

(40) 2010/08/02(Mon) 03時頃

長老の孫 マーゴは、漂白工 ピッパを証の葉を取りに行こうと誘い、森の奥を見詰める**

2010/08/02(Mon) 03時頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/02(Mon) 03時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[ピッパの言>>41に娘はふるふると頭を振る]

ピッパは冷たくないよ。
こうして話して撫でて呉れたし
人の為に心を痛められる人が優しくないわけ、ない。
感情の起伏、は……
テッドと比べたら少ないかもしれないけど
私よりもずっと多いと思うし。

[比べる対象が間違っているような気がしたが
咄嗟に思い浮かぶ対象が少ないのも事実で。
ぐ、と拳を握り締めて言い募る様は
娘なりの一生懸命さが醸し出されていただろうか]

難しい……、かな。
でも、優しい村になって……
笑顔が増えれば、素敵だと思わない?

[長老達に囲まれて人形のようと言われていた娘は
人間らしい希望に満ちた笑みを彼女にのみ見せた]

(51) 2010/08/02(Mon) 15時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

そんな事、言ってたんだ……。
それは確かに言わなきゃいいのにね。

――……?

[子供だと思ってた方が危ない、との言葉の意味が分からず
こてりと不思議そうに首を傾げてピッパ>>42を見詰める]

気をつけるから、ピッパも気をつけて、ね。
慣れない儀式の空気に酔ってよからぬ事を考える人が
いないとも限らないし。
戻ったら絶対、おかあさまのナイフを身につけて。
銀なら破魔の効果があると言われてるから……
力がなくとも正気に戻すくらいは出来るかも。

[怖さの例え話には複雑そうな面持ち。
一瞬ではあるが女装したニールの姿が浮かんだようだ]

ん、それは怖いね。
わかったわ。ちゃんと話に行くから、聞いて、ね。

(52) 2010/08/02(Mon) 15時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ピッパと共に奥を目指せば証となる柊の木があった。
木の枝から葉を一枚取りゆると空を仰ぎ見る。
徐々に満ちてゆく月が煌々と空にある。
太陽が昇ればその存在は薄れ人の眼には映らなくなる其れ。
少しだけ疲れてしまったから其処で一休みしていれば
後続の――ミッシェルもまた其処に辿りつこうか。
無事である事に安堵して二人が柊の葉を手にするを見届けて]

――…帰ろう。

[声を掛け来た道を戻る事にした。
十二人の巡礼者。
そのうち一人が欠けた事は知っている。
供物となった村長夫人。
彼女の存在で『御使い』は満足するのだろうか。
過ぎる不安を胸の奥に押しやって歩き続ける。
森を抜ければミッシェルへと握り締めた儘の手を差し出す。
ありがとう、と彼女に感謝の言葉を向けて
心強くあったペンダントを本来の主へと返すことにした]

(53) 2010/08/02(Mon) 15時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/02(Mon) 15時頃


「獲物」は一人離れて森の中を歩いている金髪の少年。

 『忘却の罪には罰を。
  我らは森に女と男の一対を捧げ。』

今回は俺のやり方で、儀式を遂行するぜ。

[そう同胞へ告げて、森へ入って行く。]


【人】 長老の孫 マーゴ

― 広場 ―

[歩きなれぬ森を彷徨った娘が広場に戻る頃には
ぐったりと疲れ果てた様子だった。
祖母の姿を探してか長老達の集まる方へと近づく。
聞こえくるはオスカーの宣言>>46]

リンドクヴィスト家が絶えた今……
アレクサンドル家の者が長の座を継ぐは妥当と存じます。

[祖母は家で待っているのか其処に姿は見えなかったから
ラトル家の代行として凛とした声を発した。
オスカーに語りかける記者>>50をチラと見遣る]

――…そう。
決めるのは私たち。

[独り言のように呟いてスカートの裾を翻した。
娘にもまだ何が良くて何が悪いのかはっきりとは分からない。
けれど、娘の心の中には理想とものが確かに在る]

(60) 2010/08/02(Mon) 16時頃


 『罰』……か。

[ 音にはならない呟き。
 森に入っていく同胞は追わず、離れた場所でその声を聞く。]


【人】 長老の孫 マーゴ

― ラトル家 ―

[娘は祖母の待つ家に戻る。
扉を開けようとして『咎の牒』が掛けられている事に気付いた。
じ、と暫く其れを見詰め、ふるりと首を振るう]

おばあさま、ただいまもどりました。

[声を掛けて娘は家の中に入る。
無事に帰った孫娘の姿にナタリアは安堵したようだった。
村の者が逐一報告に来ているらしい。
見聞きした事の殆どがナタリアの耳に入っていた]

私は誰にも死んで欲しくないの。
そう、思ってしまうのは、いけない事……?

[ナタリアは何も言わず孫娘の頭を撫で続ける]

(61) 2010/08/02(Mon) 16時半頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/02(Mon) 17時頃



[ヘクターは最後に森に入ると、褐色の毛並みを持った大きな獣に姿を変えた。
狙うは大地への感謝と畏れを忘れた、あの少年――!

夜の闇に混じり、音を立てずにノックスへ近づくと、獣道から少年の身体を森の奥へ突き飛ばす。
そこで再び人の形に戻ると、ノックスに話しかけた。]

よォ。
…俺がどうしてお前をここへ連れて来たか、わかるか?
お前が何を忘れてしまっていたか、思い出したか?

[彼は状況を理解したか否か。こくこく、と頷いただろうか。]


【人】 長老の孫 マーゴ

[祖母に甘えるように寄り添う時間は束の間の事。
娘は奥の間を辞すると浴室へと向かった。
衣服を脱いで守り刀を置き、湯船に身を浸す。
常ならば多くの布で隠された肢体は柔らかな曲線を描いている。
頼りなく見える両の手で湯を掬いそろと目を閉じた]

――…識るははじまり

[紡ぐ言葉は伝わるまじないの一節]

――…識るはおわり

[相反する言葉を口にして思い浮かべるは
娘が識ることを望んだ男の相貌]

巡り巡る縁の先に
        見出すは誠の証――…

[ゆる、と両の手で見えぬ何かを包み込む]

(69) 2010/08/02(Mon) 17時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[水は媒体。
触れる事の代わりに血脈に見立て其れを用いる]

――…ッ、

[ツキ、と胸が痛んだ。
娘の表情に翳りが帯びる。
ゆっくりと開かれた眸に宿る感情の名を娘は知らない]

――…如何して、違うの。
ヴァンルナール家の者のはず、なのに。
如何して、異質な血が、混じっているの……?

[信じられぬといった風情でゆるゆると頭を振るう。
力なく解かれた両の手からは水が零れゆく]

(70) 2010/08/02(Mon) 17時半頃


んでよ、この儀式な、俺にとっても試練なんだよ。

[ノックスに向かってパピヨンを撃った銃を、引き金に一人差し指を引っかけたまま、手のひらを広げて見せる。
そして彼の目の前で、たった今空いたばかりの薬莢を取り弾を装填すると、ノックスに投げて渡す。]

――お前には抵抗の権利がある。
俺を倒す事ができれば、お前には至高の名誉が与えられるだろう。

銃の使い方はわかるだろ?
遠慮せずに使うといい。別に銃じゃなくてもいいぜ。
躊躇している暇はねえぞ。その間に俺がお前を殺す。

俺にとっては始めの獲物だからよ、こうやって堂々と命のやりとりをしたくてなァ。

[そう楽しそうに言うと、闘いの合図はこれから投げる木の枝が地面に付いた時だと伝え、枝を強く放り投げる。

枝が空中を舞う長い間に、距離を取り、じっと獲物を見据えて身構える。]



[一瞬で静寂は訪れた。

銃弾が放たれる前に、距離を詰め、ノックスの手首を捻り、体を密着させ、喉骨をえぐり出す。
そのまま手を返し、人間ではあり得ぬほどの鋭い爪で頸動脈をねじ切る。

少年は声を出す事ができぬまま自分の手を首に当て、それでも勢いよく噴き出す自らの鮮血を見ただろう。

血飛沫が掛かる前にノックスの手から銃を取り上げると、獣の姿に戻り、ソフィアにしたようにノックスの生き血を啜り、肉を喰らう。]

…おっと、アンタの分も残しておかなきゃな。

[「狩り」を終え満足した笑みを浮かべるが、また直ぐに挑むような表情に戻る。これは始まりに過ぎない。]



ノックス…汝の魂は、我らが祝福された地へ運ばれるだろう。

汝の血肉は我らが森に。
汝の血肉は我らと共に。

[ノックスに対し祝福の祝詞を上げ、聖なる地へ感謝を捧げる]**


【人】 長老の孫 マーゴ

――…何かの、間違い。

[娘にとってヘクターは頼れる兄のような存在で
だから齎された結果に途惑いが隠せない。
顔を両の手で覆い俯く娘の肩が小さく震える]

如何すれば、良いの?

[識る事を望んだのは間違いだったのだろうか。
彼自身と話してみてから、考えよう。
そんなことが浮かべばゆると手が下ろされる。
露になる娘の貌には途惑いと哀しげな色が滲んでいた。
湯から上がり虚ろに身支度を整えていれば
戸口から聞き覚えのある声が響いた。
湿り気を帯びた髪を気にしながら娘は扉を開ける。
其処にはよそいきに見える格好をしたホリーの姿があった]

ホリー……? 如何したの?

[巡礼者である彼女も身体を休めているだろうと思っていたから驚いたような表情が浮かぶ]

(74) 2010/08/02(Mon) 17時半頃

長老の孫 マーゴは、首を傾いでホリーの言葉を待っている**

2010/08/02(Mon) 18時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

― 回想・広場 ―

[娘は記者>>80の声に一度足を止めた]

私は……

[ゆる、と口を開く]

見守るだけなら邪魔とは思いません。
事実を記録すること自体、否定する気もありません。

この祭の終焉まで……?
なら、最後まで見届けて――…

わたしはわたし。
あなたはあなた。
互いの信じる道をゆけば良い。

[村の者ではない彼になら見届ける事が出来るかもしれない。
娘は記者に小さく頭を下げて再び歩みだした**]

(84) 2010/08/02(Mon) 18時半頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/02(Mon) 19時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

― ラトル家 ―

[笑み浮かべるホリー>>85が祖母に用があると知れば
彼女を奥の間へと案内した]

「話は聞いているよ」

[ナタリアは交代の挨拶を受け細い眼差しを更に細くする]

「態々御苦労なことだね。
 挨拶に来たということはホリーが継ぐのかい?
 それとも二人で、かねぇ」

[還る可能性を示されれば老婆は顔を曇らせた]

「今度は二人でおいで。
 おいしいお菓子を用意して待っているからね」

[老婆にとっては孫娘もホリーも子供にしか見えぬのか
次への望みを込めてそんな言葉を向けた]

(89) 2010/08/02(Mon) 20時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

「それは神のみが知るところ。
 巡礼者の全てが神の元に召されるわけではないからね」

[無理と言うホリーにナタリアが向けたのは
否定でも肯定でもなく望みを繋ぐ言葉]

「――嗚呼、待っているからね」

[年老いた祖母の言葉に娘はふとホリーを見遣る。
昨日見た彼女とは違う。
何時も通りのように見える彼女]

ホリー、夜にはまた巡礼があるだろうから……
休める時に休んでおかなきゃ……
オスカーが……ううん、私も、だけど
心配してしまうよ……

[娘は案じるように声を掛けた]

(92) 2010/08/02(Mon) 21時頃

長老の孫 マーゴは、記者 イアンはまた巡礼についてくるのかな、とふと考える。

2010/08/02(Mon) 21時頃


長老の孫 マーゴは、漂白工 ピッパの言葉>>95>>96を思い出すと心があたたかくなるようだった。

2010/08/02(Mon) 21時半頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/02(Mon) 21時半頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/02(Mon) 22時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

――…お疲れさま。
うん、ありがとう。

[ホリーに仄かな笑みを返して祖母と二人で彼女を見送る。
ひらひらと振っていた手を下ろせばふ、と吐息を零した。
彼女が長老達の家を巡ったのであれば
ヴァンルナール家にも行ったのだろうか。
思案するように柳眉を寄せればぽんと祖母に肩を叩かれる]

……何でもないの。
心配しないで……。

[祖母を安堵させようと微笑んで]

少し気になる事があるから……

[出掛けてくる、と言葉を残して娘は家を出た]

(107) 2010/08/02(Mon) 22時半頃


[ 同胞がノックスと決闘まがいの仕留めたことは、映像こそ見えないものの、声とイメージから大体のことは読み取れた。]

 ……無茶をする。

[ 咎めるような声音ではないが、平坦ながらもそれなりに同胞を案じている響きが混じっている。] 



安心しろ。
祝福されしノックス・ブラウン。
お前の家族は、我らが護るだろう。


【人】 長老の孫 マーゴ

― 広場 ―

[ヴァンルナール家に向かおうとしていた娘は
気づけば広場に足を向けていた。
心の中に未だ迷いがあったから寄り道をしてしまった。
広場では年配の者が集まり何か話している。
娘はそろと近付いて]

何のお話をしているのですか?

[こと、と首を傾げてみせる。
そうすればノックスの頭部が森で見つかった事が聞けた]

――…嗚呼、ノックスが……。

[柳眉を顰め物憂げに眼差しを伏せる。
頭部のみ、それはソフィアの最期を彷彿させた]

(115) 2010/08/02(Mon) 23時頃


[ふ…、と不敵な嗤いを返す。

同胞から不意にかけられた自分を案ずる囁きに驚いたのか、声色には嬉しさが薄らと混じっているようだ。]


─夜の森
[ 巡礼たちの列を追って移動しているために、同胞とはそれなりに距離がある。]

 このまま現場不在証明(アリバイ)という奴を作っておく。
 そこに行けるのはかなり後になるだろう。

[ 淡々と声が伝える。]



ああ、そうしてくれ。
俺もそれが良いと思う。

アンタ自身の安全も重要だからな。

首だけ、例の聖地へ安置しておこう。
好きにやるといいさ。

[「血」の強さはヴェスパタインの方が格上だ。初めての邂逅で、彼は本能的にこの銀の同胞の力を理解していたのであった。]


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/02(Mon) 23時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

― 広場 ―

[村長夫人のあの言葉は『御使い』には届かなかった。
そんな事を思う娘の貌は翳りを帯びていた。
あの言葉に反発していたのは、誰――?
誰かの姿がすぐに浮かんだけれどふるふると首を振るう]

――……、……。

[腿に嵌まるガーターベルトには守り刀が納まっているのは
いつもの事――なれど、其れを使う気などは余り無い。
ラトルの血筋を守る為に銀の其れをお守り代わりに持っているだけ]

話さなきゃ、いけない、けど……

[ぽつ、と呟くのだけど、迷うように眼差しが揺れる]

(136) 2010/08/02(Mon) 23時半頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/02(Mon) 23時半頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/02(Mon) 23時半頃



[ 既にイアンに接触した事はおくびにも出さない。
 素知らぬふりで警告を伝える。]

 気をつけろ。
 村長の妻を殺したことで、注目を浴びている。
 無理はするなよ。



先代様、始まったぜ。
アンタは「人の子を信じろ」と言ったが…。

この村の有様を見たら、始めざるを得なかった。
アイツも俺も、人の子らに怒りを示すしかないんだよ。



おう、ありがとよ。

[ヴェスパタインが自分の身を案じてくれる事に素直に感謝する。

しかし、しばしの沈黙の後、儀式の後感じた違和感を同胞に伝えた。]

一瞬だが、ラトルの力を感じた。
もしかしたら、「視られた」かもしれねえ。

…ヘッ、なかなか簡単にいかねえもんだなァ。

[脳裏には以前「視る者」に告発され、人の子によって屠られた隻眼の古き同胞らの姿が浮かんでいた。]


【人】 長老の孫 マーゴ

― 広場→墓地 ―
[迷う娘が耳にするのは小母様方の噂話。
村長夫人を生贄としたヘクターが墓地にいる、と。
そんな言葉が聞こえてきて娘は柳眉を顰めた]

――…それは何時の話、ですか?

[話していた年配の女に問い掛ける。
少し前よ、などと言われて娘はぺこりと頭を下げた]

ありがとうございます。
私、ヘクターに話さなきゃいけない事があるの。

[言葉にすれば少しだけふっきれたようで
駆け出した娘の眸はまっすぐ前だけを見詰めていた。
墓所に辿りつけば其処には大きな影>>144がある]

ヘクター、……。

[名を呼んで彼の傍へと歩み寄る]

(153) 2010/08/03(Tue) 00時頃


ラトルの力。ラトルの血筋……

[ 同胞の言葉を反芻する。]


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/03(Tue) 00時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

― 墓地 ―

[ヘクター>>159はいつもと変わらないように見える。
彼の家の墓へと眼差しを向けて祈る仕草。
それからヘクターへと向き直り、じ、と見詰める]

ご先祖様を大事にしているのね。
ヘクターも怖いこと、あるの……?

[ことりと首を傾げて。
如何したと問われれば困ったような顔をして]

ヘクターはヘクターよね。
ヴァンルナール家の子息で……
優しくて、でも、頼りになって……

[確かめる為に紡いだはずの言葉。
話すべきは其処からではないとわかっていた。
けれど、説明することが難しくて上手く言葉に出来ないらしい]

(164) 2010/08/03(Tue) 00時半頃

長老の孫 マーゴは、記者 イアンに話の続きを促した。

2010/08/03(Tue) 00時半頃


長老の孫 マーゴは、双生児 オスカーに話の続きを促した。

2010/08/03(Tue) 00時半頃


長老の孫 マーゴは、ランタン職人 ヴェスパタインに話の続きを促した。

2010/08/03(Tue) 00時半頃



[ラトルの娘が近づいてくる。
やはり、俺を「視た」のだろうか。
一瞬だが、心臓が締めつけられたような気がした。]

まだ、月が昇ってねえ。
こんな人の目の付く所で、この娘を消す訳にもいかない。
先代様…立ち向かう力を。

[土中に眠る、かつての御使い様である老狼に、そう呟いた。]


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/03(Tue) 00時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

――…怖いから、引き金を引いた?
ヴァンルナールの当主に言われて……
儀式を遂行するために、仕方なく……?

[そうであって欲しいという思いが言葉になる]

………求婚したら、受けて呉れるの?

[ことりと首を傾げるけれど
恋い焦がれるような感情を娘はまだ知らずにいた]

褒めたつもりはないのだけど。
だって、私はヘクターの事、頼りにしてるもの。

[話してみればやはりいつもと変わらない]

――…ね、少しだけ屈んで。

[両の手を伸ばして抱擁をねだるようなそんな仕草を見せた]

(177) 2010/08/03(Tue) 00時半頃


このまま誰も通らなければ……。
奥の茂みに投げ込んで、第二の生贄にするのもアリか?

[相手の真意が読めないまま、慎重に応対していた。
アイツが見たらなんと思うだろうか。
…まあ冷たく嗤われるだけかもしれんよな。]


【人】 長老の孫 マーゴ

[動揺するヘクター>>186の様子が何だか可愛くて
少しだけ愉しそうな笑みが浮かんだ]

ヘクターは私が昔から知ってるヘクターなんでしょう?
それなら、良いよ。
ヘクターのこと、好き、だから。

[頼りになる兄のような存在。
そんな彼に対する思いは憧れにも似たもの]

あなたのこと、識りたい。
識って支えになりたいと、思う。

[ポツと紡いで彼の肩に華奢な腕を絡めた。
ぎゅっと抱きしめ肌を重ねれば識れる血脈]

(194) 2010/08/03(Tue) 01時頃


[肌が触れた瞬間、ラトルの娘の中から湧きあがる強烈な力を感じた。]

しまっ―――!!

[何やってんだ俺は!
あの娘の雰囲気に呑まれたか、
完全に視られてしまったかもしれない。]

……いや、あの娘は俺を信用している?

[ラトルの血を我らの味方にできるなら、これ以上に心強い事は無いだろう。]



ああ、そうさ、
俺は、変わんねえよ。
変わっちまったのは、お前たちの方だ。

[この少女に俺を告発する力はあるだろうか。
なんとか制御できるといいんだがな。]


【人】 長老の孫 マーゴ

[やはりヘクター>>202の中に異質な、人以外の気配を感じてしまう。
優しい抱擁に甘えるように擦りより]

変わらない、なら、ヘクターは『御使い』様じゃ、ない?
そう、だったら、こんな事をして、怒られてしまうのかな。

[仮令そうであろうと態度が変わるわけではないけれど
確かめるように問い掛けて]

――…ヴァンルナール家が儀式を守ろうとするように
ラトル家にも別の役割があるの。
血脈を辿り血に異質が混ざっていないかを識る力を有し
『御使い』様を探すことが出来る、はず、だったんだけど。

[抱き付いたまま囁きかけるのは怖がらぬ証か]

ヘクターからは私とは違う気配が混じってる。
支えたいという想いは変わらないけど……

[どうして、という疑問が強くあった]

(206) 2010/08/03(Tue) 01時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

すんなり信じて呉れるとは思わなかった。

[顔を上げてヘクター>>208と視線をまじえれば
距離のなさに何だか恥ずかしくなってしまう。
白い肌にほのかな朱が混じった]

――…最も近い、血筋?

[少しだけ首を傾げて問う仕草。
自らの鼓動が何だかいつもより速い気がしたけれど
その理由は未だ理解出来ない]

『御使い』様との契約をしたのがヴァンルナール家……
交流があったからヘクターの中に『御使い』様の血の気配が
残っていたのね……。
ねぇ……、それなら……『御使い』様を見つけて……
契約を変える事って出来ない、かな。
もう、誰かが死ぬのを見るのは、イヤなの。

[契約を守る血筋の者に腕を絡めたまま真摯な眼差しを向けた]

(213) 2010/08/03(Tue) 02時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

御使い様が居るって私は思っているけれど
其れはラトルの口伝と力があったから……。
ずっと、生贄を求められなかったから忘れられてしまったのかな。

[信心深くあり御使いの存在を疑わぬのは長老達くらい。
ヘクター>>211の示す墓石を見れば獣の紋が目に留まり]

――…おおかみ?

[ふっと浮かんだのはその形からか
それともホリーの言葉があったからか]

ヘクターになら食べられてもいいけど痛くしないでね。

[くすりと笑みをかわす]

そういえば、ピッパが言ってた。
男は狼だから気をつけなさい、って。

[警戒心の薄い娘にその助言を理解できているかは怪しかった]

(216) 2010/08/03(Tue) 02時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[引き金を引いたあの時の事>>212を言われれば
少しだけ困ったような貌をして]

おじいさまの命令なら……
逆らえないものね。

[当主の言葉は絶対のような家だと感じていたから
ぎゅっと一度ヘクターの身体を抱きしめて
慰めるようにその背を撫でた]

でも、ヘクターは後悔しているのでしょう?
あの時つらそうな顔してたもの。
あなたにあんな顔、もうさせたくないよ。

[少しだけ腕を緩めて漆黒が彼の双眸を見詰める**]

(217) 2010/08/03(Tue) 02時半頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/03(Tue) 02時半頃


[ なるべく生贄たちの前に姿を見せ、ノックスを襲う時間がないことを印象付ける。
 そんなことをしつつ、彼がノックスが襲われた場所に辿り着いたのは、どれほど経ってからだろうか。明け方近くなってからだろうか。
 屍の傍らに跪き、泉に口をつけるように傷口に溜まった血を啜る。
 冷えて固まりつつあるそれは、まだ命のある獲物から熱い血潮を貪る時のような酩酊は生まなかったが、彼にひとつのことを伝えてくれた。
 すなわち、]

 これは血族か。

[ 同属の血統に連なる人間。人狼の末裔。
 いずれかの同属が、かつてこの村の人間と交わったのだろう。その血がノックスの上にはっきりと現れていた。
 しかし、今はただの屍骸に過ぎず、これはただの肉だ。] 


[ 通常彼は時間が経って冷たくなった死肉は食べないが、彼のためにと残してくれた同胞のために少量を摂った。
 屍の匂いが残らぬよう、気をつけて身仕舞をし、その場を後にした。

 聖樹の下に残されたノックスの遺体はやがて虫達によって大地に還るだろう。
 それを妨げる、無粋な人間たちが森に分け入って来ない限りは。*]



[ 音声に拠らない会話は、言葉よりも多くの情報を的確に素早く伝達してくれるが、相手が心を鎧い言語以外のイメージを送らなかった場合や、伝えたいイメージを絞らず雑多な感情をそのまま流した場合はその限りではない。

 だから、彼に伝わったのは、同胞の焦りの感情だけであった。]

 どうした?
 何かあったか。


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/03(Tue) 14時頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/03(Tue) 15時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

― ラトル家書斎 / NPC:ナタリア ―

[空が赤く染まる頃>>227
ナタリアは机に向かい書き物をしていた。
其の中には孫娘が語った村長夫人の言葉>>486も記されている。
ペンを置いたナタリアが溜息混じりの吐息を零した]

アルフレッドの件は事故と思っていたが……
パピヨンの言葉に偽りがないなら調査が必要だろうね。

[儀式の間はその余裕はないだろう。
今、調査の為に人手を割くことは難しい]

事が済めばアレクサンデル家に委ねようかね。
ヴァンルナール家の助力もあれば何時の日か真実が……

[大きな窓から射し込む夕日にナタリアは細い目を一層細くする。
事故として処理された夫婦があったことをナタリアは知っていた。
娘夫婦の死は崖からの転落とされたがその真実は闇に包まれた儘。
娘夫婦と村長夫婦を重ね、老婆は深い溜息を吐いた**]

(239) 2010/08/03(Tue) 17時半頃

 今宵の生贄は俺が選んでもいいのか。
 それともまたお前が選ぶか?

[ 短い問い掛けだけを投げる。]


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/03(Tue) 19時半頃



おう、アンタが撰べばいいと思うぜ。
俺も次の獲物を見てるが、まだ決まってねえしよ。

[候補は種々。
我等に反するものか、力を持つものか。
それとも只、本能のままに襲うのか。]**


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/03(Tue) 20時頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/03(Tue) 20時頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/03(Tue) 20時頃




 ……そうか。
 ならばこちらも勝手に選ばせて貰おう。



そうしてくれ。
ただ、決めた相手は教えてくれよ。
アンタの考えてる事を…知りたくてよ。

わりぃな。
ホントはもっとアンタと話してえんだ。

[俺だったら、今夜はオスカーかミッシェル辺りだろうか、と考えていた。]


―ヴェスパタインの工房・日中―

[テッドが工房に招かれる前か後だったか。
今宵の獲物に付いて、同胞と話す前――
珍しく「ヘクター」が彼の工房に現れた。]

…よォ。
すまねえな、こんな昼間から。

さっきラトルの娘に会った。
俺は、どうやら「視られ」ちまったようだ……。



[ 少しの間の後に答えが返ってくる。]

 知りたいのなら。
 俺はオスカーの姉妹を狙うつもりだ。

 守りたいものを喪った、あれがどう変わるか見たい。




 なるほど?

 ならば、ラトルの娘の口を塞ぐか。
 この先余計な力は使われたくない。

[ 淡々と声は宣告する。]



もしかしたら、俺は、最後まで
アンタの側に居られねえかもしれねえ。

ラトルの娘を一応は手なづけて置いたから、
今すぐ俺が狙われる事は無いと思うが…。
……あーあ、ドジっちまったよなあ。

なんだかよ、急に、
アンタの声が聞きたくなったのか、
アンタの匂いが嗅ぎたくなったのかわからねえが…。
気が付いたら、ここへ来ちまってた。


─昼間・工房にて
[ 既に身支度を整えた彼は、じっと同胞を見詰める。]

 何を気弱なことを……

[ 一笑に付したが、眸はそれ程笑ってはいない。]


[話している場で、ノックスが狼の血を引く者だったと言う話を聞いただろうか]

そうか、アイツが……。

[確かに、思い当たる節は有る。]

俺と対峙した時のあの少年の目。

覚悟を決めたあの眼は、
獣のごとき鋭さと気高さを確かに持っていた。



オスカーの姉妹?
「ホリー」か……。

俺はあの娘こそ
我らの血を引く者かと思っていたが。

確かに方割れを喪った少年が、
どの様に豹変するか、見てみたくはある…。



[マーゴを狙うかと告げる同胞の言葉を
じっと考えているようだ。

マーゴへの、一種言語化し難い感情が
ヘクターの中で無意識に揺れ動いて居るのかも知れない。

同胞の身を護るには…それも止む無し、
と言うのは理解してはいるが。]



[ 同胞の考え込んでいる様子を観察した後、]

 ──ならば一日猶予しよう。
 お前の決心が付くように。


 だが思い出せ。
 儀式を完遂するには、あの娘も手に掛けねばならない、と言うことを。

[ それは事実であり、冷酷な宣言だ。]



[一笑する同胞に近づき、心を落ち着ける。
そして真剣な顔で真っ直ぐに彼を見つめると、口を開く。]

俺にもし何かあった時は、「キツネ」を頼れ。
アンタの命令なら、喜んで命を投げ出すような奴らばかりさ。
表向きには出来なくても、色々と今以上に援助できるだろう。

[ヘクターが墓地でマーゴに話した伝承は大筋事実であった。

実際、彼の家の人間をマーゴが視たならば、濃さの程度はあれ、同じような違和感を感じ取っていただろう。

中には、ヘクターの子を宿した女も何人か居るかもしれない。]



[ 同胞の瞳の奥の真剣な色を読み取り、
 それを真正面から受け止める。]

 ──ああ。

[ 短い応(いら)え。
 だが彼はどこまで同胞の言葉を守る気であったか。]



[同胞に、万一自分が先に還った時の事を伝える。
それは杞憂かもしれない。だが―――。]

ヴェスパタイン…。
アンタの肌に、ちょっとだけ、触れてもいいか?

俺は、きっと、たぶん、
アンタより先に………。

[それ以上は言葉にならなかった。]



[ 同胞を見詰める宵月の瞳は揺らがない。
 だが。
 無言で腕を開き、愛しいものを呼ぶように誘(いざな)った。]


【人】 長老の孫 マーゴ

― 墓場 ―

[見たくない。
ヘクターの返事>>307にほっとしたのか表情が和らぐ]

怒っているのかな。
――…ん、見つけて語りかければ、
はじめは話を聞いてもらえないかもしれない。
けど、諦めずに何度でも、語りかければ
いつか、きっと、通じると思うの。

[わからないと紡ぐ彼にまっすぐな眼差しを向けて]

ヘクター、一緒に、変わっていこう。
ゆっくりでいいから、変えていこう。

[彼の協力があれば叶うかもしれない。
絡めていた腕をそろと離して、ね、と小首を傾げてみせた]

(313) 2010/08/03(Tue) 23時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 墓場 ―

[くちびるに触れる温度。
間近に迫るヘクターの相貌>>317
口接けられているのだと分かれば
恥じらうように目を伏せた。
はじめての事なのか羞恥に頬を紅く染めて]

――…ばか。

[ヴァンルナール家の墓前だから
何だかご先祖さまに見られているような気がして
余計に恥ずかしいのだけれど。
同じように、此方から触れるだけの口接けをして
照れ隠しなのか悪戯っぽく笑ってみせた]

(330) 2010/08/03(Tue) 23時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ヘクター>>324の礼にゆるゆると首を振るう]

疲れているのに……
引き止めてごめんね。
でも、ヘクターと話せて、良かった。

[まだ日の高い墓所で娘はヘクターに笑みを向ける]

巡礼の時間まで少しでも休んで。
……また、あとでね。

[死にたくない、と言う彼に同意するかのように頷き
小さく手を振り次の約束をして娘は墓場を辞す]

(331) 2010/08/03(Tue) 23時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 薄闇に包まれた広場 ―

[広場の大樹に身を委ね無防備に休む娘の姿がある。
ゆらゆらと舟を漕ぐ。
カクンと大きく揺れて、はっと目を開いた]

――…ん。

[ぼんやりと広場に灯る松明を眺め幾度か瞬きする。
既に巡礼者は集まりつつある。
自分も行かなくてはと思い大樹を支えに立ち上がる。
遅れて鐘の音>>#4が響いた]

もっと早くに起きるはずだったのに……
やっぱり疲れてたのかしら。

[ことりと首を傾げ遅れて森の方へと駆けてゆく]

(335) 2010/08/03(Tue) 23時頃


[始めに腕に触れ、肩に触れ、長い髪の懸かった背に手を伸ばす。
やがて彼に抱かれるよう懐に入る。人の子とは違った感覚。
自分の心が落ち着き、また同時に湧き立つのを感じていた。]


オスカー、ホリー、オスカー……。
[夜の森で一人呟く。]



[ 広い背に腕を回し、近付いて来た肉体を抱き取る。
 腕の中、招き入れた赤毛の同胞は彼よりも大きく、圧倒的な存在感を持っているのに、包み込むのは同胞ではなく、彼、なのだった。
 そのまま、静かに腕の中の同胞に身を委ねる。
 仰のいて、祝福を与えるように額に口接けた。]


【人】 長老の孫 マーゴ

[結局、昨日と同じく娘は両手に何も持たずに森に入る。
明かりを持たぬのは木々の間から射し込む月明かりが綺麗だったから。
娘の体力では時間が経てば経つほど明かりの重さを感じてしまうから。
何かを気にしている風に見えるピッパ>>346を認めれば
ゆると首を傾げる]

ピッパ、如何かしたの?

[問い掛けてからふと思い出したように]

あの、ね。
ヘクターがあんな事してしまったの、
やっぱり当主さまに言われてのことみたい。
私は、ヘクターはヘクターだと思うの。

[密やかに彼女にそう言ってみせる。
家の事、血脈の事は当人が語るのが一番だろうと
そのことについては触れなかった]

(358) 2010/08/03(Tue) 23時半頃

[ 彼が望めば、そのまま抱かれることもしただろう。
 触れ合った同胞の汗の匂い、呼吸と鼓動の音に包まれ、『かれ』は宥めるように背を撫で続けた。]



[マーゴ・ラトル…
我らが宿敵の「視る者」の一族。
我らの敵、只の贄の筈なのに、
あの娘に覚えるこの感情はなんだ?

―――俺は、人に混じり過ぎたのか?
自分でも制御できない感情に戸惑っていた。]



ホリー・アレクサンデル…。
あの少女、何か恐怖を察知しているようだ。

我らの眼に気付いたか、それとも「人の手」が怖いのか――。

片割れが邪魔だ。襲う際に上手く引き離せると良いが。

[彼の眼は同時に樵の少年や白いシャツの女へも向けられていた。]


[ オスカーには、闇をも見通す捕食者の眼が彼の姉を見据えているなど、知る由もない。]


【人】 長老の孫 マーゴ

――…殺したくない。
……殺せないと思う。

[親はいないけれど大事な者を手に掛けるのはイヤで
ピッパの言葉>>365にゆるゆると首を振るう]

そう、ね。
普通は出来ないかもしれない。
でも、……大事な者を守る為になら
私は、誰かを傷付ける事もあるかもしれない。
若し、目の前であなたに危険が及んだら……
きっと私は守り刀を抜いてしまうわ。

罪というなら、あの場所で見ていただけの私にも
きっと罪があるのだと思う。
止められなかったのだから、同罪だわ。

[違いを聞かれればわからなくなる。
不安げに漆黒の眸が揺れた]

(377) 2010/08/04(Wed) 00時頃

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